JP2020002624A - 断熱パネル、断熱パネルの敷設構造及びその施工方法 - Google Patents

断熱パネル、断熱パネルの敷設構造及びその施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構成で、施工が容易であり、かつ、気密性能及び水密性能が確保される断熱パネル、断熱パネルの敷設構造及びその施工方法を提供すること。【解決手段】断熱パネル5は、一端部において上部から側方に突出して形成され受け部512の上面512aに載置される一端側上部構成部517と、一端部において一端側上部構成部517の下面から下方に延びる一端側下部側面518と、を有するパネル本体51と、一端側下部側面518に沿って配置される第1弾性部材52と、パネル本体51の一端部の下面と第1弾性部材52の下面とを接続する第1シート材53と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、断熱パネル、断熱パネルの敷設構造及びその施工方法に関する。
従来、例えば、隣接する断熱パネルの接続部において、一方側の断熱パネルの端部の上面に他方側の断熱パネルの端部の下面が載置され、隣接する断熱パネルの間にシール材が配置される断熱パネルの敷設構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−252895号公報
断熱パネルの敷設構造においては、隣接する断熱パネルの間にシール材などを配置して、気密性能及び水密性能を向上させるように構成される。隣接する断熱パネルの間にシール材などを配置する場合には、施工時にシール材がずれて気密性能及び水密性能が悪化する可能性もあり、施工の容易性も求められることから、施工において改善の余地がある。
隣接する断熱パネルの接続部において、簡易な構成で、施工が容易であり、かつ、気密性能及び水密性能が確保される断熱パネルの敷設構造が求められている。
本発明は、簡易な構成で、施工が容易であり、かつ、気密性能及び水密性能が確保される断熱パネル、断熱パネルの敷設構造及びその施工方法を提供することを目的とする。
本発明は、少なくとも一端部が受け部(例えば、後述の棟側下部突出受け部512、転び止め34)の上面に載置される断熱パネル(例えば、後述の断熱パネル5)であって、一端部において上部から側方に突出して形成され前記受け部の上面に載置される一端側上部構成部(例えば、後述の軒側上部突出部517)と、一端部において前記一端側上部構成部の下面から下方に延びる一端側下部側面(例えば、後述の軒側下部段差側面518)と、を有するパネル本体(例えば、後述のパネル本体51)と、前記一端側下部側面に沿って配置される第1弾性部材(例えば、後述の第1弾性部材52)と、前記パネル本体の一端部の下面と前記第1弾性部材とを接続する第1シート材(例えば、後述の第1シート材53)と、を備える断熱パネルに関する。
また、前記パネル本体は、他端部において下部から側方に突出して形成される前記受け部としての他端側下部受け部を有し、前記一端側上部構成部は、隣りの断熱パネルの前記他端側下部受け部の上面に載置されることが好ましい。
また、前記断熱パネルの幅方向の端部の側面に沿って配置される第2弾性部材(例えば、後述の第2弾性部材54)と、前記断熱パネルの幅方向の端部の下面と前記第2弾性部材とを接続する第2シート材(例えば、後述の第2シート材55)と、を備えることが好ましい。
本発明は、受け部(例えば、後述の棟側下部突出受け部512、転び止め34)の上面(例えば、後述の上面512a)に断熱パネル(例えば、後述の断熱パネル5)の一端部が載置される断熱パネル(例えば、後述の断熱パネル5)の敷設構造であって、一端部において上部から側方に突出して形成され前記受け部の上面に載置される一端側上部構成部(例えば、後述の軒側上部突出部517)と、一端部において前記一端側上部構成部の下面から下方に延びる一端側下部側面(例えば、後述の軒側下部段差側面518)と、を有するパネル本体(例えば、後述のパネル本体51)と、前記一端側下部側面に沿って配置される第1弾性部材(例えば、後述の第1弾性部材52)と、前記パネル本体の一端部の下面と前記第1弾性部材とを接続する第1シート材(例えば、後述の第1シート材53)と、を備える断熱パネルの敷設構造に関する。
また、前記断熱パネルの敷設構造は、隣接して配置され互いが接続される断熱パネルを備え、前記隣接する断熱パネルの接続部(例えば、後述の接続部50)において、前記パネル本体は、他端部において下部から隣りの断熱パネル側に突出して形成される前記受け部としての他端側下部受け部を有し、前記一端側上部構成部は、一端部において上部から隣りの断熱パネル側に突出して形成され、隣りの断熱パネルの前記他端側下部受け部の上面に載置されることが好ましい。
