JP2012008064A - トルク検出装置 - Google Patents

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昭 松浦
Tsutomu Nakanishi
努 中西
Hideo Okoshi
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Abstract

【課題】本発明は、特殊な部品や重量部品を使用することなく組立てが簡単で軽量、安価なトルク検出装置を提供することを目的とするものである。
【解決手段】この目的を達成するために、本発明のトルク検出装置は、シャフト24の転がり軸受26aを筺体22に支持するアダプタ25a内に変形可能な梁部32aを設け、この梁部32aに歪検出素子34,35を装着することにより、ペダルに加えられる踏力をトルクとして検出するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は自転車のペダルによって駆動されるシャフトのトルクを検出するためのトルク検出装置に関する。
電動自転車においては、ペダルに作用する人の踏力をトルクとして検出し、このトルク値が予め設定した値を越える場合には、自動的に電動モーターなどを駆動させて補助駆動力を加えることにより、坂道などでも楽に走行できるように構成されている。また、一般的な自転車においても、ペダルに作用する人の踏力をトルクとして検出し、このトルク値が予め設定した値を越える場合には、自動的にギアを切り替えて最適なギア比で走行できるように構成されているものがある。
図4(a)は従来のトルク検出装置を搭載した電動自転車のボトムブラケット部の断面図、図4(b)は図4(a)のA部拡大図を示す(特許文献1参照)。図4(a)(b)において、1は電動自転車のボトムブラケット部で、筺体2内には両端部にねじ孔3a,3bを有するシャフト4が挿通され、転がり軸受け5a,5bを介して回転自在に支持されている。6aは基部に嵌合孔を有するクランクで、該嵌合孔が前記シャフト4の一方の端部に嵌合され、ねじ孔3aに螺入したボルト7aにより固定されており、先端部にはペダル(図示せず)が回転自在に装着されている。6bは基部に嵌合孔を有する円筒状のボス8を備えたクランクで、該嵌合孔が前記シャフト4の他方の端部に嵌合され、ねじ孔3bに螺入したボルト7bにより固定されており、先端部にはペダル(図示せず)が回転自在に装着されている。10はトルク検出装置で、円筒部11とフランジ12からなり、ペダルを踏むことによりねじり応力が発生する検出部13と、内周に検出コイル14a,14bが装着された有底円筒状のコイルユニット15とからなっている。前記検出部13はFe−Ni系合金等の磁性合金からなり、前記円筒部11の中心部には前記シャフト4が挿通する孔が設けられている。前記検出部13はボルト16a,16bにより、前記クランク6bのボス8に固定されている。また、前記検出部13のフランジ12はギア保持部17にボルト18a,18bにより固着されるとともに、前記ギア保持部17にはチェーン(図示せず)が掛けられたギア19がボルト20a,20bにより固着されている。さらにまた、前記検出部13の円筒部11の前記検出コイル14a,14bに対向する部分には、互いに反対方向の磁気異方性が付与されている。
ペダルを踏んでクランク6bを自転車の前進方向に回転させると、その回転力は、クランク6b、ボス8、検出部13、ギア保持部17を経て、ギア19に伝達される。この時、クランク6bと一体に結合された検出部13には、クランク6bによる回転力とチェーンによる張力によりねじり応力が発生する。これにより、前記検出部13の円筒部11の前記検出コイル14aに対向する部分には引張応力が、前記検出コイル14bに対向する部分には圧縮応力が加わるため、これに対応して各々の部分の透磁率が増減する。これにより、前記検出コイル14a,14bの自己インダクタンスが変化し、これらの検出コイルを含むブリッジ回路からシャフト4に加えられたトルクに対応する出力電圧が得られるものである。
