JPH0610907A - 油圧モータの制御装置 - Google Patents

油圧モータの制御装置

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JPH0610907A
JPH0610907A JP18608992A JP18608992A JPH0610907A JP H0610907 A JPH0610907 A JP H0610907A JP 18608992 A JP18608992 A JP 18608992A JP 18608992 A JP18608992 A JP 18608992A JP H0610907 A JPH0610907 A JP H0610907A
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JP
Japan
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hydraulic motor
sensor
turning
turntable
controller
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JP18608992A
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Atsushi Furumoto
篤 古本
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Sanwa Seiki Ltd
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Sanwa Seiki Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 傾斜した状態での油圧モータの操縦を簡単化
する。 【構成】 方向切換弁14の操作に応じて油圧モータ1
1の運転が制御される制御装置において、油圧モータ1
1の負荷であるターンテーブル10を制動するブレーキ
装置30と、ターンテーブル10の旋回方向モーメント
を検出する旋回方向モーメントセンサ23と、方向切換
弁14の切換方向を検出する位置センサ21と、油圧モ
ータ11の入口側の圧力を検出する圧力センサ20と、
これらセンサによる検出データに基づいてブレーキ装置
30のアクチュエータ38を制御するコントローラ22
とを備えており、コントローラ22は、モーメントセン
サ23による旋回方向ML 、MR と、方向切換弁14の
切換方向L、Rとの関係に対応して、圧力センサ20に
よって検出される圧力と、ブレーキ装置30のアクチュ
エータ38とを制御するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧モータの制御装置
に関し、例えば、油圧式トラッククレーン、油圧式ショ
ベル等の油圧式建設機械におけるターンテーブルの駆動
に使用される油圧モータの制御装置に利用して有効なも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】トラッククレーン等の建設機械におい
て、ブームが搭載されているターンテーブルの旋回駆動
は油圧モータによって行われている。また、この油圧モ
ータの駆動制御を行う手段として、手動式または油圧パ
イロット式、電磁操作式等の方向切換弁が使用されてお
り、クレーンオペレータがこの切換弁を操作することに
より、方向、速さ、力が調整されている。
【0003】すなわち、油圧ポンプから送られて来た作
動油は方向切換弁を通る。方向切換弁の操作位置が中立
位置にある時には、油圧モータの回転が停止状態にな
る。その操作位置が正位置では、油圧モータは正方向に
回転する。油圧モータの駆動機能がターンテーブルの旋
回の場合は、例えば、左旋回になる。逆に、方向切換弁
の操作位置が逆位置では、油圧モータは逆方向に回転す
る。油圧モータの駆動機能がターンテーブルの旋回の場
合は右旋回になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、油圧式建設
機械としてのトラッククレーンは、各種荷役や土木作業
等で広く使用されているため、傾斜地で使用される場合
が発生する。このように、トラッククレーンが傾斜地で
使用される場合、油圧モータの回転駆動トルクと、負荷
としてのターンテーブル側からの負荷トルク(負荷側旋
回力)との相対関係で、油圧モータの始動時に、油圧モ
ータのスリップによって、クレーンのターンテーブルが
