JP2020032646A - 転写シート - Google Patents

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慧理 司馬
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Abstract

【課題】高温下においても表面に膨れが発生しにくい耐熱性に優れた転写シートを提供すること。【解決手段】転写シート1は、離型性支持体10と、熱溶着性接着剤層40を含む転写層2とが、この順に積層され、熱溶着性接着剤層40は、熱可塑性樹脂と、可塑剤と、ブロックイソシアネートと、を含有する。【選択図】図1

Description

本発明は、転写シートに関する。
従来、建築物、家具、建具、造作部材等の表面化粧の手段として、各種の絵柄が印刷された転写シートを、石材、木材、コンクリート、金属等の被転写基材に転写することが行われている。例えば、天然の木材と同じ木目調の絵柄が印刷された転写シートを、被転写基材に転写することにより、天然の木材と同じ意匠を有する化粧材が得られる。
上記転写シートにおいては、被転写基材との密着性を確保すると共に、絵柄が印刷された装飾層の亀裂を抑制するため、被転写基材への転写面となる熱溶着性接着剤層に可塑剤が添加されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開昭63−132099号公報 特開2015−174405号公報
上記転写シートを備えた化粧板は、例えば、キッチン用の背面収納等にも使用される。このような用途に使用される化粧板には、より高い耐熱性が求められる。しかし、転写シートの熱溶着性接着剤層に添加される可塑剤は、流動点が低いため、高温下では熱溶着性接着剤層が軟化しやすい。そのため、化粧板の上に高温の鍋等を置いたときに、被転写基材の内部で熱膨張した空気、或いは発生した気体を熱溶着性接着剤層で抑えることができず、化粧板の表面に膨れが発生する。また、熱溶着性接着剤層の内部でも熱により気泡が生成されるため、この気泡によっても化粧板の表面に膨れが発生する。
したがって、高温下においても表面に膨れが発生しにくい耐熱性に優れた転写シートが要望されている。
本発明の目的は、高温下においても表面に膨れが発生しにくい耐熱性に優れた転写シートを提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。また、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
第1の発明は、離型性支持体(10)と、熱溶着性接着剤層(40)を含む転写層(2)と、がこの順に積層され、前記熱溶着性接着剤層は、熱可塑性樹脂と、可塑剤と、ブロックイソシアネートと、を含有する転写シート(1)に関する。
第2の発明は、第1の発明の転写シートであって、前記可塑剤は、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジイソデシル、アジピン酸ジイソデシル、アセチルクエン酸トリブチル、1,2−シクロヘキサンカルボン酸ジイソノニルエステルのいずれか1つを含む。
第3の発明は、第1又は第2の発明の転写シートであって、前記ブロックイソシアネートは、脂肪族ジイソシアネート類、脂環族ジイソシアネート類、芳香族脂肪族ジイソシアネート類、芳香族ジイソシアネート類、水添ジイソシアネート類、ポリイソシアネート類のいずれか1つを含む。
第4の発明は、第1から第3までのいずれかの発明の転写シートであって、前記熱可塑性樹脂は、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂のいずれか1つを含む。
本発明によれば、高温下においても表面に膨れが発生しにくい耐熱性に優れた転写シートを提供できる。
実施形態における転写シート1の断面図である。 化粧材100の製造方法を示す断面図である。 化粧材100の製造方法を示す断面図である。 化粧材100の製造方法を示す断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、図1を含め、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするため、適宜に誇張している。
本明細書中に記載する各部材の寸法等の数値及び材料名等は、実施形態としての一例であり、これに限定されるものではなく、適宜に選択して使用してよい。
図1は、本実施形態における転写シート1の断面図である。転写シート1は、図1に示す形態で保管したり、搬送したりすることができる。
