JP2019513995A - トルク検出装置および車両 - Google Patents

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Abstract

本発明は、軸(15)に時間的に変化する磁界を作用させるように形成された励磁ユニット(20)、および軸(15)により伝搬された磁界を検出するように形成された第1センサユニット(30)および第2センサユニット(40)を有する、筋力および/またはモータ力により駆動可能な車両(1)の軸(15)特にクランク軸(15)に対して回転軸線(X)に沿って作用するトルクを能動的に検出するトルク検出装置(100)に関する。第1および第2センサユニット(40)は、特に一般的に同一構造の場合、運転中に軸(15)に関して特に回転軸線(X)に関して相互に異なって配向されているように、関係において相互に異なる配向を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、トルク検出装置および車両に関する。本発明は、筋力および/またはモータ力で駆動可能な車両の軸特にクランク軸に対して回転軸線に沿って作用するトルクを能動的に検出するトルク検出装置および筋力および/またはモータ力で駆動可能な車両、自転車、電動自転車、イーバイク、電動アシスト自転車等に関する。
例えば車両工学の範囲内の駆動装置のモニタリングおよび/または制御において、駆動ユニットの軸に作用するトルクを検出することが好ましいことはしばしばある。
このために、軸に作用するトルクの値を推測可能にするために、軸内の機械的ねじりと関連する効果を利用したトルク検出装置が一般に使用される。この場合、機械荷重に依存して圧電効果または逆磁気ひずみ効果を示す材料が使用されてもよい。この場合、トルク値は、それぞれ、例えばタップで取り出せる受動電圧または測定可能な磁界およびその変化と関連する。
この場合、一方で、トルクが作用された材料それ自身が提供する電気変数または磁気変数のみに頼られることは不利である。他方で、このような方法は、熱的範囲内においては、例えば温度ドリフトの意味における妨害影響に基づき、または機械的範囲内においては、例えば駆動部品の発生する振動または変形の意味における妨害影響に基づいて、対応する測定エラーを同伴する。この測定エラーはしばしば発見されないまま残り、そのとき発生したトルクの検出値の評価において誤った解釈に導くことがある。
独立請求項の特徴を有する本発明によるトルク検出装置は、特別な材料的準備をすることなく、検査されるべき軸の範囲内において、軸に作用するトルクを信頼性および精度における高い尺度で決定可能であるという利点を有する。これは、本発明により、独立請求項1の特徴を有して、筋力および/またはモータ力により駆動可能な車両の静止または回転する軸、特に静止または回転するクランク軸に対して、回転軸線Xに沿って作用するトルクを能動的に検出するトルク検出装置が提供され、トルク検出装置は、軸に時間的に変化する磁界を作用させるように形成された励磁ユニット、および軸により伝搬された磁界を検出するように形成された第1センサユニットおよび第2センサユニットを有し、この場合、第1および第2センサユニットは、特に一般的に同一構造の場合、運転中に軸に関して特に回転軸線に関して相互に異なって配向されているように、関係において相互に異なる配向を有することにより達成される。本発明による特徴特に第1および第2センサユニットの相互に異なる配向により、これらのセンサユニットは、励磁ユニットにより時間的に変化する磁界特に交番磁界を作用させることによって励磁された、軸により伝搬された磁界を、異なる方法で検出する。次に、検出された信号の対応評価例えば差の形成により、検出された磁界内の、配向に依存した信号成分の意味における、トルク作用から発生した効果が、作用するトルクと関連する信号成分として、センサユニットの配向とは無関係かまたはほとんど無関係な妨害影響を含む第1および第2センサユニットの信号成分から分離されて観察される。
