JP7291948B2 - 圧力センサ - Google Patents

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Description

本発明は、圧力センサに関する。
ダイアフラムで区画されてオイルが封入された受圧室内に半導体型圧力検出装置を収容した液封入式の圧力センサは、冷凍冷蔵装置や空調装置に装備されて冷媒圧力を検知し、また産業用機器に装備されて各種の流体圧力を検知するために使用されている。
半導体型圧力検出装置は、上記受圧室内に配置され、受圧空間内の圧力変化を圧力検出素子により電気信号に変換して外部に出力する機能を有している。
受圧空間内に配置されるダイアフラムは、可撓性の金属板である。このため、半導体型圧力検出装置の圧力検出素子とダイアフラムとの間で電位差が発生して、封入されたオイルが静電気を帯びると、圧力検出素子あるいはその出力信号に不具合が生ずる場合がある。圧力検出素子とダイアフラムとの間の電位差は、例えば圧力センサが取り付けられる配管系から伝達される高周波ノイズなどに起因して生じうる。
そこで、上記圧力検出素子が収容されている受圧空間内に導電性部材(除電板)をさらに配置し、この導電性部材を、ボンディングワイヤを用いてアース端子ピンに接続することにより、上記不具合の解消を図る圧力センサが下記の特許文献1に開示されている。
特開2014-178125号公報
ここで、特許文献1に開示されている圧力センサによれば、導電性部材を設けることにより製造コストが増大する。更に、除電効果を十分に発揮するためには、圧力検出素子と導電性部材とをベースに対してそれぞれ精度よく位置決めする必要があり、これにより取り付け作業が煩雑となり、組立効率が低下する虞がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、静電気の影響を抑えつつ、組立作業を簡素化できる圧力センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の圧力センサは、
流体の圧力を受けるダイアフラムと、
前記ダイアフラムとの間に絶縁性媒質が封入された受圧空間を形成するベースと、
前記受圧空間内において前記ベースに配置され、前記絶縁性媒質に伝達された圧力を検出して電気的圧力信号に変換する圧力検出装置と、
外部の電気回路に電気的に接続され、前記圧力検出装置側と電気的に接続された複数の端子ピンと、
前記ベースに連結され、前記ダイアフラムとの間に、前記流体の配管から前記流体が導入される流体導入室を形成する受け部材と、を具備した圧力センサであって、
前記ダイアフラムよりも前記配管側に、ノイズ伝達防止用の絶縁性部材が設けられており、
前記ベースは、前記複数の端子ピンのうちグラウンドに接続された端子ピンと電気的に接続され、
前記ベースは、メッキを施したメッキ表面を備え、
前記ベースに施されたメッキは、前記ダイアフラムに接している、ことを特徴とする。
本発明によれば、静電気の影響を抑えつつ、組立作業を簡素化できる圧力センサを提供することができる。
図1は、第1実施形態にかかる圧力センサの縦断面図である。 図2は、図1のA-A線における断面を底面視した図である。 図3は、第1実施形態の変形例を示す図2と同様な図である。 図4は、第2実施形態にかかる圧力検出ユニットの上面図である。 図5は、第2実施形態にかかる圧力検出ユニットの縦断面図である。 図6は、第3実施形態にかかる圧力センサを示す縦断面図である。 図7は、図6のB-B線における断面を底面視した図である。
(第1実施形態)
以下、図面を参照して、本発明にかかる第1実施形態を説明する。図1は、第1実施形態にかかる圧力センサ1を示す縦断面図である。図2は、図1のA-A線における断面を底面視した図である。図1に示すように、圧力センサ1は、横断面が例えば円管状である大筒部10aと、横断面が円環状、長円状、楕円状等である小筒部10bとが同軸に配列され、それぞれの端部同士を、段部10cを介して接合した形状の樹脂製のカバー10を有する。カバー10の大筒部10aの内側には、圧力検出ユニット2が取り付けられている。
