JP2020101993A - 配線体、配線板、及びタッチセンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】接着破壊の発生の抑制を図ることができる配線体を提供する。【解決手段】配線体10は、第1の絶縁部20と、第1の絶縁部20上に形成され、第1の導体線311を含む第1の導体部30と、を備え、第1の導体線311は、第1の導体線311の延在方向における端部313に位置する端面311eを有し、第1の絶縁部20は、端部313に対応する位置に配置され、端面311eの少なくとも一部を覆っている突出部222を有している。【選択図】 図4

Description

本発明は、配線体、配線板、及びタッチセンサに関するものである。
第1の樹脂部の凸部上に形成された第1の導体部を備えるタッチセンサが知られている(例えば特許文献1参照)。
国際公開公報2017/170870号
上記のようなタッチセンサでは、第1の導体部に外部から応力が印加されると、第1の樹脂から第1の導体部が剥離する接着破壊が発生する場合がある、という問題がある。
本発明が解決しようとする課題は、接着破壊の発生の抑制を図ることができる配線体、配線板、及びタッチセンサを提供することである。
[1]本発明に係る配線体は、樹脂層と、前記樹脂層上に形成され、導体線を含む導体部と、を備え、前記導体線は、前記導体線の延在方向における端部に位置する端面を有し、前記樹脂層は、前記端部に対応する位置に配置され、前記端面の少なくとも一部を覆っている突出部を有する配線体である。
[2]上記発明において、前記端面は、前記突出部から露出する露出面を有し、前記突出部は、前記導体線と接触していない非接触面を有し、前記露出面と前記非接触面とは連続的に繋がっていてもよい。
[3]上記発明において、下記(1)式を満たしていてもよい。
>L … (1)
但し、上記(1)式において、Lは、前記導体線の延在方向に沿った断面視における前記非接触面の長さであり、Lは、前記導体線の延在方向に沿った断面視における前記露出面の長さである。
[4]上記発明において、前記突出部は、前記端面の全面を覆っていてもよい。
[5]上記発明において、前記導体線は、前記樹脂層と接触する接触面と、前記接触面と反対側に位置する第1の頂面と、を含み、前記突出部は、前記第1の頂面と実質的に同一平面上に存在する第2の頂面を含んでいてもよい。
[6]上記発明において、前記樹脂層は平坦部を有し、前記突出部は、前記平坦部上に形成され、前記平坦部から離れる方向に沿って突出し、前記端面は、前記突出部に覆われている被覆面を有し、前記突出部は、前記導体線と接触していない非接触面を有し、前記非接触面は、前記被覆面と前記非接触面とは、前記平坦部から離れる方向に沿って、相互に接近するように傾斜していてもよい。
[7]本発明に係る配線板は、上記の配線体と、前記配線体を支持する支持体と、を備えた配線板である。
[8]本発明に係るタッチセンサは、上記の配線板を備えたタッチセンサである。
本発明によれば、樹脂層の突出部によって、導体線の端面の少なくとも一部が覆われているため、樹脂層と導体線の界面に外部からの応力が印加され難くなる。その結果、樹脂層と導体部との界面における接着破壊の抑制を図ることができる。
図1は、本発明の実施形態におけるタッチセンサを示す分解斜視図である。 図2は、本発明の実施形態における第1の導体部を示す平面図である。 図3は、図2のIII-III線に沿った断面図である。 図4は、図2のIV-IV線に沿った断面図である。 図5は、図4のV部分の拡大断面図である。 図6は、第1の導体線の第1の変形例を示す断面図である。 図7は、図6のVII部分の拡大断面図である。 図8は、第1の導体線の第2の変形例を示す断面図である。 図9は、第1の導体線の第3の変形例を示す断面図である。 図10は、本発明の実施形態におけるタッチセンサの製造方法に用いる凹版の拡大平面図である。 図11(a)〜図11(e)は、本発明の実施形態におけるタッチセンサの製造方法を説明する断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施形態におけるタッチセンサを示す分解斜視図である。図1に示すタッチセンサ1は、投影型の静電容量方式のタッチパネルセンサであり、例えば、表示装置(不図示)等と組み合わせて、タッチ位置を検出する機能を有する入力装置として用いられる。表示装置としては、特に限定されず、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、電子ペーパ等を用いることができる。このタッチセンサ1は、表示装置の表示領域に対応するように配置された検出電極と駆動電極(後述する第1の電極層31及び第2の電極層51)を有しており、この2つの電極の間には、外部回路(不図示)から所定電圧が周期的に印加されている。本実施形態における「タッチセンサ1」が、本発明における「タッチセンサ」の一例に相当する。
