JP2002512922A - 車両用の、特に可動の作業機械用の、液力式ステアリングシステム - Google Patents

車両用の、特に可動の作業機械用の、液力式ステアリングシステム

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JP2002512922A
JP2002512922A JP2000545743A JP2000545743A JP2002512922A JP 2002512922 A JP2002512922 A JP 2002512922A JP 2000545743 A JP2000545743 A JP 2000545743A JP 2000545743 A JP2000545743 A JP 2000545743A JP 2002512922 A JP2002512922 A JP 2002512922A
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    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D6/00Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits
    • B62D6/02Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits responsive only to vehicle speed

Abstract

(57)【要約】 本発明は、特に可動の作業機械用に使用される液力式ステアリングシステムであって、ステアリングハンドル(11)の形式で構成された第1のステアリング機構(11)により操作可能なステアリングユニット(12)を有し、このステアリングユニットは、ステアリングモータ(14,14′)の左に向かうステアリングのために圧力を負荷される圧力室(35,36′)に接続されている第1のモータ接続部(29)と、ステアリングモータ(14,14′)の右に向かうステアリングのために圧力を負荷される圧力室(36,35′)に接続されている第2のモータ接続部(30)とを備え、更に液力式ステアリングシステムは、ジョイスティック(55)の形式で構成されている第2のステアリング機構(55)により操作可能で、やはりステアリングモータ(14,14′)の圧力室(35,36′,36,35′)に接続されているモータ接続部(43,44)に接続されている制御弁(13)を有している形式のものから出発する。第2のステアリング機構(55)によるステアリングに対する第1のステアリング機構(11)によるステアリングの優先性が簡単な形式で保証されているようにする。このことは、制御弁(13)が、ステアリングユニット(12)が中立位置にある場合にだけ、制御可能であるようにすることによって、達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、特に可動作業機械のために使用されかつ請求項1の上位概念の特徴
を有している液力式ステアリングシステムから出発する。
【0002】 DE 43 14 616 A1 から公知の液力式ステアリングシステムは、ステアリングハ
ンドルの形式で構成された第1のステアリング機構を有し、このステアリング機
構により、ステアリングモータの左に向かうステアリングのために圧力を負荷さ
れる圧力室に接続されている第1のモータ接続部と、ステアリングモータの右に
向かうステアリングのために圧力を負荷される圧力室に接続されている第2のモ
ータ接続部とを備えたステアリングユニットが操作可能である。ステアリングユ
ニットは公知の形式で配量ポンプと弁とを含み、ステアリング機構の回動が終了
すると中立位置に戻る。更にステアリングユニットを介して1つの制御弁を液力
操作することができ、この制御弁の、操作のために圧力で負荷される制御室はそ
れぞれ1つのシャトル弁を介して、ステアリングユニットからステアリングモー
タに通じている作業導管に接続することができる。その他の点ではステアリング
モータは DE 43 14 616 A1 によるステアリングシステムにおいては2つの液力
式シリンダから成っている。
【0003】 DE 43 14 616 A1 によるステアリングシステムにおいては、制御弁はなお第2
の、ジョイスティックの形式で構成されているステアリング機構を介して操作す
ることができる。このステアリング機構は2つの減圧弁を有し、その際一方の減
圧弁の出口は一方のシャトル弁を介して制御弁の一方の制御室に接続可能であり
、他方の減圧弁の出口は他方のシャトル弁を介して制御弁の他方の制御室に接続
可能である。接続はその都度、減圧弁の出口における制御圧力が同じシャトル弁
と接続されているステアリングユニットとステアリングモータとの間の作業導管
内の圧力よりも高いときに、生ぜしめられる。制御弁の両方のモータ接続部はス
テアリングモータの2つの他方の圧力室と接続されている。
【0004】 第2のステアリング機構の両方の減圧弁は供給導管から制御油を供給され、こ
の供給導管内にはほぼコンスタントな供給圧力が支配している。この供給導管は
2ポート2位置切り替え弁を介して通じており、この2ポート2位置切り替え弁
はステアリングユニットの両方のモータ接続部における圧力によって制御され、
両方のモータ接続部の一方に圧力が作用するときに供給導管を遮断する。この形
