JP2020008028A - 作業機の防音箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】強度が向上されていると共に,内部に浸入した雨水を排出する構成を備えた作業機の防音箱を提供する。【解決手段】ボンネット12の高さ方向の中間位置において,ボンネット12の側壁のうち脱着可能な脱着壁14と直交方向を成す2つの側壁16,17の端部間を渡し板30で連結して補強する。この渡し板30の機外側の側面には,上向きに開口する排水溝32を形成すると共に,脱着壁14を構成する上部脱着壁141の下端側における折曲部141bの端部を下向きに延長する延長片141cを設け,該延長片141cを,前記排水溝32の上方における前記渡し板30の機外側の側面に接触させて取り付けて,上部脱着壁141側で防音箱10内に浸入した雨水を,排水溝32を介して機外に排出する。【選択図】図4

Description

本発明は,圧縮機や発電機等の作業機を収容する防音箱の構造に関する。
エンジン駆動型の圧縮機や発電機に代表される各種の作業機201は,作動時に生じる騒音が機外に漏出することを防止するために,図6に示すようにエンジン(図示せず)や作業機本体203,その他の構成機器を載置する基台フレーム211と,この基台フレーム211上を覆って前記エンジンや作業機本体203等の構成機器を収容するボンネット212から成る防音箱210内に収容されている。
このように,作業機201の構成機器を収容する防音箱210は,防音箱210内に収容した機器の保守・点検作業等を行うことができるようにボンネット212の側壁に点検窓を設け,あるいは,ボンネット212の側壁を脱着可能とする等して,内部を開放できるように構成されている。
図6は,一例として作業機がエンジン駆動型発電機201である後掲の特許文献1に記載の防音箱210の構成例を示したもので,このエンジン駆動型発電機201の防音箱210に設けられた基台フレーム211上には,作業機本体である発電機本体203やエンジン(図示せず)等の主要な構成機器の他に,これらの機器を制御するための制御盤206や,該制御盤206に対して必要な指令を入力するためのスイッチ類や計器盤等を備えた操作パネル205が搭載されていると共に,発電機本体203が発生した電力を外部接続機器に供給するために,外部配線を接続するための出力端子盤207等が設けられている。
そして,特許文献1の防音箱210では,防音箱210外からの操作等を行い易くするために,ボンネット212の側壁中,発電機本体203の端面(端部カバー203a)と対向する側壁であるリヤカバー214の上方側に,前述の操作パネル205用の窓241を形成し,この窓241の形成位置の内側に操作パネル205を配置している。
この特許文献1に記載の防音箱210では,リヤカバー214全体を取り外すことができるように構成されている他,リヤカバー214を操作パネル205の前方を覆う上部リヤカバー214aと,発電機本体203の端部カバー203a前方を覆う下部リヤカバー214bに上下に二分割して下部リヤカバー214bのみを脱着可能とすることで,上部リヤカバー214aを取り付けた状態のままで発電機本体203の端部カバー203a前方を開放することができるようにして保守,点検等の際の利便性を向上させている(特許文献1の図5参照)。
特開2007−267546号公報
以上で説明したように防音箱210内に構成機器をまとめて収容することでパッケージ化された防音型の作業機201は,運搬や設置等の作業が容易であることから,建設工事現場や土木工事現場等で使用される機会も多い。
このような建設工事現場や土木工事現場では,水平に整地等された設置場所を確保することが難しい場合も多く,作業機201を凹凸がある場所に設置するなど,水平ではない,傾いた状態で作業機201が設置され,使用される事態も生じ得る。
