炭素質組成物を処理するための方法、装置、およびシステムが本明細書で提供される。ある実施形態では、処理は、炭素質組成物の酸化型の製造(あるいは合成)および/または酸化した炭素質組成物の還元型の製造(あるいは合成)を含んでいる。いくつかの実施形態は、黒鉛からの酸化黒鉛の製造(あるいは合成)および/または酸化黒鉛からの還元された酸化黒鉛の製造(あるいは合成)のための方法、装置、およびシステムを提供する。本明細書に記載された本開示の様々な態様は、以下に説明される特定の用途設定、あるいは、他の種類の製造、合成、あるいは処理の設定のいずれかに適用可能である。特定の実施形態では、材料の他の製造、合成、あるいは処理は、本明細書に記載される特徴から等しく利点を得る。特定の実施形態では、本明細書の方法、装置、およびシステムは、非炭素質組成物の様々な形態の製造(あるいは合成)に有利に適用される。特定の実施形態では、本明細書に記載された主題は、スタンドアロンの方法、装置、あるいはシステム、または、一体型の製造または材料(例えば化学製品)処理システムの一部として適用される。本明細書に記載される主題の様々な態様は個々に、集団的に、あるいは互いと組み合わせて評価することができることが理解されよう。
本明細書に開示された主題の態様は、材料の製造(あるいは合成)または処理のための(1つ以上の装置を含む)システムに関する。ある実施形態では、システムは炭素質組成物の酸化型を製造するために使用される。
本明細書に開示された主題の別の態様は反応システムに関し、該反応システムは、(a)炭素質組成物を含む反応容器であって、反応容器が、(i)反応容器に取り付けられた反応ミキサーであって、反応容器と流体連通した反応ミキサーと、(ii)反応ミキサーに機械的に連結された反応撹拌機であって、反応容器内で炭素質組成物を撹拌するように構成された、反応撹拌機とを含む、反応容器と、(b)タンクであって、タンクが、(i)タンクに取り付けられたタンクミキサーであって、容器と流体連通したタンクミキサーと、(ii)タンクミキサーに機械的に連結されたタンク撹拌機であって、組成物がタンクに移された後にタンク内の炭素質組成物を撹拌するように構成されたタンク撹拌機とを含む、タンクとを備え、反応システムは、反応容器からタンクまで炭素質組成物を移すように構成される。
本明細書に開示された主題の別の態様は反応フィルターに関し、該反応フィルターは、(a)ドラムアセンブリと、(b)ドラムアセンブリの内部内に配置されたスプレーバーアセンブリであって、スプレーバーアセンブリが、(i)洗浄液を分注するための1つ以上の開口部の第1のセット;(ii)炭素質組成物を分注するための1つ以上の開口部の第2のセットを含み、ドラムアセンブリは回転するように構成される。
本明細書に開示された主題の別の態様は反応フィルターに関し、該反応フィルターは、(a)ドラムアセンブリと、(b)ドラムアセンブリの内部に配置されたスプレーバーアセンブリであって、洗浄液と炭素質組成物を分注するように構成されたスプレーバーアセンブリを備え、ドラムアセンブリは回転するように構成される。
本明細書に開示された主題の別の態様は装置に関し、該装置は、炭素質組成物を含むタンクと、タンクに取り付けられたミキサーであって、タンクと流体連通している、ミキサーと、ミキサーに機械的に連結されたタンク撹拌機とを備え、タンク撹拌機はタンク内の炭素質組成物を撹拌するように構成され、それによって、1年当たり約1トン(tpy)よりも大きな割合で炭素質組成物の酸化形を形成する。
ここで、図を参照する。図やその特徴は必ずしも同一縮尺で描かれる必要はないことが認識されよう。
図1は2つの容器を含むシステム(100)の概略図である。ある実施形態では、システム(100)は、第1の反応(例えば、炭素質組成物を酸化させて)を実行するために使用される。ある実施形態では、システムは第2の反応(例えば、炭素質組成物を還元して)を実行するために使用される。ある実施形態では、システムは第1の容器(例えば、反応が生じる反応チャンバまたは反応容器)(101)と、第2の容器(例えば反応がクエンチされるタンクまたはミキサーのタンク)(102)を含んでいる。ある実施形態では、第1の容器(101)は開かれているか閉じられている(例えば、密閉されている)。ある実施形態では、第1の容器は反応チャンバー(例えば反応容器あるいは反応ボウル)を含む。いくつかの実施形態では、第1の容器はミキサーボウルを含む。ある実施形態では、第1の容器は、混じっているおよび/または反応している物質または組成物を含む。第1の容器(例えば、第1の反応容器、反応ボウルなど)のいかなる記載も、ミキサーボウル(あるいはミキサー)に適用可能であり、その逆もまた然りである。ある実施形態では、ミキサーまたはミキサーシステム(103)は、第1の容器(例えばミキサーボウルの内容物)の内容物を撹拌または混合する。一例において、ミキサーは20クォートのミキサーである。ある実施形態では、ミキサー(103)は、第1の容器の内容物(例えばミキサーボウルの内容物)を撹拌または混合する1つ以上のミキサー撹拌機(104)を含む。ある実施形態では、ミキサー(103)はモーター(図示せず)を含む。ある実施形態では、モーターはミキサー撹拌機(104)を駆動する。ある実施形態では、ミキサー撹拌機は、シャフト(105)およびパドル、ブレード、あるいは他の撹拌機(106)を含む。ある実施形態では、モーターは、本明細書で別記されるようなシステム(100)の他のコンポーネントにも連結される。ある実施形態では、ミキサー(103)は、ファン(107)、任意の新鮮な空気取り入れ口(108)、および/または1つ以上の制御部(109)を含む。ある実施形態では、電源(図示)はミキサー(103)と電気通信している。ある実施形態では、ミキサー(103)は、第1の容器(例えば、ミキサーボウル)(101)を含む(つまり、ミキサーボウルはミキサーシステムの一部である)。ある実施形態では、任意の新鮮な空気取り入れ口(108)は、例えば、腐食性ガス(例えば、システム(100)のミキサー(103)あるいは他の要素内の腐食性ガス)からモーターを保護するために空気を取り入れる。ある実施形態では、新鮮な空気取り入れ口(108)は、特定の実施形態では提供されない(例えば、モーターが油圧モーターである場合、新鮮な空気は場合によっては使用されないこともある)。ある実施形態では、モーターは、システム(100)のミキサー撹拌機(104)および/または他のコンポーネントを適切に駆動することができる任意の適切なモーターである。ある実施形態では、モーターは油圧モーター、電気モーター、あるいは他のモーターである。