このようなタッチセンサ1では、例えば、操作者の指(外部導体)Fがタッチセンサ1に接近すると、この外部導体Fとタッチセンサ1との間でコンデンサ(電気容量)が形成され、2つの電極間の電気的な状態が変化する。タッチセンサ1は、2つの電極間の電気的な変化に基づいて、操作者の操作位置を検出することができる。
タッチセンサ1は、図1に示すように、支持体5と配線体10を含む配線板2と、配線板2の片面に貼り付けられたカバー部材70と、を備えている。本実施形態の配線板2は、上記表示装置の視認性を確保するため、全体的に透明性(透光性)を有するように構成されている。本実施形態における「配線体10」が、本発明における「配線体」の一例に相当し、本実施形態における「支持体5」が、本発明における「支持体」の一例に相当し、本実施形態における「配線板2」が、本発明における「配線板」の一例に相当する。
支持体5は、矩形状の外形を有し、透明性を有する材料で構成されている。この支持体5を構成する材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリイミド樹脂(PI)、ポリエーテルイミド樹脂(PEI)、ポリカーボネート(PC)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、液晶ポリマー(LCP)、シクロオレフィンポリマー(COP)、シリコーン樹脂(SI)、アクリル樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ガラス等を用いることができる。この支持体5には、配線体10が貼り付けられており、支持体5によって配線体10が支持されている。この場合、支持体5は、配線体10を支持できる程度の剛性を有していることが好ましい。
配線体10は、図1に示すように、第1の絶縁部20と、第1の導体部30と、第2の絶縁部40と、第2の導体部50と、第3の絶縁部60と、を備えている。この配線体10は、上記表示装置の視認性を確保するために、全体的に透明性(透光性)を有するように構成されている。本実施形態における「第1の絶縁部20」が本発明における「樹脂層」の一例に相当する場合、本実施形態における「第1の導体部30」が本発明における「導体部」の一例に相当する。また、本実施形態における「第2の絶縁部40」が本発明における「樹脂層」の一例に相当する場合、本実施形態における「第2の導体部50」が本発明における「導体部」の一例に相当する。
本実施形態では、第1の導体部30が第1の絶縁部20上に配置されていると共に、第2の導体部50が第2の絶縁部40上に配置されており、第1の絶縁部20に第2の絶縁部40が積層されている。すなわち、第1の導体部30が第2の絶縁部40の一方の側に配置されているのに対し、第2の導体部50が当該第2の絶縁部40の他方の側に配置されており、第2の絶縁部40を介して、第1の導体部30と第2の導体部50とが相互に対向している。そして、第2の導体部50は、第1の導体部30よりも、外部導体Fが接触する側に近い位置に配設されている。つまり、第1の導体部30が表示装置側に位置し、第2の導体部50が操作者側(外部導体Fが接触する面側)に位置している。
図2は本発明の実施形態における第1の導体部を示す平面図であり、図3は図2のIII-III線に沿った断面図であり、図4は、図2のIV-IV線に沿った断面図であり、図5は図4のV部分の拡大断面図である。
図2に示すように、第1の絶縁部20は矩形状の外形を有している。この第1の絶縁部20は、図2及び図3に示すように、一方側の主面で、第1の導体部30を保持している。この第1の絶縁部20は、第1の導体部30と支持体5との間に介在しており、第1の導体部30と支持体5とを相互に接着して固定している。
図3に示すように、第1の絶縁部20は、平坦部21と、凸部22とを有している。この第1の絶縁部20の平坦部21は、第1の絶縁部20において層状に形成される部分である。この平坦部21の上面は、略平坦な面となっており、全体的に略均一な厚さを有している。また、平坦部21には第1の導体部30は形成されていない。なお、第1の絶縁部20は、凸部22を有していなくともよく、この場合には、平坦部21上に第1の導体部30が直接形成されると共に、平坦部21上に突出部222(後述)が直接形成される。本実施形態における「平坦部21」が本発明における「平坦部」の一例に相当する。
凸部22は、平坦部21から離れる側に向かって突出しており、平坦部21と一体的に形成されている。凸部22は、第1の導体部30側(図3中の+Z方向)に向かって幅狭となるテーパ形状となっている。すなわち、凸部22の一方の側面221aと他方の側面221bは、第1の導体部30に近づく従って、凸部22の内側に傾斜しており、互いに近付いている。凸部22は、第1の導体部30に対応して設けられており、第1の導体部30を直接的に支持している。なお、図3では、凸部22として、第1の導体部30の第1の導体線311を支持している部分を示している。
