JP2020040483A - 車両の自転車搭載構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 自転車の搭載容易化と、自転車の車両からの突出量低減との両立を図る車両の自転車搭載構造の提供を目的とする。【解決手段】 車両後部の荷室開口9を覆うテールゲート10と、該テールゲート10に装備されたキャリアX,Yとを備え、上記キャリアX,Yに自転車BIC1,BIC2を搭載可能と成した車両の自転車搭載構造であって、上記テールゲート10は車両後端部の車幅方向一端側のヒンジ部11を介して横開きする構造であって、上記テールゲート10の車室内側に上記自転車搭載用のキャリアX,Yが設けられたことを特徴とする。【選択図】図2

Description

この発明は、車両後部の荷室開口を覆うテールゲートと、該テールゲートに装備されたキャリアとを備え、上記キャリアに自転車を搭載可能と成した車両の自転車搭載構造に関する。
従来、車両の自転車搭載構造としては、特許文献1,2に開示されたものがある。
特許文献1に開示された構造は、リフトゲートの後面側つまり車外側に自転車を搭載可能なキャリアを備えたもので、当該キャリアは、リフトゲート後面に沿って上下方向に延びる長尺状支持フレームと、自転車の前輪を上記長尺状支持フレームに固定するストラップと自転車のフレームチューブを上記長尺状支持部材に固定するフレーム支持部材と、自転車の後輪を上記長尺状支持フレームに固定する車輪支持部材とを備えている。
この特許文献1に開示された従来構造においては、リフトゲートの後面側にキャリアが設けられているので、自転車の車外搭載が可能となり、自転車の搭載性に優れる反面で、搭載した自転車が車外側すなわち車両のリフトゲートから車両後方に大きく突出することになる。
特許文献2に開示された構造は、横開きするバックドアを備えた車両において、バックドア開口部の車両の内側壁部に自転車を搭載可能で、かつ、ヒンジ構造を介して回動可能なキャリアを備えており、該キャリアは上下一対のスライドレールと、これら上下のスライドレールに沿って格納位置と引出し位置との間に移動可能な移動フレームとを備えている。
この特許文献2に開示された従来構造においては、車室内の側壁に設けられたキャリアに対して自転車を搭載することができるので、自転車の車外への突出をなくすことができる利点がある反面で、自転車の搭載時には、一旦、バックドアを開放した後に、上下一対のスライドレールに沿って移動フレームを格納位置から引出し位置へ引出す必要があり、複数段階にわたる操作が必須となる関係上、利便性および搭載性について難点があった。
特開2003−137035号公報 特開平9−109785号公報
そこで、この発明は、自転車の搭載容易化と、自転車の車両からの突出量低減との両立を図ることができる車両の自転車搭載構造の提供を目的とする。
この発明による車両の自転車搭載構造は、車両後部の荷室開口を覆うテールゲートと、該テールゲートに装備されたキャリアとを備え、上記キャリアに自転車を搭載可能と成した車両の自転車搭載構造であって、上記テールゲートは車両後端部の車幅方向一端側のヒンジ部を介して横開きする構造であって、上記テールゲートの車室内側に上記自転車搭載用のキャリアが設けられたものである。
上記構成によれば、横開き構造のテールゲートの車室内側に上記キャリアを設けたので、テールゲートを横開き開放すると、キャリアが荷室開口の車両後方に位置し、キャリアを引出す如き操作が一切不要で、自転車の搭載容易化を図ることができる。
また、テールゲートを閉じると、自転車はテールゲートの車室内側に位置するので、搭載した自転車の突出量低減、特に、車両後面からの突出をなくすことができる。
要するに、自転車の搭載容易化と、自転車の車両からの突出量低減との両立を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記車両は荷室上方が開放されたオープンデッキ車両であり、上記自転車は前輪が上方に、後輪が下方に位置する縦置き状に上記キャリアに搭載されると共に、上記自転車の上部一部が上記荷室から車外に突出するよう構成されたものである。
上記構成によれば、オープンデッキ構造の車両において、縦置き搭載した自転車の上部一部が荷室から車外に突出するので、テールゲート形状に関係なく、当該テールゲートの車室内面側に自転車をコンパクトに搭載することができる。