ある実施形態では、ミキサーは、流体(例えば、固体、液体、あるいは気体)を含む(例えば、保持または含有する)。ある実施形態では、ミキサーは液体(例えば硫酸)、固体(例えば黒鉛)、あるいはその混合物を含む。ある実施形態では、ミキサーの内容物は、例えば、0°C、1°C、2°C、3°C、4°C、6°C、8°C、10°C、15°C、20°C、25°C、30°C、35°C、40°C、45°C、50°C、55°C、60°C、65°C、70°C、75°C、80°C、85°C、90°C、95°C、あるいは100°C以下などの適切な温度で維持される。一例において、ミキサーの内容物は約0°Cに維持される。別の例において、ミキサーの内容物は約15°C未満に維持される。ある実施形態では、ミキサー中の混合物の反応温度および/または反応時間は制御される。ある実施形態では、反応時間および/または反応温度は、適切な値よりも下で(例えば、ミキサーの内容物が約0°Cの温度で、あるいは約15未満°Cの温度で維持されるように)維持される。ある実施形態では、反応温度は、例えば、ミキサーボウルのまわりの冷却管または冷却コイルによって、ミキサーボウルを温度制御した槽(例えばサーモスタットで制御した槽あるいは氷浴)に浸すことによって、他の冷却方法によって、あるいはその任意の組み合わせによって、低下する。ある実施形態では、冷却コイル/チューブは冷水を循環させる。ある実施形態では、冷水の流速は温度を減少させるために上昇させられる。ある実施形態では、冷水の温度は温度を減少させるために低下させられる。ある実施形態では、反応温度および/または反応時間は、ミキサーボウルの内容物への1つ以上の反応物の添加の速度を変更することにより変えられる(例えば、温度は、発熱反応をもたらす反応物が加えられる速度を減少させることにより低下する)。ある実施形態では、ミキサーボウルの内容物は、約7、6、5、4、あるいは3.5以下のpHである。ある実施形態では、ミキサーボウルの内容物は、約7.0、6.9、6.8、6.7、6.6、6.5、6.4、6.3、6.2、6.1、6.0、5.9、5.8、5.7、5.6、5.5、5.4、5.3、5.2、5.1、5.0、4.9、4.8、4.7、4.6、4.5、4.4、4.3、4.2、4.1、4.0、3.9、3.8、3.7、3.6、3.5、3.4、3.3、3.2、3.1、3.0、2.9、2.8、2.7、2.6、2.5、2.4、2.3、2.2、2.1、2.0、1.9、1.8、1.7、1.6、1.5、1.4、1.3、1.2、1.1、1.0、0.9、0.8、0.7、0.6、0.5、0.4、0.3、0.2、あるいは約0.1以下のpHである。ある実施形態では、ミキサーボウルの内容物は約3〜約7までpHを有する。ある実施形態では、ミキサーボウルの内容物は少なくとも約3のpHを有する。ある実施形態では、ミキサーボウルの内容物はせいぜい約7のpHを有する。ある実施形態では、ミキサーボウルの内容物は、約3〜約3.5、約3〜約4、約3〜約4.5、約3〜約5、約3〜約5.5、約3〜約6、約3〜約6.5、約3〜約7、約3.5〜約4、約3.5〜約4.5、約3.5〜約5、約3.5〜約5.5、約3.5〜約6、約3.5〜約6.5、約3.5〜約7、約4〜約4.5、約4〜約5、約4〜約5.5、約4〜約6、約4〜約6.5、約4〜約7、約4.5〜約5、約4.5〜約5.5、約4.5〜約6、約4.5〜約6.5、約4.5〜約7、約5〜約5.5、約5〜約6、約5〜約6.5、約5〜約7、約5.5〜約6、約5.5〜約6.5、約5.5〜約7、約6〜約6.5、約6〜約7、あるいは約6.5〜約7までのpHを有する。ある実施形態では、ミキサーボウルは、少なくとも約0.1ガロン、0.2ガロン、0.5ガロン、1ガロン、2ガロン、3ガロン、4ガロン、5ガロン、6ガロン、7ガロン、8ガロン、9ガロン、10ガロン、15ガロン、25ガロン、50ガロン、75ガロン、80ガロン、85ガロン、90ガロン、100ガロン、250ガロン、500ガロン、750ガロン、1,000ガロン、5,000ガロン、10,000ガロン、15,000ガロン、25,000ガロン、50,000ガロン、100,000ガロン、150,000ガロン、200,000ガロン、1,000立方メートル、5,000立方メートル、10,000立方メートル、50,000立方メートル、100,000立方メートル、あるいは500,000立方メートルの容量を有する。
ある実施形態では、ミキサー撹拌機は、約20、25、30、35、40、45、50、55、60、65、70、75、80、85、90、95、100、105、110、115、120、125、130、135、140、145、150、155、160、165、170、175、180、185、190、195、200、205、210、215、220、225、230、235、240、245、あるいは250以上の毎分回転数(rpm)の出出力/頻度で駆動される。ある実施形態では、ミキサー撹拌機は、最大で約20、25、30、35、40、45、50、55、60、65、70、75、80、85、90、95、100、105、110、115、120、125、130、135、140、145、150、155、160、165、170、175、180、185、190、195、200、205、210、215、220、225、230、235、240、245、あるいは250以上の毎分回転数(rpm)の出出力/頻度で駆動される。ある実施形態では、ミキサー撹拌機は約20rpmから約300rpmの出力/頻度で駆動される。