凸部22は、第1の導体部30と接触する第1の接触面221cを有している。この第1の接触面221cは、凹凸形状を有する第3の接触面311a(後述)に対して相補的となる凹凸形状を有している。なお、図3においては、本実施形態の配線体10を分かり易く説明するために、第1及び第3の接触面221c,311aの凹凸形状を誇張して示している。
図4に示すように、凸部22は、第1の導体線311の延在方向(図4の+D方向)に沿って延在している。この凸部22は、本体部221と、突出部222と、を備えている。本実施形態における「突出部222」が本発明における「突出部」の一例に相当する。
凸部22の本体部221は、第1の導体線311の本体部312(後述)に対応して平坦部21上に配置されており、第1の接触面221cにおいて本体部312と接触している。本実施形態では、凸部22の本体部221は、第1の導体線311の本体部312の延在方向(図4中の+D方向)に延在する直線状の平面形状を有している。この本体部221において凸部22の厚さは略一定となっている。
突出部222は、図4及び図5に示すように、第1の導体線311の端部313に対応して平坦部21上に配置されており、第2の接触面221dにおいて端部313と接触している。一方で、突出部222は、第1の導体線311と接触していない非接触面221eを有している。第2の接触面221dは、凹凸形状を有する被覆面313g(後述)に対して相補的となる凹凸形状を有しているが、非接触面221eは凹凸形状を有していない。本実施形態における「突出部222」が本発明における「突出部」の一例に相当し、本実施形態における「非接触面221e」が本発明における「非接触面」の一例に相当する。
突出部222は、凸部22の延在方向(図4及び図5中の+D方向)の両端に配置されており、突出部222の間に本体部221が介在している。また、突出部222及び本体部221は平坦部21と一体的に形成されている。なお、突出部222は、凸部22の延在方向の一端のみに配置されていてもよい。
第2の接触面221dと非接触面221eは、図5に示すように、平坦部21から離れる方向(図5に示す例では+Z方向)に沿って、相互に接近するように傾斜している。換言すると、突出部222は、平坦部21から離れるに従って先細りとなるテーパ形状を有している。第2の接触面221dは、平坦部21から離れるに従って(図5に示す例では、+Z方向に向かうに従って)、第1の導体線311の外側方向(図5中のD方向)に向かって傾斜(延在)している。すなわち、第2の接触面221d(仮想平均直線)は、平坦部21の主面に実質的に平行に延在している第1の接触面221c(仮想平均直線)に対して傾斜している。一方、非接触面221eは、平坦部21から離れるに従って(図5に示す例では、+Z方向に向かうに従って)、第1の導体線311の内側方向(図5中の−D方向)に向かって傾斜(延在)している。なお、「仮想平均直線」とは、凸部22の延在方向における、当該凸部22の断面形状の凹凸を平均化した直線である。
非接触面221eが、このような方向に向かって傾斜していることで、外部からの応力が、第1の導体線311と凸部22の界面(具体的には、被覆面311g及び第2の接触面221d)に印加され難いため、第1の導体線311と第1の絶縁部20とがより剥離し難くなる。すなわち、配線体10は接着破壊の発生をより抑制することができる。
このような第1の絶縁部20は、透明性と電気絶縁性を有する樹脂材料で構成されている。この透明性を有する樹脂材料としては、例えば、UV硬化性樹脂、熱硬化性樹脂、及び熱可塑性樹脂を例示することができ、より具体的には、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、ビニル樹脂、シリコーン樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂等を例示することができる。
図1及び図2に戻り、第1の導体部30は、第1の絶縁部20上に設けられており、第1の絶縁部20によって保持されている。この第1の導体部30は、図3に示すように、複数の導電性粒子Bと、導電性粒子B同士を結着するバインダ樹脂Mとを含んでいる。この第1の導体部30は、導電性ペーストを印刷して硬化させることで形成されている。導電性ペーストの具体例としては、導電性粒子及びバインダ樹脂を、水、もしくは溶剤、及び各種添加剤に混合して構成されたものを例示することができる。なお、導電性ペーストからバインダ樹脂を省略してもよい。
図2に示すように、第1の導体部30は、第1の電極層31と、第1の電極接続部32と、第1の引出線33と、第1の端子34と、を備えている。第1の引出線33の一端は、第1の電極接続部32を介して第1の電極層31と接続されている。一方、第1の引出線33の他端は、第1の端子34と接続されている。これによって、第1の電極層31と、第1の電極接続部32と、第1の引出線33と、第1の端子34は、電気的に接続されている。
