JP6956135B2 - 包装袋 - Google Patents

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Description

本発明は、包装袋に関する。
トイレットペーパー等の物品を包装する包装袋は、包装される物品が収容される本体部と、本体部の上端に設けられた持手部とを備えている。従来の包装袋では、持手部に指掛用の指掛穴が設けられており、トイレットペーパー等の購入者等が、この指掛穴に指を掛けることで、包装袋に収容されたトイレットペーパー等を持ち運ぶことができるようになっている。例えば、特開2004−269010号(特許文献1)には、本体部の上部に設けられた把持部に2つの指掛穴が形成されたロール製品収納用包装袋が開示されている。
特開2004−269010号公報、図2
しかしながら、従来の包装袋は、包装袋に収容される被包装体の重量や被包装体が収容された包装袋の持ち方等によって、手指が締め付けられたり、持ち運びの際に手指が痛くなる場合がある。また、包装袋を持ち運ぶ際に指掛穴の形状が変化することにより、持手部が伸びたり、破断する場合がある。そのため、従来の包装袋は、被包装体が収容された状態で包装袋が持ちづらい場合や、持ち運びの際に包装袋が破損する場合がある。
本発明の目的は、持ち易く、破損しにくい包装袋を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る第1の態様は、被包装体を収容する本体部と、前記本体部の上端に設けられた持手部と、前記持手部にスリットで形成された指掛部とを有し、前記指掛部の中央部は、前記持手部の上端側から下端側に向かって湾曲し、前記指掛部の少なくとも一方の端部は、前記持手部の下端側に向かって延びる、包装袋を提供する。
第1の態様では、持手部に配置された指掛部がスリットで形成され、さらに指掛部の中央部が持手部の下端に向かって凹状に湾曲している。これにより、スリットを介して持手部の厚み方向に手指を挿入することにより、手指を持手部に簡単に掛けることができる。また、持手部の厚み方向に手指を挿入した状態で、持手部を持ち上げた際に、持手部が線として手指に当たるのを防ぐことができる。
具体的には、スリットを介して持手部の厚み方向に手指を挿入することにより、持手部の上端側で指掛部の中央部に隣接する持手部の一部が、持手部の厚み方向(手指を挿入する方向)に折れ曲がる。そして、折れ曲がった持手部の一部は、手指または掌(以下、手指等という)に対して面として当たり易くなる。この状態で、持手部が持ち上げても、折れ曲がった持手部の一部が手指等に面として当たるため、持手部によって手指が締め付けられたり、手指が痛くなるのを抑制することができる。そのため、被包装体が収容された状態で包装袋を持ち運ぶ場合に、包装袋を持ち易くすることができる。
また、第1の態様では、力がかかり破断し易い指掛部の両端部のうち少なくとも一方の端部が持手部の下端側を向いている。これにより、持手部を持ち上げた際に、この指掛部の一方の端部から持手部の上端に亘って持手部が伸びたり破断するのを抑制することができる。そのため、被包装体が収容された状態で包装袋を持ち運ぶ場合に、包装袋が破損しにくくなる。
第2の態様は、前記少なくとも一方の端部が、前記中央部に対して前記持手部の長さ方向に離間するように延びる、包装袋を提供する。第2の態様では、持手部の下端側に向かって延びる指掛部の端部が、指掛部の中央部から離れていく方向に延びているため、指掛部の端部と持手部の中央部との干渉を防ぐことができる。これにより、力がかかり破断し易い指掛部の端部と指掛部の中央部との間で持手部が破断するのが抑制され、包装袋をより破損しにくくすることができる。
第3の態様は、前記指掛部が、前記中央部と前記少なくとも一方の端部との間に、前記持手部の下端側から上端側に向かって湾曲する凸部を有する、包装袋を提供する。第3の態様では、指掛部の中央部が持手部の下端側に向かって湾曲するのに対して、指掛部の中央部と連続する凸部が持手部の上端側に向かって湾曲している。これにより、この凸部を起点に、持手部の厚み方向(手指を挿入する方向)に持手部の一部が折れ曲がることができる。そのため、手指等に面として当たる持手部の一部を確実に形成することができる。
また、このような凸部が存在することにより、持手部の下端側に向かって湾曲する指掛部の中央部に対して、指掛部の端部を持手部の下端側に向かって確実に延ばすことができる。また、指掛部の中央部と持手部の下端側に向かって延びる指掛部の端部との間に局所的な力が加わるのを抑制することができる。そのため、包装袋をさらに破損しにくくすることができる。