ある実施形態では、ミキサー撹拌機は少なくとも約20rpmからの出力/頻度で駆動される。ある実施形態では、ミキサー撹拌機は最大でも約300rpmからの出力/頻度で駆動される。ある実施形態では、ミキサー撹拌機は、約20rpm〜約60rpm、約20rpm〜約100rpm、約20rpm〜約150rpm、約20rpm〜約200rpm、約20rpm〜約250rpm、約20rpm〜約300rpm、約60rpm〜約100rpm、約60rpm〜約150rpm、約60rpm〜約200rpm、約60rpm〜約250rpm、約60rpm〜約300rpm、約100rpm〜約150rpm、約100rpm〜約200rpm、約100rpm〜約250rpm、約100rpm〜約300rpm、約150rpm〜約200rpm、約150rpm〜約250rpm、約150rpm〜約300rpm、約200rpm〜約250rpm、約200rpm〜約300rpm、あるいは約250rpm〜約300rpmまでの出力/頻度で駆動される。一例において、ミキサー撹拌機は、少なくとも約60、100、あるいは200rpmの出力/頻度で駆動される。
ある実施形態では、ミキサーシステムは、リボンブレンダー、Vブレンダー、連続的なプロセッサー、コーンスクリューブレンダー、スクリューブレンダー、ダブルコーンブレンダー、高粘度ミキサー、反回転ミキサー、ダブルまたはトリプルシャフトミキサー、真空ミキサー、分散ミキサー、パドルミキサー、ジェットミキサー、ドラムブレンダー、オーガーミキサー、バーチカルミキサー、回転ミキサー、タービンミキサー、閉クリアランスミキサー、および高剪断ミキサーから選択される1つ以上のタイプのミキサーを含む。
ある実施形態では、第2の容器(102)は開かれているか閉じられている(例えば、密閉されている)。いくつかの実施形態では、第2の容器はタンクを含む。ある実施形態では、第2の容器の本明細書の記載はタンクに適用可能であり、またその逆も然りである。ある実施形態では、タンクは、タンク撹拌機(110)によって撹拌される物質または組成物を含む。例えば、ある実施形態では、タンクは、タンク撹拌機によって撹拌される炭素質組成物を含む。一例において、タンクは100ガロンの氷浴を含み、氷浴撹拌機によって撹拌される。ある実施形態では、タンク撹拌機はシャフト(111)と、1つ以上の撹拌機ブレード(112)を含む。ある実施形態では、撹拌機がタンクの内容物を動かし続け、および/または冷却を増強する(例えば、最大化する)ように、シャフトは駆動される。例えば、ある実施形態では、シャフトは、酸化黒鉛がタンク中の氷を通って流れるのを維持するために駆動される。ある実施形態では、シャフト(111)はベアリング(115)によって第2の容器に連結される。ある実施形態では、システムは複数のタンク撹拌機を含む。特定の実施形態では、システムは、少なくとも1、2、3、4、5、6、7、8、9、あるいは10のタンク撹拌機を含む。
ある実施形態では、タンクは、流体(例えば、固体、液体、あるいは気体)を含む(例えば、保持または含有する)。ある実施形態では、ミキサーは液体(例えば、水、液体反応混合物)、固体(例えば、氷)、あるいはその混合物を含む。ある実施形態では、ミキサーの内容物は、例えば、0°C、1°C、2°C、3°C、4°C、6°C、8°C、10°C、15°C、20°C、25°C、30°C、35°C、40°C、45°C、50°C、55°C、60°C、65°C、70°C、75°C、80°C、85°C、90°C、95°C、あるいは100°C以下などの適切な温度で維持される。一例において、タンクの内容物は約0°Cに維持される。ある実施形態では、タンクの内容物は、約3、4、5、6、7、8、9、あるいは10以上のpHにある。ある実施形態では、タンクの内容物は、約3.1、3.2、3.3、3.4、3.5、3.6、3.7、3.8、3.9、4.0、4.1、4.2、4.3、4.4、4.5、4.6、4.7、4.8、4.9、5.0、5.1、5.2、5.3、5.4、5.5、5.6、5.7、5.8、5.9、6.0、6.1、6.2、6.3、6.4、6.5、6.6、6.7、6.8、6.9、7.0、7.1、7.2、7.3、7.4、7.5、7.6、7.7、7.8、7.9、8.0、8.1、8.2、8.3、8.4、8.5、8.6、8.7、8.8、8.9、9.0、あるいは.(9.2、9.3、9.4、9.5、9.6、9.7、9.8、9.9、あるいは10.0以上のpHである。ある実施形態では、ミキサーボウルの内容物はせいぜい約3〜約7のpHを有する。ある実施形態では、ミキサーボウルの内容物はせいぜい約3のpHを有する。ある実施形態では、ミキサーボウルの内容物はせいぜい約7のpHを有する。ある実施形態では、ミキサーボウルの内容物は、約3〜約3.5、約3〜約4、約3〜約4.5、約3〜約5、約3〜約5.5、約3〜約6、約3〜約6.5、約3〜約7、約3.5〜約4、約3.5〜約4.5、約3.5〜約5、約3.5〜約5.5、約3.5〜約6、約3.5〜約6.5、約3.5〜約7、約4〜約4.5、約4〜約5、約4〜約5.5、約4〜約6、約4〜約6.5、約4〜約7、約4.5〜約5、約4.5〜約5.5、約4.5〜約6、約4.5〜約6.5、約4.5〜約7、約5〜約5.5、約5〜約6、約5〜約6.5、約5〜約7、約5.5〜約6、約5.5〜約6.5、約5.5〜約7、約6〜約6.5、約6〜約7、あるいは約6.5〜約7までのpHを有する。ある実施形態では、タンクは、少なくとも約1ガロン、2ガロン、5ガロン、10ガロン、25ガロン、50ガロン、75ガロン、100ガロン、250ガロン、500ガロン、750ガロン、1,000ガロン、2,000ガロン、3,000ガロン、4,000ガロン、5,000ガロン、5,500ガロン、6,000ガロン、7,000ガロン、8,000ガロン、9,000ガロン、10,000ガロン、15,000ガロン、25,000ガロン、50,000ガロン、100,000ガロン、150,000ガロン、200,000ガロン、1,000立方メートル、5,000立方メートル、10,000立方メートル、50,000立方メートル、100,000立方メートル、500,000立方メートル、100万立方メートル、150万立方メートル、200万立方メートル、250万立方メートル、あるいは300万立方メートルの容量を有する。