JP2020036888A - ライニングユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】手すりを設けた場合にも簡単な構造で適切な強度を確保できるライニングユニットを提供する。【解決手段】腰掛け式の大便器の後方に設置して使用されるライニングユニットであって、矩形状の前面部と、矩形状の上面部と、を有するフレーム本体と、前記フレーム本体の前記前面部に設けられ、上下方向に延び、左右方向に並ぶ一対の縦フレームと、前記一対の縦フレームに取り付けられ、前記前面部を覆う前面板と、前記一対の縦フレームに取り付けられ、前記大便器の両側方に位置するように前記フレーム本体の前方に設けられる一対の手すりと、前記一対の縦フレームの間を連結する連結部と、を備えたことを特徴とするライニングユニットである。【選択図】図1

Description

本発明の態様は、一般的に、ライニングユニットに関する。
腰掛け式の大便器の近傍に手すりを設置し、使用者の大便器への着座の動作及び大便器からの立上りの動作を補助できるようにすることが行われている(例えば、特許文献1、2)。
手すりには、使用者の体重がかかるため、適切な強度対策を施す必要がある。例えば、手すりを支持する支持体を建築の床面や壁面に固定する場合には、建築の床面や壁面に補強を施さなければならない可能性があり、施工性の低下やコスト増の要因となってしまう。また、支持体が外部に露出している場合、トイレ室の美観を損なわせてしまう可能性もある。さらには、支持体と大便器との間や支持体とタンクとの間などに手の入り難い空間が生じ、清掃性も低下してしまう可能性がある。
例えば、大便器の後方に設置して使用されるライニングユニットに手すりを設けることも行われている。この場合、支持体などをライニングユニットの内部に隠蔽することができ、美観の低下や清掃性の低下などを抑制することができる。
しかしながら、ライニングユニットに手すりを設ける場合においても、強度対策は必要となる。例えば、手すりにかかる荷重を受けるためにフレームに補強を施さなければならず、施工性の低下やコスト増の要因となっている。このように、ライニングユニットに手すりを設ける場合においても、強度対策の面において検討の余地が残されており、簡単な構造で適切な強度を確保できるようにすることが望まれている。
特開2016−47263号公報 特開2017−140278号公報
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、手すりを設けた場合にも簡単な構造で適切な強度を確保できるライニングユニットを提供することを目的とする。
第1の発明は、腰掛け式の大便器の後方に設置して使用されるライニングユニットであって、矩形状の前面部と、矩形状の上面部と、を有するフレーム本体と、前記フレーム本体の前記前面部に設けられ、上下方向に延び、左右方向に並ぶ一対の縦フレームと、前記一対の縦フレームに取り付けられ、前記前面部を覆う前面板と、前記一対の縦フレームに取り付けられ、前記大便器の両側方に位置するように前記フレーム本体の前方に設けられる一対の手すりと、前記一対の縦フレームの間を連結する連結部と、を備えたことを特徴とするライニングユニットである。
このライニングユニットによれば、一対の縦フレームの間を連結する連結部を備えたことにより、1つの手すりにかかる荷重を連結部を介して一対の縦フレームに分散させて受けることができる。これにより、1つの手すりにかかる荷重を1つのフレームで受ける場合などと比べて、縦フレームなどの構成を簡単にしつつ、適切な強度を確保することができる。従って、手すりを設けた場合にも簡単な構造で適切な強度を確保できるライニングユニットを提供することができる。また、前面部を覆う前面板を備えているため、美観の低下や清掃性の低下も抑制することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記一対の手すりは、手すり本体と、前記手すり本体を支持する支持部と、を有し、前記連結部は、前記一対の手すりの前記支持部の上方かつ前記支持部の前端よりも後方に位置し、前記一対の手すり同士を連結することを特徴とするライニングユニットである。
このライニングユニットによれば、簡単な構造でより適切な強度を確保することができる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記一対の縦フレームは、前記一対の手すりの一方を取り付けるための手すり取付部と、前記前面板を前記フレーム本体に対して着脱可能に支持する前面板支持部と、を有し、前記前面板支持部は、前記手すり取付部の側方に設けられることを特徴とするライニングユニットである。
このライニングユニットによれば、前面板支持部を手すり取付部の側方に設けることにより、前面板支持部の上下方向の位置が手すり取付部の上下方向の位置と重なった場合にも、前面板支持部と手すり取付部とを適切に縦フレームに設けることができる。例えば、一対の手すりをライニングユニットに設けた場合にも、手すり取付部などが前面板に干渉し、前面板の着脱の妨げとなってしまうことなどを抑制することができる。
