JPH043711A - 螺旋型コンベアにおける搬送路の構造及び該構造に用いる突条部材 - Google Patents

螺旋型コンベアにおける搬送路の構造及び該構造に用いる突条部材

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JPH043711A
JPH043711A JP10332390A JP10332390A JPH043711A JP H043711 A JPH043711 A JP H043711A JP 10332390 A JP10332390 A JP 10332390A JP 10332390 A JP10332390 A JP 10332390A JP H043711 A JPH043711 A JP H043711A
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JP
Japan
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spiral
chips
conveyance path
protrusion member
conveyor
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Pending
Application number
JP10332390A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Tsurumaki
義久 鶴巻
Takeshi Ishibashi
石橋 健
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Tokyo Seimitsu Hatsujo Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seimitsu Hatsujo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、スクリューコンベア及びスパイラルコンベア
のような螺旋型回転体を用いた螺旋型コンベアにおける
搬送路の構造に関し、とくに搬送路の長手方向に延長す
る1本以上の突条を設けた搬送路の構造、及び搬送路用
突条部材に関する。
従来技術の問題点 従来、螺旋型コンベアにおいては、スクリューまたはス
パイラルの掻き取り面を、搬送路としてのパイプまたは
トラフの面に接触させて、被搬送物を効率的に掻き取る
よう配慮されていた。スクリュー又はスパイラルの掻き
取り面と搬送路の搬送面との接触は搬送路を摩耗させ、
特にスパイラルコンベアの搬送路を湾曲させt;場合に
は、その湾曲部における摩耗は甚だしい。搬送路のパイ
プまたはトラフの素材を厚くしても、長時間の連続稼働
の場合には摩擦の大きい部分は短期間に穴がおいてしま
い、しばしば搬送路を交換しなければならなかった。
これらの螺旋型コンベアは様々な金属加工機械から生ず
る切粉の搬送に用いられているが、加工されるべき金属
の材質及び加工態様に依存して様々なタイプの切粉が生
ずる。螺旋状の切粉は、スクリューコンベアの回転軸及
びスパイラルコンベアのスパイラルに絡みつき易く、搬
送効率を低下させる問題があった。スパイラルコンベア
に絡ミ付いた螺旋状の切粉は、搬送面との摩擦により徐
々に搬送方向に移動されるが、時としてスパイラルに強
固に絡みついて容易に搬送されない場合がありl;。現
在の金属加工機械は、ノンストップで長時間稼働するタ
イプのものが多く、しばしば無人で稼働され、かかる状
況で切粉が搬送路に詰まると、機械の稼働を停止しなけ
ればならず、生産計画に多大の影響を来す。
本発明者らは、従来の常識に反して、搬送路の表面に金
属製の突条を溶接してみたところ、意外にも螺旋をの切
粉の搬送が極めて効率的に行われ得ることが判った。こ
の実験においては、SS鋼製(ss41)の短い突条部
材(幅13mm、厚さ3mm、長さ100mm)の両端
部に丸穴(直径7mm)をあけた突条部材を浸炭焼き入
れしてH,C60’以上の硬度としl;部材を多数製造
し、これらを長手方向に連接して並べ、丸穴部分におい
て溶加棒を用いて電気溶接した。しかしながら、突条部
材を搬送路の表面に溶接した場合には突条部材が損耗し
