JP2021056070A - 圧力検出ユニット及びこれを用いた圧力センサ - Google Patents

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修 高月
倫久 青山
Tsunehisa Aoyama
倫久 青山
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元桐 向井
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Abstract

【課題】静電気の影響を有効に抑えつつ、コスト低減を図れる圧力検出ユニット及びこれを用いた圧力センサを提供する。【解決手段】圧力検出ユニットにおいて、筐体構造は、ベースに設置される底板と、前記底板に一方の端部を固定した筒壁と、前記筒壁の他方の端部を遮蔽する蓋部と、を備え、前記蓋部は、導電性素材から形成され、前記端子ピンのいずれかと電気的に接続されており、圧力検出装置が、蓋部に対向する底板の面に配置されている。外部環境により受圧空間内に充填された液状媒質に帯電が生じた場合においても、圧力検出装置が、筐体構造の内部に配置され、且つゼロもしくは低電位に維持された導電性素材の蓋部に対向しているため、帯電の影響を回避して、圧力検出装置の帯電に起因する出力誤動作などの発生が防止される。【選択図】図3

Description

本発明は、圧力検出ユニット及びこれを用いた圧力センサに関する。
ダイアフラムで区画されてオイルが封入された受圧室内に半導体型圧力検出装置を収容した液封入式の圧力センサは、冷凍冷蔵装置や空調装置に装備されて冷媒圧力を検知し、また産業用機器に装備されて各種の流体圧力を検知するために使用されている。
半導体型圧力検出装置は、上記受圧室内に配置され、受圧空間内の圧力変化を圧力検出素子により電気信号に変換して外部に出力する機能を有している。
受圧空間内に配置されるダイアフラムは、可撓性の金属板である。このため、半導体型圧力検出装置の圧力検出素子とダイアフラムとの間で電位差が発生して、封入されたオイルが静電気を帯びると、圧力検出素子あるいはその出力信号に不具合が生ずる場合がある。圧力検出素子とダイアフラムとの間の電位差は、例えば圧力センサが取り付けられる配管系から伝達される高周波ノイズなどに起因して生じうる。
これに対し、特許文献1には、半導体型圧力検出装置を取り付けるベースをセラミックス材料で形成した圧力センサが開示されている。特許文献1の圧力センサによれば、セラミックス製のベースに半導体型圧力検出装置を取り付けることにより絶縁効果が発揮されるため、配管系から伝達される高周波ノイズなどの影響を有効に抑制できる。
特開2017−146136号公報
ところで、特許文献1の圧力センサはノイズの影響を有効に抑制できるが、ベースをセラミックス製としているため、加工及び製造コストが高くなるという課題がある。また、受圧空間に封入される絶縁性媒質としてのオイルは比較的高価であるため、圧力センサでの使用量を減らしてコスト低減を図りたいとの要請もある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、静電気の影響を有効に抑えつつ、コスト低減を図れる圧力検出ユニット及びこれを用いた圧力センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の圧力検出ユニットは、
流体の圧力を受けるダイアフラムと、
導電性素材から形成され、前記ダイアフラムとの間に絶縁性媒質が封入された受圧空間を形成するベースと、
前記受圧空間内において、前記絶縁性媒質に伝達された圧力を検出して電気的圧力信号に変換する圧力検出装置と、
前記ベースを貫通して配置され、前記受圧空間内で前記圧力検出装置と電気的に接続された複数の端子ピンと、
前記受圧空間内に設けられる筐体構造と、を有し、
前記筐体構造は、前記ベースに設置される底板と、前記底板に一方の端部を固定した筒壁と、前記筒壁の他方の端部を遮蔽する蓋部と、を備え、前記蓋部は、導電性素材から形成され、前記端子ピンのいずれかと電気的に接続されており、
前記圧力検出装置が、前記蓋部に対向する前記底板の面に配置されている、ことを特徴とする。
本発明によれば、静電気の影響を有効に抑えつつ、コスト低減を図れる圧力検出ユニット及びこれを用いた圧力センサを提供することができる。
