JP2003002341A - 飲み口用部材付き袋 - Google Patents

飲み口用部材付き袋

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JP2003002341A
JP2003002341A JP2001185862A JP2001185862A JP2003002341A JP 2003002341 A JP2003002341 A JP 2003002341A JP 2001185862 A JP2001185862 A JP 2001185862A JP 2001185862 A JP2001185862 A JP 2001185862A JP 2003002341 A JP2003002341 A JP 2003002341A
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bag
film
drinking
heat
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JP2001185862A
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Yoshitaka Aoki
敬隆 青木
Masayasu Hayashi
正保 林
Yuji Sugiyama
有二 杉山
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 飲料など流動性を有する内容物を密封包装す
る飲み口用部材付き袋であって、飲み口用部材にキャッ
プを付ける必要がなく、小さくすることができ、コスト
も安く、外観もよく、内容物を飲用する際には、飲み口
用部材に直接口を付けて安全且つ衛生的に飲用すること
のできる飲み口用部材付き袋を提供する。 【解決手段】 前後の壁面フィルムの周囲の端縁部を袋
状にヒートシールしてなる袋において、該袋のいずれか
の端縁部のヒートシール部の内側に飲み口用部材50を
熱接着して取り付けると共に、袋の開封手段、例えばノ
ッチ10とハーフカット線9などを、飲み口用部材50
を横切るように設けて、袋を開封した時、飲み口用部材
50の先端側が袋の外側に露出するようにして飲み口用
部材付き袋を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料その他の流動
性を有する内容物を密封包装する飲み口用部材付き袋に
関し、更に詳しくは、袋に充填された飲料などの内容物
を飲用する際、袋を開封することにより、袋の内部に取
り付けられた飲み口用部材が外部に露出し、そのまま飲
み口用部材に口を付けて、衛生的且つ安全に飲用するこ
とのできる飲み口用部材付き袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、飲料その他の流動性を有する内容
物を密封包装する袋としては、例えば、三方シール形
式、四方シール形式の袋のほか、スタンディングパウチ
など自立袋形式の袋が主に用いられている。そして、袋
に充填された内容物を取り出す際には、通常、袋の上辺
またはコーナー部などのヒートシール部を切り取って開
口部を設け、そこから注出するなどして取り出す方法、
或いは、袋の一部に狭い幅の注出口部を予め設けておい
て、その先端部を切り取って開口させ、その注出口部か
ら注出する方法などが採られている。
【0003】このような袋は、例えば、内容物が液体ま
たは粘性液体の飲料などで、袋の容量が比較的小さく、
袋の開口部に直接口を付けて飲むような使い方をする場
合、開口部の外側は、雑菌が付着するなど汚染されてい
るのが一般的であり、衛生面に欠ける問題があった。ま
た、袋の一部を切り取って開口部を設けた場合、開口端
は袋の壁面フィルムの切断面であり、特にアルミニウム
箔などが積層されていると、切断面が比較的硬く鋭利に
なっている場合が多く、直接口を付けると唇や舌を傷つ
ける問題もあった。更に、内容物が液状の医薬品など
で、他の容器に移し替えて使用するような場合でも、袋
の開口部外側周縁が汚染されていると雑菌など異物混入
の可能性が高くなり、衛生上大きな問題となる。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】このような問題を解決するため、例えば、
袋の端部にプラスチックの成形体によるキャップ付きの
飲み口を取り付けたものがある。しかし、このようなキ
ャップ付きの飲み口は、キャップと飲み口を別々に成形
する必要があり、また、口と接触する飲み口部を衛生的
にするためには、キャップと飲み口を比較的大きくする
必要があり、袋の容量の割にキャップと飲み口が大き
く、外観上バランスが悪くなり、コスト面でも割高にな