圧力検出ユニット2は、図示されない流体流入管(配管)が螺合接続される接続ナット20を支持する皿状の取付部材(受け部材)30と、取付部材30に対向配置される皿状のベース40と、取付部材30とベース40とにより外周が挟持される金属製のダイアフラム50とを備えている。これら取付部材30、ベース40及びダイアフラム50は、例えばステンレス合金等より形成されており、それらの外周部は溶接(接合部W)により一体化されている。
また、接続ナット20の上端に円筒部20aが突出して形成されている。一方、取付部材30の中央には、円孔30aが形成されている。接続ナット20と取付部材30との間には、絶縁性部材100が配置されている。絶縁性部材100は、セラミックス、ガラス等の無機材料、又はポリアミド、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレート(PET)、PPS等の耐熱性に富んだ絶縁性素材から形成される。
絶縁性部材100は、中空円筒部101と、中空円筒部101の下端に接続された円形フランジ部102とを有する。中空円筒部101は、接続ナット20の円筒部20aと取付部材30の円孔30aとの間に介在し、また円形フランジ部102は、接続ナット20の肩部20cの上面と、取付部材30の下面との間に介在する。これにより絶縁性部材100は、接続ナット20と取付部材30との間の電気的導通を遮断して絶縁を維持する。
絶縁性部材100を介して接続ナット20及び取付部材30を組み付ける場合、絶縁性部材100の接合面のみにメタライズ層を形成した上で、接続ナット20及び取付部材30に対してろう付けなどの固着手段を介して固着すると好ましい。又は、絶縁性の接着剤を用いて、絶縁性部材100と、接続ナット20及び取付部材30とを接合することもできる。さらに、接続ナット20と、これに接続される配管との間に、絶縁性部材を取り付けてもよく、その場合には接続ナット20と取付部材30とを直接連結できる。すなわち、ノイズ伝達防止用の絶縁性部材は、取付部材30より配管側に設けられていれば足りる。
円筒部20aの内部には貫通路20bが形成されていて、貫通路20bを介して、取付部材30の内部と接続ナット20の内部、すなわち不図示の配管とが連通している。
図1,2において、ベース40とダイアフラム50で区画される受圧空間52には、オイル等の絶縁性の液状媒質が充填される。この液状媒質を、ベース40の開口40aを介して受圧空間内に充填した後、これを密閉するため、図1に点線で示されるように、ボール40bがベース40に溶接等の手段で固着される。
ベース40の受圧空間52側の中央部に、半導体形の圧力検出装置60が配置されている。圧力検出装置60は、ベース40に固定されるガラス製の台座62と、その表面に貼付された圧力検出素子(半導体チップ)64とからなる。
図2において、圧力検出素子64は、その外周近傍に8つのボンディングパッド(電極)を備えている。ボンディングパッドのうち3つは、センサ入力電源パッド64a、グラウンドパッド64b及びセンサ出力パッド64cであり、残る5つは信号調整用パッド64dである。ただし、ボンディングパッドの数は8つに限られない。本実施形態では、センサ入力電源パッド64aは5Vに維持され、グラウンドパッド64bは0Vに維持され、センサ出力パッド64cの電圧は、検出した圧力に応じて0V以上、5V以下(好ましくは0.5V以上、4.5V以下)の範囲で変化する。また、ボンディングパッドの配置は、以上に限られない。
半導体形の圧力検出装置60の周囲には、ベース40を貫通するようにして複数本(この例においては8本)の端子ピン70、72が配置されている。端子ピン70、72は、これらが挿通されたベース40の貫通孔に対してハーメチックシール74により絶縁封止されている。また、図2に点描で示すように、圧力検出装置60の周囲におけるベース40の表面にはメッキが施され、受圧空間側にメッキ表面40cを形成している。なお、本実施形態のメッキはニッケルメッキであるが、ステンレス製のダイアフラム50よりも電気抵抗が低い他の材質(例えば、金や銅等)でメッキを行ってもよい。
複数の端子ピンのうちの1つは、グラウンド用の端子ピン70である。グラウンド用以外の7本の端子ピン72は、図1に示す中継基板90の配線層の端子に接続され、1本のグラウンド用の端子ピン70は、図1に示す中継基板90の配線層のグラウンドに接続される。