また、前記断熱パネルは、前記断熱パネルの幅方向の側方に配置される側方部材(例えば、後述の垂木4)の側面(例えば、後述の側面4b)に沿って敷設されており、前記断熱パネルの幅方向の端部の側面に沿って配置される第2弾性部材(例えば、後述の第2弾性部材54)と、前記断熱パネルの幅方向の端部の下面と前記第2弾性部材とを接続する第2シート材(例えば、後述の第2シート材55)と、を備えることが好ましい。
また、本発明は、前記断熱パネルの敷設構造の施工方法であって、前記断熱パネルの前記一端側上部構成部を上方側から下方側に移動させて前記受け部の上面に載置することで、前記第1シート材を上方側に折り曲げて、前記受け部の側面と前記一端側下部側面との間に、前記第1弾性部材を圧接して配置する工程を含む断熱パネルの敷設構造の施工方法に関する。
また、前記断熱パネルの幅方向の側方に配置される側方部材の側面に沿って前記断熱パネルを敷設する施工方法であって、前記断熱パネルの幅方向の端部の側面に沿って配置される第2弾性部材と、前記断熱パネルの幅方向の端部の下面と前記第2弾性部材の下面とを接続する第2シート材と、を備え、前記断熱パネルを上方側から下方側に移動させて前記側方部材の側面に配置することで、前記第2シート材を上方側に折り曲げて、前記側方部材の側面と前記断熱パネルの幅方向の端部の側面との間に、前記第2弾性部材を圧接して配置する工程を含むことが好ましい。
本発明によれば、簡易な構成で、施工が容易であり、かつ、気密性能及び水密性能が確保される断熱パネル、断熱パネルの敷設構造及びその施工方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る屋根構造体の縦断面図である。 本実施形態に係る屋根構造体の横断面図である。 隣接する断熱パネルの接続部を示す拡大断面図である。 断熱パネルの斜視図である。 断熱パネルの敷設構造の施工方法を説明する斜視図である。 隣接する断熱パネル同士を接続する場合の施工方法を説明する図であって、(a)は、接続前を示す図であり、(b)は、接続後を示す図である。 垂木の隣りに断熱パネルを設置する場合の施工方法を説明する図であって、(a)は、設置前を示す図であり、(b)は、設置後を示す図である。
以下、本発明の屋根構造体の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態においては、断熱パネル5の敷設構造を屋根構造体1に適用した例について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る屋根構造体1の縦断面図である。図2は、本実施形態に係る屋根構造体1の横断面図である。図3は、隣接する断熱パネル5の接続部50を示す拡大断面図である。図4は、断熱パネル5の斜視図である。
屋根構造体1は、図1及び図2に示すように、複数の柱21と、複数の小屋梁22と、複数の小屋束23と、軒桁31と、棟木32と、複数の母屋33と、複数の垂木4(側方部材)(図2参照)と、複数の断熱パネル5と、複数の通気垂木24(図2参照)と、下側野地板25と、上側野地板26と、を備える。
図1に示すように、複数の柱21は、上下方向に延びて形成され、地面に対して立設されている。
複数の小屋梁22は、略水平方向に延びて形成され、複数の柱21の上部に掛け渡されている。
小屋梁22の上部には、複数の小屋束23が立設されている。複数の小屋束23は、上下方向に延びて形成され、軒側と棟側との間に並んで配置される。複数の小屋束23は、屋根構造体1の屋根11の斜面の傾斜に合わせて、棟側から軒側に向かうに従って、上下方向の長さが徐々に短くなるように形成される。
軒桁31は、略水平方向に延びて形成され、屋根11の軒側の下端部に配置される。
棟木32は、軒桁31に略平行に水平に延びて形成され、屋根11の棟側の上端部に配置される。
複数の母屋33は、軒桁31と棟木32との間において軒桁31及び棟木32に略平行に延びて形成され、複数の小屋束23の上端部に配置される。
複数の垂木4は、複数の母屋33の上部に配置される。複数の垂木4は、それぞれ、屋根11の傾斜方向に延びる長尺の部材である。図2に示すように、複数の垂木4は、屋根11の傾斜方向に直交する方向に離間して配置され、略平行に延びる。垂木4は、断熱パネル5(後述)の幅方向の側方に配置される。
複数の断熱パネル5は、屋根11の傾斜方向において屋根11の傾斜方向並んで配置されると共に、屋根11の傾斜方向の直交する方向において垂木4と垂木4との間に配置される。