このように,作業機201が傾いた状態で設置されている状態で,内部に収容された機器の保守や点検のためにボンネット212の側壁のうちの一枚を取り外すと,この側壁の取り外しによって防音箱210の強度が大きく低下してボンネット212や基台フレーム211に歪みが生じる。
その結果,水平に設置されていない状態で側壁の一部を一旦取り外してしまうと,取り外した側壁に設けられているボルト孔の位置と,ボンネット212や基台フレーム211に設けられているボルト孔の位置がずれてしまう等して,取り外した側壁の再度の取り付けが困難となる場合がある。
そのため,仮に傾いた状態で設置等されており,このような設置状態で側壁の一部を取り外した場合であっても,取り外した側壁を再度取り付けることができなくなる程にボンネット212や基台フレーム211に歪みが生じることがないよう,防音箱210が高い強度に設計されていることが望まれる。
また,前述したようにボンネット212の側壁(前述の例ではリヤカバー214)に窓241を設けた構成では,この窓241を介して防音箱210内に雨水等が浸入する場合がある。
更に,側壁のうちの一枚(前述の例ではリヤカバー214)を上部リヤカバー214aと下部リヤカバー214bに二分割し,このうちの下部リヤカバー214bのみを脱着可能とした構成では,上部リヤカバー214aと下部リヤカバー214bの繋ぎ目部分からも雨水等の浸入が生じ得る。
そのため,これらの部分を介して防音箱210内に雨水が浸入した場合であっても,浸入した雨水が基台フレーム211上に載置されている発電機本体203等の構成機器を濡らす前に,防音箱210外に早急に排出できるように構成されていることが望ましい。
その一方で,前述した各要望のいずれともに対応することができたとしても,構造が複雑となって防音箱210の製造コストが大幅に上昇すれば,市場における価格競争力を失うことになるから,前述した要望を満たしつつ,比較的簡単な構造とし,部品点数の増加や組立工数の増加を可能な限り抑えて,防音箱210のコストアップを最小限に留めることが望ましい。
そこで本発明は,上記従来技術における欠点を解消するためになされたものであり,比較的簡単な構造であり,かつ,部品点数の増加等を可及的に抑えることができる構造でありながら,傾いた設置状態等でボンネットの側壁の一つを取り外した場合であっても,ボンネットや基台フレームが歪むことを防止でき,しかも,側壁に設けた窓や,上下で分割した側壁の繋ぎ目部分から防音箱内への雨水の浸入が生じた場合であっても,これを早急の防音箱外に排出することができる構成を備えた作業機の防音箱を提供することを目的とする。
以下に,課題を解決するための手段を,発明を実施するための形態で使用する符号と共に記載する。この符号は,特許請求の範囲の記載と,発明を実施するための形態の記載との対応を明らかにするためのものであり,言うまでもなく,本発明の技術的範囲の解釈に制限的に用いられるものではない。
上記目的を達成するために,本発明の作業機の防音箱10は,
構成機器を載置する基台フレーム11と,前記基台フレーム11上において前記構成機器を包囲するボンネット12により構成され,前記ボンネット12の側壁(13,14,16,17)の少なくとも一つ(実施形態においてリヤカバー14)を脱着可能な脱着壁とした作業機の防音箱10において,
前記ボンネット12の高さ方向の中間位置において,前記脱着壁14と直交方向を成す2つの側壁(左右サイドカバー16,17)の前記脱着壁14側の端部間を連結する渡し板30を設け,
前記渡し板30の機外側の側面に,上向きに開口する排水溝32を前記渡し板30の長手方向に連続して形成すると共に,
前記脱着壁14を,上部脱着壁(上部リヤカバー141)と下部脱着壁(下部リヤカバー142)に上下に分割し,前記上部脱着壁141の下端側に,前記防音箱10の内側に向かって突出する折曲部141bと,該折曲部141bを下向きに延長する延長片141cを設け,
前記折曲部141bが前記渡し板30の上端よりも低い位置となるよう,前記延長片141cを,前記排水溝32の上方における前記渡し板30の機外側の側面に接触させて取り付けたことを特徴とする(請求項1,図4参照)。