る問題があった。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、その目的とするところは、飲
料などの流動性を有する内容物を密封包装する飲み口用
部材付き袋であって、飲み口用部材にキャップを付ける
必要がなく、大きさも小さくシンプルな形状にすること
ができ、コストも安く、袋の外観を損なうこともなく、
内容物を飲用する際の衛生性、安全性にも優れた飲み口
用部材付き袋を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、以下の本
発明により解決することができる。即ち、請求項1に記
載した発明は、前後の壁面フィルムの周囲の端縁部を袋
状にヒートシールしてなる袋において、該袋のいずれか
の端縁部の内側に飲み口用部材が熱接着されると共に、
該袋の開封手段が、該飲み口用部材を横切るように設け
られ、該開封手段で袋を開封することにより、該飲み口
用部材の先端側が外部に露出するようにしたことを特徴
とする飲み口用部材付き袋からなる。
【0007】本発明において、袋本体の形式は、特に限
定はされず、例えば、三方シール形式または四方シール
形式などの平袋、ガセット袋のほか、スタンディングパ
ウチなどの自立袋形式の袋とすることができる。
【0008】袋の開封手段としては、印刷などで表示さ
れた切り取り線などの開封指示線や開封指示マークでも
よいが、以下のような引き裂きなどによる開封操作を容
易にする易開封性手段を用いることが更に好ましい。こ
れらの開封手段は、単独で用いてもよいが、複数を適宜
組み合わせて用いることにより、一層容易に袋を開封で
きるようになる。
【0009】前記易開封性手段としては、(イ)通常の
袋でも多用されるノッチを設ける方法、(ロ)袋の積層
フィルムのうち基材層など一部にミシン目線、その他断
続的な切り目線による弱め線を設ける方法、(ハ)レー
ザー光照射などによるハーフカット線を設ける方法、
(ニ)機械的方法によって細長くて小さな傷痕群を袋の
端部に形成する方法(その傷痕群を起点として、容易に
引き裂きが可能となる)、(ホ)一定方向の開封を容易
に行うために、易引き裂き性フィルム、例えば一軸延伸
フィルムを袋の積層フィルムの中間層などにその延伸方
向が袋を開封する際の引き裂き方向と一致するように積
層し、この積層フィルムを袋に用いる方法などがあり、
適宜選択、または複数を組み合わせて用いることができ
る。
【0010】尚、上記ノッチは、一字形やV字形のノッ
チが多く採用されているが、その形状に制限はなく、引
き裂き方向に向かって尖った部分を有する形状であれば
何でもよい。ハーフカット線についても、連続する線状
のハーフカット線に限らず、ミシン目状など断続的なハ
ーフカット線であってもよい。このようなハーフカット
線は、一本でもよいが、引き裂き方向がずれた場合を想
定して、中心のハーフカット線の両側に各1本、または
各2本など複数のハーフカット線を、平行または中心の
ハーフカット線に収斂する形状などに設けることができ
る。
【0011】前記飲み口用部材としては、通液路を形成
できるものが好ましく、例えば、積層フィルムなどフィ
ルムで作製した筒状体のほか、プラスチックの成形によ
る筒状体などを好適に使用することができる。また、飲
み口用部材をフィルムで作製する場合、そのフィルムは
袋の壁面フィルムよりも柔らかいフィルムで作製するこ
とが口触りをソフトにできる点で好ましく、また、プラ
スチックの成形による筒状体を使用する場合も、少なく
とも先端側の外側角部にはRを設けることが同様な理由
で好ましい。
【0012】前記のような構成を採ることにより、以下
のような作用効果を得ることができる。即ち、飲み口用
部材は、袋の端縁部のヒートシール部の内側に熱接着さ
れているので、袋の開封手段で袋を開封するまでは、外
部と遮断されており、外部からの汚染を受けることがな
く、衛生性を維持することができる。そして、袋に充填
された飲料などの内容物を飲用する際には、袋の開封手
段で袋を開封することにより、初めて飲み口用部材の先
端側が外部に露出するので、露出した飲み口用部材に口
を付けて衛生的且つ安全に内容物を飲用することができ
る。また、内容物が医薬品などで、他の容器に移し替え
て使用する場合でも、飲み口用部材が外側に突出してい
るため、内容物が袋の外面に触れて汚染される恐れがな
く、衛生的に使用することができる。
【0013】請求項2に記載した発明は、前記飲み口用
部材が、筒状の通液路を有するプラスチックの成形体で
形成され、該飲み口用部材の基部が袋の壁面フィルムの
内面に熱接着されていることを特徴とする請求項1記載
の飲み口用部材付き袋からなる。
【0014】上記飲み口用部材の形状は、内部に筒状の
通液路を有する形状であれば外形は自由に設計すること
ができる。即ち、単純な円筒形のものでもよいが、例え
ば、横断面の外周が瞼形のように両側が窄まった形状の
