JP2020013654A - 組立部材及び電磁継電器 - Google Patents

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瀛 李
雅博 金子
Masahiro Kaneko
雅博 金子
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Nobuo Tanitsu
信夫 谷津
やよい 徳原
Yayoi Tokuhara
やよい 徳原
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Kohei Takahashi
耕平 高橋
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Katsuaki Koshimura
克明 越村
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Rie Tsuru
理恵 津留
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Abstract

【課題】金属製の圧入部品を樹脂製のモールド部品に取り付けたときに発生する屑の散逸を防止する。【解決手段】組立部材101は、圧入部品110、120と、圧入部品が圧入される孔115、125を有するモールド部品150と、圧入部品又は孔に設けられ、圧入部品が孔に圧入されたときに、孔と圧入部品との間に、モールド屑を保持する閉鎖空間を形成する蓋112、122と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は組立部材に関する。また、本発明は電磁継電器に関する。
電磁継電器は、圧入部品としての固定接点ばね及び可動接点ばねを、モールド部品としてのベースに圧入することで組み立てられる。電磁継電器を組み立てる際、圧入部品をモールド部品に圧入したときに圧入部品によりモールド部品が削られ、モールド屑(削り屑とも呼ぶ)が発生する場合があった。モールド屑の除去方法として、圧入部品をモールド部品に圧入した後、エアー吹きによりモールド屑を吹き飛ばすことが行われている。
しかしながら、エアー吹き等の除去方法では、モールド屑が電子部品の内部に残る場合があり、モールド屑を完全に除去することは困難であった。そのため、輸送中又は電磁継電器自身の動作時の振動により、電子部品の内部に残ったモールド屑が移動して接点の接触に影響を及ぼす恐れがあった。特許文献1〜4には、モールド屑による接触不良や、モールド屑の発生を防止する技術が開示されている。
特開2015−127997号公報 特開平5−182575号公報 特許第3468552号公報 特許第5251616号公報
1つの側面では、圧入部品をモールド部品に圧入する際に発生したモールド屑の散逸を防止する組立部材を提供することを目的とする。また、別の側面では、固定接点ばね等の圧入部品をモールド部品であるベースに圧入する際に発生したモールド屑の散逸が防止される電磁継電器を提供することを目的とする。
1つの形態によれば、圧入部品と、圧入部品が圧入される孔を有するモールド部品と、圧入部品又は孔に設けられ、圧入部品が孔に圧入されたときに、孔と圧入部品との間に、保持する閉鎖空間を形成する蓋と、を備える組立部材が提供される。
また、上記形態の組立部材を備える電磁継電器であって、モールド部品としてのベースと、圧入部品としての固定接点ばね、可動接点ばね又は継鉄を備える、電磁継電器が提供される。
圧入部品をモールド部品に圧入する際に発生したモールド屑の散逸を防止する組立部材が提供される。また、固定接点ばね等の圧入部品をモールド部品であるベースに圧入した際に発生したモールド屑の散逸が防止される電磁継電器が提供される。
第一実施形態の電磁継電器を示す斜視図である。 図1に示す電磁継電器で用いられる固定接点ばねを示す斜視図である。 図1に示す電磁継電器で用いられる可動接点ばねを示す斜視図である。 固定接点ばね及び可動接点ばねをベースに取付ける前の状態の電磁継電器の分解斜視図である。 第一実施形態の電磁継電器の側面図である。 図4AのB部分を拡大して示す拡大図である。 第二実施形態の電磁継電器を示す斜視図である。 固定接点ばねをベースに取付ける前の状態を示す分解斜視図である。 固定接点ばねをベースに取り付けた状態を示す斜視図である。 図6BのVII-VII線に沿った部分断面図である。 第二実施形態の固定接点ばねをベースに取付ける前の状態を示す図である。 第二実施形態の固定接点ばねの別例を示す斜視図である。 図9AのB部分を拡大して示す拡大斜視図である。 