傾斜に沿って所望の方向とは逆の方向に回転してしまう
問題が発生する。
【0005】そこで、クレーンオペレータはターンテー
ブルの不慮の逆回転を回避するために、クレーンの操縦
につき細心の注意を払うことになる。そして、細心の注
意を払って逆回転を回避した結果、逆に、ターンテーブ
ルの回り出しが急になってしまう問題を発生する場合が
ある。
【0006】このように、傾斜地でのトラッククレーン
の操縦はクレーンオペレータにとって多大な負担になっ
ており、この負担を軽減することができる油圧モータの
制御装置の開発が要望されている。
【0007】本発明の目的は、負荷が傾斜した状態での
油圧モータの操縦を簡単化することができる油圧モータ
の制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る油圧モータ
の制御装置は、油圧源とタンクとを結ぶ油圧回路に介設
されて圧油の供給方向に応じて正逆方向に回転する油圧
モータに、圧油の流れる方向を正逆方向に切り換える方
向切換弁が接続されており、方向切換弁の操作に応じて
油圧モータの運転が制御される油圧モータの制御装置に
おいて、前記油圧モータに接続された負荷を制動するブ
レーキ装置と、負荷の旋回方向モーメントを検出する旋
回方向モーメントセンサと、前記方向切換弁の切換方向
を検出する位置センサと、前記油圧モータの入口側の圧
力を検出する圧力センサと、これらセンサによる検出デ
ータに基づいて前記ブレーキ装置のアクチュエータを制
御するコントローラとを備えており、前記コントローラ
は、前記旋回方向モーメントセンサによる旋回方向と、
前記位置センサによる方向切換弁の切換方向との関係に
対応して、前記圧力センサによって検出される圧力と、
前記ブレーキ装置のアクチュエータとを制御するように
構成されていることを特徴とする。
【0009】
【作用】前記した手段によれば、負荷の傾斜等による不
正な旋回力の旋回方向と、方向切換弁の所望の切換方向
との関係に対応した制御がコントローラによって実行さ
れるため、油圧モータについては不正な旋回力の旋回方
向に見合った駆動制御が自動的に実施されることにな
る。したがって、例えば、油圧モータの負荷が重力に対
して傾斜している場合においても、オペレータの方向切
換弁の操作による油圧モータの操縦についての負担は軽
減されることになる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例である油圧モータの
制御装置を示す回路図、図2はその作用を説明するため
のフローチャート図である。
【0011】本実施例において、本発明に係る油圧モー
タの制御装置は、トラッククレーンにおけるブームが搭
載されたターンテーブル10の旋回を駆動するための油
圧モータ11を制御するものとして構成されている。
【0012】制御対象である油圧モータ11は油圧源1
2およびタンク13に方向切換弁14を介して接続され
ており、方向切換弁14は3位置・6ポート・手動操作
式スプール方向切換弁(以下、スプール弁という。)と
して構成されている。
【0013】スプール弁14のBポートと油圧モータ1
1とを連絡する管路と、Cポートと油圧モータ11とを
連絡する管路との間には、3本の管路16、17、18
がそれぞれ橋絡されており、各管路16、17、18に
は逆止弁19が2個宛それぞれ介設されている。また、
第1管路16と第2管路17との間には、油圧モータ1
1の入口側圧力を制御するためのリリーフ弁15が介設
されている。
【0014】リリーフ弁15の一次側には圧力センサ2
0が接続されており、この圧力センサ20はリリーフ弁
15の一次側圧力を検出するように構成されている。ま
た、圧力センサ20の出力端はマイクロコンピュータ等
によって構成されているコントローラ22に接続されて
おり、その検出データをコントローラ22に送信するよ
うになっている。
【0015】一方、スプール弁14のスプールには位置
センサ21が配設されており、この位置センサ21はス
プールの切換位置L、N、Rを検出するように構成され
ている。また、位置センサ21の出力端は圧力センサ2
0が接続された前記コントローラ22に接続されてお
り、その検出データをコントローラ22に送信するよう
になっている。
【0016】他方、クレーンの機台(図示せず)におけ
るターンテーブル10に対向する位置にはブレーキ装置
30が設備されている。このブレーキ装置30はシリン
ダ装置31を備えており、シリンダ装置31のシリンダ
室32にはピストン33が摺動自在に嵌装されている。
