JP2020008307A - 圧力検出ユニット及びこれを用いた圧力センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】出力値の安定化と小型化を図りつつコストも低減できる圧力検出ユニット及び圧力センサを提供する。【解決手段】圧力検出ユニットは、流体の圧力を受けるダイアフラム50と、前記ダイアフラム50との間に媒質が封入された受圧空間S1を形成するベース40と、前記受圧空間S1内において前記ベース40に配置され、前記媒質に伝達された圧力を検出して電気的圧力信号に変換する圧力検出装置60と、前記圧力検出装置60と外部の電気回路との間で、電気的接続を行うための複数の端子ピン70〜74と、を有し、前記ダイアフラム50及び前記ベース40の前記受圧空間S1に面する部位に絶縁層を形成した。【選択図】図3

Description

本発明は、圧力検出ユニット及びこれを用いた圧力センサに関する。
冷凍冷蔵装置や空調装置に装備されて冷媒圧力を検知したり、産業用機器に装備されて各種の流体圧力を検知するために、圧力検出装置を備えた圧力センサが使用されている。このような圧力検出装置の一タイプにおいては、ダイアフラムで区画されてオイルが封入された受圧室内に圧力検出装置としてのセンサチップを配置しており、これにより受圧空間内の圧力変化を電気的圧力信号に変換して外部に出力する機能を備えている。
ところで、かかるタイプの圧力センサにおいて、何らかの要因で静電気を帯び、出力値が影響を受ける懸念がある。
そこで、オイルが封入された受圧空間、特にセンサチップとダイアフラムとの間に導電性部材を配置して、この導電性部材をセンサチップ内の電気回路のゼロ電位に接続することで除電を図るものが、下記の特許文献に開示されている。
特許第3987386号明細書
ここで、特許文献1の従来技術によれば、金属製の下板と金属部材とで円筒状の空間を形成し、その内部にセンサチップを配置したり、オイル充填用パイプ、支持リングまたはリング状の金属部材の上端に金属部材を接合している。しかしながら、このような態様で金属部材を接合すると、製作工数が増大しコストが上昇する。また、支持リングやリング状の金属部材を設置するスペースが必要になるため、圧力センサの大型化を招いている。
本発明の目的は、出力値の安定および小型化を図りつつコストも低減できる圧力検出ユニット及び圧力センサを提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明の圧力検出ユニットは、
流体の圧力を受けるダイアフラムと、
前記ダイアフラムとの間に媒質が封入された受圧空間を形成するベースと、
前記受圧空間内において前記ベースに配置され、前記受圧空間内の圧力を検出して電気的圧力信号に変換する圧力検出装置と、
前記圧力検出装置と外部の電気回路との間で、電気的接続を行うための複数の端子ピンと、を有し、
前記ダイアフラム及び前記ベースの前記受圧空間に面する部位に絶縁層を形成した、
ことを特徴とする。
本発明によれば、出力値の安定および小型化を図りつつコストも低減できる圧力検出ユニット及び圧力センサを提供することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる圧力検出ユニットの上面図である。 図2は、図1のX−X線における断面を側面視したものを示す図である。 図3は、図2の構成をA−A線で切断して矢印方向に見た横断面図である。 図4は、図2の構成をB−B線で切断して矢印方向に見た横断面図である。 図5は、圧力センサの一実施形態を示す縦断面図である。 図6は、第1の変形例にかかる図5に対応する断面図である。 図7は、第2の変形例にかかる圧力検出ユニット2Aの縦断面図である。 図8は、図7のC−C線における断面を矢視方向に見た図である。 図9は、第3の変形例にかかる圧力検出ユニット2Bの縦断面図である。 図10は、図9のD−D線における断面を矢視方向に見た図である。 図11は、第4の変形例にかかる圧力検出ユニット2Cの縦断面図である。 図12は、図11のE−E線における断面を矢視方向に見た図である。 図13は、第5の変形例にかかる圧力検出ユニット2Dの縦断面図である。 図14は、図13のG−G線における断面を矢視方向に見た図である。 図15は、本発明の第2の実施形態にかかる圧力検出ユニットの上面図である。 図16は、図15のH−H線における断面を側面視した図である。 図17は、第2の実施形態による圧力検出ユニットを取り付けた圧力センサの縦断面図である。 図18は、第3の実施形態による圧力検出ユニットを取り付けた圧力センサの断面図である。
