JP2020005587A - 草刈機及び作業機 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1に開示の草刈機は、車体と、原動機(モータ)と、草刈装置と、を備えている。草刈装置は、モータから取り出された動力により駆動する。
本発明は、上記したような実情に鑑みて、必要に応じて草刈りとは異なる作業を行うことができる草刈機及び当該草刈機を含む作業機を提供するものである。
また、前記動力取出機構によって取り出された動力により駆動する対地作業装置を装着する装着部を備えている。
また、前記走行車両に設けられた運転席を備え、前記原動機は、前記運転席の後部に配置され、前記動力取出機構は、前記原動機の動力を前記走行車両の後部に取り出す。
また、草刈機は、前記走行車両に設けられた走行装置を備え、前記動力取出機構は、前記原動機から前記草刈装置へ伝達される動力及び前記走行装置へ伝達される動力のうち、前記原動機から前記走行装置へ伝達される動力を外部に取り出す。
また、前記動力取出機構は、前記原動機の内部出力軸に取付けられたプーリと、前記プーリに固定された外部出力軸と、を有している
本発明の一態様に係る作業機は、走行車両と、前記走行車両に設けられた原動機と、前記原動機の動力によって駆動する草刈装置と、前記原動機の動力を外部に取り出す動力取出機構とを備えた草刈機と、前記動力取出機構によって取り出された動力により駆動する対地作業装置と、を備えている。
また、作業機は、前記走行車両に設けられた運転席を備え、前記原動機は、前記運転席の後部に配置され、前記動力取出機構は、前記原動機の動力を前記走行車両の後部に取り出す。
作業機は、前記走行車両に設けられた走行装置を備え、前記動力取出機構は、前記原動機から前記草刈装置へ伝達される動力及び前記走行装置へ伝達される動力のうち、前記原動機から前記草刈装置へ伝達される動力を外部に取り出す。
また、前記対地作業装置は、対地作業を行う作業部と、前記作業部を支える補助輪とを備えている。
また、前記走行車両の幅は、前記対地作業装置の幅よりも大きい。
また、前記走行車両は、前記後部に前記対地作業装置を装着する装着部を備え、前記装着部は、前記走行車両の幅方向一方側に固定され且つ前記走行車両の後方に延びる第1延設体と、前記走行車両の幅方向他方側に設けられ且つ前記走行車両の後方に延びる第2延設体と、を有している。
上記作業機によれば、原動機の動力を外部に取り出す動力取出機構により駆動する対地作業装置を備えているため、対地作業装置によって草刈りとは異なる作業を行うことができる。
図1〜図5は、本発明の一実施形態(第一実施形態)に係る作業機1の全体図を示している。図13〜図17は、本発明の他の実施形態(第二実施形態)に係る作業機1の全体図を示している。
本発明の実施形態において、運転席4に着座した作業者(運転者)の前側(図1及び図13の矢印A1方向)を前方、作業者の後側(図1及び図13の矢印A2方向)を後方、作業者の左側(図1及び図13の矢印B1方向)を左方、作業者の右側(図1及び図13の矢印B2方向)を右方として説明する。また、前後方向K1に直交する水平方向(図1及び図13の矢印K2方向)を車体幅方向として説明する。また、寸法は、前後方向の長さをLで、車体幅方向の長さ(幅)をWで、上下方向の長さ(高さ)をHで示す。
作業機1Aは、走行車両2と対地作業装置3とを備えている。
走行車両2には、運転席4、走行装置5が設けられている。運転席4は、座部4aと背もたれ部4bとを有している。走行装置5は、左側の前輪5FL、右側の前輪5FR、左側の後輪5RL、右側の後輪5RRを有している。運転席4は、前後方向K1において、前輪5FL,5FRよりも後方であって、後輪5RL,5RRよりも前方に配置されている。
走行車両2の運転席4の前方には、操縦台46、操舵装置(ステアリングハンドル)47、アクセルペダル(走行ペダル)48、ブレーキペダル49が設けられている。