第4の態様は、前記指掛部が、前記中央部と前記少なくとも一方の端部とが前記持手部の高さ方向に対向して配置されている、包装袋を提供する。第4の態様では、指掛部の中央部と持手部の下端側に向かって延びる指掛部の端部とが持手部の高さ方向に対向することにより、持手部の一部をスリット全体で囲むように指掛部を形成することができる。そのため、手指等に面として当たる持手部の一部の寸法を大きくすることができる。
第5の態様は、前記指掛部が、前記中央部と前記少なくとも一方の端部との間に、前記持手部の中央部側から前記持手部の少なくとも一方の端部側に向かって湾曲しかつ前記持手部の下端側から上端側に向かって湾曲する凸部を有する、包装袋を提供する。
第5の態様では、指掛部の中央部が持手部の下端側に向かって湾曲するのに対して、指掛部の中央部と連続する凸部が持手部の上端側に向かって湾曲している。そのため、この凸部を起点に、持手部の厚み方向(手指を挿入する方向)に持手部の一部が折れ曲がることができる。これにより、手指等に面として当てることができる持手部の一部を確実に形成することができる。
また、第5の態様では、このような凸部が存在することにより、持手部の下端側に向かって湾曲する指掛部の中央部に対して、指掛部の端部を持手部の下端側に向かって確実に延ばすことができる。また、指掛部の中央部と持手部の下端側に向かって延びる指掛部の端部との間に局所的な力が加わるのを抑制することができるため、包装袋をさらに破損しにくくすることができる。
第6の態様は、前記持手部が、前記指掛部の上方に所定の間隔をあけて配置された第1の補強部を有する、包装袋を提供する。第6の態様では、指掛部を形成するスリットと第1の補強部とで持手部の一部が囲まれる。これにより、持手部の厚み方向に手指を挿入した際に、持手部の一部が第1の補強部に沿って折れ曲がり易くなり、持手部の一部を補強することができる。そのため、持手部の一部が面として手指等に当たり易くなり、さらに包装袋を持ち易くすることができる。
第7の態様は、前記第1の補強部が、前記持手部の下端側から上端側に向かって湾曲する、包装袋を提供する。第7の態様では、このように第1の補強部が湾曲することにより、第1の補強部が持手部の一部の折れ曲がった部分を補強しながら、指掛部を形成するスリットと第1の補強部とで囲まれる持手部の一部の寸法を大きくすることができる。そのため、持手部の一部が面としてより手指等に当たり易くなる。
第8の態様は、前記持手部が、前記中央部と前記第1の補強部との間に配置された第2の補強部を有する、包装袋を提供する。第8の態様では、このような第2の補強部が設けられているため、手指等に面として当たる持手部の一部をさらに補強することができる。具体的には、第2の補強部の存在により、手指等に面として当たる持手部の一部(持手部の厚み方向に手指を挿入した際に折れ曲がった持手部の一部)の形状を維持することができる。そのため、手指等に面として当たる持手部の一部を確実に形成することができる。
第9の態様は、前記第2の補強部は、複数の部分補強部で形成されている、包装袋を提供する。第9の態様では、指掛部の中央部と第1の補強部との間に複数の部分補強部を設けることにより、手指等に面として当たる持手部の一部をさらに補強することができ、手指等に面として当たる持手部の一部を確実に形成することができる。また、指掛部の中央部と第1の補強部との間に部分補強部が形成されない部分が存在するため、製造コストを低減することができる。
第10の態様は、前記複数の部分補強部が、所定のパターンで配置されている、包装袋を提供する。第10の態様では、複数の部分補強部が所定のパターンを有するため、手指等に面として当たる持手部の一部にデザイン性を付与することができる。そのため、指掛部の位置が認識し易くなり、持手部に手指を掛け易くなる。
本発明の一態様によれば、持ち易く、破損しにくい包装袋を提供することができる。
本発明の実施形態に係る包装袋を示す図である。 図1の本実施形態に係る包装袋(実施例1)の持手部を示す図である。 本実施形態に係る包装袋(実施例2)の持手部を示す図である。 本実施形態に係る包装袋(実施例3)の持手部を示す図である。 本実施形態に係る包装袋(実施例4)の持手部を示す図である。 本実施形態に係る包装袋(実施例5)の持手部を示す図である。 本実施形態に係る包装袋(実施例6)の持手部を示す図である。 従来の包装袋(比較例1)の持手部を示す図である。 従来の包装袋(比較例2)の持手部を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態の一例(第1実施形態)に係る包装袋を示す図である。図2は、本実施形態に係る包装袋の持手部を示す図である。なお、以下に示す説明では、各図において共通する部分については、同一の符号を付して説明を省略する場合がある。
図1及び図2において、包装袋100は、袋本体10、持手20、指掛30を備えている。なお、包装袋100は、本発明の包装袋の一例である。また、袋本体10、持手20、指掛30は、本発明の包装袋を構成する本体部、持手部、指掛部の各一例である。