た際に、部分補修が困難であり、結局は搬送路であるト
レー又はパイプを交換しなければならず、未だ実用には
ならない。
従って、硬度の高い素材で突条部材を形成することを前
提として、更に突条部材を交換可能に装着することが望
ましい。突条部材を交換可能に装着するには、ネジ止め
が簡単であるが、ネジ頭を突条部材の摩擦面の側からネ
ジ止めする場合にはネジ頭の摩耗の問題があり、スタッ
ドネジを突条部材の装着面に溶接することが望ましい。
本発明者らは、硬度が高く、しかも交換可能に装着され
得る突条部材を開発すべく種々の素材について検討を試
みた。しかしながら、一般に金属の硬化処理は変態温度
を越えるので、変形を生じ実用にならない。また加工性
そのだの点において実用化が困難であった。
例えば、オイルテンパー線は硬度Iこおいて申し分がな
く、また所望の長さの素材を入手できるが、しかし、そ
の高度のゆえにネジ立て加工することが極めて困難で、
実際的ではないことが判った。
また溶接は可能ではあるが、溶接部分に断層を生じ易く
、溶着が不安定であった。
SC材、SK材は所望の長さのレール材が入手できるが
、硬度を高くするために熱処理すると、歪みのために曲
がりや反りが生じて実用にならず、熱処理硬度をHRC
40°以下にすれば変形を修復可能であるが、硬度が充
分ではない。また溶接も不安定であった。
他の特殊鋼は、フラットバー材が市販されておらず、事
実上使用できない。
本発明者らは、さらに研究をつづけた結果、ついに実用
可能な搬送路の構造を完成した。
問題点を解決する手段 本発明においては、螺旋型コンベアにおける搬送路の長
手方向に延長する1本以上の突条を配設している。突条
は比較的短い部材を長手方向に連接して形成する。各突
条部材の装着面に少なくとも1本、望ましくは少なくと
も2本のスタッドボルトを溶接する。突条部材における
スタッドボルト間隔に対応して、搬送路に挿通孔を設け
て、スタッドボルトを搬送面側から挿通し、搬送路の外
側面においてナツトで締め付け固定している。突条は、
ステンレス鋼の細長い板状体、又は棒状体で形成され、
その表面を窒化処理しである。
作    用 搬送路の長手方向に1本以上のレールを配置することに
より、螺旋状の切粉がスクリューコンベアの軸またはス
パイラルコンベアのスパイラルに絡まることなく、急速
に搬送される。
レールが装着面に溶接されたスタッドボルトを搬送路の
外側面においてナツトで締め付け固定されているので、
レールの摩耗は装着構造に影響を与えず、また摩耗した
レールの交換が容易である。
実   施   例 第1図は、スパイラルコンベア10の断面図を示す。図
示のスパイラルコンベア10の搬送路はU字状のスパイ
ラル収容部11aと上方に開く傾斜部分11b、llc
とを有するトラフ11として形成されている。スパイラ
ル収容部11aの内側面には複数のスタッドポルト挿通
孔が長手方向に2列に形成され、2本の突条が形成され
ている。
各突条は複数の突条部材12を、長手方向に連接するこ
とによって形成されている。詳述すれば、各突条部材1
2は比較的短い棒状若しくは板状の部材と、その装着面
に溶接された少なくとも1本。
望ましくは複数のスタッドポルト12aが溶接されてい
る。トラフには、突条部材のスタッドポルト12aの間
隔に対応して挿通孔が形成されている。各突条部材12
のスタッドポルト12aをこれらの挿通孔に搬送路の搬
送面側から挿通し、トラフ11の外側面でナツト12b
により締め付け固定されている。
スパイラル収容部11aに収容されたスパイラル13は
、その一端が駆動モータ(図示せず)の駆動軸に固定さ
れて回転される。この実施例ではスパイラルは、傾斜部
分11bに装着された押さえ板lidによって下方に押
し付けられて、スパイラル収容部11aの底面と、2本
の突条に圧接されているものとして示されている。これ
により、細かい切粉はスパイラル収容部11aの底部に
おいて、スパイラル13の掻き取り面によって徐々に搬
送され、螺旋状の切粉はスパイラル13と突条12との
両方に接触したとき、急速に搬送される。突条12の設
置位置は、スパイラル13の外側面と接触する限りどの
位置でも良く、その配向はスパイラル13の回転を阻害
しない限りスパイラルの包格外形の母線に対して傾斜し
