JP2002216605A - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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JP2002216605A
JP2002216605A JP2001005712A JP2001005712A JP2002216605A JP 2002216605 A JP2002216605 A JP 2002216605A JP 2001005712 A JP2001005712 A JP 2001005712A JP 2001005712 A JP2001005712 A JP 2001005712A JP 2002216605 A JP2002216605 A JP 2002216605A
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Takatoshi Honjo
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部品の位置精度の向上を図り、動作特性が安定
し、また小型化も可能な電磁継電器を提供することを目
的とする。 【解決手段】樹脂成形体22は、L型の継鉄3の立片3
cの下部両側及び横片3aをインサートとして成形され
たもので、継鉄3の立片3cを一端部に垂立させ、他端
部には立片3cと並行するように、NO用の固定接点端
子6及びNC用の固定接点端子8を係合により取り付け
るための取付台24を一体形成し、継鉄3とともに、部
品取付用ベースブロック23を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁継電器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図7はこの種の従来の電磁継電器の分解
斜視図を示している。この従来の電磁継電器では、図示
するように励磁用コイルを巻胴に巻回するコイルボビン
1の中心透孔1cに挿通させる鉄心2の一端を、図にお
いてコイルボビン1の下側鍔部1aの下面に沿うように
配置されるL型の継鉄3の横片3aに設けた孔3bにか
締め固定し、またコイルボビン1の上側鍔部1bに一体
に形成した端子取り付け部4にNO側固定接点5を設け
た固定接点端子6と、NC側固定接点7を設けた固定接
点端子8とを取付ける。
【0003】この各固定接点端子6,8は逆L字状に折
り曲げ形成されたもので、各横片6b,8bに各固定接
点5,7をか締め固定し、また各垂直片6a,8aの下
端に外部端子片6c、8cを一体延長形成しており、上
記端子取り付け部4の両側の各開口部41から横片6
b、8bの両側縁を上記開口部41と直交する側の端子
取り付け部4の内壁面の下部或いは上部に対向形成した
内向き溝9a、9bに係入させながら、各横片6b,8
bを端子取り付け部4内に挿入することで、端子取り付
け部4に取り付けられる。この時、端子取り付け部4内
において、固定接点5,7が間隙を介して上下方向に対
向配置される。
【0004】また継鉄3の立片3cの外側面に沿うよう
に接触ばねブロック14の接触ばね10の垂下片10a
を沿わせて配置し、この垂下片10aの両側に形成した
各孔11に対応させて、継鉄3の立片3cの外面に突出
形成しているダボ12を孔11に挿入してか締めること
で接触ばねブロック14を継鉄3に固着するようになっ
ている。
【0005】接触ばね10(ヒンジばね)は、上記垂下
片10aの下端中央より下方に共通外部端子片10dを
一体延長形成し、また垂下片10aの上端両側より上方
に一体延長した後、その上端より斜め下方に延長した屈
曲片10b,10bと、各屈曲片10b,10bの先端
に一体連設し、板面が垂下片10aの板面に略直交する
ように形成されたT型片10cとを有しており、このT
型片10cの中脚の先端上下面に可動接点17を設ける
とともにT型片10cの下面側に配置した接極子16の
ダボ16aを上面側に貫挿させて、か締めることで接極
子16をT型片10c下面に固定し、これら可動接点1
7と接極子16と接触ばね10とで接触ばねブロック1
4を構成する。
【0006】接触ばねブロック14を上記のように継鉄
3に取着する際に、T型片10cの中脚先端を端子取り
付け部4の中央側部開口42より内部に挿入して可動接