実際に、これは、両方のセンサユニットはトルクが作用される同一の軸を測定するが、異なる配向で測定することを意味する。この場合、一方のセンサユニットは、トルク作用と関連する磁界を特に高い感度で検出するように適合され、これに対して、第2センサユニットはほぼ補償センサとして使用され、確かに妨害影響を同様に検出するが、トルク作用から発生する効果によっては比較的弱く影響される配向を有するように適合される。
理想的な場合、センサユニットの相互配向は、一方のセンサユニットは妨害のみを、他方のセンサユニットは妨害を含むトルクを基礎とした信号を検出するように適合され、これにより、信号の差、場合により重みづけされた差から、トルクが特に正確に決定可能である。この場合、45°の相互ねじりが特に有利である。
本発明により、特に、外部磁界例えば地球磁界および/または周辺磁界、例えば理想的な軸形状でないことに基づく軸の回転、振動、温度変化等と関連する妨害が排除される。
従属請求項は本発明の好ましい変更態様を示す。
本発明によるトルク検出装置の一変更態様により、各センサユニットが、それ自身で、作用される磁界を発生するための1つの固有の励磁器を有する励磁ユニットにより形成されているとき、両方のセンサユニットの独立性における高い尺度が設定される。より良好な比較可能性のために、固有の励磁器はそれぞれ同一に形成されていてもよい。
しかしながら、センサユニットに対して共通の励磁器が設けられたとき、装置に関する測定費用およびシステム的偏差は特に小さく保持可能である。
各々の場合、それぞれの励磁器は、1つの電磁コイルおよび場合により励磁する磁界を増幅するためのそれぞれ1つのコアを有して、またはそれらから形成されていてもよい。
基本的に、1つまたは他の物理的効果を基礎として磁束密度を検出することが可能な全てのタイプのセンサユニットが使用可能である。
しかしながら、本発明によるトルク検出装置の好ましい実施形態により、それぞれのセンサユニットが、1つまたは複数の受信コイル特に4つの受信コイルを有し、および/またはそれぞれ1つのコアを有するとき、測定技術上の形態多様性における特に高い尺度が得られる。受信コイルおよび/またはコアは同一であることが好ましい。
有利な変更態様により、それぞれのセンサユニットの受信コイルが、ブリッジ結線のタイプで、特にホイートストンブリッジおよび/または誘導共振測定ブリッジの形で、および/またはそれぞれの受信コイルに直列に接続された同調抵抗および/または並列に接続された同調コンデンサを有して接続されていることにより、トルク検出装置において測定精度は上昇可能である。
この場合、同調要素、すなわち、それぞれの同調抵抗および/またはそれぞれの同調コンデンサは、それらが例えば可変に形成されることにより、特定の状況において、例えば外部から作用するトルクのない無負荷状態において検出された測定値が僅かな検出信号であるように選択可能である。
それぞれのセンサユニットが検査される軸およびその軸線に関して対称性における高い尺度を有するとき、再現可能性、感度および精度における特に高い尺度が設定される。
すなわち、本発明のトルク検出装置の一変更態様により、センサユニットの受信コイルは、十字の、好ましくは垂直十字の、同一長さの側辺を有する十字の端点においてまたは端点の範囲内に特にそのコイル軸線を有し、および/または交点の範囲内に励磁器を有して配置されるように設計されている。
一方で、センサユニットは、本発明によるトルク検出装置の他の代替態様により、センサユニットが空間的におよび/または構造的に分離されてまたは個別に形成されているかまたは形成されるとき、相互に同調されておよび相互に独立しても保守可能である。
しかしながら、本発明によるトルク検出装置の他の有利な変更形態により、センサユニットが相互に統合され、重ね合わされ、交差され、および/または共通の構造的ユニット内に形成されているかまたは形成されるとき、再現可能な結果における上昇された尺度を有して特にコンパクトな構造形態が達成可能である。
この場合、それぞれのセンサユニットは、場合により設けられたそれらの交点の同心配置を有して配置されているように特に設計されていてもよく、この場合、特に、共通交点または重ね合わせ交点の範囲内に共通の励磁器もまた形成されている。
