JP2020008396A - 圧力センサ - Google Patents

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Yoko Tamura
葉子 田村
倫久 青山
Tsunehisa Aoyama
倫久 青山
志村 智紀
Tomonori Shimura
智紀 志村
元桐 向井
Gento Mukai
元桐 向井
開 荻原
Kai Ogiwara
開 荻原
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Abstract

【課題】製造時のコストや工数を低減できる圧力センサを提供する。【解決手段】圧力センサは、流体の圧力を受けるダイアフラム130と、前記ダイアフラム130との間に媒質が封入された受圧空間S1を形成するベース110と、前記受圧空間S1内において前記ベース110に配置され、前記媒質に伝達された圧力を検出して電気的圧力信号に変換する圧力検出装置150と、前記圧力検出装置150に接続された複数のリードピン160,162,164と、それぞれ係合孔22cを形成した複数のターミナルピン22を備えたコネクタ部材190と、を有し、前記リードピン160,162,164の端部が前記ターミナルピン22の係合孔22cに嵌合しており、前記端部と前記係合孔22cとが導電的に連結されている。【選択図】図3

Description

本発明は、圧力センサに関する。
ダイアフラムで区画されてオイルが封入された受圧室内に半導体型圧力検出装置を収容した液封入式の圧力センサは、冷凍冷蔵装置や空調装置に装備されて冷媒圧力の検知に使用され、また自動車の燃料供給装置に装備されて燃料圧力の検知などに使用されている。
このような圧力センサとして、圧力検出素子を有する圧力検出部と、該圧力検出部に接続されて上記圧力検出部の外部に突出するリードピンと、上記リードピンが外部出力用リード線に電気的に接続可能に固定される配線基板と、を備えたものが公知である。
一方、圧力センサのコストや工数の低減を目的として、配線基板を省略したいという要請もある。これに対し、特許文献1には、リードピンと外部端子とを溶接により接合する技術が開示されている。
特開2014−16332号公報
しかしながら、特許文献1のようにリードピンと外部端子とを溶接しようとすると、例えばレーザー溶接を行う場合など、狭小部にレーザー光を照射する必要があり、精密で高額な製造設備を準備しなくてはならず、コストや工数を低減することが困難である。
そこで、本発明の目的は、製造時のコストや工数を低減できる圧力センサを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明による圧力センサは、
ベースと、
前記ベースとの間に媒質が封入された受圧空間を形成しているダイアフラムと、
前記受圧空間内で前記ベースに取り付けられた圧力検出装置と、
前記圧力検出装置に電気的に接続されたリードピンと、
一端側が露出し、他端側に前記リードピンが嵌合する嵌合部が設けられたターミナルピンを有するコネクタ部材と、
前記嵌合部の周囲に配置され、前記リードピンと前記ターミナルピンとを電気的に接続する導電部材と、を有している、ことを特徴とする。
本発明によれば、製造時のコストや工数を低減できる圧力センサを提供することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる圧力検出ユニットと雄コネクタとを接合する直前の状態を示す上面図である。 図2は、図1のA−A線で切断して矢印方向に見た図である。 図3は、第1の実施形態にかかる圧力検出ユニットと雄コネクタとを接合した直後の状態を示す上面図である。 図4は、図3のB−B線で切断して矢印方向に見た図である。 図5は、図3のC−C線で切断して矢印方向に見た図である。 図6は、第2の実施形態にかかる圧力検出ユニットと雄コネクタとを接合する直前の状態を示す上面図である。 図7は、図6のD−D線で切断して矢印方向に見た図である。 図8は、第2の実施形態にかかる圧力検出ユニットと雄コネクタとを接合した直後の状態を示す上面図である。 図9は、図8のE−E線で切断して矢印方向に見た図である。 図10は、図8のF−F線で切断して矢印方向に見た図である。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる圧力検出ユニットと雄コネクタとを接合する直前の状態を示す上面図である。図2は、図1の構成をA−A線で切断して矢印方向に見た図である。図3は、第1の実施形態にかかる圧力検出ユニットと雄コネクタとを接合した直後の状態を示す上面図である。図4は、図3の構成をB−B線で切断して矢印方向に見た図である。図5は、図3の構成をC−C線で切断して矢印方向に見た図である。