以下、図面を参照して、本発明にかかる実施の形態を説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる圧力検出ユニットの上面図を示し、図2は、図1のX−X線における断面を側面視したものを示している。
図2において、圧力検出ユニット2は、図示されない流体流入管が接続される流体流入管20を支持する皿状の受け部材30と、受け部材30に対向配置される皿状のベース40と、受け部材30とベース40とにより外周が挟持される金属製のダイアフラム50とを備えている。これら受け部材30、ベース40及びダイアフラム50は、例えばステンレス合金等より形成されており、それらの外周部は溶接Wにより一体化されている。
ベース40は、円盤状の本体41と、フランジ部42と、本体41とフランジ部42とを接続する環状の接続部43とを有する。すなわちベース40は、後述する受圧空間S1が形成されるように、図2で下面中央部が凹むような形状とされている。
ベース40とダイアフラム50との間には、密閉された受圧空間S1が形成され、ここにオイル等の絶縁性の液状媒質が充填される。また、接続部43の内側における本体41の受圧空間S1側の中央部には、後述する半導体型の圧力検出装置60が取り付けられている。
図1に示すように、ベース40における上記圧力検出装置60の周囲位置には、3本の端子ピン70、72、74が挿入される3つの貫通穴40aと、媒質注入用の孔40b(点線で図示)が形成されている。
3本の端子ピン70、72、74は、それぞれベース40に設けた貫通穴40aに挿通されることでベース40を貫通するとともに、その下端が上記圧力検出装置60と電気的に接続される。端子ピン70、72、74と貫通穴40aとの間にはハーメチックシール40cが設けられ、受圧空間S1を密封している。なお、孔40bは受圧空間S1内に媒質が注入された後、金属製のボール40dにより遮蔽され、ボール40dがベース40に溶接されることで密封される。
図2において、受け部材30は、例えばステンレス鋼板等の金属材料から形成され、中央部が凹むようにプレス成形された皿状の部材であり、円形底部31と、円形底部31の外縁から上方に延在する円錐部32と、円錐部32の外縁から水平に延在するフランジ部33とを有する。
円形底部31の中央には、後述する流体流入管を取り付ける開口部34が形成されており、フランジ部33の上面には、ダイアフラム50が接合されている。このような構造により、受け部材30とダイアフラム50との間には、検出対象である流体が流入する加圧空間S2が形成される。
ダイアフラム50は、例えばステンレス鋼等の金属材料からなる円板状の薄板部材である。
圧力検出装置60は、ベース40の中央部に接着等によりダイボンディングされる。圧力検出装置60は、ガラス製の支持基板62と、それに接合された圧力検出素子(半導体チップ)64とからなる。
圧力検出装置60の圧力検出素子64は、その表面に例えば8つのパッド(電極)を備えている。後述する図3を参照して、そのうち3つのパッドは、出力信号用の電源入力パッド64a、アースパッド64b、及び信号出力用パッド64cであり、残る5つは信号調整用パッド64dである。
図3は、図2の構成をA−A線で切断して矢印方向に見た横断面図であり、図4は、図2の構成をB−B線で切断して矢印方向に見た横断面図である。本実施の形態においては、ベース40の本体41と接続部43とフランジ部42の受圧空間S1に露出した面は、絶縁層IS(図3でダブルハッチングで示す)により被覆されている。ただし、圧力検出装置60の近傍は、その設置のため絶縁層ISの被覆は除かれる。圧力検出素子64の表面に、絶縁層ISを被覆してもよい。
また、ダイアフラム50における受圧空間S1に露出した面(全面)も、絶縁層IS(図4でダブルハッチングで示す)により被覆されている。
絶縁層ISは、媒質に不溶なエポキシ樹脂またはシリコーンを主成分とする膜、もしくは絶縁性めっき(リン酸マンガン処理等)である。
<圧力検出ユニットの組立工程>
圧力検出ユニット2を組み立てる工程を、以下に説明する。前工程として、ベース40の受圧空間S1に露出した面と、ダイアフラム50の受圧空間S1に露出した面に、エポキシ接着剤を薄く塗布し、固化させる。次いで、ベース40に形成された貫通穴40aに、電源入力用の端子ピン70、アース用の端子ピン72及び信号出力用の端子ピン74をそれぞれ挿通し、3本の端子ピン70、72、74と、ベース40とをハーメチックシール40cで接合固定する。
続いて、ベース40の中央部に、圧力検出装置60をダイボンディングする。その後、圧力検出装置60の電源入力パッド64a、アースパッド64b、及び信号出力用パッド64cと、3本の端子ピン70、72、74の一端とを、それぞれボンディングワイヤ76を介して電気的に接続する。