ベースフレーム9Aは、第1ベースフレーム9ALと第2ベースフレーム9ARとを含む。第1ベースフレーム9ALは、走行車両2の左下部に配置されており、前後方向に延びている。第2ベースフレーム9ARは、走行車両2の右下部に配置されており、前後方向に延びている。前フレーム9Bは、平面視にてC字状に形成されている。前フレーム9Bの一端部は、第1ベースフレーム9ALの左側面の前部に接続されている。前フレーム9Bの他端部は、第2ベースフレーム9ARの右側面の前部に接続されている。前フレーム9Bは、ベースフレーム9Aから前上方に向けて立ち上がった後、ベースフレーム9Aの前端部よりも前方まで延びている。第1ベースフレーム9ALの前端部と前フレーム9Bの前部とは、第1連結部材9D1により連結されている。第2ベースフレーム9ARの前端部と前フレーム9Bの前部とは、第2連結部材9D2により連結されている。第1連結部材9D1は、第1ベースフレーム9ALの前端部から前方に延びた後、屈曲して上方に延びている。第2連結部材9D2は、第2ベースフレーム9ARの前端部から前方に延びた後、屈曲して上方に延びている。
図4、図5に示すように、走行車両2には、原動機50の動力によって駆動する草刈装置57が設けられている。草刈装置57は、走行車両2の下方に設けられている。草刈装置57は、走行車両2の運転席4の下方に配置されている。草刈装置57は、ベースフレーム9Aの下部に取り付けられている。草刈装置57は、上下方向に延びる回転軸57aと、回転軸57aに取り付けられた刈刃57bと、を有している。刈刃57bの上方及び側方は、刈刃カバー28により覆われている。
図11、図12に示すように、後接続部16は、ボルト及びナットによって後フレーム9Cに対して着脱可能に接続されている。第1延設体14L及び第2延設体14Rは、後接続部16の後部に接続されている。第1延設体14L及び第2延設体14Rは、後接続部16を介して車体フレーム9の後フレーム9Cの後部位9CBと接続されている。これにより、後方装着部6Rが走行車両2の後部に取り付けられている。
図1〜図5に示すように、後方対地作業装置3Rは、後方装着部6Rに装着されることにより、走行車両2の後部に連結されている。図1、図4、図5に示すように、後方対地作業装置3Rは、後方装着部6Rに装着された状態において、外部出力軸55を後方に延長した延長線上に配置されている。
図3、図7、図8等に示すように、作業部30は、収容部32と、散布部33と、フレーム40と、を有している。
散布部33は、収容部32の下方に設けられている。散布部33は、散布量調整部34と、駆動部35と、第1散布部36と、第2散布部37と、を有している。
図9に示す電気駆動式の後方対地作業装置3Rは、駆動部35の構成が原動機駆動式の装置と異なっている。駆動部35は、モータ35cと、回転伝達機構(図示略)と、回転羽根(図示略)と、を有している。
図7に示すように、フレーム40は、接続フレーム41と支持フレーム42とを有している。接続フレーム41は、第1接続フレーム41Lと第2接続フレーム41Rとを含む。第1接続フレーム41Lは、第1延設体14Lの後方に接続されており、第1延設体14Lから後方に延びている。第2接続フレーム41Rは、第2延設体14Rの後方に接続されており、第2延設体14Rから後方に延びている。支持フレーム42は、接続フレーム41の後部に接続されている。支持フレーム42は、ギアボックス12d、収容部32及び散布部33を支持している。
図1、図3に示すように、走行車両2の幅(最大幅)W1は、後方対地作業装置3Rの幅WRよりも大きい。また、走行車両2の原動機カバー7の幅W2は、後方対地作業装置3Rの幅WRよりも大きい。
図13〜図17は、本発明の他の実施形態(第二実施形態)に係る作業機1の全体図を示している。
第二実施形態の作業機1Bについては、第一実施形態の作業機1Aと異なる構成を中心に説明し、第一実施形態の作業機1Aと共通する構成には同じ符号を付して説明を省略する。つまり、作業機1Bについて特に説明がない構成は、作業機1Aの構成と同じである。
走行車両2は、当該走行車両2の前部に対地作業装置3を装着するための装着部6を有している。以下、この装着部6を「前方装着部6F」と称する。また、前方装着部6Fに装着される対地作業装置3を「前方対地作業装置3F」という。
