JPH1179356A - スクリューフィーダ - Google Patents

スクリューフィーダ

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JPH1179356A
JPH1179356A JP27063697A JP27063697A JPH1179356A JP H1179356 A JPH1179356 A JP H1179356A JP 27063697 A JP27063697 A JP 27063697A JP 27063697 A JP27063697 A JP 27063697A JP H1179356 A JPH1179356 A JP H1179356A
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JP
Japan
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hopper
screw
article
carried
conveyed
Prior art date
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Pending
Application number
JP27063697A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Yamane
利夫 山根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEIAN KOGYO KK
Original Assignee
SEIAN KOGYO KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Screw Conveyors (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送物の圧密化を緩和しながら、ホッパ内の
搬送物を均等にホッパ外に搬送することのできるスクリ
ューフィーダを提供する。 【解決手段】 ホッパ2の底部では、スクリュー6の回
転軸7の形状を外径が排出口5側に近づくに従い小さく
なるテーパ状に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、螺旋状に連続す
るスクリュー羽根を回転させることにより、ホッパ内の
搬送物をホッパ外に搬送するスクリューフィーダに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】螺旋状に連続するスクリュー羽根を回転
させることにより、スクリュー面に沿って搬送物を送る
スクリューフィーダが従来知られている。
【0003】従来のスクリューフィーダの例を図2に示
す。ここに示すスクリューフィーダ11の一端部にはホ
ッパ12が設けられ、その内部には粉粒体や塊状体であ
る搬送物13が投入されている。そして、ホッパ12の
底部の側壁にはトラフ14が設けられており、そのトラ
フ14のホッパ12が設けられている端部とは反対側の
端部には排出口15が設けられている。さらに、ホッパ
12の底部とトラフ14の内部と排出口15の上部とに
亘って、トラフ14の長手方向にスクリュー16が設け
られている。そのスクリュー16の回転軸17は図示し
ない駆動装置によって回転することができるように構成
されている。そして、回転軸17が回転すると、回転軸
17に螺旋状に取り付けられているスクリュー羽根18
が回転し、それによって搬送物13はホッパ12側から
排出口15側に搬送される。
【0004】また、トラフ14内部でのスクリュー羽根
18のピッチはホッパ12底部でのピッチの二倍程度の
長さになるように構成されている。これは、ホッパ12
内部のスクリュー16の周囲は搬送物13で埋まってお
り、回転軸17とスクリュー羽根18と、スクリュー羽
根18の外径部を結んだ面とによって形成されるスクリ
ュー16の搬送容積に占める搬送物13の体積率を充満
率とすると、ホッパ12の底部の充満率は100%とな
るが、トラフ14の内部では充満率は、搬送物13の性
質にもよるが、25%〜45%程度になるため、トラフ
14の内部でのピッチをホッパ12の底部でのピッチの
二倍程度の大きさになるように構成することにより、ホ
ッパ12の底部から切り出した搬送物13を圧縮するこ
となくスクリュー16によって排出口15側に搬送する
ためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のスクリ
ューフィーダでは、ホッパ内に搬送物が堆積しているこ
とにより、ホッパの底部では搬送物に大きな応力がはた
らき、搬送物である粉粒体や塊状体の粒子間に存在する
間隙が減少し、嵩密度が増加する。そして、スクリュー
が回転するとホッパ底部にある搬送物が排出口側に搬送
されようとすることにより、スクリューの搬送容積内に
存在する搬送物の嵩密度が更に増加し、圧密化される。
その結果、搬送物の圧密化に要する動力が必要になり、
動力損失が発生する可能性があった。
【0006】また、さらにスクリューを回転しつづける
と、搬送容積内の搬送物が圧密化が進行し、遂には搬送
物がスクリューの搬送容積内に詰まって固化してしま
い、スクリューと共に回転することによって、搬送物が
搬送できなくなるというブリッジ現象が発生する可能性
があった。
【0007】さらに、ブリッジ現象が発生すると、搬送
容積内に詰まった搬送物がスクリューと共に回転するこ
とによって、それとホッパ内の搬送物との間の摩擦力が
増大する。その結果、増大する摩擦力に抗してスクリュ
ーを回転させなければならず、動力損失の増大や駆動装
置の損傷を惹起するという可能性があった。
【0008】また、搬送物の圧密化が進行することによ
り、ホッパ内の搬送物が均等に搬出されず、ホッパ内の
搬送物が偏在したり、残留する可能性があった。さら
に、搬送物が発酵や腐敗を招き易い有機物である場合に
は、搬送物の残留による搬送物の発酵や腐敗を招く可能
性があった。
【0009】この発明は上記の事情を背景としてなされ
たものであり、搬送物の圧密化を緩和しながら、ホッパ
内の搬送物を均等にホッパ外に搬送することのできるス
クリューフィーダを提供することを目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記の目
的を達成するために、請求項1の発明は、回転軸の外周
に螺旋状に連続するスクリュー羽根を取り付けたスクリ