断熱パネル5は、屋根11の傾斜方向において、図1に示すように、軒桁31、棟木32及び母屋33の上部に配置される。断熱パネル5は、屋根11の傾斜方向に沿って複数設けられる。隣接する断熱パネル5は、接続部50において互いが接続されて敷設される。断熱パネル5の敷設構造の詳細については後述する。
軒桁31、棟木32及び母屋33の上端部の軒側には、傾斜面311,321,331が形成される。傾斜面311,321,331は、屋根11の傾斜角度に沿う角度に傾斜するように、上り傾斜に傾斜されている。傾斜面311,321,331を予め斜めに切り欠いて形成することで、断熱パネル5を傾斜面311,321,331に沿うように配置できるため、断熱パネル5の施工作業が容易となる。
軒桁31の上端部には、転び止め34が固定される。転び止め34は、例えば直方体形状に形成され、軒桁31の傾斜面311に固定される。転び止め34により、複数の断熱パネル5の軒側の端部が支持される。これにより、屋根11の軒側の端部において断熱パネル5を支持できるため、断熱パネル5の施工作業が容易となる。
下側野地板25は、図2に示すように、複数の断熱パネル5及び複数の垂木4の上に配置される。第1野地板121は、屋根11の傾斜方向に延びる。下側野地板25としては、構造用合板等の板材が用いられる。下側野地板25は、所定の枚数を組み合わせて、屋根11の全体を覆うように敷設されている。
複数の通気垂木24は、下側野地板25の上部に並べて配置される。複数の通気垂木24は、それぞれ、屋根11の傾斜方向に延びる。複数の通気垂木24は、屋根11の傾斜方向に直交する方向に離間して配置される。
上側野地板26は、複数の通気垂木24の上に配置される。上側野地板26は、屋根11の傾斜方向に延びる。上側野地板26としては、構造用合板等の板材が用いられる。上側野地板26は、所定の枚数を組み合わせて、屋根11の全体を覆うように敷設されている。
以上のように構成される下側野地板25、複数の通気垂木24及び上側野地板26は、下側野地板25と上側野地板26との間に複数の通気垂木24を配置することにより、通気垂木24の高さに相当する通気層27が形成される。通気層27は、通気口(図示せず)を通じて屋外空間と連通しており、常時、外気による換気がなされている。
断熱パネル5の敷設構造について説明する。
図1及び図3に示すように、複数の断熱パネル5は、屋根11の傾斜方向において、隣接する断熱パネル5同士が接続部50において接続されて並べられて配置されている。また、断熱パネル5は、屋根11の傾斜方向の直交する方向において垂木4と垂木4との間に配置される。
断熱パネル5は、図4に示すように、パネル本体51と、第1弾性部材52と、第1シート材53と、第2弾性部材54と、第2シート材55と、を有する。
パネル本体51は、屋根11の傾斜方向に直交する方向に幅を有すると共に、屋根11の傾斜方向に延び、厚みを有して形成される。
パネル本体51は、屋根11の傾斜方向において、軒側の一端部に形成される軒側段部516(一端部側段部)と、棟側の他端部に形成される棟側段部511(他端部側段部)と、を有する。
また、パネル本体51は、屋根11の傾斜方向に直交する幅方向の両端部の側面が、上下方向及び屋根11の傾斜方向に延びる平面状に形成される。
パネル本体51は、高い断熱性を有するとともに、強度的に優れ、吸湿性が小さいものが望ましい。本実施形態においては、パネル本体51は、例えば、独立気泡の発泡ポリウレタン板が用いられている。この発泡ポリウレタンは、水を通しにくい素材であり、長期使用に亘っても型くずれしにくいため、高い断熱性を長く保つことができる。
屋根11の傾斜方向においては、隣接する一方側の断熱パネル5Aと他方側の断熱パネル5Bの接続部50において、図3に示すように、一方側の断熱パネル5Aのパネル本体51の棟側段部511と、他方側の断熱パネル5Bのパネル本体51の軒側段部516とは、接続される。
軒側段部516は、図4に示すように、段差状に形成され、軒側上部突出部517(一端側上部構成部)と、軒側下部段差側面518(一端側下部側面)と、を有する。
軒側上部突出部517は、図3に示すように、軒側の一端部において上部から隣りの断熱パネル5側の側方に突出して形成される。軒側上部突出部517は、隣りの断熱パネル5の棟側下部突出受け部512(後述)の上面512aに載置される。
軒側下部段差側面518は、軒側の一端部に配置される軒側段部516において、軒側上部突出部517よりも棟側(他端部側)に配置され、軒側上部突出部517の下面から下方に延びる。軒側下部段差側面518は、軒側上部突出部517の下面における棟側の端部から下方側に延びる面により構成される。
