JP2020042246A - 粉体搬送装置、着脱ユニットおよび画像形成装置 - Google Patents

粉体搬送装置、着脱ユニットおよび画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】曲がった通路部分を有する搬送路の通路内で回転して粉体を搬送する搬送手段が通路の内壁面に接触したときに発生する異音を、その搬送路の通路に他の内壁面よりも硬度が低い弾性壁面を設けない場合に比べて抑制することができる粉体搬送装置等を提供する。【解決手段】粉体搬送装置5は、曲がった通路部分51b、51cを有する粉体の搬送路51と、搬送路51の通路内に回転可能に配置される軸部521と軸部521の周囲に設けられて粉体を搬送する羽根部522とからなる搬送手段52と、搬送手段52の一端52a側から動力を伝達して搬送手段52を回転させるよう駆動する駆動手段53とを備え、搬送路51の通路の一部の内壁面がそれ以外の内壁面57よりも硬度が低い弾性壁面56として構成されている。【選択図】図5

Description

この発明は、粉体搬送装置、着脱ユニットおよび画像形成装置に関するものである。
従来、柔軟性を有する(フレキシブルな)搬送手段によりトナー等の粉体を搬送する粉体搬送装置等の技術としては、例えば、以下の特許文献1に記載されたものが知られている。
特許文献1には、搬送元から搬送先にむけて粉体を搬送する粉体搬送装置であって、屈曲部を有する粉体搬送管と、粉体搬送管において前記屈曲部で屈曲するように内設されて所定方向に回転するよう駆動されて粉体を搬送する粉体搬送部材とを備えた粉体搬送装置が記載されている。
また、特許文献1には、その粉体搬送部材は、搬送方向の一端側が自由端となるように構成されて、その自由端の側において粉体搬送管の内壁面に設けられた係合部に係合可能に形成された被係合部を具備し、その係合部と被係合部のうち少なくとも一方は、粉体搬送部材の回転によって係合部と被係合部とが係合して粉体搬送部材の自由端の位置が搬送方向の他端側に変位しないように搬送方向に沿って螺旋状に形成されていることが記載されている。さらに、特許文献1には、上記粉体搬送管が樹脂材料又は金属材料などで形成された管状部材であることが記載されている。
特開2016−206436号公報(請求項1、段落0037−0041、図3,図4など)
この発明は、曲がった通路部分を有する搬送路の通路内で回転して粉体を搬送する搬送手段が通路の内壁面に接触したときに発生する叩き音等の異音を、その搬送路の通路に他の内壁面よりも硬度が低い弾性壁面を設けない場合に比べて抑制することができる粉体搬送装置、並びにその粉体搬送装置を用いた着脱ユニットおよび画像形成装置を提供するものである。
この発明(A1)の粉体搬送装置は、
曲がった通路部分を有する粉体の搬送路と、前記搬送路の通路内に回転可能に配置される軸部と前記軸部の周囲に設けられて粉体を搬送する羽根部とからなる搬送手段と、前記搬送手段の一端側から動力を伝達して前記搬送手段を回転させるよう駆動する駆動手段と、を備え、
前記搬送路の通路の一部の内壁面がそれ以外の内壁面よりも硬度が低い弾性壁面として構成されているものである。
また、この発明(A2)の粉体搬送装置は、上記発明A1の粉体搬送装置において、前記搬送路は、1つの曲がった通路部分を有する搬送路であり、前記弾性壁面は、前記搬送路のうち前記駆動手段が存在する端部側から見たときの前記曲がった通路部分の終端よりも遠い通路部分に設けられているものである。
この発明(A3)の粉体搬送装置は、上記発明A1の粉体搬送装置において、前記搬送路は、複数の曲がった通路部分を有する搬送路であり、前記弾性壁面は、前記搬送路のうち前記駆動手段が存在する端部側から見たときの前記曲がった通路部分の終端から次の曲がった通路部分の始端までの間の通路部分に少なくとも設けられているものである。
この発明(A4)の粉体搬送装置は、上記発明A3の粉体搬送装置において、前記弾性壁面は、前記搬送路のうち前記駆動手段が存在する端部側から見たときの最後の前記曲がった通路部分にも設けられているものである。
この発明(A5)の粉体搬送装置は、上記発明A1からA4のいずれかの粉体搬送装置において、前記弾性壁面は、低摩擦表面層と前記低摩擦表面層の下層になる弾性層との2層構造で構成されているものである。
この発明(A6)の粉体搬送装置は、上記発明A1からA5のいずれかの粉体搬送装置において、前記搬送手段は、前記羽根部として前記軸部に螺旋状に巻き付くように存在する羽根部を設けた搬送手段であり、前記弾性壁面は、当該弾性壁面でない内壁面と段差のない連続した壁面になるよう設けられているものである。
この発明(A7)の粉体搬送装置は、上記発明A1からA6のいずれかの粉体搬送装置において、前記弾性壁面は、弾性パイプにて構成されているものである。
この発明(A8)の粉体搬送装置は、上記発明A6の粉体搬送装置において、前記搬送手段の自由端は、前記搬送路の末端の通路から前記羽根部が1ピッチ以下の部分が突出した状態になるよう配置されているものである。
この発明(A9)の粉体搬送装置は、上記発明A7の粉体搬送装置において、前記弾性パイプの外周部を保持する保持手段を備えているものである。
また、この発明(B1)の着脱ユニットは、本体に対して着脱される着脱ユニットであって、粉体の搬送元になる搬送元手段と、粉体の搬送先になる搬送先手段と、前記搬送元手段と前記搬送先手段の間を接続して粉体を搬送する粉体搬送装置と、を備え、
前記粉体搬送装置は、上記発明A1からA9のいずれかの粉体搬送装置で構成されているものである。
さらに、この発明(C1)の画像形成装置は、粉体の搬送元になる搬送元手段と、粉体の搬送先になる搬送先手段と、前記搬送元手段と前記搬送先手段の間を接続して粉体を搬送する粉体搬送装置と、を備え、
前記粉体搬送装置は、上記発明A1からA9のいずれかの粉体搬送装置で構成されているものである。
この発明(C2)の画像形成装置は、上記発明C1の画像形成装置において、本体に対して着脱される着脱ユニットを備え、前記着脱ユニットは、前記搬送元手段、搬送先手段および粉体搬送装置を備えているものである。
上記発明A1の粉体搬送装置によれば、曲がった通路部分を有する搬送路の通路内で回転して粉体を搬送する搬送手段が通路の内壁面に接触したときに発生する叩き音等の異音を、その搬送路の通路に他の内壁面よりも硬度が低い弾性壁面を設けない場合に比べて抑制することができる。
上記発明A2の粉体搬送装置によれば、1つの曲がった通路部分を有する搬送路のうち駆動手段が存在する端部側から見たときの曲がった通路部分の終端よりも遠い通路部分に弾性壁面を設けていない場合に比べて、搬送手段が通路の内壁面に接触したときに発生する異音を抑制できる。
上記発明A3の粉体搬送装置によれば、複数の曲がった通路部分を有する搬送路のうち駆動手段が存在する端部側から見たときの曲がった通路部分の終端から次の曲がった通路部分の始端までの間の通路部分に弾性壁面を設けていない場合に比べて、搬送手段が通路の内壁面に接触したときに発生する異音を抑制できる。
