JP2020037706A - 装飾シート及びそれに適した感圧接着剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】接着性能の維持、特に低温時のタックの低下の抑制、及び低燃焼性の両方を達成することのできる装飾シート、及びそのような装飾シートに適した感圧接着剤組成物を提供する。【解決手段】上面及び下面を有するフィルム層12と、前記フィルム層12の下面に接着された感圧接着層14であって、アクリル系接着剤と、前記アクリル系接着剤100質量部に対し、5質量部〜10質量部のポリリン酸アンモニウムとを含有する感圧接着剤組成物を含む感圧接着層とを有する装飾シート。【選択図】図1

Description

本開示は、装飾シート及びそれに適した感圧接着剤組成物、特に防火性に寄与する低燃焼性の装飾シート及びそれに適した感圧接着剤組成物に関する。
感圧接着剤は、テープの形態で又は接着塗料として、自動車、航空、建築、電気及び電子製品に関係する多くの用途に使用される。これらの用途の多くは、防火性に寄与する不燃性の感圧接着剤を必要とする。不燃性を付与するため感圧接着剤には難燃剤が通常添加される。多量の難燃剤の添加は感圧接着剤の不燃性を向上させる一方で、接着性能の低下を引き起こす。
特許文献1(特表平10−501009号公報)は、「非ハロゲン発泡性難燃剤を接着剤に対して約10〜約60重量%含有する、ラバーレジン接着剤およびアクリル性接着剤から成る群から選択される接着剤を含んで成る感圧接着剤組成物」を記載している。
引用文献2(特開平10−237263号公報)は、「櫛型骨格を有する分岐型共重合体、星型骨格を有する分岐型共重合体、(A−B−A)型ブロック共重合体、及び、(A−B)型ブロック共重合体から選ばれる少なくとも1種の熱可塑性アクリル系共重合体100重量部、リン化合物と中和処理された熱膨張性黒鉛との合計量20〜200重量部、ならびに、無機充填剤50〜500重量部からなり、中和処理された熱膨張性黒鉛とリン化合物との重量比が、9:1〜1:100であることを特徴とするアクリル系樹脂組成物。〔式中、Aはビニル重合体ブロックを示し、Bは一般式CH=CRCOOR(式中、Rは水素原子又はメチル基を示し、Rは炭素数2〜14のアルキル基を示す)で表される(メタ)アクリル酸エステルを構成単位として含む(共)重合体ブロックを示す〕」を記載している。
特表平10−501009号公報 特開平10−237263号公報
建築などの用途では、感圧接着剤は通常工場内又は屋外で使用される。工場内及び屋外の気温は、冬場では例えば10℃以下、又は5℃以下となる場合があり、このような低温では感圧接着剤の接着性能、特にタック(初期接着性)が大幅に低下する。タックの低下は感圧接着剤の取り扱い性、例えばそのような感圧接着剤を含む接着層を備えた装飾シートの施工性を損なうことがある。なお、建築用途では、不燃性基準として、低燃焼性、すなわち、燃焼時の総発熱量が低いことが求められている。
本開示は、接着性能の維持、特に低温時のタックの低下の抑制、及び低燃焼性の両方を達成することのできる装飾シート、及びそのような装飾シートに適した感圧接着剤組成物を提供することを目的とする。
本開示の一実施態様によれば、上面及び下面を有するフィルム層と、前記フィルム層の下面に接着された感圧接着層であって、アクリル系接着剤と、アクリル系接着剤100質量部に対し、5質量部〜10質量部のポリリン酸アンモニウムとを含有する感圧接着剤組成物を含む感圧接着層とを有する装飾シートが提供される。
本開示の別の実施態様によれば、アクリル系接着剤と、アクリル系接着剤100質量部に対し、5質量部〜10質量部のポリリン酸アンモニウムとを含有する感圧接着剤組成物が提供される。
本開示の装飾シート及び感圧接着剤組成物は、低温時(例えば5℃)のタックの低下の抑制及び低燃焼性の両方を達成することができる。本開示の装飾シートは、例えば建築用途での不燃性基準を満たしうる低燃焼性を有し、かつ低温環境下での施工に十分なタックを有している。