特開平8−338773号公報
しかしながら、上記従来のトルク検出装置を用いた電動自転車等においては、基部に嵌合孔を有する円柱状のボスを備えたクランク、互いに反対方向の磁気異方性を備えた部分を有する磁性合金製の検出部などの特殊な部品や、検出コイルを使用せねばならないため、組立てが煩雑で軽量化が困難となるのみならず、高価なものとなってしまう、という問題点があった。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、特殊な部品や重量部品を使用することなく構成され、組立てが簡単で軽量、安価なトルク検出装置を提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明は以下の構成を有する。
請求項1に記載の発明は、筺体と、該筺体を貫通するシャフトと、前記シャフトに嵌合する転がり軸受と、前記転がり軸受の外側側面を全周にわたって支持するハウジング部と、前記ハウジング部と前記筺体とを連結し鉛直方向に伸びる梁部と、前記シャフトに一端が固着され、かつ他端にペダルを回転自在に設けるとともに該ペダルに加わる踏力を伝達するクランクと、前記シャフトに固着されたギアと、前記ギアの回転運動を伝達して後輪等を駆動するチェーンとを備え、前記梁部の前記シャフトの軸に略平行な側面に歪検出素子を装着して、前記ペダルの踏み込みにより前記シャフトが前輪方向に移動する際に前記梁部に発生する歪を検知して前記ペダルに加えられる踏力をトルクとして検出するもので、この構成によれば、シャフトに印加される踏力を直接アダプタ内に設けた梁部の歪として検出できるため、基部に嵌合孔を有する円柱状のボスを備えたクランクや、互いに反対方向の磁気異方性を備えた部分を有する磁性合金製の検出部などの特殊な部品、また重い検出コイル等を使用することなく構成され、これにより、組立てが簡単で軽量、安価なトルク検出装置を提供できるという作用効果を有するものである。
本発明の請求項2に記載の発明は、特に、前記梁部の前記シャフトの軸に略平行でかつ対向する2側面に歪検出素子を装着したもので、この構成によれば、圧縮歪と引張歪の両方の歪が同時に検出でき、これにより、高い検出感度が得られるため、ペダルに加えられる踏力をトルクとして高精度で検出できるという作用効果を有するものである。
本発明の請求項3に記載の発明は、特に、前記歪検出素子をMEMS歪検出素子としたもので、この構成によれば、一定の歪に対し大きな電気的出力が得られるため、ペダルに加えられる踏力が小さい時にも大きな電気的出力を得ることができ、これにより、ペダルに加えられる踏力をトルクとしてさらに高精度で検出できるという作用効果を有するものである。
以上のように本発明のトルク検出装置は、筺体と、該筺体を貫通するシャフトと、前記シャフトに嵌合する転がり軸受と、前記転がり軸受の外側側面を全周にわたって支持するハウジング部と、前記ハウジング部と前記筺体とを連結し鉛直方向に伸びる梁部と、前記シャフトに一端が固着され、かつ他端にペダルを回転自在に設けるとともに該ペダルに加わる踏力を伝達するクランクと、前記シャフトに固着されたギアと、前記ギアの回転運動を伝達して後輪等を駆動するチェーンとを備え、前記梁部の前記シャフトの軸に略平行な側面に歪検出素子を装着して、前記ペダルの踏み込みにより前記シャフトが前輪方向に移動する際に前記梁部に発生する歪を検知して前記ペダルに加えられる踏力をトルクとして検出するもので、シャフトに印加される踏力を直接アダプタ内に設けた梁部の歪として検出できるため、基部に嵌合孔を有する円柱状のボスを備えたクランクや、互いに反対方向の磁気異方性を備えた部分を有する磁性合金製の検出部などの特殊な部品、また重い検出コイル等を使用することなく構成され、これにより、組立てが簡単で軽量、安価なトルク検出装置を提供できるという優れた効果を奏するものである。