棟側段部511は、図4に示すように、段差状に形成され、棟側下部突出受け部512(他端側下部受け部)と、棟側上部段差側面513(他端側上部段差側面)と、を有する。
棟側下部突出受け部512は、図3に示すように、棟側の他端部において下部から隣りの断熱パネル5側の側方に突出して形成される。棟側下部突出受け部512の上面512aには、隣りの断熱パネル5の軒側上部突出部517が載置される。
棟側上部段差側面513は、図4に示すように、他端部に配置される棟側段部511において、棟側下部突出受け部512よりも軒側(一端部側)に配置され、棟側下部突出受け部512の上面512aから上方に延びる。棟側上部段差側面513は、棟側下部突出受け部512の上面512aにおける軒側の端部から上方側に延びる面により構成される。
第1弾性部材52は、図3及び図4に示すように、隣接する断熱パネル5の接続部50に配置される断熱パネル5の軒側の端部において、軒側下部段差側面518に接着されていない状態で、軒側上部突出部517の下方に形成される軒側下部段差側面518に沿って屋根11の傾斜方向に直交する方向に延びて配置される。第1弾性部材52は、パネル本体51の下面における屋根11の傾斜方向に直交する方向の端部に第2シート材55(後述)が貼り付けられた状態において、屋根11の傾斜方向に直交する方向の両端部が、第2シート材55の屋根11の傾斜方向に直交する方向の外側の端部まで延びる。
第1弾性部材52は、隣接する断熱パネル5の接続部50において、隣接するパネル本体51の間に圧接して配置される。本実施形態では、第1弾性部材52として、例えば、EPDM(エチレン・プロピレン・ジエンゴム)などの発泡体を用いている。
第1シート材53は、図3に示すように、隣接する断熱パネル5の接続部50に配置される断熱パネル5の軒側の端部において、パネル本体51の軒側の端部(一端部)の下面と第1弾性部材52の下面とを接続する。第1シート材53は、シート状に形成され、屋根11の傾斜方向に幅を有して形成され、パネル本体51の軒側の端部に沿って、屋根11の傾斜方向に直交する方向に延びる。第1シート材53は、パネル本体51の下面における屋根11の傾斜方向に直交する方向の端部に第2シート材55(後述)が貼り付けられた状態において、屋根11の傾斜方向に直交する方向の両端部が、第2シート材55の屋根11の傾斜方向に直交する方向の外側の端部まで延びる。第1シート材53は、パネル本体51の屋根11の傾斜方向に直交する方向において、第2シート材55の屋根11の傾斜方向に直交する方向の外側の両端部の間に亘って貼り付けられている。
図4に示すように、屋根11の傾斜方向において、第1シート材53の幅は、軒側下部段差側面518から軒側に延出する長さが、第1弾性部材52における軒側下部段差側面518から軒側の端部までの長さよりも長く形成される。第1シート材53は、第1弾性部材52よりも軒側(外側)に突出する幅を有して形成されている。
パネル本体51の下面における屋根11の傾斜方向に直交する方向の端部に第2シート材55(後述)が貼り付けられた状態において、第1シート材53の屋根11の傾斜方向に直交する方向の外側の両端部の棟側の部分は、パネル本体51の下面に貼り付けられた第2シート材55の軒側の端部に重ねて貼り付けられている。
第1シート材53は、パネル本体51の下面の全面には貼り付けられておらず、パネル本体51の軒側の端部の下面と第1弾性部材52の下面とに跨って貼り付けられている。本実施形態では、第1シート材53として、例えば、ポリエチレン等を材料としたシートを用いている。なお、第1シート材53は、パネル本体51の下面の全面には貼り付けられていてもよい。また、第1シート材53は、防湿機能や防水機能を有していてもよいし、有していなくてもよい。
第2弾性部材54は、図2及び図4に示すように、屋根11の傾斜方向に直交する方向(複数の断熱パネル5が並ぶ方向に交差する方向)において、断熱パネル5のパネル本体51の幅方向の端部の側面51aと垂木4の側面4bとの間に配置される。第2弾性部材54は、断熱パネル5のパネル本体51の端部の側面51aに接着されていない状態で、断熱パネル5の幅方向の端部の側面に沿って屋根11の傾斜方向に延びて配置される。第2弾性部材54は、断熱パネル5と垂木4との間に圧接して配置される。本実施形態では、第2弾性部材54として、例えば、EPDM(エチレン・プロピレン・ジエンゴム)などの発泡体を用いている。