第4の発明は、第1〜第3のいずれか1つの発明において、前記一対の縦フレームは、前記一対の手すりの一方を取り付けるための取付面を有する手すり取付部を有し、前記一対の手すりは、前記一対の縦フレームの前記手すり取付部に取り付けられる台座部を有し、前記台座部の下端は、前記手すり取付部の前記取付面の下端よりも上方に位置することを特徴とするライニングユニットである。
下方に押し付ける荷重が手すりにかかった場合などには、台座部の下端に強い力が加わることが考えられる。このライニングユニットによれば、台座部の下端が、手すり取付部の取付面の下端よりも上方に位置することにより、台座部の下端にかかる力を取付面で適切に受けることができる。従って、ライニングユニットにおいて、より適切な強度を確保することができる。
第5の発明は、第3又は第4の発明において、前記一対の縦フレームは、縦フレーム本体と誤組抑制部とを、さらに有し、前記手すり取付部は、前記縦フレーム本体に取り付けられ、前記誤組抑制部は、正しい向きにおける前記手すり取付部の前記縦フレーム本体への取り付けを許容し、前記手すり取付部と干渉することによって誤った向きにおける前記手すり取付部の前記縦フレーム本体への取り付けを抑制することを特徴とするライニングユニットである。
このライニングユニットによれば、手すり取付部が誤った向きで縦フレーム本体に取り付けられ、手すりが手すり取付部に取り付けられなくなることを抑制できる。
本発明の態様によれば、手すりを設けた場合にも簡単な構造で適切な強度を確保できるライニングユニットが提供される。
第1の実施形態に係るトイレユニットを模式的に表す斜視図である。 第1の実施形態に係るライニングユニットを模式的に表す分解斜視図である。 第1の実施形態に係るフレーム本体を模式的に表す斜視図である。 第1の実施形態に係るライニングユニットの一部を模式的に表す部分断面図である。 第1の実施形態に係るライニングユニットの一部を模式的に表す部分側面図である。 第1の実施形態に係るライニングユニットの一部を模式的に表す部分正面図である。 第2の実施形態に係るライニングユニットの一部を模式的に表す部分斜視図である。 第2の実施形態に係るライニングユニットの一部を模式的に表す部分正面図である。 第2の実施形態に係るライニングユニットの一部を模式的に表す部分正面図であって、一対の手すり取り付け部が正しい向きで配置されている状態を表す図である。 第2の実施形態に係るライニングユニットの一部を模式的に表す部分正面図であって、一対の手すり取り付け部が誤った向きで配置されている状態を表す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1の実施形態)
図1は、実施形態に係るトイレユニットを模式的に表す斜視図である。
図1に表したように、トイレユニット2は、大便器4と、衛生洗浄装置6(便座装置)と、ライニングユニット10と、を備える。大便器4は、使用者が腰掛けた状態で用を足すことができる腰掛け式の便器である。大便器4は、換言すれば、洋式腰掛便器である。
衛生洗浄装置6は、大便器4の上に取り付けられる。衛生洗浄装置6は、大便器4の上に載置される便座を有する。衛生洗浄装置6は、便座を介して大便器4に腰掛けた使用者の「おしり」などの局部を洗浄する局部洗浄機能を有する。この例では、大便器4の上に取り付けられる便座装置の一例として、衛生洗浄装置6を表している。便座装置は、これに限ることなく、例えば、便座を温める暖房機能を有する暖房便座装置や、衛生洗浄機能や暖房機能などの機能を有しない普通便座等でもよい。便座装置は、少なくとも使用者が着座可能な便座を有する任意の装置でよい。
ライニングユニット10は、大便器4の後方に設置して使用される。ライニングユニット10は、大便器4に接続される給水管やタンクなどを覆い隠すことにより、トイレ室(トイレブース)の美観を向上させる。また、ライニングユニット10は、例えば、大便器4を支持する支持機構を覆い隠す。大便器4は、ライニングユニット10の前面に取り付けられる、いわゆる壁掛け式の便器である。大便器4は、壁掛け式に限ることなく、床置き式の便器でもよい。
ここで、本願明細書においては、ライニングユニット10に背を向けて大便器4に腰掛けた使用者からみた上方、下方、前方、後方、右側方、及び左側方を、それぞれ「上方」、「下方」、「前方」、「後方」、「右側方」、及び「左側方」とする。
図2は、実施形態に係るライニングユニットを模式的に表す分解斜視図である。
図2に表したように、ライニングユニット10は、フレーム本体12と、一対の縦フレーム14と、前面板21〜24と、天板26と、一対の化粧板28と、一対の手すり30と、連結部40と、を備える。