式で、第1のステアリング機構によるステアリングが第2のステアリング機構に
よるステアリングに対して優先することが達成される。
【0005】 請求項1の上位概念による液力式ステアリングシステムは DE 40 31 951 A1
から公知である。この液力式ステアリングシステムにおいては制御弁は単に第2
のステアリング機構だけに所属していて、第1のステアリング機構を介しては操
作可能ではない。ステアリングモータは2つの圧力室を有する直動シリンダであ
って、各圧力室はステアリングユニットの1つのモータ接続部か、制御弁の1つ
のモータ接続部に接続されている。第1のステアリング機構を介してのステアリ
ング操作を制御弁を制御する第2のステアリング機構を介してのステアリング操
作に優先させるために、ステアリングモータの両方の圧力室の前方に弁が接続さ
れており、これらの弁は制御弁の1つのモータ接続部における圧力によって、こ
のモータ接続部がステアリングモータの相応する圧力室に接続されているような
位置にもたらすことができる。制御弁の圧力で負荷されるモータ接続部から制御
油を取り出される1つの制御導管が、ステアリングユニットの荷重通知接続部に
おける圧力により切り替えられる別の弁を介して、タンクに圧力を逃がすことが
できる。要するに、ステアリングユニットの荷重通知接続部に圧力が作用すると
直ちに、制御導管は圧力を逃され、ステアリングモータの圧力室の切り替え弁は
、制御弁のモータ接続部と圧力室との間の接続が遮断され、ステアリングユニッ
トのモータ接続部と圧力室との間の接続が生ぜしめられる位置に切り替えられる
【0006】 本発明の目的は、請求項1の上位概念の特徴を具備した液力式ステアリングシ
ステムにおいて、第1のステアリング機構によるステアリング操作を、第2のス
テアリング機構によるステアリング操作に対して優先させることを簡単な形式で
実現することである。
【0007】 この目的は本発明によれば、ステアリングユニットが中立位置にある場合にだ
け、制御弁が制御可能であることによって、達成される。要するにステアリング
ユニットが中立位置にないと、制御弁は中立位置から動かすことができず、した
がってそのモータ接続部をステアリングモータに対して遮断する高価な手段も省
略される。単に制御弁の前制御回路内で操作が行われるに過ぎず、この前制御回
路においては圧力は低く、制御すべき油量はわずかである。
【0008】 本発明による液力式ステアリングシステムの有利な実施の形態は従属請求項に
記載されているとおりである。前制御信号は普通の形式で第2のステアリング機
構により調節可能な前制御手段を介して供給信号から生ぜしめることができる。
原則的には、前制御手段により制御導管を制御して、制御弁の操作を阻止するこ
とが考えられる。普通は2つのこのような制御導管が存在しているので、両方の
制御導管を制御しなければならない。簡単なのは、請求項5のように、前制御手
段に供給される供給信号を遮断することである。
【0009】 前制御される方向制御弁は今日では主として液力式に、あるいは電気液力式に
操作される。両方の場合に制御弁は2つの制御室を有しており、これらの制御室
は制御圧力で負荷することができ、その際制御弁のスライダは中立ばね装置に抗
して中立位置からしゅう動せしめられる。制御弁が比例的に調節可能である場合
には、制御室は異なった高さの制御圧力で負荷することができる。ところで請求
項5によれば遮断弁が存在しており、この遮断弁は優先の場合に占める一方の切
り替え位置において前制御弁と制御圧力供給導管との接続を中断する。特に請求
項6によれば、遮断弁は一方の切り替え位置において前制御弁と接続されている
その出口をタンクに向かって接続され、したがって制御弁内の制御室も圧力を逃
がされ、制御弁の弁スライダはその中立位置に戻る。制御弁を介してのステアリ
ングモータの流体供給によるステアリング操作はもはや行われない。
【0010】 いわゆる荷重感知ステアリングユニットは圧力通知接続部を有しており、この
圧力通知接続部において、ステアリングユニットが中立位置から調節されている
場合に、圧力信号、特に第1又は第2のモータ接続に作用する荷重圧力が取り出
し可能である。ところで有利な形式で、請求項7によれば、この圧力信号に関連
して第2のステアリング機構により前制御信号を発生させることができるか、あ
るいはできない。特に請求項8によれば、一方の切り替え位置で前制御弁と制御
圧力供給導管との接続を中断する切り替え弁は液力式に直接にステアリングユニ
ットの圧力通知接続部に作用する圧力により切り替え可能である。
【0011】 前制御弁は手によって、あるいは電気的に特に電磁石によって操作可能である
ことができる。ところで電気的な操作の場合には、請求項9によれば前制御手段
は有利な形式で電気的に遮断される。換言すれば前制御弁の電気的なアクチュエ
ータは第2のステアリング機構が操作されるにもかかわらず、ステアリングユニ
ットがその中立位置にない場合には、電気的な制御信号を受け取らない。このこ
とはなかんずく、可動の作業機械の液力システムがもともと多数の電子的コンポ
ーネントを有していて、これらの電子的コンポーネントがステアリングシステム
内にも作用する場合には、簡単な解決策である。
【0012】 このような場合には、前制御弁のための供給圧力を遮断する必要はない。しか
しながら安全性の理由から、付加的に供給圧力を遮断することができる。有利に
は電気的な遮断のために圧力スイッチが使用され、この圧力スイッチはステアリ
