JP7173493B2 - 粉粒体定量供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、粉粒体定量供給装置に係り、特に、比較的粒径が大きい粉粒体を定量供給するのに適する装置に関するものである。
特許文献1(特開2019-13787号公報)の段落0002等に述べられているように、粉粒体を定量供給するには、撹拌体と、円周方向に均等開設される複数のポケット群を備えるロータリー状の部材を用いる、エンサークル方式の供給装置が使用されることが多い。
しかしながら、粒径が比較的大きい(例えば、0.5ミリメートル以上)の粉粒体(典型的には、ペレット樹脂、尿素等)については、かかる装置では、量の計測が困難である。但し、これは、対象を粒径が比較的大きいものに限定する趣旨ではない。
一方、回転する円周状の受面を有する供給盤と、静止して受面上の粉粒体を掻き落とすスクレーパとを用いるステップ方式もある。ここで、粉粒体の質量、重さ又は体積を計測するには、粉粒体が載置される秤台と、秤台に取り付けられるセンサとが使用される。しかしながら、単純なステップ方式では、秤台上に粉粒体が絶え間なく載ることになり、秤台を空にしてセンサの計測値をゼロリセットすることができない。
結局、このように、比較的大きい粒径を持つ粉粒体について、円滑な定量供給を行うこと、及びその前提としての、センサの計測値をゼロリセットするタイミングを確保することは、従来技術では、事実上不可能であった。
本発明者らは、ステップ方式に更なる改良を加え、センサの計測値をゼロリセットするタイミングを確保できないか鋭意検討を加え、本発明を完成するに至ったものである。
特開2019-137487号公報 特開昭57-22517号公報
即ち、本発明は、ステップ方式を基礎としながら、センサの計測値をゼロリセットするタイミングを確保できるようにすることにより、比較的粒径が大きい粉粒体を定量供給するのに適する粉粒体定量供給装置を提供することを目的とする。
第1の発明に係る粉粒体定量供給装置は、起立して回転する回転軸と、回転軸に軸着されて回転し、且つ粉粒体が載置される円周状の受面を有する上側供給盤と、受面上の粉粒体を掻き落とす上側スクレーパと、落下する粉粒体が載置される秤台と、秤台と面一に配置され、落下する粉粒体が載置される滑面と、秤台に取り付けられ、秤台上の粉粒体の計測値を求めるセンサと、上側供給盤と秤台との間において回転軸に軸着されて回転し、上側スクレーパにより掻き落とされた粉粒体を載置して粉粒体が秤台又は滑面に載置されるのを遮る載置翼を有する下側供給盤とを備え、下側供給盤には、秤台上の粉粒体を掻き落として、秤台上の粉粒体を除去すると共に、滑面上の粉粒体を秤台上へ運搬する掻寄板が設けられる。
以上の構成において、上側供給盤と、上側供給盤の受面上の粉粒体を掻き落とす上側スクレーパとを備えることにより、ステップ方式の基本は満足される。したがって、同装置は、比較的粒径が大きい粉粒体を定量供給するのに適することになる。
また、最終的には、粉粒体は、秤台又は滑面のいずれかの上に載置されることになるが、回転軸の所定回転位置(所定のタイミングであって、制御可能)では、秤台上の粉粒体が掻寄板により除去されて、秤台が空になる。このタイミングをねらって、センサの計測値をゼロリセットすることが可能となり、上述したステップ方式の欠点を除去できる。その結果、比較的粒径が大きい粉粒体であっても、円滑に定量供給することができる。
第2の発明に係る粉粒体定量供給装置では、第1の発明に加え、載置翼上の粉粒体を秤台上又は滑面上に掻き落とす下側スクレーパを更に備える。
この構成により、載置翼に載置された粉粒体を確実に、秤台上又は滑面上に掻き落とすことができる。
第3の発明に係る粉粒体定量供給装置では、第2の発明に加え、下側供給盤には、載置翼が複数設けられ、且つ、複数の載置翼の間には、空隙が形成されており、空隙は、落下する粉粒体が載置翼上に載置されることなく、秤台又は滑面に落下することを許容する。
この構成により、落下する粉粒体は、2つのルートで、秤台又は滑面上に至ることとなる。即ち、その1つは、複数の載置翼のいずれか1つの上に載置され、次に下側スクレーパによって、該載置翼を経由して秤台又は滑面に至るルートである。また他の1つは、複数の載置翼のいずれを経由することなく、直接秤台又は滑面に落下するルートである。