この発明の一実施態様においては、上記キャリアは、上側に位置して自転車の前輪を受ける前輪受け部と、下側に位置して自転車の後輪を受ける後輪受け部と、自転車の後輪を上記後輪受け部に対してロックするロック部とを備えたものである。
上記構成によれば、上記前輪受け部で自転車の前輪を受け、上記後輪受け部で自転車の後輪を受けると共に、上記ロック部で後輪をロックするので、自転車の固定を簡易化することができる。
この発明の一実施態様においては、上記ロック部は回動可能に形成されると共に、非ロック時にその遊端が上記テールゲートの下端より下方に突出するものである。
上記構成によれば、上記ロック部は非ロック時にその遊端がテールゲートの下端より下方に突出するので、ロック部による後輪ロックをしない状態でテールゲートを閉じると、ロック部が荷室開口下縁を形成する車体に当ることになり、ロック部による後輪のロックがなされていないロック忘れを気付かせ、注意喚起を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記テールゲートの車室内側下部におけるキャリア近傍位置に上記自転車を仮預けする棚部が設けられたものである。
上記構成によれば、自転車をキャリアに搭載する前に、当該自転車を上記棚部に仮預けすることができるので、自転車の搭載性向上を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記棚部には上記ロック部がテールゲート下端より下方に突出することを許容するスリットが設けられたものである。
上記構成によれば、棚部による自転車の仮預けと、スリットによるロック部の下方突出に基づくロック忘れに対する注意喚起との両立を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記テールゲートを開放した車両側面視において、上記前輪受け部が上記後輪受け部に対して前方位置に設けられたものである。
上記構成によれば、前輪受け部が後輪受け部に対して前方に位置しているので、自転車の上げ下ろしを楽な姿勢で行なうことができる。
この発明の一実施態様においては、上記前輪受け部は上記後輪受け部に対して高さ調整可能に構成されたものである。
上記構成によれば、キャリア上部を構成する前輪受け部の高さ調整のみで、サイズが異なる自転車に対応することができる。
この発明の一実施態様においては、上記テールゲートの車室内側におけるテールゲート近接位置とテールゲート離間位置との複数にキャリアを設け、テールゲート開放時においてテールゲート近接位置の第一キャリアと、テールゲート離間位置の第2キャリアとは、車両前後方向かつ上下方向にオフセットして配置されたものである。
上記構成によれば、複数のキャリアをテールゲートの車室内側にコンパクトにレイアウトすることができ、複数台の自転車を干渉することなく車両に搭載することができる。
この発明によれば、自転車の搭載容易化と、自転車の車両からの突出量低減との両立を図ることができる効果がある。
本発明の自転車搭載構造を備えた車両の側面図 図1の要部拡大側面図 図2の平面図 テールゲート閉成時の平面図 図4の側面図 キャリアの斜視図 図6のA−A線矢視断面図 図6のB−B線矢視断面図であり(a)は後輪ロック時の断面図、(b)は後輪アンロック時の断面図 自転車の仮預け状態を示す側面図 自転車の前輪をキャリアの前輪受け部に搭載した状態の側面図 自転車の後輪をキャリアの後輪受け部に当接させた状態の側面図 自転車の後輪をロック部でロックした状態の側面図 前輪受け部格納時の側面図 車両の自転車搭載構造の他の実施例を示す平面図 車両の自転車搭載構造のさらに他の実施例を示す側面図
自転車の搭載容易化と、自転車の車両からの突出量低減との両立を図るという目的を、車両後部の荷室開口を覆うテールゲートと、該テールゲートに装備されたキャリアとを備え、上記キャリアに自転車を搭載可能と成した車両の自転車搭載構造であって、上記テールゲートは車両後端部の車幅方向一端側のヒンジ部を介して横開きする構造であって、上記テールゲートの車室内側に上記自転車搭載用のキャリアが設けられるという構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両の自転車搭載構造を示し、図1は当該自転車搭載構造を備えた車両を、そのテールゲートを横開き開放した状態で示す側面図、図2は図1の要部拡大側面図、図3は図2の平面図、図4はテールゲート閉成時の平面図、図5は図4の車両左側の側面図である。
