JP2020021483A - 配線体、配線板、タッチセンサ、及び配線体の製造方法 - Google Patents

配線体、配線板、タッチセンサ、及び配線体の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020021483A
JP2020021483A JP2019133497A JP2019133497A JP2020021483A JP 2020021483 A JP2020021483 A JP 2020021483A JP 2019133497 A JP2019133497 A JP 2019133497A JP 2019133497 A JP2019133497 A JP 2019133497A JP 2020021483 A JP2020021483 A JP 2020021483A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
wiring body
flat
wiring
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019133497A
Other languages
English (en)
Inventor
允 村上
Makoto Murakami
允 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Publication of JP2020021483A publication Critical patent/JP2020021483A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Structure Of Printed Boards (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Abstract

【課題】導体部の断線の抑制を図ることができる配線体を提供する。【解決手段】配線体10は、平坦部を有する第1の絶縁部20と、第1の絶縁部20上に形成された第1の導体部30と、を備え、第1の導体部30は、第1の導体部30の先端部345に近づくに従って第1の導体部30の内側に傾斜する第1及び第2の側面314a,314bを有し、下記(1)式を満たす。θ11<θ21… (1)但し、上記(1)式において、θ11は、平坦部21の平坦面211に対する第1の側面314aの傾斜角度であり、θ21は、平坦面211に対する第2の側面314bの傾斜角度である。【選択図】 図4

Description

本発明は、配線体、配線板、タッチセンサ、及び配線体の製造方法に関するものである。
基材と、基材上に設けられた接着層と、接着層の支持部上に形成された導体パターンと、を有する配線体が知られている(例えば特許文献1参照)。この配線体は、凹版の凹部において導電性材料を硬化させて導電パターンを形成した後に、導電パターンに接着層を介して基材を接着し、導電パターン、接着層、及び基材を凹版から同時に剥離させることで製造されている。
国際公開第2016/104723号
しかしながら、上述の配線体を凹版から剥離する際には、配線体を一方側から他方側に向かって剥がしていくため、導電パターンの一方側の側面が凹版の凹部の側面に接触して、導電パターンに断線が発生してしまうという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、導体部の断線の抑制を図ることができる配線体、配線板、タッチセンサ、及び配線体の製造方法を提供することである。
[1]本発明に係る配線体は、平坦部を有する絶縁部と、前記絶縁部上に形成された導体部と、を備え、前記導体部は、前記導体部の先端部に近づくに従って前記導体部の内側に傾斜する第1及び第2の側面を有し、下記(1)式を満たす配線体である。
θ<θ … (1)
但し、上記(1)式において、θは、前記平坦部の平坦面に対する前記第1の側面の傾斜角度であり、θは、前記平坦面に対する前記第2の側面の傾斜角度である。
[2]上記発明において、配線体は、下記(2)式を満たしていてもよい。
θ−θ≧5° …(2)
[3]上記発明において、配線体は、下記(3)〜(4)式を満たしていてもよい。
60°≦θ≦80° …(3)
80°≦θ<90° …(4)
[4]上記発明において、前記導体部は、複数の配線部を有し、それぞれの前記配線部が、前記第1及び第2の側面を有し、すべての前記配線部の前記第1の側面が、前記先端部に対して同一の側に位置している配線体。
[5]上記発明において、前記絶縁部は、前記導体部に対応して設けられ、前記平坦部から前記導体部側に向かって突出する突出部を有し、前記突出部は、前記先端部に近づくに従って前記突出部の内側に傾斜し、前記第1の側面と連続的に繋がっている第3の側面と、前記先端部に近づくに従って前記突出部の内側に傾斜し、前記第2の側面と連続的に繋がっている第4の側面と、を有し、下記(5)、(6)式を満たしていてもよい。
θ=θ … (5)
θ=θ … (6)
但し、上記(5)式において、θは、前記平坦面に対する前記第3の側面の傾斜角度であり、θは、前記平坦面に対する前記第4の側面の傾斜角度である。
[6]上記発明において、前記導体部は、前記絶縁部と接触する第1の接触面を有する第1の部分と、前記第1の部分と接触する第2の接触面を有する第2の部分と、を有していてもよい。
[7]本発明に係る配線板は、上記の配線体と、前記配線体を支持する支持体と、を備えた配線板である。
[8]本発明に係るタッチセンサは、上記の配線板を備えたタッチセンサである。
[9]本発明に係る配線体の製造方法は、平坦部及び凹部を有する凹版を準備する第1の工程と、前記凹部に導電性材料を充填する第2の工程と、前記凹部に充填された導電性材料を硬化させる第3の工程と、前記導電性材料上に樹脂材料を配置する第4の工程と、前記導電性材料を凹版から剥離する第5の工程と、を備え、前記凹部は、前記凹部の底部に近づくに従って前記凹部の内側に傾斜する第1及び第2の壁面を有しているとともに、下記(7)式を満たしており、前記第6の工程は、前記導電性材料前記第1の壁面側から、前記第2の壁面側に向かって剥離することを含む配線体の製造方法である。
θ<θ …(7)
但し、上記(7)式において、θは、前記平坦部の平坦面に対する前記第1の壁面の傾斜角度であり、θは、前記平坦面に対する前記第2の壁面の傾斜角度である。
本発明の配線体では、平坦面に対する第1の側面の傾斜角度θが、平坦面に対する第1の側面の傾斜角度θよりも小さくなっている(θ<θ)。このため、配線体を凹版から剥離する際に、第1の側面が凹版の凹部の壁面に接触し難く、導体部の断線の抑制を図ることができる。
本発明の配線体の製造方法では、平坦面に対する第1の壁面の傾斜角度θが、平坦面に対する第2の壁面の傾斜角度θよりも小さくなっている。このため、配線体を凹版から剥離する際に、凹部の第1の壁面が導電性材料に接触し難く、導体部の断線の抑制を図ることができる。
図1は、第1実施形態のタッチセンサを示す分解斜視図である。 図2は、第1実施形態の第1の導体部及び第1の絶縁部を取り出して示した平面図である。 図3は、図2のIII部分を示す拡大平面図である。 図4は、図3のIV-IV線に沿った断面の概略図である。 図5は、図2のV部分を示す拡大平面図である。 図6は、図5のVI-VI線に沿った断面の概略図である。 図7は、第1実施形態における第1の引出配線パターンの変形例を示す拡大平面図である。 図8は、図7のVIII-VIII線に沿った断面の概略図である。 図9(A)〜図9(F)は、第1実施形態における配線板の製造方法を説明する断面図である。 図10は、図9(A)のX部分を示す拡大図である。 図11は、図9(A)のXI部分を示す拡大図である。 図12は、比較例を示す拡大断面図である。 図13は、図9(E)のXIII部分を示す拡大図である。 図14は、第2実施形態における第1の導体部の断面図である。 図15は、第3実施形態における第1の導体部の断面図である。 図16は、第4実施形態における第1の導体部の断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<<第1実施形態>>