袋本体10は、被包装体が収容される包装袋の本体を構成する。袋本体10は、樹脂フィルム等で形成することができる。袋本体10は、この樹脂フィルムがサイドシールにより袋状にされ、袋状になった樹脂フィルムがガセット状に折り込まれた構造になっている(図1参照)。
袋本体10を形成する樹脂フィルムの材質は、任意である。このような樹脂フィルムとしては例えば、ポリエチレン(PE)、PE−エチレンビニルアルコール共重合体(EVOH)−PEの積層体(PE/EVOH/PE)等の樹脂フィルムを用いることができる。また、樹脂フィルムの厚みは、任意である。例えば、樹脂フィルムとしてPE、PE/EVOH/PEを用いる場合、樹脂フィルムの厚みは10〜70μmとすることができ、好ましくは15〜60μm、より好ましくは20〜50μmである。
袋本体10は、被包装体Tの一例としてロール状のトイレットペーパーTが12個収容されている(図1参照)。なお、被包装体Tの形態は、ロール状に限定されず、積層状等の他の形態で収容されていてもよい。また、袋本体10に収容される被包装体は、トイレットペーパーに限定されるものではなく、キッチンペーパー、ベビー用または介護用の紙おむつ、生理用ナプキン等の物品を収容することができる。
さらに、袋本体10に収容される物品の個数は限定されず、1つでもよく、図1に示すように複数であってもよい。なお、図1に示す例では、ロール状のトイレットペーパーTを1段に4つ並べたものを3段に積み上げた状態で合計12個のトイレットペーパーTが袋本体10内に収容されている。しかしながら、袋本体10内に収容される被包装体の配列はこの配列に限定されるものではなく、例えば、12個のトイレットペーパーTを一段に並べた状態で袋本体10に収容しても良い。
持手20は、図1に示すように、袋本体10の上端11に設けられ、包装袋100を手指で持つ部分を構成する。持手20は、袋本体10と同様に、樹脂フィルム等で形成することができる。持手20は、上述のガセット状に折り込まれた樹脂フィルムを持手成形用の熱版で型押しする手法(スタンプ方式)を用いた熱融着(ヒートシール)により、袋本体10の上端11に形成される。なお、持手20が設けられる位置は袋本体10の上端11に限定されず、袋本体10の側面でもよい。
持手20は、この折り込まれた樹脂フィルムが、持手20の長さ方向(図2のX方向)の両端部23、24では4枚重ねで、持手20の中央付近では2枚重ねで、それぞれヒートシールで形成されたシール部50(シール部51〜53)で接着されている。また、持手20には、持手20を取り付けた袋本体10が包装袋100の製造時または流通時に破裂しないように、袋本体10と包装袋100の外部とを連通する図示しない空気穴が設けられている。
持手20には、持手20を持つ際に手指を掛けるための指掛30が設けられている。本実施形態では、図1、図2に示すように、指掛30がスリットSで形成されている。スリットSの形態は任意であり、例えば、ミシン目で形成し、該ミシン目を破ることで指掛を形成することができる。
また、持手20には、図示しない補強フィルムを設けてもよい。この補強フィルムは、帯状の樹脂フィルムで形成することができる。なお、補強フィルムの材質は任意であり、持手20を構成する樹脂フィルムの材質と同じでも良く、また異なっていても良い。このような樹脂フィルムとしては、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、およびPE−エチレンビニルアルコール共重合体(EVOH)−PEの積層体(PE/EVOH/PE)等の樹脂フィルムを用いることができる。このような補強フィルムを設けることにより、持手20の指掛30が設けられる部分を補強することができる。
また、補強フィルムの厚み寸法は、任意である。例えば、補強フィルムの厚みは、20μm以上にすることができ、好ましくは30μm〜150μm、より好ましくは50μm〜130μmである。補強フィルムの厚み寸法をこのような範囲にすることにより、持手20が伸びたり、破断するのを防ぐことができる。また、上述の熱溶着等により、持手20に補強フィルムを確実に接着することができる。
本実施形態(第1実施形態)では、図2に示すように、指掛30の中央部31が、持手20の上端22側から下端21側に向かって湾曲している。すなわち、指掛30の中央部31は、中央部31の両端側から中央に向うに従って、中央が持手20の下端21側の最下端となるように持手20の下端21側に湾曲する凹部を構成する。図2に示すように、本実施形態では、持手20に指掛30がスリットSで形成されている。そして、指掛30の中央部31が持手20の下端21に向かって凹状に湾曲している。そのため、スリットSを介して持手20の厚み方向(図1のZ方向)に手指を挿入するだけで、手指を持手20に簡単に掛けることができる。
