JP2004231198A - 携帯用汚物保存袋 - Google Patents

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Sachiko Kagawa
幸子 香川
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Abstract

【課題】本発明は、使用済みのおむつや生理用品等を容易に収納可能とすると共に、例え、液体状の汚物等が入っていても液漏れ等が発生しない包装袋と開口部を完全に密封できる密封テープを備え、かつ携帯して持ち運びを可能とした携帯用汚物保存袋を提供する。
【解決手段】使用済みのおむつや生理用品等を収納するためのプラスチック製袋からなり、該袋本体(15)は上部に開口部(16)を設けた偏平形袋体であって、前記袋本体の開口部片面辺に、適宜な幅と袋本体の幅寸法より長い密封テープ(10)を設けたことを特徴とする携帯用汚物保存袋である。
【選択図】図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、使用済のおむつや生理用品等を収納する袋で、収納した際に簡単に密封し、携帯持ち運びを可能とする携帯用汚物保存袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、密封可能なプラスチック袋の一例として、チャック付きの袋が知られているが(例えば、特許文献1)、このチャックの嵌合部がうまく噛み合わず再度やり直す等してもなかなか密封できない場合が多かった。また、密封の際のハンドリング性が好適でない等の問題もあった。すなわち、この袋に物を入れる際には袋両面に溶着等により具備されたチャック部品の嵌合を事前に外してから使用せねばならない等の面倒な一面もみられた。
【0003】
また、密封可能な袋として、封筒型袋で片面突出部の内側面に粘着部を備えたもので離型紙を剥離した後に、この突出部を折り込んで密封ができる形態の収納袋が知られている(例えば、特許文献2)。しかし図示はしないが、この袋の場合に密封口のサイド部が完全に閉じられておらず隙間が空いてしまうことから、時として液体を含みうる例えば、汚物等を入れることには適していない。
特に、チャック付き袋、封筒型袋等に多く見られる製袋形状は、袋の両サイドを熱バー等で切断と溶着を同時に行うタイプの溶断シール袋だが、この袋に内容物を入れる際、特に汚物のような嵩高い物を入れる場合に開口部より溶断シール部が裂けてしまったり、封入後も外側からの加圧によりシール部が破けてしまう等の危険性が大きい。また、シール部のピンホールも発生し易いことから、収納した内容物からの異臭漏れ、汚水漏れ等の危険性があった。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−72086号公報
【0005】
【特許文献2】
実開昭53−124214号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、上記の問題を解決するために成されたもので、使用済みのおむつや生理用品等を容易に収納可能とすると共に、例え、液体状の汚物等が入っていても液漏れ等が発生しない包装袋と開口部を完全に密封できる密封テープを備え、かつ携帯して持ち運びを可能とした携帯用汚物保存袋を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、使用済みのおむつや生理用品等を収納するためのプラスチック製袋からなり、該袋本体(15)は上部に開口部(16)を設けた偏平形袋体であって、前記袋本体の開口部片面辺に、適宜な幅と袋本体の幅寸法より長い密封テープ(10)を設けたことを特徴とする携帯用汚物保存袋である。
【0008】
前記密封テープ(10)は、紙又はプラスチックフィルムからなる支持体(11)上に粘着剤層(12)を設けた構成からなり、この密封テープは前記偏平形袋体より長く袋本体の両端から適宜の長さに延長して設けられていることを特徴とするものである。
【0009】
前記密封テープ(10)は、袋本体の両端より延長して設けられた両耳部(10a,10a)上の粘着剤層(12)に、剥離可能な紙又はフィルム材による離型紙(13,13)を設けたことを特徴とするものである。
【0010】
前記袋本体(15)は、インフレ押出法によるチューブ製袋で縁部及び底部が溶封されていることを特徴とするものである。
【0011】
前記袋本体(15)は、溶封可能なシーラント層を有する単層又は多層のプラスチックであり、製膜の際に抗菌剤や炭酸カルシウム、酸化チタン等の添加剤を混合可能としたことを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の携帯用汚物保存袋は、溶封可能なシーラント層を有する単層又は多層のプラスチック製であり、製膜の際に抗菌剤、炭酸カルシウム、酸化チタン等の添加剤を混合することが可能で、使用済みのおむつや生理用品等を収納するために、この袋の上部に開口部を設けた偏平形袋体としたものである。さらに、この袋の開口部片面側に、適宜な幅と前記偏平形袋体の幅寸法より長い支持体上に粘着剤層を有する密封テープを貼り付けたもので、前記使用済みのおむつや生理用品等を収納した後、開口部を閉じるように複数回折り込むと同時に密封テープを袋本体の両端に貼り付けるものである。これにより完全に密封され、かつ抗菌剤、炭酸カルシウム等との相互作用により防臭、汚物液漏れ等を防止することができる。
【0013】
【実施例】
図に基づき本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例を示す携帯汚物保存袋の平面で表した説明図で、図2は、上記携帯汚物保存袋のT−T断面図である。また、図3は、同携帯汚物保存袋を上面から見た説明図である。
【0014】
本発明の携帯汚物保存袋は、図1に示すように、使用済みのおむつや生理用品等を収納するためのプラスチック製の袋本体と密封テープとからなり、袋本体(15)は上部に開口部(16)を設け、底部を溶着シール(21)等によりしっかりと閉じられている偏平形袋本体である。さらにこの袋本体の開口部(16)の片面側に、適宜な幅と前記袋本体の幅寸法より長い粘着剤層(12)を有する密封テープ(10)を貼り付けて、汚物等が漏れたり、汚物等を収納した際開口しないように密封するものである。また、図2のT−T断面図に示すように、本発明の携帯汚物保存袋は開口部(16)を設けると共に、底部を溶着シール(21)してなる袋本体(15)の開口部片面側に、支持体(11)上に粘着剤層(12)を設けた密封テープ(10)を貼着したものである。
【0015】
この状態を詳細に説明すると、図3に示すように、プラスチックフィルム等の支持体(11)上に粘着剤層(12)を設けた密封テープ(10)の中央部近傍に、袋本体(15)を貼り付けたものである。この際、密封テープは袋本体の幅より長くして袋本体の両側に耳部(10a,10a)を設け、さらにこの耳部の粘着剤層(12,12)上には離型紙(13,13)を設けて使用前には貼り付かないようにした携帯汚物保存袋である。
【0016】
本発明の袋本体(15)は、先ず、インフレ押出しチューブ袋が好ましく、底部のシールは溶着シール(21)により閉じたものである。この袋本体の層構成の一例を示すと、内面側より低密度ポリエチレン(LDPE)/接着層/ナイロン(Ny)(外側面)を積層し、この層厚を50μmとしたものである。また、他例として炭酸カルシウム20%を添加した厚さ30μmの低密度ポリエチレン(LDPE)を挙げることができる。添加剤はそれぞれの目的に応じて抗菌剤や炭酸カルシウム、酸化チタン等を添加することで、抗菌作用や易焼却性、隠蔽性を付加することが可能となる。なお、本実施例においては、袋本体の大きさは幅120mm、長さは150mmとしたが限定されるものではない。
【0017】
次に、密封テープ(10)は、厚さ25μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムからなる支持体(11)上に粘着剤層(12)と耳部(10a,10a)のみに離型紙(13,13)を設けたもので、このテープサイズは幅150mm、長さ200mmとた。前述した袋本体に貼り付けると、耳部は約25mm、25mmずつの長さが得られる。
このテープの貼り付け位置は、袋本体(15)の開口部(16)と平行に設けて、限定はしないが開口辺からテープ上部までの間隔はテープ幅15mm以下に設定することが望ましい。
【0018】
この携帯汚物保存袋の使用方法は、図4の(a)〜(f)に順次示すように、上部の開口部より汚物等を収納し、B面側に貼り付けられた密封テープ(10)を持って手前のA面側に3回巻き込むようにテープ幅に沿って折り込みを行うもので、この際、テープの耳部は最初A面側方向に向いていたが、折り込みによりB面側に向くことになる。ここで耳部の表面に設けた離型紙を剥がして袋本体のB面側に折り曲げ接着することにより密封固定される。
【0019】
【発明の効果】
本発明は以上の構成であるから、下記に示す如き効果がある。
すなわち、本発明の携帯汚物保存袋は、開口部がポリチャックや粘着封筒貼り袋に比べ、3回の折り込みと密封テープ固定とする手段により密封することができることから、液体を含有している内容物からの侵出水流出を完全に防ぐことができ、汚物等の保存、運搬を可能にする。
特に、チャックと比較すると折り込み+密着テープによる封緘手段により密封する際のハンドリング性を改善することができる。
また、インフレチューブ製袋又は溶断シール以外の溶着シール製袋品を袋本体に使用することにより、使用後のおむつや生理用品等の嵩高い内容物を収納する際のシール部の強度を保持することができ、ピンホールやシール部の破れを回避して完全に保存することができる。
さらにまた、特にインフレチューブ製袋の場合、層構成をポリエチレン単層又はナイロン/接着剤/ポリエチレン等柔軟性に優れた構成を選定することにより、内容物収納後に嵩張らず持ち運びを簡単にすることができる。また、インフレチューブ製袋の際に、ポリエチレンに炭酸カルシウムや銀錯体等の抗菌剤を添加することにより、商品に易焼却性や抗菌作用等の機能を容易に付加することができる等、種々の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す携帯汚物保存袋の平面で表した説明図である。
【図2】上記携帯汚物保存袋のT−T断面図である。
【図3】本発明における携帯汚物保存袋を上面から見た説明図である。
【図4】本発明における携帯汚物保存袋の使用方法を示す説明図である。
【符号の説明】
10……密封テープ
10a…耳部
11……支持体
12……粘着剤層
13……離型紙
15……袋本体
16……開口部
21……溶着シール