図1において、中継基板90にコネクタ92を介して接続されるリード線94は、圧力センサ1が設置された冷凍冷蔵装置や空調装置等の制御盤内に設けられた、図示されない電気回路に接続される。かかる電気回路から、リード線94、端子ピン70、72を介して圧力検出素子64に電源電圧を印加することができ、また圧力検出用の信号を出力できる。
図2において、半導体形の圧力検出装置60における、グラウンドパッド64b以外の、センサ入力電源パッド64a、センサ出力パッド64c、信号調整用パッド64dと、端子ピン72とは、ボンディングワイヤ80で接続(結線)される。また本実施形態では、グラウンドパッド64bが、グラウンド用の端子ピン70にボンディングワイヤ82を介して接続(結線)されるとともに、メッキ表面40cとグラウンド用の端子ピン70とが、ボンディングワイヤ81を介して接続(結線)される。
圧力センサ1の組み付け時には、図1において、圧力検出ユニット2をカバー10の大筒部10aの内側に形成された段部10dに突き当てるようにして配置する。その後、大筒部10aの下端側及び小筒部10bの上端側(リード線94が導出される側)からカバー10の内部に樹脂Pを充填し、これを固化させる。これによりカバー10内に、圧力検出ユニット2の電気的構造部が密封されるようにして固定される。
圧力検出装置60は、外部の電気回路から入力電源用の端子ピン72を介して給電されることで動作する。流体が接続ナット20内に導入されて、取付部材30の内側の流体導入室32内に進入すると、その圧力でダイアフラム50が弾性変形し、受圧空間52内の絶縁性媒質を加圧する。圧力検出素子64は、この圧力変動を検知して電気信号に変換し、端子ピン72を介して電気信号、すなわち圧力検出用の信号を外部に出力する。かかる圧力検出用の信号を入力した外部の電気回路は、それに基づき、接続ナット20に導入された流体の圧力を精度よく検出することができる。
ここで、不図示の配管を介して、接続ナット20にノイズが伝達される場合がある。本実施形態によれば、接続ナット20と取付部材30とが絶縁性部材100を介して絶縁されているため、取付部材30側へのノイズの伝達を抑制することができる。加えて、圧力検出素子64のグラウンドパッド64bが、ボンディングワイヤ81,82を介してベース40のメッキ表面40cと同電位とされ、且つ端子ピン70を介して中継基板90の配線層のグラウンドと同電位とされている。
中継基板90の配線層のグラウンドは、リード線94(図1)を介して当該圧力センサ1が設置された冷凍冷蔵装置や空調装置等の制御盤内に設けられた電気回路のゼロ電位に接続される。つまり、ベース40のメッキ表面40cは、圧力検出素子64のグラウンドパッド64bと同じく、ゼロ電位に維持されるため、安定した圧力検出素子64の動作を実現することができる。なお、本実施形態の圧力センサに、特開2014-178125号公報などに記載の除電板を追加することで、より高いノイズ抑制効果が発揮される。
ここで、絶縁性部材100は誘電材料であるため、接続ナット20側からのノイズの一部が取付部材30側に伝達されることがある。ダイアフラム50にノイズが伝達されると瞬間的に受圧空間内の液状媒質との間に電位差が生じ、液状媒質の分極が誘発されて圧力検出装置60の出力値が乱れるおそれがある。しかし、メッキ表面40cを有する構成では、ダイアフラム50よりもベース40側の電気抵抗の方が低いため、絶縁性部材100を介して接続ナット20側から取付部材30側に伝達されるノイズの大部分は、ベース40を介してグラウンドに伝わることになり、ダイアフラム50に伝達されるノイズは大幅に減少する。特に、ダイアフラム50よりも電気抵抗の低いメッキ層40cをダイアフラム50の接合部W近くまで配置することで、ダイアフラム50に伝達されるノイズの多くがメッキ層40cを介してベース40側に伝わるため、ダイアフラム50に伝達されるノイズをより効果的に低減できる。
また、上述の実施形態では、メッキ表面40cがベース40の外周部まで形成されていないが、ダイアフラム50の外周部に接する範囲までメッキを施してもよい。このようにしてメッキ表面をダイアフラム50に電気的に接続することで、接続ナット20側からのノイズのダイアフラム50への伝達をさらに低減できる。また、ベース40の表面全体にメッキを施した後に端子ピン70、72とハーメチックシール74を取り付け、更にダイアフラム50を溶接すると、接合部Wにメッキ層を電気的に接続でき、ノイズ低減効果が高まる。