上記発明A4の粉体搬送装置によれば、上記発明A3の粉体搬送装置における搬送路のうち駆動手段が存在する端部側から見たときの最後の曲がった通路部分に弾性壁面を設けていない場合に比べて、搬送手段が最後の曲がった通路部分の内壁面に接触したときに発生する異音を抑制することができる。
上記発明A5の粉体搬送装置によれば、弾性壁面が低摩擦表面層と弾性層の2層構造で構成されていない場合に比べて、搬送手段が弾性壁面に接触したときに良好な回転が確保されるとともに異音が発生することをさらに抑制できる。
上記発明A6の粉体搬送装置によれば、弾性壁面が弾性壁面でない内壁面と段差のある壁面として設けられた場合に比べて、羽根部を有する搬送手段の回転動作および粉体搬送を良好に行うことができる。
上記発明A7の粉体搬送装置によれば、弾性壁面が弾性パイプにて構成されていない場合に比べて、弾性壁面を容易に設置することができる。
上記発明A8の粉体搬送装置によれば、螺旋状の羽根部を設けた搬送手段の自由端を搬送路の末端部の通路から羽根部の1ピッチを超える部分が突出した状態になるよう配置した場合に比べて、搬送路の末端部からの粉体の送り出しを確保したうえで、搬送手段の自由端が搬送路の末端部の周囲にある部品に接触して異音が発生することを抑制できる。
上記発明A9の粉体搬送装置によれば、弾性パイプの外周部を保持する保持手段を備えていない場合に比べて、弾性パイプが変形して搬送手段の接触による新たな異音が発生することを抑制できる。
上記発明B1の着脱ユニットによれば、着脱ユニットの粉体搬送装置における曲がった通路部分を有する搬送路の通路内で回転して粉体を搬送する搬送手段が通路の内壁面に接触したときに発生する異音を、その搬送路の通路に他の内壁面よりも硬度が低い弾性壁面を一切設けない場合に比べて抑制することができる。
上記発明C1の画像形成装置によれば、画像形成装置の粉体搬送装置における曲がった通路部分を有する搬送路の通路内で回転して粉体を搬送する搬送手段が通路の内壁面に接触したときに発生する異音を、その搬送路の通路に他の内壁面よりも硬度が低い弾性壁面を設けない場合に比べて抑制することができる。
上記発明C2の画像形成装置によれば、画像形成装置の着脱ユニットの粉体搬送装置における曲がった通路部分を有する搬送路の通路内で回転して粉体を搬送する搬送手段が通路の内壁面に接触したときに発生する異音を、その搬送路の通路に他の内壁面よりも硬度が低い弾性壁面を設けない場合に比べて抑制することができる。
実施の形態1に係る画像形成装置の全体を示す概要図である。 図1の画像形成装置の着脱構造部分を示す概要図である。 図1の画像形成装置における着脱ユニットを示す概略斜視図である。 図3の着脱ユニットのIV−IV線に沿う概略断面図である。 図3の着脱ユニットにおける粉体搬送装置を示す概要図である。 粉体搬送装置における搬送路および搬送手段を示す概略斜視図である。 着脱ユニットの一側面部および粉体搬送装置の一部を示す概要図である。 図7の着脱ユニットの一側面部から粉体搬送装置の一部品を取り外した状態を示す概略分解図である。 図8の着脱ユニットの一側面部から粉体搬送装置の別の一部品を取り外した状態を示す概略分解図である。 搬送路の一部と搬送手段の構成を示す概略断面図である。 (A)は搬送路の一部に設置する弾性パイプを示す概要図、(B)は(A)の弾性パイプのB−B線に沿う概略断面図である。 図8の着脱ユニットの一側面部における搬送路の一部を示す概略斜視図である。 (A)は搬送路の一部の構成を示す概略斜視図、(B)は搬送路の一部の構成を示す概略断面図である。 搬送路の最後の曲がった通路部分と搬送手段の状態を示す概略断面図である。 (A)は搬送路における弾性壁面の他の構成例を示す概略斜視図、(B)は(A)の搬送路のB−B線に沿う概略断面図である。 搬送路の末端部と搬送手段の末端部の他の構成例を示す概略断面図である。 搬送路の他の構成例を示す概略斜視図である。 粉体搬送装置の他の構成例を示す概要図である。
以下、この発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
[実施の形態1]
図1から図3は、実施の形態1に係る粉体搬送装置5を用いた着脱ユニット20および画像形成装置1を示すものである。図1はその画像形成装置1の全体の構成を示し、図2はその画像形成装置1の一状態(着脱ユニット20等を着脱する際の状態)を示し、図3はその粉体搬送装置5を用いた着脱ユニット20の外観を示している。
各図面中に符号X,Y,Zで示す矢印は、各図面において想定した3次元空間の幅、高さおよび奥行の各方向を示す。なおX,Yの矢印のみが交わる矢印におけるZの方向は、その交わる部分から図面の垂直下方に向く方向になる。
<画像形成装置の全体の構成>
画像形成装置1は、画像形成装置の一例であるプリンタとして構成されたものであり、外部から入力される文字、写真、図形等からなる画像の情報に基づいて現像剤(トナー)で構成される画像を被記録材の一例である記録用紙9に形成するものである。
また、画像形成装置1は、図1等に示されるように、装置本体である筐体10の内部に、現像剤としてのトナーからなるトナー像を電子写真方式等の画像形成方式により形成して記録用紙9に転写する作像装置2、所要の記録用紙9を収容するとともに作像装置2の転写位置に供給する給紙装置3、記録用紙9に転写されたトナー像を定着する定着装置4等を備えている。
筐体10は、構造部材、外装材等の各種部材で構成されている。また、この筐体10は、その上部に、画像が形成されて排出される記録用紙9を収容する排出収容部13が設けられている。この排出収容部13は、筐体10に設けられる排出口14の下方に設けられた斜面部13aとその斜面部13aの上端から続く水平面部13bからなる収容面として構成されており、その排出口14から排出される記録用紙9を積み重ねた状態で収容するようになっている。
作像装置2は、図1や図4に示されるように、矢印Aで示す方向に回転するよう駆動する感光ドラム21の周囲に、帯電装置22、露光装置23、現像装置24、転写装置25、清掃装置26等をこの順に配置して構成されている。
このうち、帯電装置22は、感光ドラム21の周面(像形成領域となる外周面部分)を所要の極性および電位に帯電させる接触帯電方式等の装置である。この帯電装置22としては、例えば、感光ドラム21の周面に接触して帯電するロール形態の帯電ロール221と、帯電ロール221を清掃する清掃ロール222を備えたものが適用される。
露光装置23は、感光ドラム21の帯電後の周面に、画像形成装置1に種々の方式で入力される画像情報(信号)に対応させた光を照射することにより静電潜像を形成する装置である。この露光装置23としては、例えば、LEDアレイ形式の露光装置が適用される。
現像装置24は、現像剤としてのトナーを現像ロール241から供給することにより感光ドラム21上の静電潜像を現像してトナー像にする装置である。現像装置24としては、例えば、容器状の本体240の内部に、現像ロール241、攪拌搬送部材242、層厚規制部材243等を配置したものが適用される。また、この現像装置24は、その本体240に、補給用の現像剤(主にトナー)を収納する現像剤収納容器28から現像剤(通常はトナーのみ)が補給部244を介して補給されるよう構成されている。