図1に示すように、転写シート1は、離型性支持体10、剥離層20、装飾層30、熱溶着性接着剤層40及び剥離シート50を備える。本実施形態の転写シート1において、剥離層20、装飾層30及び熱溶着性接着剤層40は、転写層2を構成する。なお、本発明において、転写層2の構成は、本実施形態の組み合わせに限らず、他の機能層が含まれていてもよい。
(転写シート1の構成)
本実施形態における転写シート1は、剥離層以下の転写層2に対して離型性を有する離型性支持体10として、可撓性で薄膜のシートの形態を採用する。この離型性支持体10上において、剥離層20、装飾層30及び熱溶着性接着剤層40からなる転写層2と、転写層2の熱溶着性接着剤層40に対して離型性を有する剥離シート50とは、この順に積層される。なお、本発明における「この順に積層」とは、直接積層のみならず、間接的な積層も含む意味であり、例えば、離型性支持体10と剥離層20との間に、他の層があっても許容する意味である。
<離型性支持体10>
離型性支持体10は、熱溶着性接着剤層40を含む転写層2を支持するシートである。離型性支持体10は、転写層2に対して離型性を有し、転写シート1が被転写基材60(後述)に転写された後、剥離層20(転写層2)との界面から離型される。離型性支持体10としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリメチルペンテン等のポリオレフィン系樹脂、ポリアミド樹脂等の熱可塑性樹脂からなるシートが挙げられる。また、離型性支持体10として、紙の転写層2を形成する側の表面に、この転写層2と離型性を有する樹脂層を積層した形態が挙げられる。紙としては、上質紙、リンター紙、グラシン紙、パーチメント紙、クラフト紙等が使用できる。転写層と離型性の樹脂層としては、前記各種熱可塑性樹脂の他、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、珪素樹脂等が使用できる。これら離型性支持体のうち、強度及び柔軟性に優れる点で、2軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)シートが好ましい。なお、離型性支持体10における剥離層20側の表面には、従来公知の離型層が形成されていてもよく、離型処理が施されていてもよい。
離型性支持体10の膜厚は、10μm以上250μm以下が好ましく、20μm以上60μm以下がより好ましい。
<剥離層20>
剥離層20は、転写層2から離型性支持体10の剥離を容易にするために積層される層である。剥離層20は、転写シート1上の転写層2が被転写基材60上に転写され、離型性支持体10が離型された後、転写層2の最も外側の層として残存する。剥離層20を化粧材100の最表面の保護層として利用することもできるが、通常は、化粧材100の表面の耐摩耗性、耐汚染性、耐水性、耐候性等の耐久性をより強化するために、転写シート1が被転写基材60に転写された後、剥離層20の表面には、更にトップコート層70(後述)が形成される。
剥離層20を構成する樹脂としては、例えば、ポリ(メタ)アクリル酸メチル、ポリ(メタ)アクリル酸エチル、ポリ(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸メチル−メタ)アクリル酸ブチル共重合体等のアクリル樹脂、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル等の(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体等の1種又は2種以上と、(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル等の分子中にOH基を有する(メタ)アクリル酸エステル単量体の1種又は2種以上と、更に必要に応じ、スチレン単量体等とを共重合させて得られたアクリルポリオール、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ウレタン樹脂、(メタ)アクリル酸メチル−塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等が挙げられる。なお、ここで、(メタ)アクリル酸とは、アクリル酸又はメタアクリル酸を意味する表記である。
