JP2011014402A - 電磁継電器 - Google Patents
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Abstract
【課題】スリットに挿入される端子をボディに対して確実に固定できる電磁継電器を提供する。
【解決手段】電磁継電器10は、鉄心本体13に対して近接離反する接極子19と、ボディ11に固定された可動端子21および固定端子22を有する接点機構20と、接極子と可動端子とを連結する連結部材24とを備えている。可動端子および固定端子は、ボディの可動スリット27および固定スリット28に挿入されている。また、可動端子は、可動スリット奥側に相当する位置21eに設けられた第1段部43と、可動スリット開口側に相当する位置21fに設けられた第2段部44とを有する。そして、第1段部の第1突出寸法H1よりも第2段部の第2突出寸法H2を大きくした。
【選択図】図5
【解決手段】電磁継電器10は、鉄心本体13に対して近接離反する接極子19と、ボディ11に固定された可動端子21および固定端子22を有する接点機構20と、接極子と可動端子とを連結する連結部材24とを備えている。可動端子および固定端子は、ボディの可動スリット27および固定スリット28に挿入されている。また、可動端子は、可動スリット奥側に相当する位置21eに設けられた第1段部43と、可動スリット開口側に相当する位置21fに設けられた第2段部44とを有する。そして、第1段部の第1突出寸法H1よりも第2段部の第2突出寸法H2を大きくした。
【選択図】図5
Description
本発明は、ボディに固定された一対の端子を有する接点機構を備え、一対の端子の一方が接極子に連結され、接極子が鉄心本体に対して近接離反可能に支持された電磁継電器に関する。
一般的な電磁継電器は、コイルが巻回された鉄心と、鉄心を支持する樹脂製のボディと、鉄心の軸方向一端部に連結され、鉄心と並行に配置されるL字状のヨークと、ヨークにヒンジバネを介して接続され、鉄心の他端部に対して近接離反する接極子と、接極子に連結部材を介して押圧された接点機構とを備える。
鉄心に巻かれたコイルに電流が流れると接極子が鉄心の他端部に吸着される。接極子が鉄心の他端部に吸着されると、連動する連結部材により接点機構が動作して導通が得られる(特許文献1)。
鉄心に巻かれたコイルに電流が流れると接極子が鉄心の他端部に吸着される。接極子が鉄心の他端部に吸着されると、連動する連結部材により接点機構が動作して導通が得られる(特許文献1)。
特許文献1において、接点機構を構成する一対の端子は、ボディに設けられたスリットに挿入されて固定されている。
各端子は、その厚み寸法と、圧入用突条の突出寸法との合算値がスリットの隙間寸法よりも若干大きいため、スリットに対して強く押し込むように挿入されることにより、溝部の内面に挟持されて支持される。
各端子は、その厚み寸法と、圧入用突条の突出寸法との合算値がスリットの隙間寸法よりも若干大きいため、スリットに対して強く押し込むように挿入されることにより、溝部の内面に挟持されて支持される。
ところで、一般に樹脂成形品であるボディに設けられたスリットは、射出成形後、金型の内面に設けられたリブ、あるいはスライド金型等がスリットから滑らかに抜けやすくするために、スリットの奥側の隙間寸法よりも開口側の隙間寸法が大きい、換言すればスリットの入口から奥に向かって先細り形状となっている。
従って、前述した特許文献1は、固定接点端子における圧入用突条の突出寸法が均一であるため、固定接点端子がボディのスリットに挿入されると、スリットの奥側において固定接点端子がスリットの内面に強く挟持されるが、スリットの開口側においてはスリットの内面による挟持圧力が少ないか、あるいはスリットの内面が接触せずに挟持されない可能性があり、固定接点端子を確実に固定できないという不都合がある。
本発明は、前述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、スリットに挿入される端子をボディに対して確実に固定できる電磁継電器を提供することにある。
本発明に係る電磁継電器は、鉄心本体および鉄心継鉄が略L字状に連結され、ボディに支持された鉄心と、前記鉄心本体を覆うとともに導電コイルが巻回されるボビンと、前記鉄心継鉄に連結され、ヒンジバネにより前記鉄心本体に対して近接離反する接極子と、前記ボディに固定された一対の端子を有する接点機構と、前記接極子と前記各端子のうちの一方とを連結する連結部材とを備え、前記各端子が略帯状であるとともに前記ボディに形成されたスリットに沿って挿入される電磁継電器であって、前記スリットの挿入方向に沿って前記端子の表面におけるスリット奥側に相当する位置に設けられた第1段部と、スリット開口側に相当する位置に設けられた第2段部とを有し、前記端子の表面に対する前記第1段部の第1突出寸法よりも前記端子の表面に対する前記第2段部の第2突出寸法が大きいことを特徴とする。
本発明においては、端子の表面におけるスリット奥側に相当する位置に第1段部を設け、端子の表面におけるスリット開口側に相当する位置に第2段部を設けた。そして、第1段部の第1突出寸法よりも第2段部の第2突出寸法を大きくした。
よって、スリットの奥側における端子の挟持圧力と、開口側における端子の挟持圧力とを均等にできる。
これにより、従来のようにボディに対して端子の固定が不確実になるという不都合を解消して、ボディに対して端子を確実に固定できる。
よって、スリットの奥側における端子の挟持圧力と、開口側における端子の挟持圧力とを均等にできる。
これにより、従来のようにボディに対して端子の固定が不確実になるという不都合を解消して、ボディに対して端子を確実に固定できる。
本発明の電磁継電器によれば、スリット奥側に相当する位置に第1段部を設けるとともにスリット開口側に相当する位置に第2段部を設け、第1段部の第1突出寸法よりも第2段部の第2突出寸法を大きくすることで、スリットに挿入される端子をボディに対して確実に固定できるという効果を有する。
以下、本発明の複数の実施の形態に係る電磁継電器について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態に係る電磁継電器10について説明する。