いくつかの実施形態において、タンクは、少なくとも約1ガロン〜約200,00ガロンの容量を有する。いくつかの実施形態において、タンクは、少なくとも約1ガロンの容量を有する。いくつかの実施形態において、タンクは、最大で約200,000ガロンの容量を有する。ある実施形態では、タンクは、少なくとも約1ガロン〜約5ガロン、約1ガロン〜約10ガロン、約1ガロン〜約25ガロン、約1ガロン〜約50ガロン、約1ガロン〜約100ガロン、約1ガロン〜約250ガロン、約1ガロン〜約500ガロン、約1ガロン〜約1,000ガロン、約1ガロン〜約10,000ガロン、約1ガロン〜約100,000ガロン、約1ガロン〜約200,000ガロン、約5ガロン〜約10ガロン、約5ガロン〜約25ガロン、約5ガロン〜約50ガロン、約5ガロン〜約100ガロン、約5ガロン〜約250ガロン、約5ガロン〜約500ガロン、約5ガロン〜約1,000ガロン、約5ガロン〜約10,000ガロン、約5ガロン〜約100,000ガロン、約5ガロン〜約200,000ガロン、約10ガロン〜約25ガロン、約10ガロン〜約50ガロン、約10ガロン〜約100ガロン、約10ガロン〜約250ガロン、約10ガロン〜約500ガロン、約10ガロン〜約1,000ガロン、約10ガロン〜約10,000ガロン、約10ガロン〜約100,000ガロン、約10ガロン〜約200,000ガロン、約25ガロン〜約50ガロン、約25ガロン〜約100ガロン、約25ガロン〜約250ガロン、約25ガロン〜約500ガロン、約25ガロン〜約1,000ガロン、約25ガロン〜約10,000ガロン、約25ガロン〜約100,000ガロン、約25ガロン〜約200,000ガロン、約50ガロン〜約100ガロン、約50ガロン〜約250ガロン、約50ガロン〜約500ガロン、約50ガロン〜約1,000ガロン、約50ガロン〜約10,000ガロン、約50ガロン〜約100,000ガロン、約50ガロン〜約200,000ガロン、約100ガロン〜約250ガロン、約100ガロン〜約500ガロン、約100ガロン〜約1,000ガロン、約100ガロン〜約10,000ガロン、約100ガロン〜約100,000ガロン、約100ガロン〜約200,000ガロン、約250ガロン〜約500ガロン、約250ガロン〜約1,000ガロン、約250ガロン〜約10,000ガロン、約250ガロン〜約100,000ガロン、約250ガロン〜約200,000ガロン、約500ガロン〜約1,000ガロン、約500ガロン〜約10,000ガロン、約500ガロン〜約100,000ガロン、約500ガロン〜約200,000ガロン、約1,000ガロン〜約10,000ガロン、約1,000ガロン〜約100,000ガロン、約1,000ガロン〜約200,000ガロン、約10,000ガロン〜約100,000ガロン、約10,000ガロン〜約200,000ガロン、あるいは約100,000ガロン〜約200,000ガロンの容量を有する。ある実施形態では、タンクは液体、固体(例えば氷)、あるいはその組み合わせを保持または含有する。ある実施形態では、タンクは、少なくとも約1ポンド(lb)、25lb、50lb、75lb、100lb、150lb、200lb、100キログラム(kg)、250kg、500kg、750kg、1トン(t)、5t、10t、25t、50t、100t、250t、500t、750t、1キロトン(kt)、2kt、5kt、10kt、20kt、50kt、100kt、200kt、500kt、1メガトン(Mt)、1.5Mt、2Mt、2.5Mt、あるいは3Mtの固体(例えば氷)あるいは固体−液体混合物を含む。一例において、タンクは、少なくとも約100ガロンの容量を有する。ある実施形態では、100ガロンのタンクは、約22インチの幅(フレームを含む)と約2フィートの深さ未満である。いくつかの実施形態では、タンクは流体を含む。ある実施形態において、流体は炭素質組成物を含む。ある実施形態において、タンクは、少なくとも約100ガロンの液体、少なくとも約150ポンドの氷、あるいは液体および/または少なくとも約150ポンドの氷を保持するか、または含む。ある実施形態では、液体は水を含む。ある実施形態では、タンクは少なくとも1つの入口および/または少なくとも1つの出口を含む。ある実施形態では、入口と出口は鉄パイプサイズ(IPS)用の雄ねじを含む。
ある実施形態では、第1の容器(101)は第2の容器(102)と流体連通する。ある実施形態では、第1の容器は、第1の容器から第2の容器まで流体を通過させるために、開いたり、閉じたり、あるいは調節して制御したりすることができるバルブ(例えばバタフライバルブ)(113)を含む。例えば、ある実施形態では、ミキサーボウルは、ミキサーボウルと実質的に同一平面に取り付けられたバタフライバルブを含み、ミキサー(例えばミキサーボウル)はバタフライバルブによってタンクと流体連通している。ある実施形態では、バタフライバルブ(あるいは同様の機能性を備えた別のタイプのバルブ)は、保護コーティング(例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)ベースのコーティング、あるいはエチレンとクロロトリフルオロエチレンのコポリマー(例えば、最大で約800°Fの温度に耐えることができるECTFEコーティング)を有する。
ある実施形態では、第2の容器は1つ以上のバルブ(例えば、入口バルブおよび/または出口バルブ)を含む。例えば、ある実施形態では、第2の容器は、さらなる改善のために別のタンクへ生成物(例えば酸化黒鉛)を排出させるために使用される出口を含む。図1の例において、第2の容器はドレーンシステム(あるいはドレーン領域)(117)を含む。ドレーンシステムはドレーンバルブ(118)を含む。