フレーム本体12は、矩形状の前面部12aと、矩形状の上面部12bと、を有する。前面部12a及び上面部12bは、例えば、4つの直線状のフレームを枠状に組み合わせることによって形成される。前面部12a及び上面部12bは、換言すれば、略矩形の枠状である。
フレーム本体12は、トイレ室の床面及び壁面に固定される。ライニングユニット10は、トイレ室の壁面に隣接して略矩形の箱状に設けられ、内部の空間に給水管やタンクなどを収納可能とする。ライニングユニット10は、例えば、開閉可能な扉などを設けることにより、内部の空間にトイレットペーパーなどの物品を収納可能としてもよい。
一対の縦フレーム14は、フレーム本体12の前面部12aに設けられる。一対の縦フレーム14は、上下方向に延び、左右方向に並ぶ。一対の縦フレーム14は、縦フレーム本体14aを有する。縦フレーム本体14aは、上下方向に延びる。一対の縦フレーム14において、一対の縦フレーム本体14aは、上下方向に延び、左右方向に並ぶ。
前面板21〜24は、フレーム本体12の前面部12aを覆う。ライニングユニット10では、4つの前面板21〜24によって前面部12aの略全体を覆う。前面板21〜23は、前面部12aの上方の部分を覆う。前面板21〜23は、換言すれば、上部前面板である。
前面板21は、前面部12aの上部中央を覆う。前面板22、23は、前面部12aの上部において前面板21の両側方の部分を覆う。換言すれば、前面板21は、前面部12aの一対の縦フレーム14の間の部分を覆う。前面板22は、一対の縦フレーム14の一方と前面部12aの一方の側端との間の部分を覆う。前面板23は、一対の縦フレーム14の他方と前面部12aの他方の側端との間の部分を覆う。
前面板24は、前面部12aの下方の部分を覆う。前面板24は、換言すれば、下部前面板である。前面板24には、例えば、大便器4の給水管や排水管を通すための開口24aが設けられる。
天板26は、フレーム本体12の上面部12bを覆う。これにより、前面板21〜24と天板26とによって、フレーム本体12の前方及び上方への露出が抑制される。従って、ライニングユニット10では、高い美観を得られるとともに、通常の清掃においては、前面板21〜24と天板26との表面を拭けばよく、高い清掃性を得ることができる。
ライニングユニット10は、例えば、フレーム本体12の側方を覆う側板をさらに備えてもよい。これにより、より高い美観と清掃性とを得ることができる。例えば、建築の壁面などによってフレーム本体12の側方が覆われる場合などには、側板は不要である。
一対の化粧板28は、例えば、フレーム本体12の前面部12aの両側端に設けられる。化粧板28は、前面部12aの側端からの左右方向への突出量を調整可能にフレーム本体12に取り付けられる。これにより、化粧板28は、例えば、フレーム本体12と建築の壁面との間に隙間が生じてしまうことを抑制する。このように、化粧板28を設けることにより、ライニングユニット10の美観をより高めることができる。
また、一対の手すり30を備えるライニングユニット10では、例えば、建築の壁面に取り付けられた紙巻器などと手すり30との間に所定の間隔を設ける必要がある。このような場合には、紙巻器などとの間に適切な間隔を得られるようにフレーム本体12の左右方向の位置を調整しつつ、フレーム本体12と建築の壁面などとの間に空く隙間を化粧板28によって塞ぐ。これにより、一対の手すり30を備えるライニングユニット10において、紙巻器などとの間に適切な間隔を設定しつつ、建築の壁面などとの間に隙間が空くことを抑制し、高い美観を得ることができる。
一対の手すり30は、一対の縦フレーム14に取り付けられ、大便器4の両側方に位置するようにフレーム本体12の前方に設けられる。これにより、ライニングユニット10では、使用者の大便器4への着座の動作及び大便器4からの立上りの動作を一対の手すり30によって補助することができる。
一対の手すり30は、手すり本体32と、手すり本体32を支持する支持部34と、を有する。支持部34は、例えば、手すり本体32の後端部分を回動可能に支持する。支持部34は、例えば、手すり本体32を略水平にし、使用者の支持を可能とする位置(図1及び図2に表した位置)と、手すり本体32を略垂直にし、手すり本体32を大便器4から上方に退避させた位置と、の間で、手すり本体32を回動可能に軸支する。
連結部40は、一対の縦フレーム14の間を連結する。連結部40は、例えば、一対の縦フレーム14の間を連結することにより、一対の縦フレーム14の間を補強する。
図3は、実施形態に係るフレーム本体を模式的に表す斜視図である。
図3に表したように、一対の縦フレーム14は、手すり取付部50と、前面板支持部51〜54と、を有する。
手すり取付部50は、一対の手すり30の一方を取り付けるための部材である。一対の手すり30は、手すり取付部50を介して一対の縦フレーム本体14aに取り付けられる。一対の手すり30は、例えば、ネジ止めによって手すり取付部50に取り付けられる。
手すり取付部50は、例えば、縦フレーム本体14aとは別の部材として成形され、ネジ止めなどによって縦フレーム本体14aに取り付けられる。これに限ることなく、手すり取付部50は、縦フレーム本体14aと一体的に設けてもよい。
