JP2006317381A - 圧力センサ - Google Patents

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Kazuya Sakai
和也 酒井
Shinichiro Sakamoto
慎一郎 坂本
Toshiharu Mikami
俊春 三上
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Abstract

【課題】 部品点数、組付け工数の増加を最小限に抑えた上で、直接、流体配管にろう付けすることが可能な圧力センサを提供すること。
【解決手段】 圧力検出素子20を組み込んだセンサ部1を包囲するハウジング70に設けられ、流体配管(被圧力計測部)の圧力をセンサ部1へ導入するための圧力導入部80を、ハウジング70の外表面から筒状に突出させて形成する。そして、この圧力導入部80の筒状内部にチューブ90の一端を挿し入れた状態で、たとえばろう付けにより両者を接続する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エアコンの冷媒配管内の圧力等、流体配管内の圧力を計測するのに好適な圧力センサに関する。
流体配管内の圧力を計測する圧力センサとして、たとえば特許文献1に記載のものが知られている。このものは、圧力センサと流体配管(被圧力計測部)との接続を、一般に行われている雄ねじ部によるメタルシール構造(ねじ込み式)ではなく、より気密性の高いろう付けにて行うものである。
具体的には、図3に示すように、圧力センサ本体101と同系材質のコネクタ102と、流体配管に直接ろう付けが可能な素材からなるチューブ103とを用意し、これらをろう付けにより接続してアダプタ104を作成し、このアダプタ104のコネクタ102側をレーザ溶接によって圧力センサ本体101に、チューブ103側をろう付けによって流体配管(不図示)にそれぞれ接続して用いることにより、通常困難である、圧力センサを直接、流体配管にろう付けすることを可能にしている。
特開2004−245599号公報
しかしながら、特許文献1に記載の圧力センサでは、流体配管との接続のためにコネクタ102、チューブ103の2部材の追加が必要であり、さらに、これらをろう付けによって接続しなければならず、部品点数、組付け工数の両面で望ましくない。
そこで、本発明は、部品点数、組付け工数の増加を最小限に抑えた上で、直接、流体配管にろう付けすることが可能な圧力センサを提供しようとするものである。
前記の課題を解決するため、本願発明では以下の構成を採用した。
すなわち、請求項1に記載の発明では、流体配管内の圧力を計測する圧力センサであって、圧力検出素子20を組み込んだセンサ部1と、このセンサ部1を包囲するハウジング70とからなり、前記流体配管内の圧力を前記センサ部1へ導入するための圧力導入部80が前記ハウジング70に形成されている圧力センサにおいて、前記圧力導入部80を前記ハウジング70の外表面から筒状に突出させて形成し、この圧力導入部80に、流体配管へ直接ろう付け可能な素材からなるチューブ90を接続する構成を採用した。
この構成により、流体配管との接続のために追加されるのは1部材(チューブ)だけであり、部品点数、組付け工数の増加を最小限に抑えた上で、直接、流体配管にろう付け可能な圧力センサが得られる。
また、請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の圧力センサにおいて、圧力導入部80の筒状内部にチューブ90の一端を挿し入れた状態で、これら圧力導入部80とチューブ90とを接続する構成を採用した。この構成により、ハウジングとチューブとの接続部の外力に対する強度を確保できる。
さらに、請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記載の圧力センサにおいて、圧力導入部80とチューブ90とをろう付けにより接続する構成を採用した。この構成により、ハウジングとチューブとの接続部も、高い気密性を確保できる。
加えて、請求項4に記載の発明では、請求項1から3のいずれかに記載の圧力センサにおいて、圧力導入部80とセンサ部1とを溶接により接続する構成を採用した。この構成では、センサ部1をハウジング70に溶接固定する部位として、ハウジング70の外表面から筒状に突出した圧力導入部80を選択したので、圧力導入部80の外周部へのレーザ照射、電子ビーム照射等によって容易に溶接することができる。
本発明を適用した圧力センサを、図1、図2に示す。このものは、エアコンの冷媒配管(流体配管)に接続され、同配管内の冷媒圧力を計測するための圧力センサであり、主として、圧力検出素子を組み込んだセンサ部1と、このセンサ部を包囲する筐体状のハウジング70とからなる。
センサ部1は、図2に詳細を示すように、圧力検出素子としての集積化センサチップ20が組み込まれており、この集積化センサチップ20に向けて計測対象である圧力媒体(本例ではエアコンの冷媒)を導入する圧力導入路311が形成されたセンサユニット30と、ボンディングワイヤ51を介して前記集積化センサチップ20と電気的に接続された複数のリードフレーム52をインサート成形した合成樹脂よりなる樹脂ケース40とを組み合わせてなる。
前記センサユニット30は、前記圧力導入路311を穿孔したステンレス製のステム31と、前記集積化センサチップ20を配置してなる台座部32とを接合してなるものである。前記台座部32は、シリコン基板よりなる集積化センサチップ20と、シリコン材料より形成してなるベース層321とを、電気的絶縁性に優れたガラス層(図示略)を介して接合してなる部材である。この台座部32には、前記圧力導入路311に連通する導入孔322を穿孔している。