筒状体とすることにより、その基部の熱接着が容易にな
り、また、先端部では口にフィットしやすくすることも
できる。
【0015】このような構成を採ることにより、前記請
求項1に記載した発明の作用効果に加えて、少なくとも
飲み口用部材を硬くすることができるので、袋への熱接
着を容易に行えると共に、通液路の保形性がよく、一層
容易に内容物を飲用できるようになる。また、飲み口用
部材の袋への熱接着が、その基部で行われており、上部
(先端側)は熱接着されていないので、開封手段で袋を
開封する際、飲み口用部材で邪魔されることがなく容易
に袋を引き裂いて開封することができる。また、飲み口
用部材の材料として、中密度または高密度ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエステルなど、袋の壁面フィ
ルムのシーラント層と熱接着性を有する材料を使用する
ことができるので、飲み口用部材の袋への熱接着を強固
にでき、更に、中密度または高密度ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリエステルは、食品衛生面においても安
全性の高い材料であるため、食品衛生の点でも優れたも
のにすることができる。
【0016】請求項3に記載した発明は、前記袋が、前
後の壁面フィルムの下部の間に底面フィルムを内側に折
り返して挿入してなるガセット部を有する形式で形成さ
れ、該ガセット部が、内側が両側から中央部にかけて凹
状となるシールパターンでヒートシールされ、自立性を
有する形式に形成されると共に、前記飲み口用部材が袋
の上部の端縁部の内側に熱接着されていることを特徴と
する請求項1または2に記載の飲み口用部材付き袋から
なる。
【0017】上記袋の底部のガセット部をヒートシール
する内側が両側から中央部にかけて凹状となるシールパ
ターンは、代表的な例として、内側が底部の中心部から
両側に湾曲線状に立ち上がる形状の船底形や、一定の幅
と長さの底部から両側が外側に傾斜直線状に立ち上がる
形状の船底形のシールパターンが挙げられるが、これら
に限定されず、例えば、内側が鈍角に開いたV字状、或
いは横に開いたU字状となるシールパターンなど、実質
的に内側が両側から中央部にかけて凹状となるシールパ
ターンであれば何でもよい。
【0018】このような構成を採ることにより、前記請
求項1または2に記載した発明の作用効果に加えて、袋
に優れた自立性が付与されるので、取扱いが容易になる
ほか、外観、陳列効果なども優れたものとすることがで
きる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、図面を用いて本発明の実
施の形態について説明する。本発明の飲み口用部材付き
袋は、例えば、図1、図2、図3に示すように構成する
ことができる。即ち、図1、図2、図3は、それぞれ本
発明の飲み口用部材付き袋の一実施例の構成を示す正面
図である。
【0020】図1に示した飲み口用部材付き袋100
は、四方シール形式の袋を応用して構成したものであ
り、前後の壁面フィルム1、1′の両側の端縁部を側部
シール部6、6でヒートシールし、袋の上部の中央部
に、この場合、プラスチックの成形体よりなる円筒形の
飲み口用部材50を挿入し、その基部を飲み口用部材接
合部8で両側の壁面フィルムのシーラント層と熱接着し
て固定すると共に、その外周を上部シール部7のシール
パターンでヒートシールして袋の上部を封止し、更に、
袋の開封手段として、ハーフカット線9とその両端のノ
ッチ10、10とを、飲み口用部材接合部8よりも外側
の位置で飲み口用部材50を横切るように上部シール部
7に設けて構成したものである。尚、袋100の下側の
端縁部は、底部シール部5でヒートシールするが、この
部分を内容物の充填口として使用するため、内容物の充
填前は未シールの開口部とし、内容物の充填後にヒート
シールするものである。また、本発明において、飲み口
用部材50の外周を封止する上部シール部7のシールパ
ターンは、飲み口用部材50に近づきすぎると、開封手
段による開封が難しくなるため、特に開封手段、この場
合、ハーフカット線9の近辺では非シール部の幅を広め
にして、そこから飲み口用部材50の先端側に向かって
幅が狭くなるような形状にすることが好ましい。
【0021】このような構成を採ることにより、飲み口
用部材付き袋100は、底部が大きく開口しているの
で、この部分から飲料などの内容物を容易に充填し、密
封することができる。充填された内容物を飲用する際に
は、一方のノッチ10からハーフカット線9に沿って、
袋の上部シール部7を引き裂くことにより、容易に袋を
開封することができる。この時、飲み口用部材50は、
その基部、即ち、ハーフカット線9よりも下側の飲み口
用部材接合部8の部分で壁面フィルムと熱接着されてい
