JP2020179921A - 包装袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】開封後の保管性に優れる包装袋を提供すること。【解決手段】被包装体が収容される本体部と、前記本体部の天面に形成された持手部と、前記持手部から延出する貼着部とを有する、包装袋を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、包装袋に関する。
衛生紙等の物品は、そのままあるいは個包装体として、フィルム状の包装袋に複数収容されて流通する。従来の包装袋は、包装される物品が収容される本体部と、本体部の天面に本体部と一体に設けられた持手部を有する。物品の購入者等は、このような包装袋の持手部を掴むことで、包装袋に収容された物品を持ち運ぶことができる(例えば、特許文献1参照)。
特許第4856412号公報
しかしながら、開封後の包装袋では、外部から塵や埃(以下、塵埃という場合がある。)が入り易く、未使用の物品を衛生的に保管することができない。また、開封後の包装袋に収容された物品は、保管中に包装袋内で崩れたり、包装袋の外に飛び出たりして、安定的に保管することができない場合がある。
本発明の課題は、開封後の保管性に優れる包装袋を提供することである。
本発明に係る第1の態様は、被包装体が収容される本体部と、前記本体部の天面に形成された持手部と、前記持手部から延出する貼着部とを有する、包装袋である。本明細書において、被包装体は、包装袋に収容される衛生紙等の物品を示す。本体部は、被包装体が収容される包装袋の本体である。
本明細書において、持手部は、掌や指等(以下、手指という)で掴む(または握る)ことで包装袋を持つことができる包装袋の一部を示す。貼着部は、包装袋の本体部に貼り付けることができ、かつ、本体部から剥がして再び貼り付けることができる部分を示す。持手部から延出するとは、貼着部が持手部に連続して持手部の外方に延びることを示す。
第1の態様では、被包装体が収容される本体部の天面に形成された持手部から貼着部が延出することで、開封後の包装袋に持手部から延出する貼着部を貼り付けることができる。これにより、包装袋の持手部およびその周辺部分(本体部の持手部寄りの部分)が、包装袋の開封により本体部に形成された開口を塞ぐことができる。そのため、開封後の包装袋に外部から塵や埃(以下、塵埃という場合がある。)が入り難く、未使用の物品を衛生的に保管することができる。
また、第1の態様では、開封後の包装袋に物品が収容された状態で本体部の凹凸の激しい(または凹凸が大きい)部分にも、持手部から延出する貼着部を貼り付けることができる。そのため、物品が収容された開封後の包装袋内に隙間をできるだけ作らないように、貼着部を貼り付けることができる。これにより、開封後の包装袋に収容された物品は、保管中に包装袋内で崩れたり、包装袋の外に飛び出たりすることが抑制されるので、安定的に保管することができる。
本発明に係る第2の態様は、前記持手部から延出する貼着部が、前記持手部の一部で構成されている、包装袋である。本明細書において、持手部の一部で構成されているとは、持手部の一部がそのまま貼着部を構成することを示す。
第2の態様では、持手部から延出する貼着部が持手部の一部で構成されることで、包装袋の開封後も包装袋の持手部を有効活用することができる。また、持手部とは別の部材を用いずに、持手部から延出する貼着部を構成することができるため、製品コストの上昇を抑制することができる。
本発明に係る第3の態様は、前記持手部から延出する貼着部が、前記持手部の長手方向の両端部にそれぞれ形成されている、包装袋である。本明細書において、持手部の長手方向とは、持手部の各側端が対向する方向を示す。持手部の長手方向の両端部は、持手部の各側端を含む各側端寄りの部分を示す。
第3の態様では、持手部から延出する貼着部が持手部の長手方向の両端部にそれぞれ形成されることで、持手部の長手方向の両端部に一対の貼着部を構成することができる。そのため、持手部から延出する貼着部を、包装袋の本体部の広範囲にわたる2か所に貼り付けることができる。これにより、貼着部が包装袋の本体部に貼り付けられる自由度を高くすることができる。
本発明に係る第4の態様は、前記持手部が、前記両端部から折り返された一対の折返部を有し、前記持手部から延出する貼着部は、前記折返部の少なくとも一部で構成されている、包装袋である。本明細書において、折返部は、持手部の各端部から折り返されて該端部に重なる部分である。折返部の少なくとも一部で構成されているとは、折返部の全部または一部がそのまま貼着部を構成することを示す。
第4の態様では、持手部から延出する貼着部がこのような持手部の折返部によって構成されることで、持手部の本来の機能(手指で掴めること等)を妨げずに、持手部から延出する貼着部を設けることができる。また、このような折返部を利用して貼着部を構成することで、持手部とは別の部材を用いずに、持手部から延出する貼着部を確実に設けることができる。
本発明に係る第5の態様は、前記持手部に、前記持手部から延出する貼着部を形成するための第1切込部が設けられている、包装袋である。本明細書において、第1切込部は、1つのまたは連続する複数のスリットまたはノッチであり、破断されると貼着部が形成されるものである。第5の態様では、このような第1切込部が持手部に設けられているため、包装袋の開封後に貼着部が必要な場合だけ貼着部を延出させることができる。
本発明に係る第6の態様は、前記持手部から延出する貼着部が、前記持手部の長手方向に延びる、包装袋である。本明細書において、持手部の長手方向に延びるとは、持手部から延出する貼着部が、持手部の長手方向に沿って持手部の外側に延びることを示す。第6の態様では、持手部から延出する貼着部が持手部の長手方向に延びることで、貼着部が包装袋の本体部に貼り付けられる自由度を持手部の長手方向に沿って高くすることができる。
本発明に係る第7の態様は、前記持手部から延出する貼着部が、前記持手部の長手方向と交差する幅方向に延びる、包装袋である。本明細書において、持手部の長手方向と交差する幅方向に延びるとは、持手部から延出する貼着部が、持手部の長手方向と交差する幅方向に沿って持手部の外側に延びることを示す。第7の態様では、貼着部が持手部の幅方向に延びることで、貼着部が本体部に貼り付けられる自由度を持手部の幅方向に沿って高くすることができる。
本発明に係る第8の態様は、前記持手部から延出する貼着部が、前記持手部の長手方向の中央部に形成されている、包装袋である。本明細書において、持手部の長手方向の中央部は、持手部の中心とその周辺を含み、持手部の長手方向に持手部全体の約3分の1以上2分の1以下の範囲を占める部分を示す。
第8の態様では、持手部から延出する貼着部が持手部の長手方向の中央部に形成されることで、持手部の中央部から延出する貼着部を包装袋の本体部に貼り付けることができる。これにより、貼着部が包装袋の本体部に貼り付けられる自由度を広げることができる。