点17を固定接点5,7間に配置するとともに、接極子
16を鉄心2の上端部、つまり吸着面2aに対向配置す
る。この状態で屈曲片10b、10bのばね弾性によっ
てT型片10cが上方へ弾発することで接極子16が鉄
心2の吸着面2aより開離し、中脚先端の上面側の可動
接点17がNC側の固定接点7に接触する。
【0007】このようにしてコイルボビン1に、鉄心
2、継鉄3、固定接点端子6,8、接触ばねブロック1
4の各部品が取り付けられて1つのブロックとなり、こ
のブロックを上面開口の浅箱状のベース18上に載置す
るとともに、ベース18の底部に設けられた挿通孔19
…から夫々に対応する固定接点端子6,8の外部端子片
6c、8c、共通外部端子片10dがベース18の下面
下方に突出させ、またコイルボビン2の下側鍔部1aの
一端部両側に設けられている各コイル端子片20をベー
ス18の対応する挿通孔19を介してベース18の下面
下方に突出させる。そしてベース18に下面開口の箱状
ケース21を被着することで電磁継電器が完成されるこ
とになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
の構造では、部品組み付けの基準となる部材がコイルボ
ビン1であり、そのため部品相互のばらつきの累積によ
り電磁継電器の特性面への影響を受けるという問題があ
った。
【0009】本発明は、上記の問題点に鑑みて為された
もので、部品の位置精度の向上を図り、特性が安定した
電磁継電器を提供することを目的とする。
【0010】また上記目的に加えて小型化も可能な電磁
継電器を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、継鉄をインサート成形により
一体化した樹脂成形体により構成した部品取付用ベース
ブロックと、該部品取付用ベースブロックの樹脂成形体
に形成された取付部位に係合により取り付けられる固定
接点端子とを備え、上記継鉄に結合される鉄心を貫挿し
たコイルブロックを上記部品取付用ベースブロックの樹
脂成形体上に配置し、上記鉄心の吸着面に励磁時に吸引
される接極子を揺動自在に取り付けるとともに、接極子
の移動により上記固定接点端子に設けた固定接点と接触
/開離する可動接点を設けた接触ばねからなる接触ばね
ブロックを上記継鉄に取着することを特徴とする。
【0012】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記部品取付用ベースブロックの樹脂成形体が電
磁継電器のベースを兼ねて成ることを特徴とする。
【0013】請求項3の発明では、継鉄及び固定接点端
子をインサート成形により一体化した樹脂成形体により
構成した部品取付用ベースブロックを備え、上記継鉄に
結合される鉄心を貫挿したコイルブロックを上記部品取
付用ベースブロックの樹脂成形体上に配置し、上記鉄心
の吸着面に励磁時に吸引される接極子を揺動自在に取り
付けるとともに、接極子の移動により上記固定接点端子
に設けた固定接点と接触/開離する可動接点を設けた接
触ばねからなる接触ばねブロックを上記継鉄に取着する
ことを特徴とする。
【0014】請求項4の発明では、請求項3の発明にお
いて、上記部品取付用ベースブロックの樹脂成形体が電
磁継電器のベースを兼ねて成ることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施形態により説明
する。
【0016】(実施形態1)従来例では、コイルボビン
を部品取付のベースとしていたが、本実施形態では、図
1に示すようにL型の継鉄3を樹脂成形体22にインサ
ート成形により一体化して形成された部品取付用ベース
ブロック23を用いた点に特徴がある。
【0017】つまり樹脂成形体22は継鉄3の立片3c
の下部両側及び横片3aをインサートとして成形された
もので、一端部には継鉄3の立片3cを垂立させてい
る。また他端部には立片3cと並行するように、NO用
の固定接点端子6及びNC用の固定接点端子8を係合に
より取り付けるための取付台24を一体形成している。
【0018】この取付台24は、外面には隔壁24cに
より分離された凹平面24a,24bを設けてある。こ
の凹平面24a,24bには固定接点端子6,8を係合
して取り付けるための係合孔25を夫々開口させ、また
下部には固定接点端子6,8の垂下片6a,8aの下部