尚、液状媒質を注入する前に、ベース40内に露出した圧力検出装置60の圧力検出素子64における上述した8つのパッド64a〜64dに、それぞれ通電用のプローブを接触させ、圧力検出素子64の温度補正作業(トリミング作業)を行うことで、端子ピンの数を3本に減らすことができる。これにより、ハーメチックシール40cの径の増大や配置の自由度が向上し、絶縁距離を稼ぐことができる。ただし、パット数と同じ8本の端子ピンを設けてもよい。
ここでは、基準となる温度(例えば室温)下で圧力検出素子64に荷重(圧力)を負荷した状態で、信号出力用パッド64cあるいは信号調整用パッド64dから出力される出力値を読み取り、所定の圧力と出力値との相関を取得して補正係数(補正関数)を設定する。
その後、受け部材30とベース40との間にダイアフラム50を挟み込み、ベース40とダイアフラム50との間に形成される受圧空間S1に、孔40bを介して液状媒質を充填し、ボール40dで遮蔽してこれをベース40に溶接し密封する。
かかる状態で、受け部材30とベース40との重ね合わせ部を、外周方向からレーザー光を照射して相対的に回転させ、連続的に周溶接(溶接部Wを形成)して一体化する。これにより、受け部材30とダイアフラム50とベース40とが一体化される。
尚、周溶接の手法として、レーザー溶接に限られず、アーク溶接等の溶融溶接、あるいはシーム溶接等の抵抗溶接を適用することが可能であるが、溶接によるひずみの低減等を考慮すれば、入熱の小さいレーザー溶接や電子ビーム溶接等を適用することが好ましい。
<圧力センサ>
図5は、圧力センサの一実施形態を示す縦断面図である。図5に示すように、圧力センサ1は、横断面が例えば円管状である大径部10aと、横断面が円環状、長円状、楕円状等である小径部10bとが同軸に配列され、それぞれの端部同士を、段部10cを介して接合した形状の樹脂製のカバー10を有する。カバー10の大径部10aの内側には、圧力検出ユニット2が取り付けられている。
また、流体流入管20の上端に円筒部20aが突出して形成されており、受け部材30の中央に形成された開口部34にロウ付け等の手法により密封的に嵌合固着されている。円筒部20aの内部には貫通路20bが形成されていて、これを介して、受け部材30の内部の加圧空間S2と流体流入管20の内部とは連通している。
圧力検出ユニット2の3本の端子ピン(符号70のみ図示)は、中継基板90の配線に接続されている。
リード線94は、当該圧力センサ1が設置された冷凍冷蔵装置や空調装置等の制御盤内に設けられた、図示されない電気回路に接続される。かかる電気回路から、リード線94、端子ピンを介して圧力検出素子64に電源電圧を印加することができ、また圧力検出用の信号を出力できる。
<圧力センサの組立工程>
図5に示す圧力センサ1を組み立てる際には、まず圧力検出ユニット2のベース40から突出する3本の端子ピンの一端に、コネクタ92を取り付けた中継基板90を固着する。
一方、圧力検出ユニット2の受け部材30の開口部34に、流体流入管20の円筒部20aを取付固定する。
続いて、リード線94を大径部10aから挿入して小径部10bを通して外部に露出するように、圧力検出ユニット2をカバー10の大径部10aに挿入する。
その後、大径部10a側の開口端から樹脂R2を充填し、固化して圧力検出ユニット2をカバー10内に固定する。同様に、カバー10の小径部10b側の開口部から樹脂R1を充填し、固化して内部空間S3を封止する。
なお、樹脂R1、R2を充填する順番はいずれが先でもよい。
図5に示す圧力センサ1において、流体流入管20に導入される圧力検出対象の流体は、圧力検出ユニット2の加圧空間S2に入り、その圧力でダイアフラム50を変形させる。
ダイアフラム50が変形すると、受圧空間S1内の液状媒質が加圧され、ダイアフラム50を変形させた圧力が圧力検出装置60の圧力検出素子64に伝達される。
圧力検出素子64は、上記伝達された圧力の変動を検知して電気信号に変換し、信号出力用の端子ピンを介して電気信号を中継基板90に出力する。
そして、上記電気信号は中継基板90の配線層に伝達され、さらにコネクタ92及びリード線94を介して外部の機器に出力される。
本実施の形態によれば、ベース40の本体41と接続部43とフランジ部42の受圧空間S1に露出した面と、ダイアフラム50における受圧空間S1に露出した面とが、絶縁層ISにより被覆されているので、受圧空間S1内に収容された液状媒質の帯電を抑制でき、それにより出力誤動作等の不具合が生ずることを回避できる。
<第1の変形例>
図6は、第1の変形例にかかる図5に対応する断面図である。本変形例にかかる圧力センサ1Aにおいては、受け部材30と、流体流入管20との間に、セラミックス製の中間連結部材21を設けている。それ以外の構成は、上述した実施の形態と同様であるため、同じ符号を付して重複説明を省略する。