本発明に係る第9の態様は、前記天面に、前記本体部を開封するための第2切込部が設けられている、包装袋である。本明細書において、第2切込部は、1つのまたは連続する複数のスリットまたはノッチであり、破断されると本体部が開封されるものである。
第9の態様では、このような第2切込みが天面に設けられているため、包装袋の開封後に、持手部から延出する貼着部を本体部に貼り付けることで、本体部に形成された開口を容易に塞ぐことができる。これにより、開封後の包装袋に外部から塵埃がより入り難くなり、未使用の物品をより衛生的に保管することができる。
本発明の一態様によれば、開封後の保管性に優れる包装袋を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る包装袋を示す図である。 第1実施形態の変形例に係る包装袋を示す図である。 第1実施形態に係る包装袋の持手部を示す図である。 図3のA−A線断面図である。 図3に示す包装袋において貼着部を展開した図である。 本発明の実施形態に係る包装袋の使用状態(被包装体を2つ取り出した状態)を示す図である。 本実施形態に係る包装袋の使用状態(被包装体を3つ取り出した状態)を示す図である。 本実施形態に係る包装袋の使用状態(被包装体を8つ取り出した状態)を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る包装袋の持手部を示す図である。 図9のB−B線断面図である。 図9に示す包装袋において貼着部を展開した図である。 本発明の第3実施形態に係る包装袋の持手部を示す図である。 図12のC−C線断面図である。 図12に示す包装袋において貼着部を展開した図である。 本発明の第4実施形態に係る包装袋の持手部を示す図である。 図15のD−D線断面図である。 図15に示す包装袋において貼着部を展開した図である。 本発明の第5実施形態に係る包装袋の持手部を示す図である。 図18のE−E線断面図である。 図18に示す包装袋において貼着部を展開した図である。 包装袋の試験方法(貼着容易性、タイト性)を説明する図である。 包装袋の試験方法(保管安定性)を説明する図である。 従来の包装袋の持手部を示す図である。 図22のF−F線断面図である。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下の説明では、各図において共通する部分については、同一の符号を付して説明を省略する場合がある。また、理解を容易にするため、各図における各部材の縮尺は実際とは異なる場合がある。さらに、各図において、包装袋の幅方向(左右方向)をX方向とし、高さ方向(上下方向)をY方向とし、奥行方向(前後方向)をZ方向とする。なお、包装袋の高さ方向において、包装袋の上端側を上方、包装袋の下端側を下方という場合がある。
図1は、本発明の第1実施形態に係る包装袋を示す図である。図2は、第1実施形態の変形例に係る包装袋を示す図である。図3は、第1実施形態に係る包装袋の持手部を示す図である。図4は、図3のA−A線断面図である。図5は、図3に示す包装袋において貼着部を展開した図である。
図1及び図2において、第1実施形態に係る包装袋100は、本体部10、及び持手部20を備えている。包装袋100は、本発明に係る包装袋100の一例である。また、本体部10、及び持手部20は、本発明に係る包装袋を構成する本体部、及び持手部の各一例である。
本体部10は、被包装体Rが収容される包装袋100の本体(袋本体)を構成する。本体部10は、樹脂フィルム等で形成することができる。本体部10は、この樹脂フィルムが、サイドシールにより筒状にされ、さらにガセット状に折り込まれた構造になっている。なお、本体部10の材質は、樹脂に限定されず、紙でもよい。また、本体部10の材質は、生分解性材料(生分解性プラスチック、生分解性紙等)でもよい。
本体部10を樹脂フィルムで形成する場合、該樹脂フィルムの材質は、特に限定されず、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、及びPE−エチレンビニルアルコール共重合体(EVOH)−PEの積層体(PE/EVOH/PE)等が挙げられる。また、樹脂フィルムの厚みは、特に限定されず、10μm以上70μm以下とすることができ、好ましくは15μm以上60μm以下、より好ましくは20μm以上50μm以下である。
また、本体部10は、図1に示すように、被包装体Rが収容された状態で、天面11、底面12、正面13、背面14、側面15、側面16の各面を有する。本体部10の各面のうち、天面11と底面12は上下方向(Y方向)に対向し、正面13と背面14は前後方向(Z方向)に対向し、側面15と側面16は左右方向(X方向)に対向する。
本体部10の各面において、天面11は上下方向(Y方向)の上方に設けられ、底面12は上下方向(Y方向)の下方に設けられている。また、正面13は前後方向(Z方向)の前方に設けられ、背面14は前後方向(Z方向)の後方に設けられている。さらに側面15は左右方向(X方向)の左方に設けられ、側面16は、左右方向(X方向)の右方に設けられている。そして、側面15および側面16は、天面11、底面12、正面13、および背面14のいずれにも連続する(図1参照)。
さらに、天面11は、本体部10に被包装体Tが収容された状態で、天面上部TAと、天面上部TAの一部と重なる天面下部TBとを有する。なお、天面上部TAと天面下部TBの関係について、理解を容易にするため、図1、図2では、天面下部TBに対して天面上部TAが上方にわずかに持ち上げられた状態で示されている。
図1、図2に示すように、天面上部TAは、本体部10の正面13、背面14に連続し、さらに天面下部TBと略同一形状の折返部(図示せず)を有して、該折返部が天面下部TBに連続する。また、天面下部TBは、本体部10の一対の側面15、16と連続し、さらに天面上部TAの折返部(図示せず)に連続する。
被包装体Rは、包装袋100に収容される衛生紙等の物品である。本実施形態では、被包装体Rの一例として12個のロール状のトイレットペーパー(以下、トイレットロールという)が本体部10に収容されている(図1、図2参照)。被包装体Rの形態は、ロール状に限定されず、積層状等の他の形態で収容されていてもよい。また、本体部10に収容される被包装体Rは、トイレットペーパーに限定されず、キッチンペーパー、ペーパータオル、ベビー用または介護用の紙おむつ、生理用ナプキン等の物品を収容することができる。
さらに、図1に示す例(第1実施形態)では、12個のロール状のトイレットペーパー(被包装体R)が、1段に4個並べられたものを3段に積み上げた状態で本体部10内に収容されている。また、図2に示す例(第1実施形態の変形例)では、12個のトイレットペーパー(被包装体R)が、1段に12個並べた状態で本体部10に収容されている。なお、本体部10に収容される被包装体Rの個数は、限定されず、1つでもよく、図1、図2に示すように複数であってもよい。また、本体部10内に収容される被包装体の配列は、図1、図2に示す配列に限定されるものではない。