を載置する壁部24dを夫々設けている。
【0019】固定接点端子6,8は垂下片6a,8aの
上端に固定接点5,7を夫々か締め固定する横片6b、
8bを折り曲げ形成している逆L型の導電金属板からな
るもので、垂下片6a、8aの下端中央からは下方に外
部端子片6c、8cを一体に延長形成している。垂下片
6a,8aの中間部には取付台24側の板面より、該板
面に対して略直角に係合突片26,26を夫々切り起こ
しにより突出させている。ここで各垂下片6a,8aの
係合突片26の高さ位置は同じ高さ位置とし、また垂下
片6aの下端から横片6b迄の長さ寸法に対して、垂下
片8aの下端から横片8b迄の寸法を長くし、且つ横片
6b、8bを相対する方向に突出させてある。
【0020】而して固定接点端子6,8を取付台24に
取り付けるに当たっては夫々の垂下片6a,8aを上記
取付台24の凹平面24a,24bに当接するように配
置する。この際各係合突片26を対応する係合孔25内
に圧入して係合させるとともに、各壁部24dの中央に
形成した切欠27,27より夫々の外部端子片6c、8
cを下方に突出させ且つ壁部24dの上面に各垂下片6
a,8aの下端を載置する。これにより各固定接点端子
6,8は取付台24に取り付けられることになる。この
時固定接点端子6の横片6bは取付台24の上面部のや
や上方に配置され、また固定接点端子8の横片8bは一
定の間隙を空けて横片6b上方に重なるように配置さ
れ、横片6bの上面側に固定されている固定接点5と、
横片8bの下面側に固定されている固定接点7とが対向
する。
【0021】また本実施形態では、円筒状で外周に励磁
用コイルを巻回している巻胴と、上下に設けられた鍔部
1b、1aとで構成されたコイルボビン1によりコイル
ブロックが構成され、コイルボビン1は下部鍔部1aの
端部の両側下面よりコイル端子片20,20を突出し、
中央透孔1cに鉄心2を貫挿するようになっている。
【0022】而して部品取付用ベースブロック23に対
してコイルブロック及び鉄心2を取り付ける場合、まず
継鉄3の立片3cと、取付台24の間の樹脂成形体22
の上面両側に開口した挿通孔28,28にコイル端子片
20,20を挿入して樹脂成形体22の下面側に突出さ
せるとともに、上記下側鍔部1aを樹脂成形体22の上
面部に載置する。そしてコイルボビン1の中央透孔1c
に貫挿させた鉄心2の下端を樹脂成形体22の上面に露
出せる継鉄3の横片3aの孔3bを介して樹脂成形体2
2の下面側に貫通させる。そしてこの鉄心2の下端を樹
脂成形体22の下面側で、か締めることで、コイルブロ
ック及び鉄心2を樹脂成形体22に固定する。
【0023】一方本実施形態の接触ばねブロック14の
接触ばね10は従来例と同様に、垂下片10aの下端中
央より下方に共通外部端子片10dを一体延長形成し、
また垂下片10aの上端両側より上方に一体延長した
後、その上端より斜め下方に延長した屈曲片10b,1
0bと、各屈曲片10b,10bの先端に一体連設し、
板面が垂下片10aの板面に略直交するように形成され
たT型片10cとを有し、このT型片10cの中脚の先
端上下面に可動接点17を設けるとともにT型片10c
の下面側に配置した磁性体からなる接極子16のダボ1
6aを上面側に貫挿させて、か締めることで接極子16
をT型片10c下面に固定する。これにより可動接点1
7及び接極子16と共に接触ばね10は、接触ばねブロ
ック14を構成することになる。
【0024】この接触ばねブロック14を継鉄3に取着
するに当たっては、接触ばね10のT型片10cの中脚
先端の可動接点17を、上記取付台24上方の固定接点
5,7間に挿入して配置するとともに、接極子16を鉄
心2の上端部、つまり吸着面2aに対向配置する。この
状態で継鉄3の立片3cの外面に突出したダボ12を接
触ばね10の垂下片10aの孔11に挿入してか締める
ことで接触ばねブロック14は継鉄3に取着されること
になる。
【0025】この取り付け状態で接触ばね10の屈曲片
10b、10bのばね弾性によってT型片10cが上方
へ弾発し、そのため接極子16が鉄心2の吸着面より開
離するとともにT型片10cの中脚先端の上側の可動接
点17がNC側の固定接点7に接触する。
【0026】このようにして継鉄3と、この継鉄3をイ
ンサートして成形した樹脂成形体22とからなる部品取