転写装置25は、感光ドラム21上のトナー像を記録用紙9に静電的に転写させる接触転写方式等の装置である。この転写装置25としては、例えば、感光ドラム21の周面に接触して回転するとともに転写電流が供給されるロール形態の転写部材を備えたものが適用される。
清掃装置26は、感光ドラム21の周面に付着して残留する廃棄対象のトナー(以下、これを廃トナーと略称する。)等の不要物を除去してその周面を清掃する装置である。この清掃装置26としては、例えば、容器状の本体260の内部に、感光ドラム21の周面に接触する清掃ブレード261と、清掃ブレード261でかき取った廃トナー等の不要物を本体260の内部から後述する廃トナー回収室27にむけて送り出すよう搬送する搬送部材262等を配置したものが適用される。
給紙装置3は、作像装置2から重力方向下方側の離れた位置に配置されている。この給紙装置3は、画像の形成に使用する所要のサイズ、種類等からなる複数枚の記録用紙9を積載板31a上に積み重ねた状態で収容する用紙収容体31と、その用紙収容体31に収容される記録用紙9を1枚ずつ送り出す送出装置32等で構成されている。
用紙収容体31は、筐体10に対して引き出した状態にできるよう取り付けられており、その利用する態様に応じて複数装備される。用紙収容体31は、例えば、その外装材に設けられる窪んだ形状の取っ手316をつかんで引き出す等の操作が行われる。記録用紙9としては、例えば、所定のサイズに裁断された普通紙、コート紙、厚紙等の記録媒体が使用される。
定着装置4は、作像装置2からほぼ水平方向(座標軸Xとほぼ平行する方向)に離れた位置に配置されている。この定着装置4は、導入口および排出口が設けられた筐体40の内部に、接触して回転する加熱用回転体41および加圧用回転体42等を配置して構成されている。
加熱用回転体41は、図1に示されるように、矢印で示す方向に回転するよう駆動するとともに、図示しない加熱手段により加熱されて周面温度が所要の温度に保持されるロール形態、ベルト形態等からなる加熱用の定着部材である。加圧用回転体42は、加熱用回転体41の軸方向にほぼ沿うように所要の圧力で接触して追従するよう回転するロール形態、ベルト形態等からなる加圧用の定着部材である。また、定着装置4は、加熱用回転体41と加圧用回転体42とが接触する部分を、未定着のトナー像が転写された記録用紙9を通過させて所要の定着処理(加熱、加圧など)を行う定着処理部FNとしている。
画像形成装置1においては、図1と図2に一点鎖線Rtで示されるように、筐体10内における記録用紙9の主な用紙搬送路が設けられている。
その主な用紙搬送路としては、給紙装置3の送出装置32と作像装置2の転写位置TP(感光ドラム21の転写装置25と向き合う位置)との間に設けられる供給搬送路Rt1、作像装置2の転写位置TPと定着装置4の定着処理部FNとの間に設けられる中継搬送路Rt2、定着装置4の定着処理部FNと筐体10の排出口14との間に設けられる排出搬送路Rt3、排出搬送路Rt3の終端(分岐部)と供給搬送路Rt1の途中(合流部)との間に設けられる両面用搬送路Rt4等である。
このうち、供給搬送路Rt1は、複数の搬送ロール対34a,34bや図示しない複数の搬送案内部材等を用いて形成されている。搬送ロール対34bは、転写タイミングに合わせて回転を始動させることにより記録用紙9を作像装置2の転写位置TPにむけて送り出す所謂レジロール対として構成されている。
排出搬送路Rt3は、複数の搬送ロール対35a,35bや図示しない複数の搬送案内部材を用いて、全体が湾曲して立ち上がる状態の経路になるよう形成されている。搬送ロール対35bは、排出口14の手前に設けられ、定着後の記録用紙9を排出収容部13に送り出す排出ロール対として構成されている。
両面用搬送路Rt4は、排出搬送路Rt3の終端を構成する正逆回転可能な排出ロール対としての搬送ロール対35b、複数の搬送ロール対36a,36b,36c、記録用紙9の進路先を切り替える図示しない進路切替部材、図示しない複数の搬送案内部材等で構成されている。搬送ロール対36aは、排出搬送路Rt3における搬送ロール対35aと駆動ロールを共用している。
また、画像形成装置1においては、図2から図4に示されるように、作像装置2の一部を構成する感光ドラム21、帯電装置22、現像装置24および清掃装置26を一体の構造物としてまとめたうえで、筐体10に対して着脱可能に装着される着脱ユニット20(二点鎖線で囲まれる部分)として構成している。
さらに、現像剤収納容器28についても、図2に示されるように筐体10(厳密には着脱ユニット20)に対して着脱可能に装着される着脱部品として構成されている。
着脱ユニット20には、図3から図5等に示されるように、そのユニットの支持フレーム20aに、現像剤収納容器28を装着するための容器装着部20bと廃トナー回収室27が設けられている。
また、着脱ユニット20には、清掃装置26で除去した廃トナー等の不要物を廃トナー回収室27にまで搬送する粉体搬送装置5が装備されている。この粉体搬送装置5の詳細については、後述する。
このうち容器装着部20bは、ほぼ半円筒状に窪んだ形状を有する部位として形成されている。
廃トナー回収室27は、図4に示されるように、容器装着部20bのうち現像装置24とは反対側の側部に傾斜した空間として形成されている。
また、廃トナー回収室27には、回収される廃トナー等の不要物を受け入れる受け口271や、受け口271から受け入れた不要物を廃トナー回収室27の奥側等に搬送するよう回転するスクリュー形態の搬送部材272等が設けられている。
図3等における符号20c,20dは着脱ユニット20における左右の側板部を示し、符号20e,20fは着脱ユニット20の着脱時に着脱ユニット20を案内溝に沿って案内するよう左右の側板部20c,20dにそれぞれ設けられる着脱ガイド突起を示す。また、図3における符号20gは、着脱ユニット20と画像形成装置1本体との間で行う給電や各種信号のやり取りのための接続端子部を示す。また、図4における符号20kは、転写後の記録用紙9の搬送時の端部が触れたときに従動回転して搬送状態を補助して案内する案内部材(スターホイール等)を示す。
さらに、画像形成装置1では、図2に示されるように、着脱ユニット20と現像剤収納容器28の着脱(作業)を、筐体10の一部に設けられた開閉カバー15を開けた状態にしてから行うよう構成されている。
開閉カバー15は、筐体10の一側面部(例えば操作正面部)に設けた支点軸16を支点として矢印B1,B2で示す方向に揺動させることで開閉するカバーである。この開閉カバー15は、矢印B1で示す方向に揺動させて開けた状態にすると、筐体10の一側面部の一部とその上面部の一部(排出収容部13の水平面部13bが存在する部分)を外部に露出させた状態にすることができる。