第4の発明に係る粉粒体定量供給装置では、第1の発明に加え、上側供給盤の直上には、粉粒体が受面上に載置されるのを遮る擦切板と、粉粒体が受面上に載置されるのを許容する開口部とを有するケーシングが配設される。
この構成により、粉粒体定量供給装置に投入された粉粒体は、開口部を介してのみ、上側供給盤の受面上に至ることができ、粉粒体の動きの制御が容易となる。
第5の発明に係る粉粒体定量供給装置では、第4の発明に加え、ケーシングと同じレベルにおいて、回転軸に軸着され、粉粒体を該レベルに位置する水平面内で攪拌する攪拌体を更に備える。
この構成において、攪拌体を設けることにより、回転軸の回転に同期して、擦切板から開口部へと運搬することができ、粉粒体の動きの制御が容易となる。
以上の各発明において、センサは、ロードセルであることが好ましい。
こうすれば、精度の高いセンサを安価に導入することができる。
本発明によれば、上側供給盤と、上側スクレーパとを備えて、ステップ方式を取り、比較的粒径が大きい粉粒体を定量供給する粉粒体定量供給装置が得られる。
また、下側供給盤を上記のように構成することにより、センサの計測値をゼロリセットするタイミングを確保し、比較的粒径が大きい粉粒体であっても、円滑に定量供給できる。
(実施の形態1)
以下図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態1における粉粒体定量供給装置の縦断面図、図2は、同粉粒体定量供給装置の分解斜視図である。
図1に示すように、本形態における粉粒体定量供給装置は、構成される。即ち、ロードセル13(センサの一例)の計測値に基づき制御部Cにより指示される回転数で、モータMは、その出力軸(図示せず)を回転させる。
ロードセル13の計測値は、質量、重さ又は体積のいずれでも良く、精度良く測定できるのであれば、ロードセルではない他のセンサを用いても良い。
制御部Cは、所定の定量に対して、ロードセル13の計測値が低い場合は回転数を上げ、高い場合は回転数を下げる。
制御部Cは、例えば、比例制御やPID制御等を用いればよい。但し、本発明は、制御法に特徴を有するものではないため、これ以上の詳細な説明は、省略する。
減速機1は、モータMの出力軸の回転を所定の減速比にしたがって減速するとともに、回転方向を90度を変更し、起立する回転軸2を回転させる。これは、本例では横型の減速機を使用しているためである。即ち、当業者に自明なように縦型の減速機を使用しても良く、その場合には、モータMの出力軸と回転軸2とが、同軸であるか、又は平行となる。さらに可能であれば、減速機を省略しても差し支えない。要するに、起立する回転軸2を適切に駆動できれば十分であって、この条件が満たされる以上、いずれの構成を採用しても本願発明の保護範囲内に属することとなる。
出力軸2の上側に、本装置の主要機構が配設される。上側から説明すると、最上部には、粉粒体の投入口4aが上方末広がりに開口するホッパ4が配設される。即ち、粉粒体の入口(一次側)は、投入口4aである。
一方、粉粒体の出口(二次側)は、該主要機構の底部に下向きに取り付けられるカバー14の吐出口14aである。
ホッパ4より下方且つ吐出口14aより上方に位置する、部分構成は、上下に重なり合っており、図1のみでは位置関係が分かりづらいため、図2に分解斜視図として示してある。
図2では、該部分構成を、さらに6つの部分群に分けて示してある。これらの部分群のうち、上側から第1ケーシング5、第2ケーシング7、第3ケーシング10及びこれらのケーシング5、7、10に固定される部材は、回転軸2の回転方向N1について、不動である。
勿論、これらのケーシング5、7、10は、いずれも円筒状の側壁を有しており、粉粒体が半径外向きに漏れ出ることはない。
しかしながら、図2に示す構成は一例に過ぎず、例えば、第1~第3ケーシング5、7、10の少なくとも一部を一体化するなど、当業者にとって自明の設計変更を種々行うことができる。
一方、上側から撹拌体3、上側供給盤6、下側供給盤9は、いずれも回転軸2に、例えばキーとキー溝(いずれも図示せず。)により軸着され、回転軸2と同期して回転する。