<圧力検出ユニット>
図1、2を参照して、圧力検出ユニット100について説明する。圧力検出ユニット100は、セラミックスからなるベース110と、当該ベース110に対向する受け部材120と、ベース110及び受け部材120の間に挟まれたダイアフラム130と、リング部材140とを含む。
ベース110は、円盤状の本体111と、本体111の外縁全周にて軸方向に環状に突出した突出部112とを備えている。すなわちベース110は、後述する受圧空間S1が形成されるように、図1で下面中央部が凹むような形状とされている。
ベース110を構成するセラミックス材料としては、例えば、アルミナやアルミナジルコニア等を用いることができる。
ベース110の内側部114とダイアフラム130との間には、密閉された受圧空間S1が形成され、ここにオイル等の絶縁性の液状媒質が充填される。また、突出部112の内側における本体111の受圧空間S1側の中央部には、後述する半導体型圧力検出装置150が取り付けられている。
ベース110における上記半導体型圧力検出装置150の周囲位置には、3本のリードピン160、162、164(図1参照)が挿入される3つの貫通穴116が形成されている。
3本のリードピン160、162、164は、それぞれベース110に設けた貫通穴116に挿通されることでベース110を貫通するとともに、その下端が上記半導体型圧力検出装置150と電気的に接続される。
受け部材120は、例えばステンレス鋼板等の金属材料から環状に形成されている。受け部材120の上面には、後述するようにして、ダイアフラム130が接合されている。
ダイアフラム130は、例えばステンレス鋼等の金属材料からなる円板状の薄板部材である。また、リング部材140は、ステンレス鋼等の金属材料からなる環状に形成された部材である。
アルミニウム製の保持部材180は、中空の大円筒部181と、段付きフランジ部182と、小円柱部183とを直列に連結した構成を有する。大円筒部181の上端には、薄肉部187(図2で一点鎖線)が形成されている。保持部材180は、圧力検出ユニット100とは別部品とするが、圧力検出ユニット100の一部としてもよい。
大円筒部181内において、段付きフランジ部182の上面中央に凹部184が形成され、その中央には連通孔185が形成されている。連通孔185は小円柱部183内を通過して、その下端で開口している。凹部184の周囲には、周溝186が形成され、その内部にO−リングOR1が配置されている。このような構造により、保持部材180とダイアフラム130との間には、検出対象である流体が流入する加圧空間S2が形成される。
半導体型圧力検出装置150は、ベース110の中央部に接着等によりダイボンディングされる。半導体型圧力検出装置150は、ガラス製の支持基板152とそれに接合された圧力検出素子(半導体チップ)154とからなる。
圧力検出素子154は、図示を省略するが、表面に例えば8つのボンディングパッド(電極)を備えている。そのうち3つのボンディングパッドは、出力信号用の電源入力パッド、アースパッド及び信号出力用パッドであり、残る5つは信号調整用パッドである。
<圧力検出ユニット100の組立工程>
圧力検出ユニット100を組み立てる工程を、以下に説明する。まずベース110に形成された貫通穴116に、アース用のリードピン160、電源入力用のリードピン162及び信号出力用のリードピン164をそれぞれ挿通し、3本のリードピン160、162、164と、ベース110とをセラミックス接着材を用いて接合する。
リードピン160,162,164は、FeNi合金、又はFeNiCo合金から形成されているので、セラミックス接着材と、リードピン160,162,164と、ベース110の線膨張係数を近づけることができ、熱歪の影響を抑制することができる。ただし、ベース110とリードピン160、162、164とをロウ付けにより接合してもよい。
続いて、リング部材140の上面148に、ベース110の突出部112をロウ付けによって接合する。具体的には、ベース110とリング部材140との間に、例えば銀ロウ等のロウ材を介在させた状態で所定の温度に加熱することにより、ベース110のセラミックス材料とリング部材140の金属材料との間に全周でロウ付け部Bを形成する。
このとき、ロウ付け作業を行う前に、ベース110のロウ材と接触する面に予めメタライズ層(例えばMo−Mn層等又はタングステン層を主成分とする)を形成しておくことにより、セラミックス材料とロウ材との濡れ性を高めることができる。