センサユニット並びに励磁ユニットの部品は、例えば巻き付けられたコイル等の形で、個別構造部品として形成されているかまたは形成されることが考えられる。
しかしながら、本発明によるトルク検出装置の他の有利な変更態様により、それぞれのセンサユニット、特にそれぞれの受信コイル、および/またはそれぞれの励磁器、特にそれぞれの電磁コイルは、少なくとも一部、基板またはプリント回路板あるいはそれらの複数の構造として形成されているかまたは形成されることによってコンパクト性における特に高い尺度が達成可能である。
センサユニットから提供された値および信号を有意の方法で利用可能にするために、本発明によるトルク検出装置の一変更態様において、これは、センサユニットから出力された、検出された磁界を表わす値を受信するように、および受信された値に基づいて軸に作用するトルクの値を決定するように適合された評価および制御ユニットを有して形成されている。
評価精度の上昇に関して、この場合、評価および制御ユニットは、第1センサユニットにより受信された値の、第2センサユニットにより受信された値に対する重みづけされた差を基礎とするように適合されている設計がなされていてもよい。
本発明の本質的態様は、特に、軸に作用される外部トルクにより、軸の内部および表面における機械的応力の分配の意味における軸の機械的状態が変化され、これにより、外部に向かって、外部から能動的に放射されかつ時間的に変化する磁界との変化する相互作用により機械的応力が検出可能であるという事実に基づいている。この場合、特に、トルク作用により軸内に形成される表面軸および/または表面ねじり軸が使用される。
さらに、本発明は、使用の意味において、少なくとも1つの車輪、少なくとも1つの車輪を駆動する駆動装置および駆動装置の軸に作用するトルクを検出する本発明によるトルク検出装置を有し、駆動装置の検出されたトルクに基づいてモニタリング可能および/または制御可能な、筋力および/またはモータ力により駆動可能な車両、特に自転車、電動自転車、イーバイク、電動アシスト自転車等にも関する。
添付図面を参照して本発明の実施形態が詳細に説明される。
図1は、相互に空間的に分離されたセンサユニットを含む本発明によるトルク検出装置の一実施形態を異なる側から見た概略図で示す。 図2は、相互に空間的に分離されたセンサユニットを含む本発明によるトルク検出装置の一実施形態を異なる側から見た概略図で示す。 図3は、相互に空間的に分離されたセンサユニットを含む本発明によるトルク検出装置の一実施形態を異なる側から見た概略図で示す。 図4は、相互に空間的に分離されたセンサユニットを含む本発明によるトルク検出装置の一実施形態を異なる側から見た概略図で示す。 図5は、相互に空間的に分離されたセンサユニットを含む本発明によるトルク検出装置の一実施形態を異なる側から見た概略図で示す。 図6は、使用されるセンサユニットが相互に統合されて形成されている本発明によるトルク検出装置の他の形態を異なる側から見た概略図で示す。 図7は、使用されるセンサユニットが相互に統合されて形成されている本発明によるトルク検出装置の他の形態を異なる側から見た概略図で示す。 図8は、使用されるセンサユニットが相互に統合されて形成されている本発明によるトルク検出装置の他の形態を異なる側から見た概略図で示す。 図9は、十字形状に配置された受信コイルおよびそれに統合された、基礎となる励磁ユニットの電磁コイルの詳細を斜視図で示す。 図10は、十字形状に配置された受信コイルおよびそれに統合された、基礎となる励磁ユニットの電磁コイルの詳細を斜視図で示す。 図11は、測定されかつトルクが作用可能な軸に関するセンサユニットの異なる配向を略平面図で示す。 図12は、測定されかつトルクが作用可能な軸に関するセンサユニットの異なる配向を略平面図で示す。 図13は、測定されかつトルクが作用可能な軸に関するセンサユニットの異なる配向を略平面図で示す。 図14は、本発明によるトルク検出装置の一実施形態において使用可能なセンサユニットの構造の回路図を簡略形で示す。 図15は、個別構成部品からなる相互に分離されて形成されたセンサユニットを含むトルク検出装置の一実施形態の異なる詳細を斜視図で示す。 