上側から一段目は、撹拌体3と第1ケーシング5とのセットである。
撹拌体3は、上方が細くなるように形成される円錐台状をなす本体3aと、本体3aの底部に、外向きに突出するように設けられる撹拌翼3bとを有する。
図示した例では、90度おきに4本の撹拌翼3bを備えているが、これは一例に過ぎず、例えば、6本又は8本にするなど種々変更できる。
第1ケーシング5の内側底部(即ち、上側供給盤6の直上)には、粉粒体が上側供給盤6の(円周帯状をなす)受面6a上に載置されるのを遮る擦切板5aと、粉粒体が受面6a上に載置されるのを許容する開口部5bとが設けられる。
図3に拡大して示されるように、撹拌体3は、第1ケーシング5と同じレベルにおいて、回転軸2に軸着され、粉粒体をこのレベルに位置する水平面内で攪拌する。
撹拌翼3bは、擦切板5aの上面に接するか、又はそのやや上方を摺るように回転する。これにより、ホッパ4を介して第1ケーシング5内に至った粉粒体は、撹拌翼3bに円周方向に運搬されることにより、擦切板5a上を移動して、開口部5bに至り、受面6a上へ落下するか、或いは、擦切板5aを経由せず直ちに開口部5bに至り、受面6a上へ落下することになる。
上側から二段目は、上側供給盤6と、第2ケーシング7とのセットである。このセットは、上述したように、上側から一段目のセットの真下に位置する。
上側供給盤6は、既に述べたように、回転軸2に軸着されて回転し、且つ粉粒体が載置される円周状の受面6aを有する。
また、第2ケーシング7には、受面6a上の粉粒体を掻き落とす上側スクレーパ8が固定されている。図2では省略しているが、図4に拡大して示されているように、上側スクレーパ8の回転方向N1の後方には、開口部7aが形成されており、上側スクレーパ8に掻き落とされた粉粒体は、開口部7aを介して上から三段目のセットへ落下する。
上側供給盤6と上側スクレーパ8とを備えることにより、ステップ方式の基本が満足される。このままでは、上述したように、粉粒体が連続的に落下し、その結果、上から三段目のセットの秤台12に粉粒体が絶え間なく載置されることになる。
しかしながら、以下に述べるように、上から三段目のセットを構成すると、この問題を解決できる。
上から三段目は、下側供給盤9と、第3ケーシング10とのセットである。このセットは、上述したように、上側から二段目のセットの真下に位置する。
下側供給盤9は、上側供給盤6と秤台12との間において回転軸2に軸着されて回転する。
また、下側供給盤9は、上側スクレーパ8により掻き落とされ、開口部7aから落下する粉粒体を載置して粉粒体が秤台又は滑面に載置されるのを遮る載置翼9bと、拡大載置翼9cとを有する。
さらに、載置翼9bと拡大載置翼9cとには、少なくとも一枚の掻寄板9dが載置翼9bと拡大載置翼9cとから垂下するように設けられている。
掻寄板9dは、秤台12上の粉粒体を掻き落として、秤台12上の粉粒体を開口部10bを介して除去すると共に、滑面10a上の粉粒体を秤台12上へ運搬するものである。
図5に拡大して示されるように、本例では、下側供給盤9の円周外側の一周360度を12分割し、3つの同形(角度では30度幅)をなす載置翼群9bが設けられており、各隣接する載置翼9bの間には、角度では30度幅をなす空隙tが形成されている。
空隙tは、落下する粉粒体が載置翼群9b又は拡大載置翼9c上に載置されることなく、秤台12又は滑面10aに落下することを許容するものである。
また、拡大載置翼9cは、他の載置翼群9bより幅広に(角度では90度幅)形成されている。
図示した載置翼及び空隙の構成は、一例に過ぎず、当業者に自明なように、枚数を変更したり、間隔を変更したり、種々変更できる。
一方、第3ケーシング10の底部には、ロードセル13が底面に取り付けられた秤台12が設けられる。秤台12には、落下する粉粒体が載置される。
秤台12の回転方向N1の先側には、第3ケーシング10の開口部10bが開設されており、秤台12と同一レベルにおいて、開口部10b及び秤台12を除く部分は、全て、秤台12と面一で円環状の滑面10aとなっている。
さらに、載置翼群9b及び拡大載置翼9cの上面に、下縁部が接する下側スクレーパ11が、第3ケーシング10の内部に固定されている。