また、これらの組成物において、更に、イソシアネート化合物等が剥離強度の調整用に微量添加されていてもよい。更に、これらの組成物に、例えば、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系、トリアジン系等の有機化合物、或いは酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化セリウム等の微粒子からなる紫外線吸収剤(UVA)、ヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤(HALS)等のラジカル捕捉剤を添加してもよい。
剥離層20の層厚(dry)は、例えば、1μm以上10μm以下程度である。
なお、本実施形態において、離型性支持体10と剥離層20との間の剥離強度(例えば、180°剥離、300mm/minで定量化して評価)は、後述する剥離シート50と熱溶着性接着剤層40との間の剥離強度よりも大きく設定される。転写層2から剥離シート50を剥離したときに、離型性支持体10が剥離層20から剥離しないようにするためである。
<装飾層30>
装飾層30は、転写シート1の絵柄(意匠)が形成される層であり、印刷等により形成される。装飾層30を構成する樹脂としては、例えば、アクリル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(塩酢ビ)樹脂、セルロース系樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂と塩酢ビ樹脂とを混合した組成物等が挙げられる。また、装飾層30には、公知の各種の着色顔料、着色染料等が添加される。
装飾層30の層厚(dry)は、例えば、約5μm程度である。
また、図示していないが、装飾層30と熱溶着性接着剤層40との間に、クリア樹脂層を積層してもよい。クリア樹脂層は、装飾層30に亀裂が発生するのを抑制する亀裂抑制層として機能する。クリア樹脂層を構成する樹脂としては、例えば、アクリル−塩酢ビ樹脂((メタ)アクリル酸エステル−塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体)樹脂、ウレタン樹脂、塩酢ビ樹脂等が挙げられる。
クリア樹脂層として使用可能な材料は、ガラス転移温度(Tg)が常温以上であることが好ましい。また、クリア樹脂層のガラス転移温度は、装飾層30のガラス転移温度より低く、熱溶着性接着剤層40のガラス転移温度より高く、ほぼ両者の中間にあることが好ましい。各層の粘弾性が変形する際、この関係にあれば変形による応力を吸収しやすい。クリア樹脂層のガラス転移温度が常温よりも低いと、寒暖の変化によりクリア樹脂層自体が変形してしまい、その変形が装飾層30に応力として作用して、装飾層30に亀裂を生じさせるおそれがあるためである。
クリア樹脂層の層厚(dry)は、例えば、1μm以上が好ましい。
<熱溶着性接着剤層40>
熱溶着性接着剤層40は、転写シート1を被転写基材60に転写する際に、転写シート1と被転写基材60とを接合する機能層である。熱溶着性接着剤層40は、転写シート1を被転写基材60に対して、90〜170℃の温度範囲で加熱ラミネートすることにより接着性を発現して、被転写基材60の転写面に密着する。
熱溶着性接着剤層40の層厚(dry)は、0.1μm以上10μm以下が好ましく、1μm以上2以下がより好ましい。
本実施形態の熱溶着性接着剤層40は、熱可塑性樹脂と、可塑剤と、ブロックイソシアネートと、を含有する。
熱可塑性樹脂は、熱溶着性接着剤層40の主剤となる樹脂である。熱可塑性樹脂としては、例えば、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポイリアミド樹脂のいずれか1つが用いられる。中でも、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ウレタン樹脂、及びエポキシ樹脂の何れか1つが好ましい。より好ましくは、これらの樹脂は分子中に水酸基、アミノ基、カルボキシル基等の活性水素含有基を1以上含むものを選ぶ。更に好ましくは、これらの樹脂は分子中に活性水素含有基を2以上含むものを選ぶ。そうすることによって、ブロックが解除されたブロックイソシアネートが熱溶着性接着剤層40を構成する樹脂中の活性水素含有基とウレタン結合により架橋反応して、熱溶着性接着剤層40の流動性を抑制し得る。
但し、後述する被転写基材60表面のシーラー層62を構成する樹脂として、分子中に活性水素含有基を2以上含むものを選ぶ場合は、シーラー層62中の活性水素含有基と熱溶着性接着剤層40中の活性水素含有基との架橋反応により熱溶着性接着剤層40の流動性を抑制し得るため、熱溶着性接着剤層40を構成する樹脂として活性水素含有基を含まない樹脂を用いることも可能である。
また、必要に応じて、以上列記した熱可塑性樹脂のうちの2種以上を混合したり、以上列記した熱可塑性樹脂のうちの1種に対して、更に、他の熱可塑性樹脂を混合したりする事もできる。
