JP2004279326A - 圧力センサ - Google Patents
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Abstract
【課題】取付部位の電位の影響を受けた場合であっても、液体封入空間に封入された圧力伝達媒体が分極してしまうことを抑制できる圧力センサを提供する。
【解決手段】金属製の本体ハウジング12の樹脂製のシールダイヤフラム21とコネクタハウジング13との間の液体封入空間23にはシリコンオイル24が封入されており、シールダイヤフラム21に作用する印加圧力を圧力検出素子16に伝達する。ここで、液体封入空間23の外面となる部位はパリレン膜27で被覆されている。このパリレン膜27はシリコンオイル24よりも比誘電率が大きいので、圧力センサ11の取付部位の電位が高くてシールダイヤフラム21と圧力検出素子16との間で電気力線が発生した場合、その電気力線はパリレン膜27を通過し、シリコンオイル24が分極してしまうことを抑制できる。
【選択図】 図1
【解決手段】金属製の本体ハウジング12の樹脂製のシールダイヤフラム21とコネクタハウジング13との間の液体封入空間23にはシリコンオイル24が封入されており、シールダイヤフラム21に作用する印加圧力を圧力検出素子16に伝達する。ここで、液体封入空間23の外面となる部位はパリレン膜27で被覆されている。このパリレン膜27はシリコンオイル24よりも比誘電率が大きいので、圧力センサ11の取付部位の電位が高くてシールダイヤフラム21と圧力検出素子16との間で電気力線が発生した場合、その電気力線はパリレン膜27を通過し、シリコンオイル24が分極してしまうことを抑制できる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外部から作用する圧力作用媒体の圧力を圧力伝達媒体を介して圧力検出素子により検出する圧力センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】
【特許文献1】特開平7−209115号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
図4は、特開平7−209115号公報の圧力センサを示している。この図4において、圧力センサ1は、金属製の本体ハウジング2に樹脂製のコネクタハウジング3をかしめにより一体化して構成されており、コネクタハウジング3に形成された陥没部4が本体ハウジング2のシールダイヤフラム5で液密に閉鎖されることにより液体封入空間6が形成されている。陥没部4の底面には圧力検出素子7が固定されていると共に、液体封入空間6には圧力伝達媒体8が封入されており、本体ハウジング2に形成された圧力導入孔9を通じて導入される圧力作用媒体に作用する圧力をシールダイヤフラム5を介して圧力伝達媒体に伝わるので、圧力検出素子7により圧力作用媒体の圧力を検出することができる。
【0005】
ところで、上記構成のものでは、圧力センサ1が取付けられている部位が静電気に帯電した場合、本体ハウジング2側のシールダイヤフラム5とコネクタハウジング3側の圧力検出素子7との間に電位差が発生し、それらの間に位置する圧力伝達媒体に電気力線が通過するようになるので、圧力伝達媒体が分極する。このように圧力伝達媒体が分極すると、圧力検出素子7に接している圧力伝達媒体の電荷が圧力検出素子7の回路に影響を与えるようになるので、圧力センサ1からの出力電圧が変動してしまって、圧力を正確に検出できないという問題がある。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、取付部位の電位の影響を受けた場合であっても、液体封入空間に封入された圧力伝達媒体が分極してしまうことを抑制できる圧力センサを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明によれば、圧力センサの取付部位の電位の影響を受けて、第1のハウジング側と第2のハウジング側との電位が異なると、第1のハウジングのダイヤフラムと第2のハウジングの圧力検出素子との間で電気力線が発生するものの、液体封入空間は圧力伝達媒体よりも比誘電率が大きな絶縁膜で囲繞されているので、電気力線は絶縁膜を通過するようになる。これにより、圧力伝達媒体が分極してしまうことを防止でき、圧力検出素子の動作が異常となることを防止できる。
【0008】
請求項2の発明によれば、絶縁膜はポリパラキシリレン膜であるので、ピンホールのない薄膜の精密コーティングが可能であると共に、塗膜が極めて柔軟性を発揮し、さらに電気絶縁性、誘電特性に優れており、最適である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図1ないし図3に基づいて説明する。