走行車両2には、原動機50の動力によって駆動する草刈装置57が設けられている。従って、第二実施形態の作業機1Bも、草刈装置57が設けられた走行車両2である草刈機20と、対地作業装置3とを備えている。但し、走行車両2は、草刈装置57が設けられていないものであってもよい。また、走行車両2は、草刈装置57とは異なる作業装置が設けられていてもよい。
図11、図12に示すように、前方装着部6Fは、第1部位6F1と第2部位6F2とを有している。第1部位6F1は、ボルト及びナットによって前フレーム9Bの前部と着脱可能に接続されている。第2部位6F2は、第1部位6F1の前方に設けられている。第2部位6F2には、上下方向に延びるピン60が挿通されている。
図14、図18に示すように、前方対地作業装置3Fは、資材容器61、繰り出し装置62、散布シュート63、支持体64、調整機構65を備えている。
調整機構65は、第1調整部材65aと、第2調整部材65bと、第3調整部材65cと、を有している。第1調整部材65aは、ブラケット64eに取り付けられている。第2調整部材65bは、導出部材66に取り付けられている。第2調整部材65bは、前後方向に延びる長穴65dを有している。第3調整部材65cは、第1調整部材65aと第2調整部材65bとを連結している。第3調整部材65cの一端側(上端側)は、第1調整部材65aに対してボルトBL1により取り付けられている。第3調整部材65cの他端側(下端側)は、第2調整部材65bにボルトBL2で取り付けられている。ボルトBL2は、長穴65dに挿通されており、当該長穴65dに沿って前後方向に移動可能である。ボルトBL2を長穴65dに沿って前後方向に移動させることにより、散布シュート63の向き(地面に対する角度)を調整することができる。
図13に示すように、走行車両2の幅(最大幅)W1は、前方対地作業装置3Fの幅WFよりも大きい。また、走行車両2の原動機カバー7の幅W2は、前方対地作業装置3Fの幅WFよりも大きい。また、前カバー8の幅W3は、前方対地作業装置3Fの幅WFよりも小さい。
図13、図14、図16、図17に破線矢印で示すように、作業者OPは、運転席4に着座した状態で、前方対地作業装置3Fを視認することができる。特に、作業者OPは、運転席4に着座した状態で、前方対地作業装置3Fの資材容器61や繰り出し装置62を視認することができる。資材容器61は透明であるため、作業者OPは操舵装置47により運転操作を行いながら、資材容器61に貯留された資材の残量を把握することができる。
図10B〜図10Dを用いて、変形例について詳しく説明する。
図10B〜図10Dに示すように、走行装置5、即ち、走行系には、HST装置80により動力が伝達される。図10B〜図10Dにおける動力系の伝達について説明する。
HST装置80は、内部出力軸52(伝達軸81)からの動力によって駆動するHSTポンプ82と、HSTポンプ82から吐出した作動油によって回転するHSTモータ83とを含んでいる。HSTポンプ82は、操作部材の操作によって角度が変更可能な斜板を有し、斜板の角度(斜板角)が変更されると、吐出する作動油の流量が変更する。HSTモータ83は、HSTポンプ82から吐出した作動油の流量によって回転が変わり、当該HSTモータ83の動力は、走行装置5の伝達軸5aに伝達される。
図10Bに示すように、動力取出機構51は、伝達軸81に設けられたギア91aと、ギア91aの動力によって回転するギア91bと、ギア91bの回転に伴って回転する外部出力軸55とを有している。したがって、動力取出機構51は、HST装置80に伝達される動力、即ち、伝達軸81の動力を外部に取り出すことができる。
図10Dに示すように、動力取出機構51は、草刈装置57の伝達軸57dに設けられたギア93aと、ギア93aの動力によって回転するギア93bと、ギア93bの回転に伴って回転する外部出力軸55とを有している。したがって、動力取出機構51は、草刈装置57に伝達される動力、即ち、伝達軸57dの動力を外部に取り出すことができる。
上記した草刈機20及び作業機1によれば、以下の効果を奏する。
草刈機20は、走行車両2と、走行車両2に設けられた原動機50と、原動機50の動力によって駆動する草刈装置57と、原動機50の動力を外部に取り出す動力取出機構51と、を備えている。
また、草刈機20は、動力取出機構51によって取り出された動力により駆動する対地作業装置3を装着する装着部6を備えている。