下側スクレーパ11は、載置翼群9b又は拡大載置翼9c上の粉粒体を秤台12上又は滑面10a上に掻き落とすものである。
次に、図3~図9を参照しながら、各段における動作及び粉粒体の移動について説明する。
始めに、ホッパ4の投入口4aから投入される粉粒体は、第1ケーシング5の内部に堆積する(図3参照)。
ここで、擦切板5a上に位置する粉粒体は、回転軸2が回転(矢印N1方向)するに伴い、撹拌翼3bにより同方向に運搬され、開口部5bに至り、上側供給盤6の受面6a上へ落下する。
また、開口部5bに直接入った粉粒体は、そのまま擦切板5aを経由せず、受面6a上へ落下(矢印N2参照。)する。
このように、いずれのルートを採るにせよ、粉粒体は、一段目から二段目に落下する。
図4に示すように、受面6a上の粉粒体は、上側供給盤6が矢印N1方向に回転することにより、遅かれ速かれ、上側スクレーパ8に当接し、開口部7aを介して、二段目から三段目に落下する。
さて、三段目に至った粉粒体は、下側供給盤9の回転位置(回転軸2の回転位置でもある。)により、種々のルートを経由する。
まず、図5に示されるように、二段目の開口部7aの真下に載置翼9b又は拡大載置翼9cが位置する場合、粉粒体は、矢印N4で示すように移動し載置翼9b又は拡大載置翼9cに一旦載置されることになる。
しかしながら、さらに下側供給盤9が回転すると、載置翼9b又は拡大載置翼9c上に下側スクレーパ11の下縁部が接して、粉粒体は、載置翼9b又は拡大載置翼9c上から隣接する空隙t側へ掻き寄せられることになり、結局、空隙tを介して、滑面10a又は秤台12上へ落下することになる。
また同時に、図7に示されるように、載置翼9b又は拡大載置翼9cから下向きに垂下する掻寄板9dにより、滑面10a上の粉粒体は、秤台12側へ、秤台12上の粉粒体は、開口部10bへと運搬され、最終的には、開口部10bからカバー14内へ至り、吐出口14aから二次側へ排出されることになる。
次に、図6に示されるように、二段目の開口部7aの真下に空隙tが位置する場合、粉粒体のほとんどは、矢印N5で示すように載置翼9b又は拡大載置翼9cを経由することなく、空隙tを介して、滑面10a又は秤台12上へ落下する。
また同時に、図7に示されるように、載置翼9b又は拡大載置翼9cから下向きに垂下する掻寄板9dにより、滑面10a上の粉粒体は、秤台12側へ、秤台12上の粉粒体は、開口部10bへと運搬され、最終的には、開口部10bからカバー14内へ至り、吐出口14aから二次側へ排出されることになる。
いずれのルートを採るにせよ、図8に示すように、粉粒体は、いずれ秤台12の上に載置され、ロードセル13が粉粒体の質量、重さ又は体積等の計測値を求め、制御部Cへ信号を出力し、モータMの回転数が制御されることになる。
さてここで、ロードセル13の計測値をゼロリセットするタイミングが問題となる。本発明では、この問題を次の構成により解決している。
図9に示されるように、下側供給盤9の回転位置(回転軸2の回転位置でもあり、制御可能である。)により、拡大載置翼9cが秤台12を上側から覆い隠すタイミングがある。
図9の状態では、拡大載置翼9cから下向きに垂下する掻寄板9dが秤台12上の粉粒体をほぼ掻き寄せきっており、図9の状態からもうすこし回転がすすむと、秤台12上の粉粒体は皆無となる。
しかも、拡大載置翼9cは、上述したように、他の載置翼群9bよりも幅広(本例では、3倍だが種々変更できる。)に形成されているから、二段目から三段目へ落下する粉粒体の動きが、比較的長い時間(1回転に要する時間の4分の1)、拡大載置翼9cにより遮断される結果となる。
このタイミングを利用すれば、ロードセル13の計測値のゼロリセットを、確実かつ容易に実現できる。
かかる技術的利点は、従来技術では得られないものであって、本発明は実用上有益であるということが理解されよう。
以下、ロードセル13が設置される秤台12から見た動作を図10を参照しながら、説明する。三段目の下側供給盤9が見える水平面で、本装置を切断すると、図10(a)に示すようになる。上述したように、本例では、下側供給盤9の周囲(円環)を12分割し、図10(a)に示される領域R1~R12が存在する。領域R2、R4、R6、R10は、空隙tであり、領域R1、R3、R5、R11は、載置翼9bであり、残る領域R7~R9は、拡大載置翼9cである。