前面板支持部51〜54は、前面板21〜24の取り付けに用いられる。前面板支持部53、54は、前面板24を支持する。前面板24は、例えば、フック状の係合部を前面板支持部53、54に係合させることにより、フレーム本体12に取り付けられる。前面板支持部53は、前面板24の上部に設けられた係合部と係合することにより、前面板24の上部の下方への移動及び前方への移動を規制する。前面板支持部54は、前面板24の下部に設けられた係合部と係合することにより、前面板24の下部の前方への移動を規制する。これにより、前面板支持部53、54と各係合部との係合によって、前面板24が、フレーム本体12に取り付けられる。
また、前面板24では、例えば、ネジなどを用いた調整機構によって前面板支持部53と係合部との高さ方向の位置を調整することにより、前面板24の高さ方向の位置や傾きなどを調整することができる。前面板21〜23は、高さ方向の位置や傾きが調整された前面板24の上に載ることにより、前面板24に従って高さ方向の位置や傾きが調整される。
前面板21は、例えば、前面板24の上に載った状態で、フック状の係合部を前面板支持部51、52に係合させることにより、フレーム本体12に着脱可能に取り付けられる。前面板支持部51は、前面板21の上部に設けられた係合部と係合することにより、前面板21の上部の前方への移動を規制する。前面板支持部52は、前面板21の下部に設けられた係合部と係合することにより、前面板21の下部の前方への移動を規制する。これにより、前面板支持部51、52と各係合部との係合によって、前面板21が、フレーム本体12に着脱可能に取り付けられる。前面板21は、例えば、上方に引き上げ、各係合部と前面板支持部51、52との係合状態を解除することにより、フレーム本体12から取り外すことができる。
このように、前面板支持部51、52は、前面板21をフレーム本体12に対して着脱可能に支持する。この際、前面板21の下端付近は、手すり取付部50の位置と重なってしまう。このように、フレーム本体12の前面部12aを2つの前面板21、24で上下に分けて覆う場合、上方に位置する前面板21の下端付近は、手すり取付部50の位置と重なってしまう可能性がある。このため、前面板支持部52は、手すり取付部50の側方に設けられる。
例えば、一対の縦フレーム14の間の部分を前面板21で覆う場合、一対の縦フレーム14の間の空間に向かうように、前面板支持部52を手すり取付部50から側方に延ばす。これにより、前面板21と手すり取付部50などとの干渉を抑制し、前面板支持部52によって適切に前面板21を着脱可能に支持することができる。
前面板22、23は、例えば、前面板24の上に載った状態で、手すり30と手すり取付部50との間に挟み込まれることにより、フレーム本体12に取り付けられる。
このため、前面板22、23には、ネジなどを挿通するための複数の貫通孔22a、23aが設けられている。この際、貫通孔22a、23aは、挿通されるネジなどの径よりも大きく形成される。これにより、例えば、貫通孔22a、23aと手すり取付部50のネジ孔などとの位置合わせをし易くすることができる。換言すれば、前面板24の高さ調整などによって貫通孔22a、23aの位置が変化した場合にも、貫通孔22a、23aと手すり取付部50のネジ孔などとの位置が合わなくなってしまうことを抑制することができる。
図4は、実施形態に係るライニングユニットの一部を模式的に表す部分断面図である。 図4に表したように、手すり取付部50は、例えば、凸状に折り曲げられた板状であり、平板部50aと、一対の脚部50bと、を有する。平板部50aは、例えば、上下方向に延びる略矩形の平板状である。一対の脚部50bは、平板部50aの上下方向の両端に設けられ、平板部50aよりも後方に延びる。手すり取付部50は、一対の脚部50bを介して縦フレーム本体14aの前面に取り付けられる。このため、平板部50aは、縦フレーム本体14aの前面よりも前方に離間して配置され、縦フレーム本体14aの前面との間に空間を設ける。
前面板支持部52は、平板部50aと縦フレーム本体14aの前面との間の空間内において、縦フレーム本体14aの前面に取り付けられる。このように、前面板支持部52は、手すり取付部50の側方に設けられるとともに、手すり取付部50の後方に設けられる。より詳しくは、前面板支持部52は、手すり取付部50の平板部50aの後方において、縦フレーム本体14aの前面に取り付けられる。
手すり取付部50は、一対の手すり30の一方を取り付けるための取付面50cを有する。取付面50cは、換言すれば、平板部50aの前面である。
一対の手すり30は、一対の縦フレーム14の手すり取付部50に取り付けられる台座部36と、台座部36を覆い隠す台座カバー38と、を有する。支持部34は、台座部36に固定されている。あるいは、支持部34は、台座部36と一体に設けられている。