図1は、本実施形態の圧力センサを示す縦断面図である。 図2は、図1のA−A線における断面を底面視した図である。 図3は、蓋部を外した状態で示す図2と同様な図である。 図4は、筐体構造の切断斜視図である。 図5は、本実施形態の変形例を示す図2と同様な図である。
以下、図面を参照して、本発明にかかる実施の形態を説明する。図1は、本実施形態の圧力センサ1を示す縦断面図である。図2は、図1のA−A線における断面を底面視した図である。図3は、蓋部を外した状態で示す図2と同様な図である。図4は、筐体構造100の切断斜視図である。
図1に示すように、圧力センサ1は、横断面が例えば円管状である大筒部10aと、横断面が円環状、長円状、楕円状等である小筒部10bとが同軸に配列され、それぞれの端部同士を、段部10cを介して成形した形状の樹脂製のカバー10を有する。カバー10の大筒部10aの内側には、圧力検出ユニット2が取り付けられている。
圧力検出ユニット2は、図示されない流体流入管が接続される接続ナット20を支持する皿状の取付部材30と、取付部材30に対向配置される皿状のベース40と、取付部材30とベース40とにより外周が挟持される金属製のダイアフラム50とを備えている。取付部材30、ベース40及びダイアフラム50は、例えばステンレス合金などの導電性素材より形成することができる。
ベース40とダイアフラム50で区画される受圧空間(受圧室)52には、オイルなどの絶縁性の液状媒質が充填される。受圧空間52内において、ベース40に筐体構造100が固定されている。
図4において、筐体構造100は、矩形板状の底板101と、底板101に一方の端部を固定した矩形枠部(筒壁)102と、矩形枠部102の他方の端部を遮蔽する蓋部103と、を有する。底板101及び矩形枠部102は、セラミックス、ガラス等の無機材料、又はポリアミド、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレート(PET)、PPS等の耐熱性に富んだ絶縁性素材から形成されている。底板101が、接着剤を介してベース40に固着される。
底板101のダイアフラム50側の面には、ほぼ全面にわたる第1導電層101aと、図2,3にハッチングで示す絶縁部101bと、第2導電層101cを形成している。第1導電層101a及び第2導電層101cは金属の板状で構成したり、あるいは印刷や焼成で形成してもよい。また、第1導電層101a及び第2導電層101cの材料としては、金、銀、銅、アルミニウム、ニッケル等が代表的であるが、高電圧耐久性を得るためにタングステンやモリブデン等の高融点材料を用いることもできる。第1導電層101aと第2導電層101cとの間に絶縁部101bが介在するため、両者間の導通は遮断されている。
図2,3に示すように、絶縁部101bは、底板101の外周近傍に2か所配置され、底板101の素地を露出させる(導電層を形成しない)ことで絶縁性を確保している。各絶縁部101bによって囲われた内側に、第2導電層101cが形成されている。
図3、4に示すように、矩形枠部102は底板101より矩形サイズが小さくなっているため、矩形枠部102の端部を底板101に対して突き当てて固定した際に、底板101の外周近傍が、矩形枠部102の外側にはみ出すようになる。したがって、絶縁部101b及び第2導電層101cは、矩形枠部102の端部に跨るようにして、矩形枠部102の内側と外側との間で延在する。また、第1導電層101aも、矩形枠部102の内側と外側とに跨って延在する。
矩形枠部102の内側面及び/または外側面全体(端部を含む)に、メタライズ層などによる導電層が形成されている。ただし、第1導電層101aと第2導電層101cとの短絡を阻止すべく、矩形枠部102の絶縁部101b及び第2導電層101cに対応する位置(図4に示す、矩形枠部102の端面及びその周辺の領域B)には導電層を形成せず、すなわち素地のままとする。
ただし、それに対する変形例としては、第1導電層101a及び第2導電層101cを、底板101の面から一段下がった溝状に形成することもできる。これにより、矩形枠部102の全表面に導電層を形成した場合でも、第1導電層101a及び第2導電層101cは、矩形枠部102の導電層と接触することがなく、矩形枠部102から電気的に遮断される。