図16は、個別構成部品からなる相互に分離されて形成されたセンサユニットを含むトルク検出装置の一実施形態の異なる詳細を斜視図で示す。 図17は、個別構成部品からなる相互に分離されて形成されたセンサユニットを含むトルク検出装置の一実施形態の異なる詳細を斜視図で示す。 図18は、個別構成部品からなる相互に分離されて形成されたセンサユニットを含むトルク検出装置の一実施形態の異なる詳細を斜視図で示す。 図19は、相互に基板形状に統合されたセンサユニットを含む本発明によるトルク検出装置の一実施形態を異なる斜視図で示す。 図20は、相互に基板形状に統合されたセンサユニットを含む本発明によるトルク検出装置の一実施形態を異なる斜視図で示す。 図21は、相互に基板形状に統合されたセンサユニットを含む本発明によるトルク検出装置の一実施形態を異なる斜視図で示す。 図22は、相互に基板形状に統合されたセンサユニットを含む本発明によるトルク検出装置の一実施形態を平面図で示す。 図23は、本発明によるトルク検出装置の一実施形態において測定センサないしは補償センサとして使用可能なセンサユニットに対する代替回路図を簡略形で示す。 図24は、本発明によるトルク検出装置の一実施形態において測定センサないしは補償センサとして使用可能なセンサユニットに対する代替回路図を簡略形で示す。 図25は、本発明によるトルク検出装置の一実施形態において基礎となる評価手順をブロック図の形で示す。 図26は、本発明によるトルク検出装置の一実施形態を使用した電動自転車のタイプの本発明による車両の一実施形態を略側面図で示す。
以下に図1Aないし26を参照して本発明の実施形態が詳細に説明される。同一および同等の並びに同一または同等に作用する要素および部品は同じ符号で示される。それが現われるごとに、符号が付けられた要素および部品の詳細説明は反復されない。
示された特徴および他の特性は、本発明の本質を逸脱することなく、任意の形で相互に分離可能および任意に相互に組み合わせ可能である。
はじめに、図26を参照して、例として、電動自転車が本発明による車両1の好ましい実施形態として詳細に説明される。
車両1は、電動自転車として、前輪9−1、後輪9−2およびペダル7−1および8−1を備えた2つのクランク7、8を有するクランク駆動装置2がそれに配置されたフレーム12を含む。電動装置3はクランク駆動装置2内に統合されている。後輪9−2にピニオン6が配置されている。
ドライバによりおよび/または電動装置3により提供される駆動トルクは、クランク駆動装置2におけるスプロケット4からチェーン5を介してピニオン6に伝達される。
車両1のかじ取り装置に、電動装置3と結合された制御ユニット10が配置されている。フレーム12内またはその上に、さらに、電動装置3に電気を供給するように働くバッテリ11が形成されている。
フレーム12内に、さらに、クランクハウジング14およびクランク軸15を有するクランク軸受13またはフット軸受が統合されている。
すなわち、本発明による車両1の駆動装置80は、全体として、ドライバにより筋力によって操作するクランク駆動装置2および追加のまたは代替の電動装置3を含む。
駆動装置80の範囲内に、クランク軸15へのトルクによる荷重を検出するために、本発明によるトルク検出装置100の一実施形態もまた形成されている。
図26に示した三脚により、車両はy方向に平行なその縦伸長方向Yを有して伸長し、これに対して、横伸長方向はx方向に平行に伸長しかつクランク軸15の軸線Xの方向と一致することがわかる。
図1ないし5は、本発明によるトルク検出装置100の一実施形態の種々の図を示す。
トルク検出装置100の基本構造は図1に示した平面図から最もよくわかる。そこには、モニタリングする必要がある、トルクが作用する軸としてのクランク軸15が示されている。クランク軸15は、本発明による車両1に対する図26と関連してもまた示されているように、x方向に配向されかつx方向に平行な軸線Xの周りに回転可能に支持されている。
図1に示した本発明によるトルク検出装置100の実施形態は、第1センサユニット30および第2センサユニット40から構成される。
