JP3468552B2 - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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JP3468552B2 JP22605493A JP22605493A JP3468552B2 JP 3468552 B2 JP3468552 B2 JP 3468552B2 JP 22605493 A JP22605493 A JP 22605493A JP 22605493 A JP22605493 A JP 22605493A JP 3468552 B2 JP3468552 B2 JP 3468552B2
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正伸 ▲柳▼澤
明彦 中村
勉 本山
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/44Magnetic coils or windings
    • H01H2050/446Details of the insulating support of the coil, e.g. spool, bobbin, former

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  • Electromagnets (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電磁継電器に関する。詳
しくは、その組立の際、又はその後に発生するモールド
屑及び金属屑が原因となり発生する動作不具合を抑制す
るようにした電磁継電器に関する。
【0002】従来より電磁継電器はモートロ用及び交換
機用に用いられているが、近年は他の電子部品と同様に
増々の高品質化が要求されている。中でも接点の接触問
題は最重要課題である。
【0003】接点の接触抵抗は、異物の介在、接点の汚
れ等の要因により接触抵抗の不安定もしくは最悪の場合
は接点不導通状態となる。この異物による接触不具合
は、組立の際及びその後に発生するモールド屑及び金属
屑が主であり、この異物発生を阻止する必要がある。
【0004】
【従来の技術】図3に従来の電磁継電器の1例を示す。
これは同図に示すように、上下にフランジ部を有し、樹
脂にてモールド成形されたボビン1と、該ボビン1に挿
通して設けられた鉄心2と、該ボビン1に巻回されたコ
イル3と、該ボビン1の上下のフランジ部に設けられた
孔を挿通して固定された接点端子4,5と、該接点端子
4,5の固定接点6,6′に対向する可動接点7,7′
を有するアーマチュア8等を具備して構成されている。
【0005】このような電磁継電器において、従来の異
物除去方法では、組立重要工程(端子圧入、接点かし
め)でのエア吹きの実施、及び、半完成品でのエア吹
き、及び動作洗浄(フレオン洗浄)を行ない異物を除去
していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような電磁継電
器におけるエア吹き、動作洗浄による異物除去方法で
は、異物を完全に除去することは不可能であった。この
ため内部に残っているモールド屑等の異物が輸送中の振
動、あるいは電磁継電器自身の自己動作時の振動により
移動して接点障害を引き起こすような問題があった。
【0007】また、図3の如く、接点端子4,5等の金
属部品とボビン1等のモールド部品が接触する部分で、
特に金属部品の加工時に生じたバリ9が出ている部分で
は、振動によりモールド部品が削られたり、あるいはバ
リが脱落したりしてモールド屑や金属屑が発生し、これ
らが移動して接点障害の原因となるという問題もあっ
た。
【0008】本発明は、組立の際、又は組立後に生ずる
モールド屑、金属屑等の異物が輸送中又は自己動作中の
振動により移動して接点不良を発生させるのを防止可能
とした電磁継電器を実現しようとする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電磁継電器に於
いては、電磁継電器であって、上下にフランジ部を有
し、その一方のフランジ部に接点端子が挿入固定される
2個の孔が形成されたボビンと、前記ボビンの一方の孔
に上方より挿入固定されるL字形の接点端子と、前記ボ
ビンの他方の孔に下方より挿入固定されるL字形の接点
端子とを具備し、前記一方の孔に上方より挿入固定され
たL字形の接点端子の水平に延びた部分が前記接点端子
が下方より挿入固定された他方の孔の上部開口部をふさ
ぐように構成されたことを特徴とする。
【0010】また、本発明の電磁継電器に於いては、前
記ボビンの一方の孔に下方より挿入固定されるL字形の
接点端子の水平に延びた部分の先端部に生じたバリを逃
げるように、前記上方より接点端子が挿入される接点端
子固定部に凹状の逃げを設けたことを特徴とする。
【0011】この構成を採ることにより、組立の際、又
は組立後に生ずるモールド屑、金属屑等の異物が輸送中
又は自己動作中の振動により移動して接点不良を発生さ