ングユニットの圧力通知接続部に作用する圧力によって操作可能である。
【0013】 請求項11によれば、第1のステアリング機構の運動が電気的な信号発生器に
よって把握され、前制御手段が電気的な信号発生器を介して遮断可能である。こ
のような構成は、圧力通知接続部を有していないステアリングユニットにおいて
も、一般的に使用可能である。更にこの解決策自体は、多数の電子装置が使用さ
れるシステムにおいて、特に簡単である。
【0014】 特に、その液力システムが例えばマイクロコンピュータあるいはマイクロコン
トローラの形の電子制御装置も有している可動の作業機械の場合には、制御弁が
比例制御される場合に第2のステアリング機構の操作距離に関連しているステア
リング速度を車両の速度にも関連させることが容易に可能である。例えば、第2
のステアリング機構が与えられている位置にある場合に、マイクロコントローラ
の作用によって、制御弁の調節距離を速度の増大につれて小さくすることができ
る。走行速度をステアリング速度において考慮する別の簡単な可能性は、請求項
14によれば、車両速度に関連して単に前制御信号の最大可能な大きさだけが変
化可能であるようにすることに存する。このことは、第2のステアリング機構を
その中立位置から操作する場合に、車両速度は最初はステアリング速度に影響を
及ぼさないことを意味する。しかしながら、特定の操作量からは、第2のステア
リング機構が更に動かされても、制御弁のための前制御信号はもはや増大させる
ことができない。ところで、制御弁がもはや調節可能でなくなる点は、車両速度
に関連している。この点は、車両速度が大きい場合に、車両速度が低い場合より
も、第2のステアリング機構の中立位置に近く位置している。したがって第2の
ステアリング機構による強いステアリング修正は、車両速度が大きくなるほど、
不可能になる。この場合制御装置は、特定の最少速度から初めて、最大のステア
リング速度の減少が行われるように、構成しておくことができる。車両速度は速
度計によって把握することができる。しかしながら可動の作業機械は大抵は走行
液力装置も備えており、その際走行液力装置のための制御圧力は車両速度の尺度
である。ところでこの制御圧力は、最大可能な前制御圧力を変化させることので
きる弁を制御するのに使用することができる。
【0015】 ジョイスティックによるステアリング可能性はいわゆるショベルローダにおい
ても使用することができる。前制御器は今日では大抵は車両座席の背もたれ内に
組み込まれている。ところで請求項18によれば、運転手席の180°の回動に
よって制御弁の調節が第2のステアリング機構の操作方向に関連して逆にされ、
したがってショベルローダの両方の走行方向においてステアリングが適正に行わ
れる。
【0016】 本発明による液力式ステアリングシステムの複数の実施例は回路図として図示
されている。以下においてはこれらの実施例によって本発明を詳細に説明する。
【0017】 図示のすべての実施例は主コンポーネントとして荷重感知制御される調節ポン
プ10と、第1のステアリング機構であるステアリングハンドル11を介して操
作される荷重感知ステアリングユニット12と、液力式に前制御される比例調節
可能な荷重感知制御弁13とを含み、制御弁13は図示していない軸方向に調節
可能な制御スライダと複動液力シリンダの形の2つのステアリングモータとを有
している。両方の液力シリンダ14は一緒にステアリングモータと見なすことも
できる。調節ポンプ10は可動の作業機械の内燃機関によって駆動され、圧力媒
体をタンク15から吸い込んで、圧力導管16内に搬送する。
【0018】 まず最初に説明する図1の実施例においては、調節ポンプ10に、公知の形式
で、圧力導管16内の圧力を最大値に制限する第1の調節弁17と、第2の調節
弁18が設けられており、この第2の調節弁18はいわゆる荷重感知調節器であ
って、その詳細に示していない調節ピストンは、調節ポンプを搬送量が増大する
方向で調節するように、調節ポンプ10により圧力媒体を供給される液力消費器
の最高荷重圧力及び圧縮ばねによって負荷され、かつ調節ポンプを搬送量が減少
する方向で調節するように、圧力導管16内の圧力によって負荷される。圧縮ば
ねは、圧力導管16内の圧力と最高の荷重圧力との圧力差が10〜20barで
ある場合に調節弁18の調節ピストンに力のバランスが生じるように、前圧縮さ
れている。
【0019】 圧力導管16は優先弁19の入口20に通じており、この優先弁の二次出口2
1には、可動の作業機械の作業油圧装置に所属する弁群に通じている供給導管2
2が接続されている。優先弁19の一次出口27には分岐導管23及び24を介
して、ステアリングユニット12のポンプ接続部25及び制御弁13のポンプ接
続部26が接続されている。優先弁19の詳細に図示していない調節ピストンは
、入口20を二次出口21と接続するように分岐導管23及び24の圧力によっ
て負荷され、かつ入口20を一次出口27と接続するようにステアリングユニッ
ト12及び制御弁13の圧力通知接続部31及び45における高い方のステアリ
ングモータ14の荷重圧力及び圧縮ばねによって負荷される。圧縮ばねは、分岐
導管23及び24内の圧力とステアリングユニット12若しくは制御弁13によ
り通知される荷重圧力との圧力差が圧力導管16と最高の荷重圧力との圧力差よ
りも幾分かわずかになるように、調整されている。