また、本実施形態では、スリットSを介して持手20の厚み方向に手指を挿入すると、持手20の部分F(持手20の上端22側で指掛30の中央部31と中央部31に隣接する持手20の一部)が、持手20の厚み方向(手指を挿入する方向)に折れ曲がる。折れ曲がった持手20の部分Fは、手指等に対して緩衝部となり、手指等に面として当たり易くなる。また、指掛30の各端部32、33が持手20の下端21側に向かって延びていることにより、持手20の部分Fが緩衝部として形成される際に、持手20の部分Fが単に上方に折れ曲がらずに、幅広の緩衝部として形成され易くなる。
すなわち、持手20の厚み方向に手指を挿入した状態で、持手20を持ち上げた際に、持手20が線として手指等に当たらないため、持手20を持ち上げた際に、持手20によって手指が締め付けられたり、手指が痛くなるのを抑制することができる。そのため、本実施形態では、被包装体Tが収容された状態で包装袋100を持ち運ぶ場合でも、包装袋100を持ち易くなる。
また、本実施形態では、図2に示すように、指掛30の両端部32、33が持手20の下端21側に向かって延びている。また、指掛30の各端部32、33は、指掛30の中央部31よりも持手20の上端22側に配置されている。指掛30の両端部32、33は、持手20の中でも、力がかかり破断し易い部分である。
本実施形態では、このように破断し易い指掛30の両端部32、33が持手20の下端21側を向いている。そのため、持手20を持ち上げた際に、指掛30の各端部32、33から持手20の上端22に亘って持手20が伸びたり破断するのを抑制することができる。また、指掛30の各端部32、33が、指掛30の中央部31よりも持手20の上端22側に配置されているため、指掛30の各端部32、33から持手20の下端21に亘って持手20が伸びたり破断することも抑制することができる。
このように本実施形態では、被包装体Tが収容された状態で包装袋100を持ち運ぶ際に、包装袋100が破損しにくい。
なお、本実施形態における指掛30の両端部32、33は、本発明の包装袋における指掛部の少なくとも一方の端部の一例である。本実施形態では、指掛30の両端部32、33が持手20の下端21側に向かって延びているが、端部32、33のいずれか一方の端部が持手20の下端21側に向かって延びていてもよい。
このように指掛30の各端部32、33が持手20の下端21側に向かって延びていることにより、各端部32、33で仮に破断が生じても、各端部32、33の破断は持手20の下端21の方向に進行するため、持手20自体の破損は進行し難くなる。
本実施形態では、図2に示すように、指掛30の両端部32、33が、指掛30の中央部31に対して持手20の長さ方向(図2のX方向)に離間するように延びている。すなわち、図2に示す包装袋100では、指掛30の両端部32、33が、持手20の下端21側に向かって延び、さらに指掛30の中央部31から離れていく方向に延びている。
指掛30の中央部31と両端部32、33をこのような配置にすることにより、指掛30の両端部32、33が持手20の中央部25と干渉するのを防ぐことができる。そのため、力がかかり破断し易い指掛30(スリットS)の両端部32、33と指掛30の中央部31との間で持手20が破断するのを抑制することができる。したがって、図2に示す持手20を備える包装袋100は、より破損しにくいものとなる。
また、本実施形態では、図2に示すように、指掛30に凸部32Aと凸部33Aが設けられている。凸部32Aは、指掛30の中央部31と指掛30の端部32との間に設けられ、凸部32Aの頂部が持手20の上端22側に位置するように、持手20の下端21側から上端22側に向かって湾曲している。一方、凸部33Aは、指掛30の中央部31と指掛30の端部33との間に設けられ、持手20の下端21側から上端22側に向かって湾曲している。
本実施形態では、指掛30の中央部31が持手20の下端21側に向かって湾曲しているのに対して、指掛30の中央部31と持手20の端部23側で連続する凸部32Aが持手20の上端22側に向かって湾曲している。一方、指掛30の中央部31と持手20の端部24側で連続する凸部33Aも持手20の上端22側に向かって湾曲している。
このような構成により、持手20の部分Fは、凸部32A及び凸部33Aを起点に、持手20の厚み方向(図1のZ方向)に折れ曲がり、この折れ曲がった持手20の部分Fを手指等に面として当てることができる。
また、このような凸部32Aおよび凸部33Aが存在することにより、持手20の下端21側に向かって湾曲する指掛30の中央部31に対して、指掛30の各端部32、33を持手20の下端21側に向かって確実に延ばすことができる。また、指掛30の中央部31と指掛30の各端部32、33との間に局所的な力が加わるのを抑制することができる。そのため、図2に示す持手20を備える包装袋100はさらに破損しにくいものとなる。