可塑剤は、熱溶着性接着剤層40と被転写基材60(後述)との密着性を確保すると共に、装飾層30に柔軟性を付与するために添加される材料である。可塑剤としては、例えば、フタル酸ジイソノニル(「DINP」 株式会社ジェイ・プラス社製)、フタル酸ジイソデシル(「DIDP」 株式会社ジェイ・プラス社製)、アジピン酸ジイソデシル(「DIDA」 株式会社ジェイ・プラス社製)、アセチルクエン酸トリブチル(「ATBC」 株式会社ジェイ・プラス社製)、1,2−シクロヘキサンカルボン酸ジイソノニルエステル(「DINCH(登録商標)」 BASF社製)のいずれか1つが用いられる。なお、これらの可塑剤は、1種に限らず、2種以上を併用してもよい。また、可塑剤は、流動点が低いほど低温での流動性が増すため、流動点の低い材料を選択することが好ましい。可塑剤の好ましい流動点としては、例えば、−80〜25℃の範囲が挙げられる。可塑剤の配合量は、熱可塑性樹脂100質量部に対して0.1〜10質量部であることが好ましく、1〜7質量部であることがより好ましい。
ブロックイソシアネートは、転写シート1を被転写基材60に転写した後、加熱により水酸基価(OH価とも言う)等の可正水素含有基を有する熱溶着性接着剤層40と架橋することで、加熱により架橋反応させて、熱溶着性接着剤層40の流動性を抑制するために添加される。ブロックイソシアネートは、イソシアネート化合物の活性イソシアネート基をブロック剤によりマスクしたものである。イソシアネート化合物は、1分子中に2個以上の活性イソシアネート基を有する。ブロックイソシアネートは、1種類単独で使用してもよいし、2種類以上を組み合わせて使用してもよい。
転写シート1を被転写基材60に転写する際、熱溶着性接着剤層40に含まれるイソシアネート化合物は、ブロック剤により架橋反応がブロックされている。そのため、熱溶着性接着剤層40に含まれる可塑剤の作用により、転写時においては、転写シート1を被転写基材60に密着性良く転写できる。一方、転写シート1を被転写基材60に転写した後、転写シート1をブロック剤が解離する温度以上に加熱すると、イソシアネート化合物は、ブロック剤による架橋反応のブロックが解除され、活性イソシアネート基が再生される。これにより、イソシアネート化合物は、架橋反応が進行して硬化するため、熱溶着性接着剤層40の流動性が抑制される。なお、熱溶着性接着剤層40は、加熱による架橋反応により流動性は抑制されるが、加熱後に接着力が低下することはない。
イソシアネート化合物の具体例としては、例えば、ヘキサメチレンジイソシアネート(HMDI)、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート(TMDI)等の脂肪族ジイソシアネート類;イソホロンジイソシアネート(IPDI)等の脂環族ジイソシアネート類;トリレンジイソシアネート(TDI)、キシリレンジイソシアネート(XDI)、4,4−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI) 等の芳香族脂肪族ジイソシアネート類;ダイマー酸ジイソシアネート(DDI)、水素化されたTDI(HTDI)、水素化されたXDI(H6XDI)、水素化されたMDI(H12MDI)等の水添ジイソシアネート類;これらジイソシアネート化合物の2量体、3量体、更に高分子量のポリイソシアネート類;トリメチロールプロパン等多価アルコールもしくは水、又は低分子量ポリエステル樹脂との付加物等が挙げられる。
ブロック剤の具体例としては、例えば、メチルエチルケトオキシム、アセトキシム、シクロヘキサノンオキシム、アセトフェノンオキシム、ベンゾフェノンオキシム等のオキシム類;m−クレゾール、キシレノール等のフェノール類;メタノール、エタノール、ブタノール、2−エチルヘキサノール、シクロヘキサノール、エチレングリコールモノエチルエーテル等のアルコール類;ε−カプロラクタム等のラクタム類、マロン酸ジエチル、アセト酢酸エステル等のジケトン類;チオフェノール等のメルカプタン類等が挙げられる。その他、チオ尿素等の尿素類;イミダゾール類;カルバミン酸類等が挙げられる。
ブロックイソシアネートは、上記イソシアネート化合物とブロック剤とを、活性イソシアネート基がなくなるまで常法により反応させて得ることができる。また、ブロックイソシアネートとしては、市販品を使用することもできる。市販品としては、例えば、デュラネート(旭化成社製)、K−16用硬化剤(昭和インク工業社製)等が例示できる。