中間連結部材21は、上部円筒21aと、下部円筒21bと、上部円筒21aと下部円筒21bとの間に配置されたフランジ部21cと、上下に貫通した貫通孔21dとから一体的に形成されている。上部円筒21aと下部円筒21bの外周における、ロウ材と接触する面に予めメタライズ層(例えばMo−Mn層等又はタングステン層を主成分とする)を形成しておくことにより、セラミックス材料とロウ材との濡れ性を高めることができる。フランジ部21cは上下のロウ付け部間に介在して、これらがつながらないように機能する。かかる機能を強化するため周溝を設けてもよい。
中間連結部材21は、上部円筒21aを受け部材30の開口部34に嵌合させて、ロウ付けを行うことで受け部材30に接合され、また下部円筒21bを流体流入管20の上端の係合部20cに係合させて、ロウ付けを行うことで流体流入管20に接合される。これにより中間連結部材21を介して受け部材30と流体流入管20を連結でき、貫通孔21dと貫通路20bが加圧空間S2に密封的に連通することになる。
本変形例によれば、絶縁体であるセラミックス製の中間連結部材21を介して受け部材30と流体流入管20を連結しているので、圧力検出ユニット2の帯電をより効果的に抑制できる。流体流入管20は銅製パイプであってもよい。
<第2の変形例>
図7は、第2の変形例にかかる圧力検出ユニット2Aの縦断面図であり、図8は、図7の構成においてC−C線における断面を矢視方向に見た図である。本変形例では、端子ピン70,72,74を周方向に等間隔に配置している。これにより、端子ピンをより内側に配置できると共に、ハーメチックシール40cの径を更に拡大できる。
本変形例でもベース40の受圧空間S1に露出した面と、ダイアフラム50における受圧空間S1に露出した面とが、絶縁層IS(ハッチング省略)により被覆されている。それ以外の構成は、上述した実施の形態と同様であるため、同じ符号を付して重複説明を省略する。
<第3の変形例>
図9は、第3の変形例にかかる圧力検出ユニット2Bの縦断面図であり、図10は、図9の構成においてD−D線における断面を矢視方向に見た図である。本変形例では、ベース40と圧力検出装置60との間に除電板80を形成している点が異なる。除電板80は金属製の薄板であってよく、もしくはセラミックス製の薄板であれば、その表面にメタライズ層やメッキが形成されていると好ましい。
除電板80は、アース用の端子ピン72の下端とはんだ接合もしくはロウ付け(F)され、またボンディングワイヤ81でアースパッド64bに電気的に接続(結線)されている。
本変形例でもベース40の受圧空間S1に露出した面と、ダイアフラム50における受圧空間S1に露出した面とが、絶縁層IS(ハッチング省略)により被覆されている。それ以外の構成は、上述した実施の形態と同様であるため、同じ符号を付して重複説明を省略する。
アースに接続した除電板80を設けることで、帯電抑制効果がさらに高まる。また、ベース40と圧力検出装置60との間に除電板80を配置したことで、ベース40のひずみが圧力検出装置60に伝わりにくいという効果もある。
<第4の変形例>
図11は、第4の変形例にかかる圧力検出ユニット2Cの縦断面図であり、図12は、図11の構成においてE−E線における断面を矢視方向に見た図である。本変形例では、ベース40と端子ピン70,72,74を接合するハーメチックシール40cを一体化している。
ベース40は、本体41に開口41aを有する。円盤状のハーメチックシール40cは、周方向に等間隔に端子ピン70,72,74を保持しており、開口41aに嵌合するようにして接合されている。また、ハーメチックシール40cは、中央に矩形開口40eを有し、その内部にSUS製である角柱状の保持部40fを接合している。保持部40f上に圧力検出装置60が設置されている。なお、ハーメチックシール40cの熱膨張係数は、ベース40及び保持部40fの線膨張係数に近づけることが好ましい。
本変形例でもベース40の受圧空間S1に露出した面と、ダイアフラム50における受圧空間S1に露出した面とが、絶縁層IS(ハッチング省略)により被覆されている。それ以外の構成は、上述した実施の形態と同様であるため、同じ符号を付して重複説明を省略する。
<第5の変形例>
図13は、第5の変形例にかかる圧力検出ユニット2Dの縦断面図であり、図14は、図13の構成においてG−G線における断面を矢視方向に見た図である。上述した実施の形態及び変形例では、ベース40は平板をプレスすることにより成形していたが、本変形例のベース40は、冷間鍛造により凹部44を下面に有する円盤形状に成形している。これによりベース40の形状精度を高めることができる。