また、原動機50は、走行車両2の進行方向を向く内部出力軸52を有し、動力取出機構51は、内部出力軸52の動力を外部に取り出す外部出力軸55を有している。
また、草刈機20は、走行車両2に設けられた運転席4を備え、原動機50は、運転席4の後部に配置され、動力取出機構51は、原動機50の動力を走行車両2の後部に取り出す。
草刈機20は、走行車両2に設けられた走行装置5を備え、動力取出機構51は、原動機50から草刈装置57へ伝達される動力及び走行装置5へ伝達される動力のうち、原動機50から走行装置5へ伝達される動力を外部に取り出す。
草刈機20は、走行車両2に設けられた走行装置5を備え、動力取出機構51は、原動機50から草刈装置57へ伝達される動力及び走行装置5へ伝達される動力のうち、原動機50から草刈装置57へ伝達される動力を外部に取り出す。
また、動力取出機構51は、原動機50の内部出力軸52に取付けられたプーリ53と、プーリ53に固定された外部出力軸55と、を有している。
この構成によれば、内部出力軸52に取付けられたプーリ53の回転を利用して、走行車両2の内部にてファン等の内部機器の駆動を行うことができる。
この構成によれば、原動機50の動力を外部に取り出す動力取出機構51により駆動する対地作業装置3を備えているため、対地作業装置3によって草刈りとは異なる作業を行うことができる。
この構成によれば、原動機50の動力を、内部出力軸52から外部出力軸55を経て外部に取り出すことができる。そのため、外部出力軸55からの動力を対地作業機3の駆動に用いることができる。また、内部出力軸52からの動力を走行車両2の内部にてファンプーリの駆動等に用いることができる。
この構成によれば、原動機50からの動力を、動力取出機構51によって短い距離で走行車両2の後部に取り出すことができる。
この構成によれば、走行装置5へ伝達される動力を外部に取り出して、対地作業装置3等を駆動させることができる。
この構成によれば、走行装置5へ伝達される動力を外部に取り出して、対地作業装置3等を駆動させることができる。
この構成によれば、内部出力軸52に取付けられたプーリ53の回転を利用して、走行車両2の内部にてファン等の内部機器の駆動を行うことができる。
また、対地作業装置3は、対地作業を行う作業部30と、作業部30を支える補助輪31とを備えている。
また、走行車両2の幅W1は、対地作業装置3の幅WR,WFよりも大きい。
この構成によれば、走行車両2の幅の広さ分だけの通路を確保できれば、作業機1を侵入させることができるため、広い通路を確保することが困難な果樹園等の圃場であっても作業機1を侵入させて作業を行うことができる。
この構成によれば、走行車両2の車高が低く構成されることによって、作業機1の侵入に対する障害物(果樹の枝等)が上方にある果樹園等の圃場であっても、走行車両2を運転する作業者の頭等が障害物に接触することを防止できる。
この構成によれば、走行車両2の後部に備えたられた装着部(後方装着部)6Rに対して、対地作業装置(後方対地作業装置)3Rを確実に装着することができる。
この構成によれば、伝達部材13を第1延設体14Lと第2延設体14Rとの間の配置部15に配置することができるため、動力取出機構51から取り出された動力を対地作業装置(後方対地作業装置)3Rに短い距離で円滑に伝達することができる。また、伝達部材13に対する意図しない接触を防止することができる。
この構成によれば、運転席4の前方の視界が原動機50により遮られないため、運転席4の前方に配置された対地作業装置(前方対地作業装置)3Fによる作業の状況を、作業者が運転席4に着座した状態において確認することができる。
この構成によれば、運転席4に着座した作業者は、操縦台46に支持された操舵装置47を操作しながら、対地作業装置(前方対地作業装置)3Fによる作業の状況を確認することができる。
この構成によれば、運転席4に着座した作業者は、ステップ44,45越しに対地作業装置(前方対地作業装置)3Fを見て作業の状況を確認することができる。
また、ステップ44,45は、操縦台46の両側に位置する第1足置き部44と、操縦台46と運転席4との間に配置された第2足置き部45とを有し、第1足置き部44の前方に対地作業装置(前方対地作業装置)3Fが設けられている。