ブロックイソシアネートは、解離温度が110℃以上となる種類の中から選択することが好ましく、120℃以上がより好ましい。これは、解離温度が100℃以下のブロックイソシアネートを選択した場合、熱溶着性接着剤層40を成膜する段階で架橋反応が進行してしまうおそれがあるためである。熱溶着性接着剤層40を成膜する段階で架橋反応が進行すると、転写シート1を被転写基材60に転写する際に適切な接着力が得られなくなる。
なお、熱溶着性接着剤層40を成膜する際、或いは転写する際に、ブロック剤が解離する温度以上に加熱されたとしても、その加熱が線状且つ瞬間的(通常、0.1秒〜数10秒程度)である場合、ブロック剤による架橋反応のブロックが解除されることはない。ブロック剤による架橋反応のブロックを解除するには、後述するように、ブロック剤が解離する温度下において、例えば、5分以上の養生が必要になる。本明細書において「養生」とは、熱溶着性接着剤層40を硬化させるために、転写シート1が転写された化粧材を、予め設定された温度及び時間で加熱することをいう。
熱溶着性接着剤層40におけるブロックイソシアネートの配合量は、熱可塑性樹脂の固形分100質量部に対して固形分換算で0.1質量部以上10質量部以下であることが好ましく、3質量部以上6質量部以下の範囲が更に好ましい。ブロックイソシアネートの配合量が0.1質量部に満たないと、熱溶着性接着剤層40が十分に硬化しないため、好ましくない。一方、ブロックイソシアネートの配合量が10質量部を超えると、熱溶着性接着剤層40が過度に硬化してしまうため、好ましくない。
転写シート1を転写した被転写基材60の加熱時間は、ブロックイソシアネートの解離温度により異なるが、およそ5分以上30分以下である。例えば、ブロックイソシアネートの解離温度が110℃の場合、加熱時間は、およそ15分以上30分以下である。なお、解離温度が110℃のブロックイソシアネートを添加した場合でも、加熱温度を110℃以上、例えば120℃とすることにより、より早く架橋反応を進行させることができる。
<剥離シート50>
剥離シート50は、転写シート1を被転写基材60に転写する際に、熱溶着性接着剤層40を露出させるために転写シート1から剥離されるシートである。剥離シート50を構成する材料としては、例えば、シリコン離型タイプのポリエチレンテレフタレート(PET)、未処理のポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン等が挙げられる。
剥離シート50の厚さは、10μm以上100μm以下が好ましく、20μm以上60μm以下がより好ましい。なお、剥離シート50は、必要に応じて設けられる。
(化粧材100の製造方法)
次に、化粧材100の製造方法について説明する。
図2、図3及び図4は、化粧材100の製造方法を示す断面図である。
まず、図2(A)に示すように、転写シート1から剥離シート50を剥離する。転写シート1から剥離シート50を剥離することにより、熱溶着性接着剤層40の装飾層30とは反対側の面(接合面)が露出する。
次に、図2(B)に示すように、剥離シート50を剥離した転写シート1を、被転写基材60に転写(貼付け)する。転写シート1の被転写基材60への転写は、例えば、ロール・ツゥ・ロール、ロール・ツゥ・シート等の形態により連続して行うことができる。
「ロール・ツゥ・ロール」とは、帯状の転写シート1をロール(巻取)から引き出して平板状の被転写基材(被転写基材本体61)に供給し、転写層2を被転写基材上に転写した後、転写層2が離型された帯状の離型性支持体(離型性支持体10)を、再度ロールに巻き取る加工形態を言う。
また、「ロール・ツゥ・シート」とは、帯状の転写シート1をロール(巻取)から引き出して平板状の被転写基材に供給し、転写層2を被転写基材上に転写する前後において、転写シート1を概ね被転写基材の1枚分に相当する寸法に切断して枚葉化し、転写層2が離型された枚葉の離型性支持体を、1枚毎に除去(廃棄)する加工形態を言う。また、転写シート1を手作業により被転写基材60に転写し、その後、ヘラ等により押圧して、被転写基材60の表面に均一に密着させてもよい。本実施形態の転写シート1は、被転写基材60に常温で転写することができる。
図2(B)に示すように、本実施形態において、被転写基材60は、被転写基材本体61と、シーラー層62と、を備える。
被転写基材本体61は、転写シート1が転写される被転写基材そのものである。被転写基材本体61としては、例えば、無機材、木材、樹脂等の材料からなる板、壁等が挙げられる。このうち、無機材としては、例えば、ケイ酸カルシウム、各種石材、コンクリート、陶磁器(窯業系燒成物)、ガラス、金属等が挙げられる。木材としては、例えば、杉、松、檜、樫、楢、ラワン、チーク等が挙げられる。樹脂としては、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂等が挙げられる。