るので、袋の開封には支障がなくスムーズにハーフカッ
ト線9の位置で開封することができる。また、袋の開封
手段として、ノッチ10とハーフカット線9とが組み合
わされて設けられているので、ノッチ10単独の場合よ
りも一層容易に引き裂いて袋100を開封することがで
きる。
【0022】開封された袋100は、飲み口用部材50
の先端側、即ち、ハーフカット線9よりも上側の部分が
袋の外側に突出した状態となり、また、飲み口用部材5
0は外部からの汚染を受けていないため、突出した飲み
口用部材50に口を付けて衛生的且つ安全に内容物を飲
用することができる。また、内容物が液状などの医薬品
で、他の容器に移し替えて使用するような場合でも、注
出する際、袋の開口部周縁で内容物が汚染される危険性
がなく、衛生的に使用することができる。
【0023】次に、図2に示した飲み口用部材付き袋2
00は、スタンディングパウチ形式の袋を応用して構成
したものであり、袋の底部が、前後の壁面フィルム1、
1′の下部の間に、底面フィルムを内側に折り返して底
面フィルム折り返し部2まで挿入してなるガセット部3
を有する形式で形成され、該ガセット部3が、内側が両
側から中央部にかけて凹状となるシールパターン、この
場合、湾曲線状に凹状となる船底形のシールパターンの
底部シール部5でヒートシールされ、自立性が付与され
る形式で形成されている。尚、上記底面フィルムを内側
に折り返して挿入する際、折り返した底面フィルムの左
右両側の下端近傍には切り欠き部4、4を設けて挿入す
る。それにより、ガセット部3を底部シール部5でヒー
トシールした時、両側の壁面フィルム1、1′が切り欠
き部4、4の部分で熱接着されるため、袋に内容物を充
填して底部が前後に広がった際、左右両端は固定されて
開かず底部の外周にリング状の脚部が形成され優れた自
立性が付与されるものである。
【0024】そして、壁面フィルム1、1′の両側の端
縁部が、側部シール部6、6でヒートシールされて袋の
胴部が形成され、袋の上部の一方のコーナー部に、前記
図1と同様なプラスチックの成形体よりなる円筒形の飲
み口用部材50を、斜め外側上方に向けて挿入し、その
基部を飲み口用部材接合部8で両側の壁面フィルム1、
1′のシーラント層と熱接着して固定すると共に、その
外周を上部シール部7のシールパターンでヒートシール
して封止し、更に、袋の開封手段として、この場合もハ
ーフカット線9とその両端のノッチ10、10とを、飲
み口用部材接合部8よりも外側の位置で、飲み口用部材
50を横切るように斜め方向に上部シール部7に設けて
構成したものである。尚、袋の上部のうち、前記上部シ
ール部7で封止した部分を除く上部の端縁部は、上部シ
ール部7′でヒートシールして封止するが、この部分
は、内容物の充填口に使用するため、内容物の充填後に
ヒートシールするものである。
【0025】このような構成を採ることにより、飲み口
用部材付き袋200は、内容物の充填口の幅が多少狭く
なるが、特に問題となる程ではなく、未シールの上部シ
ール部7′の部分から飲料などの内容物を容易に充填
し、充填後、ヒートシールして密封することができる。
内容物が充填された袋200は、底部が前記自立性を付
与される形式で形成されているので、自立性に優れ、取
り扱いやすく、外観、陳列効果なども優れたものとな
る。
【0026】充填された内容物を飲用する際には、一方
のノッチ10からハーフカット線9に沿って袋の上部シ
ール部7を引き裂くことにより、容易に袋を開封するこ
とができる。この場合も、飲み口用部材接合部8は、ハ
ーフカット線9よりも内側の位置にあり、ハーフカット
線9よりも外側では、飲み口用部材50は、壁面フィル
ムに熱接着されていないため、袋の開封には支障がな
く、また、ハーフカット線9による切り取り長さも短い
ため、一層容易に上部シール部7を引き裂いて開封する
ことができる。
【0027】そして、開封された袋200は、飲み口用
部材50の先端側、即ち、、ハーフカット線9よりも外
側の部分が、斜め外側上方に突出した状態となり、ま
た、飲み口用部材50は外部からの汚染を受けていない
ため、突出した飲み口用部材50に口を付けて衛生的且
つ安全に内容物を飲用することができる。また、内容物
が液状などの医薬品で、他の容器に移し替えて使用する
ような場合でも、前記図1に示した飲み口用部材付き袋
100と同様、注出する際、袋の開口部周縁で内容物が
汚染される危険性がなく、衛生的に使用することができ
る。
【0028】図3に示した飲み口用部材付き袋300
は、ガセット袋形式の袋を応用して構成したものであ
り、壁面フィルム1の左右両側を、それぞれ所定の袋幅
を設けて、内側に壁面フィルム折り返し部11、11ま
で折り返し、次いで外側に袋幅まで折り返した後、再
度、内側に折り返して、通常は、両側の壁面フィルムの