続いて、ベース110の中央部に、半導体型圧力検出装置150をダイボンディングする。その後、半導体型圧力検出装置150のアースパッド、電源入力パッド及び信号出力用パッドと、3本のリードピン160、162、164の一端とを、それぞれボンディングワイヤ166を介して電気的に接続する。
更に、ベース110内に露出した半導体型圧力検出装置150の圧力検出素子154における上述した8つのパッドに、それぞれ通電用のプローブを接触させ、圧力検出素子154の温度補正作業(トリミング作業)を行う。
ここでは、基準となる温度(例えば室温)下で圧力検出素子154に荷重(圧力)を負荷した状態で、信号出力用パッドあるいは調整用パッドから出力される出力値を読み取り、所定の圧力と出力との相関を取得して補正係数(補正関数)を設定する。
最後に、受け部材120とリング部材140との間にダイアフラム130を挟み込み、ベース110とダイアフラム130との間に形成される受圧空間S1に液状媒質を充填した状態で、受け部材120とリング部材140との重ね合わせ部の外縁に、外周方向からレーザー光を照射して相対的に回転させ、連続的に周溶接(溶接部Wを形成)して一体化する。これにより、受け部材120とダイアフラム130とリング部材140とが一体化されて受圧構造体を構成する。
尚、周溶接の手法として、レーザー光や電子ビームを照射するレーザー溶接に限られず、アークを用いるアーク溶接等の溶融溶接、あるいはシーム溶接等の抵抗溶接を適用することが可能であるが、溶接によるひずみの低減等を考慮すれば、入熱の小さいレーザー溶接や電子ビーム溶接等を適用することが好ましい。
図2から明らかなように、溶接部Wは、リング部材140とベース110の突出部112とのロウ付け部Bに対して圧力検出ユニット100(すなわちリング部材140)の軸線Xに直交する方向に偏位しており、すなわちロウ付け部Bから遠ざけることで、溶接時の熱の影響がロウ付け部Bに及ぶことを極力抑制できる。これにより、ロウ付け部Bにおける熱衝撃に起因した割れ等を抑制できる。
不図示の流体流入管が、保持部材180の小円柱部183の外周に螺合して接合可能となっている。これにより、連通孔185を介して、圧力測定を行いたい流体が加圧空間S2内に進入することができる。
<圧力センサ>
次に、圧力検出ユニット100を取り付けた圧力センサ1の組み立て工程を説明する。
圧力センサ1は、圧力検出ユニット100と、3本のターミナルピン22を備えた雄コネクタ(コネクタ部材)190と、保持部材180とを含む。不図示の雌コネクタを雄コネクタ190に嵌合させることで、圧力検出ユニット100で検出した信号を、ターミナルピン22を介して外部に出力できるようになっている。
樹脂製の雄コネクタ190は、下部中空筒部191と上部中空筒部192とを、中間壁196を挟んで接合した形状を有する。中間壁196の中央上面に長方形台部193を形成している。上部中空筒部192は、図1に示すように長円形状の断面を有しており、また長方形台部193に隣接して、3つの矩形開口194が、中間壁196を貫通して下部中空筒部191の内部と上部中空筒部192の内部とを連通するように形成されている。つまり、雄コネクタ190は、一端側が露出し、他端側にリードピンが嵌合する係合孔22cが設けられたターミナルピン22を有する。
図2に示すように、細長い金属板材をL字状に曲げて形成されたターミナルピン22は、垂直部22aと、水平部22bとを有し、水平部22bの中央に円形の係合孔(嵌合部)22cを形成している。ターミナルピン22は、雄コネクタ190にインサート成形により一体で組み込まれ、垂直部22aの先端が長方形台部193の上面から突き出すように露出しており、不図示の雌コネクタの端子に係合可能となっている。
図2,5に示すように、水平部22bの長さと幅は、矩形開口194のサイズより大きくなっており、これにより水平部22bの両端が矩形開口194の対向壁に埋設支持されるとともに、水平部22bの両側部も矩形開口194の対向壁に埋設支持されている。ただし、係合孔22cは、矩形開口194の内部に露出した状態で保持される。
また水平部22bは、矩形開口194の下端より上方側に配置されており、すなわち水平部22bの下方においてリードピンの周囲に隙間が形成されており、これにより雄コネクタ190の成形時における金型との干渉などを回避できる。
<圧力センサの組立工程>
図を参照して、圧力センサ1の組み立て工程を説明する。圧力センサ1を組み立てる際には、まず雄コネクタ190を上方から圧力検出ユニット100に接近させ、圧力検出ユニット100のベース110から突出する3本のリードピン160,162,164の上端を、雄コネクタ190の矩形開口194にそれぞれ挿入し、ターミナルピン22の係合孔22cに挿通する。