図1〜図2に示すように、電磁継電器10は、電磁継電器10の基部となるボディ11と、ボディ11に支持されるとともに鉄心本体13および鉄心継鉄14で略L字状に形成された鉄心12と、鉄心本体13に設けられた調整部材15と、鉄心本体13を覆うとともに導電コイル17が巻回されるボビン16と、鉄心継鉄14に連結されるとともにヒンジバネ18により鉄心本体13に近接離反可能に支えられた接極子19と、ボディ11に固定されるとともに一対の端子21,22を有する接点機構20と、一対の端子21,22の一方および接極子19を連結する連結部材24とを備えている。
第1実施形態に係る電磁継電器10について説明する。
図1〜図2に示すように、電磁継電器10は、電磁継電器10の基部となるボディ11と、ボディ11に支持されるとともに鉄心本体13および鉄心継鉄14で略L字状に形成された鉄心12と、鉄心本体13に設けられた調整部材15と、鉄心本体13を覆うとともに導電コイル17が巻回されるボビン16と、鉄心継鉄14に連結されるとともにヒンジバネ18により鉄心本体13に近接離反可能に支えられた接極子19と、ボディ11に固定されるとともに一対の端子21,22を有する接点機構20と、一対の端子21,22の一方および接極子19を連結する連結部材24とを備えている。
鉄心12は、直線状に延出された鉄心本体13と、鉄心本体13の一端部13aに設けられた鉄心継鉄14とを有する。
この鉄心12は、前述したように、鉄心本体13および鉄心継鉄14で略L字状に形成されている。
この鉄心12は、前述したように、鉄心本体13および鉄心継鉄14で略L字状に形成されている。
ボディ11は、絶縁材で略矩形体に形成され、一端部11aに略コ字状の凹部26が設けられ、他端部11bに可動スリット(スリット)27および固定スリット(スリット)28が設けられている。
凹部26には、鉄心継鉄14の端部14aに対向させて、接極子19の一端部19aが収納されている。
ボディ11の一端部11aにヒンジバネ18が取り付けられることで、接極子19の一端部19aが凹部26に保持されている。
なお、ヒンジバネ18、可動スリット27および固定スリット28については後で詳しく説明する。
凹部26には、鉄心継鉄14の端部14aに対向させて、接極子19の一端部19aが収納されている。
ボディ11の一端部11aにヒンジバネ18が取り付けられることで、接極子19の一端部19aが凹部26に保持されている。
なお、ヒンジバネ18、可動スリット27および固定スリット28については後で詳しく説明する。
さらに、ボディ11は、ボディ11の下面11cに被覆部材31を備えている。
被覆部材31は、ボディ11よりも高強度の材質で形成され、凹部26を覆うとともにボディ11の下面11b全域を覆う部材である。
被覆部材31は、ボディ11の凹部26に対向する部位に窪み部32が設けられている。被覆部材31に窪み部32を設けることで、凹部26に配置された接極子19の一端部19aとの干渉を回避できる。
被覆部材31は、ボディ11よりも高強度の材質で形成され、凹部26を覆うとともにボディ11の下面11b全域を覆う部材である。
被覆部材31は、ボディ11の凹部26に対向する部位に窪み部32が設けられている。被覆部材31に窪み部32を設けることで、凹部26に配置された接極子19の一端部19aとの干渉を回避できる。
調整部材15は、鉄心本体13の他端部13bに設けられている。この調整部材15は、鉄心本体13の長手方向に対して交差する方向に延びるとともに、鉄心本体13の長手方向に対して略平行な接触面15aが設けられることで略L字状に形成されている。
接触面15aは、鉄心本体13の他端部13bから接極子19の他端部19bに向けて張り出されている。
この接触面15aに対して接極子19の他端部19bが近接離反可能に構成されている。
接触面15aは、鉄心本体13の他端部13bから接極子19の他端部19bに向けて張り出されている。
この接触面15aに対して接極子19の他端部19bが近接離反可能に構成されている。
ボビン16は、ボディ11に設けられ、鉄心12(具体的には、鉄心本体13)を収納するとともに、外部に導電コイル17が巻回されている。
ボビン16は、ボディ11と同様に、絶縁材で形成されている。
ボビン16は、ボディ11と同様に、絶縁材で形成されている。
ヒンジバネ18は、ボディ11に設けられ、接極子19の一端部19aを支える弾性変形可能な板バネである。
接極子19は、一端部19aがヒンジバネ18に支えられる(押圧される)ことで鉄心継鉄14に連結され、他端部19bがヒンジバネ18により調整部材15の接触面15a(鉄心本体13)に対して近接離反可能な部材である。
接極子19は、一端部19aがヒンジバネ18に支えられる(押圧される)ことで鉄心継鉄14に連結され、他端部19bがヒンジバネ18により調整部材15の接触面15a(鉄心本体13)に対して近接離反可能な部材である。
すなわち、接極子19は、非通電状態においてヒンジバネ18の付勢力で接触面15a(鉄心本体13)に対して離反状態に保持され、通電状態においてヒンジバネ18の付勢力に抗して接触面15a(鉄心本体13)に対して近接状態に保持される。
接極子19の他端部19aが連結部材24を介して接点機構20に連結されている。
接極子19の他端部19aが連結部材24を介して接点機構20に連結されている。
接点機構20は、ボディ11の他端部11bに固定された一対の端子21,22(以下、可動端子21および固定端子22という)を有している。
そして、接点機構20の可動端子21(各端子21,22の一方)が接極子19の他端部19aに連結部材24を介して連結されている。
そして、接点機構20の可動端子21(各端子21,22の一方)が接極子19の他端部19aに連結部材24を介して連結されている。
図3〜図4に示すように、可動端子21は、略帯状に形成された部材であり、先端部21aに接触部41を有し、基部21bがボディ11の他端部11bに形成された可動スリット27に沿って挿入されている。
可動端子21は、基部21bの一方の表面(表面)21cから突出された係止段部42と、基部21bの挿入側端部21dに形成された複数(一例として、2個)の凹部47とを備えている。
可動端子21は、基部21bの一方の表面(表面)21cから突出された係止段部42と、基部21bの挿入側端部21dに形成された複数(一例として、2個)の凹部47とを備えている。