図1は本実施形態におけるタッチセンサを示す分解斜視図である。図1に示すタッチセンサ1は、投影型の静電容量方式のタッチパネルセンサであり、例えば、表示装置(不図示)等と組み合わせて、タッチ位置を検出する機能を有する入力装置として用いられる。表示装置としては、特に限定されず、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、電子ペーパ等を用いることができる。このタッチセンサ1は、表示装置の表示領域に対応するように配置された検出電極と駆動電極(後述する第1の電極パターン31及び第2の電極パターン51)を有しており、この2つの電極の間には、外部回路(不図示)から所定電圧が周期的に印加されている。
このようなタッチセンサ1では、例えば、操作者の指(外部導体)Fがタッチセンサ1に接近すると、この外部導体Fとタッチセンサ1との間でコンデンサ(電気容量)が形成され、2つの電極間の電気的な状態が変化する。タッチセンサ1は、2つの電極間の電気的な変化に基づいて、操作者の操作位置を検出することができる。
タッチセンサ1は、図1に示すように、支持体5と配線体10を含む配線板2と、配線板2の片面に貼り付けられたカバー部材70と、を備えている。本実施形態の配線板2は、上記表示装置の視認性を確保するため、全体的に透明性(透光性)を有するように構成されている。本実施形態における配線体10が、本発明における「配線体」の一例に相当し、本実施形態における支持体5が、本発明における支持体の一例に相当し、本実施形態における配線板2が、本発明における「配線板」の一例に相当する。
支持体5は、矩形状の外形を有し、透明性を有する材料で構成されている。この支持体5を構成する材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリイミド樹脂(PI)、ポリエーテルイミド樹脂(PEI)、ポリカーボネート(PC)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、液晶ポリマー(LCP)、シクロオレフィンポリマー(COP)、シリコーン樹脂(SI)、アクリル樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ガラス等を用いることができる。この支持体5には、配線体10が貼り付けられており、支持体5によって配線体10が支持されている。この場合、支持体5は、配線体10を支持できる程度の剛性を有していることが好ましい。
配線体10は、図1に示すように、第1の絶縁部20と、第1の導体部30と、第2の絶縁部40と、第2の導体部50と、第3の絶縁部60と、を備えている。この配線体10は、上記表示装置の視認性を確保するために、全体的に透明性(透光性)を有するように構成されている。
本実施形態では、第1の導体部30が第1の絶縁部20上に配置されていると共に、第2の導体部50が第2の絶縁部40上に配置されており、第1の絶縁部20に第2の絶縁部40が積層されている。すなわち、第1の導体部30が第2の絶縁部40の一方の側に配置されているのに対し、第2の導体部50が当該第2の絶縁部40の他方の側に配置されており、第2の絶縁部40を介して、第1の導体部30と第2の導体部50とが相互に対向している。本実施形態における第1の絶縁部20が本発明における「絶縁部」の一例に相当する場合、本実施形態における第1の導体部30が本発明における「導体部」の一例に相当する。また、本実施形態における第2の絶縁部40が本発明における「絶縁部」の一例に相当する場合、本実施形態における第2の導体部50が本発明における「導体部」の一例に相当する。そして、第2の導体部50は、第1の導体部30よりも、外部導体Fが接触する側に近い位置に配設されている。つまり、第1の導体部30が表示装置側に位置し、第2の導体部50が操作者側(外部導体Fが接触する面側)に位置している。
図2は本実施形態の第1の導体部及び第1の絶縁部を取り出して示した平面図であり、図3は図2のIII部分を示す拡大平面図であり、図4は図3のIV-IV線に沿った断面の概略図であり、図5は図2のV部分を示す拡大平面図であり、図6は図5のVI-VI線に沿った断面の概略図である。
図2に示すように、第1の絶縁部20は矩形状の外形を有している。この第1の絶縁部20は、図2及び図3に示すように、一方側の主面で、第1の導体部30を保持している。図4に示すように、第1の絶縁部20は、第1の導体部30と支持体5との間に介在しており、第1の導体部30と支持体5とを相互に接着して固定している。
第1の絶縁部20は、略平坦な平坦部21と、第1の導体部30側(図4中のZ方向)に向かって突出する突出部22と、を有している。平坦部21は、全体的に、略均一な厚さを有している。この平坦部21の厚さは、特に限定されないが、5μm〜100μmの範囲内とすることができる。また、平坦部21は、当該平坦部21の一方の主面(本例では上面)を構成する平坦面211を有している。この平坦面211は図中のXY平面方向に沿って平坦状に広がっており、突出部22に隣接する。平坦部21の平坦面211上には第1の導体部30は形成されていない。なお、第1の絶縁部20は、突出部22を有していなくともよく、この場合には、平坦部21の平坦面211上に第1の導体部30が形成される。
突出部22は、第1の導体部30側(図4中のZ方向)に向かって幅狭となるテーパ形状となっている。すなわち、突出部22の第1の側面221aと第2の側面221bは、第1の導体部30に近づく従って、突出部22の内側に傾斜しており、互いに近付いている。本実施形態における第1の側面221aが本発明における「第3の側面」の一例に相当し、本実施形態における第2の側面221bが本発明における「第4の側面」の一例に相当する。
このような突出部22上には第1の導体部30が形成されている。換言すれば、突出部22は、第1の導体部30の位置に対応する位置に設けられている。突出部22が平坦部21上に設けられていることにより、突出部22において第1の絶縁部20は突出している。そのため、突出部22において第1の導体部30の剛性が向上している。
このような第1の絶縁部20は、透明性と電気絶縁性を有する樹脂材料で構成されている。この透明性を有する樹脂材料としては、UV硬化性樹脂、熱硬化性樹脂、又は熱可塑性樹脂等を例示することができ、より具体的には、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、ビニル樹脂、シリコーン樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂等を例示することができる。
図1及び図2に示すように、第1の導体部30は、第1の絶縁部20上に設けられており、第1の絶縁部20によって保持されている。この第1の導体部30は、複数の導電性粒子と、導電性粒子同士を結着するバインダ樹脂とを含んでいる。この第1の導体部30は、導電性ペーストを印刷して硬化させることで形成されている。導電性ペーストの具体例としては、導電性粒子及びバインダ樹脂を、水、もしくは溶剤、及び各種添加剤に混合して構成されたものを例示することができる。なお、導電性ペーストからバインダ樹脂を省略してもよい。
第1の導体部30に含まれる導電性粒子としては、形成する導体パターンの幅に応じて、例えば、0.5μm〜2μmの直径φ(0.5μm≦φ≦2μm)を有する導電性粒子を用いることができる。なお、第1の導体部30における電気抵抗値を安定させる観点から、形成する導体パターンの幅の半分以下の平均直径φを有する導電性粒子を用いることが好ましい。