また、画像形成装置1では、着脱ユニット20と現像剤収納容器28の着脱を行うための構造として筐体10に、図2に示されるように、現像剤収納容器28の着脱を行う際に現像剤収納容器28を通過させる通路となる第1着脱通過空間S1と、着脱ユニット20の着脱を行う際に着脱ユニット20を通過させる通路となる第2着脱通過空間S2とを設けている。
第1着脱通過空間S1は、現像剤収納容器28の容器装着部20bから筐体10の上面部の一部にむけて斜めに延びる空間として構成されている。これにより、現像剤収納容器28は、第1着脱通過空間S1の長手方向にほぼ沿う方向でもある矢印01,02で示す斜め方向に移動させることで、その装着および取り外しがなされる。
第2着脱通過空間S2は、着脱ユニット20の装着部から筐体10の一側面部の一部にむけて斜めに延びる空間として構成されている。これにより、着脱ユニット20は、第2着脱通過空間S2の長手方向にほぼ沿う方向でもある矢印D1,D2で示す斜め方向に移動させることで、その装着および取り外しがなされる。
また、この第1着脱通過空間S1と第2着脱通過空間S2については、第1着脱通過空間S1の下部が第2着脱通過空間S2の一部に食い込んで重なり合う関係になっている。これは、上記したように着脱ユニット20の一部に現像剤収納容器28を装着する容器装着部20bが設けられているためである。
ちなみに、画像形成装置1においては、現像剤収納容器28の着脱を行う場合、第1着脱通過空間S1を利用して現像剤収納容器28の着脱作業を何ら支障なく単独で行うことができる。一方、着脱ユニット20の着脱を行う場合は、現像剤収納容器28を取り外した状態にした後に、第2着脱通過空間S2を利用した着脱ユニット20の着脱作業を行う必要がある。
これは、現像剤収納容器28を装着したままで着脱ユニット20の着脱作業を行おうとしても、現像剤収納容器28の一部が、第2着脱通過空間S2からはみ出した状態になって第2着脱通過空間S2を囲む周囲の部品等に接触することになり、着脱ユニット20を第2着脱通過空間S2内で通過させる際の妨げになるためである。
また、画像形成装置1においては、着脱ユニット20の着脱作業を行う場合、着脱ユニット20を構成しない露光装置23が、着脱ユニット20の第2着脱通過空間S2における移動の妨げになる位置(図2の二点鎖線で示す露光装置の位置)に存在する。
このため、画像形成装置1では、着脱ユニット20の着脱作業を行う際に、図示しない移動機構により、露光装置23が静電潜像を形成するときの露光位置P1(図1の実線で又は図2の二点鎖線で示す露光装置23の位置)から、その着脱ユニット20の移動の妨げにならないよう退避する退避位置P2(図2の実線で示す露光装置23の位置)まで移動させられるよう構成されている。
<着脱ユニットにおける粉体搬送装置の構成>
着脱ユニット20には、図3や図5等に示されるように、粉体の一例としての廃トナーの搬送元になる搬送元手段の一例である清掃装置26と、その廃トナーの搬送先になる搬送先手段の一例である廃トナー回収室27とに加えて、その清掃装置26と廃トナー回収室27の間を接続して廃トナーを搬送する粉体搬送装置5が装備されている。上記搬送の対象である粉体としての廃トナーは、厳密には清掃装置26で除去される廃トナーを主とする不要物になる。
この着脱ユニット20に装備される粉体搬送装置5は、図5等に示されるように、曲がった通路部分51bを有する廃トナーの搬送路51と、搬送路51の通路内に回転可能に配置される搬送手段の一例である柔軟性を有する搬送部材52と、搬送部材52の一端52a側から動力を伝達して搬送部材52を回転させるよう駆動する駆動手段53とで構成される装置である。
搬送路51は、着脱ユニット20における清掃装置26と廃トナー回収室27の間を接続するため、着脱ユニット20の片側端部である左側板部20cの外表面を通過させた状態で清掃装置26(実際には搬送部263)と廃トナー回収室27の一端部(実際には受け口271)との間を接続する形状の搬送路になっている。
より詳しくは、搬送路51は、清掃装置26における搬送部材262が配置される搬送部263の通路でもある第1搬送路511と、第1搬送路511の一端部から廃トナー回収室27の受け口271までの間を接続する第2搬送路512とで構成されている。
第1搬送路511は、清掃装置26における清掃ブレード261が感光ドラム21に接触している線状部分の方向、すなわち感光ドラム21の回転軸に沿う方向とほぼ平行な状態で延びる直線状の通路として形成されている。また、第1搬送路511は、清掃装置26における搬送部263の通路でもあるため、図4に示されるように、通路の断面形状が斜め上方側で開口されたほぼU字状の形状からなる溝状の搬送路になっている。
このため、第1搬送路511は、図5や図6に示されるように、その廃トナー等の不要物を搬送する方向の全域にわたってほぼ直線状に延びる形状からなる直線状の通路部分51aを有する搬送路として構成されている。
一方、第2搬送路512は、図5や図6に示されるように、第1の曲がった通路部分51bと、直線状の通路部分51aと、第2の曲がった通路部分51cとを有する搬送路として形成されている。また、第1の曲がった通路部分51b、直線状の通路部分51aおよび第2の曲がった通路部分51cはいずれも、通路の断面形状が円形の形状からなる管状の搬送路になっている。
つまり、この第2搬送路512は、2つの曲がった通路部分51b,51cを有する搬送路として構成されている。
上記第1の曲がった通路部分51bは、第1搬送路511のうち着脱ユニット20の左側板部20cに配置される一端部511bから左側板部20cの外側に露出して斜め下方側に曲がった後にその下端側で斜め上方に向くよう再度曲がった形状からなる通路部分である。また、上記直線状の通路部分51aは、図3や図6に示されるように、第1の曲がった通路部分51bの終端51beから廃トナー回収室27の受け口271の手前位置までの搬送方向全域で斜め上方に向けてほぼ直線状に延びる形状からなる通路部分である。また、上記第2の曲がった通路部分51cは、廃トナー回収室27の受け口271の手前位置から受け口271を通過して廃トナー回収室27の内部に緩やかに曲がった形状からなる通路部分である。
この粉体搬送装置5における搬送路51は、その全体をみると、2つの直線状の通路部分51aと2つの曲がった通路部分51b,51cとを有する形状からなる搬送路になっている。
搬送部材52は、図5や図6等に示されるように、搬送路51の通路内に回転可能に配置される棒状の軸部521と、その軸部521の周囲に螺旋状に連続して突出した状態で設けられて粉体を搬送する羽根部522とからなるスクリュー形態の部材で構成されている。
この搬送部材52は、熱可塑性エラストマー等の材料を用いて1つ(1本)の連続した部材として作製される。これにより、搬送部材52は、その全体が柔軟性を有する部材として構成されており、曲がった通路部分51b,51cを有する搬送路51の通路内に配置して使用することができるようになっている。