図9Aに示す固定接点ばねをベースに取り付けた状態を示す部分断面図である。 第三実施形態の固定接点ばねをベースに取付ける前の状態を示す図である。 第三実施形態の固定接点ばねの図11の矢印A方向からみた側面図と、図11のXIII−XIII線に沿ったベースの断面図である。 第三実施形態の固定接点ばねをベースに取付けた状態を示す図である。 図13AのB−B線に沿った断面図である。 図13Bの部分Cを拡大して示す部分拡大断面図である。 図14AのB−B線に沿った断面図である。 第四実施形態の固定接点ばねをベースに取付ける前の状態を示す図である。 第四実施形態の固定接点ばねをベースに取り付けた状態を示す図である。 固定接点ばねをベースに取り付けた状態の部分拡大断面図である。 第四実施形態の蓋を示す平面図である。 第四実施形態の固定接点ばねがベースに取付けられる前の状態を示す図である。 第四実施形態の固定接点ばねがベースに取付けられた状態を示す図である。 第五実施形態の継鉄をベースに取り付けた状態を示す図である。 第五実施形態の継鉄を示す斜視図である。 第五実施形態の継鉄及びベースを示す断面図である。 第五実施形態の継鉄及びベースの別例を示す断面図である。
以下、添付図面を用いて本出願の実施の形態を、具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。また、以下の実施の形態において同一又は類似の要素には共通の参照符号を付けて示し、理解を容易にするために、これらの図面は縮尺を適宜変更している。
(第一実施形態)
図1〜図4Bに本発明の第一実施形態に係る電磁継電器101を示す。電磁継電器101は、圧入部品としての固定接点ばね110、可動接点ばね120及び電磁石130と、圧入部品が圧入される孔115、125(図3参照)を有するモールド部品としてのベース150とを備える。また、固定接点ばね110に設けられる蓋112、可動接点ばね120に設けられる蓋122を備える(図2A及び図2B参照)。また、図1には示されていないが、電磁石130、固定接点ばね110及び可動接点ばね120を収容するカバーを備える。
ベース150は、電磁石130、固定接点ばね110及び可動接点ばね120が取付けられる部材であり、電磁石130が固定される。
電磁石130は、カード140、コイル160及び接極子170を有する。電磁石130はコイル160の内部に鉄心を有し、鉄心が励磁又は消磁することで接極子170が移動し、接極子170に連結したカード140が図1の矢印A方向及びB方向(前後方向)に移動する。カード140は可動接点ばね120に連結し、カード140が前後方向に移動することにより可動接点ばね120の可動接点127が移動し、可動接点127が固定接点ばね110の固定接点117と接触又は離間する。
図2Aに本実施形態の固定接点ばね110を示す。固定接点ばね110は金属製の部材である。固定接点ばね110は、本体111と、本体111の上端側に取付けられる固定接点117と、本体111の下端側に設けられ本体111を支持する支持部114と、支持部114に設けられた蓋112と、支持部114の底部から延びる端子118とを備える。
ベース150の孔115には、図3に示すように上方に開口する開口115aと、側方に開口する開口115bとがある。固定接点ばね110は、図3に示すようにベース150に形成された孔115に、開口115bから矢印C方向へ圧入されることにより、ベース150に取付けられる。固定接点ばね110がベース150に取付けられた後、本体111は開口115aから突出する。
図4Bに示すように、孔115の開口115a及び115bの幅W1は、固定接点ばね110が挿入しやすいよう、支持部114の厚みT1よりも広く形成されている。そして、孔115の内部には、図4Bに示すように、孔115の側壁から突出する圧入用の突起116が形成されている。そして、固定接点ばね110が孔115に圧入された後は、圧入用の突起116により支持部114が支持され固定接点ばね110がベース150に固定される。しかしながら、固定接点ばね110が圧入される際に樹脂製の圧入用の突起116の一部が支持部114により削られる場合がありモールド屑が発生する。
