JP2015074527A - 供給装置 - Google Patents

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Shungyo Cho
春暁 張
克巳 櫻井
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Abstract

【課題】スクリューの回転により粉粒体を供給する供給装置において、搬送管の内周面とスクリューのフライトとの間隔を広げることなく、粉粒体の堆積固化を抑制できる構造を提供する。
【解決手段】この供給装置1では、搬送管40の内周面のうちフライト52に対向する部分と、フライト52の外側の端縁との、少なくとも一方が、弾性膜90に覆われている。弾性膜90は、フライト52および搬送管40よりも弾性の高い材料からなる。また、弾性膜90の厚みd1は、搬送管40の内周面とフライト52の外側の端縁との距離d2よりも小さい。スクリュー50が回転すると、搬送管40の内周面とフライト52の外側の端縁との間において、粉粒体に圧力がかかる。しかしながら、当該圧力が弾性膜90に吸収されるため、粉粒体にかかる圧力が低減される。したがって、搬送管40の内周面とフライト52の外側の端縁との間において、粉粒体の堆積固化を抑制できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、スクリューの回転を利用して、粉体または粒体からなる材料(以下「粉粒体」と称する)を後続の装置へ供給する供給装置に関する。
従来、スクリューの回転を利用して、粉粒体を後続の装置へ供給する供給装置が知られている。例えば、特許文献1には、断面略U字状のケーシングと、ケーシングに収装されたスクリューコンベアと、ケーシングに被せられた蓋とを有するスクリューコンベア装置が記載されている(段落0008参照)。特許文献1のスクリューコンベア装置は、スクリューシャフトを回転させることにより、ケーシング内の粉粒体を排出口側へ送り出す(段落0012参照)。
特開平8−26453号公報
この種の供給装置では、スクリューを回転させたときに、粉粒体の一部がケーシングの内周面に押し付けられる。そうすると、粉粒体が凝集することにより、ケーシングの内周面に粉粒体が堆積固化する。堆積固化した粉粒体は、スクリューの回転に対する抵抗となる。このため、堆積固化が生じると、粉粒体の搬送効率が低下する虞がある。
この点について、特許文献1には、スクリュー羽根の周縁に設けられた切り欠きの角部で、堆積固化した粉粒体を削り落とすことが記載されている(段落0013参照)。しかしながら、特許文献1の構造では、スクリューシャフトを間欠的に往復移動させる必要がある。このため、粉粒体の搬送を連続的に行うことができない。また、特許文献1の構造では、堆積固化の発生自体を防止することはできない。
なお、ケーシングの内周面とスクリュー羽根との間に、十分な間隔をあければ、ケーシングの内周面における粉粒体の堆積固化は、発生しにくくなる。しかしながら、ケーシングの内周面とスクリュー羽根との間隔が大きすぎると、ケーシングの内周面付近に粉粒体が滞留し、ケーシング内に残る粉粒体の量が多くなる。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、スクリューの回転により粉粒体を供給する供給装置において、搬送管の内周面とスクリューのフライトとの間隔を広げることなく、粉粒体の堆積固化を抑制できる構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本願の第1発明は、粉粒体を後続の装置へ供給する供給装置であって、粉粒体の搬送方向に沿って延びる略円筒状の搬送管と、前記搬送管の内部に配置されたスクリューと、前記スクリューを回転させるスクリュー駆動部と、を備え、前記スクリューは、前記搬送方向に延びるスクリューシャフトと、前記スクリューシャフトの外周面を螺旋状に取り巻くフライトと、を有し、前記搬送管の内周面のうち前記フライトに対向する部分と、前記フライトの外側の端縁との、少なくとも一方が弾性膜に覆われ、前記弾性膜は、前記フライトおよび前記搬送管よりも弾性の高い材料からなり、前記弾性膜の厚みは、前記搬送管の内周面と前記フライトの外側の端縁との距離よりも小さい。
本願の第2発明は、第1発明の粉粒体供給装置において、前記スクリューは、前記フライトより前記搬送方向の下流側に位置する排出羽根をさらに有し、前記排出羽根は、前記搬送管の排出口を、部分的に塞いでいる。