上記構成の作業機の防音箱10において,前記下部脱着壁142を,周縁に所定幅の折曲部142bを有する箱型に形成し,前記排水溝32が前記下部脱着壁142内に収容されると共に,前記下部脱着壁142の上端に設けた前記折曲部142bの端部と前記渡し板30間に,前記上部脱着壁141の前記延長片141cが挿入されるように前記下部脱着壁142を取り付けるものとしても良い(請求項2,図4参照)。
また,前記排水溝32の側壁外面と前記下部脱着壁142の内壁間には,シール材70を取り付けて液密に構成することが好ましい(請求項3,図4参照)。
なお,前記渡し板30と前記着脱壁14(図示の実施形態において上部着脱壁141)の相互に対応する位置に,それぞれ位置合わせ用の孔141d,30bを設けることが好ましい(請求項4,図5参照)。
更に,前記基台フレーム11の上面周縁近傍に止水板113を立設し,該止水板113の外側における前記基台フレーム11上に,前記下部脱着壁142の下端を載置することが好ましい〔請求項5,図2中の拡大図(B)参照〕。
以上で説明した本発明の構成により,本発明の作業機の防音箱10では以下の顕著な効果を得ることができた。
渡し板30の長手方向に連続して形成された排水溝32は,渡し板30を補強するリブとしての機能を有し,排水溝32が設けられた渡し板30は高い強度を有している。
そのため,このような高強度の渡し板30によって脱着壁14と直交方向を成す2つの側壁16,17を連結したことで,防音箱10の強度を大幅に向上させることができ,傾いた設置状態等で脱着壁14を取り外した場合であっても,ボンネット12や基台フレーム11に対する歪みの発生が抑制されることで,取り外した脱着壁14の再度の取り付け等についても比較的容易に行うことができた。
また,前記脱着壁14を,上部脱着壁141と下部脱着壁142に分割し,上部脱着壁141の下端側に設けた折曲部141bが渡し板30の上端よりも低い位置となるように,延長片141cを,前記排水溝32の上方における前記渡し板30の機外側の側面に接触させて取り付けた構成では,上部脱着壁141に設けた窓41等を介して防音箱10内に浸入し,上部脱着壁141の内面を伝って落下した雨水等は,渡し板30の機外側の側面と,上部脱着壁141の内面とで囲まれた溝状の空間に導入された後,渡し板30と延長片141c間の隙間を通って排水溝32内に回収されることで,作業機の構成機器等が雨水で濡れることを防止できた。
特に,下部脱着壁142を箱型に形成し,下部脱着壁142内に排水溝32が収容されると共に,下部脱着壁142の上端に設けた折曲部142bの端部と前記渡し板30間に,前記延長片141cが挿入されるように下部脱着壁142を取り付けた構成では,上部脱着壁141を取り付けた状態のまま,下部脱着壁142のみを取り外すことが可能であると共に,上部脱着壁141の下端と下部脱着壁142の上端間の繋ぎ目部分から雨水の浸入が生じた場合であっても,浸入した雨水を排水溝32で受け止めることにより,基台フレーム11上に載置された構成機器に雨水がかかることも防止することができた。
しかも,防音箱10の強度の向上と,浸入した雨水の排出を,いずれも渡し板30の取り付けという共通の単一部材の取り付けによって同時に実現できたことから,必要最小限の部品点数の増加,製造工数の増加,従って僅かなコストの上昇により防音箱10の強度の向上と浸入した雨水の排出という効果を同時に得ることができた。
更に,前記排水溝32と前記下部脱着壁142の本体142a部分の内壁間に,シール材70を取り付けて液密に構成したことで,排水溝32の容量以上の雨水が浸入した場合であっても排水溝32が溢れることを防止することができた。