自転車搭載構造の説明に先立って、まず、図1〜図5を参照して車両の概略構造について説明する。
図1に示すように、車両側部にはフロントドア1とリヤドア2とが設けられており、車室3内部にはフロントシート4とリヤシート5とが設けられている。また、リヤシート5の後方には隔壁6を設け、該隔壁6で車室3と荷室7とを車両前後方向に仕切っている。
上記荷室7の床面を形成する荷室フロア8は、リヤサイドフレームよりも下方に段下げ形成された低床フロアかつ掃出しフロアに形成されており、荷室7の後部が後方に開放されて荷室開口9を形成すると共に、上記車両は荷室7の上方が開放されたオープンデッキ車両に構成されている。
図1〜図5に示すように、車両後部の荷室開口9を覆うテールゲート10が設けられている。このテールゲート10は車両後端部の車幅方向の一端側、この実施例では、車幅方向右端側に設けられ上下方向に延びるヒンジ部11を介して横開きするよう構成されている。
図4に示すように、テールゲート10の閉成時には、上記荷室7の前後左右が、隔壁6とテールゲート10と、リヤフェンダパネル12の車幅方向内側に位置するインナパネル13(リヤフェンダインナやホイールハウスインナ等により形成されるインナパネル)とで囲繞され、図3に示すテールゲート10の開成時には、上記荷室開口9が開放される。また、上記荷室7の上方は常時開放されている。
図1〜図4に示すように、上記テールゲート10の車室内側には自転車搭載用のキャリアX,Yが設けられており、当該キャリアX,Yに自転車BIC1,BIC2を搭載可能と成している。
この実施例では、上記キャリアX,Yは複数設けられている。
すなわち、テールゲート10の車室内側におけるテールゲート10に近接する位置(テールゲート近接位置)とテールゲート10から離間した位置(テールゲート離間位置)との複数にキャリアX,Yを設け、図2に示すテールゲート10の開放時においてテールゲート近接位置の第1キャリアXと、テールゲート離間位置の第2キャリアYとは、車両前後方向かつ上下方向にオフセットして配置されている。
換言すれば、図4に示すテールゲート10の閉成時においては第1キャリアXと,第2キャリアYとは、車幅方向かつ上下方向にオフセットして配置されている。
詳しくは、図2に示すテールゲート10の開放時において、第1キャリアXが第2キャリアYに対して、上下方向の上方で、かつ車両前後方向の後方で、さらに車幅方向の外方(テールゲート10に近接する側)に位置するよう、これら両キャリアX,Yがオフセットして配置されている。
上記第1キャリアXと第2キャリアYとは同等の構造に形成されているので、以下の説明においては、一方の構成について説明し、他方には同一符号を付している。また、自転車BIC1,BIC2は、何れも、前輪91、後輪92、サドル93、ハンドルステム94、フロントフォーク95、シートチューブ96、トップチューブ97、ダウンチューブ98等を備えた同様の構造に形成されている。
図6はキャリアの斜視図、図7は図6のA−A線矢視断面図、図8は図6のB−B線矢視断面図であって、図8の(a)は後輪ロック時の断面図、図8の(b)は後輪アンロック時の断面図である。
図2、図6に示すように、上記キャリアX,Yは、上下方向に延びる可動要素としてのスライダ20と、該スライダ20の上端に一体または一体的に形成されて当該スライダ20上端からテールゲート10の遊端方向(図2の車両後方)に延びるリテーナ21と、を有する前輪受け部23と、
スライダ20の周囲を囲繞して上下方向に延びる固定要素としてのスライダガイド24(いわゆるガードレール)と、該スライダガイド24の下端に一体または一体的に形成されて当該スライダガイド24下端からテールゲート10の遊端方向(図2の車両後方)に延びる連結部25と、を有する後輪受け部26と、
上記連結部25にヒンジ部30を介して連結され、自転車BIC1,BIC2の後輪92を上記後輪受け部26に対してロックするロック部としての後輪ロックバー27と、
を備えている。
上記前輪受け部23を構成するスライダ20とリテーナ21とは逆L字状に連結されており、リテーナ21には上下方向に貫通して自転車BIC1,BIC2の前輪91の挿入が可能な溝幅の溝部28が形成されている。この前輪受け部23はキャリアX,Yの上側に位置しており、リテーナ21の溝部28に自転車BIC1,BIC2の前輪91を挿入配置することで、前輪受け部23にて自転車BIC1,BIC2の前輪91を受け止めるよう構成している。