(a)本発明の実施の形態1におけるトルク検出装置を搭載した電動自転車のボトムブラケット部の断面図、(b)(a)のB−B線断面図 (a)シャフトに後輪側への張力が印加された時にアダプタの梁部に発生する歪の状態を示す図、(b)シャフトにさらに踏力によるトルクが印加された時にアダプタの梁部に発生する歪の状態を示す図 (a)本発明の実施の形態2におけるトルク検出装置で使用するMEMS歪検出素子の上面図、(b)(a)のC−C線断面図、(c)(a)のD−D線断面図、(d)(b)のE部の詳細図 (a)従来のトルク検出装置を搭載した電動自転車のボトムブラケット部の断面図、(b)(a)のA部拡大図
(実施の形態1)
以下、実施の形態1を用いて、本発明の特に請求項1,2に記載の発明について説明する。図1(a)は本発明の実施の形態1におけるトルク検出装置を搭載した電動自転車のボトムブラケット部の断面図を示す。図1(a)において、21は電動自転車のボトムブラケット部で、筺体22内には両端部にねじ孔23a,23bを有するシャフト24が挿通され、前記筺体22の両端開口部に取付けられたアダプタ25a,25b内に保持された転がり軸受26a,26bを介して回転自在に支持されている。27aは基部に嵌合孔を有するクランクで、該嵌合孔が前記シャフト24の一方の端部に嵌合され、ねじ孔23aに螺入したボルト28aにより固定されており、先端部にはペダル(図示せず)が回転自在に装着されている。27bは基部に嵌合孔を有するクランクで、該嵌合孔が前記シャフト24の他方の端部に嵌合され、ねじ孔23bに螺入したボルト28bにより、固定されており、先端部にはペダル(図示せず)が回転自在に装着されている。また、前記シャフト24にはギア29が固着されている。
図1(b)は図1(a)におけるB−B線断面図を示す。図1(b)において、アダプタ25aは前記転がり軸受26aの外側側面を全周にわたって支持する軸ハウジング部30aと、前記筺体22の一方の開口部にねじにて取付けられる外周ハウジング部31aと、前記軸ハウジング部30aと前記外周ハウジング部31aとを連結し鉛直方向に伸びる2つの梁部32a,33aとからなり、前記梁部32aの前記シャフト24の軸に略平行軸に略平行でかつ対向する2側面にはストレインゲージからなる歪検出素子34,35が装着されている。同様に、アダプタ25bは前記転がり軸受26bの外側側面を全周にわたって支持する軸ハウジング部(図示せず)と、前記筺体22の他方の開口部にねじにて取付けられる外周ハウジング部(図示せず)と、前記軸ハウジング部と前記外周ハウジング部とを連結し鉛直方向に伸びる2つの梁部(図示せず)と、からなる。
前記ギア29にチェーン(図示せず)を掛け後輪等との間に張力が印加されると、前記シャフト24が後輪側に移動するため、図2(a)に示すように、前記アダプタ25aの梁部32a,33aには歪が発生する。これにより、歪検出素子34には引張歪が作用して抵抗値が上昇するとともに、歪検出素子35には圧縮歪が作用して抵抗値が低下する。そのため、これらの歪検出素子と2つの固定抵抗から構成されるブリッジ回路に前記張力に対応する出力電圧が発生する。次に、ペダルを踏んでクランク27bを自転車の前進方向に回転させると、その回転力は、クランク27b、シャフト24に伝達されるため、前記シャフト24が後輪側に移動して、図2(b)に示すように、前記アダプタ25aの梁部32a,33aにはさらに大きな歪が発生する。これにより、歪検出素子34,35の抵抗値が変化し、これらの歪検出素子と2つの固定抵抗から構成されるブリッジ回路にシャフト24に加えられたトルクに対応する出力電圧が得られることになる。
このように、本発明の実施の形態1におけるトルク検出装置は、シャフトに印加される踏力を直接アダプタ内に設けた梁部の歪として検出できるため、基部に嵌合孔を有する円柱状のボスを備えたクランクや、互いに反対方向の磁気異方性を備えた部分を有する磁性合金製の検出部などの特殊な部品、また重い検出コイル等を削減でき、これにより、部品点数が少なくなり、組立てが簡単で軽量、安価なトルク検出装置を提供することができる。