図4Bに示すように、蓋112は、固定接点ばね110が孔115に圧入されたとき、孔115と蓋112の間に発生したモールド屑を保持する閉鎖空間190を形成するよう設けられる。蓋112は、開口115a及び115bの形状に沿って孔115と固定接点ばね110との間を塞ぐように形成されているフランジ部である。フランジ部は、孔115の外側でベース150の外面に当接するよう支持部114の側部に設けられる。蓋112の幅D1は、開口115a及び115bの幅W1より大きく形成される。そして、開口115a及び開口115bを蓋112により塞ぐことで、固定接点ばね110を孔115に圧入したときに発生したモールド屑を孔115と蓋112との間の閉鎖空間190に保持できる。モールド屑が孔115から外に移動及び散逸しないため、例えば輸送時の振動でモールド屑が移動することが防止され、接点の接触に影響を及ぼす恐れが排除される。なお、閉鎖空間とは完全に閉鎖された空間ではなく、モールド屑が空間から外出するのを防止する程度の空間であることを意味し、モールド屑が通過しない程度の隙間がある場合を含む。
図2Bに本実施形態の可動接点ばね120を示す。可動接点ばね120は、可動接点127が設けられた本体121と、本体121にカシメにより接合された支持部124と、支持部124から延びる端子128と、支持部124の側部に形成された蓋122とを備える。可動接点ばね120は固定接点ばね110と同様、図3に示すように、孔125に矢印D方向に圧入されることで、ベース150に取付けられる。孔125には、図3に示すように上方に開口する開口125aと、側方に開口する開口125bとがある。可動接点ばね120の支持部124は開口125bから挿入され、可動接点ばね120が取付けられた後、本体121は開口125aから突出する。図4Bに示すように、孔125の幅W2は本体121の厚さT2よりも広い。そして、孔125の内壁から突出する樹脂製の圧入用の突起126により支持部124が支持され、可動接点ばね120が固定される。支持部124が圧入されたときに圧入用の突起126の一部が削りとられる場合があり削りとられた一部がモールド屑になる。
本実施形態の蓋122は、可動接点ばね120が孔125に圧入されたときに、蓋122と孔125との間に発生したモールド屑を保持する閉鎖空間191を形成するよう設けられる。蓋122は、開口125a及び125bの形状に沿って孔125と可動接点ばね120との間を塞ぐように形成されたフランジ部であり、開口125a及び125bの周囲においてフランジ部の先端がベース150の外面に当接するよう、支持部124の側部に設けられる。可動接点ばね120を孔125に圧入した後はモールド屑が閉鎖空間191に保持されるため、モールド屑が孔125の外に移動して散逸することはない。よって、例えば輸送時の振動でモールド屑が移動することが防止され、接点の接触に影響を及ぼす恐れが排除される。
固定接点ばね110の蓋112と、可動接点ばね120に形成された蓋122は、例えばプレス曲げ加工又はインサート成形により形成されてよい。
(第二実施形態)
図5に、本発明の第二実施形態による電磁継電器201を示す。電磁継電器201は、モールド部品としてのベース250と、圧入部品としての電磁石230、継鉄280、固定接点ばね210及び可動接点ばね220を備える。電磁石230は、コイル260、接極子270及びカード240を備える。また、図5には示されていないが、電磁継電器101は、電磁石230、継鉄280、固定接点ばね210及び可動接点ばね220を収容するカバーを備える。電磁石230及び可動接点ばね220の動作ついては、図1〜図4Bに示す電磁石130及び可動接点ばね120と同様であるためその説明は省略する。
固定接点ばね210は、図6Aに示すように、本体211と、本体211の上端側に位置する固定接点217と、本体211の下端側に位置する支持部214と、支持部214の底部から延びる端子218と、蓋212とを備える。支持部214には後述するベース250に形成された孔215の内部と接触するよう、支持部214の側面から突出した圧入用の突起216が形成されている。
孔215に支持部214が図6Aの矢印E方向に圧入される。そのとき、金属製である支持部214の圧入用の突起216により、樹脂製の孔215の内側の一部が削られ、モールド屑が発生する場合がある。
図7に示すように、蓋212は固定接点ばね210に設けられ、支持部214が孔215に圧入されたとき、孔215と蓋212との間にモールド屑を保持する閉鎖空間290を形成する。蓋212は、孔215の開口の形状に沿って孔215と固定接点ばね210との間を塞ぐように形成された、本体211の側部に設けられるフランジ部である。フランジ部の先端部分が孔215の外側でベース250の外面に当接する。本実施形態の蓋212の幅D3は、図7に示されるように孔215の幅W3よりも広く形成される。孔215と蓋212との間の閉鎖空間290が蓋212により閉ざされ、圧入時に発生したモールド屑を保持できる。モールド屑が閉鎖空間290から外に移動及び散逸しないため、例えば輸送時の振動でモールド屑が移動することが防止され、接点の接触に影響を及ぼす恐れが排除される。なお、図示しないが、孔215の底には端子218がベース250の底面から外出するよう貫通孔が形成される。