図3は、本発明の実施形態の一例(第2実施形態)に係る包装袋を示す図である。本実施形態(第2実施形態)では、図3に示すように、指掛30の中央部31と各端部32、33とが、持手20の長さ方向(図3のX方向)に並び、持手20の高さ方向(図3のY方向)に間隔をおいて対向して配置されている。第2実施形態では、指掛30の中央部31と持手20の下端21側に向かって延びる指掛30の各端部32、33とが持手20の高さ方向に対向することで、持手20の部分FがスリットS全体で囲まれるように指掛30が形成されている。これにより、手指等に面として当たる持手20の部分Fの寸法は、図2に示す持手20の部分Fの寸法よりも大きくなるため、持手20に手指を掛け易くなる。
本実施形態(第2実施形態)では、図3に示すように、指掛30に凸部32Aと凸部33Aが設けられている。凸部32Aは、指掛30の中央部31と指掛30の端部32との間に設けられ、持手20の中央部25側から端部23側に向かって湾曲し、かつ持手20の下端21側から上端22側に向かって湾曲している。一方、凸部33Aは、指掛30の中央部31と指掛30の端部33との間に設けられ、持手20の中央部25側から端部24側に向かって湾曲し、かつ持手20の下端21側から上端22側に向かって湾曲している。
第2実施形態では、図3に示すように、指掛30の中央部31が持手20の下端21側に向かって湾曲しているのに対して、指掛30の中央部31と連続する凸部32Aが持手20の上端22側に向かって湾曲している。一方、指掛30の中央部31と持手20の端部24側で連続する凸部33Aも持手20の上端22側に向かって湾曲している。このような構成により、持手20の部分Fは、凸部32A及び凸部33Aを起点に、持手20の厚み方向(図1のZ方向)に折れ曲がり、手指等に面として当たる持手20の部分Fを確実に形成することができる。
また、このような凸部32Aおよび凸部33Aが存在することにより、持手20の下端21側に向かって湾曲する指掛30の中央部31に対して、指掛30の各端部32、33を持手20の下端21側に向かって確実に延ばすことができる。また、指掛30の中央部31と指掛30の各端部32、33との間に局所的な力が加わるのを抑制することができる。そのため、図3に示す持手20を備える包装袋100は、さらに破損しにくいものとなる。
図4は、本発明の実施形態の一例(第1実施形態の第1変形例)に係る包装袋を示す図である。本実施形態(第1実施形態の第1変形例)では、持手20にシール部60が設けられている。シール部60は、図4に示すように、指掛30の上方に所定の間隔をあけて配置されている。シール部60は、シール部50と同様に熱融着(ヒートシール)で形成することができる。また、シール部60は、熱融着に限定されず、接着剤、粘着剤等を塗布することによって形成してもよい。なお、シール部60は、本発明に係る包装袋の持手部に設けられた第1の補強部の一例である。
ここで、所定の間隔をあけて配置されているとは、指掛30とシール部60とが持手20の高さ方向(図4のY方向)に所定の距離をおいて対向することを意味する。図4に示す形態では、シール部60が指掛30を覆うように指掛30とシール部60とが持手20の高さ方向に対向して配置されている。
なお、所定の間隔(所定の距離)は、特に限定されないが、図4に示すように、所定の間隔(指掛30とシール部60との間の距離D)は1mm以上30mm以下にすることができ、好ましくは2mm以上25mmで、より好ましくは3mm以上22mm以下である。距離Dをこのような範囲にすることにより、持ち易く、破断し難い持手20にすることができる。
本実施形態では、図4に示すように、指掛30を形成するスリットSとシール部60とによって持手20の部分Fが囲まれる。そのため、持手20の厚み方向(図1のZ方向)に手指を挿入した際に、持手20の部分Fがシール部60に沿って折れ曲がり易くなる。また折れ曲がった持手20の部分Fは、シール部60によって補強される。これにより、持手20の部分Fが面として手指等に当たり易くなるため、図4に示す持手20を備える包装袋100はさらに持ち易くなる。
また本実施形態では、図4に示すように、シール部60は、持手20の下端21側から上端22側に向かって湾曲している。本実施形態では、このように湾曲するシール部60の存在により、持手20の部分Fをシール部60で補強しながら、指掛30を形成するスリットSとシール部60とで囲まれる持手20の部分Fの寸法を大きくすることができる。これにより、持手20の部分Fが面としてより手指等に当たり易くなるため、図4に示す持手20を備える包装袋100は、さらに持ち易くなる。