なお、上述の記載は、本発明の全ての実施態様及び本発明に関する全ての利点を開示したものとみなしてはならない。
本開示の一実施態様による装飾シートの模式的な断面図である。 実施例で得られたポリリン酸アンモニウムの添加量と総発熱量の関係を表すグラフである。 実施例で得られたポリリン酸アンモニウムの添加量とタック接着力の関係を表すグラフである。
以下、本発明の代表的な実施態様を例示する目的で、図面を参照しながらより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施態様に限定されない。
本開示において「シート」には「フィルム」と呼ばれる比較的薄い物品も包含される。
本開示において「(メタ)アクリル」とはアクリル又はメタクリルを意味し、「(メタ)アクリレート」とはアクリレート又はメタクリレートを意味する。
本開示において「感圧接着」とは、軽い圧力で様々な表面に接着し、相変化(液体から固体へ)を呈さない材料又は組成物の特性を意味する。
本開示の一実施態様の装飾シートは、上面及び下面を有するフィルム層と、前記フィルム層の下面に接着された感圧接着層とを含む。感圧接着層は、アクリル系接着剤と、アクリル系接着剤100質量部に対し、5質量部〜10質量部のポリリン酸アンモニウムとを含有する感圧接着剤組成物を含む。
図1に、本開示の一実施態様による装飾シート10の模式的な断面図を示す。装飾シート10は、上面及び下面を有するフィルム層12と、フィルム層12の下面に接着された感圧接着層14とを含む。図1に示すようにフィルム層12と感圧接着層14とは直接接着されていてもよく、接合層を介して接着されていてもよい。フィルム層12は、感圧接着層14との接着面にプライマー処理、コロナ処理などの表面処理を有してもよい。
フィルム層に含まれるポリマーとして、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリプロピレン及びフッ素樹脂からなる群より選択される少なくとも1種が挙げられる。フィルム層は単層であってもよく、複数の層の積層体であってもよい。
一実施態様では、フィルム層の表面に印刷模様が付与される。印刷模様はフィルム層の上にトナー、インクなどの着色剤を用いて形成することができる。印刷模様は、グラビア印刷、静電印刷、スクリーン印刷、インクジェット印刷、オフセット印刷などの印刷技術を用いることにより形成することができる。印刷模様が付与されるフィルム層の表面は、フィルム層の下面、すなわち感圧接着層が接着される面(このとき印刷模様はフィルム層と感圧接着層の間に配置される)であってもよく、フィルム層の上面であってもよい。
一実施態様では、フィルム層は光輝層を有する。光輝層は、フィルム層の上に真空蒸着、スパッタ、イオンプレーティング、めっきなどによって形成されたアルミニウム、ニッケル、金、白金、クロム、鉄、銅、スズ、インジウム、銀、チタニウム、鉛、亜鉛、ゲルマニウムなどの金属、これらの合金又は化合物を含む金属薄膜であってよい。金属薄膜の厚さは、例えば約10nm以上、又は約20nm以上、約100nm以下、又は約80nm以下とすることができる。
光輝層は、アルミニウムフレーク、蒸着アルミニウムフレーク、金属酸化物被覆アルミニウムフレーク、着色アルミニウムフレークなどのアルミ光輝材、酸化チタン、酸化鉄などの金属酸化物で被覆されたフレーク状のマイカ及び合成マイカなどのパール光輝材などの顔料が、アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂などのバインダー樹脂に分散された光輝性樹脂層であってもよい。光輝層をアルミニウム、ニッケル、金、銀、銅などの金属箔とすることもできる。光輝性樹脂層又は金属箔の厚さは、例えば、約1μm以上、又は約5μm以上、約50μm以下、又は約20μm以下とすることができる。