第1の電極層31は、透過平面視(配線体10を上方又は下方(配線体10の主面に対する法線方向であり、図2の例ではZ方向)から透過して見た場合の平面視)において、カバー部材70の透明部71(後述)と重なる領域に形成されている。また、第1の電極層31は、図中X方向に延在しており、複数の第1の電極層31は、図中Y方向に並列されている。
なお、配線体10が有する第1の電極層31の数は、特に限定されず、任意に設定することができる。また、配線体10が有する第1の引出線33及び第1の端子34の数は、第1の電極層31の数に応じて設定される。
第1の電極層31は、複数の第1の導体線311から構成されており、第1の方向Dに延在する第1の導体線311と、第2の方向Dに延在する第1の導体線311とが交差することで形成されたメッシュ形状を有している。本実施形態における「第1の導体部30」が本発明における「導体部」の一例に相当する場合、本実施形態における「第1の導体線311」が本発明における「導体線」の一例に相当する。
図3の幅方向の断面図に示すように、第1の導体線311は、第3の接触面311aと、頂面311bと、一対の側面311c,311dと、を有している。
第1の導体線311の第3の接触面311aは、凸部22の第1の接触面221cと接触している面である。第3の接触面311aは、凹凸形状を有しており、この凹凸形状は、第3の接触面311aの面粗さに基づいて形成されている。
第1の導体線311の頂面311bは、第3の接触面311aと反対側の面であり、この頂面311bは、略平坦となっている。凸部22と接触する第3の接触面311aは、第2の絶縁部40と接触する頂面311bに対して相対的に粗くなっている。なお、これは第1の導体線311のみに限らず、第1の導体部30全体において、第3の接触面311aが頂面311bに対して粗くなっている。
具体的には、第3の接触面311aの面粗さRaは、0.1μm〜3μmであるのに対して、頂面311bの面粗さRaは、0.001μm〜1.0μmとなっている。これらの面粗さRaは、JIS法(JIS B0601(2013年3月21日改正))に定義される「算術平均粗さRa」である。
一対の側面311c,311dは、第3の接触面311aと頂面311bとの間に介在している。側面311cと、凸部22の側面221aとは連続的につながっており、側面311dと、凸部22の側面221bとは連続的につながっている。本実施形態では、一対の側面311c,311dは、凸部22から離れるに従って相互に接近するように傾斜している。その結果、第1の導体線311は、当該第1の導体線311の幅方向の断面において、凸部22から離れるに従って幅狭となるテーパ形状を有している。
なお、一対の側面311c,311dの形状は、特に上述に限定されない。例えば、一対の側面311c,311dは、第1の導体線311の幅方向の断面において、外側に向かって突出する円弧形状であってもよい。
図4及び図5の延在方向の断面図に示すように、第1の導体線311は端面311eを有している。本実施形態における「端面311e」が本発明における「端面」の一例に相当する。
この端面311eは、第1の導体線311の延在方向(図4及び図5中のD方向)における端部313に対応する位置に配置されている。端面311eは、第3の接触面311aと、頂面311bと、一対の側面311c,311dと、に繋がっている。
端面311eは、露出面311fと、被覆面311gと、を含んでいる。本実施形態における「露出面311f」が本発明における「露出面」の一例に相当し、本実施形態における「被覆面311g」が本発明における「被覆面」の一例に相当する。
露出面311fは、突出部222に覆われておらず、突出部222から露出している。露出面311fは、突出部222の非接触面221eと連続的に繋がっており、非接触面221eと同一の方向に傾斜している(非接触面221eと実質的に同一の方向に延在している。)。露出面311fは、頂面311bと、側面311c,311dと、に繋がっている。また、露出面311fは平滑な形状を有しており、凹凸形状を有していない。
図5の断面視において(第1の導体線311の延在方向(図5中のD方向)に沿った断面を視た場合において)、下記(1)式のように、露出面311fの長さLは、非接触面221の長さLより小さくなっている。下記(1)式の関係を満たす場合、第1の導体線311の端面において、突出部222に覆われている部分(すなわち、被覆面311g)の割合が大きくなるため、配線体10は第1の導体線311と第1の絶縁部20との間の接着破壊をより一層抑制することができる。
>L … (1)
被覆面311gは、突出部222に被覆されており、突出部222の第2の接触面221dと接触している。被覆面311gは、第3の接触面311aと同様に、凹凸形状を有している。被覆面311gは、第2の接触面221dと同様の傾斜を有しており、第1の接触面221cから離れるに従って(図5中の+Z方向に向かうに従って)、第1の導体線311の外側方向(図5中の+D方向)に向かって傾斜(延在)している。結果的に、被覆面311gと、非接触面221eとは、平坦部21から離れる方向(図5に示す例では+Z方向)に沿って、相互に接近するように傾斜している。