ある実施形態では、ミキサー(103)はタンクの上部へ取り付けられる。ある実施形態では、システム(例えば、ミキサー)は、ミキサー(103)に機械的にタンク撹拌機(110)を連結するシャフトを含む。ある実施形態において、シャフトは駆動シャフトを含む。ある実施形態において、タンク撹拌機は、ミキサーのフロントアタッチメントから離れて駆動シャフトで駆動される。ある実施形態では、ミキサーは電源(例えば110VAC)によって動力を供給される。ある実施形態では、ミキサーに連結された電源は、システムのすべてのコンポーネントに電力を提供することもある。ある実施形態では、システムは、ミキサーとタンク撹拌機との間のトランスミッションを含む。ある実施形態では、トランスミッションは、タンク撹拌機を停止させ、開始させ、および/または調節するように構成される。ある実施形態では、ミキサーとタンク撹拌機は1つ以上のギア(例えば直角ギア)(114)によって連結される。ある実施形態では、ミキサーとタンク撹拌機はギアボックスによって連結される。代替的に、ある実施形態では、システムは、タンク撹拌機を停止させ、開始させ、および/または調節するように構成された別のモーターを含む。ある実施形態では、別のモーターは、ミキサーと同じ電源から動力が供給される。ある実施形態では、別のモーターは、ミキサーと同じ電源から動力が供給されない(例えば、追加の電源が設けられる)。
ある実施形態では、タンク撹拌機は、約20、25、30、35、40、45、50、55、60、65、70、75、80、85、90、95、100、105、110、115、120、125、130、135、140、145、150、155、160、165、170、175、180、185、190、195、200、205、210、215、220、225、230、235、240、245、あるいは250以上の毎分回転数(rpm)の出力/頻度で駆動される。ある実施形態では、タンクは約20rpmから約300rpmの出力/頻度で駆動される。ある実施形態では、タンクは少なくとも約20rpmからの出力/頻度で駆動される。ある実施形態では、タンクは最大でも約300rpmからの出力/頻度で駆動される。ある実施形態では、タンクは、約20rpm〜約60rpm、約20rpm〜約100rpm、約20rpm〜約150rpm、約20rpm〜約200rpm、約20rpm〜約250rpm、約20rpm〜約300rpm、約60rpm〜約100rpm、約60rpm〜約150rpm、約60rpm〜約200rpm、約60rpm〜約250rpm、約60rpm〜約300rpm、約100rpm〜約150rpm、約100rpm〜約200rpm、約100rpm〜約250rpm、約100rpm〜約300rpm、約150rpm〜約200rpm、約150rpm〜約250rpm、約150rpm〜約300rpm、約200rpm〜約250rpm、約200rpm〜約300rpm、あるいは約250rpm〜約300rpmまでの出力/頻度で駆動される。一例において、タンクは、少なくとも約60、100、あるいは200rpmの出力/頻度で駆動される。
ある実施形態では、(例えば、ミキサーおよび/またはタンクでの)混合は、非機械的な手段よって(例えば、ガス注入、回転式ドラム、磁気撹拌ロッド、あるいは他の手段を用いて)に達成される。いくつかの実施形態では、システム(100)はフィルター(図示せず)を含む。例えば、ある実施形態では、タンクは、タンクミックスの1つ以上の成分を分離または精製するように構成されたフィルターに(例えば、ドレーンバルブ(118)と流体連通したダイヤフラムポンプによって)連結される。ある実施形態では、フィルターは、例えば、最終生成物(例えば炭素質組成物の酸化形)、堆積物、および/または他の成分(例えば、流出水)を分離させる。例えば、ある実施形態では、残存物は別々の容器で中和され、フィルターは堆積物および/または流出水を保持または含有するように構成される。ある実施形態では、フィルターは、タンクミックス(例えば、GOなどの黒鉛の酸化形といった炭素質組成物の酸化形を含むタンクミックス)を中性状態におくか、および/またはタンクミックスを還元するために、1つ以上の酸および/または塩を除去する。ある実施形態では、フィルターは(例えば、酸の除去、塩の除去、還元、および/または、他の濾過または処理の目的のための)1つ以上のタイプのフィルターを含んでいる。例えば、ある実施形態では、フィルター(例えば、本明細書で詳細に別記された第1の反応のためのフィルター)は、単一のフィルターあるいは2つ以上の様々なタイプのフィルターを使用して、タンクミックスを中性状態におくか、および/または、タンクミックスを還元するために、酸および塩を取り出す(例えば、ろ過/除去は第1のフィルターによって行われ、還元は第2のフィルターによって行われ、あるいは両方のフィルターはろ過/除去と還元を同じ程度または異なる程度まで行う)。
ある実施形態では、システム(100)の少なくとも一部は可動性である。ある実施形態では、ミキサー(103)はタンク(102)に連結され、タンク(102)はキャスター(116)で構成される。ある実施形態において、ミキサーは、タンクに対して移動することができるように、スライド上で構成される。例えば、ある実施形態では、ミキサーは、タンクを清掃しやすくするために摺動し、および/または、それ以外の方法で動く。ある実施形態では、ミキサーボウルは、ミキサーの残り部分ともに、あるいはミキサーの残りの部分とは別々に移動(例えば摺動)可能に構成される。