一実施態様では、フィルム層は上面に表面保護層を有する。表面保護層は、ポリエチレンテレフタレート(PET)などのポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリイミド、ポリウレタン、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、フッ素樹脂などの樹脂のフィルムをフィルム層の上に直接又は接合層を介して積層することによって、あるいは樹脂組成物をフィルム層表面に塗布して乾燥することによって形成することができる。表面保護層の表面には、目的とする用途に応じて光沢仕上げ又は艶消し仕上げを施すことができる。表面保護層の厚さは、装飾シートの使用態様により適宜決定することができ、特に限定されないが、例えば約1μm以上、約2μm以上又は約5μm以上、約50μm以下、約30μm以下、又は約20μm以下とすることができる。
フィルム層及び/又は表面保護層は凹凸形状表面を有してもよい。凹凸形状表面のパターン又は模様は規則的でも不規則であってもよく、特に限定されないが、例えば、万線状、木目、砂目、石目、布目、梨地、皮絞、マット、ヘアライン、スピン、文字、記号、幾何学図形などとすることができる。凹凸形状が溝によって形成される場合、溝の幅は、一般に約5μm以上、又は約10μm以上、約1mm以下、又は約100μm以下の範囲にある。
フィルム層の厚さは、例えば約10μm以上、約50μm以上、又は約130μm以上、約350μm以下、約230μm以下、又は約150μm以下である。フィルム層の厚さには、任意の構成要素である印刷模様、光輝層、及び表面保護層の厚さも含まれる。フィルム層が薄いほど不燃性に有利であるため、より高い不燃性が要求される用途では、フィルム層の厚さが約10μm以上、又は約50μm以上、約230μm以下、又は約150μm以下であることが好ましい。なお、本開示において「不燃性」という用語は、建築用途での不燃性判定基準である発熱性試験における総発熱量が低いこと、すなわち低燃焼性を包含する。
フィルム層の単位面積当たりの質量(坪量)は、装飾シートの不燃性に影響する因子の一つである。いくつかの実施態様において、フィルム層の坪量は、約60g/m以上、約100g/m以上、又は約150g/m以上、約1000g/m以下、約500g/m以下、又は約400g/m以下である。フィルム層の坪量には、任意の構成要素である印刷模様、光輝層、及び表面保護層の坪量も含まれる。フィルム層の坪量は、フィルム層を構成する樹脂に応じて選択することができる。例えばフィルム層がポリ塩化ビニルを含む場合、フィルム層の坪量が約150g/m以上、約250g/m以下であることが、装飾シートの強度及び不燃性のバランスの観点から有利である。
フィルム層は、可塑剤、充填材、ガラス繊維などの強化剤、酸化亜鉛、酸化チタンなどの顔料、酸化防止剤、紫外線吸収剤、熱安定剤などの添加剤を含んでもよい。顔料は一般に比重が高いため、そのような顔料を含むフィルム層の坪量は上述した範囲を超える場合がある。
感圧接着層の感圧接着剤組成物は、アクリル系接着剤を含み、さらにアクリル系接着剤100質量部に対し、約5質量部〜約10質量部のポリリン酸アンモニウムを含有する。ポリリン酸アンモニウムの含有量は、アクリル系接着剤100質量部に対して約6質量部以上、約8質量部以下であることが好ましい。後述する図2に示すように、ポリリン酸アンモニウムの含有量を約5質量部以上とすることで、その含有量は少量であるにもかかわらず、感圧接着剤組成物の難燃性を大幅に改善することができる。一方、ポリリン酸アンモニウムの含有量が約10質量部を越えると難燃性改善の効果は飽和する。また、図3に示すように、ポリリン酸アンモニウムの含有量の増加に伴い低温でのタック性は減少する。したがって、ポリリン酸アンモニウム含有量を約5質量部〜約10質量部と極めて少量に設定することで、難燃性と低温でのタック性を両立することができる。ポリリン酸アンモニウムを難燃剤として用いる本開示の装飾シートは、特にサンプル表面に輻射熱を与えながら燃焼させるISO 5660−1による発熱性試験(コーンカロリメータ法)において、総発熱量が低く、優れた低燃焼性、すなわち不燃性を示す。なお、感圧接着剤組成物中の固形成分としての含有量、すなわち、感圧接着剤組成物中の固形成分を100質量%とした場合の、ポリリン酸アンモニウムの含有量は、約12質量%〜約20質量%であり、より好ましくは、約14質量%以上、約18質量%以下である。