上記後輪受け部26を構成するスライダガイド24と連結部25とはL字状に連結されている。この後輪受け部26はキャリアX,Yの下側に位置して自転車BIC1,BIC2の後輪92を受けるよう構成している。
上記ロック部としての後輪ロックバー27は、パイプ部材または棒状部材を平面視で略U字状に折曲げ形成したもので、後輪ロックバー27の一片部27aと他片部27bとの間には、自転車BIC1,BIC2の後輪92に対して装着可能な空間部27cが形成されている。
図3、図4に示すように上記キャリアX,Yは支持部材29を用いてテールゲート10の車室内側に支持されている。具体的には、後輪受け部26におけるスライダガイド24の上下両部と、テールゲート10の車室内側との間を上記支持部材29で連結固定している。
図2に示すように、自転車BIC1,BIC2はその前輪91が上方に位置し、後輪92が下方に位置する縦置き状に上記キャリアX,Yに搭載されると共に、図5に示すテールゲート10の閉時において、自転車BIC1,BIC2の上部一部が荷室7から車外(つまり上方)に突出するよう構成している。
また、図2に示すように、自転車BIC1,BIC2の前輪91を前輪受け部23で支持させた状態下において、当該自転車BIC1,BIC2を上記縦置き状にキャリアX,Yに搭載し、自転車BIC1,BIC2の後輪92は、キャリアX,Yの下面となる連結部25から上方に浮いているので、自転車BIC1,BIC2の荷重の大半は前輪受け部23に付勢されることになる。このため、上記キャリアX,Yはサイズが大きい自転車に対応すべく構成されており、サイズが小さい自転車にも流用可能となるよう構成している。
さらに、図2、図3に示すように、テールゲート10の車室内側下部におけるキャリアXの近傍位置には、自転車BIC1,BIC2を仮預けする棚部14が設けられている。
この実施例では、図2に示すように、テールゲート10を開放した状態下において、上記棚部14がテールゲート10の下側後部で、キャリアXの近傍かつ後方に位置するよう設けられている。また、上記棚部14の幅(図2の状態下においては車幅方向の幅)は自転車BIC1,BIC2の前輪91または後輪92におけるタイヤの幅と同等またはそれ以上に設定されている。
ところで、図6のA−A線矢視断面図である図7において、上記スライダ20は搭載状態下における自転車BIC1,BIC2のサドル93下面と対向する対向面部20aと、この対向面部20aに対して反対側に位置する反対向面部20bと、テールゲート10の車室内側に対向する対向面部20cと、この対向面部に対して反対側に位置する反対向面部20dと、を方形枠状に組合わせた角筒状に形成されている。
また、上記スライダガイド24はスライダ20の反対向面部20bの外側に位置する第1面部24bと、スライダ20の対向面部20cの外側に位置する第2面部24cと、スライダ20の反対向面部20dの外側に位置する第3面部24dと、スライダ20の対向面部20aの両端部外側に位置する第4面部24a,24aと、を平面視で略コの字形状に組合わせたもので、一対の第4面部24a,24a間には、自転車BIC1,BIC2の後輪92が第1面部24b側に向けて移動可能となる開口部40が形成されている(図6参照)。
上記スライダガイド24の第3面部24dには、ガイド部41が一体に突設形成されており、このガイド部41および第3面部24dに形成されたネジ孔42に対してボルト43を螺合させ、ボルト43先端のピン44を、スライダ20に開口形成された高さ調整用の開口22に挿入することで、スライダガイド24に対してスライダ20を位置決め固定するよう構成している。
また、上記スライダ20の反対向面部20dには、図6に示すように、上記開口22が上下方向の一直線上に並んで離間して複数設けられており、ピン44が挿入される開口22を択一的に選定することで、前輪受け部23の後輪受け部26に対する高さを調整可能と成している。
さらに、図7に示すように、上記ボルト43には、その操作性を考慮してハンドル45が一体形成されている。
加えて、図6に示すように、上記スライダ20の反対向面部20dの上方部には、複数の開口22と一直線上に並ぶ別の開口46が設けられており、図13に示すように前輪受け部23を後輪受け部26に格納して、キャリアX,Yを上下方向にコンパクト化する場合、上記開口46にピン44を挿入し、前輪受け部23を図13の格納状態に固定すべく構成している。