導電性粒子の具体例としては、金属材料や、カーボン系材料を用いることができる。金属材料の具体例としては、例えば、銀や銅、ニッケル、スズ、ビスマス、亜鉛、インジウム、パラジウム等を挙げることができる。また、カーボン系材料の具体例としては、例えば、グラファイト、カーボンブラック(ファーネスブラック、アセチレンブラック、ケッチェンブラック)、カーボンナノチューブ、カーボンナノファイバ等を挙げることができる。なお、導電性粒子として、金属塩を用いてもよい。金属塩の具体例としては、上述の金属の塩を挙げることができる。バインダ樹脂の具体例としては、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ビニル樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂等を挙げることができる。溶剤の具体例としては、α-テルピネオール、ブチルカルビトールアセテート、ブチルカルビトール、1−デカノール、ブチルセルソルブ、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、テトラデカン等を挙げることができる。
第1の導体部30は、図1及び図2に示すように、複数の第1の電極パターン31と、複数の第1の引出配線パターン34と、を含んでいる。第1の電極パターン31と、第1の引出配線パターン34は、第1の絶縁部20の突出部22上に形成されている。なお、第1の電極パターン31の数は特に限定されず、任意に設定することができ、第1の引出配線パターン34の数も特に限定されず、第1の電極パターン31の数に応じて設定される。本実施形態における第1の導体部30を本発明の「導体部」の一例とする場合、本実施形態における第1の電極パターン31及び第1の引出配線パターン34が本発明における「配線部」の一例に相当する。
それぞれの第1の電極パターン31は、図中X方向に延在している。複数の第1の電極パターン31は、図中Y方向に並べられている。図3に示すように、第1の電極パターン31は、第1の方向Dに延在する複数の第1の導体線311aと、第2の方向Dに延在する複数の第1の導体線311bとが互いに交差して形成されたメッシュ形状を有している。このような第1の導体線311a,311bの幅Wとしては、タッチセンサ1の視認性向上の観点から、0.5μm〜20μmであることが好ましく、1μm〜10μmであることがさらに好ましい。なお、第1の導体線311a,311bを、第1の導体線311と総称することもある。
図4に示すように、第1の導体線311は、頂面312と、接触面313と、第1の側面314aと、第2の側面314bとを有している。本実施形態における第1の導体部30を本発明の「導体部」の一例とする場合、本実施形態における第1の側面314aが本発明における「第1の側面」の一例に相当し、本実施形態における第2の側面314bが本発明における「第2の側面」の一例に相当する。
頂面312は、接触面313とは反対側に位置し、接触面313に対向している。頂面312は略平坦な面であり、本実施形態では、支持体5の主面及び平坦部21の主面(平坦面211)と略平行になっている。なお、頂面312は、支持体5及び平坦部21と平行でなくともよい。本実施形態における接触面313が本発明における「第1の接触面」の一例に相当する。
接触面313は突出部22と接触している面である。本実施形態の第1の導体線311では、接触面313において導電性粒子の一部がバインダ樹脂から突出しており、これにより、接触面313の面粗さが大きくなっている。この接触面313の面粗さに基づいて、接触面313が凹凸形状となっている。この凹凸形状の接触面313によって、接触面313の表面積を向上させることができるため、第1の導体線311と突出部22との密着力をより向上させることができる。
第1及び第2の側面314a,314bは、頂面312と接触面313との間に位置し、頂面312と接触面313とを接続している。第1の側面314aは第1の絶縁部20の平坦面211に対して傾斜しているとともに、第2の側面314bも平坦面211に対して傾斜している。また、第1の側面314aは、先端部315に対して、−X方向側に位置しており、一方で、第2の側面314bは、先端部315に対して、+X方向側に位置している。第1及び第2の側面314a,314bは、第1の導体線311の幅方向において、互いに対向している。
第1の側面314aは、突出部22の第1の側面221aと滑らかに連続して繋がっていることにより1つの平面を形成している。同様に、第2の側面314bと第1の絶縁部20の突出部22の第2の側面221bとは、滑らかに連続して繋がっていることにより1つの平面を形成している。このようなものであれば、突出部22が形成されていても、突出部22と第1の導体線311との間で剥離がより生じ難くなる。
第1の側面314aと第2の側面314bは、先端部315に近づくに従って、第1の導体線311の内側に傾斜している。換言すれば、第1の側面314aと第2の側面314bは、第1の絶縁部20から離れる側(図4中のZ方向側)に向かって、互いに近付くように傾斜している。そのため、第1の導体線311は、第1の絶縁部20から離れる側に向かって幅狭となるテーパ形状を有している。本実施形態における先端部315は、本発明における「先端部」の一例に相当する。
本実施形態では、平坦面211と頂面312が略平行となっているため、第1の側面314aの平坦面211に対する傾斜角度(図4中の平坦面211と平行な仮想線lに対する第1の側面314aの傾斜角度)と、第1の側面314aの頂面312に対する傾斜角度と、は同じ値となっている。同様に、第2の側面314bの平坦面211に対する傾斜角度(図4中の仮想線lに対する第2の側面314bの傾斜角度)と、第2の側面314bの頂面312に対する傾斜角度と、は同じ値となっている。また、第1の側面314aの平坦面211に対する傾斜角度θ11(第1の側面314aの頂面312に対する傾斜角度θ11)は、下記(8)式に示すように、第2の側面314bの平坦面211に対する傾斜角度θ21(第2の側面314bの頂面312に対する傾斜角度θ11)よりも小さくなっている。すなわち、第1の側面314aは、第2の側面314bよりも傾斜が緩やかな斜面となっている。
θ11<θ21 … (8)
本実施形態の第1の側面314aと第2の側面314bの平坦面211に対する傾斜角度θ11,θ21は、互いに異なっているが、これら傾斜角度θ11,θ21の差は、下記(9)式のように、5°以上であることが好ましい。また、傾斜角度θ11,θ21の差は10°以上であることがより好ましい。また、傾斜角度θ11,θ21の差は、30°以下であることが好ましい。
θ21−θ11≧5° …(9)
また、傾斜角度θ11,θ21は、それぞれ、下記(10),(11)式に示す範囲内であることが好ましい。下記(10)式のように、傾斜角度θ11を60°以上とし、下記(11)式のように、傾斜角度θ21を80°以上とすることで、第1の導体線311の線幅をより細く設定することができる。第1の導体線311の線幅をより細く設定することで、液晶ディスプレイのブラックマトリクス等と、第1の電極パターン31との干渉によるモアレの発生をより抑制することができる。
60°≦θ11≦80° …(10)
80°≦θ21<90° …(11)
また、本実施形態において、突出部22の第1の側面221aは、平坦面211に対してθ31度傾斜している。同様に、突出部22の第2の側面221bは、平坦面211に対してθ41度傾斜している。これらの傾斜角度θ31,θ41は、下記(12),(13)式に示すように、それぞれ、θ11とθ21と等しくなっている。
θ31=θ11 … (12)
θ41=θ21 … (13)
このように、第1の導体線311の第1及び第2の側面314a,314bと、突出部22の第1の側面221a,221bとが、同じ傾斜角度を有し、連続的に繋がっていることで、第1の導体線311と突出部22との間で、剥離がより生じ難くなる。