ポリリン酸アンモニウムを難燃剤として用いる装飾シートは、ハロゲン系化合物及び必要に応じて難燃助剤(例えば酸化アンチモン)を含む難燃システムとは異なり、燃焼時の発生ガスは低有害性である。ポリリン酸アンモニウムは加水分解によりチャーを生成し、生成したチャーが装飾シート表面を被覆することによって、燃焼場からの熱を遮断し分解ガスの拡散を抑制して低燃焼性を実現する。ポリリン酸アンモニウムの難燃機構にはラジカルトラップも寄与していると考えられている。
いかなる理論に拘束されることを望むわけではないが、ポリリン酸アンモニウムにより生成されたチャーが装飾シート表面を被覆することが難燃性改善に寄与すると考えられるため、ポリリン酸アンモニウムは極めて少量の含有量で効果的に難燃性を改善できるが、一方で、ある程度装飾シート表面をチャーが被覆すると、さらにポリリン酸アンモニウムを添加しても被覆量の大幅な増加に繋がらず、難燃性のさらなる改善にはあまり寄与しないと推察される。しかし、これらの推察は本開示の装飾シートの難燃機構を限定するものではない。
ポリリン酸アンモニウムは粒状であることが有利である。粒状のポリリン酸アンモニウムは、感圧接着剤組成物中に局所的に存在して、接着剤の有効接着面積の減少、接着剤の物性の変化などを抑えることができ、結果として接着剤の接着性能を維持することができる。ポリリン酸アンモニウムの平均粒径は約1μm以上、約30μm以下であることが好ましく、約5μm以上、約20μm以下であることがより好ましい。
ポリリン酸アンモニウムとして、重合度が1000以上のII型を用いる方が、耐湿性が高く、接着性能低下の抑制に有利である。
ポリリン酸アンモニウムは表面処理を有してもよく、有さなくてもよい。表面処理として、シラン処理、メラミン樹脂コーティングなどが挙げられる。一実施態様では、ポリリン酸アンモニウムは表面処理を有さない。
アクリル系接着剤には、ポリリン酸アンモニウムと、酸化アンチモン及び金属化合物からなる群より選択される第2の難燃剤との組み合わせを添加してもよい。酸化アンチモンの例として三酸化アンチモンが挙げられる。金属化合物の例としてホウ化亜鉛(ZnB)、水酸化アルミニウム(AlOH)、炭酸カルシウム(CaCO)などが挙げられる。
感圧接着層にアクリル系接着剤を含む感圧接着剤組成物を用いることにより、装飾シートに優れた耐久性及び耐変色性を付与することができる。アクリル系接着剤は変性が容易であることから用途に合わせて接着特性を調節することができる。アクリル系接着剤は、粘着性アクリル系ホモポリマー及びコポリマーからなる群より選択される少なくとも1種の粘着性アクリル系ポリマーを含む。一実施態様では、アクリル系接着剤は、メチルアクリレート、ブチルアクリレート、イソアミルアクリレート、イソオクチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、アクリル酸、メタクリル酸、アクリルアミド、メタクリルアミド、アクリロニトリル、及びエタクリロニトリルからなる群より選択されるモノマーの粘着性ホモポリマー又は2種以上のこれらモノマーの粘着性コポリマーを含む。
粘着性ホモポリマー及びコポリマーは、上記モノマー、又は上記モノマーの混合物を、通常のラジカル重合方法、例えば溶液重合、懸濁重合、乳化重合、塊状重合などを用いて重合することにより得ることができる。重合開始剤として、過酸化ベンゾイル、ラウロイルペルオキシド、ビス(4−tert−ブチルシクロヘキシル)ペルオキシジカーボネートなどの有機過酸化物、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、ジメチル−2,2−アゾビス(2−メチルプロピオネート)、4,4’−アゾビス(4−シアノバレリアン酸)、2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオン酸)ジメチル、アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)(AVN)などのアゾ系重合開始剤などを用いることができる。重合開始剤の使用量は、モノマー又はモノマー混合物100質量部に対して、一般に約0.01質量部以上、又は約0.05質量部以上、約5質量部以下、又は約3質量部以下である。