(変形例)
図3は、第1実施形態の変形例を示す図2と同様な図である。本変形例では、信号調整用の端子ピンを省略し、圧力検出素子64’のグラウンドパッド64b、センサ入力電源パッド64a、センサ出力パッド64cに接続された3本の端子ピン70,72のみをベース40’に取り付けている。それ以外の構成は上述した実施形態と同様であるため、同じ符号を付して重複説明を省略する。
上述した実施形態と同様に、圧力検出素子64’のグラウンドパッド64bが、ボンディングワイヤ81,82を介してベース40’のメッキ表面40c’と同電位とされ、且つ端子ピン70を介して中継基板90(図1)の配線層のグラウンドと同電位とされている。
(第2実施形態)
図4は、第2実施形態にかかる圧力検出ユニット2Aの上面図である。図5は、第2実施形態にかかる圧力検出ユニット2Aの縦断面図である。本実施形態では、SUS製のベース40Aの受圧空間側にメッキ表面が形成されておらず、またグランド用の端子ピン70とベース40Aとの間にワイヤによる結線が行われていない。
代わりに、端子ピン70には、ベース40Aの上面側において環状部材110(架橋部材)が取り付けられている。金属製の板材をプレス成形することによって形成できる環状部材110は、円板111と、円板111の外周に接合されたテーパ筒112とを有する。円板111の中央には孔113が形成されている。
孔113に端子ピン70を挿通するようにして、環状部材110を嵌合取り付けすることができ、円板111は端子ピン70に対してハンダ付けなどによって接合固定される。このとき環状部材110を上方から加圧してテーパ筒112を拡径するよう弾性変形させることにより、その下端が、ハーメチックシール74の径方向外方にてベース40の表面に対して当接して押圧される。これにより環状部材110を通じて電気的接続が確保され、ベース40は、端子ピン70を介して中継基板90(図1)の配線層のグラウンドに対して同電位に維持される。圧力検出ユニット2Aは、図1に示すカバー10に組み付けることで、圧力センサを形成することができる。それ以外の構成は上述した実施形態と同様であるため、同じ符号を付して重複説明を省略する。
本実施形態では、ベース40Aにメッキ表面を形成する必要がなく、また端子ピン70とベース40Aとの間にワイヤによる結線を行う必要がないため、圧力センサの製造工数をより低減できる。
なお、SUS製のベース40Aは、ダイアフラム50よりも低い電気抵抗を有するように、その厚さや材質を選択すると、前述の第1実施形態のように、接続ナット20側からのノイズによる悪影響を抑制することができる。また、図5に記載していないが、ベース40Aの外周面にメッキを施すことで、接続ナット20側からのノイズのダイアフラム50への流れを低減できる。この場合、外周面のメッキ表面が環状部材110および接合部Wに接するようにするとよい。なお、本実施形態のベース40Aにメッキ表面を形成してもよく、さらに、メッキ表面をダイアフラム50に電気的に接続するように形成してもよいことはもちろんである。
(第3実施形態)
図6は、第3実施形態にかかる圧力センサ1Bを示す縦断面図である。図7は、図6のB-B線における断面を底面視した図である。
本実施形態では、ベース40Bにグラウンド用の端子ピン、及びそれを挿通する貫通孔を設けていない。代わりに、SUS製のベース40Bの上面に円形凹部40dを形成している。円形凹部40dには、導電部材である金属製のコイルばね120の下端が嵌合しており、コイルばね120の上端は、中継基板90Bの、ベース40の外周部上面と対向配置されている配線層のグラウンド(不図示)に当接している。また、圧力検出素子64のグラウンドパッド64bが、ボンディングワイヤ83を介してメッキ表面40Bcに接続(結線)される。それ以外の構成は、図1,2の実施形態と同様であるため、同じ符号を付して重複説明を省略する。
組み付け時に、コイルばね120を介在させつつ圧力センサユニット2Bを中継基板90Bに相対的に接近させて当接させると、当接した両端からコイルばね120に圧縮力が付与され、コイルばね120に生じた弾性力によりその両端がベース40Bと中継基板90Bに対して押圧され、電気的導通が実現する。その後、樹脂Pが充填され固化した後は、かかる導通状態が固定されることとなる。