【0020】 ステアリングユニット12は公知の形式で、したがって極めて概略的に示され
ている主ポンプと弁とを含んでおり、この弁はステアリングハンドルの操作が終
わると、中立位置に達し、この中立位置では、ステアリングユニット12のポン
プ接続部25と、タンク接続部28と、2つのモータ接続部29及び30とは互
いに遮断されている。ステアリングユニット12のモータ接続部29は一方の液
力シリンダ14のピストン棒側のリング形の圧力室35及び他方の液力シリンダ
14′の非ピストン棒側の圧力室36′と接続されている。圧力室35及び36
′は、左に向かう方向でステアリングを行う場合に、負荷される。これらの圧力
室はステアリングモータ14及び14′のいわば左の圧力室である。ステアリン
グユニット12のモータ接続部30は液力シリンダ14′のピストン棒側のリン
グ形の圧力室35′及び液力シリンダ14の非ピストン棒側の圧力室36と液体
接続されている。両方の圧力室36及び35′は、右に向かってステアリングを
行う場合に圧力を負荷される。これらの圧力室は液力モータ14及び14′のい
わば右の圧力室である。
【0021】 制御弁13はケーシングとして弁ディスク38を有しており、この弁ディスク
は圧力制限弁40を有する入口ディスク39と端部ディスク41との間にあり、
端部ディスクにより弁ディスク38を貫通する種々の液体通路が閉じられる。制
御弁13のポンプ接続部26において始まり、圧力制限弁40の入口が接続され
ている入口ディスク39内の通路は弁ディスク38内に続いている。同様に、弁
ディスク38内にも存在している戻し通路が入口ディスク39を貫通しており、
この戻し通路は入口ディスク39をタンク接続部42として出て、タンク15に
接続されている。制御弁13の2つのモータ接続部43及び44の一方43はス
テアリングユニット12のモータ接続部29と一緒にステアリングモータ14及
び14′の左の圧力室35及び36′に接続されており、他方のモータ接続部4
4はステアリングユニット12のモータ接続部30と一緒に右の圧力室36及び
35′に接続されており、これら両方のモータ接続部は弁ディスク38に設けら
れている。
【0022】 以上述べた作業接続部25,42,43及び44のほかに、制御弁13はなお
複数の制御接続部、すなわち既に述べた荷重通知接続部45並びに2つの前制御
接続部46及び47を有しており、これらの前制御接続部は制御弁13の、ばね
で定心され中立位置から比例的に調節可能な弁スライダ50に通じている。中立
位置においては弁スライダ50は接続部26,42,43及び44を相互に遮断
しており、荷重通知接続部45をタンク接続部42に接続している。中立位置か
らのしゅう動によって、その都度のしゅう動方向に応じて、両方のモータ接続部
43及び44の一方が測定絞りを介してポンプ接続部26に接続され、他方のモ
ータ接続部がタンク接続部42に接続される。測定絞りの下流側の圧力は荷重通
知接続部45において取り出される。
【0023】 シャトル弁51がステアリングユニット12の荷重通知接続部31か制御弁1
3の荷重通知接続部45を荷重通知導管の区分53と接続し、この区分53は別
のシャトル弁52に通じており、この別のシャトル弁52はステアリング液力装
置及び作業液力装置の高い方の荷重圧力を調節ポンプ10の調節弁18に通知す
る。シャトル弁51の出口には優先弁19の一方の側も接続されている。
【0024】 制御弁13のように、作業液力装置の個々の弁も純粋に液力式に操作されてい
る。このために必要な制御油は制御油ポンプ56により制御導管57内に搬送さ
れ、この制御導管内では圧力制限弁58によって例えば30barの圧力が維持
され、この圧力は最大の前制御圧力に相応している。制御導管57を介して、作
業液力装置の、詳細に図示されていない液力式の前制御器並びにステアリング液
力装置の手動レバー(ジョイスティック55)を介して操作可能な液力式の前制
御器59が制御油を供給される。前制御器59は手動レバーを介して調節可能な
2つの減圧弁60を含み、これらの減圧弁は共通の圧力接続部61と、共通のタ
ンク接続部62と、それぞれ1つの制御接続部63若しくは64とを有しており
、これらの制御接続部はそれぞれ制御弁13の制御室48若しくは49に接続さ
れている。どの制御接続部63,64がどの制御室48,49と接続されている
かは、切り替え弁90の位置に関連しており、この切り替え弁は車両座席が18
0°回動せしめられる間に切り替えられ、ジョイスティックによる適正なステア
リングを行わせる。前制御器59の圧力接続部61はノズル64を介して遮断弁
65に接続されており、この遮断弁はばね66の作用の下で休止位置を占め、こ
の休止位置においては制御導管57との接続が行われており、かつステアリング
ユニットの荷重通知接続部31の圧力によって位置を切り替えられ、この切り替
え位置においては制御導管57が前制御器59の圧力接続部61に対して遮断さ
れており、かつ圧力接続部61がタンクに圧力を逃がされている。切り替え弁6
5は既に極めて小さな荷重圧力で切り替えられる。ノズル64と圧力接続部61
との間には可動の作業機械の走行液力装置の制御圧力により比例的に調節可能な
絞り弁67があり、この絞り弁は圧力接続部61とタンクとの間の絞りを、走行
液力装置内の制御圧力が増大するにつれて、大きく開く。これによって圧力接続
部61に作用する最大の制御圧力は制御導管57内の値よりも低下する。