図1は圧力センサの全体概略を示す断面図である。この図1において、圧力センサ11は、金属製の本体ハウジング(第1のハウジングに相当)12と樹脂製のコネクタハウジング(第2のハウジングに相当)13とをかしめにより一体化して構成されている。コネクタハウジング13の図示下面には陥没部14が形成されていると共に、その陥没部14の中央に凹部15が形成されており、その凹部15に圧力検出素子16が配置されている。つまり、圧力検出素子16は、ガラス台座17に陽極接合された状態でコネクタハウジング13の凹部15に接着剤で固定されており、その出力はワイヤーボンディグ18を通じてコネクタピン19から外部に出力される。
【0010】
金属製の本体ハウジング12には圧力導入孔20が形成されている。この本体ハウジング12の図示上面には、圧力導入孔20を閉鎖するように金属製の薄肉円盤状のシールダイヤフラム21が添設され、そのシールダイヤフラム21の外周部に金属製の円環状の押さえ部材22が添設されている。この押さえ部材22の全周は、シールダイヤフラム21を介して本体ハウジング12に溶接されている。これにより、圧力導入孔20の一端はシールダイヤフラム21により液密に閉鎖されていることになる。
【0011】
本体ハウジング12とコネクタハウジング13とが一体化された状態では、シールダイヤフラム21とコネクタハウジング13の陥没部14との間で液体封入空間23が形成され、その液体封入空間23に圧力伝達媒体である例えばシリコンオイル24が封入されている。
【0012】
本体ハウジング12とコネクタハウジング13とはかしめにより単に外周部が強く密着しているだけであることから、液体封入空間23を液密に封止する手段としてコネクタハウジング13に形成された溝部25にOリング26を配置し、各ハウジング12,13をかしめで一体化する際にシールダイヤフラム21を押さえる金属製フランジ状の押さえ部材22でOリング26を潰すことによりシリコンオイル24の密閉を図るようにしている。
【0013】
ここで、本実施の形態では、本体ハウジング12及びコネクタハウジング13において液体封入空間23の外面となる部位、具体的には本体ハウジング12のシールダイヤフラム21、コネクタハウジング13の陥没部14及び圧力検出素子16の表面部位を絶縁膜としてのポリパラキシリレン(通称パリレン)膜27で蒸着により被覆するようにした。パリレンは無色透明な物質で、耐薬品性が高く、熱的に安定で、ピンホールのない薄膜の精密コーティングが可能であると共に、塗膜が極めて柔軟性を発揮する。特に優れているのは誘電特性に優れており、比誘電率がシリコンオイル24よりも大きい。つまり、電気力線は、シリコンオイル24よりもパリレン膜27を通過しやくなる。
【0014】
さて、上記構成の圧力センサ11を取付けた部位が静電気により帯電した場合、本体ハウジング12のシールダイヤフラム21とコネクタハウジング13の圧力検出素子16との間に電位差を生じ、それらの間に電気力線が発生するようになる。この電気力線がシリコンオイル24を通過する場合には、シリコンオイル24が分極して圧力検出素子16の動作に支障を生じる虞がある。
【0015】
しかしながら、本実施の形態では、液体封入空間23をシリコンオイル24よりも比誘電率の大きなパリレン膜27で囲繞するようにしたので、本体ハウジング12のシールダイヤフラム21とコネクタハウジング13の圧力検出素子16との間で電気力線が発生するにしても、その電気力線は比誘電率がシリコンオイルよりも大きなパリレン膜27を通過するようになり、シリコンオイル24を通過する電気力線を抑制することができる。この結果として、シリコンオイル24の分極を抑制することができ、シリコンオイル24の分極による圧力検出素子16の異常を防止できるようになる。
【0016】
さて、発明者は、図2に示すように本体ケース12と圧力検出素子16のグランドライン間に数百Vを印加した状態で、圧力センサ11からの出力信号の変化を観察した。
図3は、本発明品と従来品との出力信号の変化状態を示したものである。この図3において、従来品は時間経過に伴って出力電圧が大きく変動するのに対して、本発明品は小さな変動で収まることを確認した。
【0017】
このような実施の形態によれば、本体ハウジング12及びコネクタハウジング13において液体封入空間23の外面となる部位をパリレン膜27で被覆するようにしたので、本体ハウジング12とコネクタハウジング13との間で電気力線が発生するにしても、電気力線がシリコンオイル24を通過して分極することを抑制できる。従って、圧力センサの取付部位の電位の影響を受けた場合であっても、圧力伝達媒体が分極してしまう従来のものと違って、圧力検出素子16の動作に異常が生じてしまうことを防止できる。
