JP2020007088A - 旋回駆動装置およびこれを備えた作業機械 - Google Patents
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Abstract
Description
W=q×C×A ・・・(式1)
式1において、qは風向風速センサ52によって検出された速度圧であり、Cは予め設定された風力係数、Aはクレーン1が受ける受圧面積である。CおよびAは予め記憶部506に格納されている。風向風速センサ52によって検出される風向と、式1で算出された風荷重Wとから、判定部504は、旋回体10が自然旋回する自然旋回方向を第1方向(右方向)と第2方向(左方向)との間で判定する(ステップS4)。
F=P×D×G×η/2π ・・・(式2)
式2において、Pはモータ差圧(第1旋回圧センサ38が検出する圧力P1と第2旋回圧センサ39が検出する圧力P2の差)であり、Dは旋回モータ33の押しのけ容積であり、Gは旋回モータ33に備えられた減速機の減速比であり、ηは旋回モータ33のモータ効率である。D、Gおよびηは予め記憶部506に格納されている。
10 旋回体(機体)
11 走行体
12 キャブ
13 ブーム
3 旋回駆動装置
3A ポンプ吐出ライン(第1油路、第2油路)
3B 第1油路
3C 第2油路
3D 排出用油路
30 エンジン
31 油圧ポンプ31
32 コントロールバルブ
32A 右旋回用位置
32B 中立位置
32C 左旋回用位置
33 旋回モータ
33A 第1ポート
33B 第2ポート
33S ひずみゲージ(特性値検出部)
36 ブレーキシリンダ(機械式ブレーキ)
36A ブレーキ押圧部
42 操作部
42A 操作レバー(被操作部)
42B リモコン弁
43 回転速度センサ(速度情報取得部)
50 制御部
501 油圧ポンプ制御部
502 ブレーキバルブ制御部
503 自動ブレーキ実行部(ブレーキ切換部)
504 判定部(自然旋回判定部、操作状態判定部、旋回方向判定部)
505 演算部(旋回力演算部)
506 記憶部
51 操作ユニット
52 風向風速センサ(風向風速検出部)
53 旋回ブレーキバルブ
Claims (8)
- 機体と、前記機体の上方に配置される旋回体とを備える作業機械に設けられ、前記機体に対して前記旋回体を相対的に旋回駆動する旋回駆動装置であって、
前記機体と前記旋回体との間に介在し、前記旋回体を旋回駆動する油圧式の旋回モータであって、当該旋回モータは第1ポートおよび第2ポートを有しており、前記第1ポートを通じて作動油の供給を受けることにより前記旋回体を第1方向に旋回させるとともに前記第2ポートを通じて作動油を排出する一方、前記第2ポートを通じて作動油の供給を受けることにより前記旋回体を第1方向とは反対の第2方向に旋回させるとともに前記第1ポートを通じて作動油を排出する、旋回モータと、
前記旋回モータに供給されるための作動油を吐出する油圧ポンプと、
前記油圧ポンプと前記旋回モータの前記第1ポートとを連通する第1油路と、
前記油圧ポンプと前記旋回モータの前記第2ポートとを連通する第2油路と、
前記第1油路および前記第2油路に連通可能とされ、作動油をタンクに導く排出用油路と、
前記旋回体の旋回動作のために操作される被操作部であって、前記旋回体を前記第1方向に旋回させる第1操作領域と、前記旋回体を前記第2方向に旋回させる第2操作領域と、前記第1操作領域と前記第2操作領域との間の中立操作領域とに選択的に操作されることが可能であり、前記第1操作領域および前記第2操作領域における当該被操作部の操作量がそれぞれ可変とされている、被操作部と、
前記油圧ポンプと前記旋回モータとの間に介在するコントロールバルブであって、前記油圧ポンプから吐出される作動油を前記第1油路を通じて前記第1ポートに供給するとともに前記第2ポートから排出される作動油を前記排出用油路を通じてタンクに導く状態と、前記油圧ポンプから吐出される作動油を前記第2油路を通じて前記第2ポートに供給するとともに前記第1ポートから排出される作動油を前記排出用油路を通じてタンクに導く状態と、前記第1油路と前記第2油路とを互いに連通することで前記第1ポートと前記第2ポートとの間で作動油が循環することを許容する状態とに切換わることが可能であり、更に前記被操作部が受ける操作量に応じて前記旋回モータに供給する作動油の流量を調整可能なコントロールバルブと、
前記コントロールバルブの状態に関わらず前記旋回モータの回転を強制的に阻止するブレーキ状態と、前記旋回モータの回転を許容する非ブレーキ状態との間で切換え可能な機械式ブレーキと、
前記作業機械の周囲の風向および風速を検出可能な風向風速検出部と、
前記風向風速検出部によって検出される前記風向および前記風速を備えた風の風力が前記旋回体を自然旋回させるか否かを判定する自然旋回判定部と、
前記自然旋回に抗して前記旋回体の旋回を停止させるためのカウンタ操作が前記被操作部に入力されているか否かを判定する操作状態判定部と、
前記機械式ブレーキを前記ブレーキ状態と前記非ブレーキ状態との間で切換えるブレーキ切換部であって、当該ブレーキ切換部は、前記風力が前記旋回体を自然旋回させると前記自然旋回判定部が判定し、かつ、前記被操作部に前記カウンタ操作が入力されていると前記操作状態判定部が判定した場合に、前記機械式ブレーキを前記ブレーキ状態に切換える、ブレーキ切換部と、