第2弾性部材54の軒側の端部54aは、図4に示すように、パネル本体51の軒側のコーナ部分において、屋根11の傾斜方向に直交する方向の端部よりも内側の位置において、第1弾性部材52の棟側の側面52aに対向した状態で、第1弾性部材52の棟側の側面52aに当接して配置される。なお、第2弾性部材54の軒側の端部54aは、第1弾性部材52の棟側の側面52aに当接することに限られない。第2弾性部材54の軒側の端部54aは、第1弾性部材52の棟側の側面52aに接触せずに、第2弾性部材54の軒側の端部54aと第1弾性部材52の棟側の側面52aとの間に僅かな隙間が形成されていてもよい。
第2シート材55は、図2に示すように、パネル本体51における屋根11の傾斜方向に直交する方向(パネル本体51の幅方向)の端部において、パネル本体51の幅方向の端部の下面と第2弾性部材54の下面とを接続する。第2シート材55は、シート状に形成され、屋根11の傾斜方向に直交する方向に幅を有して形成され、パネル本体51における屋根11の傾斜方向に直交する方向の端部に沿って屋根11の傾斜方向に延びる。第2シート材55は、棟側の端部が、パネル本体51の棟側下部突出受け部512の棟側の側面まで延び、軒側の端部が、パネル本体51の軒側下部段差側面518まで延びる。第2シート材55は、パネル本体51の下面における棟側の端部と軒側の端部との間において、パネル本体51の棟側下部突出受け部512の棟側の側面と軒側下部段差側面518とに亘って貼り付けられている。
図4に示すように、屋根11の傾斜方向に直交する方向(パネル本体51の幅方向)において、第2シート材55の幅は、断熱パネル5のパネル本体51の側面51aから外側に延出する長さが、第2弾性部材54における断熱パネル5のパネル本体51の側面51aから外側の端部までの長さよりも長く形成される。第2シート材55は、第2弾性部材54よりも屋根11の傾斜方向に直交する方向の外側に突出する幅を有して形成されている。
第2シート材55は、パネル本体51の下面の全面には貼り付けられておらず、パネル本体51における屋根11の傾斜方向に直交する方向の端部の下面と第2弾性部材54の下面とに跨って貼り付けられている。本実施形態では、第2シート材55として、例えば、ポリエチレン等を材料としたシートを用いている。なお、第2シート材55は、パネル本体51の下面の全面には貼り付けられていてもよい。また、第2シート材55は、防湿機能や防水機能を有していてもよいし、有していなくてもよい。
次に、断熱パネル5の敷設構造の施工方法について説明する。図5は、断熱パネル5の敷設構造の施工方法を説明する斜視図である。図6は、隣接する断熱パネル5同士を接続する場合の施工方法を説明する図であって、図6(a)は、接続前を示す図であり、図6(b)は、接続後を示す図である。図7は、垂木4の隣りに断熱パネル5を設置する場合の施工方法を説明する図であって、図7(a)は、設置前を示す図であり、図7(b)は、設置後を示す図である。
本実施形態の施工方法においては、図5に示すように、断熱パネル5を垂木4の間に配置しながら、屋根11の傾斜方向において隣接する断熱パネル5同士を接続する方法について説明する。
屋根11の傾斜方向においては、図1に示すように、複数の断熱パネル5は、屋根11の傾斜方向に沿って配置される。断熱パネル5は、軒側において軒桁31に支持され、屋根11の傾斜方向の途中において母屋33に支持され、棟側の他端部において棟木32に支持される。最も軒側の断熱パネル5の軒側の一端部は、転び止め34に接続される。隣接する断熱パネル5は、軒側(一方側)の断熱パネル5Aと棟側(他方側)の断熱パネル5Bとの接続部50において接続される。
本実施形態においては、以下の説明において、例えば、隣接する断熱パネル5の敷設構造について説明する。しかし、最も軒側の断熱パネル5の軒側の一端部が転び止め34に載置される敷設構造も、隣接する断熱パネル5の敷設構造と同様の構成を有する。そのため、最も軒側の断熱パネル5の軒側の一端部が転び止め34に載置される敷設構造の説明は、以下に説明する隣接する断熱パネル5の敷設構造の説明を援用できる。最も軒側の断熱パネル5の軒側の一端部において転び止め34に接続される場合には、転び止め34は、断熱パネル5のパネル本体51の棟側下部突出受け部512に対応し、受け部を構成する。
図5に示すように、例えば、軒側の断熱パネル5Aを敷設した状態で、隣接する棟側の断熱パネル5Bを敷設する場合には、隣接する棟側の断熱パネル5Bの軒側上部突出部517を上方側から下方側に移動させて、軒側の断熱パネル5Aの棟側下部突出受け部512の上面512aに棟側の断熱パネル5Bの軒側上部突出部517を載置することで、第1シート材53を棟側下部突出受け部512の上面512aに一旦接触させて、第1シート材53を上方側に折り曲げて、棟側下部突出受け部512の側面と軒側下部段差側面518との間に、第1弾性部材52を圧接して配置する。