一実施態様では、粘着性ホモポリマー又はコポリマーの重量平均分子量は約20万以上、又は約40万以上、約100万以下、又は約70万以下である。粘着性ホモポリマー又はコポリマーの重量平均分子量は、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフ)法により標準ポリスチレンを用いて決定される。
アクリル系接着剤は架橋剤で架橋されていてもよい。架橋剤として、イソシアネート化合物、メラミン化合物、ポリ(メタ)アクリレート化合物、エポキシ化合物、アミド化合物、ビスアミド化合物、例えば、1,1’−イソフタロイル−ビス(2−メチルアジリジン)などの二塩基酸のビスアジリジン誘導体などが使用できる。架橋剤として、イソシアネート化合物、特にヘキサメチレンジイソシアネートを用いることが好ましい。架橋剤の添加量は、架橋剤の種類にもよるが、アクリル系接着剤100質量部に対して、通常約0.1質量部以上、約10質量部以下、好ましくは約0.5質量部以上、約5質量部以下である。
アクリル系接着剤のガラス転移温度(Tg)は約−60℃以上、約−20℃以下であることが有利であり、約−50℃以上、約−30℃以下であることが好ましい。アクリル系接着剤のガラス転移温度を上記範囲とすることにより、接着に必要な凝集力を確保しつつ十分な低温タックを得ることができる。アクリル系接着剤のガラス転移温度(Tg)は、粘着性アクリル系ポリマーがn種類のモノマーから共重合されているとして、下記のFOXの式(Fox, T. G., Bull. Am. Phys. Soc., 1 (1956), p. 123)より求めることができる。
Figure 2020037706
(Tg:成分1のホモポリマーのガラス転移温度
Tg:成分2のホモポリマーのガラス転移温度
・・・
Tg:成分nのホモポリマーのガラス転移温度
:重合の際に添加した成分1のモノマーの質量分率
:重合の際に添加した成分2のモノマーの質量分率
・・・
:重合の際に添加した成分nのモノマーの質量分率
+X+・・・+X=1)
感圧接着層の厚さは、一般に約5μm以上、約10μm以上、又は約20μm以上、約100μm以下、約80μm以下、又は約50μm以下である。感圧接着層が薄いほど不燃性に有利であるが、接着力を高めるためには厚い感圧接着層を用いることが望ましい。不燃性と接着力のバランスをより高い水準で両立することが要求される用途では、感圧接着層の厚さが約10μm以上、又は約20μm以上、約80μm以下、又は約50μm以下であることが好ましい。
感圧接着剤組成物は、本発明の効果を損なわない限り、粘着付与剤、弾性微小球、粘着性ポリマー微小球、結晶性ポリマー、無機粉末、紫外線吸収剤などの添加剤を含有してもよい。
一実施態様では、感圧接着層は、発泡剤により形成された独立気泡又は連続気泡を有するフォームの形態であってよい。別の実施態様では、感圧接着層は、ガラス又はポリマーの中空微小球を含んでもよい。
感圧接着層は、一般に平坦な接着面を形成するが、凹凸接着面を形成してもよい。この凹凸接着面には、感圧接着層の接着面に、感圧接着剤組成物を含む凸部と、その凸部の周りを取り囲んだ凹部とが形成されており、被着体に接着された状態で被着体表面と接着面との間に凹部が画定する外部と連通した連通路が形成される。凹凸接着面を形成する方法の一例を以下説明する。
所定の凹凸構造を有する剥離面を持つライナーを用意する。このライナーの剥離面に、アクリル系接着剤及びポリリン酸アンモニウムを含有する感圧接着剤組成物を塗布し、その後乾燥して感圧接着層を形成する。これにより、感圧接着層のライナーと接する面(これが装飾シートにおける接着面となる。)に、ライナーの凹凸構造(ネガ構造)を転写し、接着面に所定の構造(ポジ構造)を有する凹凸接着面を形成する。接着面の凹凸は、前述したように、被着体に凸部が接着した際に連通路が形成可能な溝を含んでなるように予め設計される。