図2に示すように、第1の引出配線パターン34は、一端が第1の電極パターン31に電気的に接続されている。図5に示すように、本実施形態の第1の引出配線パターン34は、1本の第2の導体線341から成るベタパターンであり、帯状の外形を有している。この第2の導体線341の線幅Wは、下記(14)式に示すように、第1の導体線311の線幅W(図3参照)よりも太い。
>W …(14)
このような第2の導体線341の線幅Wとしては、10μm〜100μmであることが好ましい。本実施形態における第2の導体線341は、本発明の「第2の導体線」の一例に相当する。
図6に示すように、第1の引出配線パターン34の第2の導体線341は、第1の導体線311と同様に、突出部22上に設けられている。この第2の導体線341は、第1の導体線311と同様に、頂面342と、接触面343と、第1の側面344aと、第2の側面344bとを有している。本実施形態における「第1の導体部30」を本発明の「導体部」の一例とする場合、本実施形態における頂面342が本発明における「頂面」の一例に相当し、本実施形態における第1の側面344aが本発明における「第1の側面」の一例に相当し、本実施形態における第2の側面344bが本発明における「第2の側面」の一例に相当する。
第2の導体線341の頂面342と接触面343は、第1の導体線311の頂面312及び接触面313を幅広にしたこと以外、第1の導体線311の頂面312及び接触面313と基本的には同様の形状を有する面である。
第2の導体線341の第1及び第2の側面344a,344bも、第1の導体線311の第1及び第2の側面314a,314bと同様の形状を有する面である。すなわち、第1の側面344aの平坦面211に対する傾斜角度θ12は、下記(15)式に示すように、第2の側面344bの平坦面211に対する傾斜角度θ22よりも小さくなっている。なお、傾斜角度θ12,θ22の範囲は、傾斜角度θ11,θ21と同様の範囲とすることができる。
θ12<θ22 … (15)
またこの場合にも、第1の側面344aは、突出部22の第1の側面221aと滑らかに連続して繋がっていることにより1つの平面を形成している。同様に、第2の側面344bと第1の絶縁部20の突出部22の第2の側面221bとは、滑らかに連続して繋がっていることにより1つの平面を形成している。さらに、突出部22の第1の側面221aは、平坦面211対してθ32度傾斜している。同様に、突出部22の第2の側面221bは、平坦面211に対してθ42度傾斜している。そして、これらの傾斜角度θ32,θ42は、下記(16),(17)式に示すように、それぞれ、θ12とθ22と等しくなっている。
θ32=θ12 … (16)
θ42=θ22 … (17)
第1の側面344aは、先端部345に対して−X方向側に位置しており、一方で、第2の側面344bは、先端部345に対して+X方向側に位置している。そのため、第1の電極パターン31及び第1の引出配線パターン34の第1の側面314a,344aは、全て、先端部315,345に対して−X方向側に位置している。つまり、第1の導体部30において、全ての第1の側面314a,344aが、先端部315,345に対して同一の側に位置している。
これにより、後述するように第1の導体部30を凹版の凹部から剥離する際に、第1の導体部30全体で、第1の側面314a,344a側から剥離することができるため、第1の導体部30全体で、第1及び第2の導体線311,341の断線をより確実に抑制することができる。
図7は本実施形態における第1の引出配線パターンの変形例を示す拡大平面図であり、図8は図7のVIII-VIII線に沿った断面の概略図である。この変形例では、第1の引出配線パターン34Bは、複数の第2の導体線341bと複数の第2の導体線341cとが交差することによって形成されたメッシュ形状を有している。以下、第2の導体線341b,341cを、第2の導体線341と総称することもある。
複数の第2の導体線341bは、第3の方向Dに延在するとともに、互いに等間隔に並べられている。同様に、複数の第2の導体線341cは、第4の方向Dに延在するとともに、互いに等間隔に並べられている。これによって、第1の引出配線パターン34Bには、規則的に並べられた複数の開口部346が形成されている。同様に、第1の引出配線パターン34Bの両側には、凹形状を有する切欠き部347が複数形成されている。
第2の導体線341bと第2の導体線341cとは互いに略等しい幅(第2の導体線341b,341cの延在方向に対する断面視における最大幅)Wを有している。また、本実施形態では、第1の導体線311の幅Wよりも、第2の導体線341b,341cの幅Wが太くなっている(W<W)。
また、図8に示すように、傾斜角度θ12,θ22(図6参照)の関係と同様に、それぞれの第2の導体線341の第1の側面344aの平坦面211に対する傾斜角度θ13は、第2の側面344bの平坦面211に対する傾斜角度θ23よりも小さくなっている。すなわち、下記(18)式の関係を満たしている。
θ13<θ23 … (18)
図1に戻り、第2の絶縁部40は、矩形状の外形を有し、透明性を有する樹脂材料で構成されている。この透明性を有する樹脂材料としては、例えば、上記の第1の絶縁部20を構成する樹脂材料と同様の材料を用いることができる。
第2の絶縁部40は、第1の導体部30を覆うように第1の絶縁部20上に設けられている。第2の絶縁部40は、第1の導体部30の保護層としても機能する。この第2の絶縁部40には、第2の導体部50に対応する領域に、第1の絶縁部20と同様の突出部が形成されている(図4及び図6参照)。また、この第2の絶縁部40には、切欠部41が形成されている。この第2の絶縁部40には、切欠部41が形成されている。この切欠部41からは、第1の引出配線パターン34の他端が露出している。
第2の導体部50は、第2の絶縁部40上に設けられており、第2の絶縁部40によって保持されている。この第2の導体部50は、導電性ペーストを印刷して硬化させることで形成されている。導電性ペーストの具体例としては、第1の導体部30を構成する導電性ペーストと同様のものを例示することができる。
この第2の導体部50は、図1に示すように、複数の第2の電極パターン51と、複数の第2の引出配線パターン54と、を含んでいる。第2の電極パターン51と、第2の引出配線パターン54は、第2の絶縁部40に形成された突出部上に設けられている(図4及び図6参照)。なお、第2の電極パターン51の数は特に限定されず、任意に設定することができ、第2の引出配線パターン54の数も特に限定されず、第2の電極パターン51の数に応じて設定される。本実施形態における第2の導体部50を本発明の「導体部」の一例とする場合、本実施形態における第2の電極パターン51及び第2の引出配線パターン54は、本発明における「配線部」の一例に相当し、本実施形態における第2の電極パターン51は、本発明における「電極パターン」の一例に相当し、本実施形態における第2の引出配線パターン54は、本発明における「引出配線パターン」の一例に相当する。
それぞれの第2の電極パターン51は、図中Y方向に延在している。複数の第2の電極パターン51は、図中X方向に並べられている。それぞれの第2の電極パターン51は、タッチセンサ1を上面側から視た場合に、第1の電極パターン31と交差している。
複数の第2の電極パターン51は、複数の第3の導体線511が交差することにより、メッシュ形状を有している。これらの第3の導体線511は、第2の絶縁部40に形成された突出部上に設けられており、第1の導体線311と同様の断面形状を有している(図4及び図6参照)。すなわち、第1の導体線311と同様に、第3の導体線511の第1の側面の第2の絶縁部40の平坦面に対する傾斜角度は、第3の導体線511の第2の側面の当該平坦面に対する傾斜角度より小さくなっている。
第2の引出配線パターン54は、一端が第2の電極パターン51に電気的に接続されている。この第2の引出配線パターン54は、第1の引出配線パターン34の第2の導体線341と同様な断面形状を有する第4の導体線541を有している。