端部同士を中央部で合掌貼り形式でヒートシールして左
右いずれかに倒して胴部を形成するところを、本発明の
飲み口用部材付き袋300では、袋の上部の中央部に飲
み口用部材50を熱接着するため、中央部のヒートシー
ル部を左右いずれか一方の端部に寄せてヒートシールし
て、両側にガセット部3、3を形成すると共に、両側の
ガセット部3、3の前後のひだ状部の端縁部をそれぞれ
側部補強シール部12、12でヒートシールして袋の胴
部が形成されている。
【0029】そして、袋300の上部の中央部に、前記
図1と同様なプラスチックの成形体よりなる円筒形の飲
み口用部材50を垂直方向に向けて挿入し、その基部を
飲み口用部材接合部8で両側の壁面フィルムのシーラン
ト層と熱接着して固定し、その外周を含む袋の上部を上
部シール部7のシールパターンでヒートシールして封止
すると共に、上部シール部7の外側を必要なシール幅を
残してトリミングし、更に、袋の開封手段として、ハー
フカット線9とその両端のノッチ10、10とを、飲み
口用部材接合部8よりも上の位置で、飲み口用部材50
を横切るように上部シール部7に設けて構成したもので
ある。尚、袋300の下側の端縁部は、底部シール部5
でヒートシールするが、この部分を内容物の充填口とし
て使用するため、内容物の充填前は未シールの開口部と
し、内容物の充填後にヒートシールするものである。
【0030】このような構成を採ることにより、飲み口
用部材付き袋300は、底部が大きく開口しているの
で、この部分から飲料などの内容物を容易に充填し、密
封することができる。内容物が充填された袋300は、
その本体がガセット袋形式で形成され、且つ、両側のガ
セット部3、3の前後のひだ状部の端縁部(4ヵ所)
が、それぞれ側部補強シール部12、12でヒートシー
ルされているので、容量の割にコンパクトに包装できる
と同時に、胴部が角柱形となり形態安定性がよく、更
に、袋の上部が、首、肩状にトリミングされているの
で、外観がボトルなどに似てスマートな形状となる。
【0031】そして、充填された内容物を飲用する際に
は、一方のノッチ10からハーフカット線9に沿って、
袋の上部シール部7を引き裂くことにより、容易に袋を
開封することができる。この時、飲み口用部材50は、
前記図1、図2の場合と同様に、その基部、即ち、ハー
フカット線9よりも下側の飲み口用部材接合部8の部分
で壁面フィルムと熱接着されているので、袋の開封には
支障がなくスムーズにハーフカット線9の位置で開封す
ることができる。また、袋の開封手段として、ノッチ1
0とハーフカット線9とが組み合わされて設けられてい
るので、ノッチ10単独の場合よりも一層容易に引き裂
いて袋100を開封することができる。
【0032】開封された袋300は、飲み口用部材50
の先端側、即ち、ハーフカット線9よりも上側の部分が
袋の外側に突出した状態となり、また、飲み口用部材5
0は外部からの汚染を受けていないため、突出した飲み
口用部材50に口を付けて衛生的且つ安全に内容物を飲
用することができる。また、内容物が液状などの医薬品
で、他の容器に移し替えて使用するような場合でも、注
出する際、袋の開口部周縁で内容物が汚染される危険性
がなく、衛生的に使用することができる。
【0033】前記図1〜図3に示した飲み口用部材付き
袋100、200、300では、いずれも飲み口用部材
50が、その基部の飲み口用部材接合部8で全面ベタ状
に壁面フィルムと熱接着されている形態を示したが、壁
面フィルムとの熱接着は必ずしも全面ベタ状である必要
はなく、スポット状の飲み口用部材接合部8で熱接着さ
れていてもよい。また、飲み口用部材50の形状につい
ても、プラスチックの成形体による円筒形の例のみを示
したが、先に説明したように、通液路を形成できる形状
であれば、外側は、その基部で壁面フィルムと熱接着し
やすい形状に、また、先端側は口を付けて飲みやすい形
状に自由に設計することができる。
【0034】次に、本発明の飲み口用部材付き袋に用い
るフィルム材料について説明する。壁面フィルム1、
1′としては、主にプラスチックを主体とする積層フィ
ルムを用いるが、特に限定はされず、液状などの内容物
の包装用袋に用いられている公知の積層フィルムは、い
ずれも使用することができ、充填する内容物の種類や充
填後の加熱処理などの使用条件に応じて、適する構成の
積層フィルムを適宜選択して使用することができる。
【0035】積層フィルムの構成の代表的な例として、
以下のような構成が挙げられる。 (1) ONフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シ
ーラント層) (2) ONフィルム/接着剤/一軸延伸又は二軸延伸HD
PEフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラ
ント層) (3) ONフィルム/接着剤/一軸延伸又は二軸延伸PP
フィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント
層) (4) ONフィルム/接着剤/アルミニウム箔/接着剤/
L・LDPEフィルム(シーラント層) (5) ONフィルム/接着剤/一軸延伸又は二軸延伸PP
フィルム/接着剤/アルミニウム箔/接着剤/L・LD
PEフィルム(シーラント層) (6) ONフィルム(シリカ又はアルミナ又はアルミニウ
ム蒸着層)/接着剤/一軸延伸又は二軸延伸HDPEフ
ィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント
層) (7) ONフィルム/接着剤/(シリカ又はアルミナ又は
アルミニウム蒸着層)PETフィルム/接着剤/L・L
DPEフィルム(シーラント層) (8) ONフィルム/アンカーコート層/共押し出しコー
ト層(HDPE層/L・LDPE層)(シーラント層
は、L・LDPE層) (9) ONフィルム/アンカーコート層/共押し出しコー
ト層(HDPE層/LDPE層)/接着剤/L・LDP
Eフィルム(シーラント層) (10)PETフィルム/接着剤/アルミニウム箔/接着剤
/ONフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シー
ラント層) (11)PETフィルム/接着剤/アルミニウム箔/接着剤
/ONフィルム/接着剤/CPPフィルム(シーラント
層) (12)PETフィルム/接着剤/ONフィルム/接着剤/
アルミニウム箔/接着剤/L・LDPEフィルム(シー
ラント層) (13)PETフィルム/接着剤/ONフィルム/接着剤/
アルミニウム箔/接着剤 /CPPフィルム(シーラント層)(14)PETフィルム
/接着剤/EVOHフィルム/接着剤/ONフィルム/
接着剤/CPPフィルム(シーラント層) などが挙げられるが、これらに限定されるものではなく
様々な組み合わせの積層フィルムを使用することができ
る。
【0036】上記の構成において、ONフィルムは二軸
延伸ナイロンフィルム、PETフィルムは二軸延伸ポリ
エチレンテレフタレートフィルム、PPはポリプロピレ
ン、L・LDPEは直鎖状低密度ポリエチレン、HDP
Eは高密度ポリエチレン、LDPEは低密度ポリエチレ
ン、CPPフィルムは無延伸ポリプロピレンフィルム、
また、EVOHフィルムはエチレン−酢酸ビニル共重合
体ケン化物フィルムを指すものである。
【0037】そして、各フィルム層の間の接着剤は、通
常、その積層をドライラミネーション法で行うため、2
液硬化型ポリウレタン系接着剤など公知のドライラミネ
ーション用接着剤を用いることができる。また、アンカ
ーコートは、押し出しコーティングで樹脂を積層する
際、接着性を向上させるために基材フィルム側に予めコ
ーティングするものでプライマーコートの一種である。
【0038】前記積層フィルムの構成において、ONフ
ィルム、PETフィルムは、最外層に用いる場合は、基
材フィルムとして袋に機械的強度や耐熱性、印刷適性な
どを付与するために用いられ、中間層に用いる場合は、
主に機械的強度を補強するために用いられる。中間層に
一軸延伸HDPEフィルム、または一軸延伸PPフィル
ムを用いる場合は、その延伸方向を、袋を開封する際の
引き裂き方向と一致するように積層することにより、引
き裂きを容易にし、且つ、その方向性を安定化させるこ
とができる。また、中間層に二軸延伸HDPEフィル
ム、または二軸延伸PPフィルムを用いた場合は、積層
フィルムの厚さを増し、その剛性や機械的強度を高める
と同時に、水蒸気透過度を小さくすることができる。
【0039】更に、中間層には、上記のようなプラスチ
ックフィルムに代えて、耐水性を強化した紙を用いるこ
ともできる。紙を用いる場合、上記のように中間層の材
料を紙に置き換えた構成のほか、最外層のONフィルム
またはPETフィルムの内側に接着剤を介して紙を積層
し、最内層にシーラント層を積層した構成、或いは、単
に、紙の両面にポリエチレン層を押し出しコートしたよ
うな構成を採ることもできる。
【0040】そして、アルミニウム箔、シリカ又はアル
ミナ又はアルミニウム蒸着層、EVOHフィルムなど
は、主にガスバリヤー性を付与するために積層するもの
であり、これらのほか、ポリ塩化ビニリデンの塗膜層、
或いは、ポリアクリロニトリルフィルムなどのガスバリ
ヤー性材料を積層することもできる。
【0041】最内層のシーラント層としては、L・LD
PEフィルムとCPPフィルムの2種類の例を挙げた
が、L・LDPEフィルムは、ヒートシールの安定性や
耐内容物性、例えば界面活性剤に対する耐ストレスクラ
ッキング性などに優れるため、飲料その他の液状物の包
装用には特に適している。また、CPPフィルムは、耐