【0025】 ステアリングユニット12又は制御弁13を操作する場合、荷重圧力が調節ポ
ンプ10に通知され、調節ポンプは調節されて、圧力導管16内に特定のΔpだ
け高いポンプ圧力が生ぜしめられる。優先弁19はその都度、分岐導管23及び
24内に特定のΔpだけ荷重圧力よりも高い圧力が生じるような量の液体を圧力
導管16から分岐導管23及び24内に通過させる。ステアリング機構11の運
動によって、その都度の運動方向に応じて、モータ接続部29又はモータ接続部
30がポンプ接続部25と接続され、これによって液力シリンダ14及び14′
の相応する圧力室内に圧力媒体が導かれる。他方の圧力室からは圧力媒体が押し
出され、ステアリングユニット12及びそのタンク接続部28を介してタンクに
戻される。ステアリング機構11が特定の位置に保たれると、接続部25,28
,29及び30がステアリングユニット12によって再び互いに遮断される。
【0026】 制御弁13によってステアリングを行う場合には、前制御器59が操作され、
これによって両方の制御室48及び49の一方に制御圧力が生ぜしめられ、この
制御圧力によって弁スライダ50がその中立位置から調節される。ステアリング
方向に応じてモータ接続部43又は44がポンプ接続部26と接続され、他方の
モータ接続部がタンク接続部42と接続され、したがって液力シリンダ14及び
14′の相応する圧力室が圧力で負荷され、他方の圧力室が圧力を逃がされる。
前制御器59がステアリング機構11の回動中に操作される場合、制御弁13の
制御室48又は49には前制御圧力を生ぜしめることができない。それは、ステ
アリング機構11の回動中に、ステアリングユニット12の荷重通知接続部31
に、ステアリングシリンダ14及び14′のピストンを運動させるのに必要な荷
重圧力が作用し、この荷重圧力が切り替え弁65を切り替えて、前制御器59の
圧力接続部61がタンクに圧力を逃がされているからである。したがって前制御
器59を介しては、ステアリング機構11が動かされている時間中は、車両のス
テアリングは不可能である。ステアリング機構11を介してのステアリングが優
先している。
【0027】 前制御器59のジョイスティック55を介してのステアリングはステアリング
機構11を介してのステアリングとは異なった特性を有している。ステアリング
機構11を介してのステアリングの場合には、ステアリング機構11が動かされ
る限り、ステアリング量が変化する。ステアリング機構の回動が終了すると、ス
テアリング量はコンスタントにとどまる。ステアリングハンドルの回動方向はス
テアリングされる車輪のその都度の位置からのステアリングの方向を定め、ある
いは言い方を変えれば、ステアリングシリンダ14及び14′のピストンの運動
方向はステアリング機構11の回動方向によって決定される。これに対しジョイ
スティック55によるステアリングの場合には、前制御器59のジョイスティッ
ク55が中立位置の同じ側にある限り、ステアリングは同じ方向に行われる。ジ
ョイスティックが操作された位置に休止する場合でも、ステアリングは右又は左
に向かって続行される。ジョイスティックの休止位置からの運動の大きさはステ
アリングの速度に影響を及ぼすだけである。ジョイスティックの運動量が増大す
るにつれてステアリングの速度が増大する。したがってステアリングハンドルの
回動に比較して小さい最大の距離だけジョイスティックを運動させることによっ
て、極めて大きなステアリング速度が達成されるので、危険を回避するためには
、ジョイスティックを介して可能な最大のステアリング速度は車両速度に関連し
て制限される。このためには絞り弁67が役立つ。この絞り弁は車両速度が増大
するにつれて、最大の前制御圧力をより小さな値に制限する。単に前制御圧力の
この小さな値が、前制御器59のジョイスティック55の最大の運動の際に制御
弁13の制御室内に供給され、したがってその弁スライダ50の運動ひいては測
定絞りの開放横断面も制限されている。この場合、ジョイスティックの運動が小
さい場合にはステアリング速度が車両速度に無関係であり、車両速度に関連する
特定のジョイスティックの運動量からはステアリング速度をもはや増大させ得な
いように、特性を定めておく。
【0028】 図2に示した実施例は、調節弁17及び18を有する調節ポンプ10に関して
、優先弁20に関して、ステアリングユニット12及びステアリング機構11に
関して、並びに制御弁13に関して及びステアリングシリンダ14及び14′に
関して、図1に示した構造とほぼ同じである。したがって以下においては単に異
なっている点だけ説明する。ところで、制御弁13は純粋に液力式にではなく、
電気液力式に操作可能である。換言すれば、各制御室48及び49の前方に、電
磁石によって調節可能な減圧弁70が接続されており、その際比例磁石69が電
気的前制御器71を介してジョイスティック55により制御される。減圧弁70
はやはり制御油ポンプ56により制御油を供給され、制御油ポンプから制御導管
73が遮断弁65に通じており、この遮断弁は休止位置においては減圧弁70の
圧力入口を制御導管73に接続し、切り替えられた位置においては制御導管をタ
ンクに接続する。遮断弁65はステアリングユニット12の荷重通知接続部31
に作用する荷重圧力によって切り替えられる。
【0029】 前制御器71はマイクロコントローラ75と接続されており、このマイクロコ
ントローラは前制御器71に最大の制御電圧を供給し、この制御電圧から前制御