秤台12から見ると、図10(b)に直線状に並べられているような、順序で各領域R1~R12が順次眼前にあらわれることになる。なお、領域R12の次は、領域R1に戻ることになる。
領域R1、R3、R5、R7、R11が秤台12の前にあらわれると、図10(c)に示されるように、秤台12の上に粉粒体pが載っている状態にある。したがって、これらのタイミングで、ロードセル13による粉粒体pの計測を行う。
また、領域R9が秤台12の前にあらわれると、図10(d)に示されるように、秤台12上の粉粒体pは掻き取られており、秤台12は空である。よって、このタイミングでロードセル13の計測値をゼロリセットする。
本発明の実施の形態1における粉粒体定量供給装置の縦断面図 本発明の実施の形態1における粉粒体定量供給装置の分解斜視図 本発明の実施の形態1における粉粒体定量供給装置の一部を示す斜視図 本発明の実施の形態1における粉粒体定量供給装置の一部を示す斜視図 本発明の実施の形態1における粉粒体定量供給装置の一部を示す斜視図 本発明の実施の形態1における粉粒体定量供給装置の一部を示す斜視図 本発明の実施の形態1における粉粒体定量供給装置の一部を示す斜視図 本発明の実施の形態1における粉粒体定量供給装置の一部を示す斜視図 本発明の実施の形態1における粉粒体定量供給装置の一部を示す斜視図 (a)本発明の実施の形態1における粉粒体定量供給装置の水平断面図 (b)本発明の実施の形態1における粉粒体定量供給装置の動作説明図 (c)本発明の実施の形態1における粉粒体定量供給装置の動作説明図 (d)本発明の実施の形態1における粉粒体定量供給装置の動作説明図
1 減速機
2 回転軸
3 攪拌体
3a 本体
3b 攪拌翼
4 ホッパ
4a 投入口
5 第1ケーシング
5a 擦切板
5b 開口部
6 上側供給盤
6a 受面
7 第2ケーシング
8 上側スクレーパ
9 下側供給盤
9a ボス部
9b 載置翼
9c 拡大載置翼
9d 掻寄板
10 第3ケーシング
10a 滑面
10b 開口部
11 下側スクレーパ
12 秤台
13 ロードセル
C 制御部
M モータ
p 粉粒体
t 間隙

Claims (6)

  1. 起立して回転する回転軸と、
    前記回転軸に軸着されて回転し、且つ粉粒体が載置される円周状の受面を有する上側供給盤と、
    前記受面上の粉粒体を掻き落とす上側スクレーパと、
    落下する粉粒体が載置される秤台と、
    前記秤台と面一に配置され、落下する粉粒体が載置される滑面と、
    前記秤台に取り付けられ、前記秤台上の粉粒体の計測値を求めるセンサと、
    前記上側供給盤と前記秤台との間において前記回転軸に軸着されて回転し、前記上側スクレーパにより掻き落とされた粉粒体を載置して粉粒体が前記秤台又は前記滑面に載置されるのを遮る載置翼を有する下側供給盤とを備え、
    前記下側供給盤には、前記秤台上の粉粒体を掻き落として、前記秤台上の粉粒体を除去すると共に、前記滑面上の粉粒体を前記秤台上へ運搬する掻寄板が設けられていることを特徴とする粉粒体定量供給装置。
  2. 前記載置翼上の粉粒体を前記秤台上又は前記滑面上に掻き落とす下側スクレーパを更に備える請求項記載の粉粒体定量供給装置。
  3. 前記下側供給盤には、前記載置翼が複数設けられ、且つ、前記複数の載置翼の間には、空隙が形成されており、前記空隙は、落下する粉粒体が前記載置翼上に載置されることなく、前記秤台又は前記滑面に落下することを許容する請求項1又は2記載の粉粒体定量供給装置。
  4. 前記上側供給盤の直上には、粉粒体が前記受面上に載置されるのを遮る擦切板と、粉粒体が前記受面上に載置されるのを許容する開口部とを有するケーシングが配設される請求項1に記載の粉粒体定量供給装置。
  5. 前記ケーシングと同じレベルにおいて、前記回転軸に軸着され、粉粒体を前記レベルに位置する水平面内で攪拌する攪拌体を更に備える請求項4に記載の粉粒体定量供給装置。
  6. 前記センサは、ロードセルである請求項1から5のいずれかに記載の粉粒体定量供給装置。
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