第3の絶縁部60は、矩形状の外形を有し、透明性を有する樹脂材料で構成されている。この透明性を有する樹脂材料としては、例えば、上記の第1の絶縁部20を構成する樹脂材料と同様の樹脂材料を用いることができる。
第3の絶縁部60は、第2の導体部50を覆うように第2の絶縁部40上に設けられている。この第3の絶縁部60は、第2の導体部50を保護する保護層としても機能する。この第3の絶縁部60には、切欠部61が形成されている。この切欠部61からは、第2の引出配線パターン54の他端が露出している。また、この切欠部61は上述の第2の絶縁部40の切欠部41と重なっており、当該切欠部61から第1の引出配線パターン34の他端も露出している。
カバー部材70は、第3の絶縁部60を介して配線体10に貼り付けられている。カバー部材70は、図1に示すように、可視光線を透過することが可能な透明部71と、可視光線を遮蔽する遮蔽部72とを備えている。透明部71は、矩形状に形成され、遮蔽部72は、透明部71の周囲に矩形枠状に形成されている。なお、このカバー部材70は、第3の絶縁部60側の面に、特に図示しない接着層を有している。
カバー部材70を構成する透明な材料としては、上述の支持体5を構成する材料と同様のものを用いることができる。また、遮蔽部72は、カバー部材70の裏面の外周部に、例えば、黒色のインクを塗布することにより形成されている。本実施形態では、図1に示すように、このカバー部材70に外部導体F(指F)が接触する。
このカバー部材70が配線体10を支持できる程度の剛性を有していてもよい。この場合には、カバー部材70が本発明における「支持体」の一例に相当する。また、この場合に、上述の支持体5を省略してもよい。
以上のように、本実施形態では、平坦面211に対する第1の側面314a,344aの傾斜角度θ11,θ12が、平坦面211に対する第1の側面314aの傾斜角度θ21,θ22よりも小さくなっている。このため、第1の導体線311を凹版から剥離する際に、第1の側面314aが凹版の凹部の壁面に接触し難く、第1の導体線311の断線の抑制を図ることができる。さらに、第1の導体部30を覆う保護層(本実施形態における第2の絶縁部40)を塗布等によって形成する際に、第1の側面314a側から保護層を設けると、塗布に用いるスキージ等からの応力が緩和されるため、第1の導体部30が破壊されづらい。
また、上記(9)式のように、傾斜角度θ11,θ12の差を5°以上とすることで、第1の導体線311の断線をより抑制することができる。これは、傾斜角度θ21,θ22に関しても同様であり、傾斜角度θ21,θ22の差を5°以上とすることで、第2の導体線341の断線をより抑制することができる。
また、本実施形態では、第3の導体線511においても、上記の第1の導体線311と同様に、第3の導体線511の断線の抑制を図ることができる。
次に、本実施形態のタッチセンサ1の製造方法を図9(A)〜図13を参照しながら説明する。
図9(A)〜図9(F)は本実施形態における配線板の製造方法を説明する断面図であり、図10は図9(A)のX部分の拡大図であり、図11は図9(A)のXI部分を示す拡大図であり、図12は比較例を示す拡大断面図であり、図13は図9(E)のXIII部分を示す拡大図である。なお、図12は、比較例において、図9(E)のXIII部分に相当する部分を示している。
まず、図9(A)に示すように、第1の凹部131と、第2の凹部134と、平坦部138と、を有する凹版100を準備する。第1の凹部131は、第1の電極パターン31の形状に対応する形状を有する。一方、第2の凹部134は、第1の引出配線パターン34の形状に対応する形状を有する。平坦部138は、当該平坦部138の一方の主面(本例では上面)を構成する平坦面139を有している。この平坦面139は平坦状に広がっており、第1の凹部131及び第2の凹部134に隣接する。本実施形態における凹版100は、本発明における「凹版」の一例に相当し、本実施形態における第1の凹部131及び第2の凹部134は、本発明における「凹部」の一例に相当し、本実施形態における平坦面139は、本発明における「平坦面」の一例に相当する。
第1の凹部131は、図10に示すように、第1の凹部131の底部132に近づくに従って(底部132に近づく側の方向に向かって)第1の凹部131の内側に傾斜する第1及び第2の壁面133a,133bを有している。換言すれば、第1及び第2の壁面133a,133bは、底部132に近づくに従って相互に接近している。本実施形態における底部132が本発明における「底部」の一例に相当し、本実施形態における第1の壁面133aが本発明における「第1の壁面」の一例に相当し、本実施形態における第2の壁面133bが本発明における「第2の壁面」の一例に相当する。
第1の壁面133aの平坦面139に対する傾斜角度θ51(図10中の平坦面211に平行な仮想線lに対する第1の壁面133aの傾斜角度)は、下記(19)式に示すように、第2の壁面133bの平坦面139に対する傾斜角度θ61(図10中の平坦面211に平行な仮想線lに対する第2の壁面133bの傾斜角度)よりも小さくなっており、第1の壁面133aは第2の壁面133bよりも傾斜が緩やかとなっている。
θ51<θ61 …(19)
第2の凹部134も、図11に示すように、第2の凹部134の底部135から離れるに従って(底部135から離れる側の方向に向かって)第2の凹部134の内側に傾斜する第1及び第2の壁面136a,136bを有している。換言すれば、第1及び第2の壁面136a,136bは、底部135に近づくに従って相互に接近している。本実施形態における底部135は、本発明における「底部」の一例に相当し、本実施形態における第1の壁面136aは、本発明における「第1の壁面」の一例に相当し、本実施形態における第2の壁面136bは、本発明における「第2の壁面」の一例に相当する。
第1の壁面136aの平坦面139に対する傾斜角度θ52は、下記(20)式に示すように、第2の壁面136bの平坦面139に対する傾斜角度θ62よりも小さくなっており、第1の壁面136aは第2の壁面136bよりも傾斜が緩やかとなっている。
θ52<θ62 …(20)
凹版100を構成する材料としては、ニッケル、シリコン、二酸化珪素などガラス類、有機シリカ類、グラッシーカーボン、熱可塑性樹脂、光硬化性樹脂等を例示することができる。第1の凹部131の幅は、50nm〜1000μmであることが好ましく、500nm〜150μmであることがより好ましく、1μm〜10μmであることがさらに好ましく、1μm〜5μmであることがさらにより好ましい。また、第1の凹部131の深さは、100nm〜100μmであることが好ましく、500nm〜10μmであることがさらに好ましく、1μm〜5μmであることがさらにより好ましい。一方、第2の凹部134の幅は、1μm〜500μmが好ましく、3μm〜100μmであることがより好ましく、5〜20μmであることがさらに好ましい。また、第2の凹部134の深さは、1μm〜500μmであることが好ましく、1μm〜100μmであることがより好ましく、5μm〜30μmであることがさらにより好ましい。
なお、第1及び第2の凹部131,134の表面には、離型性を向上するために、黒鉛系材料、シリコーン系材料、フッ素系材料、セラミック系材料、アルミニウム系材料等からなる離型層(不図示)を予め形成することが好ましい。
上記の凹版100の第1及び第2の凹部131,134に対し、導電性材料300を充填する。導電性材料300を第1及び第2の凹部131,134に充填する方法としては、例えば、ディスペンス法、インクジェット法、スクリーン印刷法を挙げることができる。もしくはスリットコート法、バーコート法、ブレードコート法、ディップコート法、スプレーコート法、スピンコート法を採用できる。このような塗工の後に、第1及び第2の凹部131,134以外に塗工された導電性材料300をふき取るもしくは掻き取る、吸い取る、貼り取る、洗い流す、又は、吹き飛ばすことで、第1及び第2の凹部131,134に導電性材料300を充填できる。導電性材料300としては、上述の導電性ペーストを用いる。