器により、ジョイスティック55の運動量につれて増大する制御電圧が両方の電
磁石69の一方のために生ぜしめられる。マイクロコントローラ75は信号を、
車両の速度を把握するタコジェネレータ76とセンサ77とから受け取り、セン
サは、ステアリングハンドル11が回動せしめられたかどうかを直接に把握し、
あるいは位置センサであって、その信号からマイクロコントローラが時間との関
連でステアリングハンドル11が運動しているか休止しているかを確認する。
【0030】 マイクロコントローラ75がステアリングハンドル11の運動を確認すると直
ちに、マイクロコントローラは前制御器71のための電圧供給を切り替え、した
がって前制御器はもはや制御信号を電磁石69に供給することができない。この
場合制御弁13を操作することは不可能である。マイクロコントローラは、タコ
ジェネレータ76から受け取る信号に関連して、前制御器71のための電圧供給
を変化させて、車両速度が増大するにつれて前制御器から次第に小さくなる最大
制御信号が電磁石69に供給されるようにする。前制御器71の構造に応じて、
車両速度と制御信号との関連性は図1に示した実施例と類似したものであること
ができ、制御信号は車両速度に関連する特定のジョイスティック運動までは車両
速度と関連しているが、それ以後はもはや増大させることができないようにする
ことができる。しかしながら、電磁石のための前制御信号がジョイスティックの
最大運動まで変化するが、しかし特定の運動量の前制御信号が速度の増大につれ
て次第に減少するようにすることも可能である。
【0031】 図3に示した実施例は、調節ポンプ10及び制御油ポンプ56に関して、優先
弁20に関して、ステアリングハンドル11を有するステアリングユニット12
に関して、電磁的に操作可能な前制御弁70に関して、遮断弁65に関して及び
ステアリングモータ14及び14′に関して、図2に示した構造と全く同じであ
る。
【0032】 図2に示した実施例におけるようにマイクロコントローラ75が存在しており
、このマイクロコントローラには次の器具又はセンサから信号が供給される。車
両の速度を把握するタコジェネレータ76から。最高の荷重圧力(ステアリング
ユニット12の荷重通知接続部31における、あるいは制御弁13の荷重通知接
続部45における荷重圧力あるいは作業液力装置の最高の荷重圧力)に相応する
電気信号を発する圧力センサ79から。ステアリングユニット12の荷重通知接
続部31における荷重圧力を把握する圧力センサ80から。圧力導管16内の圧
力を把握して、この圧力に相応する信号を発する圧力センサ81から。更にマイ
クロコントローラ75は電気信号を電気的前制御器71の両方の出力点から電気
信号を受け取る。マイクロコントローラ75は制御信号を前制御弁70の両方の
電磁石69並びに調節ポンプ10に設けられた比例的に調節可能な3ポート2位
置弁83の電磁石82に供給する。この3ポート2位置弁は図1及び2の両方の
調節弁17及び18を代替するものである。マイクロコントローラ75は弁83
を制御して、圧力センサ79及び81により把握される圧力の間に特定の差があ
るようにする。これによって荷重感知調節が実現される。圧力導管16内の限界
圧力からは、マイクロコントローラ75は弁83を、圧力導管16内の圧力がそ
れ以上増大しないように、制御する。これによって圧力制限が実現される。
【0033】 ジョイスティック55を介して前制御器71を操作する場合、マイクロコント
ローラ75は、圧力センサ80によってステアリングユニット12の荷重通知接
続部31における荷重圧力が把握されない場合にだけ、制御信号を電磁石69の
一方に供給する。要するにステアリングハンドル11の回動中は前制御器71及
び制御弁13によるステアリングは不可能である。
【0034】 電磁石69に供給されるマイクロコントローラ75の制御信号はタコジェネレ
ータ76により受信される信号に関連して変化せしめられる。車両速度が増大す
るにつれて、ジョイスティックの特定の運動量の際にマイクロコントローラ75
から相応する電磁石69に供給される制御信号が小さくなる。この場合マイクロ
コントローラのプログラミングに応じて、制御信号と車両速度との間の種々の関
連性を生ぜしめることが可能である。
【0035】 遮断弁65は図2及び3に示した実施例では、液力式システムの基本的な機能
形式のためには必要ではない。それは、ステアリングハンドル11の回動の際に
減圧弁70が、制御弁13の制御室48及び49が弁65を迂回してタンクと接
続されている位置にとどまるか、あるいはこの位置に戻るからである。この限り
において、遮断弁65は単にジョイスティック55によるステアリングに対する
ステアリングハンドル11を介してのステアリングの優先性に対する付加的な安
全性をもたらすものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 制御弁が液力式前制御器を介して操作可能であり、前制御器のための供給制御
圧力が方向切り替え可能でありかつ車両速度に関連して減少可能である第1実施
例の回路図である。
【図2】 マイクロコントローラを有し、このマイクロコントローラにより制御弁のため
の電気的な前制御器が電圧を供給され、かつこのマイクロコントローラに、第1
のステアリング機構の運動を検出するセンサの信号が供給されるようになってい
る第2実施例を示した図である。
【図3】 図2の実施例と同じようにマイクロコントローラを有し、その際しかしながら