付用ベースブロック23を中心に、コイルボビン1、鉄
心2、固定接点端子6,8、接触ばねブロック14の各
部品が取り付けられて電磁継電器の機構ブロックとな
り、この機構ブロックを上面開口の浅箱状のベース18
上に載置するとともに、ベース18の底部に設けられた
挿通孔19…から固定接点端子6,8の外部端子片6
c、8c、共通外部端子片10d及びコイル端子片2
0,20をベース18下面下方に突出させる。そしてベ
ース18に下面開口の箱状ケース21を被着することで
本実施形態の電磁継電器が完成されることになる。
【0027】尚本実施形態の電磁継電器は次のように動
作する。
【0028】まずコイル端子片20,20を介して励磁
コイルに通電すると、発生する電磁力により鉄心2の吸
着面2aに接極子16が接触ばね10の弾性に抗して吸
引さされ、この吸引に伴ってT型片10cの中脚先端も
下方に移動して上側の可動接点17が固定接点7から開
離し、下側の可動接点17が固定接点5に接触する。
【0029】そして励磁コイルの通電を止めると、接触
ばね10の復帰力によって接極子16は元の位置に復帰
移動するとともに、T型片10cの中脚先端が上方に移
動して下側の可動接点17が固定接点5から開離し、上
側の可動接点17が固定接点7に接触する。
【0030】(実施形態2)上記実施形態1では電磁継
電器の機構が1組設けられたものであるが、本実施形態
は図2に示すように2つの継鉄3,3を樹脂成形体22
にインサート成形により一体化した部品取付用ベースブ
ロック23を用い、この部品取付用ベースブロック23
に2組の電磁継電機構の部品を取り付けることでツイン
タイプの電磁継電器を構成するものである。
【0031】樹脂成形体22の一端部にはNO側の固定
接点端子6,NC側の固定接点端子8を取り付けるため
の取付台24を一体に形成し、実施形態1と同様に取付
台24の外側面に形成した凹平面24a,24bに各固
定接点端子6、8を取り付けるようになっている。
【0032】ここで固定接点端子6は、2つの電磁継電
器の機構に対応して、実施形態1の場合に比べて垂下片
6aの幅を広くするとともに、横片6bの長さを長く
し、横片6bの上面側に2組の固定接点5,5を一定間
隔をあけてか締め固定している。
【0033】同様に固定接点端子8も、2つの電磁継電
機構に対応して、実施形態1の場合に比べて垂下片8a
の幅を広くするとともに、横片8bの長さを長くし、横
片8bの下面側に2組の固定接点7,7を一定間隔をあ
けてか締め固定している。
【0034】そして各固定接点端子6、8の垂下片6
a,8aには取付台2の各凹平面24a、24bに開口
した係合孔25,25に係合する係合突片26,26を
切り起こしにより形成してある。
【0035】一方コイルブロック及び接触ばねブロック
14は実施形態1と同様な構成のものを夫々の継鉄3に
対応して使用する(ここでは各構成要素の説明は省略す
る)。
【0036】而して部品取付用ベースブロック23に対
して固定接点端子6,8を取り付ける場合には、夫々の
垂下片6a,8aを上記取付台24の凹平面24a,2
4bに当接するように配置する。この際各係合突片26
を対応する各係合孔25に圧入して係合させるととも
に、各壁部24dの中央に形成した切欠27,27より
夫々の外部端子片6c、8cを下方に突出させ且つ壁部
24dの上面に各垂下片6a,8aの下端を載置する。
これにより各固定接点端子6,8は取付台24に取り付
けられることになる。この時横片6bは取付台24の上
面部のやや上方に配置され、また横片8bは一定の間隙
を空けて横片6b上方に重なるように配置され、横片6
bの上面側に固定されている固定接点5,5と、横片8
bの下面側に固定されている固定接点7,7とが対向す
る。
【0037】次に部品取付用ベースブロック23に対し
て各コイルブロック及び鉄心2を取り付ける場合、まず
対応する継鉄3の立片3cと、取付台24の間の樹脂成
形体22の両側に設けた挿通孔28,28にコイル端子
片20,20を上面側から挿入して樹脂成形体22の下
面側に突出させるとともに、上記下側鍔部1aを樹脂成
形体22の上面部に載置する。そしてコイルボビン1の
中央透孔1cに貫挿させた鉄心2の下端を樹脂成形体2
2の上面に露出せる継鉄3の横片3aに形成した孔3b
を介して樹脂成形体22の下面側に貫通させて鉄心2の
下端を樹脂成形体22の下面側で、か締めることで、各