また、作業機1は、運転席4の前方に設けられたアクセルペダル48を備え、アクセルペダル48の前方に対地作業装置(前方対地作業装置)3Fが取り付けられている。
また、操舵装置47と対地作業装置(前方対地作業装置)3Fとの距離LF1は、運転席4と操舵装置47との距離L1より短い。
この構成によれば、運転席4に着座して操舵装置47を操作する作業者から見て、対地作業装置(前方対地作業装置)3Fが近い位置に見えるため、対地作業装置(前方対地作業装置)3Fによる作業の状況を容易に確認することができる。
この構成によれば、運転席4に着座して操舵装置47を操作する作業者から見て、装着部(前方装着部)6Fに装着された対地作業装置(前方対地作業装置)3Fが近い位置に見えるため、対地作業装置(前方対地作業装置)3Fによる作業の状況を容易に確認することができる。
この構成によれば、蓄電装置27から供給される電力によって対地作業装置(前方対地作業装置)3Fを駆動することができる。また、蓄電装置27と対地作業装置(前方対地作業装置)3Fとを接続する配線を短くすることができる。
この構成によれば、運転席4に着座した作業者は、操縦台46の前方に配置された資材容器61に貯留された資材の残量を確認しながら作業を行うことができる。
本発明の一態様に係る作業機1は、走行車両2と、走行車両2の後部に設けられた原動機50と、走行車両2の原動機50の前方に設けられ且つ走行車両2の高さ方向において原動機50とオーバラップする座部4aを有する運転席4と、原動機50の動力によって駆動する草刈装置57と、走行車両2に装着された対地作業装置3と、を備えている。
この構成によれば、車高の高さに制限がある果樹園等の圃場において、走行車両2の前部に連結された対地作業装置(前方対地作業装置)3Fによって、草刈りとは異なる作業(例えば、肥料や薬剤の散布、播種など)を行うことができる。
この構成によれば、車高の高さに制限がある果樹園等の圃場において、走行車両2の後部に連結された対地作業装置(後方対地作業装置)3Rによって、草刈りとは異なる作業(例えば、肥料や薬剤の散布、播種など)を行うことができる。
この構成によれば、対地作業装置3を補助輪31にて移動可能に支持することが可能であり、対地作業装置3を支持するための複雑な機構を必要としない。
また、走行車両2の幅W1は、対地作業装置(後方対地作業装置3R、前方対地作業装置3F)の幅WR,WFよりも大きい。
また、対地作業装置3の高さHR1,HR2,HF1は、走行車両2の高さH1,H2,H3よりも高い。
また、作業機1は、運転席4の前方に設けられた操舵装置47を備え、操舵装置47の前方に対地作業装置(前方対地作業装置)3Fが取り付けられている。
また、作業機1は、運転席4の下側に設けられたステップ44,45を備え、ステップ44,45の前方に対地作業装置(前方対地作業装置)3Fが取り付けられている。
この構成によれば、運転席4に着座した作業者は、ステップ44,45越しに対地作業装置(前方対地作業装置)3Fを見て作業の状況を確認することができる。
この構成によれば、運転席4に着座した作業者は、操縦台46の両側に位置する第1足置き部44越しに対地作業装置(前方対地作業装置)3Fを見て作業の状況を確認することができる。
この構成によれば、運転席4に着座した作業者は、アクセルペダル48越しに対地作業装置(前方対地作業装置)3Fを見て作業の状況を確認することができる。
また、操舵装置47と対地作業装置(前方対地作業装置)3Fとの距離LF1は、運転席4と操舵装置47との距離L1より短い。
また、作業機1は、対地作業装置(前方対地作業装置)3Fを走行車両2に装着する装着部(前方装着部)6Fを備え、操舵装置47と装着部(前方装着部)6Fとの距離LF2は、運転席4と操舵装置47との距離L1より短い。
以上、本発明について説明したが、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
2 走行車両
3 対地作業装置
3R 後方対地作業装置(対地作業装置)
6 装着部
6R 後方装着部
13 伝達部材
14L 第1延設体