図5、図6に示すように、係止段部42は、可動スリット27の挿入方向(矢印A方向)に沿って可動スリット27奥側に相当する位置21eに設けられた第1段部43と、可動スリット27の挿入方向(矢印A方向)に沿って可動スリット27開口側に相当する位置21fに設けられた第2段部44と、第1段部43および第2段部44間に可動スリット27の挿入方向(矢印A方向)に沿って延ばされて第1段部43および第2段部44に連結された連結段部45とを有する。
図7〜図9に示すように、第1段部43は、可動スリット27の挿入方向(矢印A方向)に対して直交する方向(上下方向)に延出され、基部21bの一方の表面21cに対して第1突出寸法がH1だけ突出されている。
第2段部44は、可動スリット27の挿入方向(矢印A方向)に対して直交する方向(上下方向)に延出され、基部21bの一方の表面21cに対して第2突出寸法がH2だけ突出されている。
第2段部44の第2突出寸法H2は、第1段部43の第1突出寸法H1よりも大きい。
第2段部44は、可動スリット27の挿入方向(矢印A方向)に対して直交する方向(上下方向)に延出され、基部21bの一方の表面21cに対して第2突出寸法がH2だけ突出されている。
第2段部44の第2突出寸法H2は、第1段部43の第1突出寸法H1よりも大きい。
図6に示すように、可動スリット27は、ボディ11を成形型で成形する際に同時に成形される溝であり、成形型を抜き出すために一対のスリット側壁27a,27bがそれぞれ抜き勾配θにテーパー状に形成されている。
すなわち、可動スリット27は、基部21bが挿入される挿入方向に沿ったスリット奥側部位(スリット奥側)27cがスリット幅W1に形成され、スリット開口側部位(スリット開口側)27dがスリット幅W2に形成されている。
すなわち、可動スリット27は、基部21bが挿入される挿入方向に沿ったスリット奥側部位(スリット奥側)27cがスリット幅W1に形成され、スリット開口側部位(スリット開口側)27dがスリット幅W2に形成されている。
ここで、可動スリット27は、一対のスリット側壁27a,27bが抜き勾配θに形成されているので、スリット幅W2がスリット幅W1よりも大きい。
また、一対のスリット側壁27a,27bのテーパー方向と、基部21bの挿入方向(矢印A方向)とは同じ方向である。
また、一対のスリット側壁27a,27bのテーパー方向と、基部21bの挿入方向(矢印A方向)とは同じ方向である。
一方、前述したように、第2段部44の第2突出寸法H2(図8、図9参照)が、第1段部43の第1突出寸法H1(図8、図9参照)よりも大きく設定されている。
よって、一対のスリット側壁27a,27bの一方の側壁27aに、第1段部43および第2段部44が均一の押圧力で当接されている。
また、一対のスリット側壁27a,27bの他方の側壁27bに基部21bの他方の表面21gが均一に当接されている。
よって、一対のスリット側壁27a,27bの一方の側壁27aに、第1段部43および第2段部44が均一の押圧力で当接されている。
また、一対のスリット側壁27a,27bの他方の側壁27bに基部21bの他方の表面21gが均一に当接されている。
これにより、スリット奥側部位27cにおける基部21bの挟持圧力と、スリット開口側部位27dにおける基部21bの挟持圧力とを均等にできる。
したがって、従来のようにボディ11に対して可動端子21の固定が不確実になるという不都合を解消して、ボディ11に対して可動端子21を確実に固定できる。
したがって、従来のようにボディ11に対して可動端子21の固定が不確実になるという不都合を解消して、ボディ11に対して可動端子21を確実に固定できる。
図10に示すように、可動スリット27は、スリット奥側部位27cの内面27eにスリット開口側部位27d(図6参照)へ向けて突出された複数(一例として、2個)の突出部48を有する。
複数の突出部48は、可動スリット27の連続方向(矢印B−B方向)に沿い、かつ、挿入方向(矢印A方向)に対して交差する上下の側面(一対の側面)48aを有し、複数の凹部47(図5、図7参照)がそれぞれ係合可能な突部である。
複数の突出部48は、可動スリット27の連続方向(矢印B−B方向)に沿い、かつ、挿入方向(矢印A方向)に対して交差する上下の側面(一対の側面)48aを有し、複数の凹部47(図5、図7参照)がそれぞれ係合可能な突部である。
図5、図7に示すように、凹部47は、突出部48における上下の側面48aに対して摺接するように形成されている。
この凹部47は、上辺47aから下辺47bに向けて上係止爪51が突出され、下辺47bから上辺47aに向けて下係止爪52が突出されている。
この凹部47は、上辺47aから下辺47bに向けて上係止爪51が突出され、下辺47bから上辺47aに向けて下係止爪52が突出されている。
凹部47を上下の側面48aに対して摺接することで、出部48に係合することができる。
この際に、上側面48aに上係止爪51が食い込むとともに、下側面48aに下係止爪52が食い込むことで、凹部47を突出部48に一層確実に係合することができる。
この際に、上側面48aに上係止爪51が食い込むとともに、下側面48aに下係止爪52が食い込むことで、凹部47を突出部48に一層確実に係合することができる。
可動端子21の凹部47および可動スリット27の突出部48で係合部46が構成されている。
凹部47および突出部48からなる係合部46は、可動スリット27の連続方向に沿い、かつ、挿入方向(矢印A方向)に対して交差する方向に沿って複数設けられている。
すなわち、可動スリット27および可動端子21は、凹部47および突出部48からなる係合部46を複数個(一例として、2個)備えている。
凹部47および突出部48からなる係合部46は、可動スリット27の連続方向に沿い、かつ、挿入方向(矢印A方向)に対して交差する方向に沿って複数設けられている。
すなわち、可動スリット27および可動端子21は、凹部47および突出部48からなる係合部46を複数個(一例として、2個)備えている。
つぎに、可動端子21を可動スリット27に取り付ける例を図11、図5、図12に基づいて説明する。
図11に示すように、可動端子21を可動スリット27に向けて矢印C方向に差し込むことで、可動端子21の複数の凹部47が複数の突出部48に嵌め込まれる。
図5に示すように、突出部48の上下の側面48aに凹部47を嵌め込むことにより、上側面48aに上係止爪51が食い込むとともに、下側面48aに下係止爪52が食い込む。