ここで、第1の導体線311の変形例を図6〜図9を参照しながら説明する。図6は、第1の導体線311の第1の変形例を示す断面図であり、図7は図6のVII部分の拡大断面図であり、図8は第1の導体線311の第2の変形例を示す断面図であり、図9は第1の導体線311の第3の変形例を示す断面図である。
図6及び図7に示す第1の変形例では、第1の導体線311Bの端面311eの全面が、凸部22Bの突出部222Bによって被覆されている。具体的には、端面311eは、上述の実施形態における露出面311fを含んでおらず、上述の実施形態における被覆面311gのみにより構成されている。
第1の変形例のように、端面311eの全面が突出部222Bによって被覆されていることで、第1の導体線311Bと凸部22Bの界面に応力が印加され難くなるため、接着破壊のより一層の抑制を図ることができる。
第1の変形例では、第1の導体線311Bの延在方向における断面視において、突出部222Bが図中+Z方向に向かって幅狭となるテーパ形状を有している。この突出部222Bは、第1の導体線311Bの頂面311bと連続的に繋がっている頂面221fを有している。この頂面221fは、頂面311bと略平行であるとともに、頂面311bと実質的に同一平面上に存在している。
突出部222Bが頂面221fを有していることで、第1の導体線311Bと凸部22Bの界面に応力がより印加され難くなるため、接着破壊のより一層の抑制を図ることができる。
図8に示す第2の変形例では、第1の導体線311Cの露出面311f及び被覆面311gが、曲面になっているとともに、突出部222Cの非接触面221eも曲面になっている。
露出面311f及び被覆面311gは、第1の導体線311Cの外側に向かって突出するように湾曲している。非接触面221eは突出部222Cの外側に向かって突出するように湾曲している。
このように、被覆面311gが湾曲していることで、被覆面311gにおける凸部22との接触面積を増加させることができ、第1の導体線311と凸部22との接着力がより向上する。さらに、非接触面221eが突出部222の外側に向かって突出していることで、外部からの応力が界面により印加され難くなる。よって、接着破壊の発生をより抑制できる。
図9に示す第3の変形例では、第1の導体線311Dの端面311eの全面が、凸部22Dの突出部222Dによって被覆されている点で、第2の変形例と相違する。この第3の変形例においても、第1の変形例と同様に、端面311eの全面が突出部222Dによって被覆されていることで、接着破壊をより抑制することができる。
図1に戻り、第2の絶縁部40は、矩形状の外形を有し、透明性を有する樹脂材料で構成されている。この透明性を有する樹脂材料としては、例えば、上記の第1の絶縁部20を構成する樹脂材料と同様の材料を用いることができる。
第2の絶縁部40は、第1の導体部30を覆うように第1の絶縁部20上に設けられている。この第2の絶縁部40には、切欠部41が形成されている。この切欠部41からは、第1の端子34が露出している。
第2の導体部50は、第2の絶縁部40上に設けられており、第2の絶縁部40によって保持されている。この第2の導体部50は、導電性ペーストを印刷して硬化させることで形成されている。導電性ペーストの具体例としては、第1の導体部30を構成する導電ペーストと同様のものを例示することができる。
第2の導体部50は、第2の電極層51と、第2の電極接続部52と、第2の引出線53と、第2の端子54と、を備えている。第2の引出線53の一端は、第2の電極接続部52を介して第2の電極層51と接続されている。一方、第2の引出線53の他端は、第2の端子54と接続されている。これによって、第2の電極層51と、第2の電極接続部52と、第2の引出線53と、第2の端子54は、電気的に接続されている。
第2の電極層51は、透過平面視において、カバー部材70の透明部71(後述)と重なる領域に形成されている。また、第2の電極層51は、図中Y方向に延在しており、複数の第2の電極層51は、図中X方向に並列されている。
なお、配線体10が有する第2の電極層51の数は、特に限定されず、任意に設定することができる。また、配線体10が有する第2の引出線53及び第2の端子54の数は、第2の電極層51の数に応じて設定される。
第2の電極層51は、複数の第2の導体線511から構成されており、第1の方向Dに延在する第2の導体線511と、第2の方向Dに延在する第2の導体線511とが交差することで形成されたメッシュ形状を有している。
これらの第2の導体線511は、第2の絶縁部40に形成された凸部上に設けられており、第1の導体線311と同様の断面形状を有している(図3〜図5参照)。すなわち、第1の導体線311と同様に、第2の導体線511の端面の一部は第2の絶縁部40に形成された突出部によって被覆されている。