具体的には、図6(a)及び(b)に示すように、軒側の断熱パネル5Aを敷設した状態で、隣接する断熱パネル5において、軒側の断熱パネル5Aに対して、棟側の断熱パネル5Bを上方側から下方側に落とし込む。これにより、第1シート材53の軒側の下面が、軒側の断熱パネル5Aの棟側下部突出受け部512の上面512aに一旦接触して、第1シート材53が棟側の断熱パネル5Bの軒側下部段差側面518に沿うように上方側に折り曲げられる。第1シート材53が軒側下部段差側面518に沿うように上方側に折り曲げられることで、第1弾性部材52が約90°向きを変えるように、軒側下部段差側面518に押し付けられて、第1弾性部材52は、軒側の断熱パネル5Aのパネル本体51の棟側下部突出受け部512の側面と、棟側の断熱パネル5Bのパネル本体51の軒側下部段差側面518と、の間に圧接された状態で挟み込まれる。
これにより、断熱パネル5を、図6に示すように、軒側の断熱パネル5Aを敷設した状態で、軒側の断熱パネル5Aに対して棟側の断熱パネル5Bを上方側から下方側に落とし込むだけで、断熱パネル5Aの棟側下部突出受け部512の側面と断熱パネル5Bの軒側下部段差側面518との間に第1弾性部材52を圧接して配置することができる。よって、気密性能及び水密性能が確保された状態で、棟側の断熱パネル5Bを、隣接する軒側の断熱パネル5Aに容易に敷設することができる。
ここで、本実施形態においては、複数の断熱パネル5を、屋根11の傾斜方向の下方側から上方側に順に敷設する。そのため、断熱パネル5Aを軒側(屋根11の傾斜方向の下方側)に配置し、断熱パネル5Bを棟側(屋根11の傾斜方向の上方側)に配置することで、軒側の断熱パネル5Aの棟側下部突出受け部512に、棟側の断熱パネル5Bの軒側上部突出部517を載置できる。これにより、隣接する棟側の断熱パネル5Bを上方側から下方側に移動させて軒側の断熱パネル5Aに落とし込むだけで、複数の断熱パネル5を容易に敷設することができる。
また、断熱パネル5は、屋根11の傾斜方向に直交する方向においては、断熱パネル5は、屋根11の傾斜方向に直交する方向に離間して配置される垂木4と垂木4との間に配置される。
図5に示すように、例えば、垂木4を敷設した状態で、断熱パネル5を敷設する場合には、断熱パネル5を垂木4の長手方向に延びる側面4bに沿って、断熱パネル5のパネル本体51の側面51aを配置する。この場合には、垂木4の側面4bに沿って断熱パネル5を上方側から下方側に移動させて、垂木4の側面4bに断熱パネル5を配置することで、第2シート材55を垂木4の上面4aに一旦接触させて、第2シート材55を上方側に折り曲げて、垂木4の側面4bと断熱パネル5のパネル本体51の幅方向の端部の側面51aとの間に、第2弾性部材54を圧接して配置する。
具体的には、図7(a)及び(b)に示すように、垂木4を敷設した状態で、垂木4の長手方向の側面4bに沿って、断熱パネル5を上方側から下方側に落とし込む。これにより、第2シート材55の外側の下面が垂木4の上面4aに一旦接触して、第2シート材55がパネル本体51の幅方向の端部の側面51aに沿うように上方側に折り曲げられる。第2シート材55がパネル本体51の幅方向の端部の側面51aに沿うように上方側に折り曲げられることで、第2弾性部材54が約90°向きを変えるように、パネル本体51の幅方向の端部の側面51aに押し付けられて、第2弾性部材54は、パネル本体51の幅方向の端部の側面51aと、垂木4の側面4bと、の間に圧接された状態で挟み込まれる。
これにより、断熱パネル5を、図7に示すように、垂木4を敷設した状態で、断熱パネル5を上方側から下方側に垂木4の側面4bに沿って落とし込むだけで、パネル本体51の幅方向の端部の側面51aと垂木4の側面4bとの間に第2弾性部材54を圧接して配置することができる。よって、気密性能及び水密性能が確保された状態で、断熱パネル5を垂木4の側面4bに沿って容易に敷設することができる。
以上のように構成される断熱パネル5は、屋根11の傾斜方向における隣接する断熱パネル5の接続部50において、第1弾性部材52が圧接した状態で挟み込まれる。これにより、施工が容易であると共に、断熱パネル12の接続部50における気密性能及び水密性能を確保することができる。