図4に表したように、一対の手すり30は、例えば、前面板22、23の前方から台座部36を手すり取付部50と対向させ、ネジなどの固定部材58を台座部36、前面板22、23、及び手すり取付部50に挿通し、台座部36を前方から手すり取付部50に固定する。固定部材58は、例えば、複数設けられる。これにより、一対の手すり30が、一対の縦フレーム14に取り付けられる。
台座カバー38は、支持部34を挿通するための開口38aを有する。台座カバー38は、開口38aに支持部34を挿通した状態で、台座部36及び固定部材58を覆い隠す。これにより、台座部36及び固定部材58の露出を抑制し、ライニングユニット10の美観を向上させることができる。
図5は、実施形態に係るライニングユニットの一部を模式的に表す部分側面図である。 図5に表したように、連結部40は、一対の手すり30の支持部34の上方かつ支持部34の前端34aよりも後方に位置している。これにより、連結部40は、一対の手すり30同士を連結する。なお、図5では、便宜的に、手すり本体32の図示を省略した状態を模式的に表している。
連結部40は、例えば、一対の手すり30の手すり本体32同士を連結する。連結部40は、例えば、一対の手すり30の手すり本体32同士を連結するとともに、手すり本体32を回動可能に軸支する。換言すれば、手すり本体32は、連結部40の両端に回動可能に取り付けられる。連結部40は、例えば、手すり本体32の回転軸を形成する。支持部34は、連結部40を支持することにより、連結部40を介して手すり本体32を回動可能に軸支する。但し、連結部40の構成は、これに限定されるものではない。連結部40は、例えば、支持部34同士を連結する構成などでもよい。
このように、連結部40は、一対の手すり30同士を連結する。このため、連結部40は、フレーム本体12よりも前方に設けられる。連結部40は、例えば、大便器4のボウル部4aよりも後方において大便器4の上方に配置される。これにより、連結部40に背もたれ42を取り付けることが可能になる。背もたれ42は、大便器4に腰掛けた使用者の背中を支える。これにより、ライニングユニット10の利便性をより高めることができる。
図6は、実施形態に係るライニングユニットの一部を模式的に表す部分正面図である。 図6では、手すり本体32及び台座カバー38を省略した状態を模式的に表している。 図6に表したように、台座部36の下端36aは、手すり取付部50の取付面50cの下端50dよりも上方に位置する。また、図6に表したように、台座部36の左右方向の幅W1は、手すり取付部50の取付面50cの左右方向の幅W2よりも狭い。台座部36の左右方向の端部は、手すり取付部50の取付面50cの左右方向の端部の内側に位置する。
以上、説明したように、本実施形態にかかるライニングユニット10では、一対の縦フレーム14の間を連結する連結部40を備えたことにより、1つの手すり30にかかる荷重を連結部40を介して一対の縦フレーム14に分散させて受けることができる。これにより、1つの手すりにかかる荷重を1つのフレームで受ける場合などと比べて、縦フレーム14などの構成を簡単にしつつ、適切な強度を確保することができる。従って、手すり30を設けた場合にも簡単な構造で適切な強度を確保できるライニングユニット10を提供することができる。また、フレーム本体12の前面部12aを覆う前面板21〜24を備えているため、美観の低下や清掃性の低下も抑制することができる。
また、ライニングユニット10では、連結部40が、一対の手すり30の支持部34の上方かつ支持部34の前端34aよりも後方に位置し、一対の手すり30同士を連結する。これにより、簡単な構造でより適切な強度を確保することができる。但し、連結部40は、例えば、一対の縦フレーム14同士を連結する構成などでもよい。
また、ライニングユニット10では、前面板支持部52を手すり取付部50の側方に設けることにより、前面板支持部52の上下方向の位置が手すり取付部50の上下方向の位置と重なった場合にも、前面板支持部52と手すり取付部50とを適切に縦フレーム14に設けることができる。例えば、一対の手すり30をライニングユニット10に設けた場合にも、手すり取付部50などが前面板21に干渉し、前面板21の着脱の妨げとなってしまうことなどを抑制することができる。
下方に押し付ける荷重が手すり30にかかった場合などには、台座部36の下端36aに強い力が加わることが考えられる。ライニングユニット10では、台座部36の下端36aが、手すり取付部50の取付面50cの下端50dよりも上方に位置することにより、台座部36の下端36aにかかる力を取付面50cで適切に受けることができる。従って、ライニングユニット10において、より適切な強度を確保することができる。
また、台座部36の左右方向の幅W1を、手すり取付部50の取付面50cの左右方向の幅W2よりも狭くし、台座部36の左右方向の端部を、手すり取付部50の取付面50cの左右方向の端部の内側に位置させることにより、台座部36にかかる力を取付面50cでより適切に受けることができる。