なお,前記渡し板30と前記脱着壁14の対応する位置に,それぞれ位置合わせ用の孔141d,30bを設けた構成では,脱着壁14(141)に設けた位置合わせ用の孔141dと渡し板30に設けた位置合わせ用の孔30b(図5に示す実施形態では,さらに,ボンネット12の側壁(16,17)のブラケット18に設けた位置合わせ用の孔18b)の双方に,例えばシノ付きラチェットに設けられているシノ棒を挿入する等して位置合わせした状態で脱着壁14(141)を渡し板30にボルト止め等することで,ボンネット12や基台フレーム11に歪みが生じて脱着壁14(141)と渡し板30に設けたボルト孔の位置にずれが生じていた場合であっても,両者の位置合わせを容易に行うことができ,脱着壁14(141)の取り付け作業を比較的容易に行うことができた。
また,前記基台フレーム11の上面周縁近傍に止水板113を立設し,該止水板113の外側における基台フレーム11上に,前記下部脱着壁142の下端を載置した構成では,排水溝32から溢れた雨水等が下部脱着壁142の内面を伝って流れ落ちることがあったとしても,流れ落ちた水は,基台フレーム11の上面に設けた止水板113の外側に落下することで,止水板113の内側に対する雨水の浸入,従って,構成機器に対する雨水の付着等を防止できた。
本発明の防音箱を備えたエンジン駆動型発電機の全体斜視図。 リヤカバーを取り外した状態のエンジン駆動型発電機の要部斜視図。 リヤカバー,操作パネル,及び内部カバーを取り外した状態のエンジン駆動型発電機の要部斜視図。 上部リヤカバーの下端と下部リヤカバーの上端の繋ぎ目部分の構造を示す要部断面図。 サイドカバーに対する渡し板及び上部リヤカバーの位置合わせ及び取り付け作業の説明図。 従来のエンジン駆動型発電機のリヤカバー部分の構造の説明図(特許文献1の図5に対応)。
以下,添付図面を参照しながら本発明の防音箱10について説明する。
なお,以下の説明では,本発明の防音箱10をエンジン駆動型発電機1の防音箱10として構成した場合を例に挙げて説明するが,本発明の防音箱10が適用される作業機は,エンジン駆動型発電機に限定されず,防音箱内に収容して使用されるその他の各種の作業機に対し適用可能である。
また,以下の例では,防音箱10のボンネット12を構成する側壁(13,14,16,17)のうち,リヤカバー14を脱着可能な脱着壁とした構成について説明するが,防音箱10のボンネット12を構成する側壁(13,14,16,17)のうち,いずれの側壁を脱着壁とするものとしても良い。
〔エンジン駆動型発電機の全体構成〕
図1〜3において,符号1は,本発明の防音箱10を備えたエンジン駆動型発電機であり,このエンジン駆動型発電機1は,エンジン(図示せず)や,該エンジンによって駆動される発電機本体3,燃料タンク(図示せず)等のエンジン駆動型発電機1の構成機器を載置する基台フレーム11と,この基台フレーム11の上部を覆い,前記エンジンや発電機本体3,燃料タンク等の必要な機器を包囲するボンネット12を備え,前述の基台フレーム11とボンネット12により,防音箱10が形成されている。
〔基台フレーム〕
前述の基台フレーム11は,エンジン駆動型発電機の構成機器を載置する載置台として機能するもので,図示の実施形態では,4本の溝型鋼111を組み合わせて形成した矩形の枠上に,床板112を取り付けた構造で,この床板112上に,前述した発電機本体3やエンジン等の,エンジン駆動型発電機の構成機器を載置することができるように構成されている。
この床板112の周縁部には,図2中の拡大図(B)に示すように止水板113が立設されており,この止水板113の外側における基台フレーム11の上面に,後述するボンネット12を構成する各側壁(13,14,16,17)の下端を載置,固定することができるように構成することで,防音箱10内に浸入して各側壁(13,14,16,17)の内面を伝って落下した雨水は,止水板113の内側に入り込むことなく機外に排出されるように構成されている。
〔ボンネット〕