第3の絶縁部60は、矩形状の外形を有し、透明性を有する樹脂材料で構成されている。この透明性を有する樹脂材料としては、例えば、上記の第1の絶縁部20を構成する樹脂材料と同様の樹脂材料を用いることができる。
第3の絶縁部60は、第2の導体部50を覆うように第2の絶縁部40上に設けられている。この第3の絶縁部60は、第2の導体部50を保護する保護層としても機能する。この第3の絶縁部60には、切欠部61が形成されている。この切欠部61からは、第2の端子54が露出している。また、この切欠部61は上述の第2の絶縁部40の切欠部41と重なっており、当該切欠部61から第1の端子34も露出している。
カバー部材70は、第3の絶縁部60を介して配線体10に貼り付けられている。カバー部材70は、図1に示すように、可視光線を透過することが可能な透明部71と、可視光線を遮蔽する遮蔽部72とを備えている。透明部71は、矩形状に形成され、遮蔽部72は、透明部71の周囲に矩形枠状に形成されている。なお、このカバー部材70は、第3の絶縁部60側の面に、特に図示しない接着層を有している。
カバー部材70を構成する透明な材料としては、上述の支持体5を構成する材料と同様のものを用いることができる。また、遮蔽部72は、カバー部材70の裏面の外周部に、例えば、黒色のインクを塗布することにより形成されている。本実施形態では、図1に示すように、このカバー部材70に外部導体F(指F)が接触する。
このカバー部材70が配線体10を支持できる程度の剛性を有していてもよい。この場合には、カバー部材70が本発明における支持体の一例に相当する。また、この場合に、上述の支持体5を省略してもよい。
従来では、第1の絶縁部と第1の導体部の密着力が不十分である場合に、第1の導体部に外部から応力が印加されると、第1の絶縁部から第1の導体部が剥離する接着破壊が発生してしまう場合がある。特に、第1の導体部の端部の露出面積が大きい場合、接着破壊はより起こりやすい。これに対して、本実施形態では、突出部222によって、第1の導体線311の端面311eが覆われている。これによって、第1の絶縁部20と第1の導体線311との接触面積を大きくすることができる。さらに、第1の導体線311の端部313の露出面積を低減することができるため、例えば、タッチセンサ1の組み立て時等に、第1の導体線311と第1の絶縁部20の界面に外部から応力が印加され難くなる。そのため、本実施形態であれば、第1の絶縁部20と第1の導体線311との接着破壊の抑制を図ることができる。
また、第1の絶縁部20は、第1の導体線311と比較して熱膨張係数が大きいため、温度変化による膨張量及び収縮量も第1の導体線311より大きくなる。そのため、従来の配線体では、第1の絶縁部20が膨張又は収縮した際に第1の導体線が剥離してしまう場合がある。これに対して、本実施形態では、第1の導体線311と第1の絶縁部20の界面の延在方向が2方向(第1の接触面221cと第2の接触面221dの延在方向)存在するため、第1の絶縁部20が膨張又は収縮時の応力が分散される。そのため、接着破壊の抑制を図ることができる。
また、第2の導体部50おいても同様に、第2の導体線511と第2の絶縁部40との間の接着破壊の抑制を図ることができる。
次に、本実施形態のタッチセンサ1の製造方法を図10〜図11(e)を参照しながら説明する。図10は本発明の実施形態におけるタッチセンサ1の製造方法に用いる凹版の拡大平面図であり、図11(a)〜図11(e)は本発明の実施形態におけるタッチセンサ1の製造方法を説明する断面図である。図11(a)〜図11(e)は、図10のXI-XI線に沿った断面を用いてタッチセンサ1の製造工程を説明している。
まず、図10に示すような凹部131が形成された凹版100を準備する。この凹部131は、第1の電極層31の形状に対応する形状を有する。なお、図10では、凹部131の第1の電極層31に対応する部分のみを図示しているが、凹版100は、第1の電極接続部32と、第1の引出線33と、第1の端子34と、のそれぞれの形状に対応する部分も含んでいる。
凹版100を構成する材料としては、ニッケル、シリコン、二酸化珪素などガラス類、有機シリカ類、グラッシーカーボン、熱可塑性樹脂、光硬化性樹脂等を例示することができる。
なお、凹版100の表面には、離型性を向上するために、黒鉛系材料、シリコーン系材料、フッ素系材料、セラミック系材料、アルミニウム系材料等からなる離型層(不図示)を予め形成することが好ましい。
次に、図11(a)に示すように、凹版100の凹部131に対し、導電性材料300を充填する。導電性材料300を凹部131に充填する方法としては、例えば、ディスペンス法、インクジェット法、スクリーン印刷法を挙げることができる。もしくはスリットコート法、バーコート法、ブレードコート法、ディップコート法、スプレーコート法、スピンコート法を採用できる。このような塗工の後に、凹部131以外に塗工された導電性材料300をふき取るもしくは掻き取る、吸い取る、貼り取る、洗い流す、又は、吹き飛ばすことで、凹部131に導電性材料300を充填できる。導電性材料300としては、上述の導電性ペーストを用いる。このとき、導電性ペーストにおける揮発成分(具体的には、溶剤など)の含有率を高くする。