本例の集積化センサチップ20は、この集積化センサチップ20を形成するシリコン基板(半導体基板)上において、このシリコン基板を精密にエッチングして薄肉としたセンサダイヤフラム201と、このセンサダイヤフラム201に対応するシリコン層を加工してなる歪みゲージ(不図示)とを形成した素子である。そして、この集積化センサチップ20は、作用する圧力によりセンサダイヤフラム201に生じた歪みを、前記歪みゲージで計測する(圧力に応じた電圧信号を発する)ように構成してある。
前記各リードフレーム52は、一般的なリードフレーム材料よりなる平板状の部材を打ち抜いて形成され、棒状のリード棒53が電気的に接続されている。さらに、リード棒52は、プリント基板を介してリード線54が電気的に接続されるとともに、椀状をなすステンレス製の中間部材60に固定されている。
そして、上記した構成のセンサ部1を包囲するハウジング70は、センサ部1へ圧力を導入するための圧力導入部80が形成された略漏斗状をなすステンレス製の第1ハウジング701と、この第1ハウジング701を覆蓋する蓋状をなす樹脂製の第2ハウジング702とからなる。
第1ハウジング701は、前記したとおり略漏斗状をなしており、漏斗の細口にあたる部分が、第1ハウジング701の外表面から略円筒状に突出して圧力導入部80を構成している。この第1ハウジング701の圧力導入部80には、センサ部1のステム31の一部、詳細には圧力導入路311が穿設されてパイプ状をなす部分が挿し入れられ、圧力導入部80の外周部へのレーザ照射または電子ビーム照射によって溶接固定されており、圧力導入部80内部は、ステム31の圧力導入路311に連なる流路を構成することとなる。なお、センサ部1は、第1ハウジング701の、漏斗の貯留部にあたる内壁にも中間部材60が溶接固定され、これら箇所での溶接固定により、第1ハウジング701内にセンサ部1が保持されている。
前記圧力導入部80の外方端には、エアコンの冷媒配管へ直接ろう付け可能な素材、本例では銅製のチューブ90の一端が挿し入れられ、ろう付けにより接続されている。チューブ90の他端は、エアコンの冷媒配管(不図示)にろう付けされ、これにより、冷媒配管内の圧力が、チューブ90、第1ハウジング701の圧力導入部80を介して、ステム31の圧力導入路311からセンサ部1に導入されることとなる。
以上のように構成された本例に係る圧力センサによれば、圧力センサを直接、冷媒配管(流体配管)にろう付けするために追加される部材はチューブ90だけであるので、以下の効果が得られる。
(1)部品点数の増加が最小限に抑えられる。
(2)チューブ90を圧力センサのハウジング70(第1ハウジング701)に接続するだけでよいので、組付け工数の増加も最小限に抑えられる。
(3)従来の取付け構造(特許文献1)では、圧力センサ本体101とコネクタ102との間、コネクタ102とチューブ103との間の2箇所が接続部となるが、本例の接続部はハウジング70(第1ハウジング701)とチューブ90との間の1箇所のみであり、気密性確保の面で信頼性が向上する。
(4)本例における前記接続部でのろう付けは、ハウジング70(第1ハウジング701)の外表面から突出して形成された圧力導入部80で行われるので、ろう付けの際の熱によるセンサ部1への影響を抑制できる。
(5)さらに、前記接続部は、略円筒状の圧力導入部80へチューブ90の一端を挿し入れた形態であるので、外力に対する強度が確保されており、ろう付け部に剥離力がかかりにくい。
なお、本例に係る圧力センサは、以下のような変更が可能である。
・ 本例では銅製のチューブ90を採用したが、チューブ90の材質は、相手材である流体配管の材質に応じて「流体配管へ直接ろう付け可能」な材質を適宜、選択すればよい。
・ 本例では、ハウジング70(ステンレス製)とチューブ90(銅製)とが異種材であるので、両者の接続手段としてろう付けを採用したが、異種材どうしを溶接しうる「拡散接合」の手段を採用してもよい。
本発明の実施の形態に係る圧力センサの全体断面図。 図1に記載の圧力センサの要部断面図。 従来の圧力センサの斜視図。
符号の説明
1 センサ部
20 集積化センサチップ(圧力検出素子)
70 ハウジング
701 第1ハウジング
702 第2ハウジング
80 圧力導入部
90 チューブ

Claims (4)

  1. 流体配管内の圧力を計測する圧力センサであって、圧力検出素子を組み込んだセンサ部と、このセンサ部を包囲するハウジングとからなり、前記流体配管内の圧力を前記センサ部へ導入するための圧力導入部が前記ハウジングに形成されている圧力センサにおいて、
    前記圧力導入部を前記ハウジングの外表面から筒状に突出させて形成し、この圧力導入部に、流体配管へ直接ろう付け可能な素材からなるチューブを接続したことを特徴とする圧力センサ。
  2. 前記圧力導入部の筒状内部に前記チューブの一端を挿し入れた状態で、これら圧力導入部とチューブとを接続したことを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ。
  3. 前記圧力導入部と前記チューブとをろう付けにより接続したことを特徴とする請求項1または2に記載の圧力センサ。
  4. 前記圧力導入部と前記センサ部とを溶接により接続したことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の圧力センサ。
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