ピストン33のロッド34はターンテーブル10の一部
に対向されており、このロッド34の対向端部にはブレ
ーキシュー35が固定されている。シリンダ室32内に
はリターンスプリング36がピストン33をターンテー
ブル10の方向へ常時付勢するように装着されている。
【0017】また、シリンダ装置31のシリンダ室32
は油圧回路37により一方で油圧モータ11に接続さ
れ、他方でタンク13に接続されている。さらに、シリ
ンダ室31は管路39を介して前記リリーフ弁15に接
続されており、この管路39の途中には絞り弁40が介
設されている。
【0018】ターンテーブル10には旋回方向モーメン
ト検出器23が設備されており、この検出器23はター
ンテーブル10の旋回方向モーメントを検出するように
構成されている。また、検出器23の出力端は前記コン
トローラ22に接続されており、その検出データをコン
トローラ22に送信するようになっている。
【0019】また、ターンテーブル10には回転センサ
24が配設されており、この回転センサ24はターンテ
ーブル10の回転数(回転速度)を検出するように構成
されている。また、回転センサ24は前記コントローラ
22に接続されており、その検出データをコントローラ
22に送信するようになっている。
【0020】コントローラ22の出力側には電磁リリー
フ弁38が接続されている。このコントローラ22は圧
力センサ20、位置センサ21、旋回方向モーメント検
出器23および回転センサ24の各検出出力に基づい
て、電磁リリーフ弁38を後述する作用の通りに制御す
るように構成されている。
【0021】すなわち、コントローラ22は後述する旋
回方向モーメントMに対応した設定値P1、P2が記憶
されているメモリー(図示せず)を備えており、コント
ローラ22は、油圧モータ11の入口側圧力Piに相当
する圧力センサ20による検出値Pxが、負荷側トルク
に相当するターンテーブル10の軸モーメントに見合っ
た値に達した後に、電磁リリーフ弁38にブレーキ解除
指令を送信するように構成されている。
【0022】次に作用を説明する。油圧モータ11によ
ってクレーンのターンテーブル10が正方向に旋回(以
下、左旋回とする。)される場合、クレーンオペレータ
によってスプール弁14が中立位置Nから正方向切換位
置Lに切換られる。この際、スプール弁14が微動操作
領域のストローク範囲を越えて操作されると、スプール
弁14におけるAポートおよびPポートは完全に閉じら
れ、DポートとCポートの相互間、および、Bポートと
Tポートの相互間は全開される。
【0023】これにより、大量の作動油が油圧源12か
らスプール弁14を経て油圧モータ11に順方向に流れ
るため、油圧モータ11が正方向に回転され、ターンテ
ーブル10が左旋回される。
【0024】逆に、油圧モータ11によってクレーンの
ターンテーブル10が逆方向に右旋回される場合、クレ
ーンオペレータによってスプール弁14が中立位置Nか
ら逆方向切換位置Rに切換られる。
【0025】これにより、大量の作動油が、油圧源12
→スプール弁14のDポート→Bポート→油圧モータ1
1→スプール弁14のCポート→Tポート→タンク13
と、前記とは逆方向に流れるため、油圧モータ11が逆
方向に回転され、ターンテーブル10が逆方向に右旋回
される。
【0026】ところで、トラッククレーンが傾斜地等に
おいて使用される場合、ターンテーブル10にはクレー
ンのブームの荷重が偏って作用するため、ターンテーブ
ル10にはこの作用力によってターンテーブル10を不
慮に旋回させようとする不正な力(以下、負荷側旋回力
という。)が加わる。
【0027】この負荷側旋回力が油圧モータ11による
旋回方向と一致している場合には、ターンテーブル10
の回り出しが急になり、反対である場合には、ターンテ
ーブル10が油圧モータ11のスリップによって不慮に
逆旋回する危険性がある。
【0028】ターンテーブル10の不慮の逆旋回現象
は、ブレーキ装置30によってターンテーブル10の制
動力を制御することにより、防止することができる。ま
た、ターンテーブル10の急な回り出し現象は、油圧モ
ータ11による旋回力の増強に連動させてブレーキ装置
30の制動力を徐々に解除することにより、防止するこ
とができる。
【0029】そして、本実施例によれば、コントローラ
22による電磁リリーフ弁38の制御によって、前記現
象の発生が自動的に防止される。
【0030】以下、トラッククレーンが傾斜地で使用さ
れ、ターンテーブル10に負荷側旋回力が加わる場合に