図11に示すように、可動端子21を可動スリット27に向けて矢印C方向に差し込むことで、可動端子21の複数の凹部47が複数の突出部48に嵌め込まれる。
図5に示すように、突出部48の上下の側面48aに凹部47を嵌め込むことにより、上側面48aに上係止爪51が食い込むとともに、下側面48aに下係止爪52が食い込む。
これにより、上側面48aが上係止爪51で削られるとともに、下側面48aが下係止爪52で削られて削りカス55が発生する。
ここで、突出部48に凹部47を嵌め込むことで、発生した削りカス55を凹部47内に留める(蓄える)ことができ、削りカス55に対する効果が得られる。
ここで、突出部48に凹部47を嵌め込むことで、発生した削りカス55を凹部47内に留める(蓄える)ことができ、削りカス55に対する効果が得られる。
さらに、各係合部46は、可動スリット27の連続方向(矢印B−B方向)に沿い、かつ、挿入方向(矢印A方向)に対して交差する方向に沿って複数設けられている。
これにより、複数の凹部47を複数の突出部48にそれぞれ嵌め込むことで、可動端子21がボディ11に対して傾くことを防止できる。
これにより、複数の係合部46で可動端子21を所定の位置に位置決めでき、かつ安定させた状態で保持できる。
これにより、複数の凹部47を複数の突出部48にそれぞれ嵌め込むことで、可動端子21がボディ11に対して傾くことを防止できる。
これにより、複数の係合部46で可動端子21を所定の位置に位置決めでき、かつ安定させた状態で保持できる。
以上説明したように、可動端子21を可動スリット27に向けて矢印C方向に差し込むことで、可動端子21の複数の凹部47が複数の突出部48に嵌合する。
この状態で、図6に示すスリット奥側部位27cにおける基部21bの挟持圧力と、スリット開口側部位27dにおける基部21bの挟持圧力とが均等に保たれる。
この状態で、図6に示すスリット奥側部位27cにおける基部21bの挟持圧力と、スリット開口側部位27dにおける基部21bの挟持圧力とが均等に保たれる。
このように、複数の凹部47が複数の突出部48に嵌合するとともに、可動スリット27による基部21bの挟持圧力を均等に保つことで、図12に示すように、可動端子21を可動スリット27に確実に取り付けることができ、かつ、可動端子21の位置決め性や組立後の安定性を確保できる。
固定端子22は、可動端子21と類似部材であり、可動端子21で固定端子22の説明を兼ねる。
固定スリット28は、可動スリット27と類似部材であり、可動スリット27で固定スリット28の説明を兼ねる。
固定スリット28は、可動スリット27と類似部材であり、可動スリット27で固定スリット28の説明を兼ねる。
以上説明した電磁継電器10によれば、図2に示すように、導電コイル17を非通電状態にすることで、接極子19がヒンジバネ18の付勢力で鉄心継鉄14に対して非接触状態に保持される。
これにより、接点機構20は、連結部材24を介して可動端子21が固定端子22に対して離反状態に保持される。
これにより、接点機構20は、連結部材24を介して可動端子21が固定端子22に対して離反状態に保持される。
また、導電コイル17を通電状態にすることで、接極子19がヒンジバネ18の付勢力に抗して鉄心継鉄14に対して近接状態に保持される。
これにより、接点機構20は、連結部材24を介して可動端子21(接触部41)が固定端子22に対して接触状態に保持される。
可動端子21(接触部41)が固定端子22に対して接触状態に保持されることで、可動端子21(接触部41)および固定端子22が電気的に導通され、これらを通じて信号が出力される。
これにより、接点機構20は、連結部材24を介して可動端子21(接触部41)が固定端子22に対して接触状態に保持される。
可動端子21(接触部41)が固定端子22に対して接触状態に保持されることで、可動端子21(接触部41)および固定端子22が電気的に導通され、これらを通じて信号が出力される。
つぎに、第1実施形態の変形例1〜変形例2について図13〜図14に基づいて説明する。なお、変形例1〜変形例2において第1実施形態の各構成部材と同一類似部材については同じ符号を付して説明を省略する。
図13に示す変形例1の可動端子60は、第1実施形態の係止段部42に代えて係止段部61を備えたものである。
係止段部61は、可動スリット27奥側に相当する位置21eに設けられた第1段部63と、可動スリット27開口側に相当する位置21fに設けられた第2段部64と、第1段部63および第2段部64に連結された連結段部65とを有する。
係止段部61は、可動スリット27奥側に相当する位置21eに設けられた第1段部63と、可動スリット27開口側に相当する位置21fに設けられた第2段部64と、第1段部63および第2段部64に連結された連結段部65とを有する。
第1段部63は、側面視略円形に突出された部位である。
この第1段部63は、可動スリット27の挿入方向(矢印A方向)に対して直交する方向(上下方向)に複数個(一例として、3個)が所定間隔をおいて形成されている。
第1段部63は、基部21bの一方の表面21cに対して第1突出寸法がH1だけ突出されている。
この第1段部63は、可動スリット27の挿入方向(矢印A方向)に対して直交する方向(上下方向)に複数個(一例として、3個)が所定間隔をおいて形成されている。
第1段部63は、基部21bの一方の表面21cに対して第1突出寸法がH1だけ突出されている。
第2段部64は、側面視略円形に突出された部位である。
第2段部64は、可動スリット27の挿入方向(矢印A方向)に対して直交する方向(上下方向)に複数個(一例として、3個)が所定間隔をおいて形成されている。
第2段部64は、基部21bの一方の表面21cに対して第2突出寸法がH2だけ突出されている。
第2段部44の第2突出寸法H2は、第1段部43の第1突出寸法H1よりも大きい。
第2段部64は、可動スリット27の挿入方向(矢印A方向)に対して直交する方向(上下方向)に複数個(一例として、3個)が所定間隔をおいて形成されている。
第2段部64は、基部21bの一方の表面21cに対して第2突出寸法がH2だけ突出されている。
第2段部44の第2突出寸法H2は、第1段部43の第1突出寸法H1よりも大きい。