また、搬送部材52は、図5や図6に示されるように、その一端部52aが駆動手段53に接続する羽根部522のない接続軸部521aとして構成されており、その他端部52bが搬送路51の通路内に存在して回転自在な状態で配置された自由端として構成されている。さらに、この搬送部材52は、接続軸部521aが存在する側の約半分の部分が清掃装置26の搬送部263に設置される搬送部材262として使用される。
上記接続軸部521aは、図5に示されるように、清掃装置26の搬送部263のうち着脱ユニット20の右側板部20dの側に位置する端部に設けられる軸受部20hに対して回転可能に支持されている。また、接続軸部521aは、着脱ユニット20における右側板部20dの一部に、着脱ユニット20を装着した際に駆動手段53と着脱可能に接続できるような状態で配置されている。
駆動手段53は、電動モータ等の駆動源、減速機構等の伝達機構にて構成されている。実施の形態1における駆動手段53は、着脱ユニット20の側に配置されず、画像形成装置1の筐体10の側に配置されている。
筐体10の側に配置された駆動手段53は、回転の動力を出力する出力軸53aを有しており、その出力軸53aが搬送部材52の一端部52aにある接続軸部521aに対してカップリング等の軸継手54を介して着脱可能に結合するようになっている。
ところで、粉体搬送装置5においては、上記曲がった通路部分51b,51cを有する搬送路51の通路内に柔軟性を有する搬送部材52を配置して駆動手段53の動力により回転させて紛体の搬送を行った場合、その搬送部材52の一部が搬送路51の通路の内壁面に接触したときに叩き音等の異音を発生することがある。
この異音は、例えば、柔軟性を有する搬送部材52が曲がった通路部分51b、51cを含む搬送路51の通路内に存在している間に搬送路51の一部で曲がった通路の形状に対応するよう変形した曲げ癖がつくことがあるが、この曲げ癖で変形した搬送部材52の一部が回転時に搬送路51の一部の内壁に衝突するように接触したときに発生しやすいという傾向にある。
そこで、この粉体搬送装置5では、図5等に示されるように、搬送路51の通路の一部の内壁面について、それ以外の内壁面57よりも硬度が低い弾性壁面(56)として構成している。
実施の形態1では、図5に示されるように、搬送路51のうち第2搬送路512における少なくとも直線状の通路部分51aの全内壁面を弾性壁面56で構成している。
つまり、実施の形態1における弾性壁面56は、図5や図6に示されるように、複数の曲がった通路部分51b,51cを有する搬送路51のうち駆動手段53が存在する端部51s側から見たときの第1の曲がった通路部分51bの終端51beから次に存在する第2の曲がった通路部分51cの始端51csまでの間の通路部分に少なくとも設けられている。図6において符号51bsは、第1の曲がった通路部分51bの始端であり、これは第1搬送路511の終端でもある。
また、実施の形態1では、図10や図14に示されるように、上記搬送路51のうち駆動手段53が存在する端部51s側から見たときの最後の曲がった通路部分に相当する第2の曲がった通路部分51cにも、弾性壁面56を設けている。この理由については、後述する。
さらに、実施の形態1では、搬送路51の第2搬送路512における直線状の通路部分51aおよび曲がった通路部分51cにおける弾性壁面56を、弾性パイプ58により構成している。弾性パイプ58としては、例えば、弾性を有する円筒状の管材が適用される。
上記弾性壁面56である内壁面の硬度とそれ以外の内壁面57の硬度は、例えば、デュロメーター等の硬度計により測定される。また、弾性壁面56である内壁面の硬度は、それ以外の内壁面57の硬度に対して0.1倍〜0.9倍程度の硬度であることが好ましい。ちなみに、弾性壁面56の硬度は、柔軟性を有する搬送部材52の硬度と比べると、ほぼ同じか又は高い(硬い)という関係になっている。しかし、弾性壁面56の硬度は、この関係に限定されるものではなく、柔軟性を有する搬送部材52の硬度よりも低い(柔らかい)という関係であってもよい。
通路の一部の内壁面が弾性壁面56で構成されている搬送路51の第2搬送路512は、図7から図10等に示すような構成で設けられている。
まず、搬送路51の第2搬送路512は、図7に示されるように、着脱ユニット20における左側板部20cに傾斜した状態で存在するよう設けられている。
具体的には、搬送路51の第2搬送路512は、図7や図8に示されるように、着脱ユニット20における左側板部20cに取り付ける搬送路形成カバー515により、その搬送路の通路の一部が形成されているとともに搬送路の一部が覆われた状態になっている。図8は、左側板部20cから搬送路形成カバー515を取り外したときの状態を示している。
搬送路形成カバー515は、第2搬送路512における第1の曲がった通路部分51bの断面円形の通路の外側半分を構成する半通路形成部516を有している。半通路形成部516は、断面が半円筒状の形状であって第1の曲がった通路部分51bの曲がった形状に対応して曲がって延びる形状で形成されている。
また、搬送路形成カバー515は、第2搬送路512における直線状の通路部分51aと第2の曲がった通路部分51cとを外側から覆う通路覆い部517、518を有している。直線状の通路部分51aを覆う通路覆い部517は、細長い長方形の板形状で形成されており、しかも、その長手方向の中央部に直線状の通路部分51a(実際には弾性パイプ58)の一部を外部に露出させるとともに外側から保持するスリット状の開口部517aが設けられている。第2の曲がった通路部分51cを覆う通路覆い部518は、第2の曲がった通路部分51cの外側から覆うよう緩く曲がった形状で形成されている。
この搬送路形成カバー515は、スナップフィット等の複数の係止手段519が設けられており、その複数の係止手段519により着脱ユニット20の左側板部20cに取り付けられるようになっている。左側板部20cには、係止手段519との係止が行われる複数の被係止部20jが設けられている。
また、搬送路51の第2搬送路512は、図8や図9に示されるように、その第1の曲がった通路部分51bの通路の内側半分が着脱ユニット20の左側板部20cに直接形成されている。
この第1の曲がった通路部分51bの通路の内側半分は、半円筒状の通路溝205として形成されている。また、その通路溝205は、清掃装置26における搬送部263の一端部に対して円形の断面形状からなる通路末端と接続されるよう形成されている。
さらに、搬送路51の第2搬送路512は、図8や図9に示されるように、その直線状の通路部分51aと第2の曲がった通路部分51cが上記したような弾性パイプ58で構成されている。このため、着脱ユニット20の左側板部20cには、第2搬送路512の直線状の通路部分51aと第2の曲がった通路部分51cになる該当部分に、その弾性パイプ58を設置するための設置溝206が形成されている。