本体部10には、切込部11Bが任意に設けられている。本体部10において切込部11Bを設ける位置は、特に限定されないが、本体部10の天面11に設けるのが好ましい。切込部11Bは、1つのまたは連続する複数のスリットまたはノッチであり、破断されると本体部10が開封されるものである。
本実施形態では、図1及び図2に示すように、切込部11Bとして、持手部20の長手方向(X方向)に沿って延びる直線状のスリットが、天面11の中央11aと正面13側の端縁11cの間に形成されている。ここで、持手部20の長手方向は、持手部20の各側端23a、24aが対向する方向(X方向)を示す。
天面11に形成された切込部11Bは、天面11の少なくとも天面上部TA(折返部を含む)に形成されていればよい。すなわち、切込部11Bは、天面11の天面上部TAのみに形成されているものでもよく、天面11の天面上部TA(折返部を含む)および天面下部TBに形成されているものでもよい。
なお、切込部11Bの形状は、直線に限定されず、曲線、三角形、四角形、円形、U字状等の形状にすることができる。また、切込部11Bの寸法は、特に限定されず、本体部10に収容される被包装体Rの寸法や個数によって定めることができる。
なお、切込部11Bを構成するスリットは、例えば、ミシン目で形成することができ、該ミシン目を破ることで、本体部10の天面11に開口OPが形成され、開口OPから本体部10に収容された被包装体Rを取り出すことができる。なお、切込部11Bは、本体部10を開封するための第2切込部の一例である。
持手部20は、図1に示すように、本体部10の天面11に形成されている。持手部20は、包装袋100を手指で掴む(または握る)ことで包装袋100を持つことができる包装袋100の一部を構成する。持手部20は、本発明に係る包装袋の持手部の一例である。
持手部20の形状は、特に限定されないが、例えば、持手部20の厚み方向または包装袋100の前後方向(Z方向)に見たときの輪郭形状を長方形等の四角形にすることができる。なお、図1、図2では、理解を容易にするため、持手部20を高さ方向(Y方向)に立ち上げた状態で示しているが、通常は本体部10の天面11上に倒れた状態で製造、販売される。
また、持手部20の寸法は、特に限定されず、本体部10や後述する指掛部30の寸法等によって定めることができる。なお、持手部20の形状が長方形の場合、持手部20の寸法は、例えば、持手部20の長手方向(X方向)の寸法を、150mm以上500mm以下にすることができ、好ましくは160mm以上400mm以下、より好ましくは170mm以上300mm以下である。また、持手部20の高さ方向(Y方向)の寸法は、35mm以上150mm以下にすることができ、好ましくは40mm以上130mm以下、より好ましくは45mm以上100mm以下である。
持手部20は、本体部10と同様に、樹脂フィルム等で形成することができる。持手部20は、本体部10の天面11に形成されている。具体的には、持手部20は、本体部10の天面11の奥行方向(Z方向)の中央11aに形成されている。本体部10の天面11(持手部20が形成される位置)は、図1のように本体部10の天面(上方の面)に限定されず、本体部10の底面、正面、背面、または側面のいずれでもよい。
持手部20は、ガセット状に折り込まれた樹脂フィルムが、持手部20の長手方向(X方向)の両端部23、24では4枚重ねで、持手部20の長手方向(X方向)の中央部25付近では2枚重ねで、ヒートシール(熱融着)で形成されたシール部50によって接着されている。なお、シール部50は、熱融着に限定されず、接着剤、粘着剤等を塗布することによって形成してもよい。
なお、シール部50は、図3に示すように、上端シール51、下端シール52、側端シール53、側端シール54、及び中間シール55で構成されている。上端シール51は、持手部20の上端21側に該上端21に沿って設けられている。なお、図3に示す例では、上端シール51が持手部20の上端21の端縁ぎりぎりに形成されているが、包装袋100の製造上、上端21の端縁が残る(シールされない)ように上端シール51が形成されていてもよい。
また、下端シール52は、持手部20の下端22側に該下端22に沿って設けられている。側端シール53は、持手部20の長手方向(X方向)の側端23a側の指掛部30寄りに該側端23aに沿って設けられている。側端シール54は、持手部20の長手方向(X方向)の側端24a側の指掛部30寄りに該側端24aに沿って設けられている。中間シール55は、持手部20の上端21(または上端シール51)と指掛部30との間に、側端シール53から側端シール54に連続して延びるように設けられている。
これにより、持手部20の内側には、シール部50(シール51〜55)が形成される。そして、シール51〜54で囲まれた部分は、持手部20の中央部25を構成する。なお、持手部20には、持手部20を取り付けた本体部10が包装袋100の製造時または流通時に破裂しないように、本体部10と包装袋100の外部とを連通する空気穴(図示せず)を設けるのが好ましい。なお、持手部20の中央部25は、持手部20の中心とその周辺を含み、持手部20の長手方向(X方向)に持手部20全体の約3分の1以上2分の1以下の範囲を占める部分を示す。
図1及び図2に示すように、持手部20の中央部25には、指掛部30が形成されている。指掛部30は、スリットで形成され、持手部20を掴む(または握る)際に手指を掛ける部分を構成する。指掛部30を構成するスリットの形態は、特に限定されず、例えば、ミシン目で形成し、該ミシン目を破ることで指掛部30を形成することができる。なお、ミシン目は、複数のカットとタイ(カットとカットの間のカットが存在しない部分)とが交互に配置されたものを示す。
また、指掛部30の形状は、本実施形態では、図1〜図3に示すように、スリットの中央部が持手部20の上端21側に凸となるように湾曲し、スリットの両端部が円弧状に湾曲する曲線で構成されている。なお、指掛部30の形状は、このような曲線に限定されず、直線、波線、円形、楕円形、四角形等の形状やこれらに類似する形状等のいずれであってもよい。
なお、本実施形態では、指掛部30が1つのスリットで形成されているが(図1〜図3参照)、スリットの個数は限定されない。したがって、指掛部30を2つ以上のスリットで形成してもよく、例えば、持手部20の長手方向(X方向)に所定の間隔をあけて配置された2つのスリットで形成することができる。
また、持手部20には、指掛部30とシール部50(例えば、中間シール55)との間に、シール部50と連続するまたはシール部50に不連続の補強シールを形成してもよい。持手部20にこのような補強シールを設けることにより、指掛部30が補強され、持手部20が破断するのを防ぐことができる。