このマイクロコントローラに荷重圧力を検出する圧力センサの信号が供給される
ようになっている第3実施例を示した図である。
【符号の説明】
10 調節ポンプ、 11 ステアリングハンドル、 12 荷重感知ステアリ
ングユニット、 13 荷重感知制御弁、 14 ステアリングモータ、 14
′ ステアリングモータ、 15 タンク、 16 圧力導管、 17 調節弁
、 18 調節弁、 19 優先弁、 20 入口、優先弁、 21 二次出口
、 22 供給導管、 23 分岐導管、 24 分岐導管、 25 ポンプ接
続部、 26 ポンプ接続部、 27 一次出口、 28 タンク接続部、 2
9 モータ接続部、 30 モータ接続部、 31 圧力通知出口、荷重通知接
続部、 35 圧力室、 35′ 圧力室、 36 圧力室、 36′ 圧力室
、 38 弁ディスク、 39 入口ディスク、 40 圧力制限弁、 41
端部ディスク、 42 タンク接続部、 43 モータ接続部、 44 モータ
接続部、 45 圧力通知出口、荷重通知接続部、 46 前制御接続部、 4
7 前制御接続部、 48 制御室、 49 制御室、 50 方向制御スライ
ダ、 51 シャトル弁、 52 シャトル弁、 53 区分、 55 ジョイ
スティック、 56 制御油ポンプ、 57 制御導管、 58 圧力制限弁、
59 前制御器、 60 減圧弁、 61 圧力接続部、 62 タンク接続
部、 63 制御接続部、 64 制御接続部、ノズル、 65 遮断弁、 6
6 ばね、 67 絞り弁、 69 比例磁石、 70 減圧弁、 71 電気
的前制御器、 73 制御導管、 75 マイクロコントローラ、 76 タコ
ジェネレータ、 77 センサ、 79 圧力センサ、 80 圧力センサ、
81 圧力センサ、 82 電磁石、 83 3ポート2位置弁、 90 切り
替え弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 JahnstraBe 3−5、D− 97816 Lohr、BRD Fターム(参考) 3D033 GA02 GA05 MA01 【要約の続き】 によるステアリングの優先性が簡単な形式で保証されて いるようにする。このことは、制御弁(13)が、ステ アリングユニット(12)が中立位置にある場合にだ け、制御可能であるようにすることによって、達成され る。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用の、特に可動の作業機械用の、液力式ステアリングシ
    ステムであって、ステアリングハンドルの形式で構成された第1のステアリング
    機構(11)により中立位置から調節可能なステアリングユニット(12)を有
    し、このステアリングユニットは、ステアリングモータ(14,14′)の左に
    向かうステアリングのために圧力を負荷される(左の)圧力室(35,36′)
    に接続されている第1のモータ接続部(29)と、ステアリングモータ(14,
    14′)の右に向かうステアリングのために圧力を負荷される(右の)圧力室(
    36,35′)に接続されている第2のモータ接続部(30)とを備え、更に液
    力式ステアリングシステムは、ジョイスティックの形式で構成されていて前制御
    信号を生ぜしめることのできる第2のステアリング機構(55)と、軸方向に運
    動可能な弁スライダ(50)を有していて該前制御信号だけによって制御可能な
    制御弁(13)とを有し、この制御弁は、ステアリングモータ(14,14′)
    の左の圧力室(35,36′)に接続されている第1のモータ接続部(43)と
    、ステアリングモータ(14,14′)の右の圧力室(36,35′)に接続さ
    れている第2のモータ接続部(44)とを有している形式のものにおいて、ステ
    アリングユニット(12)が中立位置にある場合にだけ、制御弁(13)が制御
    可能であることを特徴とする、車両用の、特に可動の作業機械用の、液力式ステ
    アリングシステム。
  2. 【請求項2】 ステアリングユニット(12)及び制御弁(13)の第1の
    モータ接続部(29,43)がステアリングモータ(14,14′)の同一の左
    の圧力室(35,36′)に接続されており、ステアリングユニット(12)及
    び制御弁(13)の第2のモータ接続部(30,44)がステアリングモータ(
    14,14′)の同一の右の圧力室(36,35′)に接続されていることを特
    徴とする、請求項1記載の液力式ステアリングシステム。
  3. 【請求項3】 前制御信号が第2のステアリング機構(55)により調節可
    能な前制御手段(59,71)を介して供給信号から生ぜしめることができ、こ
    の供給信号は、ステアリングユニット(12)が中立位置にある場合にだけ、前
    制御手段(59,71)に供給されることを特徴とする、請求項1又は2記載の
    液力式ステアリングシステム。
  4. 【請求項4】 制御弁(13)が、第1の制御室(48)を制御圧力で負荷
    することによって中立位置から一方の方向に調節可能であり、かつ第2の制御室
    (49)を制御圧力で負荷することによって中立位置から他方の方向に調節可能
    であり、これらの制御室(48,49)は、ステアリングユニット(12)が中