次に、図9(B)に示すように、導電性材料300を加熱することにより第1の電極パターン31及び第1の引出配線パターン34(第1の導体部30)を形成する。導電性材料300の加熱条件は、導電性材料の組成等に応じて適宜設定することができる。この加熱処理により、導電性材料300が体積収縮し、第1の電極パターン31及び第1の引出配線パターン34の接触面313,343には凹凸形状が形成される。この際、接触面313,343を除く外面(頂面312,342、第1の側面314a,344a、第2の側面314b,344b)は、第1及び第2の凹部131、134に沿った形状に形成される。
なお、導電性材料300の処理方法は加熱に限定されない。赤外線、紫外線、レーザー光等のエネルギー線を照射してもよいし、乾燥のみでもよい。また、これらの2種以上の処理方法を組合せてもよい。接触面313,343の凹凸形状や傾斜形状の存在により、接触面313,343の面積が増大し、第1の電極パターン31及び第1の引出配線パターン34をより強固に第1の絶縁部20に固定することができる。
続いて、図9(C)に示すように、第1の絶縁部20を形成するための樹脂材料200を凹版100、第1の電極パターン31、及び第1の引出配線パターン34上に塗布する。このような樹脂材料200としては、上述した第1の絶縁部20を構成する材料を用いる。樹脂材料200を塗布する方法としては、スクリーン印刷法、スプレーコート法、バーコート法、ディップ法、インクジェット法等を例示することができる。この塗布により、接触面313,343の凹凸形状の凹部に樹脂材料200が入り込む。
次に、図9(D)に示すように、樹脂材料200上に支持体5を配置する。この配置は、樹脂材料200と支持体5との間に気泡が入り込むことを抑制するために、真空下で行うことが好ましい。次に、樹脂材料200を硬化させ、突出部22を有する第1の絶縁部20とする。樹脂材料200を硬化させる方法としては、紫外線、赤外線レーザー光等のエネルギー線照射、加熱、加熱冷却、乾燥等を例示することができる。なお、樹脂材料200の硬化工程は必ずしも行う必要は無い。樹脂材料200として、硬化が不要な接着材料等を用いる場合には、樹脂材料200の硬化工程は省略してもよい。
続いて、図9(E)及び図9(F)に示すように、支持体5、第1の絶縁部20、第1の電極パターン31、及び第1の引出配線パターン34を凹版100から離型させる。このとき、第1の絶縁部20、第1の電極パターン31、及び第1の引出配線パターン34を、第1及び第2の凹部131,134の第1の壁面133a,136a側から、第2の壁面133b,136b側に向かって(図中の左側から右側に向かって)剥離する。このようにして、中間体3が製造される。
第2の絶縁部40及び第2の導体部50も、上記のような凹版を用いて製造することができる。具体的には、まず、図9(A)及び図9(B)と基本的に同様にして、第1の壁面の方が第2の壁面よりも傾斜が緩やかとなっている凹部を有する凹版を用いて、第2の導体部50を形成する。続いて、中間体3の第1の導体部30が形成されている側と、第2の導体部50が充填された凹版とを、第2の絶縁部40の前駆体となる樹脂材料を介して接着する。続いて、樹脂材料を硬化して第2の絶縁部40とした後に、凹版から、第2の導体部50及び第2の絶縁部40とともに中間体3を剥離する。このとき、第1の導体部30の剥離方法と同様に、第1の壁面側から第2の壁面側に向かって第2の導体部50を剥離する。以上のようにして、配線板2を製造する。
次に、配線板2の第2の導体部50が形成されている側の主面に、第3の絶縁部60を介してカバー部材70を貼り付ける。以上のようにして本実施形態のタッチセンサ1を製造することができる。
従来のタッチセンサ1の製造方法では、図12に示すように、凹版100Cの凹部134Cの第1の壁面136Cの平坦面139Cに対する傾斜角度θC1が、第2の壁面137Cの平坦面139Cに対する傾斜角度θC2と等しくなっている(θC1=θC2)。そのため、図12に示すように、導体部30Cの側面が第1の壁面136Cと接触してしまう。その結果、導体部30Cに断線が生じてしまう。
これに対して、本実施形態であれば、図13に示すように、第1の壁面136aの平坦面139に対する傾斜角度θ52が、第2の壁面136bの平坦面139に対する傾斜角度θ62よりも小さくなっているため、第1の引出配線パターン34が第1の壁面136aに接触することなく剥離される。図13には一例として、第1の引出配線パターン34の剥離を示したが、第1の電極パターン31(図10参照)においても、第1の壁面133aの平坦面139に対する傾斜角度θ51が、第2の壁面133bの平坦面139に対する傾斜角度θ61よりも小さくなっているため、第1の電極パターン31が第1の壁面133aに接触することなく剥離される。従って、第1の導体部30の断線の防止を図ることができる。これは、第2の導体部50の製造についても同様である。
<<第2実施形態>>
図14は本発明の第2実施形態における第1の導体部を示す断面図である。本実施形態では、第1の導体線の先端部が平坦ではなく凸状に湾曲している点で第1実施形態と相違するが、それ以外の構成は第1実施形態と同様である。以下に、第2実施形態における第1の導体線311Bについて第1実施形態との相違点についてのみ説明し、第1実施形態と同様の構成である部分については同一符号を付して説明を省略する。
図10に示すように、本実施形態における第1の導体線311B(第1の導体部30B)の先端部315Bは、幅方向断面視(短手方向断面視)において、第1の絶縁部20から離れる方向に向かって突出した凸形状の湾曲面316Bを有している。この湾曲面316Bは、第1の絶縁部20から離れる方向に向かって湾曲する曲面であり、第1の絶縁部20から離れる方向に向かって漸次的に幅狭となっている。なお、第1の導体線311Bの第1及び第2の側面314a,314bは平面であり湾曲していない。
このように、湾曲面316Bが上記のような凸形状を有していることで、湾曲面316Bが平坦である場合と比較して、第2の絶縁部40との接触面積をより増加させることができる。よって、第1の導体部30と第2の絶縁部40との間の接着力をより向上させることができ、第1の導体部30の剥離、断線、及び破損をより抑制できる。
また、第2実施形態においても、傾斜角度θ11が傾斜角度θ21よりも小さくなっているため、第1実施形態と同様に、第1の導体線311の断線の抑制効果を得ることができる。
また、この第2実施形態においても、第2〜第4の導体線の断面形状を第1の導体線311Bと同様の形状としてもよい。これにより、第2実施形態においても、第2〜第4の導体線の断線の抑制効果を得ることができる。
<<第3実施形態>>
図15は、本発明の第3実施形態における第1の導体部を示す断面図である。本実施形態では、第1の導体線311Cの接触面313Cが全体的に凹んでいる点で第1実施形態と相違するが、それ以外の構成は第1実施形態と同様である。以下に、第3実施形態における第1の導体線311Cについて第1実施形態との相違点についてのみ説明し、第1実施形態と同様の構成である部分については同一符号を付して説明を省略する。
図15に示すように、第1の導体線311C(第1の導体部30C)の接触面313Cは、平坦面211から離れる方向(図中のZ方向)に向かって凹む凹形状を有している。この接触面313Cは、平坦面211から離れる方向に向かって湾曲する曲面である。
接触面313Cが上記のような凹形状を有していることで、接触面313Cが平坦である場合と比較して、第1の絶縁部20の突出部22との接触面積をより増加させることができる。よって、第1の導体部30と第1の絶縁部20との間の接着力をより向上させることができ、第1の導体部30の剥離、断線、及び破損をより抑制できる。