本実施形態の蓋212は、本体211と一体成形により形成されてもよい。また、図8に示す固定接点ばね210aのように、蓋212aは、本体211及び支持部214とは別体として形成されてもよい。蓋212及び蓋212aは樹脂、ゴム、金属等の材料から作製されてよい。
図9Aに、第二実施形態のさらに別例である固定接点ばね210bを示す。図5に示す固定接点ばね210と同様、本体211、固定接点217、支持部214、端子218、及び支持部214の側部に形成された突起216を備える。固定接点ばね210bの蓋212bは、孔215の開口の形状に沿って孔215と固定接点ばね210bとの間を塞ぐように形成されたフランジ部を有する。図10に示すように蓋212bは、支持部214が圧入される孔215の幅W3とほぼ同じ大きさの幅D4で形成される。略同じ幅であれば、モールド屑を蓋212bと孔215との間の閉鎖空間290に保持できるので、モールド屑が移動して孔215に出ることを防止することができる。なお、固定接点ばね210bには、固定接点ばね210が孔215に過度に挿入されることを防止するため、蓋212bとは別に反対側に突出した係止部213が設けられている。係止部213が孔215の開口周辺においてベース250に係止するため、固定接点ばね210bは所定の位置で止まることができる。
(第三実施形態)
図11に本発明の第三実施形態による電磁継電器301で用いられるベース350及び固定接点ばね310を示す。ベース350は樹脂製であり、固定接点ばね310は金属製である。電磁継電器301に搭載される電磁石、可動接点ばね及び継鉄は、第二実施形態の電磁石230、可動接点ばね220及び継鉄280と同じであるので、それらの説明は省略する。
固定接点ばね310は、本体311と、本体311の上端側に固定接点317と、本体311の下端側に支持部314と、支持部314から延びる端子318とを備える。また、図11に示すように支持部314の底部から折り曲げて設けられる蓋312を備える。
図11及び図14Bに示すように蓋312は、支持部314が孔315に圧入されたとき弾性的に変形して孔315の内壁319に当接する押圧片である。蓋312は底が湾曲していて、支持部314と併せた断面がU字形状に形成される。
図12に示すように、支持部314と蓋312との接合部には側方に突出した圧入用の突起316を備える。突起316は接合部の両端に突出して設けられ、孔315に支持部314が圧入されたときに孔315の内壁と当接する。突起316により固定接点ばね310は確実に固定されるが、孔315の内壁に当たることでベース350が削られるためモールド屑が発生する場合がある。本実施形態では、弾性的に変形する蓋312を備えることで、例えば図14Bに示すように、固定接点ばね310が孔315に圧入されたときに、孔315と蓋312との間に閉鎖空間390形成する。そのため、発生したモールド屑を閉鎖空間390に保持して、散逸することを防止する。
(第四実施形態)
図15に本発明の第四実施形態による電磁継電器401のベース450及び固定接点ばね410を示す。固定接点ばね410は金属製であり、ベース450は、固定接点ばね410が圧入される孔415を有する樹脂製のモールド部品である。電磁継電器401は電磁石、可動接点ばね及び継鉄を搭載するが、それらは第二実施形態と同じであるため説明は省略する。
固定接点ばね410は、本体411と、本体411の上端側に固定接点417と、本体411の下端側に支持部414と、支持部414から延びる端子418とを備える。また、支持部414には、支持部414の側部から突出して形成される圧入用の突起416が形成される。第四実施形態の電磁継電器401では、ベース450に蓋412が設けられている。
蓋412は、図18に示すように、ベース450に形成された点線で示される孔415の開口の周囲において外側から内側に向けて延びるように設けられた弾性的に変形する舌片部材である。蓋412の四隅には切り込み413が形成されている。そのため、図17に示すように支持部414を孔415に圧入すると、蓋412の内側の先端412aが弾性的に変形して下方に撓み、撓んだ状態で先端412aが支持部414に当接する。これにより孔415と蓋412との間の閉鎖空間490が形成され、固定接点ばね410を圧入したときに突起416により削られたモールド屑が閉鎖空間490に保持され、蓋412により孔415の外に出ることがなくなる。