また、本実施形態では、持手部20に、補強フィルム40が設けられている。この補強フィルム40は、樹脂フィルムで形成することができる。補強フィルム40は、シール部50により、持手部20に融着されている。このような補強フィルム40を設けることにより、指掛部30が形成された持手部20の長手方向(X方向)の中央部25を補強することができる。
なお、補強フィルム40の材質は特に限定されず、持手部20を構成する樹脂フィルムの材質と同じでも良く、また異なっていても良い。このような樹脂フィルムとしては、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、PE−エチレンビニルアルコール共重合体(EVOH)−PEの積層体(PE/EVOH/PE)、及びポリ塩化ビニリデン(PVDC)等の樹脂フィルムが挙げられる。
また、補強フィルム40の厚み寸法は、特に限定されず、例えば、20μm以上にすることができ、好ましくは30μm以上150μm以下、より好ましくは50μm以上130μm以下である。補強フィルム40の厚み寸法をこのような範囲にすることにより、持手部20が伸びたり、破断するのを防ぐことができる。
図1〜図4に示すように、持手部20の両端部23、24には、両端部23、24から折り返された一対の折返部43、44が設けられている。具体的には、持手部20に設けられた補強フィルム40の両端部41、42が持手部20の各端部23、24から折り返されることで折返部43、44が形成され、折返部43、44が、持手部20の端部23、24に重なる部分を構成している。
なお、折返部43は、側端シール53寄りに配置された端縁43Aと、端部41と連続する端縁43Bとを有し、シール部50の上端シール51と下端シール52とによって持手部20に融着されている(図3参照)。また、折返部44は、側端シール54寄りに配置された端縁44Aと、端部42と連続する端縁44Bとを有し、シール部50の上端シール51と下端シール52とによって持手部20に融着されている(図3参照)。
持手部20には、図3に示すように、切込部43C、43D、44C、44Dが設けられている。切込部43C、43D、44C、44Dは、1つのまたは連続する複数のスリットまたはノッチであり、破断されると後述の貼着部が形成されるものである。具体的には、持手部20に設けられた補強フィルム40の折返部43に切込部43C、43Dが形成され、補強フィルム40の折返部44に切込部44C、44Dが形成されている。
折返部43では、切込部43Cが上端シール51寄りに設けられ、切込部44Cが下端シール52寄りに設けられている(図3参照)。また、折返部44では、切込部44Cが上端シール51寄りに設けられ、切込部44Cが下端シール52寄りに設けられている(図3参照)。なお、切込部43C、43D、44C、44Dは、本発明に係る包装袋の持手部に設けられる第1切込部の一例である。
本実施形態に係る包装袋100では、持手部20の両端部23、24に粘着部60が設けられている。粘着部60は、持手部20の両端部23に設けられた粘着部材61と、持手部20の両端部24に設けられた粘着部材61とで構成されている。具体的には、図3、図4に示すように、持手部20に設けられた補強フィルム40の端部41と折返部43との間に粘着部材61が設けられ、補強フィルム40の端部42と折返部44との間に粘着部材62が設けられている。
粘着部60を構成する粘着部材61、62の材質は、特に限定されないが、後述する貼着部に設けられて、該貼着部を包装袋100の本体部10に貼り付けることができ、かつ、本体部10から剥がして再び貼り付けることができる程度の粘着性(または貼着性)を有する材質であることが好ましい。このような粘着性を有する材質としては、例えば、アクリル酸エステル系樹脂等が好ましく、中でもポリアクリル酸エステルとポリアクリル酸の共重合体がより好ましい。
本実施形態に係る包装袋100では、図5に示すように、持手部20に設けられた補強フィルム40において、折返部43の切込部43C、43Dが破られると、粘着部60(粘着部材61)が設けられたタグT1が構成される。また、折返部44の切込部44C、44Dを破られると、粘着部60(粘着部材62)が設けられたタグT2が構成される。
タグT1は、粘着部60(粘着部材61)が設けられた状態で持手部20から延出するように構成される。また、タグT2は、粘着部60(粘着部材62)が設けられた状態で持手部20から延出するように構成される。ここで、持手部20から延出することは、タグT1、T2が持手部20に連続して持手部20の外方(または外側)に延びることを示す。
本実施形態では、図3〜図5に示すように、タグT1、T2が、持手部20の長手方向(X方向)に延びるように構成されている。ここで、持手部20の長手方向(X方向)に延びるとは、持手部20から延出するタグT1、T2が、持手部20の長手方向(X方向)に沿って持手部20の外側に延びることを示す。
具体的には、持手部20に設けられた補強フィルム40において、折返部43の切込部43C、43Dが破られると、粘着部60(粘着部材61)が設けられたタグT1が、持手部20から長手方向(X方向)に沿って延び出ることができる。また、折返部44の切込部44C、44Dが破られると、粘着部60(粘着部材62)が設けられたタグT2が、持手部20から長手方向(X方向)に沿って延び出ることができる。
タグT1、T2は、粘着部60(粘着部材61、62)が設けられていることで、包装袋100の本体部10に貼り付けることができ、かつ、本体部10から剥がして再び貼り付けることができる。なお、粘着部60が設けられたタグT1、T2は、本発明に係る包装袋の持手部から延出する貼着部の一例である。
このようなタグT1、T2は、見方を変えると、持手部20の一部で構成されている。すなわち、持手部20の一部がそのまま、粘着部60(粘着部材61)が設けられた貼着部(タグT1、T2)を構成している(図1〜図5参照)。
タグT1、T2は、図3〜図5に示すように、持手部20の長手方向(X方向)の両端部23、24にそれぞれ形成されている。ここで、持手部20の長手方向(X方向)の両端部23、24は、持手部20の各側端23a、24aを含む各側端23a、24a寄りの部分を示す。
具体的には、タグT1、T2が、補強フィルム40の折返部43、44の少なくとも一部で構成されている。なお、折返部43、44の少なくとも一部で構成されているとは、折返部43、44の全部または一部がそのまま貼着部(タグT1、T2)を構成することを示す。本実施形態では、図1〜図5に示すように、折返部43、44の一部がそのままタグT1、T2を構成している。