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、液体封入空間を絶縁膜として比誘電率の大きなテフロン(登録商標)膜で被覆するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における全体の縦断面図
【図2】電圧印加試験の電圧印加状態を示す図1相当図
【図3】電圧印加試験時の出力電圧の変動を示す図
【図4】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
11は圧力センサ、12は本体ハウジング(第1のハウジング)、13はコネクタハウジング(第2のハウジング)、16は圧力検出素子、21はシールダイヤフラム、23は液体封入空間、24はシリコンオイル(圧力伝達媒体)、27はポリパラキシレン膜(絶縁膜)である。
【発明の属する技術分野】
本発明は、外部から作用する圧力作用媒体の圧力を圧力伝達媒体を介して圧力検出素子により検出する圧力センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】
【特許文献1】特開平7−209115号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
図4は、特開平7−209115号公報の圧力センサを示している。この図4において、圧力センサ1は、金属製の本体ハウジング2に樹脂製のコネクタハウジング3をかしめにより一体化して構成されており、コネクタハウジング3に形成された陥没部4が本体ハウジング2のシールダイヤフラム5で液密に閉鎖されることにより液体封入空間6が形成されている。陥没部4の底面には圧力検出素子7が固定されていると共に、液体封入空間6には圧力伝達媒体8が封入されており、本体ハウジング2に形成された圧力導入孔9を通じて導入される圧力作用媒体に作用する圧力をシールダイヤフラム5を介して圧力伝達媒体に伝わるので、圧力検出素子7により圧力作用媒体の圧力を検出することができる。
【0005】
ところで、上記構成のものでは、圧力センサ1が取付けられている部位が静電気に帯電した場合、本体ハウジング2側のシールダイヤフラム5とコネクタハウジング3側の圧力検出素子7との間に電位差が発生し、それらの間に位置する圧力伝達媒体に電気力線が通過するようになるので、圧力伝達媒体が分極する。このように圧力伝達媒体が分極すると、圧力検出素子7に接している圧力伝達媒体の電荷が圧力検出素子7の回路に影響を与えるようになるので、圧力センサ1からの出力電圧が変動してしまって、圧力を正確に検出できないという問題がある。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、取付部位の電位の影響を受けた場合であっても、液体封入空間に封入された圧力伝達媒体が分極してしまうことを抑制できる圧力センサを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明によれば、圧力センサの取付部位の電位の影響を受けて、第1のハウジング側と第2のハウジング側との電位が異なると、第1のハウジングのダイヤフラムと第2のハウジングの圧力検出素子との間で電気力線が発生するものの、液体封入空間は圧力伝達媒体よりも比誘電率が大きな絶縁膜で囲繞されているので、電気力線は絶縁膜を通過するようになる。これにより、圧力伝達媒体が分極してしまうことを防止でき、圧力検出素子の動作が異常となることを防止できる。
【0008】
請求項2の発明によれば、絶縁膜はポリパラキシリレン膜であるので、ピンホールのない薄膜の精密コーティングが可能であると共に、塗膜が極めて柔軟性を発揮し、さらに電気絶縁性、誘電特性に優れており、最適である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図1ないし図3に基づいて説明する。
図1は圧力センサの全体概略を示す断面図である。この図1において、圧力センサ11は、金属製の本体ハウジング(第1のハウジングに相当)12と樹脂製のコネクタハウジング(第2のハウジングに相当)13とをかしめにより一体化して構成されている。コネクタハウジング13の図示下面には陥没部14が形成されていると共に、その陥没部14の中央に凹部15が形成されており、その凹部15に圧力検出素子16が配置されている。つまり、圧力検出素子16は、ガラス台座17に陽極接合された状態でコネクタハウジング13の凹部15に接着剤で固定されており、その出力はワイヤーボンディグ18を通じてコネクタピン19から外部に出力される。
【0010】