前述の基台フレーム11上を覆う前述のボンネット12は,ボンネット12の側面を形成する4枚の側壁(13,14,16,17)と,この側壁(13,14,16,17)の上部に載置された天板(15)によって構成されており,防音箱10を平面視において略長方形状に形成した本実施形態において,以下の説明では,便宜上防音箱10の長さ方向の一方(本実施形態にあっては図1中の紙面右奥側)のボンネットの側壁13を「フロントカバー」,他方(本実施形態にあっては図1中の紙面左手前側)の側壁14を「リヤカバー」,幅方向両端の側壁を「サイドカバー(右サイドカバー16,左サイドカバー17)」,ボンネットの天板を成す部分15を「トップカバー」として説明する。
前述の発電機本体3とエンジン(図示せず)は,エンジンの出力軸と発電機本体3の入力軸とが連結された状態で前述のボンネット12の前記フロントカバー13とリヤカバー14間に並べて配置されており,このうちの発電機本体3を,発電機本体3の端部を覆う端部カバー3aがリヤカバー14側を向くようにリヤカバー14寄りに配置している(図3参照)。
この防音箱10のリヤカバー14は,基台フレーム11と前記ボンネット12のトップカバー15,及び左右のサイドカバー16,17にボルト止め等の方法によって脱着可能に固定されていると共に,前記リヤカバー14側の防音箱10内には,図2に示すように該エンジン駆動型発電機1を操作するための操作パネル5と,この操作パネル5に対して更に防音箱10の奥側に配置された制御盤(図示せず)が配置されている。
本実施形態にあっては,リヤカバー14側においてボンネット12外から操作パネル5に設けたスイッチ類の操作を可能とすべく,基台フレーム11の床板112上に立設された脚部21と,この脚部21上に架設された横架材22により形成された架台20を,発電機本体3を跨ぐようにして設け(図3参照),この架台20上にリヤカバー14に向けて前述の操作パネル5を載置している(図2参照)。
なお,前述の架台20の脚部21には,図2に示すように内部カバー23を取り付けて発電機本体3の端部を覆うことで,万が一,防音箱10内に浸入した雨水が発電機本体3側に飛散等した場合であっても,発電機本体3に対し雨水等が付着することを防止できるようにしても良い。
前記操作パネル5の取り付け位置と対向する位置の前記リヤカバー14には,図2に示すように操作パネル5の形状に対応した形状の窓41を設け,リヤカバー14をボンネット12に取り付けた際,リヤカバー14に形成された窓41を介して操作パネル5の操作を行うことができるように構成している。
なお,前述の操作パネル5の配置位置に対応してリヤカバー14に形成された窓41には,この窓41を開閉する扉60を設け,この扉60を開放することにより前記操作パネル5用の窓41を介して操作パネル5の操作等を行うことができるように構成している。
〔渡し板〕
前述のボンネット12を構成する側壁(13,14,16,17)のうち,脱着可能に構成されたリヤカバー14に対し直交方向に配置されている左右のサイドカバー16,17間は,リヤカバー14側の端部において,その高さ方向における中間位置が,渡し板30によって連結されている(図2,図3参照)。
左右サイドカバー16,17に対する渡し板30の取り付けは,図示の実施形態にあっては,図2中に拡大図(A)で示すように,左右のサイドカバー16,17に溶着等の方法で固着したブラケット18に渡し板30の両端を固定することにより取り付けられており,図示の実施形態では,ブラケット18に設けたボルト孔18aと,渡し板30に設けたボルト孔30aに共通のボルトを挿入してボルト止めすることにより取り付けている。
なお,図中の符号18bは,ブラケット18に設けた位置合わせ孔,符号30bは,渡し板30に設けた位置合わせ孔であり,2つの位置合わせ孔18b,30bに,例えばシノ付きラチェットに設けられているシノ棒を挿入する等して位置合わせした状態でブラケット18に渡し板30をボルト止め等することで,ボンネット12や基台フレーム11に歪みが生じてブラケット18に設けたボルト孔18aと渡し板30に設けたボルト孔30aの位置にずれが生じていた場合であっても,両者の位置合わせを容易に行うことができるように構成されている。