図5は、本発明の実施形態の一例(第1実施形態の第2変形例)に係る包装袋を示す図である。この第1実施形態の第2変形例では、持手20にシール部70がさらに設けられている。シール部70は、図5に示すように、指掛30の中央部31とシール部60との間に配置されている。シール部70は、本発明に係る包装袋の持手部に設けられた第2の補強部の一例である。このシール部70は、シール部50と同様に熱融着(ヒートシール)で形成することができる。またシール部70は、熱融着に限定されず、接着剤、粘着剤等を塗布することによって形成してもよい。
本実施形態では、図5に示すように、指掛30の中央部31とシール部60との間にシール部70がさらに配置されているため、持手20の部分Fをさらに補強することができる。そのため、持手20の部分Fが手指に当たる際に持手20の部分Fの形状を維持することができる。そのため、このシール部70の存在により、持手20の部分Fを手指等に対して確実に面として当てることができ、図5に示す持手20を備える包装袋100はさらに持ち易いものとなる。
本実施形態では、図5に示すように、シール部70が複数の部分シール部71で形成されている。このようにシール部70として複数の部分シール部71を設けることによっても、手指に当たる際に持手20の部分Fの形状を維持することができる。そのため、このような部分シール部71の存在により、持手20の部分Fを手指等に対して確実に面として当てることができる。
また、このような複数の部分シール部71によって形成されたシール部70を設けることにより、指掛30の中央部31とシール部60との間に部分シール部71が形成される部分と部分シール部71が形成されない部分とが存在することとなる。すなわち、部分シール部71が形成されない部分では、熱融着等の接着を行う必要がないため、製造コストを低減することができる。
本実施形態では、シール部70を形成する複数の部分シール部71が、所定のパターンで配置されている。所定のパターンは特に限定されず、例えば、図5に示す実施形態(第1実施形態の第2変形例)では、各部分シール部71がドット状を呈するパターンで形成されている。
また、図6に示す実施形態(第1実施形態の第3変形例)では、各部分シール部71が持手20の長さ方向(X方向)に所定の間隔で配置され、かつ持手20の高さ方向(Y方向)に延びるライン状を呈するパターンで形成されている(複数の部分シール部71がストライプ状に配置されている)。さらに、図示しないが、各部分シール部71を持手20の高さ方向に(Y方向)に所定の間隔で配置し、かつ持手20の長さ方向(X方向)に延びるライン状を呈するパターンで形成してもよい。
本実施形態では、複数の部分シール部71がこのような所定のパターンを有するため、持手20の部分F(手指に面として当たる持手20の一部)にデザイン性を付与することができる。これにより、指掛30の位置が認識し易くなり、持手20に手指を掛け易くなる。
図7は、本発明の実施形態の一例(第2実施形態の第1変形例)に係る包装袋を示す図である。この第2実施形態の第1変形例では、持手20にシール部60が設けられている。シール部60は、図7に示すように、指掛30の上方に所定の間隔(距離D)をあけて配置されている。なお、シール部60は、シール部50と同様に熱融着(ヒートシール)で形成することができる。また、シール部60は、熱融着に限定されず、接着剤、粘着剤等を塗布することによって形成してもよい。
本実施形態では、図7に示すように、指掛30を形成するスリットSとシール部60とによって持手20の部分Fが囲まれる。そのため、持手20の厚み方向(図1のZ方向)に手指を挿入した際に、持手20の部分Fがシール部60に沿って折れ曲がり易くなる。また折れ曲がった持手20の部分Fは、シール部60によって補強される。これにより、持手20の部分Fが面として手指等に当たり易くなり、図7に示す持手20を備える包装袋100はさらに持ち易くなる。
また本実施形態では、図7に示すように、シール部60は、持手20の下端21側から上端22側に向かって湾曲している。本実施形態では、このように湾曲するシール部60の存在により、持手20の部分Fをシール部60で補強しながら、指掛30を形成するスリットSとシール部60とで囲まれる持手20の部分Fの寸法を大きくすることができる。これにより、持手20の部分Fが面としてより手指等に当たり易くなるため、図7に示す持手20を備える包装袋100は、さらに持ち易くなる。
なお、図7に示す実施形態では、持手20にシール部70が設けられていないが、図7に示す実施形態において、持手20にシール部70を設けてもよい。このようなシール部70を設けることにより、図7に示す実施形態でも、持手20の部分Fを手指等に対して確実に面として当てることができ、包装袋100をさらに持ち易くすることができる。
また、シール部70を複数の部分シール部71で構成することにより、図7に示す実施形態でも、手指に当たる際に持手20の部分Fの形状を維持しながら、製造コストを低減することができる。