第1センサユニット30は測定センサ装置として使用されかつ4つの受信コイル31−1を有し、受信コイルは同じ長さの側辺62が設けられた垂直な十字60の端点61に配置されている。十字60の中心すなわち交点63に、励磁ユニット20の一部として電磁コイル21−1の形の励磁器21が存在する。
測定センサ装置としての第1センサユニット30は、心合わせ十字60を有して、投影図において回転軸線Xが第1センサユニット30の心合わせ十字60の側辺62と45°の角度を形成するように配向されている。このようにして、励磁ユニット20による励磁によって励磁されかつ軸15により伝搬された磁界が特に正確に検出可能である。
第1センサユニット30に追加して、第1センサユニット30と同一構造であるが、第1センサユニット30に対して個別に、これに対して空間的に僅かに間隔をなして他の配向を有する第2センサユニット40が形成されている。第1センサユニット30の配置十字60の交点63のみならず第2センサユニット40の配置十字60の交点63もまた、投影図において軸15の軸線X上に、特にクランク軸15の軸線Xに平行に伸長する軸線上に位置する。
しかしながら、第1センサユニット30の配置十字60とは異なり、第2センサユニット40の配置十字60の第1対の側辺62は、投影図において回転軸線Xに対して垂直であり、これに対して、他の対の側辺62は、投影図において軸15の軸線Xに対して平行に伸長する。
すなわち、図1としての第1センサユニット30および第2センサユニット40は、z軸の周りに45°だけ相互にねじられて配向されている。
このようにして、第1センサユニット30は、軸15により伝搬された磁界を感度において特に高い尺度を有して測定し、これに対して、補償センサとしての第2センサユニット40の、軸15により伝搬された磁界に対する感度はより小さいが、妨害効果に対する感度は、第1センサユニット30の妨害効果に対する感度に比較して変わらないように形成されている。
これは、第1および第2センサユニット30および40により出力された信号の、場合により重みづけされた形および/または後処理された形で差の形成を可能にし、これにより、妨害影響をフィルタリングしかつ作用するトルクにより発生された、発生磁界への効果を特に正確に検出可能にし、しかも目的を有して、作用するトルクをその値においてできるだけ正確にかつ妨害なしに決定することは特に有利である。
センサユニット30および40の相互配向は、第2センサユニット40が妨害のみを、第1センサユニット30が妨害を含むトルクを基礎とした信号を検出するように形成されているべきであることが有利である。このとき、場合により重みづけされた信号の差から、トルクが特に正確に決定可能である。例えば、特にセンサユニット30および40の間の45°の相互ねじりは有利なことがある。
すなわち、本発明により、特に、外部磁界例えば地球磁界および/または周辺磁界、例えば理想的な軸15の形状でないことに基づく軸の回転、振動、温度変化等と関連する妨害が排除される。
図2は、図1からの断面II−IIにおける図1からの配置図である。
図3は、図1からの断面II−IIを見た図1からの配置図である。
図4は、図1からの観察面IV−IVを見た図1からの配置図である。
図5は、図1からの観察面V−Vを見た図1からの配置図である。
図6ないし8は、本発明によるトルク検出装置100の他の実施形態の種々の図を示す。
この実施形態において、第1センサユニット30および第2センサユニット40は、図1ないし5の実施形態の第1および第2センサユニット30ないしは40と同一構造を有する。しかしながら、第1および第2センサユニット30ないしは40は、それらの配置十字60が重ね合わされかつ共通の交点63を形成し、交点において、励磁ユニット20に対する電磁コイル21−1の形のただ1つの共通の励磁器21が存在するという意味において、相互に統合されて形成されている。
第1センサユニット30の受信コイル31−1および第2センサユニット40の受信コイル41−1は、45度の角度間隔をなして交互に配置されている。しかしながら、これらは、同一長さの側辺62を有するそれぞれの配置十字60のそれぞれの端点61上に存在し、相互に垂直方向に位置しかつ投影図においてクランク軸15の軸線X上に位置して重なり合う交点63を有する。