シーラー層62は、被転写基材本体61の表面を滑らかにし、また被転写基材本体が多孔質又は液体吸收性の場合には、その表面を目止め又は充填して、被転写基材本体61と転写シート1との密着性を高めるための下塗り層である。被転写基材本体61の表面(被転写面)の平滑性が十分で且つ表面の多孔質性や吸收性が転写に支障ない程度である場合、シーラー層62を省略できる。
次に、図3(C)に示すように、被転写基材60上に接着された転写シート1から離型性支持体10を剥離する。転写シート1から離型性支持体10を剥離することにより転写工程が完了し、剥離層20の装飾層30とは反対側の面が露出する。図3(C)において、転写シート1の熱溶着性接着剤層40と被転写基材60とは、強い粘着力で接合されるため、転写シート1から離型性支持体10を剥離した際に、転写シート1が被転写基材60から剥離することはない。
次に、図3(D)に示すように、剥離層20の露出した面の上に、トップコート層70を形成する。以下、トップコート層70を含む転写層2と被転写基材60との積層体を「化粧材100」ともいう。トップコート層70は、仕上げ剤として、化粧材100の表面に色彩、光沢等を付与すると共に、装飾層30を保護するための層である。また、トップコート層70を形成することにより、化粧材100に耐候性、耐汚染性、耐摩耗性等の耐久性を付与することもできる。トップコート層70としては、例えば、紫外線(UV樹脂)、電子線(EB)等の電離放射線、或いは熱で硬化するアクリル樹脂、珪素系樹脂、フッ素樹脂、ウレタン樹脂等が挙げられる。
トップコート層70の厚さについては、特に限定されないが、5μm以上1000μm以下が好ましく、10μm以上300μm以下がより好ましい。
次に、図4(E)に示すように、熱風Wの吹付により化粧材100を加熱する。この加熱により、熱溶着性接着剤層40に添加されたブロックイソシアネートのブロック剤が解離して、活性イソシアネート基が再生されるため、熱溶着性接着剤層40は、架橋反応により硬化する。図4(F)では、加熱により熱溶着性接着剤層40の内部が硬化した様子をドット模様で表している。
以上の工程を経ることにより、被転写基材60に転写シート1が転写された化粧材100を得ることができる。
なお、図4(E)では、加熱の工程であることを理解しやすくするため、化粧材100に熱風Wを吹き付ける例を示しているが、これに限定されない。化粧材100を所定温度に設定された加熱炉内に設置してもよいし、内部に熱源を備えたローラを、化粧材100の表面(剥離層20)に押し付けながら所定時間に亘って移動させてもよい。すなわち、化粧材100は、圧力を掛けながら加熱してもよい。また、化粧材100を加熱する手法及び圧力を掛ける手法は、適宜に選択可能である。また、トップコート層70が電離放射線硬化性樹脂の場合は、紫外線等の電離放射線を照射して硬化させる。
次に、実施例及び比較例を示して、本発明を更に詳細に説明する。但し、本発明は、以下の実施例に何ら限定されるものではない。
<実施例>
離型性支持体10として、25μm厚の2軸延伸PETシート(「E5001」 東洋紡株式会社製)を用意し、その一方の面にアクリル樹脂組成物(「A50−1」 昭和インク工業株式会社製)を塗布して、膜厚(dry)1μmの剥離層20を形成した。この剥離層20の上に、アクリル樹脂と塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体との混合樹脂組成物と着色顔料からなるグラビアインキ(「EIS」 昭和インク工業株式会社製)を用いて複数回の印刷を行い、図1に示すような装飾層30を形成した。
可塑剤入りのアクリル樹脂と塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体との混合樹脂組成物(「化X−Z(NT)」 昭和インク工業株式会社製)100質量部に対して、ブロックタイプポリイソシアネート樹脂(「K16硬化剤」 昭和インク工業株式会社製)を6質量部となるように添加した溶液を用意した。そして、剥離シート50の上に前記溶液を膜厚(dry)1μmとなるように塗工し、乾燥させることにより、熱溶着性接着剤層40を形成した。
更に、離型性支持体10に形成した装飾層30と、剥離シート50に形成した熱溶着性接着剤層40とを貼り合わせて実施例の転写シートを得た。