本願の第3発明は、第1発明または第2発明の供給装置において、前記弾性膜の厚みと前記粉粒体の最大粒径との和は、前記搬送管の内周面と前記フライトの外側の端縁との距離よりも小さい。
本願の第4発明は、第1発明から第3発明までのいずれかの供給装置において、前記搬送管の内周面のうち、少なくとも前記フライトに対向する部分が、前記弾性膜に覆われ、前記フライトの表面は、前記弾性膜に覆われることなく露出している。
本願の第5発明は、第4発明の供給装置において、前記フライトの表面の摩擦係数は、前記弾性膜の表面の摩擦係数よりも小さい。
本願の第6発明は、第4発明または第5発明の供給装置において、前記搬送管の内部空間は、前記フライトが配置される第1空間と、前記第1空間よりも前記搬送方向の下流側に位置し、前記フライトが配置されない第2空間と、を含み、前記弾性膜は、前記第1空間と前記第2空間との双方に面している。
本願の第7発明は、第4発明から第6発明までのいずれかの供給装置において、前記搬送管の上流側の端部が接続される貯留容器をさらに備え、前記スクリューシャフトおよび前記フライトは、前記搬送管と前記貯留容器との双方に亘って配置され、前記弾性膜は、前記貯留容器の内側面のうち前記フライトに対向する部分を、さらに覆っている。
本願の第1発明〜第8発明によれば、スクリューが回転すると、搬送管の内周面とフライトの外側の端縁との間において、粉粒体に圧力がかかる。しかしながら、当該圧力が弾性膜に吸収されるため、粉粒体にかかる圧力が低減される。したがって、搬送管の内周面とフライトの外側の端縁との間において、粉粒体の堆積固化を抑制できる。
特に、本願の第2発明によれば、搬送管の内周面とフライトの外側の端縁との間において、粉粒体の堆積固化を抑制し、かつ、フライトと排出羽根との間において、粉粒体のかさ密度を高めることができる。そして、当該粉粒体を排出羽根で削ぎ落とすことにより、排出口から粉粒体を略一定量ずつ排出することができる。
特に、本願の第5発明によれば、粉粒体がフライトとともに回転することを抑制できる。これにより、粉粒体を、搬送方向の下流側へ効率よく搬送できる。
特に、本願の第7発明によれば、貯留容器の内側面とフライトの外側の端縁との間において、粉粒体の堆積固化を抑制できる。
一実施形態に係る供給装置の縦断面図である。 一実施形態に係る供給装置の部分縦断面図である。 変形例に係る供給装置の部分縦断面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<1.粉粒体供給装置の構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る供給装置1の縦断面図である。この供給装置1は、スクリュー50の回転を利用して、粉粒体を後続の装置へ供給する、いわゆるスクリューフィーダである。
供給装置1において取り扱われる粉粒体としては、例えば、ファインセラミックス、金属材料、高分子材料、電池・電子材料、複合材料、医薬品材料、食品材料や、電子、エネルギ、医療、食品などの各種技術分野において用いられる無機物および有機物の微粉を挙げることができる。ただし、供給装置1において取り扱われる粉粒体は、複数種類の粉体または粒体を混合したものであってもよく、水分を含む半固形状の材料であってもよい。また、粉粒体の粒径分布は、例えば0.1μm〜数十μm程度であるが、これに限定されるものではない。
図1に示すように、本実施形態の供給装置1は、ホッパ10、貯留容器20、アジテータ30、搬送管40、スクリュー50、排出部60、ベース部70、および制御部80を備えている。
ホッパ10は、上部から投入される粉粒体を受け入れるための部材である。ホッパ10は、下方へ向かうにつれて収束する漏斗状の側壁11を有する。ホッパ10の上端部には、上方へ向けて開口する材料投入口12が、設けられている。また、ホッパ10の下端部には、貯留容器20の内部へ向けて開口する材料送り口13が、設けられている。材料送り口13の開口面積は、材料投入口12の開口面積よりも、小さい。
貯留容器20は、ホッパ10の下方に配置されている。ホッパ10と貯留容器20とは、互いにねじ止めにより固定されている。ホッパ10の内部空間は、材料送り口13を介して、貯留容器20の内部空間に連通する。したがって、ホッパ10の内部に粉粒体が投入されると、当該粉粒体は、材料送り口13を通って貯留容器20の内部へ落下し、貯留容器20内に貯留される。また、貯留容器20は、その側壁の下端部に、搬送管40を接続するための接続口21を有する。