図6は、図1の図と同様のクランク軸15の平面図である。
図7は、図6からの断面VII−VIIによる図6からの配置の断面図である。
図8は、図6の観察面VIII−VIIIを見た図6からの配置の側面図である。
図1ないし8には、個々のコイル31−1、41−1、21−1ないしは22−1の作動、制御および評価のためのそれぞれの配線は図示されていない。これらの説明は図14ないし25に関連して行われる。
図9および10は、励磁ユニット20の励磁器21の電磁コイル21−1と結合された第1センサユニット30およびその受信コイル31−1に注目した、図1からの本発明によるトルク検出装置100の実施形態の斜視部分図である。
図11ないし13は、クランク軸15の軸線Xに関して異なる角度配向を有する配置十字60を有するセンサユニット30、40の種々の配置可能性を示す。
図14は、本発明によるトルク検出装置100の一実施形態の第1および第2センサユニット30および40の基本構造を代替回路図の形で示す。この場合、それぞれのコイルコア31−2ないしは41−2を有するそれぞれの受信コイル31−1ないし41−1は導線32ないしは42を介してホイートストンブリッジまたは誘導共振測定ブリッジのタイプでそれに対応して結合され、この場合、接続部51ないしは52を介して対応する電気タップ結合が可能とされる。
受信コイル31−1、41−1のいくつかは、それぞれの受信コイル31−1、41−1に対して並列接続でそれぞれ同調コンデンサ34、44を有して形成されている。これらの同調コンデンサ34、44は設定可能なまたは可変のコンデンサとして形成されていてもよい。
図15ないし18は、第1センサユニット30および第2センサユニット40が相互に構造的に分離され、それぞれ配置十字60上でその端点61に相互に軸線に平行なコア31−2、41−2を有する受信コイル31−1、41−1を、および統合されてコア22−2を有する電磁コイル21−1のタイプの励磁器21を有する、本発明によるトルク検出装置100の実施形態の異なる斜視図を示す。
これに対して、図19ないし22は、それらが複数のプリント回路板または基板70上に製造されていることにより、第1および第2センサユニット30および40および励磁ユニット20が相互に統合されて形成された、本発明によるトルク検出装置100の実施形態を示す。
図23および24は、第1ないしは第2センサユニット30および40をそれぞれ代替回路図の形で示す。この場合、電磁コア31−2、41−2を有するそれぞれの受信コイル31−1、41−1は、相互に導線32、42を介して、ホイートストンブリッジまたは誘導共振測定ブリッジのタイプに接続されていることが示され、この場合、それぞれ2つの受信コイル31−1、41−1の間に同調抵抗43が直列に接続されている。同調抵抗43は可変に形成されていてもよい。外部に対するタップ結合は接続部51、52を介して行われる。
図25は、本発明によるトルク検出装置100の一実施形態において評価および制御ユニット50と関連して協働可能な種々の部品および経過要素を略ブロック図のタイプで示す。
出発点は発信器および発電機101であり、それらを介して時間的に変化する電圧例えば約500Hzないし約5kHzの周波数を有する正弦波形交流電圧が発生され、これは次に交番磁界を発生するために励磁ユニット20の励磁器21の電磁コイル21−1内に供給される。
励磁器21の交番磁界はクランク軸15に印加されかつ上記の形の第1および第2センサユニット30、40により検出される。接続部51および52を介して、第1および第2センサユニット30、40から発生された信号が提供されかつ評価および制御ユニット50により受信される。