一方、図6のB−B線矢視断面図である図8に示すように、上記ヒンジ部30は軸部材から成るヒンジインナ31と、このヒンジインナ31の外周部に位置する円筒状のヒンジアウタ32とを備えている。
図6、図8に示すように、ヒンジアウタ32には、後輪ロックバー27のロック位置α(図8の(a)参照)からアンロック位置β(図8の(b)参照)までの回動を許容する開口部33が形成されており、この開口部33を介して上記ヒンジインナ31には後輪ロックバー27の基端が固定されている。
上記ヒンジ部30のテールゲート10から最も遠ざかる位置の上部には、ヒンジアウタ32と一体にピンガイド34が設けられており、図8に示すように、該ピンガイド34に形成された上下方向に延びるピン孔35にはロックピン36が配置されている。
図8に示すように、上記ヒンジインナ31には、後輪ロックバー27がアンロック位置βからロック位置αに達した時、ピン孔35と上下方向で一致する位置に凹部37が形成されており、図8の(a)に示すように、後輪ロックバー27がロック位置αに達した時、ロックピン36がその自重で上記凹部37に落下して、後輪ロックバー27のロック位置αを保持すべく構成している。
ここで、上記ロックピン36の上端部には把持部36aが一体形成されており、ロックピン36によるロックを解除する際、自転車BIC1,BIC2の後輪92と干渉しないようテールゲート10から最も遠ざかる位置に存在する上記把持部36aを持って、ロックピン36を上記凹部37から上方に引抜くよう構成している。
また、上記開口部33の上部開口縁は、後輪ロックバー27がロック位置αよりもさらに上方へ回動することを規制する規制部38(いわゆるストッパ)とされ、開口部33の下部開口縁は、後輪ロックバー27がアンロック位置βよりもさらに下方へ回動することを規制する規制部39(いわゆるストッパ)とされている。
このように、ロック部としての後輪ロックバー27は回動可能に形成されている。また、後輪ロックバー27は非ロック時、つまり、図8の(b)に示すアンロック位置βにおいては、図9、図10、図11に示すように、その遊端が上記テールゲート10の下端よりも下方に突出するよう構成している。
図9は自転車の仮預け状態を示す側面図、図10は自転車の前輪をキャリアの前輪受け部に搭載した状態の側面図、図11は自転車の後輪をキャリアの後輪受け部に当接させた状態の側面図、図12は自転車の後輪をロック部である後輪ロックバーでロックした状態の側面図である。
次に、図9〜図12を参照して、自転車をキャリアに搭載する順序の一例について説明する。
まず、図9に示すように、ヒンジ部11を支点としてテールゲート10を横開きに開放し、荷室7の後方を車外と連通させると共に、自転車BIC1の前輪91を棚部14に仮預けする。このように、自転車BIC1の前輪91を棚部14に一旦仮預けするので、棚部14を有さない構造と比較して、自転車BIC1の搭載性向上を図ることができる。
次に、図10に示すように、左右の手で自転車BIC1のフロントフォーク95とシートチューブ96とを持って、自転車BIC1を持ち上げ、当該自転車BIC1の前輪91を、第1キャリアXの前輪受け部23における溝部28に挿入配置する。前輪91を溝部28に挿入配置すると、その前輪91はリテーナ21で受止められ、自転車BIC1の上下方向の位置決めが成されると共に、前輪91のタイヤ幅方向の位置決めも成される。
次に、図11に示すように、自転車BIC1の後輪92を、後輪受け部26の開口部40から水平断面形状が略コの字のスライダガイド24の第1面部24b(図7参照)に当接させる。後輪92を後輪受け部26のスライダガイド24に当接させると、後輪92はそのタイヤ幅方向が、図7に示す第2面部24cと第3面部24dとで位置規制される。
次に、図12に示すように、ヒンジ部30を支点として、後輪ロックバー27を上方へ回動する。該後輪ロックバー27を上方へ回動すると、自転車BIC1の後輪92一部が図6に示す後輪ロックバー27の空間部27cに挿入され、後輪92の左右は後輪ロックバー27の一片部27aと他片部27bとで保持されると共に、図8の(a)に示すように後輪ロックバー27はそのロック位置αでロックピン36の凹部37への自重落下にて保持されるので、後輪92は後輪ロックバー27により後輪受け部26に対してロックされる。