また、第3実施形態においても、傾斜角度θ11が傾斜角度θ21よりも小さくなっているため、第1実施形態と同様に、第1の導体線311Cの断線の抑制効果を得ることができる。
また、第3実施形態においても、第2実施形態のように、第1の導体線311Cの先端部が凸状に湾曲していてもよい。
また、この第3実施形態においても、第2〜第4の導体線の断面形状を第1の導体線311Cと同様の形状としてもよい。これにより、第3実施形態においても、第2〜第4の導体線の断線の抑制効果を得ることができる。
<<第4実施形態>>
図16は、本発明の第4実施形態における第1の導体部を示す断面図である。本実施形態では、第1の導体線311Dが2層から構成されている点で第2実施形態と相違するが、それ以外の構成は第2実施形態と同様である。以下に、第4実施形態における第1の導体線311Dについて第2実施形態との相違点についてのみ説明し、第2実施形態と同様の構成である部分については同一符号を付して説明を省略する。
図16に示すように、第4実施形態における第1の導体部30D(第1の導体線311D)は、第1の部分317及び第2の部分318を有している。第1の導体部30Dは、第2実施形態の第1の導体線311B(図10参照)の一部に、第1の部分317を形成したものである。
第1の部分317は、第2の部分318と第1の絶縁部20の突出部22との間に介在している。また、第1の部分317は、接触面313を有しており、この接触面313で突出部22と接触している。一方で、第2の部分318は、第2実施形態の第1の導体線311B(図14参照)と基本的に同様の構成を有しているが、接触面313に代えて、第1の部分317と接触する接触面318aを有している。本実施形態における接触面318aが本発明における「第2の接触面」の一例に相当する。
本実施形態では、第1の部分317は、第2の部分318よりも低い反射率を有する黒色層である。この第1の部分317は複数の黒色粒子と、黒色粒子同士を結着するバインダ樹脂とを含んでいる。第1の部分は、黒色ペーストを印刷して硬化させることで形成されている。黒色ペーストの具体例としては、黒色粒子及びバインダ樹脂を、水、もしくは溶剤、及び各種添加剤に混合して構成されたものを例示することができる。なお、第1の部分317からバインダ樹脂を省略してもよい。
第1の部分317の接触面313の面粗さは、黒色粒子の一部によって規定されている。換言すれば、接触面は、バインダ樹脂から突出した黒色粒子によって形成された凹凸を有している。一方で、第2の部分318の接触面318aの面粗さは、導電性粒子の一部によって規定されている。
このように、接触面313の面粗さRaを接触面318aの面粗さRaよりも小さくすることで、接触面313における乱反射を抑制することができる。従って、接触面313における反射ムラを抑制することができ、タッチセンサ1の視認性をより向上させることができる。
第1の部分317は、第1の導体線311Dの抵抗の増大を抑制する観点から導電性を有していることが好ましいが、第1の部分317は導電性を有していなくてもよい。本実施形態では、黒色粒子として、導電性を有するとともに、第2の部分318を構成する導電性粒子よりも反射率の小さい粒子を用いる。
黒色粒子の具体例としては、カーボン系材料を挙げることができる。より具体的には、カーボン系材料としては、グラファイト、カーボンブラック(ファーネスブラック、アセチレンブラック、ケッチェンブラック)、カーボンナノチューブ、及び、カーボンナノファイバ等を例示することができる。あるいは、黒色粒子として、カーボン系材料に代えて黒色の金属酸化物の粒子を用いてもよい。金属酸化物の具体例としては、例えば、酸化チタンなどを用いることができる。また、金属酸化物を含有する第1の部分317は、第2の部分318の一部の導電性粒子を酸化処理することで形成することができる。
また、黒色粒子の粒子径(平均粒径)は、導電性粒子の粒子径(平均粒径)よりも小さいことが好ましい。黒色粒子の粒子径が相対的に小さいことで、第1の部分317において、黒色粒子の密度を高めることができる。その結果、第1の部分317の透光性をより小さくすることが可能となるため、第1の導体線311Dがより視認され難くなる。
バインダ樹脂としては、第2の部分318に含まれるバインダ樹脂と略同一の温度で硬化する樹脂材料を用いることが好ましい。具体例としては、例えば、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、又は、フェノール樹脂等を用いることができる。溶剤の具体例としては、α-テルピネオール、ブチルカルビトールアセテート、ブチルカルビトール、1−デカノール、ブチルセルソルブ、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、又は、テトラデカン等を挙げることができる。
また、第4実施形態においても、傾斜角度θ11が傾斜角度θ21よりも小さくなっているため、第1実施形態と同様に、第1の導体線311Dの断線の抑制効果を得ることができる。
また、この第4実施形態においても、第2〜第4の導体線の断面形状を第1の導体線311Dと同様の形状としてもよい。これにより、第4実施形態においても、第2〜第4の導体線の断線の抑制効果を得ることができる。
なお、本実施形態において、第1の部分317の色は、第2の部分318よりも反射率が低く、光沢が少ない色であればよく、黒色のみに限定されず、黒色に近い暗色であってもよく、例えば、黒色に近い紺色であってもよい。
また、本実施形態では、第1の部分317が黒色粒子を含有しているがこれに限定されない。例えば、上述の黒色ペーストに代えて、黒色のインクを用いて第1の部分317を形成することで、第1の部分317が黒色粒子の代わりに黒色の顔料を含有していてもよい。また、第1の部分317が黒色粒子に加えてさらに黒色顔料を含有していてもよい。
なお、以上に説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
また、本実施形態において第1の導体線311は、第1の電極パターン31の延在方向(図4中のX軸方向)に対してそれぞれ45°傾斜して配置されているが、それらが他の角度(例えば30°)でそれぞれ傾斜して配置されていてもよい。なお、第1の導体線311が曲線状、馬蹄状、ジグザグ線状等に延在していてもよく、直線状の部分と曲線状、馬蹄状、ジグザグ線状等の部分とが混在していてもよい。
また、例えば、第1の絶縁部20の下面を実装対象(フィルム、表面ガラス、偏光板、ディスプレイガラス等)に接着して、配線体10を実装対象により支持させる形態として配線体を構成する場合、当該第1の絶縁部20の下面に剥離シートを設け、実装時に当該剥離シートを剥がして実装対象に接着して実装する形態としてもよい。また、第1の絶縁部20側から配線体10を覆う樹脂部をさらに設け、当該樹脂部を介して、上述の実装対象に接着して実装する形態としてもよい。また、第3の絶縁部60側を上述の実装対象に接着して実装する形態としてもよい。これらの場合、配線体を実装する実装対象が本発明の「支持体」の一例に相当する。
さらに、上述の実施形態では、配線体又は配線板は、タッチセンサに用いられるとして説明したが、特にこれに限定されない。例えば、配線体に通電して抵抗加熱等で発熱させることにより当該配線体をヒーターとして用いてもよい。また、配線体の導体部の一部を接地することにより当該配線体を電磁遮蔽シールドとして用いてもよい。また、配線体をアンテナとして用いてもよい。この場合、配線体を実装する実装対象が本発明の「支持体」の一例に相当する。
1…タッチセンサ
2…配線板
3…中間体
5…支持体
10…配線体
20…第1の絶縁部
21…平坦部
22…突出部
221a…第1の側面
221b…第2の側面
30…第1の導体部
31、31B…第1の電極パターン
311…第1の導体線
312…頂面
313…接触面
314a…第1の側面
314b…第2の側面
315,315B…先端部
316B…湾曲面
