JP2020033079A - 包装袋 - Google Patents
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Abstract
Description
12個のロール状のトイレットペーパーT(大王製紙株式会社製の「エリエール トイレットティシュー 60mシングル(147g/ロール)」)を収容した包装袋100の指掛部に、ユーザーが右手の人差し指、中指、薬指、小指を掛けて、包装袋100の持手部20を持ったときの持ちやすさを、以下の基準で評価した。
◎:持手部への指掛けが容易で、持手部を面で持つことができた
〇:持手部を面で持つことができた
×:持手部を面で持つことができなかった
12個のロール状のトイレットペーパー(被包装体T)(大王製紙株式会社製の「エリエール トイレットティシュー 60mシングル(147g/ロール)」)を収容した包装袋100の指掛部にユーザーが自由に手指Pを掛けて持手部20を持ち、180°の範囲で振り子のように10往復移動させた。このとき、包装袋100の耐久性を以下の基準で評価した。なお、振り子試験は、各実施例及び比較例につき5回の試験を行った。
◎:5回中1回も破損が確認できなかった
○:5回中1回以上持手部の一部が破断したが指掛部は破断(または断裂)しなかった
×:5回中1回以上破損を確認した
包装袋100について、摩擦性を評価した。摩擦性は、ピンオンプレート型摩擦試験装置(株式会社トリニティラボ社製、トライボマスター TYPEμv1000)を用いて包装袋100の持手部20の凹凸部の平均摩擦係数を測定し、得られた平均摩擦係数から評価した。平均摩擦係数の測定は、ピンオンプレート型摩擦試験装置のプレート上に包装袋100の持手部20を載せ、持手部20の上端22を治具等によって固定し、持手部20の上端22側から下端21側に向かって、すべり速度1.0mm/s、垂直荷重Fを50gf、すべり距離5.0mmの条件で接触子を接触させながら、持手部20の高さ方向(Y方向)に水平移動させ、このときの動摩擦係数の平均値として測定した。測定条件は、実験室温25℃、実験室湿度20RH%、潤滑状態は大気中無潤滑とする。また、測定試料は、25℃、20%RHのチャンバに24時間放置したものを用いる。摩擦性の評価は、平均摩擦係数が0.4未満の場合は良好(持ちやすさが向上)とし、0.4以上の場合は良好でないものとした。
厚み25μmのポリエチレンのフィルムから、製袋機を用いて、包装袋100を作製した。包装袋100では、図13に示すように、持手部20を本体部10の上部11に形成した(図1参照)。持手部20の寸法は、持手部20の長手方向(X方向)の寸法を約200mmとし、高さ方向(Y方向)の寸法を約50mmとした。持手部20には、シール部60(シール61〜64)を設け、シール62、63間の距離を約100mmとした。また、シール61〜64で囲まれた部分(持手部20の長手方向(X方向)の中央部25)に、持手部20の長手方向(X方向)に直線状に延びる指掛部30(スリットS)と凹凸部50を形成した(図13参照)。指掛部30は、中央部31を持手部20の高さ方向(Y方向)の下方に湾曲させ、両端部32、33の各先端E1、E2が各変曲点B1、B2の下方に位置するように両端部32、33を湾曲させた。指掛部30の寸法は、持手部20の長手方向(X方向)の長さを約80mm、高さ方向(Y方向)の幅を約10mmとした。凹凸部50は、指掛部30の上方(持手部20の高さ方向(Y方向)の中央部26)に、凹凸部50の形状が逆台形形状となるように形成した(図13参照)。また、凹凸部50は、ヒートエンボス加工により、持手部20の一方の面20Aに第1エンボス領域51が設けられ、他方の面20Bに第2エンボス領域52が設けられ、第1エンボス領域51と第2エンボス領域52との間で、エンボス凸部52Bがエンボス凹部52Aに重なり、非エンボス部51Cが非エンボス部52Cに重なるように形成した(図4、図5参照)。また、持手部20の中央部25(シール61〜64で囲まれた部分)には、補強フィルムとして厚み寸法が90μmのポリエチレンフィルム(図示せず)をシール61〜64で接着した。作製した包装袋100について、指入れ試験、振り子試験、摩擦試験を行い、評価した。結果を表1に示す。
図14に示すように、凹凸部50を、第1エンボス領域51と第2エンボス領域52とがネステッド形式で対面するように持手部20に形成した(図10〜図12参照)以外は、実施例1と同様に作製し、評価した。結果を表1に示す。