本変形例でもベース40の受圧空間S1に露出した面と、ダイアフラム50における受圧空間S1に露出した面とが、絶縁層IS(ハッチング省略)により被覆されている。それ以外の構成は、上述した実施の形態と同様であるため、同じ符号を付して重複説明を省略する。
<第2の実施形態>
図15は、本発明の第2の実施形態にかかる圧力検出ユニット100Aの上面図を示し、図16は、図15の構成においてH−H線における断面を側面視したものを示している。
図15、16に示すように、圧力検出ユニット100Aは、セラミックスからなるベース110と、当該ベース110に対向する受け部材120と、ベース110及び受け部材120の間に挟まれたダイアフラム130及びリング部材140と、を含む。
ベース110は、円盤状の本体111と、本体111の外縁全周にて軸方向に環状に突出した突出部112とを備えている。すなわちベース110は、後述する受圧空間S1が形成されるように、図16で下面中央部が凹むような形状とされている。
ベース110の突出部112の内側の下面114とダイアフラム130との間には、密閉された受圧空間S1が形成され、ここにオイル等の絶縁性の液状媒質が充填される。本実施の形態では、ベース110がセラミックス製であるため、それ自体絶縁性を有するが、リング部材140や端子ピンに対するロウ付け面が導電性を有する。そこで、受圧空間S1に露出したこれらロウ付け面を、絶縁層により被覆する。また、上述した実施の形態と同様に、ダイアフラム50における受圧空間S1に露出した面(全面)も、絶縁層IS(図4参照)により被覆されている。これにより液状媒質の帯電を抑制できる。端子ピンに絶縁層を設けてもよい。
更に、突出部112の内側における本体111の受圧空間S1側の中央部には、圧力検出装置150が取り付けられている。
図15に示すように、ベース110における上記圧力検出装置150の周囲位置には、3本の端子ピン160、162、164が挿入される3つの貫通穴116が形成されている。
3本の端子ピン160、162、164は、それぞれベース110に設けた貫通穴116に挿通されることでベース110を貫通するとともに、その下端が上記圧力検出装置150と電気的に接続される。
受け部材120は、例えばステンレス鋼板等の金属材料から形成され、中央部が凹むようにプレス成形された皿状の部材であり、円形底部121と、円形底部121の外縁から上方に延在する円錐部122と、円錐部122の外縁から水平に延在するフランジ部123とを有する。
円形底部121の中央には、後述する流体流入管を取り付ける開口部124が形成されており、フランジ部123の上面には、ダイアフラム130が接合されている。このような構造により、受け部材120とダイアフラム130との間には、検出対象である流体が流入する加圧空間S2が形成される。
圧力検出装置150は、ベース110の中央部に接着等によりダイボンディングされる。圧力検出装置150は、ガラス製の支持基板152とそれに接合された圧力検出素子(半導体チップ)154とからなる。
圧力検出素子154は、図3に示すような8つのパッド(電極)を備えている。そのうち3つのパッドは、出力信号用の電源入力パッド、アースパッド及び信号出力用パッドであり、残る5つは信号調整用パッドである。
<圧力検出ユニット100Aの組立工程>
圧力検出ユニット100Aを組み立てる工程を、以下に説明する。まずベース110に形成された貫通穴116に、電源入力用の端子ピン160、アース用の端子ピン162及び信号出力用の端子ピン164をそれぞれ挿通し、3本の端子ピン160、162、164と、ベース110とをロウ付けすることにより接合固定する。
具体的には、ベース110に形成された貫通穴116と端子ピン160、162、164との間に、それぞれ銀ロウ等のロウ材を介在させた状態で所定の温度に加熱することにより、ベース110のセラミックスと端子ピン160、162、164の金属との間にロウ付け部を形成する。
このとき、ロウ付け作業を行う前に、ベース110の上記ロウ材と接触する面に予めメタライズ層(例えばMo−Mn層等又はタングステン層を主成分とする)を形成しておくことにより、セラミックス材料とロウ材との濡れ性を高めることができる。
続いて、リング部材140の上面141に、ベース110をロウ付けによって接合する。具体的には、ベース110とリング部材140との間に、例えば銀ロウ等のロウ材を介在させた状態で所定の温度に加熱することにより、ベース110のセラミックス材料とリング部材140の金属材料との間に全周でロウ付け部Bを形成する。
このとき、ロウ付け作業を行う前に、ベース110のロウ材と接触する面に予めメタライズ層(例えばMo−Mn層等又はタングステン層を主成分とする)を形成しておくことにより、セラミックス材料とロウ材との濡れ性を高めることができる。