コイルブロック及び鉄心2を各継鉄3に対応するように
樹脂成形体22に固定する。
【0038】また各接触ばねブロック14を対応する継
鉄3に取着する際に、T型片10cの中脚先端の可動接
点17を、上記取付台24上方の対応する固定接点5,
7間に挿入して配置するとともに、接極子16を鉄心2
の上端部、つまり吸着面2aに対向配置する。この状態
で屈曲片10b、10bのばね弾性によってT型片10
cが上方へ弾発することで接極子16が鉄心2の吸着面
より開離し、中脚先端の上側の可動接点17がNC側の
固定接点7に接触する。
【0039】このようにして2組の継鉄3,3と、これ
ら継鉄3,3をインサートして成形した樹脂成形体22
とからなる部品取付用ベースブロック23を中心に、夫
々の継鉄3に対応した2組のコイルブロック及び鉄心2
と、2組の接触ばねブロック14と、2つの固定接点
5,5を設けた固定接点端子6と、2つの固定絵ST点
7,7を設けた固定接点端子7と取り付けられて2組の
電磁継電機構を有するブロックとなり、この機構のブロ
ックを上面開口の浅箱状のベース18上に載置するとと
もに、ベース18の底部に設けられた挿通孔19…から
固定接点端子6,8の外部端子片6c、8c、共通外部
端子片10c及びコイル端子片20,20をベース18
下面下方に突出させる。そしてベース18に下面開口の
箱状ケース21を被着することでツインタイプの電磁継
電器が完成されることになる。
【0040】(実施形態3)上記実施形態1ではベース
18を用いているが、本実施形態では図3に示すように
ベース18を用いず、部品取付用ベースブロック23を
構成する樹脂成形体22をベースと兼用させている。
【0041】尚その他の構成は実施形態1と同じである
から、図3の構成要素中、図1の構成要素と同じものに
は同じ符号を付して説明を省略する。
【0042】(実施形態4)上記実施形態2ではベース
18を用いているが、本実施形態では図4に示すように
ベース18を用いず、部品取付用ベースブロック23を
構成する樹脂成形体22をベースと兼用させている。
【0043】尚その他の構成は実施形態2と同じである
から、図3の構成要素中、図1の構成要素と同じものに
は同じ符号を付して説明を省略する。
【0044】(実施形態5)上記各実施形態では樹脂成
形体22に継鉄3をインサート成形して部品取付用ベー
スブロック23を構成しているが、本実施形態では図5
に示すように継鉄3に加えて、固定接点端子6,8も樹
脂成形体22にインサート成形により一体化し、固定接
点端子6,8の取り付け作業を省略している。この場合
取付部位として固定接点端子6,8をインサートした突
出台22’を樹脂成形体22の一端部に一体形成してい
る。
【0045】尚その他の構成は実施形態1と同じである
から、図5の構成要素中、図1の構成要素と同じものに
は同じ符号を付して説明を省略する。
【0046】また本実施形態においてもベース18を実
施形態3と同様に省略しても良い。
【0047】(実施形態6)本実施形態も実施形態5と
同様に図6に示すように継鉄3に加えて、固定接点端子
6,8を樹脂成形体22にインサート成形により一体化
し、固定接点端子6,8の取り付け作業を省略してい
る。本実施形態の場合も取付部位として固定接点端子
6,8をインサートした突出台22’を樹脂成形体22
の一端部に一体形成している。
【0048】尚その他の構成は実施形態2と同じである
から、図6の構成要素中、図2の構成要素と同じものに
は同じ符号を付して説明を省略する。
【0049】また本実施形態においてもベース18を実
施形態4と同様に省略しても良い。
【0050】
【発明の効果】請求項1の発明は、継鉄をインサート成
形により一体化した樹脂成形体により構成した部品取付
用ベースブロックと、該部品取付用ベースブロックの樹
脂成形体に形成された取付部位に係合により取り付けら
れる固定接点端子とを備え、上記継鉄に結合される鉄心
を貫挿したコイルブロックを上記部品取付用ベースブロ
ックの樹脂成形体上に配置し、上記鉄心の吸着面に励磁
時に吸引される接極子を揺動自在に取り付けるととも
に、接極子の移動により上記固定接点端子に設けた固定
接点と接触/開離する可動接点を設けた接触ばねからな
る接触ばねブロックを上記継鉄に取着するので、金型精
度によって継鉄の位置が高精度に決まり、また固定接点