なお、本発明の実施の形態1におけるトルク検出装置では外周ハウジング部と軸ハウジング部と梁部とを有するアダプタを筺体22の開口部にねじにて取付けたが、筺体22と軸ハウジング部と梁部とを一体に構成してもよい。また、本発明の実施の形態1におけるトルク検出装置では歪検出素子を梁部と軸ハウジング部の接続点近傍の表裏のみに配置しているが、歪検出素子を梁部と外周ハウジング部の接続点近傍の表裏にも配置して、これら4つの歪検出素子によりブリッジ回路を構成してもよい。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2を用いて、本発明の特に請求項3に記載の発明について説明する。本発明の実施の形態2は歪検出素子をMEMS(Micro Electro Mechanical System)技術と呼ばれる微細加工技術を応用したMEMS歪検出素子としたもので、加えられる荷重が小さくても周波数やインピーダンスが大きく変動する高精度の振動子である。このような微小機械振動子を歪の発生する物体に貼着するだけで簡便に、かつ高精度で荷重や歪を測定することができる。
図3(a)は前記MEMS歪検出素子40の上面図、図3(b)は図3(a)のC−C線断面図、図3(c)は図3(a)のD−D線断面図、図3(d)は図3(b)のE部の詳細図である。図3(a)〜(d)において、41はシリコン等からなる半導体基板で、この半導体基板41の表面には酸化シリコン層や窒化シリコン層からなる絶縁層が形成されている。42は半導体基板41をエッチング処理して形成した梁部で、この梁部42は力学量の作用により固有振動数が変化する梁状の振動体を構成しているものである。43は前記梁部42を取り囲む固定部で、この固定部43は前記梁状の振動体の両端を支持しているものである。また、前記梁部42の表面の中央部には順に下部電極、PZT等からなる圧電体層、上部電極からなる駆動素子44が形成され、かつ前記梁部42の両端部には梁部42の中心に対して対称な位置に同じく順に下部電極、PZT等からなる圧電体層、上部電極からなる検出素子45,46が形成され、そして、前記駆動素子44、検出素子45,46は配線パターン(図示せず)によりランド47に電気的に接続されている。また、このMEMS歪検出素子は半導体基板41における梁部42の両端の固定部43において、アダプタ25aの梁部32aに発生する歪が振動子に伝達されるようにAu−Au接合等の金属系接合材やエポキシ樹脂等の剛性を有する物質48で接続固定されているものである。図3(d)において、駆動素子44は増幅器50の出力側に接続され、検出素子45,46はゲイン調整・移相器51を介して前記増幅器50の入力側に接続されている。また、駆動素子44、検出素子45,46の共振周波数は梁部42の固有振動数feの近傍に選定されているものである。なお、発明者らが作成したMEMS歪検出素子の半導体基板は長さ2mm、幅1.5mm、厚み0.3mmの矩形形状であり、梁部は長さ1.2mm、幅0.2mm、厚み10μmとしている。
上記構成において、増幅器50から駆動素子44に梁部42の固有振動数feの近傍の周波数を持つ交流電圧が印加されると、梁部42の中央に設けられた駆動素子44は梁部42の長手方向に平行な方向に伸縮振動を開始する。この伸縮振動によって梁部42は固有振動数feで上下に弦振動を開始する。この弦振動は検出素子45,46によって受信され、そして、この検出素子45,46から梁部42の固有振動数feと等しい周波数を持つ交流信号が発生する。これらの交流信号はゲイン調整・移相器51で位相調整されて前記増幅器50の入力側にフィードバックされる。これにより、梁部42はその固有振動数feと等しい周波数で弦振動を持続する。この時、検出素子45,46からの交流信号を加算器で加算した後、前記ゲイン調整・移相器51を介して増幅器50の入力側にフィードバックしてもよいものである。このように梁部42が上下に弦振動している状態で、アダプタ25aの梁部32aに引張歪が働くと、前記梁部42の固有振動数feは上昇する。逆にアダプタ25aの梁部32aに圧縮歪が働くと、梁部42の固有振動数feは低下する。このようにして、端子に出力される固有振動数feを測定することによりアダプタ25aの梁部32aに働く歪を測定できるものである。