を備える、旋回駆動装置。 - 前記旋回体の旋回速度に対応する情報である速度情報を取得する速度情報取得部と、
前記風力が前記旋回体を自然旋回させる方向である自然旋回方向を前記第1方向と前記第2方向との間で判定する旋回方向判定部と、
を更に備え、
前記操作状態判定部は、前記機械式ブレーキが前記非ブレーキ状態に設定された状態で、前記旋回方向判定部によって判定される前記自然旋回方向とは逆の旋回方向に対応する操作が前記被操作部に入力され、かつ、前記速度情報取得部によって取得される前記速度情報が予め設定された閾値速度よりも小さい状態が所定時間継続した場合に、前記被操作部に前記カウンタ操作が入力されていると判定する、請求項1に記載の旋回駆動装置。 - 前記旋回モータによって前記旋回体に付与される油圧旋回力および前記風力によって前記旋回体に付与される自然旋回力をそれぞれ演算する旋回力演算部を更に備え、
前記操作状態判定部は、前記機械式ブレーキが前記非ブレーキ状態に設定された状態で、前記旋回方向判定部によって判定される前記自然旋回方向とは逆の旋回方向に対応する操作が前記被操作部に入力され、かつ、前記旋回力演算部によって演算される前記油圧旋回力と前記自然旋回力とが互いに同等の大きさになると、前記カウンタ操作が前記被操作部に入力されていると判定する、請求項1に記載の旋回駆動装置。 - 前記ブレーキ切換部は、前記機械式ブレーキが前記ブレーキ状態に設定された状態で、前記中立操作領域に設定された前記被操作部に対して前記旋回方向判定部によって判定される前記自然旋回方向とは逆の旋回方向に対応する操作が入力されると、前記旋回力演算部によって演算される前記油圧旋回力が前記自然旋回力よりも大きくなった場合に、前記機械式ブレーキを前記非ブレーキ状態に切換える、請求項3に記載の旋回駆動装置。
- 前記旋回モータは、出力軸を有し、
前記旋回モータの前記出力軸に装着され、前記出力軸にかかる外力に応じた特性値を検出可能な特性値検出部を更に備え、
前記ブレーキ切換部は、前記機械式ブレーキが前記ブレーキ状態に設定された状態で、前記中立操作領域に設定された前記被操作部に対して前記旋回方向判定部によって判定される前記自然旋回方向とは逆の旋回方向に対応する操作が入力されると、前記特性値検出部によって検出される前記特性値が予め設定された閾値よりも大きくなった場合に、前記機械式ブレーキを前記非ブレーキ状態に切換える、請求項3に記載の旋回駆動装置。 - 前記特性値検出部は、ひずみゲージであり、前記特性値として前記出力軸のひずみ量を検出する、請求項5に記載の旋回駆動装置。
- 前記ブレーキ切換部は、前記機械式ブレーキが前記ブレーキ状態に設定された状態で、前記中立操作領域に設定された前記被操作部に対して前記旋回方向判定部によって判定される前記自然旋回方向と同じ旋回方向に対応する操作が入力されると、前記機械式ブレーキを前記非ブレーキ状態に切換える、請求項4乃至6の何れか1項に記載の旋回駆動装置。
- 機体と、
前記機体の上方に配置される旋回体と、
請求項1乃至6の何れか1項に記載の旋回駆動装置と、
を備える、作業機械。
Priority Applications (1)
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JP2018128989A JP7077823B2 (ja) | 2018-07-06 | 2018-07-06 | 旋回駆動装置およびこれを備えた作業機械 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP7077823B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113756385A (zh) * | 2021-09-14 | 2021-12-07 | 北京三一智造科技有限公司 | 绞盘随动控制方法 |
Citations (4)
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JPH0610907A (ja) * | 1992-06-19 | 1994-01-21 | Sanwa Seiki Co Ltd | 油圧モータの制御装置 |
US20090308827A1 (en) * | 2008-05-21 | 2009-12-17 | Manitowoc Crane Group France | Device for placing a tower crane in weathervaning mode |
JP2010083659A (ja) * | 2008-10-02 | 2010-04-15 | Ihi Transport Machinery Co Ltd | クレーンの強風時旋回補助装置 |
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-
2018
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