図6〜図8は、本実施形態に係る包装袋の使用態様を示す図である。本実施形態では、まず、図1に示す包装袋(本体部10に12個のトイレットロールRが収容された包装袋)100において、天面11の切込部11Bを破り、本体部10の天面11に開口OPを形成する。
本体部10の天面11に形成された開口OPから、上段の2個のトイレットロールRを取り出す。そして、本体部10から2個のトイレットロールRが取り出された状態で、持手部20を開口OPに被せる(または塞ぐ)ように、持手部20から延出する貼着部(粘着部60が設けられたタグT1、T2)を本体部10の側面15、16に貼り付ける(図6参照)。
また、本体部10の側面15、16に貼り付けられたタグT1、T2を剥がし、本体部10の開口OPからさらに1個(合計3個)のトイレットロールRを取り出す。そして、本体部10から3個のトイレットロールRが取り出された状態で、持手部20を開口OPに被せるように、粘着部60が設けられたタグT1、T2を、再度、本体部10に貼り付ける(図7参照)。
さらに、本体部10に貼り付けられたタグT1、T2を剥がし、本体部10の開口OPからさらに5個(合計8個)のトイレットロールRを取り出す。そして、本体部10から8個のトイレットロールRが取り出された状態で、持手部20を開口OPに被せるように、タグT1、T2を本体部10に貼り付ける(図8参照)。
本実施形態では、被包装体Rが収容される本体部10の天面11に形成された持手部20から貼着部(タグT1、T2)が延出することで、開封後の包装袋100に持手部20から延出する貼着部(タグT1、T2)を貼り付けることができる(図6〜8参照)。
このような構成により、本実施形態では、包装袋100の持手部20およびその周辺部分(本体部10の持手部20寄りの部分)が、包装袋100の開封により本体部10に形成された開口OPを塞ぐことができる。そのため、開封後の包装袋100に外部から塵や埃(以下、塵埃という場合がある。)が入り難く、未使用のトイレットロール(被包装体R)を衛生的に保管することができる。
また、本実施形態では、開封後の包装袋100にトイレットロール(被包装体R)が収容された状態で本体部10の凹凸が激しい(または凹凸が大きい)部分にも、持手部20から延出する貼着部(タグT1、T2)を貼り付けることができる(図6〜8参照)。
このような構成では、トイレットロール(被包装体R)が収容された開封後の包装袋100内に隙間をできるだけ作らないように、貼着部(タグT1、T2)を貼り付けることができる。これにより、本実施形態では、開封後の包装袋100に収容されたトイレットロール(被包装体R)が、保管中に包装袋100内で崩れたり、包装袋100の外に飛び出たりすることが抑制されるので、安定的に保管することができる。
また、本実施形態では、上述のように持手部20から延出する貼着部(タグT1、T2)が持手部20の一部で構成されることで、包装袋100の開封後も包装袋100の持手部20を有効活用することができる。また、持手部20とは別の部材を用いずに、持手部20から延出する貼着部(タグT1、T2)を構成することができるため、製品コストの上昇を抑制することができる。
また、本実施形態では、上述のように貼着部(タグT1、T2)が持手部20の長手方向(X方向)の両端部23、24にそれぞれ形成されることで、持手部20の長手方向(X方向)の両端部23、24に一対の貼着部(タグT1、T2)を構成することができる。そのため、持手部20から延出する貼着部(タグT1、T2)を、包装袋100の本体部10の広範囲にわたる2か所に貼り付けることができる。これにより、本実施形態では、貼着部(タグT1、T2)が包装袋100の本体部10に貼り付けられる自由度を高くすることができる。
また、本実施形態では、上述のように持手部20から延出する貼着部(タグT1、T2)が持手部20の折返部43、44によって構成されることで、持手部20の本来の機能(手指で掴めること等)を妨げずに、持手部20から延出する貼着部(タグT1、T2)を設けることができる。また、このような折返部43、44を利用して貼着部(タグT1、T2)を構成することで、持手部20とは別の部材を用いずに、持手部20から延出する貼着部(タグT1、T2)を確実に設けることができる。
また、本実施形態では、上述のように持手部20の補強フィルム40に第1切込部(切込部43C、43D、44C、44D)が設けられているため、包装袋100の開封後に貼着部(タグT1、T2)が必要な場合だけ貼着部(タグT1、T2)を延出させることができる。
また、本実施形態では、上述のように持手部20から延出する貼着部(タグT1、T2)が持手部20の長手方向(X方向)に延びることで、貼着部(タグT1、T2)が包装袋100の本体部10に貼り付けられる自由度を持手部20の長手方向(X方向)に沿って高くすることができる。
さらに、本実施形態では、上述のように切込部11Bが天面11に設けられているため、包装袋100の開封後に、貼着部(タグT1、T2)を本体部10に貼り付けることで、本体部10の天面11に形成された開口OPを容易に塞ぐことができる。これにより、開封後の包装袋100に外部から塵埃がより入り難くなり、未使用のトイレットロール(被包装体R)をより衛生的に保管することができる。
図9は、本発明の第2実施形態に係る包装袋の持手部を示す図である。図10は、図9のB−B線断面図である。図11は、図9に示す包装袋において貼着部を展開した図である。なお、各図において、第1実施形態と共通する部分は、同一の符号を付して説明を省略する。
第2実施形態に係る包装袋100では、図9〜図11に示すように、貼着部(タグT1、T2)が、持手部20の長手方向(X方向)と交差する幅方向(Y方向)に延びるように構成されている。ここで、持手部20の長手方向(X方向)と交差する幅方向(Y方向)に延びるとは、持手部20から延出する貼着部(タグT1、T2)が、持手部20の長手方向(X方向)と交差する幅方向(Y方向)に沿って持手部20の外側に延びることを示す。
具体的には、持手部20に設けられた補強フィルム40において、折返部43に設けられた切込部43Cが、持手部20の側端23a寄りに配置され、折返部44に設けられた切込部44Cが、持手部20の側端24a寄りに配置されている(図9、図10参照)。
そして、折返部43の切込部43C、43Dが破られると、粘着部60(粘着部材61)が設けられたタグT1が、持手部20から幅方向(Y方向)に沿って延び出ることができる(図11参照)。また、折返部44の切込部44C、44Dが破られると、粘着部60(粘着部材62)が設けられたタグT2が、持手部20から幅方向(Y方向)に沿って延び出ることができる(図11参照)。
本実施形態では、このように貼着部(タグT1、T2)が持手部20の幅方向(Y方向)に延びることで、貼着部(タグT1、T2)が本体部10に貼り付けられる自由度を持手部20の幅方向(Y方向)に沿って高くすることができる。