また、第2キャリアYに対して自転車BIC2を搭載する必要がある場合には、第1キャリアXに自転車BIC1を搭載した上述同様の順序で搭載することができる(図2、図3参照)。
図2、図3に示す自転車BIC1,BIC2の搭載後、ヒンジ部11を支点としてテールゲート10を閉じると、図4に示すように自転車BIC1,BIC2は荷室7内に格納されると共に、図5に示すように、当該自転車BIC1,BIC2の上部一部は荷室7から車外に突出する。
テールゲート10の車室内側のキャリアX,Yに対する自転車BIC1,BIC2の搭載後、万一、上記後輪ロックバー27による後輪92のロックが行なわれていない場合には、図12に示すように、当該後輪ロックバー27は非ロック時においてその遊端がテールゲート10の下端よりも下方に突出する。
後輪ロックバー27による後輪92のロックをしない状態でテールゲート10を閉じると、後輪ロックバー27が荷室開口9の下縁を形成する車体に当ることになり、後輪ロックバー27による後輪92のロックが実行されていないロック忘れを気付かせて、注意喚起を図ることができる。
上記前輪受け部23のスライダ20は、後輪受け部26のスライダガイド24に対して上下方向にスライド可能に構成したので、キャリアX,Yに対して自転車BIC1,BIC2を搭載しない場合には、図13に示すように、後輪受け部26のスライダガイド24に沿って、前輪受け部23のスライダ20をその最下方位置まで下動させ、図6に示すスライダ20上部の開口46にピン44(図7参照)を挿入することで、前輪受け部23を図13に示す格納状態に固定することができる。
なお、図中矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示す。
このように、図1〜図13で示した実施例の車両の自転車搭載構造は、車両後部の荷室開口9を覆うテールゲート10と、該テールゲート10に装備されたキャリアX,Yとを備え、上記キャリアX,Yに自転車BIC1,BIC2を搭載可能と成した車両の自転車搭載構造であって、上記テールゲート10は車両後端部の車幅方向一端側のヒンジ部11を介して横開きする構造であって、上記テールゲート10の車室内側に上記自転車搭載用のキャリアX,Yが設けられたものである(図2〜図4参照)。
この構成によれば、横開き構造のテールゲート10の車室内側に上記キャリアX,Yを設けたので、テールゲート10を横開き開放すると、キャリアX,Yが荷室開口9の車両後方に位置し、キャリアX,Yを引出す如き操作が一切不要で、自転車BIC1,BIC2の搭載容易化を図ることができる。
また、テールゲート10を閉じると、自転車BIC1,BIC2はテールゲート10の車室内側(荷室7内参照)に位置するので、搭載した自転車BIC1,BIC2の突出量低減、特に、車両後面からの突出をなくすことができる。
要するに、自転車の搭載容易化と、自転車の車両からの突出量低減との両立を図ることができる。
また、この発明の一実施形態においては、上記車両は荷室7上方が開放されたオープンデッキ車両であり、上記自転車BIC1,BIC2は前輪91が上方に、後輪92が下方に位置する縦置き状に上記キャリアX,Yに搭載されると共に、上記自転車BIC1,BIC2の上部一部が上記荷室7から車外に突出するよう構成されたものである(図2、図5参照)。
この構成によれば、オープンデッキ構造の車両において、縦置き搭載した自転車BIC1,BIC2の上部一部が荷室7から車外に突出するので、テールゲート10の形状に関係なく、当該テールゲート10の車室内面側に自転車BIC1,BIC2をコンパクトに搭載することができる。
さらに、この発明の一実施形態においては、上記キャリアX,Yは、上側に位置して自転車BIC1,BIC2の前輪91を受ける前輪受け部23と、下側に位置して自転車BIC1,BIC2の後輪92を受ける後輪受け部26と、自転車BIC1,BIC2の後輪92を上記後輪受け部26に対してロックするロック部(後輪ロックバー27参照)とを備えたものである(図2参照)。
この構成によれば、上記前輪受け部23で自転車BIC1,BIC2の前輪91を受け、上記後輪受け部26で自転車BIC1,BIC2の後輪92を受けると共に、上記ロック部(後輪ロックバー27参照)で後輪92をロックするので、自転車BIC1,BIC2の固定を簡易化することができる。