図19A及び図19Bに、図18の固定接点ばね410及びベース450の別例である固定接点ばね410a及びベース450aを示す。図19A及び図19Bに示すように、突起416aは孔415aの内壁419から突出して設けられてよい。支持部414により突起416aは削られるものの、図19Bに示されるように蓋412により孔415と固定接点ばね410aとの間に閉鎖空間490が形成されるので、発生したモールド屑が外に出ることが防止される。
(第五実施形態)
図20A〜図21Bに本発明の第五実施形態による用いられるベース550及び継鉄580を示す。ベース550は樹脂製のモールド部品であり、継鉄580は金属製である。電磁継電器501に搭載される電磁石、可動接点ばね及び固定接点ばねは、第二実施形態と同じであるためその説明は省略する。
図20Bに示すように、継鉄580は、本体511と、本体511の下端側に設けられる支持部514と、蓋512とを備える。また、ベース550には、継鉄580を圧入するための孔515が形成される。また、図21Aに示すように、孔515の内壁519には、内壁519から突出する圧入用の突起516が形成される。支持部514が孔515に圧入され、支持部514が突起516により支持されることで継鉄580が固定される。突起516は樹脂製であり、継鉄580が圧入されたときに金属製の支持部514により削られ、モールド屑が発生する場合がある。本実施形態の継鉄580に設けられた蓋512は、孔515の開口の形状に沿って形成されるフランジ部を有する。フランジ部は孔515の外側でベース550の外面に当接する。図21Aに示すように、蓋512の幅D5は、孔515の幅W5よりも大きく形成される。そのため、継鉄580をベース550に取付けると、蓋512により孔515と継鉄580との間に閉鎖空間590が形成され、発生したモールド屑が保持される。それにより、孔515からモールド屑が外に移動及び散逸しない。そのため、例えば輸送時の振動でモールド屑が移動することが防止され、接点の接触に影響を及ぼす恐れが排除される。
図21Bに示すように、孔515の幅W5と、孔515の開口の形状に沿って形成された蓋512の幅D5aとは略同じ大きさであってもよい。孔515と蓋512との間に閉鎖空間590が形成されれば、圧入により発生したモールド屑が閉鎖空間590に保持され、孔515から外に移動及び散逸することが防止される。
101、102、103、104、105 電磁継電器
110、210、310、410 固定接点ばね
111、211、311、411、 本体
112、122、212、312、412、512 蓋
213 係止部
114、124、214、314、414、514 支持部
115、125、215、315、415、515 孔
116、126、216、316、416 突起
117、217、317、417 固定接点
118、218、318、418 端子
119、319、419、519 内壁
120、220 可動接点ばね
127 可動接点
130、230 電磁石
140、240 カード
150、250 ベース
160、260 コイル
170、270 接極子
190、191、290、390、490、590 閉鎖空間
280、580 継鉄

Claims (5)

  1. 圧入部品と、
    前記圧入部品が圧入される孔を有するモールド部品と、
    前記圧入部品又は前記孔に設けられ、前記圧入部品が前記孔に圧入されたときに、前記孔と前記圧入部品との間に、閉鎖空間を形成する蓋と、
    を備える組立部材。
  2. 前記蓋は、前記孔の開口の形状に沿って前記孔と前記圧入部品との間を塞ぐよう形成された、前記圧入部品の側部に設けられるフランジ部を有する、請求項1に記載の組立部材。
  3. 前記蓋は、前記圧入部品に設けられ、前記圧入部品が前記孔に圧入されたときに前記孔の内側で弾性的に変形して前記孔に当接する押圧片である、請求項1に記載の組立部材。
  4. 前記蓋は、前記孔の開口の外側から内側に向けて延びるように設けられ、前記圧入部品が前記孔に圧入されたときに弾性的に変形して前記圧入部品に当接する舌片部材である、請求項1に記載の組立部材。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の組立部材を備える電磁継電器であって、前記モールド部品としてのベースを備え、
    固定接点ばね、可動接点ばね及び継鉄のうち、少なくとも一つが前記圧入部品である、電磁継電器。
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