Claims (5)

  1. 使用済みのおむつや生理用品等を収納するためのプラスチック製袋からなり、該袋本体(15)は上部に開口部(16)を設けた偏平形袋体であって、前記袋本体の開口部片面辺に、適宜な幅と袋本体の幅寸法より長い密封テープ(10)を設けたことを特徴とする携帯用汚物保存袋。
  2. 前記密封テープ(10)は、紙又はプラスチックフィルムからなる支持体(11)上に粘着剤層(12)を設けた構成からなり、該密封テープは前記偏平形袋体より長く袋本体の両端から適宜の長さに延長して設けられていることを特徴とする請求項1記載の携帯用汚物保存袋。
  3. 前記密封テープ(10)は、袋本体(15)の両端より延長して設けた両耳部(10a,10a)上の粘着剤層(12)上に、剥離可能な紙又はフィルム材による離型紙(13,13)を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の携帯用汚物保存袋。
  4. 前記袋本体(15)は、インフレ押出法によるチューブ製袋で縁部及び底部が溶封されていることを特徴とする請求項1〜3に記載の携帯用汚物保存袋。
  5. 前記袋本体(15)は、溶封可能なシーラント層を有する単層又は多層のプラスチックであり、製膜の際に抗菌剤や炭酸カルシウム、酸化チタン等の添加剤を混合可能としたことを特徴とする請求項1〜4に記載の携帯用汚物保存袋。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008133170A1 (ja) * 2007-04-18 2008-11-06 Alcare Co., Ltd. 陰圧閉鎖療法用具及びシール手段
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