(第2の実施形態)
図7は、実施形態に係るライニングユニットの一部を模式的に表す部分斜視図である。
図7に表したように、ライニングユニット110は、手すり取付部150及び前面板支持部152の構成において、上記第1の実施形態に係るライニングユニット10と相違する。なお、上記第1の実施形態に関して説明したライニングユニット10と機能・構成上実質的に同じものについては、同符号を付し、詳細な説明は省略する。
手すり取付部150は、一対の手すり30の一方を取り付けるための部材である。一対の手すり30の台座部36は、手すり取付部150を介して一対の縦フレーム本体14aに取り付けられる。手すり取付部150は、縦フレーム本体14aとは別の部材として成形される。
図8は実施形態に係るライニングユニットの一部を模式的に表す部分正面図である。
図7及び図8に表したように、手すり取付部150は、例えば、凸状に折り曲げられた板状である。手すり取付部150は、平板部153と、一対の脚部154a、154bと、一対の突起155a、155bと、を有する。
平板部153の形状は、台座部36を取り付けるための複数の貫通孔153aが設けられる位置を除いて、第1実施形態に係る平板部50aの形状と同様である。一対の脚部154a、154bの形状は、手すり取付部150を縦フレーム本体14aに取り付けるための複数の貫通孔154cが設けられる位置を除いて、第1実施形態に係る一対の脚部50bの形状と同様である。
一対の脚部154a、154bにおいて複数の貫通孔154cは、上下方向に並ぶように設けられている。一対の脚部154a、154bにおいて複数の貫通孔154cは、一対の脚部154a、154bの左右方向の中心よりも一対の縦フレーム本体14aの間の部分側に偏っている。ネジ等の固定部材14bを、脚部154a、154bの貫通孔154c及び縦フレーム本体14aに挿通させることで、手すり取付部150を縦フレーム本体14aに固定できる。
なお、以下の説明では、貫通孔154cの中心を通って、上下方向に延びる軸を「取付軸C1」とする。そして、手すり取付部150の左右方向において取付軸C1よりも、一対の縦フレーム本体14aの間の部分側を「内方側D1」とし、その反対側を「外方側D2」とする。
平板部153において複数の貫通孔153aは、左右及び上下に並ぶように設けられている。ネジ等の固定部材を、台座部36及び平板部153の貫通孔153a等に挿通させることで、手すり30の台座部36を縦フレーム14に固定できる。なお、一対の台座部36が一対の縦フレーム14に固定された状態で、一対の手すり本体32を支持する一対の支持部34(図2参照)を、一対の台座部36に固定してもよい。また、一対の台座部36に一対の支持部34が固定された状態で、一対の台座部36を一対の縦フレーム14に固定してもよい。
一対の手すり取付部150の左右方向の距離は、一対の手すり30が一対の手すり取付部150に取付けられるように、適切な距離に設定される。そして、一対の縦フレーム本体14aの左右方向の距離、及び、縦フレーム本体14aと手すり取付部150との左右方向の相対的な位置関係によっては、平板部153において左右に並ぶ一対の貫通孔153aの中心を、取付軸C1に対して外方側D2に(又は内方側D1に)偏らせる必要がある。換言すれば、手すり取付部150に設けられた複数の貫通孔153aは、取付軸C1に対して左右非対称となるように設けられる場合がある。
図9は、実施形態に係るライニングユニットの一部を模式的に表す部分正面図であって、一対の手すり取り付け部が正しい向きで配置されている状態を示す図である。
図10は、実施形態に係るライニングユニットの一部を模式的に表す部分正面図であって、一対の手すり取り付け部が誤った向きで配置されている状態を示す図である。
以下の説明では、図9に表したように、複数の貫通孔153aが取付軸C1に対して外方側D2に偏っている状態で、一対の手すり30を一対の手すり取付部150に適切に取り付けることができる形態を一例として、手すり取付部150の構造を詳述する。
なお、以下の説明では、図9に表したように左右に並ぶ一対の貫通孔153aの中心が取付軸C1に対して外方側D2に偏るような手すり取付部150の向きを「正しい向き」という。複数の貫通孔154cは、上下の両方の脚部154a、154bに設けられている。このため、図10に表したように、手すり取付部150を縦フレーム本体14aに取り付ける際に、作業者が、正しい向きに対して上下を逆転させた向きで手すり取付部150を縦フレーム本体14aに取り付けようとする可能性がある。以下、正しい向きに対して上下が逆転するような手すり取付部150の向きを「誤った向き」という。換言すれば、誤った向きとは正しい向きの手すり取付部150を前後方向と直交する平面上で180度回転させた向きである。