なお、持手部20から延出するタグT1、T2は、いずれか1つのタグが持手部20の幅方向(Y方向)に延びていればよく、もう1つのタグは持手部20の長手方向(X方向)に延びていても良い。このような構成にすることで、貼着部(タグT1、T2)が本体部10に貼り付けられる自由度をさらに高くすることができる。
また、本実施形態では、折返部43、44の切込部43C、43D、44C、44Dが破られた後に、粘着部60はタグT1、T2だけに設けられているが、このような構成に限定されない。例えば、折返部43、44の切込部43C、43D、44C、44Dが破られた後に、粘着部60が持手部20の両端部23、24(補強フィルム40の両端部41、42)に残るようにしてもよい。このような構成にすると、持手部20の両端部23、24(補強フィルム40の両端部41、42)も本体部10に貼り付けることができる。
図12は、本発明の第3実施形態に係る包装袋の持手部を示す図である。図13は、図12のC−C線断面図である。図14は、図12に示す包装袋において貼着部を展開した図である。なお、各図において、第1実施形態と共通する部分は、同一の符号を付して説明を省略する。
第3実施形態に係る包装袋100では、図12、図13に示すように、持手部20の両端部23、24に、折返部43、44が設けられていない。そして、タグT1は、持手部20の端部23の一部で構成されている。また、タグT2は、持手部20の端部24の一部で構成されている(図12〜図14参照)。
具体的には、持手部20の端部23に、補強フィルム40の端部41に設けられた切込部41A、41B、41Cが配置され、持手部20の端部24に、補強フィルム40の端部42に設けられた42A、42B、42Cが設けられている(図12、図13参照)。切込部41A、41B、41C、42A、42B、42Cは、1つのまたは連続する複数のスリットまたはノッチであり、破断されると貼着部(タグT1、T2)が形成されるものである。
本実施形態では、補強フィルム40の端部41では、切込部41Aが側端シール53寄りに設けられ、切込部41Bが上端シール51寄りに設けられ、切込部41Cが下端シール52寄りに設けられている(図12参照)。そして、本実施形態では、切込部41A、41B、41Cは、全体でコの字状(または略U字状)のミシン目で構成されている。なお、切込部41A、41B、41Cは、本発明に係る包装袋の持手部に設けられる第1切込部の一例である。
また、補強フィルム40の端部42では、切込部42Aが側端シール54寄りに設けられ、切込部41Bが上端シール51寄りに設けられ、切込部41Cが下端シール52寄りに設けられている(図12参照)。そして、本実施形態では、切込部42A、42B、42Cは、全体で逆コの字状(または略U字状)のミシン目で構成されている。なお、切込部42A、42B、42Cは、本発明に係る包装袋の持手部に設けられる第1切込部の一例である。
本実施形態では、粘着部60(粘着部材61)は、持手部20の端部23と補強フィルム40の端部41との間に設けられている(図12、図13参照)。また、粘着部60(粘着部材62)は、持手部20の端部24と補強フィルム40の端部42との間に設けられている(図12、図13参照)。
持手部20に設けられた補強フィルム40において、端部41の切込部41A、41B、41Cが破られると、粘着部60(粘着部材61)が設けられたタグT1が、持手部20から長手方向(X方向)に沿って延び出ることができる。また、端部42の切込部42A、42B、42Cが破られると、粘着部60(粘着部材62)が設けられたタグT2が、持手部20から長手方向(X方向)に沿って延び出ることができる。
本実施形態では、上述のように持手部20から延出する貼着部(タグT1、T2)が持手部20に設けられた補強フィルム40の両端部41、42の一部で構成されることで、包装袋100の開封後も包装袋100の持手部20を有効活用することができる。また、持手部20とは別の部材を用いずに、しかも補強フィルム40に折返部43、44を設けずに、持手部20から延出する貼着部(タグT1、T2)を構成することができるため、製品コストの上昇をさらに抑制することができる。
また、本実施形態では、持手部20から延出する貼着部(タグT1、T2)が持手部20の長手方向(X方向)に延びることで、補強フィルム40に折返部43、44を設けずに、貼着部(タグT1、T2)が包装袋100の本体部10に貼り付けられる自由度を持手部20の長手方向(X方向)に沿って高くすることができる。
図15は、本発明の第4実施形態に係る包装袋の持手部を示す図である。図16は、図15のD−D線断面図である。図17は、図15に示す包装袋において貼着部を展開した図である。なお、各図において、第3実施形態と共通する部分は、同一の符号を付して説明を省略する。
第4実施形態に係る包装袋100では、図15、図16に示すように、第3実施形態と同様に、持手部20の両端部23、24に、折返部43、44が設けられていない。そして、タグT1は、持手部20の端部23の一部で構成されている。また、タグT2は、持手部20の端部24の一部で構成されている(図15〜図17参照)。
本実施形態では、補強フィルム40の端部41で、切込部41Bが持手部20の側端23a寄りに設けられ、切込部41A、41B、41Cは、全体で反転したコの字状(または略U字状)のミシン目で構成されている。なお、切込部41A、41B、41Cは、本発明に係る包装袋の持手部に設けられる第1切込部の一例である。
本実施形態では、補強フィルム40の端部42で、切込部42Bが持手部20の側端24a寄りに設けられ、切込部42A、42B、42Cは、全体で反転したコの字状(または略U字状)のミシン目で構成されている。なお、切込部42A、42B、42Cは、本発明に係る包装袋の持手部に設けられる第1切込部の一例である。
持手部20に設けられた補強フィルム40において、端部41の切込部41A、41B、41Cが破られると、粘着部60(粘着部材61)が設けられたタグT1が、持手部20から幅方向(Y方向)に沿って延び出ることができる。また、端部42の切込部42A、42B、42Cが破られると、粘着部60(粘着部材62)が設けられたタグT2が、持手部20から幅方向(Y方向)に沿って延び出ることができる。
なお、持手部20からタグT1が延出された後の持手部20の端部23には、露出部20Aが現れ、持手部20からタグT2が延出された後の持手部20の端部24には、露出部20Bが現れる(図20参照)。本実施形態では、持手部20から延出するタグT1、T2だけに粘着部60が設けられているが、露出部20A、20Bに粘着部60が残るようにすることで、持手部20の両端部23、24も本体部10に貼り付けることができる。
本実施形態では、このように貼着部(タグT1、T2)が持手部20の幅方向(Y方向)に延びることで、補強フィルム40に折返部43、44を設けずに、貼着部(タグT1、T2)が本体部10に貼り付けられる自由度を持手部20の幅方向(Y方向)に沿って高くすることができる。