このような感圧接着層の溝は、装飾シートを施工する際に気泡残りを防止できる限り、一定形状の溝を規則的パターンに沿って接着面に配置して規則的パターンの溝を形成してもよく、不定形の溝を配置し不規則なパターンの溝を形成してもよい。複数の溝が互いに略平行に配置される様に形成される場合、溝の配置間隔は10〜2000μmであることが好ましい。溝の深さ(接着面からフィルム層の方向に向かって測定した溝の底までの距離)は、通常約10μm以上、約100μm以下である。溝の形状も、本発明の効果を損なわない限り特に限定されない。例えば、溝の形状を、接着面に垂直な方向の溝の断面において、略矩形(台形を含む)、略半円形、又は略半楕円形とすることができる。
装飾シートは、感圧接着層のフィルム層とは反対側の面に剥離ライナーを有してもよい。代表的な剥離ライナーとして、紙(例えばクラフト紙)又はポリマー材料(例えば、ポリエチレン又はポリプロピレンなどのポリオレフィン、エチレンビニルアセテート、ポリウレタン、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステルなど)から調製されるものが挙げられる。剥離ライナーは、必要に応じてシリコーン含有材料又はフルオロカーボン含有材料などの剥離剤の層でコーティングされていてもよい。剥離ライナーの厚さは、一般に、約5μm以上、約15μm以上又は約25μm以上、約300μm以下、約200μm以下又は約150μm以下である。
装飾シートは、フィルム層の上に、アクリル系接着剤及びポリリン酸アンモニウム、並びに必要に応じて架橋剤及び他の添加剤を含む感圧接着剤組成物を、ナイフコーティング、ローラーコーティング、溶融押出、積層などを用いて適用することにより得ることができる。感圧接着剤組成物は無溶剤系であってもよく、酢酸エチル、酢酸ブチル、アセトン、メチルエチルケトン、トルエンなどの有機溶媒の溶液であってもよい。感圧接着剤組成物が有機溶媒の溶液である、及び/又は架橋剤を含む場合、適用後に加熱することによって、有機溶媒の除去及び/又は架橋を行うことができる。
一実施態様の装飾シートの総発熱量は、ISO 5660−1に準拠してコーンカロリメータ法を用いて測定したときに、5分間、10分間又は20分間の合計で8MJ/m以下であることが好ましい。防火材料規格値によれば、装飾シートは、その総発熱量が、5分間の合計で8MJ/m以下であれば難燃材料、10分間の合計で8MJ/m以下であれば準不燃材料、20分間の合計で8MJ/m以下であれば不燃材料にそれぞれ分類される。
一実施態様の装飾シートのおけるループタックは、後述する測定方法により5℃の試験環境で測定したときに、約10N/25mm以上、約12N/25mm以上、又は約14N/mm以上である。
本開示の一実施態様によれば、アクリル系接着剤と、アクリル系接着剤100質量部に対し、5質量部〜10質量部のポリリン酸アンモニウムを含有する感圧接着剤組成物が提供される。ポリリン酸アンモニウム、粘着性アクリル系ポリマー、架橋剤、その他の添加剤などについては既に説明したとおりである。
本開示の装飾シートは屋内及び屋外で不燃性が求められる様々な用途、例えば自動車、航空、建築、電気及び電子製品に使用することができ、特に建築用途において、例えば内壁装飾フィルムとして好適に使用することができる。
以下の実施例において、本開示の具体的な実施態様を例示するが、本発明はこれに限定されるものではない。部及びパーセントは全て、特に明記しない限り質量による。
本実施例で使用した試薬、原料などを以下の表1に示す。
Figure 2020037706
<発熱性試験−総発熱量>
装飾シートの総発熱量はISO 5660−1に準拠してコーンカロリメータ法により評価する。コーンカロリメータのサンプル設置部位に試験片(10cm×10cm)を水平に置き、その上方からコーン型の電気ヒーターにより50kW/mの輻射加熱を与え、電気スパークの口火により着火させ、20分間の試験を行う。発熱量は燃焼ガス分析により酸素消費量に基づいて決定される。