或いは、矩形枠部102が、底板101に接する部位に切欠部を備え、第1導電層101a及び第2導電層101cが、該切欠部の内側に形成されるようにしてもよい。これにより、矩形枠部102の全表面に導電層を形成した場合でも、第1導電層101a及び第2導電層101cは、矩形枠部102の導電層との接触が回避され、矩形枠部102より電気的に遮断される。また、底板101の第1導電層101a及び第2導電層101cを溝状に形成する必要がなくなる。
また、絶縁部101bは、底板101の表面に加え、矩形枠部102側にシート状に設けてもよい。かかる場合、第1導電層101a及び第2導電層101cが、底板101の表面の絶縁部101bと、矩形枠部102側のシート状の絶縁部とに挟まれて形成される。シート状の絶縁部により、第1導電層101a及び第2導電層101cは、矩形枠部102の導電層と接触することがなく、矩形枠部102より電気的に遮断される。また、底板101の第1導電層101a及び第2導電層101cを溝状に形成したり、矩形枠部102に切欠部を設けたりする必要がなくなる。
ステンレス合金などの導電性素材から形成される蓋部103は、4つの連通孔103aを有している。連通孔103aは、取付部材30側から見て(底面視で)、圧力検出装置64と重ならないよう、外周近傍に設けられている。すなわち、連通孔103aは圧力検出装置64と対向していないため、ダイアフラム50側から侵入するノイズに直接さらされることがない。
底板101の中央であって矩形枠部102の内側に、半導体形の圧力検出装置64が配置されている。圧力検出素子(半導体チップ)を備える圧力検出装置64は、ガラス製の台座などを介して、底板101の第1導電層101a上に固定されている。ただし、底板101の中央に導電層を形成せず、セラミックスなどの素地上に圧力検出装置64を配置してもよい。
図3において、圧力検出装置64の圧力検出素子は、その外周近傍にボンディングパッド(電極)として、センサ入力電源パッド64a、グラウンドパッド64b及びセンサ出力パッド64cを備えている。ただし、ボンディングパッドの数は3つに限られない。本実施形態では、センサ入力電源パッド64aは5Vに維持され、グラウンドパッド64bは0Vに維持され、センサ出力パッド64cの電圧は、検出した圧力に応じて0V以上、5V以下(好ましくは0.5V以上、4.5V以下)の範囲で変化する。また、ボンディングパッドの配置は、以上に限られない。
底板101の周囲には、ベース40の貫通孔41を貫通するようにして複数本(この例においては3本)の端子ピン70、72が配置されている。端子ピン70、72と、貫通孔41との間には、ハーメチックシール74が設けられ、両者間を絶縁封止している。
複数の端子ピンのうちの1つは、グラウンド用の端子ピン70である。グラウンド以外の端子ピン72と、1本のグラウンド用の端子ピン70は、図1に示す中継基板90の配線に接続される。
中継基板90につながるリード線94は、当該圧力センサ1が設置された冷凍冷蔵装置や空調装置等の制御盤内に設けられた、図示されない電気回路に接続される。かかる電気回路から、リード線94、端子ピン70、72を介して圧力検出装置64に電源電圧を印加することができ、また圧力検出用の信号を出力できる。
図3において、半導体形の圧力検出装置64における、センサ入力電源パッド64aは、矩形枠部102の内側で第2導電層101cにボンディングワイヤ81を介して接続(結線)される。また対応する端子ピン72は、矩形枠部102の外側で同じ第2導電層101cに、ボンディングワイヤ82を介して接続される。これにより、センサ入力電源パッド64aと端子ピン72との導通が確保される。
また、センサ出力パッド64cも、矩形枠部102の内側で別の第2導電層101cに、ボンディングワイヤ83を介して接続(結線)される。また対応する端子ピン72は、矩形枠部102の外側で同じ第2導電層101cに、ボンディングワイヤ84を介して接続される。これにより、センサ出力パッド64cと端子ピン72との導通が確保される。
一方、グラウンドパッド64bは、矩形枠部102の内側で底板101の第1導電層101aにボンディングワイヤ85を介して接続(結線)される。またグラウンド用の端子ピン70は、矩形枠部102の外側で底板101の第1導電層101aにボンディングワイヤ86を介して接続(結線)される。これにより、グラウンドパッド64bと端子ピン70との導通が確保され、また第1導電層101aはゼロ電位に維持される。