この設置溝206は、第2搬送路512の直線状の通路部分51aに該当する直線状に延びる半円筒状の溝部分と、第2搬送路512の第2の曲がった通路部分51cに該当する緩やかに曲がって延びる半円筒状の溝部分および廃トナー回収室27の受け口271に接続される長孔(楕円)形状の溝末端部分とで形成されている。
また、設置溝206には、図8や図9に示されるように、弾性パイプ58のうち第2搬送路512の直線状の通路部分51aに該当する部分の一部を設置溝206内に保持する保持手段の一例である保持部材59を設けている。
保持部材59は、図12等に示されるように、弾性パイプ58の該当する部分の外周部を設置溝206の両側から挟むように接触する一対の突起として形成されている。
以上のように、搬送路51の第2搬送路512は、その第1の曲がった通路部分51bが、着脱ユニット20の左側板部20cに内側半分を構成するよう形成された半円筒状の通路溝205と搬送路形成カバー515に外側半分を構成するよう形成された半円筒状の半通路形成部516とを対向配置することで設けられている。また、その直線状の通路部分51aと第2の曲がった通路部分51cが、着脱ユニット20の左側板部20cに形成された設置溝206に収容されるよう設置されるとともに搬送路形成カバー515で外側から覆われて保持される弾性パイプ58にて設けられている。
このときの弾性パイプ58は、搬送路形成カバー515によって覆われるように保持される前の段階で、図8等に示されるように、その始端部58a寄りの部分が設置溝206に収容されて保持されたうえで、保持部材59によっても外周部から安定して保持された状態で取り付けられる。また、弾性パイプ58は、図4や図5に示されるように、その末端部58b寄りの部分が、廃トナー回収室27の受け口271から廃トナー回収室27内に僅かに突入するよう挿し込まれて保持された状態で配置される。
したがって、この粉体搬送装置5では、1本構成の柔軟性を有する搬送部材52が着脱ユニット20における搬送路51に次のように設置される。
すなわち、搬送部材52は、図5等に示されるように、その約半分の部分が、清掃装置26の搬送部263でもある搬送路51における直線状の通路部分51aを構成する第1搬送路511内に配置されるよう設置される。また、その残り半分の部分が、搬送路51における1つの直線状の通路部分51aおよび2つの曲がった通路部分51b、51cを構成する第2搬送路512である弾性パイプ58内に挿入された状態で設置される。
また、搬送部材52は、図5等に示されるように、その一端部52aの接続軸部521aが、着脱ユニット20を筐体10に装着した際に、駆動手段53の出力軸53aに軸継手54を介して接続される。一方、搬送部材52の他端部52bは、弾性パイプ58の末端部58bにおける開口に軸部521の末端部521bがわずかに突出する程度に存在して、弾性パイプ58の内部(通路内)に支持されることなく単に回転可能な状態で存在する自由端として配置される。
このときの搬送路51は、搬送部材52の接続軸部521aが配置される側の端部を始端51sとし、搬送部材52の自由端が配置される側の端部を終端51eとする。つまり、この搬送路51は、粉体である廃トナー等の不要物をその始端51sの側からその終端51eの側に向けて搬送するよう使用される。
<粉体搬送装置の動作など>
そして、この粉体搬送装置5においては、予め設定された動作時期が到来すると、画像形成装置1における図示しない制御手段の制御により駆動手段53が始動して柔軟性を有する搬送部材52の一端部52aから動力を伝達する。これにより、その搬送部材52が、図5に示されるように、曲がった通路部分51b、51cを有する搬送路51内で廃トナー等の不要物を搬送すべき方向E(搬送路51の始端51sの側から終端51eの側に向う方向)に対応した方向に回転させられる。
この結果、粉体搬送装置5は、清掃装置26において清掃ブレード261により感光ドラム21の周面からかき取られた廃トナー等の不要物を、清掃装置26の搬送部263でもある搬送路51の第1搬送路511内で、清掃装置26の搬送部材262でもある搬送部材52の前半部により送り出すように矢印E1で示す方向に搬送した後、その搬送路51の第2搬送路512内で搬送部材52の後半部により矢印E2で示す方向に搬送する。そして粉体搬送装置5は、最後に、搬送路51に沿って搬送した廃トナー等の不要物を、廃トナー回収室27の受け口271を通過した搬送路51の終端51eから落下させるように排出させて廃トナー回収室27内に収容する。
このとき粉体搬送装置5では、図10に例示するように、柔軟性を有する搬送部材52の一部が、搬送路51の第2搬送路512における第1の曲がった通路部分51bよりも搬送方向E2の下流側になる直線状の通路部分51a又は第2の曲がった通路部分51cの内壁面の一部に接触することがある。
しかし、粉体搬送装置5においては、図5や図10等に示されるように、駆動手段53が存在する搬送路51の端部51s側から見たときその第2搬送路512における第1の曲がった通路部分51bの終端51beより遠い通路部分である直線状の通路部分51aおよび第2の曲がった通路部分51cの内壁面の全域が弾性壁面56で構成されている。
したがって、この粉体搬送装置5では、その柔軟性を有する搬送部材52の一部が搬送路51における上記内壁面に接触したときに発生する叩き音等の異音を、その第2搬送路512の通路に弾性壁面56を設けていない他の内壁面57に接触する場合に比べて抑制される。
また、この粉体搬送装置5では、弾性壁面56が弾性パイプ58にて構成されているので、弾性壁面56を弾性パイプ58で構成しない場合に比べて、その弾性壁面56の設置を容易に行える。
さらに、この粉体搬送装置5では、図9や図12に示されるように、弾性パイプ58が設置溝206に収容されたうえで保持部材59と搬送路形成カバー515によって安定して保持されているので、その保持部材59等がない場合に比べて、弾性パイプ58が変形することがなくその形が安定して保たれるようになる。この結果、例えば弾性パイプ58が撓むように変形することや外側に湾曲するように変形することに起因して搬送部材52の一部が接触しやすくなって新たな異音を発生してしまうことも抑制される。
ここで、柔軟性を有する搬送部材52は、駆動手段53に連結されて支持されているとともにその連結されている直後の通路でかつ直線状の通路部分51aである搬送路51の第1搬送路511では、その回転時の状態が比較的安定に保たれやすく、その第1搬送路511の内壁面に衝突するように接触する挙動が発生しにくい。
また、粉体搬送装置5では、搬送路51の第2搬送路512における第1の曲がった通路部分51bの内壁面を弾性壁面56として構成した場合には、柔軟性を有する搬送部材52がその第1の曲がった通路部分51bにおける弾性壁面56に接触して回転が阻害されて廃トナー等の粉体の搬送を良好に行うことができなくなるおそれがある。
また、この粉体搬送装置5においては、弾性壁面56を形成するための弾性パイプ58として、図11に示されるように、弾性を有するパイプ本体581の内表面に低摩擦層582を形成した弾性パイプ58を適用している。これは、弾性壁面56が、低摩擦表面層561とその下層になる弾性層562との2層構造で構成されていることになる。