熱性、低臭性に優れており、これらの性能を必要とする
内容物の包装用に適している。
【0042】シーラント層には上記のほか、充填される
内容物に応じて、エチレン・αオレフィン共重合体、エ
チレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共
重合体、エチレン・アクリル酸エステル共重合体、アイ
オノマー、ポリエステル系樹脂なども適宜選択して使用
することができる。
【0043】特に、エチレン・αオレフィン共重合体で
メタロセン系触媒などシングルサイト触媒を用いて重合
したものは、分子量分布の幅が狭く、共重合比も安定し
ているため、低温ヒートシール性や、熱間シール性に優
れており、前記図2、図3に示した自立袋形式またはガ
セット袋形式の袋のように、ヒートシール部にガセット
部とガセット部以外の部分のようなフィルムの重なりの
差のある袋のシーラント層には、シール抜けによるピン
ホールの発生を防止できる点で特に適している。更に、
前記共重合体にオレフィン系エラストマーをブレンドし
たものを用いることにより、シーラント層の熱流動性が
改善され、前記フィルムの重なりの差によるピンホール
の発生も一層効果的に防止することができる。
【0044】尚、袋を自立袋形式で作製する場合は、前
記壁面フィルムのほかに、底面フィルムが必要となる
が、底面フィルムには、基本的に壁面フィルムと同じ構
成の積層フィルムを用いることができる。只、厚さに関
しては、壁面フィルムよりも薄くすることができ、それ
により、前記ヒートシール部におけるフィルムの重なり
の差による段差を小さくしてヒートシールを容易にし、
また、コストメリットを得ることができる。
【0045】以上のような積層フィルムを用いて製造す
る本発明の飲み口用部材付き袋は、袋本体の形式に応じ
て、三方シール形式、四方シール形式の袋の製袋機、ま
たはスタンディングパウチ用製袋機、或いはガセット袋
用製袋機を利用して、そのヒートシール装置のシールパ
ターンを適宜変更すると共に、飲み口用部材の熱接着装
置、易開封性手段としてのハーフカット線を設けるため
のレーザー光照射装置、必要に応じて袋の上部をトリミ
ングする打ち抜き装置など、必要な加工装置を適宜付加
することにより容易に製造することができる。
【0046】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明を更に具体的
に説明する。 (実施例1)図2に示した構成の飲み口用部材付き袋2
00を作製することとし、下記の構成の積層フィルムを
用いて、袋の各部の寸法を下記のように設定して実施例
1の飲み口用部材付き袋200を作製した。 (壁面フィルムの構成) ONフィルム(厚さ25μm)/接着剤/アルミニウム
箔(厚さ7μm)/接着剤/L・LDPEフィルム(厚
さ70μm)〔シーラント層〕 (底面フィルムの構成) ONフィルム(厚さ15μm)/接着剤/アルミニウム
箔(厚さ7μm)/接着剤/L・LDPEフィルム(厚
さ50μm)〔シーラント層〕
【0047】(袋の各部の寸法) 袋の外形寸法:幅100mm、長さ160mm 底部ガセット部3の寸法:袋の幅方向100mm、袋
の長さ方向27mm 袋の両側の側部シール部6、6のシール幅:6mm 飲み口用部材50には、中密度ポリエチレンの射出成
形による円筒体:長さ22mm、外径12mm、内径9
mm、両端の外側角部にはRを付けた円筒を用い、袋の
上部の左側コーナー部に水平面に対して45°の角度で
外側上方を向くように挿入し、その基部を長さ6mmで
飲み口用部材接合部8として両側の壁面フィルムに熱接
着して固定した。 飲み口用部材50の外周を封止する上部シール部7の
シールパターンは、袋の上部左側の角部から中央部方向
と下方に向かって、それぞれ42mmの範囲で、飲み口
用部材50の下端から上部外周を三角形状にヒートシー
ルするシールパターンとした。 袋の開封手段のハーフカット線9とその両端のノッチ
10、10は、飲み口用部材50の下端から先端側に向
かって10mmの位置に、飲み口用部材50と直交する
ように上部シール部7に設けた。尚、ハーフカット線9
は、レーザー光照射により両側の壁面フィルム1、1′
の外側のONフィルム層を直線状に除去するように形成
した。 内容物の充填口に使用する上部シール部7′の有効幅
は52mmである。
【0048】以上のように作製した実施例1の飲み口用
部材付き袋200に、上部シール部7′から果汁220
mlをホット充填し、ヒートシールして密封し、冷却し
た後、ノッチ10を利用して袋の上部のコーナー部を引
き裂いて開封したところ、ハーフカット線9に沿って袋
を容易に開封することができた。また、内容物を充填し
た袋200は、優れた自立性を有し、取り扱いも容易で
あった。そして、開封した袋200の上部のコーナー部