また、断熱パネル5の幅方向の端部における断熱パネル5と垂木4との間において、第2弾性部材54が圧接した状態で挟み込まれる。これにより、施工が容易であると共に、断熱パネル5の幅方向の端部における気密性能及び水密性能を確保することができる。
以上説明した本実施形態の断熱パネル5及び断熱パネル5の敷設構造によれば、以下のような効果を奏する。
本実施形態の断熱パネル5及び断熱パネル5の敷設構造は、棟側下部突出受け部512の上面512aに断熱パネル5の一端部が載置される断熱パネル5の敷設構造であって、一端部において上部から側方に突出して形成され棟側下部突出受け部512の上面512aに載置される軒側上部突出部517と、一端部において軒側上部突出部517の下面から下方に延びる軒側下部段差側面518と、を有するパネル本体51と、軒側下部段差側面518に沿って配置される第1弾性部材52と、パネル本体51の一端部の下面と第1弾性部材52とを接続する第1シート材53と、を備える。
そのため、軒側の断熱パネル5Aに対して棟側の断熱パネル5Bを上方側から下方側に落とし込むだけで、棟側下部突出受け部512の側面と軒側下部段差側面518との間に第1弾性部材52を圧接して配置することができる。よって、気密性能及び水密性能が確保された状態で、棟側の断熱パネル5Bを、隣接する軒側の断熱パネル5Aに容易に敷設することができる。これにより、簡易な構成で、施工が容易であり、かつ、気密性能及び水密性能を確保することができる。
また、断熱パネル5の接続部50において、軒側の断熱パネル5Aの棟側下部突出受け部512に、棟側の断熱パネル5Bの軒側上部突出部517を載置するため、断熱パネル5は、軒側の端部において、隣接する断熱パネル5に支持される。これにより、断熱パネル5の接続部50で支持しなくてもよく、断熱パネル5を下方で支持する数を少なくすることができる。例えば、断熱パネル5を下方で支持する母屋33の数を少なくすることができる。よって、簡易な構成で、断熱パネル5を設置できる。
また、本実施形態においては、断熱パネル5の幅方向の端部の側面51aに沿って配置される第2弾性部材54と、断熱パネル5の幅方向の端部の下面と第2弾性部材54とを接続する第2シート材55と、を備える。
そのため、垂木4を敷設した状態で、断熱パネル5を上方側から下方側に垂木4の側面4bに沿って落とし込むだけで、パネル本体51の幅方向の端部の側面51aと垂木4の側面4bとの間に第2弾性部材54を圧接して配置することができる。よって、気密性能及び水密性能が確保された状態で、断熱パネル5を垂木4の側面4bに沿って容易に敷設することができる。これにより、簡易な構成で、施工が容易であり、かつ、気密性能及び水密性能を確保することができる。
また、本実施形態においては、隣接する棟側の断熱パネル5Bを敷設する場合には、軒側の断熱パネル5Aの棟側下部突出受け部512の上面512aに、隣接する棟側の断熱パネル5Bの軒側上部突出部517を上方側から下方側に移動させて載置することで、第1シート材53を上方側に折り曲げて、棟側下部突出受け部512の側面と軒側下部段差側面518との間に、第1弾性部材52を圧接して配置する工程を含む。これにより、棟側の断熱パネル5Bを上方側から下方側に軒側の断熱パネル5Aを落とし込むだけで、棟側下部突出受け部512の側面と軒側下部段差側面518との間に、容易に、第1弾性部材52を圧接して配置できる。
また、本実施形態においては、垂木4の側面4bに沿って断熱パネル5を敷設する場合には、垂木4の側面4bに断熱パネル5を上方側から下方側に移動させて配置することで、第2シート材55を上方側に折り曲げて、垂木4の側面4bと断熱パネル5のパネル本体51の幅方向の端部の側面51aとの間に、第2弾性部材54を圧接して配置する。これにより、垂木4を敷設した状態で、断熱パネル5を上方側から下方側に垂木4の側面4bに沿って落とし込むだけで、パネル本体51の幅方向の端部の側面51aと垂木4の側面4bとの間に、容易に、第2弾性部材54を圧接して配置できる。
以上、本発明の断熱パネルの敷設構造の好ましい一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、前記実施形態においては、断熱パネルの敷設構造を屋根構造体に適用した例について説明したが、これに限定されない。例えば、断熱パネルの敷設構造を、天井構造体や床構造体などの構造物に適用してもよい。例えば、断熱パネルの敷設構造を天井構造体に適用した場合には、前記実施形態の屋根構造体における垂木に代えて、梁で構成することができる。また、断熱パネルの敷設構造を床構造体に適用した場合には、前記実施形態の屋根構造体における垂木に代えて、大引で構成することができる。
