JP2019533989A5

JP2019533989A5 - 抗ｐｄ−１抗体及びその使用

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Publication number: JP2019533989A5
Application number: JP2019512990A
Authority: JP
Filing date: 2017-09-14
Publication date: 2020-11-12
Anticipated expiration: 2037-09-14

Claims

（ｉ）３つのＣＤＲを含むＶ_Ｈ鎖；及び（ｉｉ）３つのＣＤＲを含むＶ_Ｌ鎖を含む抗ヒトＰＤ−１抗体であって、
Ｖ_ＨＣＤＲ＃１は、ＧＹＴＦＴＨＹＧＭＮ（配列番号１１）であり、
Ｖ_ＨＣＤＲ＃２は、ＷＶＮＴＹＴＧＥＰＴＹＡＤＤＦＫＧ（配列番号１２）であり、
Ｖ_ＨＣＤＲ＃３は、ＥＧＥＧＬＧＦＧＤ（配列番号１３）であり、
Ｖ_ＬＣＤＲ＃１は、ＲＳＳＱＳＩＶＨＳＨＧＤＴＹＬＥ（配列番号１４）であり、
Ｖ_ＬＣＤＲ＃２は、ＫＶＳＮＲＦＳ（配列番号１５）であり、
Ｖ_ＬＣＤＲ＃３は、ＦＱＧＳＨＩＰＶＴ（配列番号１６）である、抗ヒトＰＤ−１抗体。
ヒト化されている、請求項１に記載の抗ヒトＰＤ−１抗体。
配列番号３６の配列に対応するＶ_Ｈ鎖；及び配列番号４２の配列に対応するＶ_Ｌ鎖を含む、請求項１又は２に記載の抗ヒトＰＤ−１抗体。
ＩｇＧである、請求項１から３のいずれか一項に記載の抗ヒトＰＤ−１抗体。
ＩｇＧ_１である、請求項１から４のいずれか一項に記載の抗ヒトＰＤ−１抗体。
アミノ酸置換Ｌ２３４Ａ及びＬ２３５Ａを有する変異体ＣＨ２ドメインを含む、請求項５に記載の抗ヒトＰＤ−１抗体。
ＩｇＧ_４である、請求項４に記載の抗ヒトＰＤ−１抗体。
アミノ酸置換Ｓ２２８Ｐを有する変異体Ｆｃ領域を含む、請求項７に記載の抗ヒトＰＤ−１抗体。
カッパ軽定常領域を含む、請求項１から８のいずれか一項に記載の抗ヒトＰＤ−１抗体。
配列番号５１又は配列番号５２の配列に対応する重鎖、及び配列番号６１の配列に対応する軽鎖を含む、請求項３に記載の抗ヒトＰＤ−１抗体。
配列番号５１のアミノ酸配列からそれぞれなる重鎖及び配列番号６１のアミノ酸配列からそれぞれなる軽鎖からなるＩｇＧ抗体である、請求項１に記載の抗ヒトＰＤ−１抗体。
配列番号５２のアミノ酸配列からそれぞれなる重鎖及び配列番号６１のアミノ酸配列からそれぞれなる軽鎖からなるＩｇＧ抗体である、請求項１に記載の抗ヒトＰＤ−１抗体。
請求項１から１２のいずれか一項に記載の抗ヒトＰＤ−１抗体及び薬学的に許容される担体を含む医薬組成物。
抗ヒトＰＤ−１抗体をコードするヌクレオチド配列を含む核酸であって、抗体は、（ｉ）３つのＣＤＲを含むＶ_Ｈ鎖；及び（ｉｉ）３つのＣＤＲを含むＶ_Ｌ鎖を含み、ここで
Ｖ_ＨＣＤＲ＃１は、ＧＹＴＦＴＨＹＧＭＮ（配列番号１１）であり、
Ｖ_ＨＣＤＲ＃２は、ＷＶＮＴＹＴＧＥＰＴＹＡＤＤＦＫＧ（配列番号１２）であり、
Ｖ_ＨＣＤＲ＃３は、ＥＧＥＧＬＧＦＧＤ（配列番号１３）であり、
Ｖ_ＬＣＤＲ＃１は、ＲＳＳＱＳＩＶＨＳＨＧＤＴＹＬＥ（配列番号１４）であり、
Ｖ_ＬＣＤＲ＃２は、ＫＶＳＮＲＦＳ（配列番号１５）であり、
Ｖ_ＬＣＤＲ＃３は、ＦＱＧＳＨＩＰＶＴ（配列番号１６）である、核酸。
請求項１４に記載の核酸を含むベクター。
請求項１５に記載のベクターで形質転換された真核宿主細胞。
請求項１４に記載の核酸を発現するように遺伝子操作された真核宿主細胞。
哺乳動物宿主細胞である、請求項１６又は１７に記載の真核宿主細胞。
抗ヒトＰＤ−１抗体を生成する方法であって、（ａ）請求項１６から１８のいずれか一項に記載の宿主細胞を培養すること及び（ｂ）抗ヒトＰＤ−１抗体を回収することを含む、方法。
免疫系を活性化する必要のある患者の、免疫系の活性化に使用するための、請求項１から１２のいずれか一項に記載の抗ヒトＰＤ−１抗体。
がんを治療する必要のある患者において、がんの治療に使用するための、請求項１から１２のいずれか一項に記載の抗ヒトＰＤ−１抗体。
がんが、膀胱がん、乳がん、頭頸部がん、腎臓がん、肺がん、リンパ腫、黒色腫又は胃がんから選択される、請求項２１に記載の使用のための抗ヒトＰＤ−１抗体。
肺がんが、非小細胞肺がんである、請求項２２に記載の使用のための抗ヒトＰＤ−１抗体。