金属製の本体ハウジング12には圧力導入孔20が形成されている。この本体ハウジング12の図示上面には、圧力導入孔20を閉鎖するように金属製の薄肉円盤状のシールダイヤフラム21が添設され、そのシールダイヤフラム21の外周部に金属製の円環状の押さえ部材22が添設されている。この押さえ部材22の全周は、シールダイヤフラム21を介して本体ハウジング12に溶接されている。これにより、圧力導入孔20の一端はシールダイヤフラム21により液密に閉鎖されていることになる。
【0011】
本体ハウジング12とコネクタハウジング13とが一体化された状態では、シールダイヤフラム21とコネクタハウジング13の陥没部14との間で液体封入空間23が形成され、その液体封入空間23に圧力伝達媒体である例えばシリコンオイル24が封入されている。
【0012】
本体ハウジング12とコネクタハウジング13とはかしめにより単に外周部が強く密着しているだけであることから、液体封入空間23を液密に封止する手段としてコネクタハウジング13に形成された溝部25にOリング26を配置し、各ハウジング12,13をかしめで一体化する際にシールダイヤフラム21を押さえる金属製フランジ状の押さえ部材22でOリング26を潰すことによりシリコンオイル24の密閉を図るようにしている。
【0013】
ここで、本実施の形態では、本体ハウジング12及びコネクタハウジング13において液体封入空間23の外面となる部位、具体的には本体ハウジング12のシールダイヤフラム21、コネクタハウジング13の陥没部14及び圧力検出素子16の表面部位を絶縁膜としてのポリパラキシリレン(通称パリレン)膜27で蒸着により被覆するようにした。パリレンは無色透明な物質で、耐薬品性が高く、熱的に安定で、ピンホールのない薄膜の精密コーティングが可能であると共に、塗膜が極めて柔軟性を発揮する。特に優れているのは誘電特性に優れており、比誘電率がシリコンオイル24よりも大きい。つまり、電気力線は、シリコンオイル24よりもパリレン膜27を通過しやくなる。
【0014】
さて、上記構成の圧力センサ11を取付けた部位が静電気により帯電した場合、本体ハウジング12のシールダイヤフラム21とコネクタハウジング13の圧力検出素子16との間に電位差を生じ、それらの間に電気力線が発生するようになる。この電気力線がシリコンオイル24を通過する場合には、シリコンオイル24が分極して圧力検出素子16の動作に支障を生じる虞がある。
【0015】
しかしながら、本実施の形態では、液体封入空間23をシリコンオイル24よりも比誘電率の大きなパリレン膜27で囲繞するようにしたので、本体ハウジング12のシールダイヤフラム21とコネクタハウジング13の圧力検出素子16との間で電気力線が発生するにしても、その電気力線は比誘電率がシリコンオイルよりも大きなパリレン膜27を通過するようになり、シリコンオイル24を通過する電気力線を抑制することができる。この結果として、シリコンオイル24の分極を抑制することができ、シリコンオイル24の分極による圧力検出素子16の異常を防止できるようになる。
【0016】
さて、発明者は、図2に示すように本体ケース12と圧力検出素子16のグランドライン間に数百Vを印加した状態で、圧力センサ11からの出力信号の変化を観察した。
図3は、本発明品と従来品との出力信号の変化状態を示したものである。この図3において、従来品は時間経過に伴って出力電圧が大きく変動するのに対して、本発明品は小さな変動で収まることを確認した。
【0017】
このような実施の形態によれば、本体ハウジング12及びコネクタハウジング13において液体封入空間23の外面となる部位をパリレン膜27で被覆するようにしたので、本体ハウジング12とコネクタハウジング13との間で電気力線が発生するにしても、電気力線がシリコンオイル24を通過して分極することを抑制できる。従って、圧力センサの取付部位の電位の影響を受けた場合であっても、圧力伝達媒体が分極してしまう従来のものと違って、圧力検出素子16の動作に異常が生じてしまうことを防止できる。
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、液体封入空間を絶縁膜として比誘電率の大きなテフロン(登録商標)膜で被覆するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における全体の縦断面図
【図2】電圧印加試験の電圧印加状態を示す図1相当図
【図3】電圧印加試験時の出力電圧の変動を示す図
【図4】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
11は圧力センサ、12は本体ハウジング(第1のハウジング)、13はコネクタハウジング(第2のハウジング)、16は圧力検出素子、21はシールダイヤフラム、23は液体封入空間、24はシリコンオイル(圧力伝達媒体)、27はポリパラキシレン膜(絶縁膜)である。