また、前記実施形態においては、パネル本体51において、棟側に棟側下部突出受け部512を配置し、軒側に軒側上部突出部517を配置したが、これに限定されず、その逆で、棟側に下部突出受け部(他端側下部受け部)を配置し、軒側に上部突出部(一端側上部構成部)を配置して、下部突出受け部に上部突出部を載置するように構成してもよい。
また、前記実施形態においては、断熱パネル5を野地板と別体で構成したが、これに限定されず、断熱パネルを野地板と一体で構成してもよい。
4 垂木(側方部材)
4b 側面(側方部材の側面)
5,5A,5B 断熱パネル
34 転び止め(受け部)
50 接続部
51 パネル本体
51a 断熱パネルの幅方向の端部の側面
52 第1弾性部材
53 第1シート材
54 第2弾性部材
55 第2シート材
512 棟側下部突出受け部(他端側下部受け部、受け部)
512a 上面(受け部の上面)
517 軒側上部突出部(一端側上部構成部)
518 軒側下部段差側面(一端側下部側面)

Claims (8)

  1. 少なくとも一端部が受け部の上面に載置される断熱パネルであって、
    一端部において上部から側方に突出して形成され前記受け部の上面に載置される一端側上部構成部と、一端部において前記一端側上部構成部の下面から下方に延びる一端側下部側面と、を有するパネル本体と、
    前記一端側下部側面に沿って配置される第1弾性部材と、
    前記パネル本体の一端部の下面と前記第1弾性部材とを接続する第1シート材と、を備える断熱パネル。
  2. 前記パネル本体は、他端部において下部から側方に突出して形成される前記受け部としての他端側下部受け部を有し、
    前記一端側上部構成部は、隣りの断熱パネルの前記他端側下部受け部の上面に載置される請求項1に記載の断熱パネル。
  3. 前記断熱パネルの幅方向の端部の側面に沿って配置される第2弾性部材と、
    前記断熱パネルの幅方向の端部の下面と前記第2弾性部材とを接続する第2シート材と、を備える請求項1又は2に記載の断熱パネル。
  4. 受け部の上面に断熱パネルの一端部が載置される断熱パネルの敷設構造であって、
    一端部において上部から側方に突出して形成され前記受け部の上面に載置される一端側上部構成部と、一端部において前記一端側上部構成部の下面から下方に延びる一端側下部側面と、を有するパネル本体と、
    前記一端側下部側面に沿って配置される第1弾性部材と、
    前記パネル本体の一端部の下面と前記第1弾性部材とを接続する第1シート材と、を備える断熱パネルの敷設構造。
  5. 前記断熱パネルの敷設構造は、隣接して配置され互いが接続される断熱パネルを備え、
    前記隣接する断熱パネルの接続部において、前記パネル本体は、他端部において下部から隣りの断熱パネル側に突出して形成される前記受け部としての他端側下部受け部を有し、
    前記一端側上部構成部は、一端部において上部から隣りの断熱パネル側に突出して形成され、隣りの断熱パネルの前記他端側下部受け部の上面に載置される請求項4に記載の断熱パネルの敷設構造。
  6. 前記断熱パネルは、前記断熱パネルの幅方向の側方に配置される側方部材の側面に沿って敷設されており、
    前記断熱パネルの幅方向の端部の側面に沿って配置される第2弾性部材と、
    前記断熱パネルの幅方向の端部の下面と前記第2弾性部材とを接続する第2シート材と、を備える請求項4又は5に記載の断熱パネルの敷設構造。
  7. 請求項4〜6のいずれかに記載の断熱パネルの敷設構造の施工方法であって、
    前記断熱パネルの前記一端側上部構成部を上方側から下方側に移動させて前記受け部の上面に載置することで、前記第1シート材を上方側に折り曲げて、前記受け部の側面と前記一端側下部側面との間に、前記第1弾性部材を圧接して配置する工程を含む断熱パネルの敷設構造の施工方法。
  8. 前記断熱パネルの幅方向の側方に配置される側方部材の側面に沿って前記断熱パネルを敷設する施工方法であって、
    前記断熱パネルの幅方向の端部の側面に沿って配置される第2弾性部材と、
    前記断熱パネルの幅方向の端部の下面と前記第2弾性部材の下面とを接続する第2シート材と、を備え、
    前記断熱パネルを上方側から下方側に移動させて前記側方部材の側面に配置することで、前記第2シート材を上方側に折り曲げて、前記側方部材の側面と前記断熱パネルの幅方向の端部の側面との間に、前記第2弾性部材を圧接して配置する工程を含む請求項7に記載の断熱パネルの敷設構造の施工方法。
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