接続部51、52を介して受信された信号ははじめに入口増幅段102に転送されかつそれにより増幅される。約500Hzないし約5kHzの中央周波数を有する帯域フィルタ103および実効値計算104を通過した後、このとき得られた、測定センサとしての第1センサユニット30および補償センサとしての第2センサユニット40の実効値105、106は、差ユニット、適合ユニットおよび/またはスケーリングユニットないしは特に演算増幅器109の相互反転入口107および108に供給される。このタイプの接続により、演算増幅器109は差増幅器として作動しかつその出口110に妨害が補償されたトルク信号111のアナログ実効値を出力する。これは、次に、アナログ/ディジタル変換器112に供給される。アナログ/ディジタル変換器112の出力信号は次にディジタルフィルタリングおよび後続処理113に供給される。最終結果において、妨害信号が補償されたトルク信号114のディジタル実効値が得られる。
本発明のこれらのおよび他の特徴および特性は、以下の説明によりさらに解説される。
本発明の一態様は、静止または回転する軸におけるトルク測定のための能動的センサの開発にある。このような回転する軸の例は、自転車、電動自転車、イーバイク、電動アシスト自転車等のクランク軸である。
本発明により、外部磁界例えば地球磁界および/または周囲磁界、例えば理想的な軸15の形状でないことに基づく軸の回転、振動、温度変化等に対する妨害感受性に関する改善が達成可能である。
本発明の本質的な考え方は、補償センサとして機能する第2センサユニット40の意味における第2測定要素の設置である。これは、相互に接続された複数の受信コイルからなる測定要素として、妨害を測定しかつ補償するように働くことが可能である。特に5kHzより低い範囲内の、好ましくは3kHzより低い範囲内の低い実際周波数における能動的磁気測定が行われる。
アナログおよび/またはディジタル信号処理は、より良好な信号分析およびS/N比の上昇に使用される。ここで、さらに、温度補償もまた可能である。
第1および第2センサユニット30および40は、これに関して、一方が検出のためのおよび一方が補償のための2つの独立のセンサ装置として理解されてもよい。
図に関して、コイルコア21−2、31−2および41−2は軸15に向けられた側において種々の形状を有して示される。
この側は、平面、凸面、円形面、円錐面、および/または局部的な軸15の外表面形状の端面として、また、例えば円形シリンダの内面の切取部または一部のタイプの凹面の端面として適合されていてもよい。
1 車両
2 クランク駆動装置
3 電動装置
4 スプロケット
5 チェーン
6 ピニオン
7 クランク
7−1 ペダル
8 クランク
8−1 ペダル
9−1 前輪、車輪
9−2 後輪、車輪
10 制御ユニット
11 バッテリ
12 フレーム
13 クランク軸受
14 クランクハウジング
15 クランク軸
20 励磁ユニット
21 励磁器
21−1 電磁コイル
21−2 コア
22 励磁器
22−1 電磁コイル
22−2 コア
30 第1センサユニット
31−1 受信コイル
31−2 コア、コイルコア、電磁コア
32 導線
33 同調抵抗
34 同調コンデンサ
40 第2センサユニット
41−1 受信コイル
41−2 コア、コイルコア、電磁コア
42 導線
43 同調抵抗
44 同調コンデンサ
50 評価および制御ユニット
51、52 接続部
60 十字、心合わせ十字、配置十字、垂直十字
61 端点
62 側辺
63 交点
70 基板
80 駆動装置
100 トルク検出装置
101 発振器および発電機
102 入口増幅段
103 帯域フィルタ
104 実効値計算
105、106 実効値
107、108 相互反転入口
109 演算増幅器
110 出口
111 トルク信号
112 アナログ/ディジタル変換器
113 ディジタルフィルタリングおよび後続処理
114 トルク信号
X 回転軸線
Y 縦伸長方向

Claims (10)

  1. 軸(15)に時間的に変化する磁界を作用させるように形成された励磁ユニット(20)と、
    軸(15)により伝搬された磁界を検出するように形成された第1センサユニット(30)および第2センサユニット(40)と、
    を有する、筋力および/またはモータ力により駆動可能な車両(1)の軸(15)、特にクランク軸(15)に対して回転軸線(X)に沿って作用するトルクを能動的に検出するトルク検出装置(100)において、