さらに、複数の部分シール部71を所定のパターンで配置することにより、図7に示す実施形態でも、持手20の部分F(手指等に面として当たる持手20の一部)にデザイン性を付与することができる。そのため、指掛30の位置が認識し易くなり、持手20に手指を掛け易くなる。
以下、本実施形態について、さらに実施例を用いて具体的に説明する。各実施例、比較例の測定、評価は、以下のようにして行った。
[指入れ試験]
12個のロール状のトイレットペーパーT(大王製紙株式会社製の「エリエール トイレットティシュー 60mシングル(147g/ロール)」)を収容した包装袋100の指掛30に、ユーザが右手の人差し指、中指、薬指、小指を掛けて、包装袋100の持手20を持ったときの持ち易さを、以下の基準で評価した。
◎:持手を厚み方向(図1のZ方向)に最大距離15mm以上の面で持つことができた
○:持手を厚み方向(図1のZ方向)に最大距離10mm以上15mm未満の面で持つことができた
×:持手を面で持つことができなかった
[振り子試験]
指入れ試験と同じ条件で包装袋100を持ち、180°の範囲で振り子のように10往復移動させた。このとき、包装袋100の耐久性を、以下の基準で評価した。なお、振り子試験は、各実施例及び比較例につき5回の試験を行った。
○:5回中1回も破損が確認できなかった
×:5回中1回以上破損を確認した
[指掛け試験]
上記の振り子試験を1往復行った後、1人のユーザにおける指への締め付けの程度を、下記の5段階で評価した。この場合、実施例及び比較例ごとに10人のユーザにより試験を行った結果を点数化し、その平均値を算出した。平均値が3.0以上の場合に指掛け試験の結果が良好であると判断した。
5点:指への締め付けを感じない
4点:指への締め付けをごくわずかに感じる
3点:指への締め付けをわずかに感じる
2点:指への締め付けを感じる
1点:指への締め付けを強く感じる
以下、実施例及び比較例について、説明する。
[実施例1]
包装袋100を、厚み25μmのポリエチレンのフィルムで製袋機により作製した。持手20の寸法は、長さ方向の寸法約200mm、高さ方向の寸法約50mmとした。持手20の周囲にシール部50(シール部51)を設け、持手20の内側にシール部50(シール部52、53)を設け、シール部52、53間の距離約100mmとした。また、図2に示すように、指掛30のシール部51〜53で囲まれた部分に、指掛30として、中央部31が持手20の上端22側から下端21側に向かって湾曲し、両端部32、33が持手20の下端21側に向かって延びるスリットSを設けた。指掛30は、両端部32、33が中央部31に対して持手20の長さ方向(図2のX方向)に離間するように延びる形状とした。スリットSの寸法は、X方向に約80mm、Y方向に約10mmとした。また、持手20には、指掛30を覆う補強フィルムとして、厚み寸法が90μmのポリエチレンフィルムを接着した。結果を表1に示す。
[実施例2]
図3に示すように、指掛30として中央部31と各端部32、33とが持手20の高さ方向(図3のY方向)に対向するスリットSを設けた以外は、実施例1と同様にした。結果を表1に示す。
[実施例3]
図4に示すように、指掛30の上方に指掛30と所定の間隔をあけてシール部60を設け、指掛30とシール部60との距離Dとして、指掛30の中央部31とシール部60の中央部61との最大距離を約20mmとし、指掛30の各端部32、33とシール部60の各端部62、63との最短距離を3mmとした以外は、実施例1と同様にした。結果を表1に示す。
[実施例4]
図5に示すように、指掛30の中央部31とシール部60との間にシール部70(複数のドット状の部分シール部71)を設けた以外は、実施例3と同様にした。結果を表1に示す。
[実施例5]
図6に示すように、指掛30の中央部31とシール部60との間にシール部70(複数のライン状の部分シール部71)を設けた以外は、実施例3と同様にした。結果を表1に示す。
[実施例6]
図7に示すように、指掛30の上方に指掛30と所定の間隔をあけてシール部60を設け、指掛30とシール部60との距離Dとして、指掛30の中央部31とシール部60の中央部61との最大距離を約20mmとし、指掛30の各端部32、33とシール部60の各端部62、63との最短距離を3mmとした以外は、実施例2と同様にした。結果を表1に示す。
[比較例1]
図8に示すように、指掛30として楕円状のスリットSを設けた。スリットSは、楕円の周囲のうち下端の一部を残すように配置した(指掛30の中央部31を持手20の上端22側に配置し、両端部32、33を持手20の下端21側に配置した)。スリットSの寸法は、X方向に約80mm、Y方向に約20mmとした。これらの条件以外は、実施例1と同様にした。結果を表1に示す。
[比較例2]