この場合、低摩擦層582(又は低摩擦表面層561)は、柔軟性を有する搬送部材52との接触時における摩擦抵抗が比較的低い物性の層であり、例えば、オレフィン系樹脂、フッ素系樹脂等の材料を用いて形成される。また、パイプ本体581(又は弾性層562)は、弾性壁面56として要求される低い硬度、換言すれば弾性を示す部分(層)であり、例えば、熱可塑性エラストマー等の材料を用いて形成される。
なお図11においては、弾性パイプ58について、搬送路51における第2の曲がった通路部分51cに設置される部分をその通路部分51cの曲がった状態(曲率Rで曲がる形状)に対応させて曲がった形状をしているよう便宜上図示しているが、その設置前の弾性パイプ58は全体が直線状に延びるような形状からなるパイプである。
これにより、粉体搬送装置5では、その動作時に、柔軟性を有する搬送部材52の一部が弾性壁面56を形成する弾性パイプ58の内壁面に接触した場合でも、その低摩擦層582を設けていない場合に比べると、その搬送部材52が弾性壁面56から大きな摩擦抵抗を受けることなく円滑に摺動するようになり、その結果、良好な回転が確保されて廃トナー等の良好な搬送を実現しやすくなり、しかも異音の発生も抑制されやすくなる。
また、この粉体搬送装置5においては、図13(B)に示されるように、弾性壁面56がその弾性壁面56でない内壁面57と段差のない連続した壁面になるよう設けられている。実施の形態1では、図13(A)に示されるように、着脱ユニット20の左側板部20cに設ける弾性壁面56でない内壁面57用の通路溝205に対して、弾性パイプ58の設置溝206を所定の段差Δdの段差面207ができる程度の大きな断面形状からなる溝になるようオフセットして形成することで対応している。このときの段差Δdは、弾性パイプ58の厚み(肉厚)mにほぼ相当する寸法が適用される。
これにより、粉体搬送装置5では、弾性壁面56がそれ以外の内壁面57と段差のある壁面として設けられた場合に比べて、弾性壁面56以外の内壁面57と弾性壁面56との境において例えば搬送部材52の羽根部522が引っ掛かることや廃トナー等の搬送対象物が滞留するおそれがなく、搬送部材52の回転動作とその廃トナー等の搬送とが良好に行われる。
さらに、この粉体搬送装置5においては、図14に示されるように、弾性パイプ58を第2搬送路512における最後の第2の曲がった通路部分51cにも配置して弾性壁面56としている。このように曲がった通路部分の内壁面も弾性壁面56として構成しているのは、第2の曲がった通路部分51cの曲率(半径)Rが第1の曲がった通路部分51bにおける曲率よりも大きい関係にあるため、弾性パイプ58が設置したときに屈折又は座屈してしまうおそれがなく、搬送部材52の一部が弾性壁面56である弾性パイプ58に接触しても回転不良になるおそれがないからである。
この場合、弾性パイプ58を配置して弾性壁面56を構成することが可能な曲がった通路部分51cにおける曲率Rは、例えば、16以上の値であることが好ましい。
これにより、粉体搬送装置5では、その動作時に柔軟性を有する搬送部材52における自由端でもある他端部52b寄りの部分が第2の曲がった通路部分51cの内壁面に接触することがあるが、その場合であっても第2の曲がった通路部分51cの内壁面が弾性壁面56で構成されているので、その接触したときの異音の発生が抑制される。
さらにまた、この粉体搬送装置5においては、図5や図14に示されるように搬送部材52の他端部52bである自由端を、第2搬送路512における第2の曲がった通路部分51cまで設置した弾性パイプ58の末端部58b(搬送路の終端)から軸部521の末端部521bが僅かに突出する状態になるよう配置している。つまり、搬送部材52の自由端でもある他端部52bは、その軸部521の末端部521bが弾性パイプ58の末端部58bとほぼ同等の位置に存在するよう配置されている。
この際、弾性パイプ58の末端部58bについては、図4や図14に示されるように、廃トナー回収室27の受け口271からその内部に少し突入した状態に配置されているとともに、廃トナー回収室27における搬送部材272の少し上方の位置に存在した状態で配置されている。
これにより、粉体搬送装置5では、その動作時に搬送部材52の自由端でもある他端部52bが揺れ動くことがあっても、その他端部52bが弾性パイプ58の末端部58bの内部(通路内)に納まった状態で動くように制約される。この結果、揺れ動く搬送部材52の他端部52bが、その近傍にある廃トナー回収室27の内壁面や搬送部材272等の近接部品に接触して新たな叩き音等の異音を発生することが抑制される。
[他の変形例]
この発明は、実施の形態1で例示した内容に何ら限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の発明の要旨を変更しない範囲内で変更することが可能であり、例えば、以下に挙げるような変形例も含むものである。
実施の形態1では、弾性壁面56を搬送路51の該当する通路部分における内壁面の全周に設けた場合を説明したが、弾性壁面56については、異音の発生が抑制される効果が得られる場合などには、図15に例示されるように搬送路51の該当する通路部分における内壁面の一部に設けるよう構成してもよい。
図15に例示した弾性壁面56は、通路部分の内壁面のうち左右に分かれて向き合う一対の弾性壁面56A,56Bとして設けている。この場合、搬送路51の弾性壁面56A,56B以外の内壁面は、その弾性壁面56A,56Bより硬度が高い内壁面57で構成されている。またこの場合、異音の発生が抑制される効果が得られる限りにおいては、上記一対の弾性壁面56A,56Bのいずれか一方のみを設けたり、あるいは、その双方又は一方を異なる位置に異なる広さで設けるようにしても構わない。
また、弾性壁面56については、弾性パイプ58にて構成する場合に限らず、搬送路51の全体又はその該当する通路部分を複数の部材で分割して構成したうえで、その分割された複数の部材の全部又はそれよりも少ない数の部材又はそれらの一部を弾性壁面56として形成するよう構成することも可能である。この場合、その弾性壁面56は、例えば、弾性壁面56にすべき通路部分の内壁面を、弾性壁面56に相当する弾性を有する材料で別途形成するか、あるいはその弾性を有するシート材料を埋め込むように配置することで得ることができる。
また、搬送部材52の自由端でもある他端部52bについては、図16に示されるように、搬送路51の末端部51eの通路から羽根部522が1ピッチ以下の羽根部分522bが突出した状態になるよう配置するよう構成してもよい。この場合、羽根部522のうち搬送路51の末端部51eから突出する羽根部分522bの長さLは、羽根部522の1ピッチの長さPtよりも短い寸法になる。