続いて、ベース110の中央部に、圧力検出装置150をダイボンディングする。その後、圧力検出装置150のアースパッド、電源入力パッド及び信号出力用パッドと、3本の端子ピン160、162、164の一端とを、それぞれボンディングワイヤ166を介して電気的に接続する。
更に、ベース110内に露出した圧力検出装置150の圧力検出素子154における上述した8つのパッドに、それぞれ通電用のプローブを接触させ、圧力検出素子154の温度補正作業(トリミング作業)を行う。
ここでは、基準となる温度(例えば室温)下で圧力検出素子154に圧力を負荷した状態で、信号出力用パッドあるいは調整用パッドから出力される信号の強度を読み取り、所定の圧力毎の信号の強度値との相関を取得して補正係数を設定する。
最後に、受け部材120とリング部材140との間にダイアフラム130を挟み込み、ベース110とダイアフラム130との間に形成される受圧空間S1に液状媒質を充填した状態で、受け部材120とリング部材140との重ね合わせ部を、外周方向からレーザー光を照射して相対的に回転させ、連続的に周溶接(W)して一体化する。これにより、受け部材120とダイアフラム130とリング部材140とが一体化されて受圧構造体を構成する。
尚、周溶接の手法として、レーザー溶接に限られず、アーク溶接等の溶融溶接、あるいはシーム溶接等の抵抗溶接を適用することが可能であるが、溶接によるひずみの低減等を考慮すれば、入熱の小さいレーザー溶接や電子ビーム溶接等を適用することが好ましい。
溶接部Wは、リング部材140とベース110の突出部112とのロウ付け部Bに対して圧力検出ユニット100Aの軸線O(図16)に直交する方向に偏位しており、圧力検出ユニット100の軸線方向から見て、ロウ付け部Bは溶接部Wと重ならない配置とされている。すなわち、溶接部Wをロウ付け部Bから遠ざけることで、溶接時の熱の影響がロウ付け部Bに及ぶことを抑制できる。
<圧力センサ>
図17は、第2の実施形態による圧力検出ユニット100Aを取り付けた圧力センサ1Bの縦断面図である。
図17に示すように、圧力センサ1Bは、図15、16で例示した本実施形態による圧力検出ユニット100Aと、当該圧力検出ユニット100Aに取り付けられる円筒形状のカバー10と、上記圧力検出ユニット100Aから突出する3本の端子ピン(160のみ図示)の一端が取り付けられる中継基板90と、中継基板90に取り付けられるコネクタ92と、コネクタ92に接続されて外部の機器との間で電気信号等を送受するリード線94と、圧力検出ユニット100Aの受け部材120に取り付けられる流体流入管20と、を含む。
カバー10は、大径部12と小径部14とを含む段付きの円筒形状を有する部材であって、大径部12が上記圧力検出ユニット100Aの外周部を囲繞する態様で、圧力検出ユニット100Aにベース110側から取り付けられる。
図17に示すように、カバー10の内側には、ベース110を底面とする内部空間S3が形成されており、当該内部空間S3には、後述する中継基板90とコネクタ92とが収容されている。
カバー10の内側に形成された内部空間S3には樹脂R1が充填され、固化されており、大径部12の開口端側にも圧力検出ユニット100Aを覆う態様で樹脂R2が充填され、固化されている。
これらの樹脂R1及びR2は、カバー10の内部に水分等が入り込むのを防止し、中継基板90等の電気系を保護する。
中継基板90は、ベーク基板やガラスエポキシ基板、セラミックス基板あるいはフレキシブル基板として形成され、その中央部にコネクタ92の一端が取り付けられており、当該コネクタ92の取付位置の周囲にビア電極及び金属配線層(図示せず)を有する。
コネクタ92は、一端が中継基板90に取り付けられるとともに、他端にはカバー10の外部に延びるリード線94が取り付けられる。
また、中継基板90のビア電極には、圧力検出ユニット100Aのベース110から突出する3本の端子ピン(160のみ図示)の一端がそれぞれ貫通して固着されている。このとき、3本の端子ピンは、ビア電極と例えばハンダ付け等で電気的に固着接続される。
流体流入管20は、例えば銅合金やアルミ合金等の金属材料からなる管状部材であって、上記圧力検出ユニット100Aの受け部材120に取り付けられる円筒部20aと、圧力検出対象の流体が流れる配管に接続される貫通路20bと、を有する。
円筒部20aは、図16に示した受け部材120の開口部124に、溶接、接着あるいは機械的締結等の任意の手法で取り付けられる。
<圧力センサの組立工程>
図17に示す圧力センサ1Bを組み立てる際には、まず圧力検出ユニット100Aのベース110から突出する3本の端子ピンの一端に、コネクタ92を取り付けた中継基板90を固着する。
一方、圧力検出ユニット100Aの受け部材120の開口部124に、流体流入管20の円筒部20aを取付固定する。