さらにまた、この発明の一実施形態においては、上記ロック部(後輪ロックバー27参照)は回動可能に形成されると共に、非ロック時(図8の(b)に示すアンロック位置β参照)にその遊端が上記テールゲート10の下端より下方に突出するものである(図8の(b)、図12参照)。
この構成によれば、上記ロック部(後輪ロックバー27参照)は非ロック時にその遊端がテールゲート10の下端より下方に突出するので、ロック部(後輪ロックバー27参照)による後輪ロックをしない状態でテールゲート10を閉じると、ロック部(後輪ロックバー27参照)が荷室開口9下縁を形成する車体に当ることになり、ロック部(後輪ロックバー27参照)による後輪92のロックがなされていないロック忘れを気付かせ、注意喚起を図ることができる。
加えて、この発明の一実施形態においては、上記テールゲート10の車室内側下部におけるキャリアX近傍位置に上記自転車BIC1,BIC2を仮預けする棚部14が設けられたものである(図9参照)。
この構成によれば、自転車BIC1,BIC2をキャリアX,Yに搭載する前に、当該自転車BIC1,BIC2を上記棚部14に仮預けすることができるので、自転車BIC1,BIC2の搭載性向上を図ることができる。
また、この発明の一実施形態においては、上記前輪受け部23は上記後輪受け部26に対して高さ調整可能に構成されたものである(図6、図7参照)。
この構成によれば、キャリアX,Y上部を構成する前輪受け部23の高さ調整のみで、サイズが異なる自転車に対応することができる。
この発明の一実施形態においては、上記テールゲート10の車室内側におけるテールゲート近接位置とテールゲート離間位置との複数にキャリアX,Yを設け、テールゲート10の開放時においてテールゲート近接位置の第1キャリアXと、テールゲート離間位置の第2キャリアYとは、車両前後方向かつ上下方向にオフセットして配置されたものである(図2参照)。
この構成によれば、複数のキャリアX,Yをテールゲート10の車室内側にコンパクトにレイアウトすることができ、複数台の自転車BIC1,BIC2を干渉することなく車両に搭載することができる。
図14は車両の自転車搭載構造の他の実施例を示す平面図(但し、テールゲート10を開放した状態で示す平面図)である。
図14に示すこの実施例では、テールゲート10の車室内側下部に設けられる自転車仮預け用の棚部14を、図3で示した実施例の棚部14に対して幅広に形成したものである。すなわち、図14に示すテールゲート10の開放時においては、当該テールゲート10の内面から車幅方向内方へ第1キャリアXにおけるスライダガイド24の第3面部24dと略対応する位置まで突出させており、テールゲート10の閉成時においては、当該テールゲート10の前面から車両前方へスライダガイド24の第3面部24dと略対応する位置まで突出させたもので、該棚部14にはロック部としての後輪ロックバー27がテールゲート10下端よりも下方に突出することを許容するスリット14aが設けられている。
このように、図14で示した一実施形態においては、上記棚部14には上記ロック部(後輪ロックバー27参照)がテールゲート10下端より下方に突出することを許容するスリット14aが設けられたものである(図14参照)。
この構成によれば、棚部14による自転車BIC1,BIC2の仮預けと、スリット14aによるロック部(後輪ロックバー27)の下方突出に基づくロック忘れに対する注意喚起との両立を図ることができる。
図14で示した実施例においても、その他の構成、作用、効果については、先の実施例と同様であるから、図14において前図と同一の部分には、同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
図15は車両の自転車搭載構造のさらに他の実施例を示す側面図(但し、テールゲート10を開放した状態で示す側面図)である。
図15に示すこの実施例では、テールゲート10を開放した車両側面視において、キャリアZは、前輪受け部23(詳しくは、前輪受け部23で受止められる自転車BIC1の前輪91の下部91a)が、後輪受け部26(詳しくは、後輪受け部26で受止められる自転車BIC1の後輪92の下部92a)に対して前方位置に設けられたものである。
具体的には、略水平状に位置する連結部25に対してスライダガイド24の上端がその下端より前方に位置するようにスライダガイド24を前傾配置し、この前傾配置したスライダガイド24に沿って上下スライド可能に設けられたスライダ20とリテーナ21との成す角度が鋭角となるように構成し、加えて、上記リテーナ21は略水平に配置したものである。