変形例1の可動端子60では、第1段部63および第2段部64を側面視略円形に形成した例について説明したが、これに限らないで、第1段部63および第2段部64を側面視四角形、側面視四角形や側面視楕円形などの他の形状に形成することも可能である。
また、変形例1の可動端子60では、第1段部63および第2段部64を連結段部65で連結する例について説明したが、これに限らないで、連結段部65を除去することも可能である。
図14に示す変形例2の可動端子70は、第1実施形態の係止段部42に代えて係止段部71を備えたものである。
係止段部71は、可動スリット27奥側に相当する位置21eに設けられた第1段部43と、可動スリット27開口側に相当する位置21fに設けられた第2段部44と、第1段部63および第2段部64に連結された複数の連結段部45とを有する。
すなわち、係止段部71は、係止段部42の連結段部45を複数個備えたもので、その他の構成は係止段部42と同じである。
係止段部71は、可動スリット27奥側に相当する位置21eに設けられた第1段部43と、可動スリット27開口側に相当する位置21fに設けられた第2段部44と、第1段部63および第2段部64に連結された複数の連結段部45とを有する。
すなわち、係止段部71は、係止段部42の連結段部45を複数個備えたもので、その他の構成は係止段部42と同じである。
変形例2の可動端子70では、複数の連結段部45として2個備えた例について説明したが、これに限らないで、連結段部45を3個以上備えることも可能である。
また、係止段部としては、図15〜図19に示す形態も本発明に含まれるものである。
図15(A)に示す係止段部42Aは、それぞれ3個づつの第1段部43Aおよび第2段部44Aを有する。第1段部43Aおよび第2段部44Aは、可動端子80Aの表面から略半球面状に突出する形状とされ、それぞれ1個づつが可動端子80Aの挿入方向に沿って配置されている。
この係止段部42Aは、可動端子80Aの表面から第1段部43Aの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Aの表面から第2段部44Aの頂部までの第2突出寸法が大きく設定されている。
図15(A)に示す係止段部42Aは、それぞれ3個づつの第1段部43Aおよび第2段部44Aを有する。第1段部43Aおよび第2段部44Aは、可動端子80Aの表面から略半球面状に突出する形状とされ、それぞれ1個づつが可動端子80Aの挿入方向に沿って配置されている。
この係止段部42Aは、可動端子80Aの表面から第1段部43Aの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Aの表面から第2段部44Aの頂部までの第2突出寸法が大きく設定されている。
図15(B)に示す係止段部42Bは、それぞれ2個づつの第1段部43Bおよび第2段部44Bを有する。第1段部43Bおよび第2段部44Bは、可動端子80Bの表面から扁平な略三角柱状に突出する形状とされ、それぞれ1個づつが可動端子80Bの挿入方向に沿って配置されている。
この係止段部42Bは、可動端子80Bの表面から第1段部43Bの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Bの表面から第2段部44Bの頂部までの第2突出寸法が大きく設定されている。
この係止段部42Bは、可動端子80Bの表面から第1段部43Bの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Bの表面から第2段部44Bの頂部までの第2突出寸法が大きく設定されている。
図15(C)に示す係止段部42Cは、それぞれ2個づつの第1段部43Cおよび第2段部44Cを有する。第1段部43Cおよび第2段部44Cは、可動端子80Bの表面から扁平な略正方角柱状に突出する形状とされ、それぞれ1個づつが可動端子80Bの挿入方向に対角線が沿うように配置されている。
この係止段部42Cは、可動端子80Cの表面から第1段部43Cの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Cの表面から第2段部44Cの頂部までの第2突出寸法が大きく設定されている。
この係止段部42Cは、可動端子80Cの表面から第1段部43Cの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Cの表面から第2段部44Cの頂部までの第2突出寸法が大きく設定されている。
図15(D)に示す係止段部42Dは、それぞれ2個づつの第1段部43Dおよび第2段部44Dを有する。第1段部43Dおよび第2段部44Dは、可動端子80Dの表面から扁平な略円筒状に突出する形状とされ、それぞれ1個づつが可動端子80Dの挿入方向に沿って配置されている。
この係止段部42Dは、可動端子80Dの表面から第1段部43Dの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Dの表面から第2段部44Dの頂部までの第2突出寸法が大きく設定されている。
この係止段部42Dは、可動端子80Dの表面から第1段部43Dの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Dの表面から第2段部44Dの頂部までの第2突出寸法が大きく設定されている。
図16(A)に示す係止段部42Eは、それぞれ2個づつの第1段部43Eおよび第2段部44Eを有する。第1段部43Eおよび第2段部44Eは、可動端子80Eの表面から扁平な略楕円曲面状に突出する形状とされ、それぞれ1個づつが可動端子80Eの挿入方向に沿って配置されている。また、第1段部43Eおよび第2段部44Eに囲まれた位置には、可動端子80Eの挿入方向に沿って連続する補強リブ45Eが設けられている。
この係止段部42Eは、可動端子80Eの表面から第1段部43Eの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Eの表面から第2段部44Eの頂部までの第2突出寸法が大きく設定され、可動端子80Eの表面から補強リブ45Eの頂部までの突出寸法が第1突出寸法と同様に設定されている。
この係止段部42Eは、可動端子80Eの表面から第1段部43Eの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Eの表面から第2段部44Eの頂部までの第2突出寸法が大きく設定され、可動端子80Eの表面から補強リブ45Eの頂部までの突出寸法が第1突出寸法と同様に設定されている。