図9に示すように、指掛30、40を閉じる楕円状のスリットS1、S2を設けた。スリットS1、S2は、楕円の形状が略左右対称に配置した。指掛30は、中央部31を持手20の下端21側に配置し、両端部32、33を持手20の上端22側に配置した。指掛40は、中央部41を持手20の下端21側に配置し、両端部42、43を持手20の上端22側に配置した。スリットS1、S2の寸法は、いずれも楕円の長軸が約30mm、短軸が約15mm、X方向におけるスリットS1、S2間の距離が最短で約20mmとした。これらの条件以外は、実施例1と同様にした。結果を表1に示す。
Figure 0006956135
表1より、指掛30として、中央部31が持手20の上端22側から下端21側に向かって湾曲し、指掛30の両端部32、33が持手20の下端21側に向かって延びる構成では、指入れ試験の結果はいずれも○または◎となった。また、指掛け試験の結果はいずれも3.0以上となった。さらに、振り子試験の結果はいずれも〇となった(実施例1〜6)。
これに対して、指掛30として楕円状のスリットSを設けた構成および指掛30、40を閉じる楕円状の二つのスリットS1、S2を設けた構成では、指入れ試験の結果は×となった。また、指掛け試験の結果は3.0未満となった。さらに、振り子試験の結果は、指掛30として楕円状のスリットSを設けた構成では〇であったが、指掛30、40を閉じる楕円状の二つのスリットS1、S2を設けた構成では×となった(比較例1、2)。
これらの結果から、指掛30の中央部31を持手20の上端22側から下端21側に向かって湾曲させ、指掛30の両端部32、33を持手20の下端21側に向かって延びる構成を採用することにより、持ち易く、破損し難い包装袋が得られることが判った(実施例1〜6)。
また、指掛30の上方に指掛30と所定の間隔をあけてシール部60を設けることにより、指入れ試験および指掛け試験の結果がいずれも向上することが判った(実施例3〜6)。
また、指掛30の上方に指掛30と所定の間隔をあけてシール部60を設け、さらに指掛30の中央部31とシール部60との間にシール部70を設けることにより指掛け試験の結果がさらに向上することが判った(実施例4、5)。
さらに、指掛30として中央部31と各端部32、33とが持手20の高さ方向(図3のY方向)に対向する構成では、指掛30の上方に指掛30と所定の間隔をあけてシール部60を設けることにより、指入れ試験および指掛け試験の結果がいずれも向上することが判った(実施例6)。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した特定の実施形態および実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
100 包装袋
T 被包装体(トイレットペーパー)
10 袋本体
11 上端
20 持手
21 下端
22 上端
23 端部
24 端部
25 中央部
30 指掛
31 中央部
32 端部
32A 凸部
33 端部
33A 凸部
60 シール部
70 シール部
71 部分シール部
S スリット
F 持手の部分
D 距離

Claims (8)

  1. 被包装体を収容する本体部と、
    前記本体部の上端に設けられた持手部と、
    前記持手部の連続するシール部に囲まれた部分にスリットで形成された指掛部とを有し、
    前記指掛部の中央部は、前記持手部の上端側から下端側に向かって湾曲し、
    前記指掛部の少なくとも一方の端部は、前記持手部の下端側に向かって延び、
    前記持手部は、前記指掛部の上方に所定の間隔をあけて配置され、前記シール部と連続しない第1の補強部を有し、
    前記指掛部の各端部と前記第1の補強部の各端部とが所定の間隔を開けて配置されている、包装袋。
  2. 前記少なくとも一方の端部は、前記中央部に対して前記持手部の長さ方向に離間するように延びる、請求項1に記載の包装袋。
  3. 前記指掛部は、前記中央部と前記少なくとも一方の端部との間に、前記持手部の下端側から上端側に向かって湾曲する凸部を有する、請求項2に記載の包装袋。
  4. 前記指掛部は、前記中央部と前記少なくとも一方の端部とが前記持手部の高さ方向に対向して配置されている、請求項1に記載の包装袋。
  5. 前記指掛部は、前記中央部と前記少なくとも一方の端部との間に、前記持手部の中央部側から前記持手部の少なくとも一方の端部側に向かって湾曲しかつ前記持手部の下端側から上端側に向かって湾曲する凸部を有する、請求項4に記載の包装袋。
  6. 前記持手部は、前記中央部と前記第1の補強部との間に配置された第2の補強部を有する、請求項1に記載の包装袋。
  7. 前記第2の補強部は、複数の部分補強部で形成されている、請求項6に記載の包装袋。
  8. 前記複数の部分補強部は、所定のパターンで配置されている、請求項7に記載の包装袋。
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