このように、図15で示した一実施形態においては、上記テールゲート10を開放した車両側面視において、上記前輪受け部23が上記後輪受け部26に対して前方位置に設けられたものである(図15参照)。
この構成によれば、前輪受け部23が後輪受け部26に対して前方に位置しているので、自転車BIC1の上げ下ろしを楽な姿勢で行なうことができる。
詳しくは、自転車BIC1を持上げて前輪受け部23に搭載する際、ハンドルステム94に近い位置のフロントフォーク95とシートチューブ96とを左右の手で持って持上げるのが一般的であり、この場合、キャリアZの上記構成により、図15に示す如く、フロントフォーク95とシートチューブ96とが略水平状となるため、楽な姿勢での搭載が可能となる。この点については自転車BIC1をキャリアZから降ろす場合についても同様である。
図15で示したこの実施例においても、その他の構成、作用、効果については、先の各実施例とほぼ同様であるから、図15において前図と同一の部分には、同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明のロック部は、実施例の後輪ロックバー27に対応するも、
この発明は、上記実施例の構成のみに限定されるものではない。
以上説明したように、本発明は、車両後部の荷室開口を覆うテールゲートと、該テールゲートに装備されたキャリアとを備え、上記キャリアに自転車を搭載可能と成した車両の自転車搭載構造について有用である。
7…荷室
9…荷室開口
10…テールゲート
11…ヒンジ部
14…棚部
14a…スリット
23…前輪受け部
26…後輪受け部
27…後輪ロックバー(ロック部)
91…前輪
92…後輪
BIC1,BIC2…自転車
X,Y,Z…キャリア

Claims (9)

  1. 車両後部の荷室開口を覆うテールゲートと、該テールゲートに装備されたキャリアとを備え、
    上記キャリアに自転車を搭載可能と成した車両の自転車搭載構造であって、
    上記テールゲートは車両後端部の車幅方向一端側のヒンジ部を介して横開きする構造であって、
    上記テールゲートの車室内側に上記自転車搭載用のキャリアが設けられた
    車両の自転車搭載構造。
  2. 上記車両は荷室上方が開放されたオープンデッキ車両であり、
    上記自転車は前輪が上方に、後輪が下方に位置する縦置き状に上記キャリアに搭載されると共に、上記自転車の上部一部が上記荷室から車外に突出するよう構成された
    請求項1に記載の車両の自転車搭載構造。
  3. 上記キャリアは、上側に位置して自転車の前輪を受ける前輪受け部と、
    下側に位置して自転車の後輪を受ける後輪受け部と、
    自転車の後輪を上記後輪受け部に対してロックするロック部とを備えた
    請求項2に記載の車両の自転車搭載構造。
  4. 上記ロック部は回動可能に形成されると共に、非ロック時にその遊端が上記テールゲートの下端より下方に突出する
    請求項3に記載の車両の自転車搭載構造。
  5. 上記テールゲートの車室内側下部におけるキャリア近傍位置に上記自転車を仮預けする棚部が設けられた
    請求項1〜4の何れか一項に記載の車両の自転車搭載構造。
  6. 上記棚部には上記ロック部がテールゲート下端より下方に突出することを許容するスリットが設けられた
    請求項5に記載の車両の自転車搭載構造。
  7. 上記テールゲートを開放した車両側面視において、上記前輪受け部が上記後輪受け部に対して前方位置に設けられた
    請求項3〜6の何れか一項に記載の車両の自転車搭載構造。
  8. 上記前輪受け部は上記後輪受け部に対して高さ調整可能に構成された
    請求項3〜7の何れか一項に記載の車両の自転車搭載構造。
  9. 上記テールゲートの車室内側におけるテールゲート近接位置とテールゲート離間位置との複数にキャリアを設け、
    テールゲート開放時においてテールゲート近接位置の第一キャリアと、テールゲート離間位置の第2キャリアとは、
    車両前後方向かつ上下方向にオフセットして配置された
    請求項1〜8の何れか一項に記載の車両の自転車搭載構造。
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