図16(B)に示す係止段部42Fは、それぞれ3個づつの第1段部43Fおよび第2段部44Fを有する。第1段部43Fおよび第2段部44Fは、可動端子80Fの表面から扁平な略正方形柱状に突出する形状とされ、それぞれ1個づつが可動端子80Fの挿入方向に沿って配置されている。また、第1段部43Fおよび第2段部44Fに囲まれた位置には、可動端子80Fの表面から扁平な略正方形柱状に突出する第3段部45Fが設けられている。
この係止段部42Fは、可動端子80Fの表面から第1段部43Fの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Fの表面から第2段部44Fの頂部までの第2突出寸法が大きく設定され、可動端子80Fの表面から第3段部45Fの頂部までの第3突出寸法が第1突出寸法よりも大きく、かつ、第2突出寸法よりも小さく設定されている。
この係止段部42Fは、可動端子80Fの表面から第1段部43Fの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Fの表面から第2段部44Fの頂部までの第2突出寸法が大きく設定され、可動端子80Fの表面から第3段部45Fの頂部までの第3突出寸法が第1突出寸法よりも大きく、かつ、第2突出寸法よりも小さく設定されている。
図16(C)に示す係止段部42Gは、第1段部43Gおよび第2段部44Gを有する。第1段部43Gおよび第2段部44Gは、可動端子80Gの表面から扁平な略帯状に突出し、かつ、可動端子80Gの挿入方向に対して直交する方向に連続する形状とされ、可動端子80Gの挿入方向に沿って配置されている。また、第1段部43Gおよび第2段部44G間には、第1段部43Gおよび第2段部44Gと同様な平面形状を有する第3段部45Gが設けられている。
この係止段部42Gは、可動端子80Gの表面から第1段部43Gの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Gの表面から第2段部44Gの頂部までの第2突出寸法が大きく設定され、可動端子80Gの表面から第3段部45Gの頂部までの第3突出寸法が第1突出寸法よりも大きく、かつ、第2突出寸法よりも小さく設定されている。
この係止段部42Gは、可動端子80Gの表面から第1段部43Gの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Gの表面から第2段部44Gの頂部までの第2突出寸法が大きく設定され、可動端子80Gの表面から第3段部45Gの頂部までの第3突出寸法が第1突出寸法よりも大きく、かつ、第2突出寸法よりも小さく設定されている。
図17(A)に示す係止段部42Hは、3個の第1段部43Hおよび1個の第2段部44Hを有する。第1段部43Hおよび第2段部44Hは、可動端子80Hの表面から扁平な略帯状に突出している。
2個の第1段部43Hは可動端子80Hの挿入方向に沿って配置され、1個の第1段部43Hは可動端子80Hの挿入方向に対して直交する方向に沿って配置されている。これらの第1段部43Hは、略コ字状に連結されている。第2段部44Hは、略コ字状に連結された第1段部43Hの両端部を連結するように配置されている。
従って、係止段部42Hは、3個の第1段部43Hおよび1個の第2段部44Hにより、略正方形枠状に形成されている。
この係止段部42Hは、可動端子80Hの表面から第1段部43Hの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Hの表面から第2段部44Hの頂部までの第2突出寸法が大きく設定されている。
2個の第1段部43Hは可動端子80Hの挿入方向に沿って配置され、1個の第1段部43Hは可動端子80Hの挿入方向に対して直交する方向に沿って配置されている。これらの第1段部43Hは、略コ字状に連結されている。第2段部44Hは、略コ字状に連結された第1段部43Hの両端部を連結するように配置されている。
従って、係止段部42Hは、3個の第1段部43Hおよび1個の第2段部44Hにより、略正方形枠状に形成されている。
この係止段部42Hは、可動端子80Hの表面から第1段部43Hの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Hの表面から第2段部44Hの頂部までの第2突出寸法が大きく設定されている。
図17(B)に示す係止段部42Iは、4個の第1段部43Iおよび1個の第2段部44Iを有する。第1段部43Iおよび第2段部44Iは、可動端子80Iの表面から扁平な略帯状に突出している。
3個の第1段部43Iは可動端子80Iの挿入方向に沿って配置され、1個の第1段部43Iは可動端子80Iの挿入方向に対して直交する方向に沿って配置されている。これらの第1段部43Iは、略E字状に連結されている。第2段部44Iは、略E字状に連結された第1段部43Iの両端部を連結するように配置されている。
従って、係止段部42Iは、4個の第1段部43Iおよび1個の第2段部44Iにより、略梯子状に形成されている。
この係止段部42Iは、可動端子80Iの表面から第1段部43Iの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Iの表面から第2段部44Iの頂部までの第2突出寸法が大きく設定されている。
3個の第1段部43Iは可動端子80Iの挿入方向に沿って配置され、1個の第1段部43Iは可動端子80Iの挿入方向に対して直交する方向に沿って配置されている。これらの第1段部43Iは、略E字状に連結されている。第2段部44Iは、略E字状に連結された第1段部43Iの両端部を連結するように配置されている。
従って、係止段部42Iは、4個の第1段部43Iおよび1個の第2段部44Iにより、略梯子状に形成されている。
この係止段部42Iは、可動端子80Iの表面から第1段部43Iの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Iの表面から第2段部44Iの頂部までの第2突出寸法が大きく設定されている。