図9に表したように、一対の手すり取付部150が正しい向きで取り付けられた場合、右側方の手すり取付部150に設けられた貫通孔153aの中心と左側方の手すり取付部150に設けられた貫通孔153aの中心の最短距離L1は、一対の手すり30を取り付け可能な距離に設定されている。図10に表すように、少なくとも一方の手すり取付部150が誤った向きで縦フレーム本体14aに配置された場合、右側方の手すり取付部150に設けられた貫通孔153aの中心と左側方の手すり取付部150に設けられた貫通孔153aの中心の最短距離L2は、正しい向きにおける最短距離L1よりも短くなる。そのため、一対の手すり取付部150に対して一対の手すり30を取り付けることができなくなる。
より詳しくは、例えば、少なくとも一方の手すり取付部150が誤った向きで縦フレーム本体14aに配置された場合において、台座部36を先に手すり取付部150に取り付けるとき、台座部36は、手すり取付部150に取り付けることができるが、台座部36と支持部34の固定位置が一致せず、手すり30を取り付けることができなくなる。
また、例えば、少なくとも一方の手すり取付部150が誤った向きで縦フレーム本体14aに配置された場合において、支持部34と台座部36が固定された状態で、手すり30を手すり取付部150に取り付けるとき、台座部36と手すり取付部150の固定位置が一致せず、手すり30を取り付けることができなくなる。
突起155aは、上記のような誤った向きでの縦フレーム本体14aへの取り付けを抑制するために、手すり取付部150に設けられている。図9に表すように、突起155aは、手すり取付部150が正しい向きで縦フレーム本体14aに取り付けられた状態では、ライニングユニット10の他の構成要素と干渉しない位置に位置する。具体的には、手すり取付部150が正しい向きの状態では、突起155aは、上方の脚部154aにおける左右方向の外方側D2の端部から上方に向かって突出している。
図10に表すように、突起155aは、手すり取付部150が誤った向きで縦フレーム本体14aに配置された状態では、例えば、ライニングユニット10の前面板支持部53と干渉する位置に位置する。具体的には、前面板支持部53は、前面板支持部53の左右方向の中心が取付軸C1よりも内方側D1に位置するように配置されている。手すり取付部150が誤った向きで縦フレーム本体14aに配置された状態では、脚部154a及び突起155aは下方に位置する。突起155aは、手すり取付部150が誤った向きで縦フレーム本体14aに配置された状態では、前面板支持部53の内方側D1の上端部と干渉するような位置まで突出している。
このように、手すり取付部150が誤った向きで縦フレーム本体14aに配置された場合、突起155aが前面板支持部53と物理的に接触し、手すり取付部150が縦フレーム本体14aに取り付けられることを妨げる。これによって、手すり取付部150が誤った向きで縦フレーム本体14aに取り付けられることを抑制できる。すなわち、この例では、前面板支持部53が、正しい向きにおける手すり取付部150の縦フレーム本体14aへの取り付けを許容し、手すり取付部150と干渉することによって誤った向きにおける手すり取付部150の縦フレーム本体14aへの取り付けを抑制する誤組抑制部として機能する。
手すり取付部150には、さらに突起155bが設けられている。手すり取付部150が正しい向きの状態では、突起155bは、下方の脚部154bにおける左右方向の外方側D2の端部から下方に向かって突出している。手すり取付部150が正しい向きで縦フレーム本体14aに取り付けられた状態では、突起155bは、前面板支持部53から離間している。突起155bの突出量は、突起155aの突出量と、略同一である。このように、手すり取付部150の形状は、上下対称である。したがって、右側方に配置される手すり取付部150の形状と、左側方に配置される手すり取付部150の形状を同一とすることができる。このように、右側方及び左側方の手すり取付部150の形状を共通化することで、手すり取付部150を製造する際の手間やコストを低減できる。
図7に表したように、前面板支持部152は、手すり取付部150と縦フレーム本体14aの間の空間において、縦フレーム本体14aの前面に取り付けられる。前面板支持部152は、前面板21の下部に設けられた係合部と係合することにより、前面板21の下部の前方への移動を規制する。
図8に表したように、前面板支持部152は、手すり取付部150の両側方から突出するように設けられる。このように、前面板支持部152が手すり取付部150の両側方から突出するように設けられている場合も、前面板21を前面板支持部152に係合させる際に前面板21と手すり取付部50が干渉することを抑制できる。