なお、本実施形態では、持手部20の両端部23、24に折返部43、44が設けられておらず、貼着部(タグT1、T2)のいずれもが、補強フィルム40の両端部41、42の一部で構成されているが、このような構成に限定されるものではない。したがって、例えば、持手部20の両端部23、24のいずれかに折返部か設けられており、貼着部を構成するタグT1、T2のうち、いずれか1つのタグが補強フィルム40の端部の一部で構成され、もう1つのタグが折返部の一部で構成されていてもよい。
図18は、本発明の第4実施形態に係る包装袋の持手部を示す図である。図19は、図18のE−E線断面図である。図20は、図18に示す包装袋において貼着部を展開した図である。なお、各図において、第4実施形態と共通する部分は、同一の符号を付して説明を省略する。
第5実施形態に係る包装袋100では、図18、図19に示すように、第4実施形態と同様に、持手部20の両端部23、24に、折返部43、44が設けられていない。そして、タグT3が、持手部20の長手方向(X方向)の中央部25に形成されている(図18〜図20参照)。
具体的には、補強フィルム40の中央部45において、切込部45Aは、指掛部30(スリット)の一方の端部(円弧状に湾曲する部分)に連続して側端シール53寄りに設けられている。また、切込部45Bは、指掛部30(スリット)の他方の端部(円弧状に湾曲する部分)に連続して側端シール54寄りに設けられている。切込部45A、45Bは、指掛部30(スリット)の中央部とともに略U字状のミシン目で構成されている(図18、図19参照)。なお、切込部45A、45Bは、本発明に係る包装袋の持手部に設けられる第1切込部の一例である。
本実施形態では、粘着部60(粘着部材63)は、持手部20の中央部25と補強フィルム40の中央部45との間に設けられている(図18、図19参照)。また、粘着部60(粘着部材62)は、持手部20の端部24と補強フィルム40の端部42との間に設けられている(図18、図19参照)。
持手部20に設けられた補強フィルム40において、指掛部30のスリットが破られた状態で、中央部45の切込部45A、45Bがさらに破られると、粘着部60(粘着部材63)が設けられたタグT3が、持手部20から幅方向(Y方向)に沿って延び出ることができる。
なお、持手部20からタグT3が延出された後の持手部20の中央部25には、露出部20Cが現れる(図20参照)。本実施形態では、持手部20から延出するタグT3だけに粘着部60が設けられているが、露出部20Cにも粘着部60が残るようにすることで、持手部20の中央部25も本体部10に貼り付けることができる。
なお、第5実施形態では、持手部20の中央部25からタグT3が延出することを考慮して、シール部50に中間シール55は含まれていない。ただし、本実施形態において、シール部50に中間シール55が含まれる構成を除外するものではない。
本実施形態では、持手部20から延出する貼着部(粘着部材63が設けられたタグT3)が持手部20の長手方向(X方向)の中央部25に形成されることで、持手部20の中央部25から延出する貼着部(タグT3)を包装袋100の本体部10に貼り付けることができる。これにより、貼着部(タグT3)が包装袋100の本体部10に貼り付けられる自由度を、持手部20の中央部25から貼着部(タグT3)が延出する範囲に広げることができる。
なお、第5実施形態では、持手部20から延出する貼着部(粘着部が設けられたタグ)がタグT3で構成されているが、この構成に限定されるものではない。例えば、持手部20から延出する貼着部(粘着部が設けられたタグ)として、持手部20の両端部23、24から2つの貼着部(タグT1、T2)が延出し、持手部20の中央部25から1つの貼着部(タグT3)が延出する構成を採用してもよい。このような3つの貼着部(タグT1〜T3)を設けることにより、貼着部(タグT1〜T3)が本体部10に貼り付けられる自由度をさらに高くすることができる。
以下、本発明について、さらに実施例を用いて具体的に説明する。実施例、比較例の評価は、以下の試験により行った。
[包装袋(試験体)]
試験体として、本体部10の天面11に持手部20が形成された包装袋100を用意する(図1参照)。包装袋100の材質は、厚み約25μmのポリエチレン(PE)フィルムを用いる。包装袋100の形態は、該PEフィルムをサイドシールにより筒状にし、さらにガセット状に折り込んで、本体部10の天面11に持手部20が一体に形成されるように本体部10の天面11がヒートシールで封止された構造を有する。持手部20には、持手部20から延出する貼着部(粘着部60が設けられたタグ)を形成した。本体部10の天面11(図示しない折返部を含む天面上部TA)には、天面11の中央11aと正面13側の端縁11cの間に切込部11B(持手部20の長手方向(X方向)に沿って延びる直線状のスリット)を形成した。本体部10には、被包装体Rとしてロール状のトイレットペーパー(大王製紙株式会社製、「エリエール トイレットティシュー 60mシングル(147g/1ロール)」)(以下、トイレットロールという)12個を1段に4個並べられたものを3段に積み上げた状態で収容した(図1参照)。
[貼着容易性]
包装袋100について、天面11の切込部11Bを破り、開封された本体部10の開口OPから、2個のトイレットロールを取り出した後に、持手部20を開口OPに被せる(または塞ぐ)ように、持手部20から延出する貼着部(粘着部60が設けられたタグ)を本体部10に貼り付ける(図21参照)。このときの貼着部の貼り付け易さ(貼着容易性)を評価した。貼着容易性の評価は、以下の基準で行い、評価が◎または○の場合は良好とし、△または×の場合は不良とする。
◎ とても貼り付けやすい
○ 貼り付けやすい
△ 貼り付けづらい
× 貼り付けられない
[タイト性]
上述した貼着容易性の測定後、持手部20から延出する貼着部(粘着部60が設けられたタグ)を本体部10に貼り付けた状態で、包装フィルムの高さH1(mm)から収容された被包装体の高さH2(mm)を差し引いた高さの差H3(mm)を測定した(図21参照)。タイト性の評価は、以下の基準で行い、高さの差H3が30mm未満(◎または○)で良好とし、30mm以上(△または×)で不良とする。
◎高さの差H3が10mm未満で
○高さの差H3が10mm以上30mm未満
△高さの差H3が30mm以上40mm未満
×高さの差H3が40mm以上
[保管安定性]
上述したタイト性の測定後、持手部20から延出する貼着部(粘着部60が設けられたタグ)を本体部10に貼り付けた状態で、包装袋100を本体部10の正面13側に倒した(図22参照)。このときのトイレットロールの保管状態(保管安定性)を評価した。保管安定性の評価は、以下の基準で行い、評価が○の場合は良好とし、△または×の場合は不良とする。