おけるコントローラ22による自動制御作用を、図2を
参照にして説明する。なお、説明の簡単化のため、負荷
側旋回力の大きさの変動に関する点は省略する。
【0031】トラッククレーンの運転停止中、ターンテ
ーブル10はブレーキ装置30により制動された状態に
なっている。すなわち、シリンダ装置31のリターンス
プリング36によってピストン33が押され、ブレーキ
シュー35がピストンロッド34を介してターンテーブ
ル10に押接された状態になっている。
【0032】スプール弁14が中立位置Nから左旋回位
置Lまたは右旋回位置Rに切り換えられると同時に、コ
ントローラ22による制御が開始される。
【0033】まず、コントローラ22は位置センサ21
からの検出信号によってスプール弁14の切換位置Lま
たはRおよびストローク量を判定する。
【0034】同時に、コントローラ22は旋回方向モー
メント検出器23からの検出信号によって負荷側旋回力
の方向ML またはMR を判定する。
【0035】続いて、コントローラ22は、スプール弁
14の切換位置LまたはRによるターンテーブル10の
所望の旋回方向LまたはRと、負荷側旋回力の方向ML
またはMR との関係を判定する。すなわち、L=ML
R=MR 、または、R=ML、L=MR のいずれの関係
にあるか判定する。
【0036】スプール弁14の切換位置LまたはRと、
負荷側旋回力の方向ML またはMRとが一致している場
合、すなわち、L=ML 、R=MR の場合には、コント
ローラ22は、圧力センサ20による検出圧力値Pxが
予め設定されてメモリーに記憶された第1設定圧力値P
1以上、すなわち、Px≧P1になっているか否かを判
定する。
【0037】そして、圧力センサ20による検出圧力値
Pxが設定値P1以上になっている場合には、コントロ
ーラ22は電磁リリーフ弁38にブレーキ解除指令を送
信する。これにより、このルーチンによる制御が完了す
る。
【0038】このブレーキ解除指令の送信によって電磁
リリーフ弁38が作動され、もってブレーキ装置30の
シリンダ室32におけるスプリング36と反対側の圧力
室に圧油が送給される。その結果、ピストンロッド34
が後退されるため、ブレーキシュー35によるターンテ
ーブル10の拘束が解除される。
【0039】このようにしてブレーキ装置30による制
動が解除されると、ターンテーブル10は油圧モータ1
1によって旋回駆動されることになる。このとき、油圧
モータ11が予め設定された圧力値P1によって制御さ
れるため、ターンテーブル10は急な回り出しを起こす
ことなく、適正に回り出すことになる。
【0040】そして、ターンテーブル10の旋回速度は
回転センサ24によって検出され、コントローラ22に
送信される。なお、コントローラ22はこの検出データ
によって、ターンテーブル10の回転速度を必要に応じ
てフィードバック制御することもできる。
【0041】反対に、スプール弁14の切換位置Lまた
はRと、負荷側旋回力ML またはMR の方向とが一致し
ていない場合、すなわち、L=MR 、R=ML の場合に
は、コントローラ22は、圧力センサ20による検出圧
力値Pxが予め設定されてメモリーに記憶された負荷側
旋回力に応じた第2設定圧力値P2以上、すなわち、P
x≧P2、になっているか否かを判定する。
【0042】そして、圧力センサ20による検出圧力値
Pxが設定値P2以上になっている場合には、コントロ
ーラ22は電磁リリーフ弁38にブレーキ解除指令を送
信する。これにより、このルーチンによる制御が完了す
る。
【0043】このブレーキ解除指令の送信によって電磁
リリーフ弁38が作動され、もって、ブレーキ装置30
のシリンダ室32におけるスプリング36と反対側の圧
力室に圧油が送給される。その結果、ピストンロッド3
4が後退されるため、ブレーキシュー35によるターン
テーブル10の拘束が解除される。
【0044】このとき、コントローラ22は電磁リリー
フ弁38にピストンロッド34を徐々に後退させる制御
信号を送信する。したがって、ブレーキシュー35によ
るターンテーブル10の押圧力は徐々に小さくなり、こ
のブレーキシュー35によるターンテーブル10のブレ
ーキ力は徐々に解除されることになる。
【0045】そして、ブレーキ力が徐々に解除されて行
き、油圧モータ11の駆動力がブレーキ力よりも勝った
ところで、ターンテーブル10はスプール弁14が指定
した所望の方向へ油圧モータ11によって駆動されるこ
とになる。
【0046】このとき、油圧モータ11は予め設定され