Claims (2)
- 外部から導入される圧力作用媒体の圧力に応じて変位するダイヤフラムを有した第1のハウジングと、
印加した圧力を信号に変換して出力する圧力検出素子を有した第2のハウジングと、
前記第1のハウジングと前記第2のハウジングとが一体化された状態で前記ダイヤフラムと前記第2のハウジングとにより閉鎖される液体封入空間と、
この液体封入空間に封入される圧力伝達媒体とを備えた圧力センサにおいて、前記第1のハウジング及び前記第2のハウジングにおいて前記液体封入空間の外面となる部位を前記圧力伝達媒体よりも比誘電率が大きな絶縁膜で被覆したことを特徴とする圧力センサ。 - 前記絶縁膜はポリパラキシリレン膜であることを特徴とする請求項1記載の圧力センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003073901A JP2004279326A (ja) | 2003-03-18 | 2003-03-18 | 圧力センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003073901A JP2004279326A (ja) | 2003-03-18 | 2003-03-18 | 圧力センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004279326A true JP2004279326A (ja) | 2004-10-07 |
Family
ID=33289684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003073901A Withdrawn JP2004279326A (ja) | 2003-03-18 | 2003-03-18 | 圧力センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004279326A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100896936B1 (ko) | 2007-05-15 | 2009-05-14 | (주)미코엠에스티 | 용량형 압력 센서 및 그의 제조 방법 |
JP2009150861A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-07-09 | Seiko Instruments Inc | 液封センサ |
JP2009250651A (ja) * | 2008-04-02 | 2009-10-29 | Denso Corp | 圧力センサ |
CN110068417A (zh) * | 2019-05-28 | 2019-07-30 | 无锡莱顿电子有限公司 | 一种平膜压力传感器 |
CN110672260A (zh) * | 2018-07-03 | 2020-01-10 | 株式会社不二工机 | 压力检测单元和使用该压力检测单元的压力传感器 |
JP2021060250A (ja) * | 2019-10-04 | 2021-04-15 | 株式会社不二工機 | 圧力センサ |
JP2021060273A (ja) * | 2019-10-07 | 2021-04-15 | 株式会社不二工機 | 圧力センサ |
-
2003
- 2003-03-18 JP JP2003073901A patent/JP2004279326A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100896936B1 (ko) | 2007-05-15 | 2009-05-14 | (주)미코엠에스티 | 용량형 압력 센서 및 그의 제조 방법 |
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JP7325099B2 (ja) | 2019-10-04 | 2023-08-14 | 株式会社不二工機 | 圧力センサ |
JP2021060273A (ja) * | 2019-10-07 | 2021-04-15 | 株式会社不二工機 | 圧力センサ |
JP7345173B2 (ja) | 2019-10-07 | 2023-09-15 | 株式会社不二工機 | 圧力センサ |
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Legal Events
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