また、被転写基材60として、ケイ酸カルシウム板(被転写基材本体61のみ、シーラー層62無し)を用意し、これを100℃で予備加熱した後、その表面に実施例の転写シートを160℃で熱転写することにより、化粧材を作製した。この化粧材から離型性支持体10を剥離し、露出した剥離層20の上に無溶剤のアクリル樹脂系の紫外線硬化性樹脂塗料を塗布して水銀燈からの紫外線照射により硬化させてトップコート層70を形成した。更に、150℃で5分間養生することにより、実施例の化粧材を得た。なお、化粧材に対する150℃で5分間の養生は、ブロックイソシアネート(熱溶着性接着剤層40)のブロック剤が解離する温度と時間の条件を満たすものである。
<比較例>
熱溶着性接着剤層40を形成する際に、可塑剤入りのアクリル樹脂と塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体との混合樹脂組成物にブロックタイプポリイソシアネート樹脂を添加せず、また熱溶着性接着剤層40を硬化させるための養生をしなかった以外は、上記実施例と同じ条件で比較例の化粧材を作製した。比較例は、熱溶着性接着剤層40にブロックイソシアネートを含有していない従来例の化粧材を再現した試料である。
上記2種類の化粧材について、密着性と耐熱性について評価を行った。
密着性は、JIS K5600−5−6に準拠したクロスカット法により試験した。被転写基材60からの転写シートの剥離(一部が残存する場合を含む)が観察された場合を「×」とし、剥離が観察されない場合を「○」とした。
耐熱性は、JIS K6902に準拠した耐熱試験法により試験した。この耐熱試験法は、油を入れて180℃まで加熱した鍋を化粧材の表面に20分間放置して、化粧材の表面の変化を観察するというものである。化粧材の表面に膨れが観察された場合を「×」とし、観察されない場合を「○」とした。
実施例、比較例の各化粧材について、上記各試験項目による評価結果を表1に示す。
Figure 2020032646
(評価結果)
実施例の化粧材は、被転写基材60からの転写シートの剥離が観察されず、密着性に優れていることが確認された。また、実施例の化粧材は、表面に膨れが観察されず、耐熱性に優れていることが確認された。
比較例の化粧材は、密着性については、実施例と同等の結果が得られた。しかし、比較例の化粧材は、耐熱性については、表面に膨れが観察された。これは、比較例の化粧材では、熱溶着性接着剤層40にブロックイソシアネートを添加しなかったため、軟化した熱溶着性接着剤層40が被転写基材60の内部で熱膨張した空気を抑えることができず、また熱溶着性接着剤層40の内部においても気泡が生成されたためと考えられる。
以上の結果から、実施例の化粧材は、密着性及び耐熱性に優れていることが明らかとなった。
本発明に係る転写シートは、被転写基材(基材)に対して優れた耐熱性を付与できる。この化粧材は、建築物の壁材(外装材、内装材)、間仕切り、扉、窓枠、家具、室内装飾品等の他、自動車、鉄道車両、船舶、航空機等の乗り物の室内用又は室外(外装)用カバー材、各種標識、屋外広告等のパネル材等にも適用することができる。
1 転写シート
2 転写層
10 離型性支持体
20 剥離層
30 装飾層
40 熱溶着性接着剤層
50 剥離シート
60 被転写基材
61 被転写基材本体(ケイ酸カルシウム板)
62 シーラー層
70 トップコート層
100 化粧材

Claims (4)

  1. 離型性支持体と、熱溶着性接着剤層を含む転写層とが、がこの順に積層され、
    前記熱溶着性接着剤層は、熱可塑性樹脂と、可塑剤と、ブロックイソシアネートと、を含有する転写シート。
  2. 請求項1に記載の転写シートであって、
    前記可塑剤は、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジイソデシル、アジピン酸ジイソデシル、アセチルクエン酸トリブチル、1,2−シクロヘキサンカルボン酸ジイソノニルエステルのいずれか1つを含む転写シート。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の転写シートであって、
    前記ブロックイソシアネートは、脂肪族ジイソシアネート類、脂環族ジイソシアネート類、芳香族脂肪族ジイソシアネート類、芳香族ジイソシアネート類、水添ジイソシアネート類、ポリイソシアネート類のいずれか1つを含む転写シート。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の転写シートであって、
    前記熱可塑性樹脂は、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂のいずれか1つを含む転写シート。
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