た圧力値P2によって駆動制御されるため、ターンテー
ブル10は負荷側旋回力ML またはMR によって逆旋回
されることなく、クレーンオペレッタの操作によってス
プール弁14に指定された所望の旋回方向LまたはRに
適正に回り出すことになる。
【0047】そして、ターンテーブル10の旋回速度は
回転センサ24によって検出され、コントローラ22に
送信される。
【0048】以上のようにして本実施例によれば、トラ
ッククレーンが傾斜地等で使用された場合であっても、
ターンテーブル10の適正な旋回始動を自動的に制御す
ることができるため、クレーンオペレータのターンテー
ブルの逆旋回現象や急な回り出し現象についての負担を
軽減させることができるとともに、これらの現象による
不測の事故の発生を未然に防止することができる。
【0049】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々
変更可能であることはいうまでもない。
【0050】例えば、ターンテーブルを制動するための
ブレーキ装置はシリンダ装置によって構成するに限ら
ず、油圧ジャッキ装置や電動ジャッキ装置等によって構
成してもよい。
【0051】また、ブレーキ装置を制御するためのアク
チュエータとしては電磁比例式リリーフ弁を使用するに
限らず、他の圧力制御弁や可変絞り弁、さらには、電力
供給装置等を使用することができる。
【0052】なお、前記実施例においては、ターンテー
ブルの負荷側旋回力と方向切換弁との方向関係を主にし
て制御作用を説明したが、これに負荷側旋回力と油圧モ
ータの始動時の駆動力(入口側圧力)との大きさについ
ての要素を加えてもよい。これらの関係はコントローラ
に予めプログラムすることができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
油圧モータ始動時における負荷側旋回力による影響を自
動的に制御することができるため、オペレータの操縦に
ついての負担を軽減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である油圧モータの制御装置
を示す回路図である。
【図2】その作用を説明するためのフローチャート図で
ある。
【符号の説明】
11…油圧モータ、12…油圧源、13…タンク、14
…方向切換弁(スプール弁)、15…リリーフ弁、1
6、17、18…管路、19…逆止弁、20…圧力セン
サ、21…位置センサ、22…コントローラ、23…旋
回方向モーメント検出器、24…回転センサ、30…ブ
レーキ装置、31…シリンダ装置、32…シリンダ室、
33…ピストン、34…ピストンロッド、35…ブレー
キシュー、36…リターンスプリング、37…油圧回
路、38…電磁比例式リリーフ弁(アクチュエータ)、
39…油圧回路、40…絞り弁、L…左(正)方向旋
回、R…右(逆)方向旋回、ML …左方向の負荷側旋回
力、MR …右方向の負荷側旋回力、Px…圧力センサの
検出圧力値、P1…第1設定圧力値、P2…第2設定圧
力値。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧源とタンクとを結ぶ油圧回路に介設
    されて圧油の供給方向に応じて正逆方向に回転する油圧
    モータに、圧油の流れる方向を正逆方向に切り換える方
    向切換弁が接続されており、方向切換弁の操作に応じて
    油圧モータの運転が制御される油圧モータの制御装置に
    おいて、 前記油圧モータに接続された負荷を制動するブレーキ装
    置と、負荷の旋回方向モーメントを検出する旋回方向モ
    ーメントセンサと、前記方向切換弁の切換方向を検出す
    る位置センサと、前記油圧モータの入口側の圧力を検出
    する圧力センサと、これらセンサによる検出データに基
    づいて前記ブレーキ装置のアクチュエータを制御するコ
    ントローラとを備えており、 前記コントローラは、前記旋回方向モーメントセンサに
    よる旋回方向と、前記位置センサによる方向切換弁の切
    換方向との関係に対応して、前記圧力センサによって検
    出される圧力と、前記ブレーキ装置のアクチュエータと
    を制御するように構成されていることを特徴とする油圧
    モータの制御装置。
JP18608992A 1992-06-19 1992-06-19 油圧モータの制御装置 Pending JPH0610907A (ja)

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