次に、図11(b)に示すように、導電性材料300を加熱することにより第1の導体線311(第1の導体部30)を形成する。導電性材料300の加熱条件は、導電性材料の組成等に応じて適宜設定することができる。この加熱処理により、導電性材料300が体積収縮し、第1の導体線311の第3の接触面311a及び被覆面311gに凹凸形状が形成される。この際、第3の接触面311a及び被覆面311gを除く外面(頂面311b,側面311c,311d、露出面311f)は、凹部131に沿った形状に形成される。
なお、導電性材料300の処理方法は加熱に限定されない。赤外線、紫外線、レーザー光等のエネルギー線を照射してもよいし、乾燥のみでもよい。また、これらの2種以上の処理方法を組合せてもよい。第3の接触面31a及び被覆面311gの凹凸形状や傾斜形状の存在により、第3の接触面31a及び被覆面311gの面積が増大し、第1の導体部30をより強固に第1の絶縁部20に固定することができる。
また、本実施形態では、導電性ペースト中の揮発成分を多くしているため、加熱工程において、キャピラリー効果により、導電性材料300が凹部131の中央に引き寄せられる。その結果として、被覆面311gと凹部131との間に間隙132が形成される。
次に、図11(c)に示すように、第1の絶縁部20を形成するための樹脂材料200を凹版100及び第1の導体部30上に塗布する。このような樹脂材料200としては、上述した第1の絶縁部20を構成する材料を用いる。樹脂材料200を塗布する方法としては、スクリーン印刷法、スプレーコート法、バーコート法、ディップ法、インクジェット法等を例示することができる。この塗布により、間隙132に樹脂材料200が入り込む。
次に、図11(d)に示すように、樹脂材料200上に支持体5を配置する。この配置は、樹脂材料200と支持体5との間に気泡が入り込むことを抑制するために、真空下で行うことが好ましい。次に、樹脂材料200を硬化させ、凸部22を有する第1の絶縁部20とする。このとき、間隙132に入り込んだ樹脂材料200により、突出部222が形成される。
樹脂材料200を硬化させる方法としては、紫外線、赤外線レーザー光等のエネルギー線照射、加熱、加熱冷却、乾燥等を例示することができる。なお、樹脂材料200の硬化工程は必ずしも行う必要はない。樹脂材料200として、硬化が不要な接着材料等を用いる場合には、樹脂材料200の硬化工程は省略してもよい。
続いて、図11(e)に示すように、支持体5、第1の絶縁部20、及び第1の導体線311(第1の導体部30)を凹版100から離型させる。これにより中間体3が製造される。
第2の絶縁部40及び第2の導体部50も、上記のような凹版を用いて製造することができる。具体的には、まず、図11(a)及び図11(b)と基本的に同様にして、凹部を有する凹版を用いて、第2の導体部50を形成する。続いて、中間体3の第1の導体部30が形成されている側と、第2の導体部50が充填された凹版とを、第2の絶縁部40の前駆体となる樹脂材料を介して接着する。続いて、樹脂材料を硬化して第2の絶縁部40とした後に、凹版から、第2の導体部50及び第2の絶縁部40とともに中間体3を剥離する。
次に、配線板2の第2の導体部50が形成されている側の主面に、第3の絶縁部60を介してカバー部材70を貼り付ける。以上のようにして本実施形態のタッチセンサ1を製造することができる。
以上のように、本実施形態であれば、第1の導体線311の被覆面311gが突出部222によって覆われているため、図11(e)の剥離の際に、第1の導体線311が両端から突出部222に持ち上げられる。そのため、凹部131内に第1の導体線311が残存し難くなり、転写不良の抑制を図ることができる。
なお、以上に説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
例えば、上記の実施形態では、第1及び第2の導体線311,511の端面が突出部222で覆われていたが、これに限定されず、第1及び第2の導体部30,50のその他の線状部分の端面が突出部により覆われていてもよい。例えば、第1及び第2の引出線33,53の端面の少なくとも一部が突出部により覆われていてもよい。
また、第1及び第2の引出線33,53は、メッシュ形状であってもよい。このとき、メッシュ形状を構成する配線の端面の少なくとも一部が突出部によって覆われていてもよい。
また、本実施形態において第1及び第2の導体線311,511は、第1及び第2の電極層31,51の延在方向(図1中のX軸方向及びY軸方向)に対してそれぞれ45°傾斜して配置されているが、それらが他の角度(例えば30°)でそれぞれ傾斜して配置されていてもよい。なお、第1及び第2の導体線311,511が曲線状、馬蹄状、ジグザグ線状等に延在していてもよく、直線状の部分と曲線状、馬蹄状、ジグザグ線状等の部分とが混在していてもよい。