続いて、リード線94を大径部12から挿入して小径部14を通して外部に露出するように、圧力検出ユニット100Aをカバー10の大径部12に挿入し、ベース110の上端を内径段部13に突き当てる。このときベース110と大径部12の内周との間には隙間ができる。
その後、カバー10の小径部14側の開口部から樹脂R1を充填し、固化して内部空間S3を封止する。
同様に、大径部12側の開口端から樹脂R2を充填し、固化して圧力検出ユニット100Aをカバー10内に固定する。
図17に示す圧力センサ1Bにおいて、流体流入管20に導入される圧力検出対象の流体は、圧力検出ユニット100Aの加圧空間S2に入り、その圧力でダイアフラム130を変形させる。
ダイアフラム130が変形すると、受圧空間S1内の液状媒質が加圧され、ダイアフラム130を変形させた圧力が圧力検出装置150の圧力検出素子154に伝達される。
圧力検出素子154は、上記伝達された圧力の変動を検知して電気信号に変換し、信号出力用の端子ピン164を介して電気信号を中継基板90に出力する。
そして、上記電気信号は中継基板90の配線層に伝達され、さらにコネクタ92及びリード線94を介して外部の機器に出力される。
これらの構成を備えることにより、本発明の一実施例による圧力検出ユニット100A及びこれを適用した圧力センサ1Bは、圧力検出装置150を取り付けるベース110を熱膨張係数の小さいセラミックス材料で形成したため、圧力検出ユニット100Aの組立製造時や圧力センサ1Bの使用温度環境の変化等によりベース110が膨張あるいは収縮することを抑制できる。
また、ベース110を熱膨張係数の小さいセラミックス材料で形成したことにより、従来の金属材料でベースを形成したものに比べて、高温あるいは低温の厳しい使用環境に晒された場合であってもベース110の形状や寸法の変動が小さくなるため、圧力検出装置150の温度環境による検出精度の低下を抑制することができる。
そして、ベース110をセラミックス材料で形成したことにより、従来型の圧力検出ユニットでベースに端子ピンを埋め込む際に用いられたガラス製のハーメチックシールをロウ付け部で代替できる。
さらに、本発明の一実施例による圧力検出ユニット100A及びこれを適用した圧力センサ1Bは、予め受け部材120とリング部材140との間にダイアフラム130を挟んで一体化した受圧構造体を形成し、当該受圧構造体のリング部材140にベース110を接合する構造としたため、薄板で比較的弱いダイアフラム130を受け部材120及びリング部材140で補強することができる。
<第3の実施形態>
図18は、第3の実施形態による圧力検出ユニット100Bを用いた圧力センサ1Cの断面図である。第2の実施の形態に対して、異なる部分について説明する。
圧力検出ユニット100Bは、セラミックスからなるベース110と、当該ベース110に対向する受け部材120と、ベース110及び受け部材120の間に挟まれたダイアフラム130及びリング部材140と、を含む。圧力検出ユニット100Bの基本的構成は、上述した実施の形態と同様であり、同様に組み付けられる。
本実施形態における受け部材120は、環状の板である。ベース110及びリング部材140は、上述した実施形態と同様な素材から形成されている。
圧力検出ユニット100Bは、カシメ保持部材250を介して雄コネクタ240に連結されている。カシメ保持部材250は、中空の大円筒部251と、段付きフランジ部252と、小円柱部253とを直列に連結した構成を有する。
大円筒部251内において、段付きフランジ部252の上面中央に凹部254が形成され、その中央には連通孔255が形成されている。連通孔255は小円柱部253内を通過して、その下端で開口している。凹部254の周囲には、周溝256が形成され、その内部にO−リングOR1が配置されている。
樹脂製の雄コネクタ240は、その下端に下部中空筒部241と、上部中空筒部242とを有し、下部中空筒部241の内部中央に中継基板90が取り付けられている。圧力検出ユニット100Bの3本の端子ピン(160,162のみ図示)と、中継基板90とはフレキシブルプリント基板243により電気的に接続されている。
中継基板90は、下部中空筒部241側から上部中空筒部242の内部へと延在するコネクタピン244に電気的に接続されている。不図示の雌コネクタを雄コネクタ240に嵌合させることで、圧力検出ユニット100Bで検出した信号を、コネクタピン244を介して外部に出力できるようになっている。
組み付け時には、カシメ保持部材250の大円筒部251内に、圧力検出ユニット100Bを挿入して、雄コネクタ240の下部中空筒部241の下端をベース110の上面に当接させる。その後、大円筒部251の上端を内側にカシメて塑性変形させ、それによりカシメ部257を形成して雄コネクタ240の下部中空筒部241の上端近傍に固定する。これにより、圧力検出ユニット100Bが、カシメ保持部材250と雄コネクタ240とにより挟持されて保持される。ただし、大円筒部251とベース110との間には、径方向の隙間が存在する。