図1,2において、接続ナット20の上端に円筒部20aが突出して形成されており、取付部材30の中央に形成された円孔30aにろう付けなどの手法により密封的に嵌合固着されている。円筒部20aの内部には貫通路20bが形成されていて、これを介して、取付部材30の内部と接続ナット20の内部とは連通している。
組み付け時には、圧力検出装置64を固定した底板101をベース40に接着し、上述したように底板101の導電層と、端子ピン70,72との間でワイヤボンディングを行う。その後、矩形枠部102の端部を底板101に突き当てて導電性接着剤で固着することにより、底板101の導電層と矩形枠部102の導電層とが互いに導通する。しかし、導電性接着剤を絶縁部101bには塗布しないため、第1導電層101aと第2導電層101cとの短絡は生じない。
さらに、矩形枠部102の開放端に蓋部103を遮蔽するとともに、両者を導電性接着剤により固着する。これにより、底板101の第1導電層101aと、蓋部103との間で電気的導通が確保され、また圧力検出装置64が面する空間は、筐体構造100により周囲を囲われることとなる。
更に組み付けの一例として、図1に示す状態から天地を逆にして、筐体構造100を組み付けたベース40の内側にオイルなどの絶縁性媒質を注入する。このとき、注入された絶縁性媒質は、ベース40内に貯留されると共に、連通孔103aから筐体構造100内へと進入するので、圧力検出装置64の周囲が絶縁性媒質で満たされる。その後、取付部材30、ベース40、及びダイアフラム50の外周部を重ねて溶接して溶接部Wを形成することで、これらを一体化できる。尚、絶縁性媒質の注入方法は以上に限られない。
図1において、端子ピン70,72を中継基板90の配線層にはんだ付けし、リード線94に接続したコネクタ92を中継基板90に係合させる。その後、リード線94をカバー10内に通しつつ、圧力検出ユニット2のベース40の外周端を、カバー10の大筒部10aの内側に形成された段部10dに突き当てる。かかる状態を維持しつつ、大筒部10aの下端側及び小筒部10bの上端側(リード線94が導出される側)からカバー10の内部に樹脂Pを充填し、これを固化させる。これによりカバー10内に、圧力検出ユニット2の電気的構造部が密封固定される。
圧力検出装置64は、外部の電気回路から入力電源用の端子ピン72を介して給電されることで動作する。流体が接続ナット20に導入されて、取付部材30の内側の流体導入室32内に進入すると、流体圧力でダイアフラム50が弾性変形し、受圧空間52内の絶縁性媒質を加圧する。圧力検出装置64は、連通孔103aを介して筐体構造100内に出入り可能な絶縁性媒質の圧力変動を検知して電気信号に変換し、端子ピン72を介して電気信号、すなわち圧力検出用の信号を外部に出力する。かかる圧力検出用の信号を入力した外部の電気回路は、それに基づき、接続ナット20に導入された流体の圧力を精度よく検出することができる。
本実施形態においては、図1、2に示すように、半導体形の圧力検出装置64の周囲が、絶縁性素材からなる底板101及び矩形枠部102と、導電性素材からなる蓋部103とにより構成された筐体構造100によって囲われている。又、グラウンド用の端子ピン70と、グラウンドパッド64bとは、底板101の第1導電層101aを介して接続されている。
本実施形態によれば、受圧空間52内で、圧力検出装置64に対向して導電性の素材からなる蓋部103が配置されており、また蓋部103はグラウンド用の端子ピン70に電気的に接続されている。
更に、グラウンド用の端子ピン70は、リード線94(図1)を介して当該圧力センサ1が設置された冷凍冷蔵装置や空調装置等の制御盤内に設けられた電気回路のゼロ電位に維持される。つまり、圧力検出装置64の周囲を囲う筐体構造100を構成する、底板101の第1導電層101a、矩形枠部102の導電層、及び蓋部103は、ゼロ電位に維持される。このため、仮に絶縁性媒質に帯電が生じた場合においても、帯電の影響を回避して、圧力検出装置64の帯電に起因する出力誤動作などの発生が防止される。