には、切り取り線(ハーフカット線9)から斜め外側上
方に向けて飲み口用部材50が12mmの長さで突出し
ており、この飲み口用部材50は、外部からの汚染を受
けていないため衛生的であり、突出した飲み口用部材5
0に直接口を付けて、衛生的に且つ口触りも滑らかで安
全に果汁を飲むことができた。
【0049】尚、本発明において、袋の開封手段で袋を
開封した際、袋の外側に突出するように露出する飲み口
用部材50の突出長さは8〜15mmの範囲が好まし
い。飲み口用部材50の突出長さが8mm未満の場合
は、内容物を飲用する際、露出した飲み口用部材50の
基部側の袋の外面にも口が接触し易くなるため、衛生上
好ましくない。また、飲み口用部材50の突出長さが1
5mmを超える場合は、露出した飲み口用部材50に安
全に口を付けて内容物を飲用することはできるが、開封
手段で袋を開封する際、袋の切り取り部が飲み口用部材
50に引っ掛かりやすくなるため好ましくない。
【0050】
【発明の効果】以上、詳しく説明したように、本発明に
よれば、主に液状物などの流動性を有する内容物を密封
包装する飲み口用部材付き袋であって、袋を開封するま
では飲み口用部材が袋内に包み込まれていて、外部から
汚染されることがなく、例えば、飲料などを充填、密封
した袋を開封することによって、初めて飲み口用部材が
外部に突出した形態で露出し、その飲み口用部材に直接
口を付けて衛生的且つ安全に内容物を飲用することがで
き、また、内容物が医薬品などで他の容器に移し替えて
使用するような場合でも、袋の開口部周縁で汚染される
危険性がなく衛生的に使用することのできる飲み口用部
材付き袋を生産性よく提供できる効果を奏する。更に、
袋の底部を自立袋形式に形成することにより、飲み口用
部材付き袋に優れた自立性を付与でき、取り扱いが容易
になると同時に、外観、陳列効果にも優れたものにする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の飲み口用部材付き袋の第1の実施例の
構成を示す正面図である。
【図2】本発明の飲み口用部材付き袋の第2の実施例の
構成を示す正面図である。
【図3】本発明の飲み口用部材付き袋の第3の実施例の
構成を示す正面図である。
【符号の説明】
1、1′壁面フィルム 2 底面フィルム折り返し部 3 ガセット部 4 底面フィルム切り欠き部 5 底部シール部 6 側部シール部 7、7′上部シール部 8 飲み口用部材接合部 9 ハーフカット線 10 ノッチ 11 壁面フィルム折り返し部 12 側部補強シール部 50 飲み口用部材 100、200、300 飲み口用部材付き袋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 有二 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 3E064 AA05 AA13 AB25 BA17 BA27 BA28 BA29 BA30 BA36 BA55 BB03 EA02 EA12 EA30 FA04 GA04 HM01 HN06 HP01 HP02 HP05 HS04 HS05 3E067 AA03 AB26 BA12A BB12A BB14A BB15A BB16A BB18A BB25A BC03A EA09 EB02 EB07 EB10 EB25 EB40 FA01 FC01 GD10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後の壁面フィルムの周囲の端縁部を袋状
    にヒートシールしてなる袋において、該袋のいずれかの
    端縁部の内側に飲み口用部材が熱接着されると共に、該
    袋の開封手段が、該飲み口用部材を横切るように設けら
    れ、該開封手段で袋を開封することにより、該飲み口用
    部材の先端側が外部に露出するようにしたことを特徴と
    する飲み口用部材付き袋。
  2. 【請求項2】前記飲み口用部材が、筒状の通液路を有す
    るプラスチックの成形体で形成され、該飲み口用部材の
    基部が袋の壁面フィルムの内面に熱接着されていること
    を特徴とする請求項1記載の飲み口用部材付き袋。
  3. 【請求項3】前記袋が、前後の壁面フィルムの下部の間
    に底面フィルムを内側に折り返して挿入してなるガセッ
    ト部を有する形式で形成され、該ガセット部が、内側が
    両側から中央部にかけて凹状となるシールパターンでヒ
    ートシールされ、自立性を有する形式に形成されると共
    に、前記飲み口用部材が袋の上部の端縁部の内側に接合
    されていることを特徴とする請求項1または2に記載の
    飲み口用部材付き袋。
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