ある実施形態では、ミキサーボウル、タンク、あるいはその両方は、所望の組成物(例えば酸化形に変換される炭素質組成物)を含んでいる。ある実施形態では、組成物はミキサーボウル、タンク、そのあるいは両方に入れられる。いくつかの実施形態において、組成物は、ミキサーボウルに最初に入れられ、その後、タンクに移される。ある実施形態では、タンクは反応物、希釈剤、および/または温度調節された浴(例えば、固定された温度で相転移を受ける混合物)を含んでいる。いくつかの実施形態において、ミキサーボウルとタンクの内容物は相互作用する(例えば伝熱によって)が、組み合わされず、混合されない。ある実施形態、ミキサーボウルの内容物およびタンクの中で、組み合わせられたか混合された時、互いに反応する。ある実施形態、ミキサーボウルおよびタンクの内容物は、組み合わされるか、混合されるとき、互いに反応しない(例えば、内容物は混合するが反応しない)。ある実施形態では、反応は、限定されないが、レドックス反応を含む。ある実施形態では、他の流体はミキサーボウルおよび/またはタンクに導入される(例えば、ガス状反応体はミキサーボウルおよび/またはタンクに加えられる)。ある実施形態では、システム(100)は、気体−固体、気体−液体、固体−液体、気体−気体、液体−液体、および/または固体−固体の混合および/または反応を可能にするように構成される。ある実施形態では、こうした混合および/または反応は、ミキサーボウル、タンク、ミキサーボウル、およびタンク内で、および/または、ミキサーボウルの内容物とタンクの内容物を組み合わせることによって行われる。
一例において、炭素質組成物は黒鉛を含み、炭素質組成物の酸化形は酸化黒鉛または酸化グラフェンを含む。タンクの内容物は約0°Cの温度で維持され、ミキサーボウルの内容物は約15°C未満の温度で維持される。ある実施形態では、ミキサーボウルの内容物は(例えば、本明細書に別記されるように)混合および/または反応する。ある実施形態では、タンクの内容物は(例えば本明細書に別記されるように)混合および/または反応する。ある実施形態では、ミキサーボウルとタンクの内容物は(例えば本明細書に別記されるように)互いに混合および/または反応する。
図2は2つの容器を含む別のシステム(200)の概略図である。ある実施形態では、システム(200)は、第1の反応(例えば、炭素質組成物を酸化させて)を実行するために使用される。ある実施形態では、システムは第2の反応(例えば、炭素質組成物を還元して)を実行するために使用される。ある実施形態では、システムは第1の容器(例えば、反応チャンバおよび/またはミキサーボウル)(201)と第2の容器(例えばタンク)(202)を含んでいる。ある実施形態では、制御部(209)を用いて動作され、かつ、シャフト(205)およびパドル、ブレードを有するミキサー撹拌機(204)あるいは他の撹拌機(206)を含むミキサー(203)は、第1の容器(201)の内容物を撹拌または混合する。ある実施形態では、ミキサーはタンクに(例えばタンクの上部に)取り付けられる。ある実施形態では、ミキサーボウル(201)は、バタフライバルブ(213)によってタンク(202)と流体連通する(例えば、100ガロンのタンクを備えたシステムでは、ミキサーボウルは、ボウルと同一面に取り付けられた3インチのバタフライバルブを含む)。ある実施形態では、ミキサーボウルは、ホルダー、ブレース、あるいはブラケット(223)によって適所に保持される。ある実施形態では、ミキサーは、1つ以上のタンク撹拌機に(例えば100ガロンのタンク撹拌機に)連結されるシャフトを含む。ある実施形態では、ミキサーは、トランスミッション(例えばギアまたはギアボックス)(214)によってタンク撹拌機(210)に機械的に連結される。ある実施形態では、トランスミッションは、タンク撹拌機を停止させ、開始させ、および/または調節するように並んでいる。ある実施形態では、タンク撹拌機はシャフト(211)と、1つ以上の撹拌機ブレード(212)を含む。いくつかの実施形態において、ミキサーはシャフト(211)の少なくとも一部を含む。ある実施形態では、タンク撹拌機はミキサーから離れて駆動される。ある実施形態では、タンク撹拌機は、駆動シャフトを有するミキサーから離れて(例えばミキサーのフロントアタッチメントから離れて)駆動される。ある実施形態では、タンク撹拌機(例えば100ガロンのタンクのタンク撹拌機)は、例えば、タンク(202)のすべての側部と底部から少なくとも1/2インチの隙間を開けて2列の4つのブレードを含む。ある実施形態において、タンク撹拌機の上部ブレードは、タンクの上部から少なくとも約6インチであり、タンクの側部から少なくとも約1/2インチである。ある実施形態では、タンクの底部に設置されたスタビライザーブラケット(223)はタンク撹拌機を機械的に支持または安定させるように構成される。
特定の実施形態では、タンク(202)は、1つ以上の出口(例えば放水口)(219)を含む。特定の実施形態では、出口(例えばドレーン)(219)(例えば、幾つかの実施形態における単一の出口)は、タンクを排水する(例えば、タンクからタンクミックス及び/又は水を排水する)。特定の実施形態では、出口(219)は、フィルターまたはフィルターシステム(221)へと排水する。幾つかの実施形態では、タンクは、2つの出口を含む(例えば、100ガロンのタンクは、2つの1.5インチの出口を含み得る):タンクの中心端における上部の第1の出口およびの底部の第2の出口。特定の実施形態では、第1の(上部の)出口は、タンクの上部から約1インチ以内にあり、ここで第2の(底部の)出口は、タンクの底部と実質的に同一平面にある。特定の実施形態では、タンク(202)は、1つ以上の入口(例えば吸水口)(220)を含む。特定の実施形態では、入口(220)から、タンクに内容物を充填するか又は加える。幾つかの実施形態では、タンクは、2つの入口を含む(例えば、2つの1インチの入口を含む100ガロンのタンク):タンクの上部の第1の入口(図示せず)およびタンクの後部の左下縁部の第2の入口。特定の実施形態では、そのような入口及び/又は出口は、バルブを含む。例えば、特定の実施形態では、出口(219)はドレーンバルブを含む。幾つかの実施形態では、1つ以上の入口及び/又は出口は、使用されないか又は含まれない(例えば、図1を参照)。例えば、特定の実施形態では、上部の排水孔は必要とされず、底部の排水孔のみが提供され、及び/又は入口は設けられない。