14R 第2延設体
15 配置部
20 草刈機
30 作業部
31 補助輪
50 原動機
51 動力取出機構
52 内部出力軸
53 プーリ
55 外部出力軸
57 草刈装置
Claims (18)
- 走行車両と、
前記走行車両に設けられた原動機と、
前記原動機の動力によって駆動する草刈装置と、
前記原動機の動力を外部に取り出す動力取出機構と、
を備えた草刈機。 - 前記動力取出機構によって取り出された動力により駆動する対地作業装置を装着する装着部を備えている請求項1に記載の草刈機。
- 前記原動機は、前記走行車両の進行方向を向く内部出力軸を有し、前記動力取出機構は、前記内部出力軸の動力を外部に取り出す外部出力軸を有している請求項1又は2に記載の草刈機。
- 前記走行車両に設けられた運転席を備え、
前記原動機は、前記運転席の後部に配置され、
前記動力取出機構は、前記原動機の動力を前記走行車両の後部に取り出す請求項1〜3のいずれかに記載の草刈機。 - 前記走行車両に設けられた走行装置を備え、
前記動力取出機構は、前記原動機から前記草刈装置へ伝達される動力及び前記走行装置へ伝達される動力のうち、前記原動機から前記走行装置へ伝達される動力を外部に取り出す請求項1〜4のいずれかに記載の草刈機。 - 前記走行車両に設けられた走行装置を備え、
前記動力取出機構は、前記原動機から前記草刈装置へ伝達される動力及び前記走行装置へ伝達される動力のうち、前記原動機から前記草刈装置へ伝達される動力を外部に取り出す請求項1〜4のいずれかに記載の草刈機。 - 前記動力取出機構は、前記原動機の内部出力軸に取付けられたプーリと、前記プーリに固定された外部出力軸と、を有している請求項1〜4のいずれかに記載の草刈機。
- 走行車両と、前記走行車両に設けられた原動機と、前記原動機の動力によって駆動する草刈装置と、前記原動機の動力を外部に取り出す動力取出機構とを備えた草刈機と、
前記動力取出機構によって取り出された動力により駆動する対地作業装置と、
を備えた作業機。 - 前記原動機は、前記走行車両の進行方向を向く内部出力軸を有し、前記動力取出機構は、前記内部出力軸の動力を外部に取り出す外部出力軸を有している請求項8に記載の作業機。
- 前記走行車両に設けられた運転席を備え、
前記原動機は、前記運転席の後部に配置され、
前記動力取出機構は、前記原動機の動力を前記走行車両の後部に取り出す請求項8又は9に記載の作業機。 - 前記走行車両に設けられた走行装置を備え、
前記動力取出機構は、前記原動機から前記草刈装置へ伝達される動力及び前記走行装置へ伝達される動力のうち、前記原動機から前記走行装置へ伝達される動力を外部に取り出す請求項8〜10のいずれかに記載の作業機。 - 前記走行車両に設けられた走行装置を備え、
前記動力取出機構は、前記原動機から前記草刈装置へ伝達される動力及び前記走行装置へ伝達される動力のうち、前記原動機から前記草刈装置へ伝達される動力を外部に取り出す請求項8〜10のいずれかに記載の作業機。 - 前記動力取出機構は、前記原動機の出力軸に取付けられたプーリと、前記プーリに固定された外部出力軸と、を有している請求項8〜10のいずれかに記載の作業機。
- 前記対地作業装置は、対地作業を行う作業部と、前記作業部を支える補助輪とを備えている請求項8〜13のいずれかに記載の作業機。
- 前記走行車両の幅は、前記対地作業装置の幅よりも大きい請求項8〜14のいずれかに記載の作業機。
- 前記対地作業装置の高さは、前記走行車両の高さよりも高い請求項8〜15のいずれかに記載の作業機。
- 前記走行車両は、前記後部に前記対地作業装置を装着する装着部を備え、
前記装着部は、前記走行車両の幅方向一方側に固定され且つ前記走行車両の後方に延びる第1延設体と、前記走行車両の幅方向他方側に設けられ且つ前記走行車両の後方に延びる第2延設体と、を有している請求項8〜16のいずれかに記載の作業機。 - 前記装着部は、前記第1延設体と前記第2延設体との間に前記動力取出機構から取り出された動力を前記対地作業装置に伝達する伝達部材を配置する配置部を備えている請求項17に記載の作業機。
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