また、例えば、第1及び第2の電極層31,51の外形は帯状であるがこれに限定されない。第1及び第2の電極層31,51の外形は、例えば、複数の菱形の本体部と、当該本体部同士を連結する連結部とを含む、所謂、ダイヤモンドパターンであってもよい。
また、例えば、第1及び第2の導体部30,50は、第1の電極層31同士の間や第2の電極層51同士の間にダミーパターンを含んでいてもよい。
また、例えば、第1の絶縁部20の下面を実装対象(フィルム、表面ガラス、偏光板、ディスプレイガラス等)に接着して、配線体10を実装対象により支持させる形態として配線体を構成する場合、当該第1の絶縁部20の下面に剥離シートを設け、実装時に当該剥離シートを剥がして実装対象に接着して実装する形態としてもよい。また、第1の絶縁部20側から配線体10を覆う樹脂部をさらに設け、当該樹脂部を介して、上述の実装対象に接着して実装する形態としてもよい。また、第3の絶縁部60側を上述の実装対象に接着して実装する形態としてもよい。これらの場合、配線体を実装する実装対象が本発明の支持体の一例に相当する。
さらに、上述の実施形態では、配線体又は配線板は、タッチセンサに用いられるとして説明したが、特にこれに限定されない。例えば、配線体に通電して抵抗加熱等で発熱させることにより当該配線体をヒーターとして用いてもよい。また、配線体の導体部の一部を接地することにより当該配線体を電磁遮蔽シールドとして用いてもよい。また、配線体をアンテナとして用いてもよい。この場合、配線体を実装する実装対象が本発明の支持体の一例に相当する。
1…タッチセンサ
2…配線板
3…中間体
5…支持体
10…配線体
20…第1の絶縁部
21…平坦部
22,22B,22D…凸部
221…本体部
221a,221b…側面
221c…第1の接触面
222,222B,222C,222D…突出部
221d…第2の接触面
221e…非接触面
221f…頂面
30…第1の導体部
31…第1の電極層
311,311B,311C,311D…第1の導体線
311a…第3の接触面
311b…頂面
311c,311d…側面
311e,311e,311e…端面
311f,311f…露出面
311g,311g…被覆面
312…本体部
313…端部
32…第1の電極接続部
33…第1の引出線
34…第1の端子
40…第2の絶縁部
41…切欠部
50…第2の導体部
51…第2の電極層
511…第2の導体線
52…第2の電極接続部
53…第2の引出線
54…第2の端子
60…第3の絶縁部
61…切欠部
70…カバー部材
71…透明部
72…遮蔽部
100…凹版
131…凹部
132…間隙
200…樹脂材料
300…導電性材料
F…外部導体

Claims (8)

  1. 樹脂層と、
    前記樹脂層上に形成され、導体線を含む導体部と、を備え、
    前記導体線は、前記導体線の延在方向における端部に位置する端面を有し、
    前記樹脂層は、前記端部に対応する位置に配置され、前記端面の少なくとも一部を覆っている突出部を有する配線体。
  2. 請求項1に記載の配線体であって、
    前記端面は、前記突出部から露出する露出面を有し、
    前記突出部は、前記導体線と接触していない非接触面を有し、
    前記露出面と前記非接触面とは連続的に繋がっている配線体。
  3. 請求項2に記載の配線体であって、
    下記(1)式を満たす配線体。
    >L … (1)
    但し、上記(1)式において、Lは、前記導体線の延在方向に沿った断面視における前記非接触面の長さであり、Lは、前記導体線の延在方向に沿った断面視における前記露出面の長さである。
  4. 請求項1に記載の配線体であって、
    前記突出部は、前記端面の全面を覆っている配線体。
  5. 請求項4に記載の配線体であって、
    前記導体線は、
    前記樹脂層と接触する接触面と、
    前記接触面と反対側に位置する第1の頂面と、を含み、
    前記突出部は、
    前記第1の頂面と実質的に同一平面上に存在する第2の頂面を含む配線体。
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載の配線体であって、
    前記樹脂層は平坦部を有し、
    前記突出部は、前記平坦部上に形成され、前記平坦部から離れる方向に沿って突出し、
    前記端面は、前記突出部に覆われている被覆面を有し、
    前記突出部は、前記導体線と接触していない非接触面を有し、
    前記被覆面と前記非接触面とは、前記平坦部から離れる方向に沿って、相互に接近するように傾斜している配線体。
  7. 請求項1〜6の何れか一項に記載の配線体と、
    前記配線体を支持する支持体と、を備えた配線板。
  8. 請求項7に記載の配線板を備えたタッチセンサ。
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