特定の実施形態では、タンクは、フィルターまたはフィルターシステム(221)を含む(またはそれに連結される)。特定の実施形態では、フィルターシステム(例えば、100ガロンのタンクの/に連結されたフィルターシステム)は、短い側で約16インチの幅×約8インチの高さおよび高い側で約14インチの高さである(またはそれらの寸法を有しているフィルター本体を含む)。特定の実施形態では、フィルターシステムはフィルタータンクを含む。特定の実施形態では、フィルターシステムは出口を含む。特定の実施形態では、フィルターの出口はバルブ(222)を含む。特定の実施形態では、出口(例えば、100ガロンのタンクの/に連結されたフィルターシステムにおける、2インチの出口)は、フィルタータンクの底部と少なくとも部分的にまたは実質的に同一平面(例えば、可能な限り同一平面)にある。特定の実施形態では、フィルターシステムは、与えられた量の堆積物及び/又は流出水(例えば、システムサイズによって、少なくとも約13ガロン、20ガロン、30ガロン、35ガロン、50ガロン、100ガロン、150ガロン、200ガロン、250ガロン、300ガロン、350ガロン、400ガロン、450ガロン、500ガロン、550ガロン、600ガロン、700ガロン、800ガロン、900ガロン、1,000ガロン、2,000ガロン、3,000ガロン、4,000ガロン、5,000ガロン、10,000ガロン、50,000ガロン、100,000ガロン、250,000ガロン、500,000ガロン、750,000ガロン、100万ガロンまたは150万ガロンの堆積物及び/又は流出水)を保持または含有するように構成される。例えば、特定の実施形態において、100ガロンのタンクの/に連結されたフィルターシステムは、少なくとも約13ガロンの堆積物、少なくとも約13ガロンの堆積物および流出水、少なくとも約20ガロンの堆積物および流出水、合計で少なくとも約20ガロン、少なくとも約25ガロンの堆積物および流出水、合計で少なくとも約25ガロン、少なくとも約30ガロンの堆積物および流出水、合計で少なくとも約30ガロン、少なくとも約35ガロンの堆積物および流出水、合計で少なくとも約35ガロン、約25ガロンから30ガロンの間の堆積物および流出水(例えば、単層GOに対して)、合計で約25ガロンから30ガロンの間(例えば、単層GOに対して)、約30ガロンから35ガロンの間の堆積物および流出水(例えば、多層GOに対して)、合計で約30ガロンから35ガロンの間(例えば、多層GOに対して)、約20ガロンから35ガロンの間の堆積物および流出水、及び/又は合計で約20ガロンから35ガロンの間を保持または含有するように構成される。幾つかの実施形態では、フィルターは、フィルタータンクの側の上部より下に(例えば、100ガロンのタンクの/に連結されたフィルターシステムにおいて、約1インチ)分配されたバッフル(図示せず)を含む。特定の実施形態では、バッフルは、フィルタータンクまたはフィルターシステム中に、それを横切って、及び/又はそれに沿って分配される(例えば、100ガロンのタンクの/に連結されたフィルターシステムにおいて、バッフルは、少なくとも10インチごとに設けられ得る)。特定の実施形態では、バッフルは、フィルターを中に摺動させるための、少なくとも1、2、3、4、6、8、10またはそれ以上(例えば少なくとも3)のチャネルを含む。特定の実施形態では、バッフル(例えば、1ミクロンのスクリーンバッフル)は、フィルターにおいて流体(例えば、固体−液体混合物)の流れを配向する及び/又は妨害するように構成された羽根またはパネルを含む。特定の実施形態では、バッフルは、フィルターに対する与えられた配向を有している(例えば、バッフルは、フィルター本体の1つ以上の側面または表面に対して垂直な配向または他の配向を有している)。特定の実施形態では、フィルターシステムは、矩形を有する個々のフィルターを受けるように構成され、矩形枠にフィルター材料媒体(filter material media)が包まれる。特定の実施形態では、個々のフィルターは、フレームおよびフィルターに適合するのに十分広いフレームチャネルに挿入される(例えば、フレームチャネルは、フレームおよびフィルターに適合するのに十分広い)。特定の実施形態では、個々のフィルター及び/又はフィルターシステム(例えば、フィルター本体の寸法)は、表面積を増大させるか又は最大限にするように構成される。幾つかの実施形態では、フィルターは、バッフルを含まない(例えば、図1を参照)。
図3A−3Bは、タンク撹拌機(310)(例えば、図1のタンク撹拌機(112))および関連するコンポーネントの概略図を示す。特定の実施形態では、図3Aのタンク撹拌機(310)は、直角ギアボックス(314)を含む。特定の実施形態では、ギアボックスは、エポキシ被覆される(または別のタイプの保護コーティングを含む)。特定の実施形態では、ギアボックス(314)は、位置合わせ穴部(325)を有する角錐体(324)をさらに含む(またはそれに連結される)。連結ボルト(例えばステンレス鋼(SS)連結ボルト)(326)は、タンク撹拌機のシャフト(311)にギアボックスを連結する。特定の実施形態では、タンク撹拌機(310)は、タンク撹拌機ブレード(312)を含む。特定の実施形態では、タンク撹拌機(310)のシャフト(311)、ブレード(312)及び/又は他の部分は、保護コーティングを有する。一例では、特定の実施形態において、(例えば、少なくとも約150ポンドの氷を含む)100ガロンの氷浴を含むタンク中で、タンク撹拌機は、ギアボックス(314)から約47インチ伸長し、約1インチのシャフト径を有する。特定の実施形態では、タンク撹拌機ブレード(312)は、シャフトに連結される(例えば、溶接される)。特定の実施形態では、1つ以上のブッシング(例えばナイロンブッシング)(327)が、タンクの少なくとも一部に(例えば、タンクの下部に)シャフトを保持する。特定の実施形態では、ミキサーからのシャフトは、1つ以上のブッシングの助けによってタンクの内部で安定して保持される(例えば、ブッシングは、タンクの片側に対するシャフトを支持する)。