その後、リードピン160,162,164の上端からリング状のはんだS(導電性部材)を挿通し、上方からレーザー光を照射するなどの加熱によりはんだSを溶融させ、固化させることでリードピン160,162,164とターミナルピン22との間の電気的導通を確保する。この状態が、図1、2に示す状態である。これにより、コストを増大させることなく、リードピンとターミナルピンの接続を確実に行える。
さらに、雄コネクタ190の上方から、図4に示すように矩形開口194に絶縁性樹脂RSを充填した後、硬化させてリードピン160,162,164とターミナルピン22の接合部の保護を図る。この状態が、図3〜5に示す状態である。このとき、絶縁性樹脂RSは、矩形開口194の上端と面一になるまで充填することが望ましい。
次いで、周溝186にO−リングOR1を配置した保持部材180を下方から相対的に接近させ、O−リングOR1を受け部材120の下面に突き当てる。かかる状態を維持しつつ、大円筒部181の上端の薄肉部187を全周で(又は6か所等間隔に)内側にカシメて塑性変形させ、それによりカシメ部CKを形成して雄コネクタ190の下部中空筒部191の上端近傍に固定する。これにより、圧力検出ユニット100が、保持部材180と雄コネクタ190とにより挟持されて保持される。
このように、保持部材180の上端をカシメるのみで、雄コネクタ190と結合できるため、製造設備が簡素化され、また工数低減を図れる。
このとき、O−リングOR1を介して保持部材180と受け部材120とが全周で当接し、加圧空間S2からの液漏れを防止するようになっている。
圧力センサ1において、保持部材180の小円柱部183に流体流入管(不図示)を接続することによって、圧力検出対象の流体が連通孔185を介して圧力検出ユニット100の加圧空間S2に入り、その圧力でダイアフラム130を変形させる。
ダイアフラム130が変形すると、受圧空間S1内の液状媒質が加圧され、ダイアフラム130を変形させた圧力が半導体型圧力検出装置150の圧力検出素子154に伝達される。
圧力検出素子154は、上記伝達された圧力の変動を検知して電気信号に変換し、信号出力用のリードピン164を介して電気信号をターミナルピン22に伝達し、更に不図示の雌コネクタを介して外部の機器に出力する。
これらの構成を備えることにより、本発明の一実施例による圧力検出ユニット100及びこれを適用した圧力センサ1は、半導体型圧力検出装置150を取り付けるベース110を熱膨張係数の小さいセラミックス材料で形成したため、圧力検出ユニット100の組立製造時や圧力センサ1の使用温度環境の変化等によりベース110が膨張あるいは収縮することを抑制できる。
また、ベース110を熱膨張係数の小さいセラミックス材料で形成したことにより、従来の金属材料でベースを形成したものに比べて、高温あるいは低温の厳しい使用環境に晒された場合であってもベース110の形状や寸法の変動が小さくなるため、半導体型圧力検出装置150の温度環境による検出精度の低下を抑制することができる。
そして、ベース110をセラミックス材料で形成し、従来型の圧力検出ユニットでベースにリードピンを埋め込む際に用いられたガラス製のハーメチックシールをセラミックス接着材で代替したことにより、脆弱なハーメチックシール部が破損して受圧空間に封入した液状媒質がリークすることを防止できる。
さらに、本発明の一実施例による圧力検出ユニット100及びこれを適用した圧力センサ1は、予め受け部材120とリング部材140との間にダイアフラム130を挟んで一体化した受圧構造体を形成し、当該受圧構造体のリング部材140にベース110を接合する構造としたため、薄板で比較的弱いダイアフラム130を受け部材120及びリング部材140で補強することができる。
<第2の実施形態>
図6は、第2の実施形態にかかる圧力検出ユニットと雄コネクタとを接合する直前の状態を示す上面図である。図7は、図6の構成をD−D線で切断して矢印方向に見た図である。図8は、第2の実施形態にかかる圧力検出ユニットと雄コネクタとを接合した直後の状態を示す上面図である。図9は、図8の構成をE−E線で切断して矢印方向に見た図である。図10は、図8の構成をF−F線で切断して矢印方向に見た図である。
本実施の形態においては、上述した実施の形態に対し、リードピン160,162,164の上端と、ターミナルピン22との接合の形態が異なる。それ以外の構成は共通するので、同じ符号を付して説明を省略する。