    立位置にある場合にだけ、制御圧力で負荷可能であることを特徴とする、請求項
    1又は2又は3記載の液力式ステアリングシステム。
  5. 【請求項5】 特に調節可能な圧力弁として構成された前制御弁(60,7
    0)が設けられており、この前制御弁は制御弁(13)の制御室(48,49)
    に接続されていて、制御弁の位置に関連して制御室(48,49)を制御圧力で
    負荷可能であり、かつ第1のステアリング機構(11)の運動に関連して切り替
    えられる遮断弁(65)が設けられており、この遮断弁は一方の切り替え位置に
    おいて前制御弁(60,70)と制御圧力供給導管(57)との接続を中断する
    ことを特徴とする、請求項3又は4記載の液力式ステアリングシステム。
  6. 【請求項6】 遮断弁(65)が一方の切り替え位置において前制御弁(6
    0,70)と接続されているその出口をタンク(15)に向かって接続すること
    を特徴とする、請求項5記載の液力式ステアリングシステム。
  7. 【請求項7】 ステアリングユニット(12)が圧力通知接続部(31)を
    有しており、この圧力通知接続部には、ステアリングユニット(12)が中立位
    置から調節された場合にだけ、圧力信号、特に第1又は第2のモータ接続部(2
    9,30)の荷重圧力、が作用しており、この圧力信号に関連して第2のステア
    リング機構(55)により前制御信号を生ぜしめることができるかあるいはでき
    ないことを特徴とする、請求項3から6までのいずれか1項記載の液力式ステア
    リングシステム。
  8. 【請求項8】 遮断弁(65)がステアリングユニット(12)の圧力通知
    接続部(31)に作用している圧力によって液力で切り替え可能であることを特
    徴とする、請求項7記載のステアリングユニット。
  9. 【請求項9】 前制御手段(71)が電気的に遮断可能であることを特徴と
    する、請求項1から8までのいずれか1項記載の液力式ステアリングシステム。
  10. 【請求項10】 ステアリングユニット(12)が圧力通知接続部(31)
    を有しており、この圧力通知接続部には、ステアリングユニット(12)が中立
    位置から調節された場合にだけ、圧力、特に第1又は第2のモータ接続部(29
    ,30)の荷重圧力、が作用し、かつ前制御手段(71)は、ステアリングユニ
    ット(12)の圧力通知接続部(31)における圧力によって操作可能である電
    気的な圧力スイッチ(80)を介して、遮断可能であることを特徴とする、請求
    項9記載の液力式ステアリングシステム。
  11. 【請求項11】 第1のステアリング機構(11)の運動が電気的な信号発
    生器(77)によって把握可能であり、前制御手段(71)が電気的な信号発生
    器(77)を介して遮断可能であることを特徴とする、請求項1から10までの
    いずれか1項記載の液力式ステアリングシステム。
  12. 【請求項12】 前制御弁(70)が電気的な操作器(69)、特に電磁石
    、によって調節可能であり、電気的な操作器(69)が、ステアリングユニット
    (12)がその中立位置にある場合若しくは第1のステアリング機構(11)が
    休止している場合にだけ、制御可能であることを特徴とする、請求項9から11
    までのいずれか1項記載の液力式ステアリングシステム。
  13. 【請求項13】 前制御信号と第2のステアリング機構(55)の操作距離
    との間の関連性が変化可能であって、第2のステアリング機構(55)が特定の
    位置にある場合に、大きな車両速度におけるステアリング速度が小さな車両速度
    におけるステアリング速度よりも小さいようにしたことを特徴とする、特に請求
    項1から12までのいずれか1項記載の液力式ステアリングシステム。
  14. 【請求項14】 車両速度に関連して、単に前制御信号の最大可能な大きさ
    だけが変化可能であることを特徴とする、請求項13記載の液力式ステアリング
    システム。
  15. 【請求項15】 車両速度に関連して、前制御弁(60)に接続されている
    制御圧力供給導管内で作用する最大の制御圧力が可変であることを特徴とする、
    請求項14記載の液力式ステアリングシステム。
  16. 【請求項16】 制御圧力供給導管に、車両速度に関連して調節可能な弁(
    67)が接続されており、この弁の位置に、制御圧力供給導管内で支配している
    最大の制御圧力が関連していることを特徴とする、請求項15記載の液力式ステ
    アリングシステム。
  17. 【請求項17】 弁(67)が、可変の制御圧力によって調節可能であり、
    この制御圧力により車両の走行液力装置が制御可能であることを特徴とする、請
    求項16記載の液力式ステアリングシステム。
  18. 【請求項18】 第2のステアリング機構(55)が180°回動可能な運
    転手席に固定されており、運転手席の180°の回動によって制御弁(13)の
    調節が第2のステアリング機構(55)の操作方向に関連して逆にされることを
    特徴とする、特に請求項1から17までのいずれか1項記載の液力式ステアリン
    グシステム。
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