図17(C)に示す係止段部42Jは、3個の第1段部43Jおよび1個の第2段部44Jを有し、前述した係止段部42Hと同様に形成されている。但し、この係止段部42Jは、前述した係止段部42Hと異なり、4つの角部から第1段部43Jおよび第2段部44Jの端部が突出する略梯子状に形成されている。
この係止段部42Jは、可動端子80Jの表面から第1段部43Jの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Jの表面から第2段部44Jの頂部までの第2突出寸法が大きく設定されている。
この係止段部42Jは、可動端子80Jの表面から第1段部43Jの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Jの表面から第2段部44Jの頂部までの第2突出寸法が大きく設定されている。
図18(A)に示す係止段部42Kは、3個の第1段部43Kおよび1個の第2段部44Kを有する。第1段部43Kおよび第2段部44Kは、可動端子80Kの表面から扁平な略帯状に突出している。
この係止段部42Kは、可動端子80Kの挿入方向に沿って配置された3個の第1段部43Kと、可動端子80Kの挿入方向に対して直交する方向に沿って配置された第2段部44Kとにより、スリット奥側に向かって開口する略E字状に連結されている。
この係止段部42Kは、可動端子80Kの表面から第1段部43Kの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Kの表面から第2段部44Kの頂部までの第2突出寸法が大きく設定されている。
この係止段部42Kは、可動端子80Kの挿入方向に沿って配置された3個の第1段部43Kと、可動端子80Kの挿入方向に対して直交する方向に沿って配置された第2段部44Kとにより、スリット奥側に向かって開口する略E字状に連結されている。
この係止段部42Kは、可動端子80Kの表面から第1段部43Kの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Kの表面から第2段部44Kの頂部までの第2突出寸法が大きく設定されている。
図18(B)に示す係止段部42Lは、3個の第1段部43Lおよび1個の第2段部44Lを有する。第1段部43Lおよび第2段部44Lは、可動端子80Lの表面から扁平な略帯状に突出している。
この係止段部42Lは、可動端子80Lの挿入方向に沿って配置された1個の第1段部43Lと、可動端子80Lの挿入方向に対して直交する方向に沿って配置された2個の第1段部43Lおよび第2段部44Lとにより、接触部41に対して離れる方向(図18(B)中、下方)に向かって開口する略E字状に連結されている。
この係止段部42Lは、可動端子80Lの表面から第1段部43Lの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Lの表面から第2段部44Lの頂部までの第2突出寸法が大きく設定されている。
この係止段部42Lは、可動端子80Lの挿入方向に沿って配置された1個の第1段部43Lと、可動端子80Lの挿入方向に対して直交する方向に沿って配置された2個の第1段部43Lおよび第2段部44Lとにより、接触部41に対して離れる方向(図18(B)中、下方)に向かって開口する略E字状に連結されている。
この係止段部42Lは、可動端子80Lの表面から第1段部43Lの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Lの表面から第2段部44Lの頂部までの第2突出寸法が大きく設定されている。
図18(C)に示す係止段部42Mは、前述した係止段部42Lと同様に、3個の第1段部43Mおよび1個の第2段部44Mが略E字状に連結されている。但し、この係止段部42Mは、前述した係止段部42Lと異なり、接触部41に対して近付く方向(図18(C)中、上方)に向かって開口する略E字状となっている。
この係止段部42Mは、可動端子80Mの表面から第1段部43Mの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Mの表面から第2段部44Mの頂部までの第2突出寸法が大きく設定されている。
この係止段部42Mは、可動端子80Mの表面から第1段部43Mの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Mの表面から第2段部44Mの頂部までの第2突出寸法が大きく設定されている。
図19(A)に示す係止段部42Nは、2個の第1段部43Nおよび1個の第2段部44Nを有する。第1段部43Nおよび第2段部44Nは、可動端子80Nの表面から扁平な略帯状に突出している。
この係止段部42Nは、可動端子80Nの挿入方向に沿って配置された1個の第1段部43Nと、可動端子80Nの挿入方向に対して直交する方向に沿って配置された第1段部43Nおよび第2段部44Nとにより、接触部41に対して近付く方向(図19(A)中、上方)に向かって開口する略コ字状に連結されている。
この係止段部42Nは、可動端子80Nの表面から第1段部43Nの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Nの表面から第2段部44Nの頂部までの第2突出寸法が大きく設定されている。
この係止段部42Nは、可動端子80Nの挿入方向に沿って配置された1個の第1段部43Nと、可動端子80Nの挿入方向に対して直交する方向に沿って配置された第1段部43Nおよび第2段部44Nとにより、接触部41に対して近付く方向(図19(A)中、上方)に向かって開口する略コ字状に連結されている。
この係止段部42Nは、可動端子80Nの表面から第1段部43Nの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Nの表面から第2段部44Nの頂部までの第2突出寸法が大きく設定されている。
図19(B)に示す係止段部42Pは、前述した係止段部42Nと同様に、2個の第1段部43Pおよび1個の第2段部44Pが略コ字状に連結されている。但し、この係止段部42Pは、前述した係止段部42Nと異なり、接触部41に対して放れる方向(図19(B)中、下方)に向かって開口する略コ字状となっている。
この係止段部42Pは、可動端子80Pの表面から第1段部43Pの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Pの表面から第2段部44Pの頂部までの第2突出寸法が大きく設定されている。