アジテータ30は、貯留容器20の内部に貯留された粉粒体を撹拌するための機構である。アジテータ30は、貯留容器20の内部に配置された撹拌部材31と、撹拌部材31に連結されたアジテータ駆動部32と、を有する。アジテータ駆動部32は、例えば、モータと、モータの駆動力を撹拌部材31へ伝達するギアボックスとで構成される。アジテータ駆動部32を動作させると、水平に延びる回転軸を中心として、撹拌部材31が回転する。これにより、貯留容器20内に貯留された粉粒体が撹拌される。その結果、粉粒体の部分的な凝集(ブリッジなど)が、抑制される。
搬送管40は、貯留容器20から排出部60までの粉粒体の搬送経路を形成する略円筒状の部材である。以下では、搬送管40に沿って貯留容器20から排出部60へ向かう方向(図1中に白抜き矢印で示した方向)を「搬送方向」と称する。搬送管40の搬送方向上流側の端部は、貯留容器20の接続口21に接続されている。搬送管40の搬送方向下流側の端部に設けられた排出口41は、排出部60に接続されている。搬送管40は、接続口21と排出部60との間において、略水平に配置されている。
スクリュー50は、貯留容器20の内部に貯留された粉粒体を、搬送方向下流側へ搬送するための部材である。スクリュー50は、搬送方向に沿って略水平に延びるスクリューシャフト51と、スクリューシャフト51の外周面から外側へ向けて突出するフライト52と、を有する。フライト52は、スクリューシャフト51の外周面を、螺旋状に取り巻いている。本実施形態では、スクリューシャフト51とフライト52とが、単一の部材で構成されている。
スクリューシャフト51およびフライト52は、搬送管40の内部と、貯留容器20の内部との双方に亘って配置されている。また、スクリューシャフト51の搬送方向上流側の端部は、貯留容器20の外側まで延び、スクリュー駆動部53に接続されている。スクリュー駆動部53は、例えば、モータと、モータの駆動力をスクリューシャフト51へ伝達するギアボックスとで構成される。スクリュー駆動部53を動作させると、スクリューシャフト51の軸芯を中心として、スクリュー50が回転する。
また、スクリューシャフト51の搬送方向下流側の端部には、粉粒体を削ぎ落とすための排出羽根54が、取り付けられている。排出羽根54は、フライト52より搬送方向下流側に位置し、スクリューシャフト51とともに回転する。搬送管40の排出口41は、排出羽根54により、部分的に塞がれている。また、スクリュー50は、フライト52と排出羽根54との間に、フライト52が形成されていない部分を有する。すなわち、搬送管40の内部空間は、フライト52が配置される第1空間401と、第1空間401よりも搬送方向下流側に位置し、フライト52が配置されない第2空間402と、を含んでいる。
貯留容器20の内部において、アジテータ30により撹拌された粉粒体は、アジテータ30の下方に配置されたスクリュー50のフライト52の隙間へ、充填される。スクリュー50が回転すると、当該粉粒体は、螺旋状のフライト52に押されて、搬送管40の内部へ搬送される。また、搬送管40の内部においても、フライト52が回転することにより、粉粒体が第1空間401から第2空間402へ搬送される。
このとき、搬送管40内の第2空間402では、排出羽根54が抵抗となって、粉粒体が圧縮される。これにより、第2空間402における粉粒体のかさ密度が均一化され、かさ密度の経時的変化が低減される。また、圧縮された粉粒体は、回転する排出羽根54によって削ぎ落とされて、排出口41から排出される。その結果、排出部60から後続の装置へ、略一定量ずつ連続的に粉粒体が供給される。
ベース部70は、供給装置1の最下部に配置されて、供給装置1の上述した各部を支持している。図1中に破線で示したように、ベース部70内には、ロードセル等の荷重センサにより構成される計量部71が、設けられている。計量部71は、ホッパ10、貯留容器20、アジテータ30、搬送管40、スクリュー50、排出部60、および供給装置1の内部に貯留された粉粒体の重量を、一定のサンプリング時間ごとに計量する。そして、当該計量値を示す計量信号を、制御部80へ送信する。