本実施形態では、金属製のコイルばね120を介して、中継基板90Bの配線層のグラウンドと、ベース40Bとが同電位に維持され、またベース40Bと圧力検出素子64のグラウンドパッドが同電位に維持されている。このためグラウンド用の端子ピンを設ける必要がなくなり、それにより製造コスト低減を図れる。なお、コイルばね120の代わりに、フレキシブルプリント基板やリード線を用いてもよい。また、本実施形態と図3の変形例を組み合わせることで、2本の端子ピンのみを持つ圧力センサを実現することができる。なお、本実施形態でもメッキ表面を、ダイアフラム50に電気的に接続する位置を含むように形成することで、第1実施形態のように、接続ナット20側から侵入するノイズの悪影響を抑制できることはもちろんである。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されない。また、本発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1、1B 圧力センサ
2,2A,2B 圧力検出ユニット
10 カバー
20 接続ナット
30 取付部材
32 流体導入室
40、40’、40A、40B ベース
50 ダイアフラム
52 受圧空間
60 圧力検出装置
62 ガラス製の台座
64,64’ 圧力検出素子
70 グラウンド用の端子ピン
72 端子ピン
74 ハーメチックシール
80 ボンディングワイヤ
81、82、83 グラウンド用のボンディングワイヤ
90,90B 中継基板
92 コネクタ
94 リード線
100 絶縁性部材
110 環状部材
120 コイルばね

Claims (7)

  1. 流体の圧力を受けるダイアフラムと、
    前記ダイアフラムとの間に絶縁性媒質が封入された受圧空間を形成するベースと、
    前記受圧空間内において前記ベースに配置され、前記絶縁性媒質に伝達された圧力を検出して電気的圧力信号に変換する圧力検出装置と、
    外部の電気回路に電気的に接続され、
    前記圧力検出装置側と電気的に接続された複数の端子ピンと、
    前記ベースに連結され、前記ダイアフラムとの間に、前記流体の配管から前記流体が導入される流体導入室を形成する受け部材と、を具備した圧力センサであって、
    前記ダイアフラムよりも前記配管側に、ノイズ伝達防止用の絶縁性部材が設けられており、
    前記ベースは、前記複数の端子ピンのうちグラウンドに接続された端子ピンと電気的に接続され、
    前記ベースは、メッキを施したメッキ表面を備え、
    前記ベースに施されたメッキは、前記ダイアフラムに接している、ことを特徴とする圧力センサ。
  2. 前記配管に接続される接続ナットと前記受け部材との間に、前記絶縁性部材が配置されていることを特徴とする請求項1記載の圧力センサ。
  3. 前記メッキ表面と前記グラウンドに接続された端子ピンとが、ボンディングワイヤにより接続されていることを特徴とする請求項1又は2記載の圧力センサ。
  4. 前記ベースは導電性素材から形成され、前記グラウンドに接続された端子ピンに導電性の架橋部材が設けられており、前記架橋部材は前記ベースに接することを特徴とする請求項記載の圧力センサ。
  5. 前記圧力検出装置は、配線層を備えた中継基板を介して外部の電気回路に電気的に接続され、
    前記ベースは導電性素材から形成され、前記ベースと前記配線層のグラウンドとの間に、弾性変形可能な導電部材を配置したことを特徴とする請求項記載の圧力センサ。
  6. 前記配線層のグラウンドは、前記ベースの外周部上面と対向配置されており、
    前記導電部材は、金属製のコイルばねであることを特徴とする請求項記載の圧力センサ。
  7. 前記ベースに施されたメッキは、前記ベースと前記ダイアフラムとの接合部に接していることを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の圧力センサ。
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