<ループタック法−タック接着力>
長さ150mm×幅25.4mmに装飾シートを切断し試験片とする。試験基材として70mm×150mm×1mm厚のアルミ板に装飾シート(スリーエムジャパン株式会社製、DI−NOC(登録商標)フィルムPS−959)を貼り合せたものを用意する。試験片を試験基材と一緒に5℃の環境下で24時間放置する。
5℃の環境中で、試験片の剥離紙を全て除去し、接着面を外側にして両端部から15mmの箇所でテープを用いて括り、試験片をループ状にする。試験片をテンシロン(登録商標)RTGシリーズ(株式会社エー・アンド・ディー)に試験基材表面とループ中央部とが水平になるように設置する。試験片又は試験基材をチャック下端と試験基材表面との距離が30mmとなる位置まで1000mm/分で移動する。その後、ただちに100mm/分の速度で剥離した際の接着力を測定する。試験基材表面は、試験前及び試験を1回行うごとにエタノールを用いて洗浄する。
<例1〜4及び比較例1〜7>
BA/AA=94/6(質量比)のモノマー混合物を酢酸エチル中で共重合してアクリル系コポリマーの38質量%溶液をアクリル系接着剤として調製した。得られたアクリル系コポリマーの数平均分子量Mnは9.7×10、重量平均分子量Mwは6.5×10、多分散度Mw/Mnは6.7、ガラス転移温度Tgは−48℃であった。
上記アクリル系接着剤100質量部に対し、表2に示すポリリン酸アンモニウム(APP)又はその他の難燃剤が表2に示す配合量で含まれるように、難燃剤とアクリル系接着剤を混合して感圧接着剤組成物を調製した。なお、感圧接着剤組成物の固形物、すなわち、後述する乾燥後の感圧接着剤組成物を100質量%とした場合の難燃剤の固形成分としての含有量(質量%)をあわせて表2に示した。
得られた感圧接着剤組成物を、エンボス加工されたPVCフィルム(スリーエムジャパン株式会社製)に、乾燥後の厚さが40μmになるようにナイフコートにより塗工した。PVCフィルムの組成は、ポリ塩化ビニル/可塑剤(フタル酸ジイソノニル)/添加剤(アクリル樹脂、ステアリン酸亜鉛などを含む)=66.5/19.5/14.0(質量比)であった。その後、90℃で2分間加熱乾燥して装飾シートを作製した。
得られた装飾シートを石膏ボード(吉野石膏株式会社製、厚さ12.5mm)基材に、装飾シートと石膏ボード界面の密着性を向上させるためにプライマー(WP−2000、スリーエムジャパン株式会社製)処理を行ってから貼り合せた。プライマー塗布量は固形分で10g/mであった。
得られた試験材料の総発熱量を、発熱性試験を用いて測定した。結果を表2に示す。図2にポリリン酸アンモニウムAP423の添加量と総発熱量の関係を表すグラフを示す。
Figure 2020037706
<例5〜8及び比較例8〜14>
例1で使用したアクリル系接着剤100質量部に対して2.17質量部のコロネート(商標)L−55Eを架橋剤としてアクリル系接着剤に添加した。アクリル系接着剤100質量部に対し、表3に示すポリリン酸アンモニウム(APP)又はその他の難燃剤が表3に示す配合量で含まれるように、難燃剤とアクリル系接着剤を混合して感圧接着剤組成物を調製した。
得られた感圧接着剤組成物を、シリコーン処理面が凹凸処理された両面ポリエチレン処理剥離紙(SCW1034、スリーエムジャパン株式会社製)に、乾燥後の厚さが40μmになるようにナイフコートにより塗布した。次に、65℃で2分、90℃で2分間加熱乾燥し、40℃で48時間架橋して、感圧接着剤組成物を含む感圧接着層を形成した。その後、装飾フィルム(FW−607H、スリーエムジャパン株式会社製)を感圧接着層の上にドライラミネートして装飾シートを作製した。なお、比較例13は接着力が低すぎて装飾シートを作製することができなかった。
得られた装飾シートのタック接着力をループタック法により測定した。結果を表3に示す。図3にポリリン酸アンモニウムAP423の添加量とタック接着力の関係を表すグラフを示す。例5及び例6の感圧接着剤組成物については、例1及び例2と同様の条件で発熱性試験を行った。結果を表3に示す。架橋剤の有無にかかわらず、発熱量は例1及び例2とほぼ同じであった。