制御部80は、上述したアジテータ駆動部32、スクリュー駆動部53、および計量部71と、それぞれ電気的に接続されている。制御部80は、CPU等の演算処理部やメモリを有するコンピュータにより構成されていてもよく、あるいは、電子回路基板により構成されていてもよい。制御部80は、計量部71から受信する計量信号に基づいて、供給装置1内に貯留された粉粒体の減少量(すなわち、後続の装置への粉粒体の供給量)を検知する。また、制御部80は、当該減少量が略一定となるように、アジテータ駆動部32およびスクリュー駆動部53を駆動制御する。
<2.弾性膜について>
図2は、搬送管40の付近における供給装置1の部分縦断面図である。図2に示すように、本実施形態の供給装置1では、搬送管40の内周面が、弾性膜90に覆われている。弾性膜90は、搬送管40、スクリュー50、および貯留容器20を構成する金属よりも弾性の高い材料からなる。具体的には、例えば、搬送管40の内周面に、ポリウレタン等の樹脂をコーティングすることによって、弾性膜90が形成される。
図2中に拡大して示したように、弾性膜90の厚みd1は、搬送管40の内周面とフライト52の外側の端縁との距離d2よりも小さい。特に、本実施形態では、弾性膜90の厚みd1と粉粒体の最大粒径との和が、搬送管40の内周面とフライト52の外側の端縁との距離d2よりも小さい。このため、フライト52の外側の端縁と、弾性膜90の内周面との間には、両者が接触しない程度の隙間403が確保され、当該隙間403に粉粒体が入り込む。
供給装置1の稼働時には、フライト52の回転により、隙間403に入り込んだ粉粒体が、弾性膜90側へ押し付けられる。しかしながら、弾性膜90が、弾性変形することによって圧力を吸収するため、粉粒体にかかる圧力が低減される。微視的に見ると、粉粒体からの圧力によって、弾性膜90が自然状態から僅かに縮み、それにより、フライト52の外側の端縁と弾性膜90との間隔が僅かに広がる。これにより、粉粒体にかかる圧力が低減される。その結果、フライト52と弾性膜90との間において、粉粒体の堆積固化が抑制される。
弾性膜90は、搬送管40の内周面のうち、少なくともフライト52に対向する部分に形成されていればよい。ただし、本実施形態では、搬送管40の内周面の全体が、弾性膜90に覆われている。すなわち、弾性膜90は、フライト52が配置される第1空間401と、フライト52が配置されない第2空間402との双方に面している。このため、供給装置1の製造時には、搬送管40の内周面に、部分的にマスクをすることなく、弾性膜90を容易にコーティングすることができる。
また、この供給装置1のように、排出羽根54を有する構造においては、搬送管40の内部において粉粒体のかさ密度を意図的に高めるため、粉粒体の堆積固化が生じやすい。しかしながら、本実施形態のように、搬送管40の内周面に弾性膜90を設ければ、第1空間401において粉粒体の堆積固化を抑制し、かつ、第2空間402において粉粒体のかさ密度を高めることが可能となる。
また、本実施形態では、フライト52の表面ではなく、搬送管40の内周面が、弾性膜90に覆われている。すなわち、フライト52の表面は、弾性膜90に覆われることなく露出している。また、フライト52の表面の摩擦係数は、弾性膜90の表面の摩擦係数より、小さい。このため、粉粒体が、フライト52とともに回転することを抑制できる。これにより、粉粒体を、搬送方向下流側へ、効率よく搬送できる。
また、本実施形態では、貯留容器20の底部の上面も、スクリュー50のフライト52に対向する。このため、図2に示すように、貯留容器20の底部の上面も、弾性膜90に覆われている。このようにすれば、貯留容器20の底部の上面と、フライト52との間においても、粉粒体の堆積固化を抑制できる。その結果、粉粒体の搬送効率をさらに向上させることができる。
<3.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
図3は、一変形例に係る供給装置1の部分縦断面図である。図3の例では、搬送管40の内周面が、弾性膜90に覆われることなく露出している。そして、フライト52の外側の端縁が、弾性膜90に覆われている。また、弾性膜90の厚みd1と粉粒体の最大粒径との和は、搬送管40の内周面とフライト52の外側の端縁との距離d2よりも小さい。このため、搬送管40の内周面と弾性膜90との間には、両者が接触しない程度の隙間403が確保され、当該隙間403に粉粒体が入り込む。
図3の例においても、搬送管40の内周面と弾性膜90との間に介在する粉粒体に圧力がかかったときに、当該圧力の一部が、弾性膜90に吸収される。したがって、搬送管40の内周面と弾性膜90との間において、粉粒体の堆積固化を抑制できる。