さらに、図2(a)に示すようにアダプタ25aの梁部32aの前記シャフト24の軸に略平行軸に略平行でかつ対向する2側面に前記MEMS歪検出素子を装着すれば、MEMS歪検出素子34には引張歪が作用して固有振動数が上昇するとともに、MEMS歪検出素子35には圧縮歪が作用して固有振動数が低下する。よって、これら2つのMEMS歪検出素子の固有振動数の差をとることにより、シャフト24に加えられるトルクをより高精度に測定できる。
このように、本発明の実施の形態2におけるトルク検出装置は、特に、前記歪検出素子をMEMS歪検出素子としたもので、この構成によれば、一定の歪に対し大きな電気的出力が得られるため、ペダルに加えられる踏力が小さい時にも大きな電気的出力を得ることができ、これにより、ペダルに加えられる踏力を高精度で検出できるトルク検出装置を提供することができる。
本発明に係るトルク検出装置は、筺体と、該筺体を貫通するシャフトと、前記シャフトに嵌合する転がり軸受と、前記転がり軸受の外側側面を全周にわたって支持するハウジング部と、前記ハウジング部と前記筺体とを連結し鉛直方向に伸びる梁部と、前記シャフトに一端が固着され、かつ他端にペダルを回転自在に設けるとともに該ペダルに加わる踏力を伝達するクランクと、前記シャフトに固着されたギアと、前記ギアの回転運動を伝達して後輪等を駆動するチェーンとを備え、前記梁部の前記シャフトの軸に略平行な側面に歪検出素子を装着して、前記ペダルの踏み込みにより前記シャフトが前輪方向に移動する際に前記梁部に発生する歪を検知して前記ペダルに加えられる踏力をトルクとして検出するようにしたもので、シャフトに印加される踏力を直接アダプタ内に設けた梁部の歪として検出できるため、基部に嵌合孔を有する円柱状のボスを備えたクランクや、互いに反対方向の磁気異方性を備えた部分を有する磁性合金製の検出部などの特殊な部品、また重い検出コイル等を削減でき、これにより、部品点数が少なくなり、組立てが簡単で軽量、安価なトルク検出装置を提供できるという効果を有するものであり、特に、電動自転車や自動変速装置付自転車に適用して有用なものである。
22 筺体
24 シャフト
26a,26b 転がり軸受
27a,27b クランク
29 ギア
30a 軸ハウジング部
31a 外周ハウジング部
32a,33a 梁部
34,35 歪検出素子

Claims (3)

  1. 筺体と、該筺体を貫通するシャフトと、前記シャフトに嵌合する転がり軸受と、前記転がり軸受の外側側面を全周にわたって支持するハウジング部と、前記ハウジング部と前記筺体とを連結し鉛直方向に伸びる梁部と、前記シャフトに一端が固着され、かつ他端にペダルを回転自在に設けるとともに該ペダルに加わる踏力を伝達するクランクと、前記シャフトに固着されたギアと、前記ギアの回転運動を伝達して後輪等を駆動するチェーンとを備え、前記梁部の前記シャフトの軸に略平行な側面に歪検出素子を装着して、前記ペダルの踏み込みにより前記シャフトが前輪方向に移動する際に前記梁部に発生する歪を検知して前記ペダルに加えられる踏力をトルクとして検出するトルク検出装置。
  2. 前記梁部の前記シャフトの軸に略平行でかつ対向する2側面に歪検出素子を装着することを特徴とする請求項1記載のトルク検出装置。
  3. 前記歪検出素子がMEMS歪検出素子であることを特徴とする請求項1から2に記載のトルク検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103335760A (zh) * 2013-06-26 2013-10-02 泉州市泉永机械发展有限公司 一种履带托轮启动力矩测量装置
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CN103674386A (zh) * 2013-11-28 2014-03-26 苏州捷奥瑞康物联科技有限公司 新型电动车力矩传感器

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