この渡し板30は,本実施形態では曲げ加工した鋼板により形成されており,図4に示すように上端に防音箱10の内側に向けて折り曲げた上端側折曲部31が形成されていると共に,下端側を防音箱10の外側に向けて折り曲げると共に,更にその先端を上向きに折り曲げて,上向きに開口する排水溝32を形成したもので,このように折り曲げ形成したことにより,渡し板30自体の強度が高められていると共に,前述した排水溝32を設けたことで,後述するように防音箱10内に浸入した雨水の排出を行うことができるように構成されている。
このように構成された渡し板30は,前述した排水溝32の形成側が防音箱10の外側を向くように,左右サイドフレーム16,17にそれぞれ取り付けた前述のブラケット18にその両端がボルト止め等の方法により固定され,これにより防音箱10の強度を向上させることができ,エンジン駆動型発電機1を不整地等に設置した場合であっても,ボンネット12や基台フレーム11に歪みが発生することを抑制することができる。
〔リヤカバー〕
前述したボンネット12の側壁(13,14,16,17)のうち,脱着壁として構成された前述のリヤカバー14は,上部リヤカバー141と下部リヤカバー142によって構成されており,上部リヤカバー141の上端部をトップカバー15に,下端部を渡し板30に,幅方向の両端を左右のサイドカバー16,17にそれぞれ固定すると共に,下部リヤカバー142の上端を前記渡し板30に,下端部を基台フレーム11に,幅方向の両端を左右のサイドフレーム16,17にそれぞれ固定することで,防音箱10の後部全体を覆うことができるように構成されている。
上部リヤカバー141及び下部リヤカバー142は,いずれも鋼板等の金属板の四辺を折り曲げて箱型に形成されたもので,図4に示すように平板状の本体部分141a,142aと,この本体部分141a,142aの周縁に立設された折曲部141b,142bを有する。
このうち,上部リヤカバー141の下端部には,折曲部141bの端部よりさらに下向きに突出する延長片141cを設け,上部リヤカバー141の下端側に設けた折曲部141bが渡し板30の上端よりも低い位置となるように延長片141cを,排水溝32の上部位置において渡し板30の側面と接触するように取り付けている。
図5に示す実施形態では,上部リヤカバー141の延長片141cに,渡し板30に設けた位置合わせ孔30bやブラケット18に設けた位置合わせ孔18bと対応する位置に,位置合わせ孔141dを設け,渡し板30をサイドカバー16,17に設けたブラケット18に固定する場合と同様,例えばシノ付きラチェットに設けられているシノ棒を位置合わせ孔141d,30b及び18bに挿入して位置合わせした状態で,渡し板30に設けたボルト孔30cや,サイドカバー17に設けたボルト孔17aと上部リヤカバー141の延長片141cに設けたボルト孔141eをボルト止めすることで,ボンネット12や基台フレーム11に歪みが生じていた場合であっても,ボルト孔の位置合わせを容易に行うことができるよう構成されている。また,渡し板30に設けた排水溝32が箱型に形成された下部リヤカバー142内に配置されると共に,下部リヤカバー142の上端側折曲部142bの先端と渡し板30間に,上部リヤカバー141に設けた前記延長片141cが挿入されるように下部リヤカバー142を渡し板30に取り付けることで,上部リヤカバー141の下端部と下部リヤカバー142の上端部が,渡し板30を介して連結されている。
このように取り付けられた下部リヤカバー142の下端部は,基台フレーム11の上面に突設された止水板113の外側において,基台フレーム11の上面に載置されると共に固定されている。
図示は省略するが,下部リヤカバー142に対しても,上部リヤカバー141で説明したと同様,位置決め孔を設け,下部リヤカバー142の取り付けに際し,渡し板30やサイドカバー16,17に設けたボルト孔と,下部リヤカバーに設けたボルト孔との位置合わせを容易に行うことができる構成としても良い。