すなわち、搬送管40の内周面とフライト52の外側の端縁との間における粉粒体の堆積固化を抑制するためには、搬送管40の内周面とフライト52の外側の端縁との少なくとも一方が、弾性膜90に覆われていればよい。また、搬送管40の内周面とフライト52の外側の端縁との双方が、弾性膜90に覆われていてもよい。
なお、図3の例では、フライト52の表面のうち、外側の端縁以外の部分は、弾性膜90に覆われることなく露出している。弾性膜90の摩擦係数が大きい場合には、このように、フライト52の外側の端縁のみに、弾性膜90を設けることが好ましい。そうすれば、フライト52とともに粉粒体が回転することを抑制できる。これにより、粉粒体を、搬送方向下流側へ、効率よく搬送できる。
また、供給装置の細部の構造については、本願の各図に示された構造と相違していてもよい。例えば、搬送管が複数の部材で構成されていてもよい。また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
1 供給装置
10 ホッパ
11 側壁
12 材料投入口
13 材料送り口
20 貯留容器
21 接続口
30 アジテータ
31 撹拌部材
32 アジテータ駆動部
40 搬送管
41 排出口
50 スクリュー
51 スクリューシャフト
52 フライト
53 スクリュー駆動部
54 排出羽根
60 排出部
70 ベース部
71 計量部
80 制御部
90 弾性膜
401 第1空間
402 第2空間
403 隙間

Claims (7)

  1. 粉粒体を後続の装置へ供給する供給装置であって、
    粉粒体の搬送方向に沿って延びる略円筒状の搬送管と、
    前記搬送管の内部に配置されたスクリューと、
    前記スクリューを回転させるスクリュー駆動部と、
    を備え、
    前記スクリューは、
    前記搬送方向に延びるスクリューシャフトと、
    前記スクリューシャフトの外周面を螺旋状に取り巻くフライトと、
    を有し、
    前記搬送管の内周面のうち前記フライトに対向する部分と、前記フライトの外側の端縁との、少なくとも一方が弾性膜に覆われ、
    前記弾性膜は、前記フライトおよび前記搬送管よりも弾性の高い材料からなり、
    前記弾性膜の厚みは、前記搬送管の内周面と前記フライトの外側の端縁との距離よりも小さい供給装置。
  2. 請求項1に記載の供給装置において、
    前記スクリューは、
    前記フライトより前記搬送方向の下流側に位置する排出羽根
    をさらに有し、
    前記排出羽根は、前記搬送管の排出口を、部分的に塞いでいる供給装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の供給装置において、
    前記弾性膜の厚みと前記粉粒体の最大粒径との和は、前記搬送管の内周面と前記フライトの外側の端縁との距離よりも小さい供給装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の供給装置において、
    前記搬送管の内周面のうち、少なくとも前記フライトに対向する部分が、前記弾性膜に覆われ、
    前記フライトの表面は、前記弾性膜に覆われることなく露出している供給装置。
  5. 請求項4に記載の供給装置において、
    前記フライトの表面の摩擦係数は、前記弾性膜の表面の摩擦係数よりも小さい供給装置。
  6. 請求項4または請求項5に記載の供給装置において、
    前記搬送管の内部空間は、
    前記フライトが配置される第1空間と、
    前記第1空間よりも前記搬送方向の下流側に位置し、前記フライトが配置されない第2空間と、
    を含み、
    前記弾性膜は、前記第1空間と前記第2空間との双方に面している供給装置。
  7. 請求項4から請求項6までのいずれかに記載の供給装置において、
    前記搬送管の上流側の端部が接続される貯留容器
    をさらに備え、
    前記スクリューシャフトおよび前記フライトは、前記搬送管と前記貯留容器との双方に亘って配置され、
    前記弾性膜は、前記貯留容器の内側面のうち前記フライトに対向する部分を、さらに覆っている供給装置。
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