ていても良い。しかし、スパイラル収容部11aは円筒
面をなしているので、その円筒面の母線方向に配向する
のが、最も簡単である。何故ならば、母線に対して突条
を傾斜配置する場合には、突条を螺旋計上とする必要が
あるからである。この実施例では、スパイラル13の下
側面はスパイラル収容部11aに直接接触するよう配置
されており、それによって細かい切粉が効率的に搬送さ
れる。しかしながら、スパイラル13は突条12によっ
てスパイラル収容部11aから浮き上がるように配置し
ても良い。この場合には、原則として細かい切粉はスパ
イラル13の掻き取り面を越えたレベルよりも上方に蓄
積されるまでは搬送されない。しかし、螺旋状の切粉が
混入していれば、それと共に上記レベル以下の細かい切
粉も搬送され得る。
第2図は、本発明による突条部材12の拡大側面図であ
る。突条部材12は、ステンレス鋼の細長い板状または
棒状素材の表面を窒化処理した素材に複数のスタッドポ
ルト12aが溶接されている。スタッドポルト12aは
、窒化処理の前に溶接されても良い。制限的ではないが
、SUS 304の輻13mm、厚さ6 m m 、長
さ1000mmの素材を窒化処理(タフトライド処理)
して表面硬度HMV800−1200° (深さ20〜
30μ)とした突条部材は申し分のない耐久性を示した
。突条部材12とスタッドポルト12aとの溶接部も安
定しており充分な耐久強度を示した。ちなみに、窒化処
理の温度は630°C程度である。
複数の突条部材12を長手方向に突き付けて連接する場
合には、それらの突き付け端部を摩擦面から装着面に向
かって搬送方向下流側から上流側に斜めに切り落とすの
が良い。
突条部材12の断面形状は、いかなる形状でも良い。窒
化処理の深さが探すざるとスタッドポルト12aの溶接
部が不安定になる傾向がある。この場合にはスタッドポ
ルト12aを溶接した後に窒化処理をするのが良い。
以上に本発明の一実施例について説明したが、本発明は
、上述の実施例に限定されるものではなく、スクリュー
コンベアの搬送パイプまたはトラフの内側面にも適用で
き、またスパイラルコンベアの搬送トラフのみならずス
パイラルコンベアの搬送パイプにも適用でき、更にスパ
イラルコンベアの可視性搬送パイプにも適用できる。ま
たスパイラルコンベアにおける湾曲した搬送パイプまた
はトラフにも適用できる。例えば穀物等を搬送するスパ
イラルコンベアにおいては、可撓性パイプの内側面に可
撓性のある素材で複数の突条を形成すれはよい。
また、一つの突条部材12に1本のスタッドポルト12
aを設ける場合には、突条部材の一端に近接してスタッ
ドポルト12aを溶接し、他端に連接される突条部材と
係合する構造を設けることにより、安定に固定すること
ができる。
発明の効果 本発明によれば、螺旋型コンベアの搬送路の摩耗による
損傷を防止すると共に、螺旋型の切粉の絡み付きの問題
を回避し、またその搬送速度を高速化することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例によるスパイラルコンベア
の断面図、 第2図は、本発明による突条部材の側面図である。 符号の説明

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]螺旋型コンベアにおける搬送路の長手方向に延長
    する1本以上の突条を設けたことを特徴とする螺旋型コ
    ンベアの搬送路の構造。 [2]請求項第1項記載の構造において、上記突条が少
    なくとも1本の金属製突条部材で形成されており、突条
    部材の装着面に溶接されたスタッドボルトを搬送路の外
    側面においてナットで締め付け固定したことを特徴とす
    る螺旋型コンベアにおける搬送路の構造。 [3]ステンレス鋼の細長い板状体、又は棒状体の表面
    を窒化処理し、一側面に複数のスタッドボルトを溶接し
    たことを特徴とする螺旋型コンベアの搬送路用突条部材
JP10332390A 1990-04-18 1990-04-18 螺旋型コンベアにおける搬送路の構造及び該構造に用いる突条部材 Pending JPH043711A (ja)

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