なお,渡し板30に設ける排水溝32の幅は,排水溝32の側壁外面が下部リヤカバー142の内壁面と接触するように構成するものとしても良いが,排水溝32の側壁外面と,下部リヤカバー142の内面間に僅かな隙間が生じるような幅に排水溝32を形成すると共に,排水溝32の側壁外面,又はこれに対応する位置の下部リヤカバー142の内壁面に,ゴム等の弾性材料から成るシール材70を貼着し,このシール材70を介して排水溝32の側壁外面と下部リヤカバー142の内面とが液密に接触するように構成するものとしても良く,このように構成することで,排水溝32に回収された雨水等が,排水溝32より溢れ出ることを防止できる。
〔作用等〕
以上のように構成された本発明のエンジン駆動型発電機1の防音箱10において,前述したように鋼板を曲げ加工等して排水溝32が形成された渡し板30は,この排水溝32が渡し板30を補強するリブとしても機能することで強度が高いものとなっており,このような強度の高い渡し板30によって左右のサイドカバー16,17間を連結したことにより,不整地等に設置された状態でリヤカバー14を取り外した場合であっても,ボンネット12や基台フレーム11の歪みを抑制することができ,その結果,リヤカバー14を一旦取り外すと,再装着できなくなるといった不都合が発生することを防止できた。
また,前述したように上部リヤカバー141に窓41を設けた構成では,この窓41を介して防音箱10内に雨水等が浸入するおそれがあり,また,リヤカバー14を上部リヤカバー141と下部リヤカバー142に分割した構成では,上部リヤカバー141の下端部と,下部リヤカバー142の上端部間の繋ぎ目部分を介して防音箱10内に雨水が浸入するおそれがある。
しかし,上記のようにして渡し板30に上部リヤカバー141の下端部を取り付けることで,窓41等を介して防音箱10内に浸入し,上部リヤカバー141の内壁を伝って落下する雨水は,上部リヤカバー141の内壁面と,渡し板30の機外側の側面で囲まれた溝型の空間に受け入れられた後,渡し板30と延長片141c間の隙間を通って,渡し板30に設けた排水溝32内に受け入れられるように構成されている。
また,箱型に形成された下部リヤカバー142内に排水溝32が収容されると共に,下部リヤカバー142の上端に設けた折曲部142bの先端と渡し板30間に,上部リヤカバー141に設けた延長部141cが挿入されるように構成したことで,上記リヤカバー141を取り外すことなく,下部リヤカバー142のみを取り外すことが可能であると共に,上部リヤカバー141の下端と,下部リヤカバー142上端との繋ぎ目部分を介して防音箱10内に浸入した雨水についても,排水溝32内に導入されて機外へ排出されるように構成されている。
仮に,シール材70の劣化等により,排水溝32内に回収されることなく,又は,排水溝32内に一旦回収された雨水が,下部リヤカバー142の内壁面を伝って下方に落下することがあったとしても,下部リヤカバー142の下端部は,基台フレーム11の上面に立設された止水板113の外側において基台フレーム11上に載置,固定されていることから,このようにして落下した雨水も,止水板113の内側に入り込むことなく機外に排出されることで,基台フレーム11上に載置されている発電機本体3等を濡らすことがない。
また,このような雨水の排出を可能とする排水構造が,防音箱10を補強してボンネット12や基台フレーム11に歪みが発生することを防止するための補強部材である渡し板30の取り付けにより実現されることで,可及的に少ない部品の追加等により,歪みに対する防音箱10の補強と,浸入した雨水の排出という効果を同時に得ることができるものとなっている。