Figure 2020037706
10 装飾シート
12 フィルム層
14 感圧接着層

Claims (15)

  1. 上面及び下面を有するフィルム層と、
    前記フィルム層の下面に接着された感圧接着層であって、アクリル系接着剤と、前記アクリル系接着剤100質量部に対し、5質量部〜10質量部のポリリン酸アンモニウムとを含有する感圧接着剤組成物を含む感圧接着層と
    を有する装飾シート。
  2. 上面及び下面を有するフィルム層と、
    前記フィルム層の下面に接着された感圧接着層であって、アクリル系接着剤と、固形成分として12質量%〜20質量%のポリリン酸アンモニウムとを含有する感圧接着剤組成物を含む感圧接着層と
    を有する装飾シート。
  3. 前記ポリリン酸アンモニウムの重合度が1000以上である、請求項1又は2のいずれかに記載の装飾シート。
  4. 前記ポリリン酸アンモニウムの平均粒径が30μm以下である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の装飾シート。
  5. 前記フィルム層が、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリプロピレン及びフッ素樹脂からなる群より選択される少なくとも1種のポリマーを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の装飾シート。
  6. 前記フィルム層の厚さが10μm〜350μmであり、前記感圧接着層の厚さが5μm〜100μmである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の装飾シート。
  7. ISO5660−1に準拠してコーンカロリメータ法を用いて測定した前記装飾シートの総発熱量が20分間の合計で8MJ/m以下である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の装飾シート。
  8. 前記アクリル系接着剤が、メチルアクリレート、ブチルアクリレート、イソアミルアクリレート、イソオクチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、アクリル酸、メタクリル酸、アクリルアミド、メタクリルアミド、アクリロニトリル、及びエタクリロニトリルからなる群より選択されるモノマーの粘着性ホモポリマー又は2種以上のこれらモノマーの粘着性コポリマーを含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の装飾シート。
  9. 前記アクリル系接着剤のガラス転移温度(Tg)が−60℃〜−20℃である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の装飾シート。
  10. アクリル系接着剤と、前記アクリル系接着剤100質量部に対し、5質量部〜10質量部のポリリン酸アンモニウムとを含有する感圧接着剤組成物。
  11. アクリル系接着剤と、固形成分として12質量%〜20質量%のポリリン酸アンモニウムとを含有する感圧接着剤組成物。
  12. 前記ポリリン酸アンモニウムの重合度が1000以上である、請求項10又は11のいずれかに記載の感圧接着剤組成物。
  13. 前記ポリリン酸アンモニウムの平均粒径が30μm以下である、請求項10〜12のいずれか一項に記載の感圧接着剤組成物。
  14. 架橋剤として前記アクリル系接着剤100質量部に対して0.1質量部〜10質量部のイソシアネート化合物をさらに含有する、請求項10〜13のいずれか一項に記載の感圧接着剤組成物。
  15. 前記イソシアネート化合物がヘキサメチレンジイソシアネートである、請求項14に記載の感圧接着剤組成物。
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