端子の取り付け位置も継鉄の位置を基準として金型精度
により決まり、結果継鉄の位置を基準として接触ばねブ
ロック、鉄心を含むコイルブロック、固定接点端子を取
り付けることができ、そのため各部品相互のばらつきに
よる影響を無くすことができ、動作特性(リレー特性)
の安定化が図れるという効果がある。
【0051】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記部品取付用ベースブロックの樹脂成形体が電
磁継電器のベースを兼ねているので、別体のベースを設
ける必要が無くなり、電磁継電器の小型化が図れるとい
う効果がある。
【0052】請求項3の発明では、継鉄及び固定接点端
子をインサート成形により一体化した樹脂成形体により
構成した部品取付用ベースブロックを備え、上記継鉄に
結合される鉄心を貫挿したコイルブロックを上記部品取
付用ベースブロックの樹脂成形体上に配置し、上記鉄心
の吸着面に励磁時に吸引される接極子を揺動自在に取り
付けるとともに、接極子の移動により上記固定接点端子
に設けた固定接点と接触/開離する可動接点を設けた接
触ばねからなる接触ばねブロックを上記継鉄に取着する
ので、継鉄及び固定接点端子の位置が金型精度によって
高精度に決まり、結果継鉄の位置を基準として接触ばね
ブロック、鉄心を含むコイルブロックを取り付けること
ができ、接触ばねブロックと固定接点端子の位置関係も
高精度に定まり、そのため各部品相互のばらつきによる
影響を一層無くすことができ、更なる動作特性の安定化
が図れるという効果がある。
【0053】請求項4の発明では、請求項3の発明にお
いて、上記部品取付用ベースブロックの樹脂成形体が電
磁継電器のベースを兼ねているので、別体のベースを設
ける必要が無くなり、電磁継電器の小型化が図れるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の分解斜視図である。
【図2】本発明の実施形態2の分解斜視図である。
【図3】本発明の実施形態3の分解斜視図である。
【図4】本発明の実施形態4の分解斜視図である。
【図5】本発明の実施形態5の分解斜視図である。
【図6】本発明の実施形態6の分解斜視図である。
【図7】従来例の分解斜視図である。
【符号の説明】
3 継鉄 3c 立片 6,8 固定接点端子 22 樹脂成形体 23 部品取付用ベースブロック 24 取付台

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】継鉄をインサート成形により一体化した樹
    脂成形体により構成した部品取付用ベースブロックと、
    該部品取付用ベースブロックの樹脂成形体に形成された
    取付部位に係合により取り付けられる固定接点端子とを
    備え、上記継鉄に結合される鉄心を貫挿したコイルブロ
    ックを上記部品取付用ベースブロックの樹脂成形体上に
    配置し、上記鉄心の吸着面に励磁時に吸引される接極子
    を揺動自在に取り付けるとともに、接極子の移動により
    上記固定接点端子に設けた固定接点と接触/開離する可
    動接点を設けた接触ばねからなる接触ばねブロックを上
    記継鉄に取着することを特徴とする電磁継電器。
  2. 【請求項2】上記部品取付用ベースブロックの樹脂成形
    体が電磁継電器のベースを兼ねて成ることを特徴とする
    請求項1記載の電磁継電器。
  3. 【請求項3】継鉄及び固定接点端子をインサート成形に
    より一体化した樹脂成形体により構成した部品取付用ベ
    ースブロックを備え、上記継鉄に結合される鉄心を貫挿
    したコイルブロックを上記部品取付用ベースブロックの
    樹脂成形体上に配置し、上記鉄心の吸着面に励磁時に吸
    引される接極子を揺動自在に取り付けるとともに、接極
    子の移動により上記固定接点端子に設けた固定接点と接
    触/開離する可動接点を設けた接触ばねからなる接触ば
    ねブロックを上記継鉄に取着することを特徴とする電磁
    継電器。
  4. 【請求項4】上記部品取付用ベースブロックの樹脂成形
    体が電磁継電器のベースを兼ねて成ることを特徴とする
    請求項3記載の電磁継電器。
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