〇 トイレットロールの崩れおよび飛び出しのいずれもなかった
△ トイレットロールの崩れがあった
× トイレットロールの飛び出しのいずれもあった
以下、実施例及び比較例について、説明する。
[実施例1]
持手部20から延出する貼着部(タグT1)が持手部20に設けられた補強フィルム40の端部41から折り返された折返部43の一部によって構成され、持手部20から延出する貼着部(タグT2)が持手部20に設けられた補強フィルム40の端部42から折り返された折返部44の一部によって構成され、折返部43の切込部43C、43Dを破ると、粘着部60(粘着部材61)が設けられた貼着部(タグT1)が持手部20から長手方向(X方向)に延出し、折返部44の切込部44C、44Dを破ると、粘着部60(粘着部材62)が設けられた貼着部(タグT2)が持手部20から長手方向(X方向)に延出する包装袋100を作製し、貼着容易性、タイト性、保管安定性を評価した。結果を表1に示す。
[実施例2]
貼着部(タグT1、T2)が持手部20から幅方向(Y方向)に延出する(図9〜図11参照)以外は、実施例1と同様に包装袋100を作製し、評価した。結果を表1に示す。
[実施例3]
持手部20の両端部23、24に折返部43、44を設けずに、貼着部(タグT1)を持手部20に設けられた補強フィルム40の端部41の一部で構成し、貼着部(タグT2)を持手部20に設けられた補強フィルム40の端部42の一部で構成し、端部41の切込部41A、41B、41Cを破ると貼着部(タグT1)が持手部20から長手方向(X方向)に延出し、端部42の切込部42A、42B、42Cを破ると貼着部(タグT2)が持手部20から長手方向(X方向)に延出する(図12〜図14参照)以外は、実施例1と同様に包装袋100を作製し、評価した。結果を表1に示す。
[実施例4]
貼着部(タグT1、T2)が持手部20から幅方向(Y方向)に延出する(図15〜図17参照)以外は、実施例3と同様に包装袋100を作製し、評価した。結果を表1に示す。
[実施例5]
貼着部(タグT1、T2)に代えて、貼着部(タグT3)を持手部20に設けられた補強フィルム40の中央部45の一部で構成し、中央部45の切込部45A、45Bを破ると貼着部(タグT3)が持手部20から幅方向(Y方向)に延出する(図18〜図20参照)以外は、実施例3と同様に包装袋100を作製し、評価した。結果を表1に示す。
[実施例6]
貼着部(タグT1、T2)に加えて、貼着部(タグT3)を持手部20に設けられた補強フィルム40の中央部45の一部で構成し、中央部45の切込部45A、45Bを破ると貼着部(タグT3)が持手部20から幅方向(Y方向)に延出する(図示せず)以外は、実施例3と同様に包装袋100を作製し、評価した。結果を表1に示す。
[比較例1]
貼着部(タグT1、T2)を設けなかった(図23、図24参照)以外は、実施例3と同様に包装袋を作製し、評価した。結果を表1に示す。
[比較例2]
貼着部(タグT1、T2)に代えて、本体部10の天面11寄りの内側に、正面13、背面14、側面15、16に亘って連続する粘着部を設けた(図示せず)以外は、比較例1と同様に包装袋を作製し、評価した。結果を表1に示す。
Figure 2020179921
表1より、貼着部(粘着部60が設けられたタグT1、T2)が持手部20から延出する包装袋100は、貼着容易性、タイト性、保管安定性はいずれも良好であった(実施例1〜6)。
これに対して、貼着部(タグT1、T2)を設けなかった包装袋は、貼着容易性、タイト性、保管安定性はいずれも不良であった(比較例1、2)。
これらの結果から、被包装体が収容される本体部と、本体部の天面に形成された持手部と、持手部から延出する貼着部とを有する包装袋は、未使用の物品を衛生的かつ安定的に保管することができ、開封後の保管性に優れるといえる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
100 包装袋
R 被包装体(トイレットロール)
10 本体部
11 天面
TA 天面上部
TB 天面下部
11a 中央
11B 切込部
11c 端縁
OP 開口
12 底面
13 正面
14 背面
15 側面
16 側面
20 持手部
20A 露出部
20B 露出部
20C 露出部
21 上端
22 下端
23 端部
23a 側端
24 端部
24a 側端
25 中央部
30 指掛部
40 補強フィルム
41 端部
41A 切込部
41B 切込部
41C 切込部
42 端部
42A 切込部
42B 切込部
42C 切込部
43 折返部
43A 端縁
43B 端縁
43C 切込部
43D 切込部
44 折返部
44A 端縁
44B 端縁
44C 切込部
44D 切込部
45 中央部
50 シール部
51 上端シール
52 下端シール
53 側端シール
54 側端シール
55 中間シール
60 粘着部
61 粘着部材
62 粘着部材
63 粘着部材
T1 タグ
T2 タグ
T3 タグ

Claims (9)

  1. 被包装体が収容される本体部と、
    前記本体部の天面に形成された持手部と、
    前記持手部から延出する貼着部とを有する、包装袋。
  2. 前記持手部から延出する貼着部が、前記持手部の一部で構成されている、請求項1に記載の包装袋。
  3. 前記持手部から延出する貼着部が、前記持手部の長手方向の両端部にそれぞれ形成されている、請求項1または2に記載の包装袋。
  4. 前記持手部が、前記両端部から折り返された一対の折返部を有し、
    前記持手部から延出する貼着部は、前記折返部の少なくとも一部で構成されている、請求項3に記載の包装袋。
  5. 前記持手部に、前記持手部から延出する貼着部を形成するための第1切込部が設けられている、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の包装袋。
  6. 前記持手部から延出する貼着部が、前記持手部の長手方向に延びる、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の包装袋。
  7. 前記持手部から延出する貼着部が、前記持手部の長手方向と交差する幅方向に延びる、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の包装袋。
  8. 前記持手部から延出する貼着部が、前記持手部の長手方向の中央部に形成されている、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の包装袋。
  9. 前記天面に、前記本体部を開封するための第2切込部が設けられている、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の包装袋。
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