また、絶縁性素材からなる底板101を介在させることで、ベース40と圧力検出装置64とが絶縁されるため、接続ナット20などを介して伝達されるノイズが、圧力検出装置64に伝達されることを有効に阻止できる。
圧力検出装置64は、蓋部103で遮蔽されているためにダイアフラム50から伝達されるノイズに直接さらされることがなく、また矩形枠部102に囲まれているためにベース40から伝達されるノイズにも直接さらされることがなく、受圧空間52内に侵入するノイズの影響を有効に抑制できる。
受圧空間52に侵入するノイズから圧力検出装置64を遮断するためには、矩形枠部102及び蓋部103を導電物、すなわち絶縁物と導電物から構成しなくてもよい。圧力検出装置64は、矩形枠部102及び蓋部103によって、受圧空間52に侵入するノイズから遮断されるからである。
更に本実施形態によれば、受圧空間52内に筐体構造100を設けることで、その体積分、絶縁性媒質の使用量を抑えることができ、それによりコスト削減に貢献する。
(変形例)
図5は、本実施形態の変形例を示す図2と同様な図である。本変形例の圧力検出ユニット2Aにおいては、筐体構造100Aの底板101A、矩形枠部102A,蓋部103Aが、四隅をカットされた八角形の形状を有する。これにより、圧力検出ユニット2Aをより小型化できる。それ以外の構成は、上述した実施の形態と同様であるため、同じ符号を付して重複説明を省略する。
本発明は、以上述べた実施形態に限られない。例えば底板101の第1導電層101aに電気的接続される端子ピンは、センサ入力電源パッド64a、又はセンサ出力パッド64cに接続される端子ピン72であっても良い。
1 圧力センサ
2,2A 圧力検出ユニット
10 カバー
20 接続ナット
30 取付部材
32 流体導入室
40 ベース
50 ダイアフラム
52 受圧空間
64 圧力検出装置
70 グラウンド用の端子ピン
72 端子ピン
81〜84 ボンディングワイヤ
85,86 グラウンド用のボンディングワイヤ
90 中継基板
92 コネクタ
94 リード線
100,100A 筐体構造
101,101A 底板
102,102A 矩形枠部
103,103A 蓋部

Claims (5)

  1. 流体の圧力を受けるダイアフラムと、
    導電性素材から形成され、前記ダイアフラムとの間に絶縁性媒質が封入された受圧空間を形成するベースと、
    前記受圧空間内において、前記絶縁性媒質に伝達された圧力を検出して電気的圧力信号に変換する圧力検出装置と、
    前記ベースを貫通して配置され、前記受圧空間内で前記圧力検出装置と電気的に接続された複数の端子ピンと、
    前記受圧空間内に設けられる筐体構造と、を有し、
    前記筐体構造は、前記ベースに設置される底板と、前記底板に一方の端部を固定した筒壁と、前記筒壁の他方の端部を遮蔽する蓋部と、を備え、前記蓋部は、導電性素材から形成され、前記端子ピンのいずれかと電気的に接続されており、
    前記圧力検出装置が、前記蓋部に対向する前記底板の面に配置されている、
    ことを特徴とする圧力検出ユニット。
  2. 前記底板は、絶縁性素材から形成されており、絶縁部によって互いに絶縁された複数の導電層を表面に有し、前記端子ピンと前記圧力検出装置とは、前記導電層を介して接続される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の圧力検出ユニット。
  3. 前記底板の導電層と、前記筒壁に設けた導電層とを介して、前記蓋部と前記端子ピンのいずれかが、電気的に接続されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の圧力検出ユニット。
  4. 前記蓋部が電気的に接続される端子ピンは、前記圧力検出装置のグラウンドに接続された端子ピン、前記圧力検出装置の電源電圧端子に接続された端子ピン、または前記圧力検出装置の電気的圧力信号を出力する端子ピンである、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の圧力検出ユニット。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の圧力検出ユニットを有することを特徴とする圧力センサ。

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