ューをホッパの底部に回転可能に設け、前記ホッパ内の
搬送物を前記ホッパ外に搬送するスクリューフィーダに
おいて、前記スクリュー羽根の一ピッチ毎の前記スクリ
ューの搬送容積が、前記ホッパの底部では前記搬送物の
搬送方向に進むに従い増加することを特徴とするもので
ある。
【0011】請求項1の発明では、スクリュー羽根の一
ピッチ毎のスクリューの搬送容積が、それに隣接する一
ピッチ毎の搬送容積から搬送される搬送物3の体積より
も大きいことになる。その結果、ホッパ内のどの箇所に
おいても搬送物がスクリュー羽根の搬送容積内に進入す
ることができるので、ホッパの一部に搬送物が残ること
を防ぐことができる。また、搬送物の圧密化を緩和する
ことができるので、搬送物の圧密化による動力損失を減
少させることができる。そして、搬送物の間にはたらく
摩擦力を小さくすることができるので、摩擦力に抗して
スクリューを回転させる動力が少なくて済む。
【0012】
【発明の実施の形態】つぎにこの発明を図面に基づいて
より具体的に説明する。図1はこの発明のスクリューフ
ィーダの例を示している。スクリューフィーダ1の一端
部にはホッパ2が設けられ、その内部には粉粒体や塊状
体である搬送物3が投入されている。そして、ホッパ2
の底部の側壁にはトラフ4が設けられており、そのトラ
フ4のホッパ2が設けられている端部とは反対側の端部
には排出口5が設けられている。さらに、ホッパ2の底
部とトラフ4の内部と排出口5の上部とに亘って、トラ
フ4の長手方向にスクリュー6が設けられている。その
スクリュー6の回転軸7は図示しない駆動装置によって
回転することができるように構成されている。そして、
回転軸7が回転すると、回転軸7に螺旋状に取り付けら
れているスクリュー羽根8が回転し、それによって搬送
物3はホッパ2側から排出口5側に搬送される。
【0013】また、トラフ4内部でのスクリュー羽根8
のピッチはホッパ2の底部でのピッチの二倍程度の長さ
になるように構成されている。
【0014】さらに、回転軸7の形状は、ホッパ2の底
部では外径が排出口5側に近づくに従い小さくなるテー
パ状に構成されており、スクリュー羽根8の外径は同一
に構成されている。そのため、スクリュー羽根8の一ピ
ッチ毎の搬送容積は排出口5側に近づくに従い増加する
ように構成されている。
【0015】次に、スクリューフィーダ1の作用を説明
する。図示しない駆動装置によって回転軸7を回転させ
ると、スクリュー羽根8が回転し搬送物3が排出口5側
に搬送される。その場合、スクリュー羽根8の一ピッチ
毎の搬送容積が、ホッパ2の底部では排出口5に近づく
に従い増加するように構成されているから、スクリュー
羽根8によって搬送される搬送物3とホッパ2の上部か
ら下降する搬送物3とがスクリュー羽根8の間に充満す
るとしても、搬送容積の増大によって搬送物3の圧密化
を緩和することができる。すなわち、スクリュー羽根8
の上流側から送られる搬送物3が下流側の搬送物3を圧
縮するように作用することが無く、あるいはその圧縮作
用が緩和される。そのため、駆動装置の動力が搬送物3
の圧密化のために消費されることが回避され、動力損失
を減少させることができる。
【0016】また、スクリュー羽根8の間に搬出物3が
詰まって固化するようなブリッジ現象が発生しないの
で、搬送物3を単に回転させたり、回転に伴う摩擦を生
じさせたりすることが無いので、この点でも動力損失を
減少させることができる。さらに、スクリューフィーダ
1の全長に亘って搬送作用が生じるので、ホッパ2内の
搬送物3全体をほぼ均等に沈降させ、搬送物3の偏在や
残留を防止できる。また、搬送物3が発酵や腐敗を招き
易い有機物である場合には、搬送物3の残留やそれに伴
う発酵や腐敗を防止できるので、特に有効である。
【0017】なお、この具体例ではテーパ状の回転軸を
用いたスクリューを例示したが、この発明のスクリュー
フィーダはこれに限定されることはなく、例えば回転軸
の形状が筒状であり、かつスクリュー羽根の外径が排出
口に近づくに従い大きくなるスクリューを用いてもよ
い。
【0018】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明のスクリュ
ーフィーダでは、スクリュー羽根の一ピッチ毎のスクリ
ューの搬送容積が、搬送物の搬送方向での下流側で大き
くなっているので、搬送物の圧密化やそれに起因する動
力損失を低減できる。さらに搬送物の間にはたらく摩擦
力を小さくすることができるので、この点でも動力損失
を低減することができる。そして、スクリューフィーダ
の全長に亘って搬送作用が生じるので、ホッパ内の搬送
物全体をほぼ均等に沈降させ、搬送物の偏在や残留を防
止できる。さらに、搬送物が発酵や腐敗を招き易い有機
物である場合には、搬送物の残留やそれに伴う発酵や腐
敗を防止できるので、特に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のスクリューフィーダを示す図であ
る。
【図2】従来のスクリューフィーダの一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…スクリューフィーダ、 2…ホッパ、 3…搬送
物、 6…スクリュー、7…回転軸、 8…スクリュー
羽根。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸の外周に螺旋状に連続するスクリ
    ュー羽根を取り付けたスクリューをホッパの底部に回転
    可能に設け、前記ホッパ内の搬送物を前記ホッパ外に搬
    送するスクリューフィーダにおいて、 前記スクリュー羽根の一ピッチ毎の前記スクリューの搬
    送容積が、前記ホッパの底部では前記搬送物の搬送方向
    に進むに従い増加するように構成されていることを特徴
    とするスクリューフィーダ。
JP27063697A 1997-09-17 1997-09-17 スクリューフィーダ Pending JPH1179356A (ja)

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JP27063697A JPH1179356A (ja) 1997-09-17 1997-09-17 スクリューフィーダ

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Cited By (5)

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