    第1および第2センサユニット(40)は、特に一般的に同一構造の場合、運転中に軸(15)に関して特に回転軸線(X)に関して相互に異なって配向されているように、関係において相互に異なる配向を有するトルク検出装置(100)。
  2. 励磁ユニット(20)は、
    各センサユニット(30、40)に対してそれぞれ1つの固有の特に同一に形成された励磁器(21、22)、または
    センサユニット(30、40)に対して共通の励磁器(21)を有し、
    特にそれぞれ1つの電磁コイル(21−1、22−1)、および/または、1つのコア(21−2、22−2)から、またはそれらを有して形成されている、
    請求項1に記載のトルク検出装置(100)。
  3. それぞれのセンサユニット(30、40)は、1つまたは複数の受信コイル(31−1、41−1)特に4つの受信コイル(31−1、41−1)を有し、および/またはそれぞれ1つのコア(31−2、41−2)を有する、請求項1または2に記載のトルク検出装置(100)。
  4. それぞれのセンサユニット(30、40)の受信コイル(31−1、41−1)は、ブリッジ結線のタイプで、特にホイートストンブリッジおよび/または誘導共振測定ブリッジの形で、および/または、それぞれの受信コイル(31−1、41−1)に直列に接続された同調抵抗(33、43)および/または並列に接続された同調コンデンサ(34、44)を有して接続されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載のトルク検出装置(100)。
  5. センサユニット(30、40)の受信コイル(31−1、41−1)は、十字(60)の、好ましくは垂直十字(60)の、同一長さの側辺(62)を有する十字(60)の端点(61)においてまたは端点(61)の範囲内に特にそのコイル軸線を有し、および/または交点(63)の範囲内に励磁器(21、22)を有して配置されている請求項1〜4のいずれか一項に記載のトルク検出装置(100)。
  6. センサユニット(30、40)は、
    空間的におよび/または構造的に分離されて形成され、
    相互に統合され、重ね合わされ、交差され、
    共通の構造的ユニット内に、特にそれらの交点(63)の同心配置により、および/または、
    共通励磁器(21)を有して形成されている、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載のトルク検出装置(100)。
  7. それぞれのセンサユニット(30、40)、特にそれぞれの受信コイル(31−1、41−1)、および/または、それぞれの励磁器(21、22)、特にそれぞれの電磁コイル(22−1、22−2)は、少なくとも一部、基板(70)またはプリント回路板あるいはそれらの複数の構造として形成されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載のトルク検出装置(100)。
  8. センサユニット(30、40)から出力された、検出された磁界を表わす値を受信するように、および、受信された値に基づいて軸(15)に作用するトルクの値を決定するように適合された評価および制御ユニット(50)を有する、請求項1〜7のいずれか一項に記載のトルク検出装置(100)。
  9. 評価および制御ユニット(50)は、第1センサユニット(30)により受信された値の、第2センサユニット(40)により受信された値に対する重みづけされた差を基礎とするように適合されている、請求項8に記載のトルク検出装置(100)。
  10. 少なくとも1つの車輪(9−1、9−2)と、
    少なくとも1つの車輪(9−1、9−2)を駆動する駆動装置(80)と、
    駆動装置(80)の軸(15)に作用するトルクを検出する、請求項1〜9のいずれか一項に記載のトルク検出装置(100)を有し、
    駆動装置(80)の検出されたトルクに基づいてモニタリング可能および/または制御可能な、筋力および/またはモータ力により駆動可能な車両(1)、特に自転車、電動自転車、イーバイク、電動アシスト自転車等。
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