本実施の形態のターミナルピン22は、雄コネクタ190にインサート成形する前に、水平部22bをプレス成形することで、その上面に突出する円筒部22dを形成し、その中央に係合孔22cを形成している。円筒部22dの上端側内径は、リードピン160,162,164の外径と同じであり、これにより係合孔22cとリードピン160,162,164との接合度が高まる。一方、円筒部22dの下端側内径は、リードピン160,162,164の外径より大きくなっている。
本実施形態の圧力センサ1を組み立てる際には、図7に示すように、雄コネクタ190を上方から圧力検出ユニット100に接近させ、圧力検出ユニット100のベース110から突出する3本のリードピン160,162,164の上端を、雄コネクタ190の矩形開口194にそれぞれ挿入し、ターミナルピン22の係合孔22cに挿通する。このとき、円筒部22dの下端が大径となっているので、リードピン160,162,164をスムーズに係合孔22cに案内することができる。
その後、雄コネクタ190の上方から、図9に示すように、係合孔22cの周囲であって、矩形開口194に導電性接着剤(導電部材)CAを充填し、固化させて、リードピン160,162,164とターミナルピン22との間で電気的導通を確保する。さらに、矩形開口194において導電性接着剤CAの上方に絶縁性樹脂RSを充填する。この状態が、図8〜10に示す状態である。このとき、絶縁性樹脂RSは、矩形開口194の上端と面一になるまで充填することが望ましい。
なお、本発明は上記の各実施例に限定されるものではなく、種々の改変を施すことができる。
1 圧力センサ
22 ターミナルピン
100 圧力検出ユニット
110 ベース
120 受け部材
130 ダイアフラム
140 リング部材
150 半導体型圧力検出装置
152 支持基板
154 圧力検出素子
160〜164 リードピン
166 ボンディングワイヤ
180 保持部材
190 雄コネクタ

Claims (8)

  1. ベースと、
    前記ベースとの間に媒質が封入された受圧空間を形成しているダイアフラムと、
    前記受圧空間内で前記ベースに取り付けられた圧力検出装置と、
    前記圧力検出装置に電気的に接続されたリードピンと、
    一端側が露出し、他端側に前記リードピンが嵌合する嵌合部が設けられたターミナルピンを有するコネクタ部材と、
    前記嵌合部の周囲に配置され、前記リードピンと前記ターミナルピンとを電気的に接続する導電部材と、を有している、
    ことを特徴とする圧力センサ。
  2. 前記導電部材は、はんだである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ。
  3. 前記導電部材は、導電性接着剤である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ。
  4. 前記端部と前記嵌合部とを連結した前記導電部材の少なくとも一部は、絶縁性樹脂で被覆されている、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の圧力センサ。
  5. 前記コネクタ部材は樹脂製であって、前記ターミナルピンをインサート成形により一体化しており、
    前記ターミナルピンの前記嵌合部は、前記コネクタ部材の開口に配置されており、前記開口内に挿入された前記リードピンの端部と嵌合する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の圧力センサ。
  6. 前記開口内に配置された前記ターミナルピンを挟んで、前記ベースとは反対側における前記開口内に絶縁性樹脂が充填され、前記ベース側の前記開口内において、前記リードピンの周囲に隙間が形成されている、
    ことを特徴とする請求項5に記載の圧力センサ。
  7. 前記コネクタ部材において、前記開口の端部と、前記開口内に充填された前記絶縁性樹脂とは、略面一となる、
    ことを特徴とする請求項6に記載の圧力センサ。
  8. 前記ベースはセラミックス製であり、前記ベースに形成された貫通孔に前記リードピンが挿通されており、前記貫通孔と前記リードピンとはセラミックス接着材により接合されている、
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の圧力センサ。

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113375840A (zh) * 2020-02-25 2021-09-10 北京机械设备研究所 一种压力传感器及其封装方法

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