このように構成したときは、螺旋状の羽根部522を設けた搬送部材52の自由端でもある他端部52bを搬送路51の末端部51eの通路からその羽根部522の1ピッチを超える部分が突出した状態になるよう配置した場合に比べて、搬送路51の末端部51eからの廃トナー等の不要物の送り出しを突出した羽根部分522bにより確保したうえで、搬送部材52の搬送路51の末端部51eから突出する分の他端部52bが搬送路51の末端部51eの周囲にある部品に接触して異音が発生することが抑制される。周囲にある部品とは、例えば廃トナー回収室27における内壁面や搬送部材272等である。
さらに、粉体搬送装置5においては、搬送路51として、図17に例示するように、1つの曲がった通路部分51dを有する搬送路51Bを適用することもできる。
この搬送路51Bを備えた粉体搬送装置5では、弾性壁面56を、図5や図17に示されるように、その搬送路51Bのうち駆動手段53が存在する端部51s側から見たときの曲がった通路部分51dの終端51deよりも遠い通路部分に設ければよい。
このように構成した場合は、その搬送路51Bの遠い通路部分に弾性壁面56を設けていない場合に比べて、搬送部材52が通路の内壁面に接触したときに発生する異音がより確実に抑制される。
また、粉体搬送装置5においては、例えば、図18に示されるように、上記1つの曲がった通路部分51dを有する搬送路51Bを適用する場合、駆動手段53の位置と搬送部材52の他端部52bの位置が、図17に例示する搬送路51Bのときと異なる端部側に設定されて使用されることもある。
この場合であっても、弾性壁面56については、その状態で使用される搬送路51Bのうち駆動手段53が存在する端部51s側から見たときの曲がった通路部分51dの終端51deよりも遠い通路部分(直線状の通路部分51a)に設ければよい。
また、実施の形態1では、粉体搬送装置5が着脱ユニット20に設けられている場合を例示したが、粉体搬送装置5は、画像形成装置1の筐体10に設けてもよい。
つまり、画像形成装置1の筐体10に粉体の搬送元手段とその搬送先手段があり、その両者間を接続する曲がった通路部分を有する粉体の搬送路と、その搬送路に配置して粉体を搬送する柔軟性を有する搬送手段と、その搬送手段の一端側から動力を伝達して回転させるよう駆動する駆動手段とを備えた粉体搬送装置5を設置することが有効であれば適用可能である。
この場合、粉体の搬送元手段としては、感光ドラム、中間転写ベルト等の像保持手段に存在する廃トナー等を除去して清掃する清掃装置、供給すべき現像剤(主にトナー)を収容する収容容器等が挙げられる。一方、粉体の搬送先手段としては、廃トナーを回収する回収室や回収容器、収容容器から供給される現像剤を受け入れる現像装置等が挙げられる。
さらに、この発明の粉体搬送装置は、廃トナー等の不要物やフレッシュなトナー以外の粉体を搬送する装置として使用できることは言うまでもない。
この他、実施の形態1では、画像形成装置として現像剤から構成される多色(カラー)画像を形成することが可能な画像形成装置1を例示したが、この発明は、粉体搬送装置を要する画像形成装置であれば、例えば単色画像を形成する画像形成装置や他の形式の画像形成装置であっても適用可能である。
1 …画像形成装置
5 …粉体搬送装置
20…着脱ユニット
26…清掃装置(搬送元手段の一例)
27…廃トナー回収室(搬送先手段の一例)
51,51B…搬送路
51b,51c,51d…曲がった通路部分
51be,51de…終端
51cs…始端
51e…末端
51s…端部(駆動手段が存在する端部側)
52…柔軟性を有する搬送部材(搬送手段の一例)
52a…一端部
52b…他端部(自由端)
53…駆動手段
56,56A,56B…弾性壁面
57…弾性壁面以外の内壁面
58…弾性パイプ
59…保持部材(保持手段の一例)
521…軸部
522…羽根部
561…低摩擦表面層
562…弾性層

Claims (12)

  1. 曲がった通路部分を有する粉体の搬送路と、
    前記搬送路の通路内に回転可能に配置される軸部と前記軸部の周囲に設けられて粉体を搬送する羽根部とからなる搬送手段と、
    前記搬送手段の一端側から動力を伝達して前記搬送手段を回転させるよう駆動する駆動手段と、
    を備え、
    前記搬送路の通路の一部の内壁面がそれ以外の内壁面よりも硬度が低い弾性壁面として構成されている粉体搬送装置。
  2. 前記搬送路は、1つの曲がった通路部分を有する搬送路であり、
    前記弾性壁面は、前記搬送路のうち前記駆動手段が存在する端部側から見たときの前記曲がった通路部分の終端よりも遠い通路部分に設けられている請求項1に記載の粉体搬送装置。
  3. 前記搬送路は、複数の曲がった通路部分を有する搬送路であり、
    前記弾性壁面は、前記搬送路のうち前記駆動手段が存在する端部側から見たときの前記曲がった通路部分の終端から次の曲がった通路部分の始端までの間の通路部分に少なくとも設けられている請求項1に記載の粉体搬送装置。
  4. 前記弾性壁面は、前記搬送路のうち前記駆動手段が存在する端部側から見たときの最後の前記曲がった通路部分にも設けられている請求項3に記載の粉体搬送装置。
  5. 前記弾性壁面は、低摩擦表面層と前記低摩擦表面層の下層になる弾性層との2層構造で構成されている請求項1乃至4のいずれか1項に記載の粉体搬送装置。
  6. 前記搬送手段は、前記羽根部として前記軸部に螺旋状に巻き付くよう存在する羽根部を設けた搬送手段であり、
    前記弾性壁面は、当該弾性壁面でない内壁面と段差のない連続した壁面になるよう設けられている請求項1乃至5のいずれか1項に記載の粉体搬送装置。
  7. 前記弾性壁面は、弾性パイプにて構成されている請求項1乃至6のいずれか1項に記載の粉体搬送装置。
  8. 前記搬送手段の自由端は、前記搬送路の末端の通路から前記羽根部が1ピッチ以下の部分が突出した状態になるよう配置されている請求項6に記載の粉体搬送装置。
  9. 前記弾性パイプの外周部を保持する保持手段を備えている請求項7に記載の粉体搬送装置。
  10. 本体に対して着脱される着脱ユニットであって、
    粉体の搬送元になる搬送元手段と、粉体の搬送先になる搬送先手段と、前記搬送元手段と前記搬送先手段の間を接続して粉体を搬送する粉体搬送装置と、を備え、
    前記粉体搬送装置は、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の粉体搬送装置で構成されている着脱ユニット。
  11. 粉体の搬送元になる搬送元手段と、粉体の搬送先になる搬送先手段と、前記搬送元手段と前記搬送先手段の間を接続して粉体を搬送する粉体搬送装置と、を備え、
    前記粉体搬送装置は、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の粉体搬送装置で構成されている画像形成装置。
  12. 本体に対して着脱される着脱ユニットを備え、
    前記着脱ユニットは、前記搬送元手段、搬送先手段および粉体搬送装置を備えている請求項11に記載の画像形成装置。
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