317…第1の部分
318…第2の部分
318a…接触面
34,34B…第1の引出配線パターン
341,341b,341c…第2の導体線
342…頂面
343…接触面
344a…第1の側面
344b…第2の側面
345…先端部
346…開口部
347…切欠き部
40…第2の絶縁部
41…切欠部
50…第2の導体部
51…第2の電極パターン
511…第3の導体線
54…第2の引出配線パターン
541…第4の導体線
60…第3の絶縁部
61…切欠部
70…カバー部材
71…透明部
72…遮蔽部
100…凹版
131…第1の凹部
132…底部
133a…第1の壁面
133b…第2の壁面
134…第2の凹部
135…底部
136a…第1の壁面
136b…第2の壁面
138…平坦部
139…平坦面
200…樹脂材料
300…導電性材料
F…外部導体

Claims (9)

  1. 平坦部を有する絶縁部と、
    前記絶縁部上に形成された導体部と、を備え、
    前記導体部は、前記導体部の先端部に近づくに従って前記導体部の内側に傾斜する第1及び第2の側面を有し、
    下記(1)式を満たす配線体。
    θ<θ … (1)
    但し、上記(1)式において、θは、前記平坦部の平坦面に対する前記第1の側面の傾斜角度であり、θは、前記平坦面に対する前記第2の側面の傾斜角度である。
  2. 請求項1に記載の配線体であって、
    下記(2)式を満たす配線体。
    θ−θ≧5° …(2)
  3. 請求項1又は2に記載の配線体であって、
    下記(3)〜(4)式を満たす配線体。
    60°≦θ≦80° …(3)
    80°≦θ<90° …(4)
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の配線体であって、
    前記導体部は、複数の配線部を有し、
    それぞれの前記配線部が、前記第1及び第2の側面を有し、
    すべての前記配線部の前記第1の側面が、前記先端部に対して同一の側に位置している配線体。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の配線体であって、
    前記絶縁部は、前記導体部に対応して設けられ、前記平坦部から前記導体部側に向かって突出する突出部を有し、
    前記突出部は、
    前記先端部に近づくに従って前記突出部の内側に傾斜し、前記第1の側面と連続的に繋がっている第3の側面と、
    前記先端部に近づくに従って前記突出部の内側に傾斜し、前記第2の側面と連続的に繋がっている第4の側面と、を有し、
    下記(5)、(6)式を満たす配線体。
    θ=θ … (5)
    θ=θ … (6)
    但し、上記(5)式において、θは、前記平坦面に対する前記第3の側面の傾斜角度であり、θは、前記平坦面に対する前記第4の側面の傾斜角度である。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の配線体であって、
    前記導体部は、
    前記絶縁部と接触する第1の接触面を有する第1の部分と、
    前記第1の部分と接触する第2の接触面を有する第2の部分と、を有する配線体。
  7. 請求項1〜6の何れか一項に記載の配線体と、
    前記配線体を支持する支持体と、を備えた配線板。
  8. 請求項7に記載の配線板を備えたタッチセンサ。
  9. 平坦部及び凹部を有する凹版を準備する第1の工程と、
    前記凹部に導電性材料を充填する第2の工程と、
    前記凹部に充填された導電性材料を硬化させる第3の工程と、
    前記導電性材料上に樹脂材料を配置する第4の工程と、
    前記導電性材料を凹版から剥離する第5の工程と、を備え、
    前記凹部は、前記凹部の底部に近づくに従って前記凹部の内側に傾斜する第1及び第2の壁面を有しているとともに、下記(7)式を満たしており、
    前記第5の工程は、前記導電性材料を前記第1の壁面側から、前記第2の壁面側に向かって剥離することを含む配線体の製造方法。
    θ<θ …(7)
    但し、上記(7)式において、θは、前記平坦部の平坦面に対する前記第1の壁面の傾斜角度であり、θは、前記平坦面に対する前記第2の壁面の傾斜角度である。
JP2019133497A 2018-07-20 2019-07-19 配線体、配線板、タッチセンサ、及び配線体の製造方法 Pending JP2020021483A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018136439 2018-07-20
JP2018136439 2018-07-20

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020021483A true JP2020021483A (ja) 2020-02-06

Family

ID=69588673

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019133497A Pending JP2020021483A (ja) 2018-07-20 2019-07-19 配線体、配線板、タッチセンサ、及び配線体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020021483A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10394401B2 (en) Wiring body, wiring board, and touch sensor
US20190018524A1 (en) Wiring body, wiring board, and touch sensor
US8947399B2 (en) Dual-substrate capacitive touch panel
TWI629619B (zh) Touching the wiring harness for the detector, touching the wiring board for the detector, and touching the detector
JP6159904B2 (ja) 配線体、配線基板、及びタッチセンサ
TW201719359A (zh) 配線體組合、具有導體層之構造體以及碰觸偵知器
JP6483801B2 (ja) タッチセンサ
JP6483245B2 (ja) 配線体、配線基板、タッチセンサ、及び配線体の製造方法
JP2020021483A (ja) 配線体、配線板、タッチセンサ、及び配線体の製造方法
JP6440526B2 (ja) 配線体
WO2020017646A1 (ja) 配線体、配線板、及びタッチセンサ
JP2020064403A (ja) 配線体、配線板、及びタッチセンサ
JP6549942B2 (ja) 配線体、配線基板、及びタッチセンサ
JP6577662B2 (ja) 配線体、配線基板、及びタッチセンサ
JP2020021482A (ja) 配線体、配線板、及びタッチセンサ
TWI652698B (zh) 導線體、導線基板及觸控感測器
WO2020031500A1 (ja) 配線体、配線板、及びタッチセンサ
JP6617190B2 (ja) 配線体
JP2018124615A (ja) 配線体、配線基板、及びタッチセンサ
JP2020101993A (ja) 配線体、配線板、及びタッチセンサ
JP2020107586A (ja) 配線体、配線板、及びタッチセンサ
JP2020047173A (ja) 配線体、配線板、及びタッチセンサ
JP2020144811A (ja) 配線体及びタッチセンサ
JP6549964B2 (ja) 配線体、配線基板、タッチセンサ、及び配線体の製造方法
JP2020061006A (ja) 配線体、配線板、及びタッチセンサ、並びに配線体の製造方法