このとき、O−リングOR1を介してカシメ保持部材250と受け部材120とが全周で当接し、液漏れを防止するようになっている。
一点鎖線で示す流体流入管20は、例えば銅合金やアルミ合金等の金属材料からなる管状部材であって、カシメ保持部材250の小円柱部253の外周に螺合して接合され、更にO−リングOR2によりその上端とカシメ保持部材250とが密封的に連結されている。
図18に示す圧力センサ1Cにおいて、流体流入管20に導入される圧力検出対象の流体は、圧力検出ユニット100Bの加圧空間S2に入り、その圧力でダイアフラム130を変形させる。
ダイアフラム130が変形すると、受圧空間S1内の液状媒質が加圧され、ダイアフラム130を変形させた圧力が半導体型圧力検出装置150の圧力検出素子154に伝達される。
圧力検出素子154は、上記伝達された圧力の変動を検知して電気信号に変換し、信号出力用の端子ピン(不図示)及びフレキシブルプリント基板243を介して電気信号を中継基板90に出力する。
そして、上記電気信号は中継基板90の配線層に伝達され、さらにコネクタピン244を介して外部の機器に出力される。
本実施の形態においても、ベース110がセラミックス製であるため、それ自体絶縁性を有するが、リング部材140や端子ピンに対するロウ付け面が導電性を有する。そこで、受圧空間S1に露出したこれらロウ付け面を、絶縁層により被覆する。また、上述した実施の形態と同様に、ダイアフラム50における受圧空間S1に露出した面(全面)も、絶縁層ISにより被覆されている。これにより液状媒質の帯電を抑制できる。
なお、本発明は上記の各実施例に限定されるものではなく、種々の改変を施すことがで
きる。
1,1A,1B,1C 圧力センサ
2,2A〜2D、100、100A,100B 圧力検出ユニット
10 カバー
20 流体流入管
30,120 受け部材
40,110 ベース
50,130 ダイアフラム
60,150 圧力検出装置
70,72,74 端子ピン
160、162、164 端子ピン
40c ハーメチックシール
80 除電板
90 中継基板
92 コネクタ
94 リード線
140 リング部材
240 雄コネクタ
250 カシメ保持部材

Claims (7)

  1. 流体の圧力を受けるダイアフラムと、
    前記ダイアフラムとの間に媒質が封入された受圧空間を形成するベースと、
    前記受圧空間内において前記ベースに配置され、前記受圧空間内の圧力を検出して電気信号に変換する圧力検出装置と、
    前記圧力検出装置と外部の電気回路との間で、電気的接続を行うための複数の端子ピンと、を有し、
    前記ダイアフラム及び前記ベースの前記受圧空間に面する部位に絶縁層を形成した、
    ことを特徴とする圧力検出ユニット。
  2. 前記絶縁層は、エポキシ樹脂またはシリコーンを主成分とする膜である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の圧力検出ユニット。
  3. 前記絶縁層は、絶縁性めっきである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の圧力検出ユニット。
  4. 前記ベースは鋼製であって、前記ダイアフラムを挟んで前記ベースに対向する受け部材に溶接されており、前記ベースの前記受圧空間に面する面に前記絶縁層が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の圧力検出ユニット。
  5. 前記ベースはセラミックス製であって、前記ダイアフラムを挟んで前記ベースに対向するリング部材および前記ベースの貫通孔に挿入された前記端子ピンが、それぞれ前記ベースにロウ付けされており、前記ベースの前記受圧空間側の面に付着したロウの表面に前記絶縁層が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の圧力検出ユニット。
  6. 前記端子ピンは、前記ベースの貫通孔に挿入されてロウ付けされており、前記端子ピンに対する前記ベースのロウ付け面に前記絶縁層が形成されている、
    ことを特徴とする請求項5に記載の圧力検出ユニット。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の圧力検出ユニットを用いてなる、
    ことを特徴する圧力センサ。

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