JP4853040B2 - 車両用後部荷室構造 - Google Patents
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Description
上記特許文献1に開示された構造は、リヤフロアの一部を下方に凹設することにより荷室を設け、この荷室には、リヤバンパの下方において車外とのアクセスが可能な引き出しタイプの後部荷室用の荷室ボックス(ロアトランク)を設けると共に、該ロアトランクの上部にサブトランクケースを配設し、このサブトランクケース上方の後部荷室の開口をリヤゲートで開閉可能に覆ったものである。
また、上記荷室リヤメンバの前方の上記荷室フロア上には収納ボックスが配設されたものであるから、荷物を収納ボックス内と、ボックス上部とに分離して収納することができ、利便性を確保することができる。
上記構成によれば、シンプルな操作でありながら、収納ボックスと荷室リヤメンバとを一体的に移動して取外した時には、上下方向の寸法が大きく、底が深く、広い荷室を形成することができる。
上記構成によれば、ボックス開口が荷室リヤメンバ下方において後部荷室開口に臨むもので、低床位置において荷室とアクセスが可能となり、この結果、使い勝手の向上を図ることができる。
上記構成によれば、上述の引出し部により荷物の出し入れ性が向上する。
この発明の一実施態様においては、上記引出し部と上記荷室リヤメンバが一体的に引出し移動可能に構成されたものである。
上記構成によれば、引出し部と荷室リヤメンバとが一体的に引出し可能と成るので、操作性の向上を図ることができる。
上記構成によれば、リヤゲートの閉鎖時に上記ボックス開口がリヤゲートにて覆われるので、盗難防止性の確保と、車両外観の見栄え確保との両立を図ることができる。
上記構成によれば、外観上の見栄えを確保しつつ、引出し部の操作性向上を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記収納ボックスは、上記ボックス開口を備えた下部収納ボックスと、該下部収納ボックスの上方に形成され後部荷室内に上方に向けて開口した上部開口を有する上部収納ボックスとを備え、上記上部収納ボックスを覆うリッド部材を設け、該リッド部材はその前端部を支点として後
方が開閉可能に構成されたものである。
(第1実施例)
図1〜図8は車両用後部荷室構造の第1実施例を示し、図1、図2において、フロアパネル1の上方には、該フロアパネル1と平行な床面2を離間形成し、この床面2の後部にはキックアアップ部の縦壁部3およびキックアップフロア部4を形成している。
ここで、上述のフロントシート14およびリヤシート18は左右一対のシート14,14、18,18を車幅方向に並設したもので、上述のリヤシート18の後方の荷室フロア5の上部には後部荷室20が形成されており、掃き出し構造の低床荷室としての該後部荷室20の後方に形成された後部荷室開口21(図2参照)をリヤゲート22によって開閉可能に覆うように構成している。
図3は図1の要部拡大側面図、図4は図3のA−A線矢視断面図であって、掃き出し構造の低床荷室を構成する上述の荷室フロア5上には、該荷室フロア5に対して取外し可能に構成された収納ボックス40が設けられている。
すなわち、図8に示すリッド部材46は、前部リッド部材46Aと、中間リッド部材46Bと、後部リッド部材46Cとの複数の部材から成り、各リッド部材46A,46B間およびリッド部材46B,46C間をヒンジ部材54,55で屈曲可能に連結したものである。
また、上記荷室リヤメンバ50の前方の上記荷室フロア5の上部には収納ボックス40が配設されたものである。
さらに、図6で示したように、上記収納ボックス40と上記荷室リヤメンバ50とが一体的に移動可能に構成されたものである。
この構成によれば、ボックス開口41が荷室リヤメンバ50の下方において後部荷室開口21に臨むもので、低床位置において荷室とアクセスが可能となり、この結果、使い勝手の向上を図ることができる。
この構成によれば、上述の引出し部44により荷物の出し入れ性が向上する。
この構成によれば、リヤゲート22の閉鎖時に上記ボックス開口41がリヤゲート22にて覆われるので、盗難防止性の確保と、車両外観の見栄え確保との両立を図ることができる。
この構成によれば、収納ボックス40の車両前後方向への移動を荷室リヤメンバ50で規制することができ、また、荷室リヤメンバ50の上下位置の設定により、最適な位置においてリヤゲート22をロックすることができる。
(第2実施例)
図9〜図16は車両用後部荷室構造の第2実施例(実施例開示構造)を示すものである。但し、図9〜図16において前図と同一の部分には同一符号を付している。
この第2実施例においては、先の第1実施例に対してリヤゲート22のリヤゲートインナパネル23における凹部23aを省略すると共に、車幅方向に延びる荷室リヤメンバ50を省略したもので、この第2実施例においては、リヤエンドメンバ8にストライカ52を取付け、リヤゲート22の閉鎖時(図9、図11参照)に該リヤゲート22側のラッチ部材(図示せず)が、リヤエンドメンバ8のストライカ52と係合して、該リヤゲート22をロックし、リヤゲートロック時の車体剛性を確保すると共に、このリヤゲート22の閉鎖時には、図7に車両の背面図を示したように、該リヤゲート22によりボックス開口41を覆うように構成している。
