JP6786928B2 - 作業車両の負荷演算システム - Google Patents
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- B66C23/88—Safety gear
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Description
また、本発明の他の作業車両の負荷演算システムは、作業車両の負荷演算システムであって、油圧で駆動される複数のアクチュエータと、複数の前記アクチュエータへ圧油を供給する油圧ポンプと、前記油圧ポンプを駆動する電動モータと、前記電動モータの電流値を検出する電流検出器と、検出された電流値に基づいて前記アクチュエータの負荷を判定する判定部と、を備え、ある1つの前記アクチュエータの操作前の前記電動モータの電流値を記憶する記憶部と、複数の前記アクチュエータを制御する制御部と、をさらに備え、前記制御部は、ある1つの前記アクチュエータの操作中の前記電動モータの電流値と、記憶されたある1つの前記アクチュエータの操作前の前記電動モータの電流値と、の差異に基づいて、ある1つの前記アクチュエータの負荷を計算するようになっている。
また、本発明の他の作業車両の負荷演算システムは、油圧で駆動される複数のアクチュエータと、複数の油圧ポンプと、油圧ポンプを駆動する電動モータと、電動モータの電流値を検出する電流検出器と、検出された電流値に基づいてアクチュエータの負荷を判定する判定部と、を備え、ある1つのアクチュエータの操作前の電動モータの電流値を記憶する記憶部と、複数のアクチュエータを制御する制御部と、をさらに備え、制御部は、ある1つのアクチュエータの操作中の電動モータの電流値と、記憶されたある1つのアクチュエータの操作前の電動モータの電流値と、の差異に基づいて、ある1つのアクチュエータの負荷を計算するようになっている。このため、複数のアクチュエータが同時に操作された場合であっても、他のアクチュエータの負荷の影響を取り除いて、ある1つのアクチュエータに作用する負荷を演算できるようになる。
まず、本実施例の作業車両の負荷演算システム2(図2参照)を備える移動式クレーンとしての積載型トラッククレーン1の機械系の全体構成について、図1を用いて説明する。ただし、本発明は、積載型トラッククレーン1だけではなく、電動油圧ポンプを動力源とする作業機械に広く適用することができる。
次に、本実施例の作業車両の負荷演算システム2を含む油圧回路の構成について、図2を用いて説明する。
次に、本実施例のウインチの制御装置2の制御部としてのコントローラ3の構成について、図2、3を用いて説明する。
より具体的にいうと、操作量が少ない場合(すなわち、スプール位置Pが切換位置PX未満の場合)には、操作者は微動操作したいという意思があると推定されるため、モータ電流によらず(すなわち、吊荷の重さによらず)、低速モードを維持する。
操作量が多く(すなわち、スプール位置Pが切換位置PX以上の場合)、かつ、モータ電流が小さい場合(吊荷が軽い場合)には、操作者は吊荷を高速移動させたいという意思があると推定されるため、この意思を尊重して高速モードとする。高速モードで移動させても、吊荷が軽いため、安全性を損なう恐れは小さい。さらに、吊荷を迅速に運搬することができる。
操作量が多く(すなわち、スプール位置Pが切換位置PX以上の場合)、かつ、モータ電流が大きい場合(吊荷が重い場合)には、操作者は吊荷を高速移動させたいという意思があると推定されるものの、吊荷が重く安全性を損なう恐れがあるため低速モードとする。低速モードで移動させないと、吊荷が重いため、安全性を損なう恐れがある。
上述した各場合において、実際には、同時に複数のアクチュエータが操作される可能性がある。そうすると、電動モータ60には、複数のアクチュエータから負荷がかかるようになるため、単一のアクチュエータのみの負荷を判定することが困難となる。そこで、ある1つのアクチュエータの操作前の電動モータ60の電流値を記憶する記憶部38をさらに搭載し、コントローラ3が、ある1つのアクチュエータの操作中の電動モータ60の電流値と、記憶されたある1つのアクチュエータの操作前の電動モータ60の電流値と、の差異に基づいて、ある1つのアクチュエータの負荷を判定するように構成することができる。例えば、コントローラ3が、可変容量型ウインチモータ44の操作中の電動モータ60の電流値と、記憶された可変容量型ウインチモータ44の操作前の電動モータ60の電流値と、の差異に基づいて、可変容量型ウインチモータ44の負荷を判定するように構成することができる。