せるのを防止可能とした電磁継電器が得られる。
【0012】
【作用】本発明では、例えば図1に示すように金属部品
である一方の接点端子12をモールド部品であるボビン
10に設けられた接点端子固定用の孔16に圧入固定す
る場合、接点端子12の先端で該孔16の内面を削るた
めモールド屑が発生する。このモールド屑は孔内にある
ため従来のエア吹き、洗浄では完全に除去されず多小残
留するものである。しかし、本発明では、他方の接点端
子13をボビン10に圧入固定したとき、図1に示すよ
うに前記一方の接点端子12を圧入した孔16をふさぐ
ようにしておくことにより、モールド屑を孔内に封じ込
むことができる。
【0013】また、モールド部品に金属部品のバリが接
触する部分には、図2に示すように接点端子12,13
のバリ18が当接しないようにボビン10の接点端子固
定部14,15に逃げ19,20を設けることにより、
バリ18とボビン10との接触を防ぎモールド屑及び金
属屑の発生を抑えることができる。
【0014】
【実施例】図1及び図2は本発明の実施例を説明するた
めの図で、図1は正面図、図2は分解斜視図である。本
実施例の電磁継電器は図1に示すようにモールド部品で
あるボビン10と金属部品であるコイル11、接点端子
12,13及び図示なき鉄心、アーマチュア等よりなる
ことは図3で説明した従来例と同様である。本実施例の
特徴の第1は、ボビン10の接点端子固定部14に設け
た一方の接点端子固定用の孔16の一方の開口部を他方
の接点端子13でふさぐことができるようにしたことで
ある。
【0015】また、本実施例の特徴の第2は、図2に示
すように、モールド部品であるボビン1の接点端子固定
部14,15に、金属部品である接点端子12,13の
先端にバリ18が接触する部分を切り欠いて逃げ19,
20を設けたことである。
【0016】このように構成された本実施例は、接点端
子12をボビン10の接点端子固定用孔16に圧入固定
するとき、接点端子12の先端で孔16の内面を削るた
めモールド屑が発生する。しかしこのモールド屑は孔1
6の開口部が他方の接点端子13で塞がれるため、該孔
内に封じ込まれる。このため輸送中又は自己動作中の振
動が加わってもモールド屑が外部にもれ出ることはな
く、従ってモールド屑による接点不良は生じない。
【0017】また、接点端子12,13のバリ18が出
た部分が当るボビン10の接点端子固定部14,15に
は逃げ19,20を設けたことにより、バリ18とモー
ルド部分が直接接触することはない。このため、モール
ド屑も金属屑も発生しない。従って接点不良も生じな
い。なお本発明は従来のエア吹き、洗浄も行なうことに
より更に効果は向上する。
【0018】
【発明の効果】本発明に依れば、組立の際に発生する異
物は構成部品の中に封じ込み、またモールド部品に金属
部品が接触する部分にはバリを逃げる逃げを設けること
により、バリによる異物の発生を防止して異物による接
点不良を防止することができる。これにより電磁継電器
の品質向上に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す正面図である。
【図2】本発明の実施例を説明するための分解斜視図で
ある。
【図3】従来の電磁継電器の1例を示す図である。
【符号の説明】
10…ボビン 11…コイル 12,13…接点端子 14,15…接点端子固定部 16,17…接点端子固定用孔 18…バリ 19,20…逃げ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本山 勉 長野県飯山市大字野坂田935番地 株式 会社しなの富士通内 (56)参考文献 特開 平5−182575(JP,A) 特開 平4−264322(JP,A) 実開 平4−54135(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 50/44 H01H 49/00 H01H 50/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁継電器であって、上下にフランジ部を有し、その一方のフランジ部に 接点
    端子が挿入固定される2個の孔が形成されたボビンと、 前記ボビンの一方の孔に上方より挿入固定されるL字形
    の接点端子と、 前記ボビンの他方の孔に下方より挿入固定されるL字形
    の接点端子とを具備し、 前記一方の孔に上方より挿入固定されたL字形の接点端
    子の水平に延びた部分が前記接点端子が下方より挿入固
    定された他方の孔の上部開口部をふさぐように構成され
    たことを特徴とする電磁継電器。
  2. 【請求項2】 前記ボビンの一方の孔に下方より挿入固
    定されるL字形の接点端子の水平に延びた部分の先端部
    に生じたバリを逃げるように、前記上方より接点端子が
    挿入される接点端子固定部に凹状の逃げを設けたことを
    特徴とする請求項1記載の電磁継電器。
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