このため、後部荷室20の外部に移動可能な引出し部44により、荷物の出し入れ性向上を図ることができる。
(第3実施例)
図17〜図30は車両用後部荷室構造の第3実施例を示すものである。
この第3実施例においては、先の第1実施例と同様に、図18〜図20に示すように、後部荷室開口21(図19参照)には車幅方向に延びる閉断面構造の荷室リヤメンバ50を設け、この荷室リヤメンバ50で後部車体剛性を確保すべく構成している。
すなわち、上述の荷室リヤメンバ50を図21、図22に示すように2部材を接合して構成し、その接合フランジ部50a,50bにはシール部材71,72を嵌着する一方、ストライカ52の配設部を除いて該荷室リヤメンバ50をトリム部材73で囲繞している。
また、上記荷室リヤメンバ50の前方の上記荷室フロア5上には収納ボックス40が配設されたものである。
さらに、上記収納ボックス40と上記荷室リヤメンバ50とが一体的に移動可能に構成されたものである(図29参照)。
この構成によれば、ボックス開口41が荷室リヤメンバ50の下方において後部荷室開口21に臨むもので、低床位置において荷室とアクセスが可能となり、この結果、使い勝手の向上を図ることができる。
この構成によれば、上述の引出し部44により荷物の出し入れ性が向上する。
さらに、上記引出し部44と上記荷室リヤメンバ50が一体的に引出し移動可能に構成されたものである(図30参照)。
この構成によれば、荷室リヤメンバ50により後部車体剛性を確保しつつ、リヤゲート22のロックにも対応でき、リヤゲート22のロック時における剛性をも確保することができ、さらに、最適な位置においてリヤゲート22をロックすることができる。
この構成によれば、収納ボックス40の車両前後方向への移動を荷室リヤメンバ50で規制することができ、また、荷室リヤメンバ50の上下位置の設定により、最適な位置においてリヤゲート22をロックすることができる。
この構成によれば、外観上の見栄えを確保しつつ、引出し部44の操作性向上を図ることができる。
この発明の後席シートは、実施例のリヤシート18に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、上記リヤシート18は、実施例で示した第2列目のシート以外に、第3列目のシート(後席シート)であってもよい。
5…荷室フロア
16…シートバック
18…リヤシート(後席シート)
20…後部荷室
21…後部荷室開口
22…リヤゲート
40…収納ボックス
40A…上部収納ボックス
40B…下部収納ボックス
41…ボックス開口
42…上部開口
44…引出し部
46…リッド部材
50・・・荷室リヤメンバ
52・・・ストライカ
70・・・カバー部材
Claims (8)
- フロアパネルの上方に後席シートが設けられ、該後席シートの後方の荷室フロア上に後部荷室が形成され、該後部荷室の後方に形成された後部荷室開口をリヤゲートによって開閉可能に覆った車両用後部荷室構造であって、
上記後部荷室開口には車幅方向に延びる着脱可能な荷室リヤメンバを設け、
上記荷室リヤメンバの前方の上記荷室フロア上には収納ボックスが配設され、
上記荷室リヤメンバは、収納ボックスの上部より下方位置に配設され、
上記荷室リヤメンバには、リヤゲートに設けられたラッチに係合するストライカが設けられ、
上記収納ボックスの上部にはリッド部材が設けられており、
上記ストライカは、荷室リヤメンバを車体に取付けた状態では、上記リッド部材より上方に突出しないように形成されている
車両用後部荷室構造。 - 上記収納ボックスと上記荷室リヤメンバとが一体的に移動可能に構成された
請求項1記載の車両用後部荷室構造。 - 上記収納ボックスは、荷室リヤメンバの下方において上記後部荷室開口に臨むボックス開口を備えた
請求項1または2記載の車両用後部荷室構造。 - 上記収納ボックスは、上記ボックス開口より後部荷室の外部に移動可能に設けられた引出し部を備えた
請求項3記載の車両用後部荷室構造。 - 上記引出し部と上記荷室リヤメンバが一体的に引出し移動可能に構成された
請求項4記載の車両用後部荷室構造。 - 上記ボックス開口は、上記リヤゲートの閉鎖時に該リヤゲートによって覆われる
請求項3〜5の何れか1に記載の車両用後部荷室構造。 - 上記引出し部の後端にカバー部材を設け、該カバー部材が車体外面を形成する
請求項4記載の車両用後部荷室構造。 - 上記収納ボックスは、上記ボックス開口を備えた下部収納ボックスと、該下部収納ボックスの上方に形成され後部荷室内に上方に向けて開口した上部開口を有する上部収納ボックスとを備え、
上記上部収納ボックスを覆うリッド部材を設け、該リッド部材はその前端部を支点として後方が開閉可能に構成された
請求項3〜7の何れか1に記載の車両用後部荷室構造。
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