(1)このように、本実施例の作業車両の負荷演算システム2は、油圧で駆動される複数のアクチュエータである起伏シリンダ71、伸縮シリンダ72、旋回モータ73、及び、可変容量型ウインチモータ44と、複数のアクチュエータ71〜73、44へ圧油を供給する油圧ポンプ41と、油圧ポンプ41を駆動する電動モータ60と、電動モータ60の電流値を検出する電流検出器の機能を有するとともに、検出された電流値に基づいてアクチュエータの負荷を判定する判定部61bの機能を有するインバータ61と、を備えることを特徴とする。
実施例2の作業車両の負荷演算システム2A(図6参照)を備える移動式クレーンとしての積載型トラッククレーン1の機械系の全体構成は実施例1の積載型トラッククレーン1と略同様である。
(作用・効果)
(1)このように、本実施例の作業車両の負荷演算システム2Aは、複数のアクチュエータと48、72、83と、複数のアクチュエータ48、72、83へ動力を分配する動力分配機構81と、動力分配機構を介して複数のアクチュエータ48、72、83の動力源となる電動モータ60と、電動モータ60の電流値を検出する電流検出器(インバータ61に内蔵)と、検出された電流値に基づいてアクチュエータ48、72、83の負荷を判定する判定部61bと、を備えている。
2,2A,2B:作業車両の負荷演算システム;
3,30:コントローラ;
34:位置判定部; 35:切換位置記憶部; 36:モード判定部;
37:出力部; 38:記憶部;
41:油圧モータ; 44:可変容量型ウインチモータ; 49:操作レバー;
54:差動トランス;
60:電動モータ; 61:インバータ; 61a:記憶部; 61b:判定部;
71:起伏シリンダ; 72:伸縮シリンダ; 73:旋回モータ
81:動力分配機構; 82:高低速切換機構; 83:別の負荷; 84:操作レバー
Claims (5)
- 作業車両の負荷演算システムであって、
複数のアクチュエータと、
複数の前記アクチュエータへ動力を分配する動力分配装置と、
前記動力分配装置を介して複数の前記アクチュエータの動力源となる電動モータと、
前記電動モータの電流値を検出する電流検出器と、
検出された電流値に基づいて前記アクチュエータの負荷を判定する判定部と、を備え、
ある1つの前記アクチュエータの操作前の前記電動モータの電流値を記憶する記憶部と、複数の前記アクチュエータを制御する制御部と、をさらに備え、
前記制御部は、ある1つの前記アクチュエータの操作中の前記電動モータの電流値と、記憶されたある1つの前記アクチュエータの操作前の前記電動モータの電流値と、の差異に基づいて、ある1つの前記アクチュエータの負荷を計算するようになっている、作業車両の負荷演算システム。 - 作業車両の負荷演算システムであって、
油圧で駆動される複数のアクチュエータと、
複数の前記アクチュエータへ圧油を供給する油圧ポンプと、
前記油圧ポンプを駆動する電動モータと、
前記電動モータの電流値を検出する電流検出器と、
検出された電流値に基づいて前記アクチュエータの負荷を判定する判定部と、を備え、
ある1つの前記アクチュエータの操作前の前記電動モータの電流値を記憶する記憶部と、複数の前記アクチュエータを制御する制御部と、をさらに備え、
前記制御部は、ある1つの前記アクチュエータの操作中の前記電動モータの電流値と、記憶されたある1つの前記アクチュエータの操作前の前記電動モータの電流値と、の差異に基づいて、ある1つの前記アクチュエータの負荷を計算するようになっている、作業車両の負荷演算システム。 - 複数の前記アクチュエータとして、ブーム起伏シリンダと、ブーム伸縮シリンダと、旋回シリンダと、可変容量型ウインチモータと、を備える移動式クレーンにおいて、
前記記憶部は、前記可変容量型ウインチモータの操作前の前記電動モータの電流値を記憶し、
前記制御部は、前記可変容量型ウインチモータの操作中の前記電動モータの電流値と、記憶された前記可変容量型ウインチモータの操作前の前記電動モータの電流値と、の差異に基づいて、前記可変容量型ウインチモータの負荷を計算するようになっている、請求項1又は請求項2に記載された作業車両の負荷演算システム。 - 前記制御部は、演算された前記ある1つのアクチュエータの負荷と、前記ある1つのアクチュエータの操作レバーの操作量と、に基づいて、前記ある1つのアクチュエータの速度を変化させるように構成されている、請求項1又は請求項2に記載された作業車両の負荷演算システム。
- 前記制御部は、演算された前記可変容量型ウインチモータの負荷と、前記可変容量型ウインチモータの操作レバーの操作量と、に基づいて、前記可変容量型ウインチモータを高速モード又は低速モードに切り換えるように構成されている、請求項3に記載された作業車両の負荷演算システム。
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