この係止段部42Pは、可動端子80Pの表面から第1段部43Pの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Pの表面から第2段部44Pの頂部までの第2突出寸法が大きく設定されている。
図19(C)に示す係止段部42Qは、前述した係止段部42N、42Pと同様に、2個の第1段部43Qおよび1個の第2段部44Qが略コ字状に連結されている。但し、この係止段部42Qは、前述した係止段部42N、42Pと異なり、スリット奥側(図19(C)中、右方)に向かって開口する略コ字状となっている。
この係止段部42Qは、可動端子80Qの表面から第1段部43Qの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Qの表面から第2段部44Qの頂部までの第2突出寸法が大きく設定されている。
この係止段部42Qは、可動端子80Qの表面から第1段部43Qの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Qの表面から第2段部44Qの頂部までの第2突出寸法が大きく設定されている。
図19(D)に示す係止段部42Rは、可動端子80Rの挿入方向に沿って配置された第1段部43Rと、可動端子80Rの挿入方向に対して直交する方向に沿って配置された第2段部44Rとが略T字状に連結されている。
この係止段部42Rは、可動端子80Rの表面から第1段部43Rの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Rの表面から第2段部44Rの頂部までの第2突出寸法が大きく設定されている。
この係止段部42Rは、可動端子80Rの表面から第1段部43Rの頂部までの第1突出寸法よりも、可動端子80Rの表面から第2段部44Rの頂部までの第2突出寸法が大きく設定されている。
なお、本発明に係る電磁継電器10は、前述した実施形態に限定されるものではなく適宜変更、改良などが可能である。
例えば、前記実施形態で使用したボディ11、鉄心12、鉄心本体13、鉄心継鉄14、ボビン16、導電コイル17、ヒンジバネ18、接極子19、接点機構20、可動端子21,60,70、固定端子22、連結部材24、可動スリット27、固定スリット28、第1段部43,63および第2段部44,64などの形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
例えば、前記実施形態で使用したボディ11、鉄心12、鉄心本体13、鉄心継鉄14、ボビン16、導電コイル17、ヒンジバネ18、接極子19、接点機構20、可動端子21,60,70、固定端子22、連結部材24、可動スリット27、固定スリット28、第1段部43,63および第2段部44,64などの形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
10 電磁継電器
11 ボディ
12 鉄心
13 鉄心本体
14 鉄心継鉄
16 ボビン
17 導電コイル
18 ヒンジバネ
19 接極子
20 接点機構
21,60,70,80A,80B,80C,80D,80E,80F,80G,80H,80I,80J,80K,80L,80M,80N,80P,80Q,80R 可動端子(一対の端子の一方)
22 固定端子(一対の端子の他方)
21c 一方の表面(表面)
21e 可動スリット奥側に相当する位置
21f 可動スリット開口側に相当する位置
24 連結部材
27 可動スリット(スリット)
27c スリット奥側部位(スリット奥側)
27d スリット開口側部位(スリット開口側)
28 固定スリット(スリット)
43,43A,43B,43C,43D,43E,43F,43G,43H,43I,43J,43K,43L,43M,43N,43P,43Q,43R,63 第1段部
44,44A,44B,44C,44D,44E,44F,44G,44H,44I,44J,44K,44L,44M,44N,44P,44Q,44R,64 第2段部
H1 第1突出寸法
H2 第2突出寸法
11 ボディ
12 鉄心
13 鉄心本体
14 鉄心継鉄
16 ボビン
17 導電コイル
18 ヒンジバネ
19 接極子
20 接点機構
21,60,70,80A,80B,80C,80D,80E,80F,80G,80H,80I,80J,80K,80L,80M,80N,80P,80Q,80R 可動端子(一対の端子の一方)
22 固定端子(一対の端子の他方)
21c 一方の表面(表面)
21e 可動スリット奥側に相当する位置
21f 可動スリット開口側に相当する位置
24 連結部材
27 可動スリット(スリット)
27c スリット奥側部位(スリット奥側)
27d スリット開口側部位(スリット開口側)
28 固定スリット(スリット)
43,43A,43B,43C,43D,43E,43F,43G,43H,43I,43J,43K,43L,43M,43N,43P,43Q,43R,63 第1段部
44,44A,44B,44C,44D,44E,44F,44G,44H,44I,44J,44K,44L,44M,44N,44P,44Q,44R,64 第2段部
H1 第1突出寸法
H2 第2突出寸法
Claims (1)
- 鉄心本体および鉄心継鉄が略L字状に連結され、ボディに支持された鉄心と、
前記鉄心本体を覆うとともに導電コイルが巻回されるボビンと、
前記鉄心継鉄に連結され、ヒンジバネにより前記鉄心本体に対して近接離反する接極子と、
前記ボディに固定された一対の端子を有する接点機構と、
前記接極子と前記各端子のうちの一方とを連結する連結部材とを備え、
前記各端子が略帯状であるとともに前記ボディに形成されたスリットに沿って挿入される電磁継電器であって、
前記スリットの挿入方向に沿って前記端子の表面におけるスリット奥側に相当する位置に設けられた第1段部と、スリット開口側に相当する位置に設けられた第2段部とを有し、
前記端子の表面に対する前記第1段部の第1突出寸法よりも前記端子の表面に対する前記第2段部の第2突出寸法が大きい電磁継電器。
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2009
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