しかも,リヤカバー14(図示の実施形態では上部リヤカバー141)に設けた位置合わせ141dと,渡し板30に設けた位置合わせ孔30bを相互に対応する位置に設けたことで,シノ付きラチェットに設けられているシノ棒等を両位置合わせ孔141d,30bに共に挿入することで,ボルト孔の位置合わせを容易に行うことができ,不整地等に対する設置によって歪みが生じた防音箱10であっても,リヤカバー14の取り外し後,再度リヤカバー14を取り付ける際にボンネット12や基台フレーム11に歪みが生じている場合であっても比較的容易にリヤカバー14の取り付けが可能である。
1 作業機(エンジン駆動型発電機)
3 作業機本体(発電機本体)
3a 端部カバー
5 操作パネル
10 防音箱
11 基台フレーム
111 溝型鋼
112 床板
113 止水板
12 ボンネット
13 フロントカバー
14 脱着壁(リヤカバー)
141 上部脱着壁(上部リヤカバー)
141a 本体(上部リヤカバーの)
141b 折曲部(上部リヤカバーの)
141c 延長片
141d 位置合わせ孔
141e ボルト孔
142 下部脱着壁(下部リヤカバー)
142a 本体(下部リヤカバーの)
142b 折曲部(下部リヤカバーの)
15 トップカバー
16 右サイドカバー
17 左サイドカバー
17a ボルト孔
18 ブラケット(渡し板の取り付け用)
18a ボルト孔
18b 位置合わせ孔
20 架台
21 脚部
22 横架材
23 内部カバー
30 渡し板
30a,30c ボルト孔
30b 位置合わせ孔
31 上端側折曲部
32 排水溝
34 ブラケット
34a ボルト孔
35 ナット
41 窓
60 扉(操作パネル用開口閉塞用)
70 シール材
201 作業機(エンジン駆動型発電機)
203 作業機本体(発電機本体)
203a 端部カバー
205 操作パネル
206 制御盤
207 出力端子盤
210 防音箱
211 基台フレーム
212 ボンネット
214 リヤカバー
214a 上部リヤカバー
214b 下部リヤカバー
241 窓

Claims (5)

  1. 構成機器を載置する基台フレームと,前記基台フレーム上において前記構成機器を包囲するボンネットにより構成され,前記ボンネットの側壁の少なくとも一つを脱着可能な脱着壁とした作業機の防音箱において,
    前記ボンネットの高さ方向の中間位置において,前記脱着壁と直交方向を成す2つの側壁の前記脱着壁側の端部間を連結する渡し板を設け,
    前記渡し板の機外側の側面に,上向きに開口する排水溝を前記渡し板の長手方向に連続して形成すると共に,
    前記脱着壁を,上部脱着壁と下部脱着壁に上下に分割し,前記上部脱着壁の下端側に,前記防音箱の内側に向かって突出する折曲部と,前記折曲部を下向きに延長する延長片を設け,
    前記折曲部が前記渡し板の上端よりも低い位置となるよう,前記延長片を,前記排水溝の上方における前記渡し板の機外側の側面に接触させて取り付けたことを特徴とする作業機の防音箱。
  2. 前記下部脱着壁を,周縁に所定幅の折曲部を有する箱型に形成し,前記排水溝が前記下部脱着壁内に収容されると共に,前記下部脱着壁の上端に設けた折曲部の端部と前記渡し板間に,前記上部脱着壁の前記延長片が挿入されるように前記下部脱着壁を取り付けたことを特徴とする請求項1記載の作業機の防音箱。
  3. 前記排水溝の側壁外面と前記下部脱着壁の内壁間に,シール材を取り付けたことを特徴とする請求項2記載の作業機の防音箱。
  4. 前記渡し板と前記脱着壁の相互に対応する位置に,それぞれ位置合わせ用の孔を設けたことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の作業機の防音箱。
  5. 前記基台フレームの上面周縁近傍に止水板を立設し,該止水板の外側における前記基台フレーム上に,前記下部脱着壁の下端を載置したことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載の作業機の防音箱。

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