図15に示すように、傾斜する楕円形状の指掛部30(スリットS1)および指掛部40(スリットS2)を、持手部20の長手方向(X方向)に略左右対称に並べ、指掛部30の中央部31及び指掛部40の中央部41が持手部20の下端21側に配置され、指掛部30の両端部32、33及び指掛部40の両端部42、43が持手部20の上端22側に配置されるように持手部20に形成し、指掛部30、40の寸法を、持手部20の長手方向(X方向)に約30mmの長径をもち、持手部20の高さ方向(Y方向)に約15mmの短径をもち、X方向における指掛部30と指掛部40との間の距離を最短で約20mmとし、凹凸部50の形状を、指掛部30、40に対してそれぞれ逆台形形状(全体でW形状)となるように持手部20に形成した以外は、実施例1と同様に作製し、評価した。結果を表1に示す。
図16に示すように、凹凸部50を、第1エンボス領域51と第2エンボス領域52とがネステッド形式で対面するように持手部20に形成した(図10〜図12参照)以外は、実施例3と同様に作製し、評価した。結果を表1に示す。
図17に示すように、楕円状の指掛部70を設け、楕円の周囲のうち下端の一部を残すように指掛部70を配置し(指掛部70の中央部71を持手部20の上端22側に配置し、両端部72、73を持手部20の下端21側に配置し)、指掛部70の寸法を、持手部20の長手方向(X方向)約80mm、Y方向に約20mmとした以外は、実施例1と同様に包装袋100を作製し、評価した。結果を表1に示す。
図18に示すように、楕円状の2つのスリット(指掛部80と指掛部90)を設け、指掛部80と指掛部90を楕円形状が略左右対称になるように持手部20の長手方向(X方向)に並べて配置し(指掛部80の中央部81及び指掛部90の中央部91を持手部20の下端21側に配置し、指掛部80の両端部82、83及び指掛部90の両端部92、93を持手部20の上端22側に配置し)、指掛部80、90の寸法を、持手部20の長手方向(X方向)に約30mmの長径をもち、持手部20の高さ方向(Y方向)に約15mmの短径をもち、X方向における指掛部80と指掛部90との間の距離を最短で約20mmとした以外は、実施例1と同様に包装袋100を作製し、評価した。結果を表1に示す。
T 被包装体(トイレットペーパー)
10 本体部
11 上部
20 持手部
20A 一方の面
20B 他方の面
21 下端
22 上端
23 端部
24 端部
25 持手部の長手方向の中央部
26 持手部の高さ方向の中央部
30 指掛部
S1 スリット
31 中央部
32 端部
33 端部
B1 変曲点
B2 変曲点
E1 先端
E2 先端
40 指掛部
S2 スリット
41 中央部
42 端部
43 端部
50 凹凸部
51 第1エンボス領域
51A エンボス凹部
51B エンボス凸部
51C 非エンボス部
52 第2エンボス領域
52A エンボス凹部
52B エンボス凸部
52C 非エンボス部
60 シール部
61 上端シール
62 下端シール
63 側端シール
64 側端シール
Claims (9)
- 被包装体を収容する本体部と、
前記本体部の上部に設けられた持手部と、
前記持手部の長手方向の中央部に形成された指掛部とを有し、
前記指掛部の少なくとも上方には、前記持手部の厚み方向に凹凸を有する凹凸部が形成されている、包装袋。 - 前記凹凸部の前記凹凸が、ヒートエンボス加工により形成されたものである、請求項1に記載の包装袋。
- 前記厚み方向に見た前記凹凸部の形状が、逆台形形状である、請求項2に記載の包装袋。
- 前記凹凸部は、
前記持手部の一方の面に複数のエンボス凹部が形成された第1エンボス領域と、
前記持手部の他方の面に複数のエンボス凹部が形成された第2エンボス領域とを有する、請求項2または3に記載の包装袋。 - 前記第1エンボス領域と前記第2エンボス領域とが、ネステッド形式で対面する、請求項4に記載の包装袋。
- 前記指掛部は、前記長手方向に沿って延びるスリットで形成され、
前記指掛部の中央部は、前記持手部の高さ方向の下方に湾曲する、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の包装袋。 - 前記指掛部は、前記指掛部の中央部と前記指掛部の両端部との間にそれぞれ変曲点を有し、
前記両端部の各先端が前記各変曲点の下方に位置するように、前記両端部が湾曲する、請求項6に記載の包装袋。 - 前記凹凸部は、前記持手部の高さ方向の中央部に配置されている、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の包装袋。
- 前記指掛部および前記凹凸部は、前記持手部に形成されたシール部に囲まれている、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の包装袋。
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