以上、説明したように、本実施形態にかかるライニングユニット110は、一対の縦フレーム14は、縦フレーム本体14aと誤組抑制部として機能する前面板支持部53を有する。手すり取付部150は、縦フレーム本体14aに取り付けられる。前面板支持部53は、正しい向きにおける手すり取付部150の縦フレーム本体14aへの取り付けを許容する。前面板支持部53は、手すり取付部150と干渉することによって誤った向きにおける手すり取付部150の縦フレーム本体14aへの取り付けを抑制する。このように、手すり取付部150が誤った向きで取り付けられようとした場合、手すり取付部150が前面板支持部53と物理的に接触する。これによって、例えば、取り付けの向きを示す目印などを設けて誤った向きでの組み付けを抑制する場合などと比べて、手すり取付部150が誤った向きで取り付けられることをより確実に抑制できる。
なお、手すり取付部150は、必ずしも突起155aを有しなくてもよい。例えば、上記と反対に、手すり取付部150には突起を設けず、前面板支持部53に突起を設けてもよい。誤った向きで手すり取付部150を縦フレーム本体14aに取り付けようとした際に、手すり取付部150が、前面板支持部53に設けられた突起と干渉することにより、誤った向きでの組み付けを抑制できるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、前面板支持部53を誤組抑制部として示している。誤組抑制部は、これに限ることなく、例えば、前面板支持部152や縦フレーム本体14aに設けられる他の部材などでもよい。誤組抑制部の構成は、正しい向きにおける手すり取付部150の縦フレーム本体14aへの取り付けを許容し、手すり取付部150と干渉することによって誤った向きにおける手すり取付部150の縦フレーム本体14aへの取り付けを抑制することが可能な任意の構成でよい。
また、上記実施形態では、右側方に配置される手すり取付部の形状と左側方に配置される手すり取付部の形状が同じである例を説明した。しかし、右側方に配置される手すり取付部の形状と左側方に配置される手すり取付部の形状は異なっていてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、トイレユニット2、ライニングユニット10などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
2 トイレユニット、 4 大便器、 6 衛生洗浄装置、 10、110 ライニングユニット、 12 フレーム本体、 12a 前面部、 12b 上面部、 14 縦フレーム、 21〜24 前面板、 26 天板、 28 化粧板、 30 手すり、 32 手すり本体、 34 支持部、 36 台座部、 38 台座カバー、 40 連結部、 42 背もたれ、 50、150 手すり取付部、 51〜54、152 前面板支持部、 58 固定部材、 155a、155b 突起

Claims (5)

  1. 腰掛け式の大便器の後方に設置して使用されるライニングユニットであって、
    矩形状の前面部と、矩形状の上面部と、を有するフレーム本体と、
    前記フレーム本体の前記前面部に設けられ、上下方向に延び、左右方向に並ぶ一対の縦フレームと、
    前記一対の縦フレームに取り付けられ、前記前面部を覆う前面板と、
    前記一対の縦フレームに取り付けられ、前記大便器の両側方に位置するように前記フレーム本体の前方に設けられる一対の手すりと、
    前記一対の縦フレームの間を連結する連結部と、
    を備えたことを特徴とするライニングユニット。
  2. 前記一対の手すりは、手すり本体と、前記手すり本体を支持する支持部と、を有し、
    前記連結部は、前記一対の手すりの前記支持部の上方かつ前記支持部の前端よりも後方に位置し、前記一対の手すり同士を連結することを特徴とする請求項1記載のライニングユニット。
  3. 前記一対の縦フレームは、前記一対の手すりの一方を取り付けるための手すり取付部と、前記前面板を前記フレーム本体に対して着脱可能に支持する前面板支持部と、を有し、
    前記前面板支持部は、前記手すり取付部の側方に設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載のライニングユニット。
  4. 前記一対の縦フレームは、前記一対の手すりの一方を取り付けるための取付面を有する手すり取付部を有し、
    前記一対の手すりは、前記一対の縦フレームの前記手すり取付部に取り付けられる台座部を有し、
    前記台座部の下端は、前記手すり取付部の前記取付面の下端よりも上方に位置することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のライニングユニット。
  5. 前記一対の縦フレームは、縦フレーム本体と誤組抑制部とを、さらに有し、
    前記手すり取付部は、前記縦フレーム本体に取り付けられ、
    前記誤組抑制部は、正しい向きにおける前記手すり取付部の前記縦フレーム本体への取り付けを許容し、前記手すり取付部と干渉することによって誤った向きにおける前記手すり取付部の前記縦フレーム本体への取り付けを抑制することを特徴とする請求項3又は4に記載のライニングユニット。
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