特定の実施形態では、タンク撹拌機(310)は、1つ以上の締結部材(328)を使用して、タンク(例えば、図1のタンク(102))に連結される。特定の実施形態では、締結部材(328)は、ブッシングブラケット(329)および1つ以上のタンクマウント(330)を含む。締結部材(328)の側面図(上部)および締結部材(328)の平面図(中間)は、図3Bに示される。特定の実施形態では、ブッシング(330)は、ブッシングブラケット(329)に連結される。特定の実施形態では、ブッシングは、上部および底部のフランジ(331)を含む。ブッシング(330)の側面図(左下)およびブッシング(330)の平面図(右下)は、図3Bに示される。一例では、特定の実施形態において、(例えば、少なくとも約150ポンドの氷を含む)100ガロンの氷浴を含むタンク中で、締結部材の長さは約22インチであり、タンクマウントの幅は3インチである。特定の実施形態では、ブッシング(330)の高さは約3インチであり、直径は約2インチである。特定の実施形態では、ブッシングは、約2.5インチの直径のシャフト穴部(332)を含む。特定の実施形態では、締結部材(328)のブッシングブラケット(329)及び/又は他のコンポーネントは、保護コーティング(例えば、ECTFE、エチレンのコポリマーおよびクロロトリフルオロエチレン)を含む。
図4は、ミキサーボウル(401)(例えば、図1のミキサーボウル(101))および関連するコンポーネントの概略図を示す。ミキサーボウルは反応チャンバを含む。特定の実施形態では、図4の1つ以上のコンポーネント(例えば、すべての部品)は、保護コーティングを含む。特定の実施形態では、コーティングは、コンポーネントをミキシングボウル中およびそのまわりに存在する霧状硫酸から保護する。ミキサーボウル(401)およびミキサーボウルに連結されたバルブ(例えば、バタフライバルブ)(413)の分解側面図が、図4の右側に示される。特定の実施形態では、ミキサーボウルは、フランジ(436)に連結される。特定の実施形態では、フランジ(436)は、バタフライバルブ(413)に連結される。特定の実施形態では、ミキサーボウルは、ミキサーボウル取り付けブラケット(333)を使用して、ミキサーまたは別の取り付け具に取り付けられる。特定の実施形態では、ミキサーボウルは温度調整される。例えば、特定の実施形態では、ミキサーボウルは、例えば、第1の冷却管(434)および第2の冷却管(435)などの、1つ以上の冷却管またはコイルによって冷却されるか又はそうでなければ調整される。特定の実施形態では、冷却管またはコイルは、銅製の冷却管またはコイルであるか、または熱を伝達するのに適切な別の材料で作られている。特定の実施形態では、伝熱または冷却液は、冷却管において循環される。幾つかの実施形態では、ミキサーボウルの異なる部分が、異なる冷却管によって冷却される。例えば、特定の実施形態では、ミキサーボウルの上部および底部は、別々に冷却される。特定の実施形態では、冷却管は、例えば、ミキサーボウルの外側に設けられる。特定の実施形態では、例えば、対流加熱または冷却を含む、温度調整の他の形態が、冷却管に加えて又はその代わりに実装される。
継続して図4を参照すると、フランジ(436)の平面図および底面図が、左上および左下にそれぞれ示される。特定の実施形態では、ミキサーボウルをフランジに(及び/又はミキサーなどの取り付け具に)固定するために、チャンバマウント(438)が使用される。特定の実施形態では、フランジをミキサー及び/又は別の取り付け具に固定するために、ボルト穴部(437)が使用される。
一例では、ミキサーボウル(401)は、20クオート(5ガロン)の反応チャンバを含む。ミキサーボウルは、約6インチの直径(または幅)を有している2 1/2インチのバタフライバルブ(413)と流体連通している。3/8インチの銅製の冷却管の少なくとも約95フィートは、ミキシングボウルに巻きつけられる(例えば、2つ以上の部分(434)および(435)へと分割される)。フランジ(436)は、1/2インチのボルト穴部(437)に通してボルトによって添付される。特定の実施形態では、そのようなミキサーボウルおよび反応チャンバは、(例えば、少なくとも約150ポンドの氷を含む)100ガロンの氷浴を含むタンクを含むシステムにおいて使用される。
図5A−5Bは、タンク(502)(例えば、図1のタンク(102))および関連するコンポーネントの概略図を示す。特定の実施形態では、タンクは、上部(例えば、プレキシガラス上部)(540)(図5Aの左上)を含む。特定の実施形態では、プレキシガラス上部は、1つ以上の部品を含む。特定の実施形態では、(例えば、2つの別部品間に)氷オーガーシャフト穴部(ice auger shaft holes)(541)が設けられる。特定の実施形態では、(例えば、タンクを容易に閉じるために)磁気ストリップ(542)がプレキシガラス上部に連結される。特定の実施形態では、タンクはさらに、底部(543)(図5Aの右上)を含む。特定の実施形態では、底部は、例えば、金属または別の適切な材料で形成される。特定の実施形態では、底部は、氷オーガーブラケットマウント(ice auger bracket mounts)(544)を含む。特定の実施形態では、タンクはさらに、ミキサー取り付けプレート(545)を含む(図5Aの下部に示される平面図および側面図)。特定の実施形態では、ミキサー取り付けプレートは、タンクの上部に置かれる。特定の実施形態では、ミキサー取り付けプレートは、ミキサーが添付されるミキサーボルト穴部(546)を含む。特定の実施形態では、ミキサーがボルトとともに移動しないようにするために、ミキサークリート(547)が使用される。
図5Bは、方向y1(上部)およびy2(底部)に沿ったタンク(502)の側面図を示す。特定の実施形態では、タンクは、キャスター(516)上に置かれる。特定の実施形態では、タンクは、ドレーン領域(548)を含む。特定の実施形態では、タンクは、90°フィップ(fip)(550)に接続されたフィッティング(549)を介して排水される。特定の実施形態では、90°フィップ(550)は、ニップル(551)を介してドレーンバルブ(例えば、耐酸ボールバルブ)(518)に接続される。
一例では、100ガロンのタンク(502)(例えば、少なくとも約150ポンドの氷を含む100ガロンの氷浴を含んでいる100ガロンの氷タンク)は、プレキシガラス上部(540)を含む。特定の実施形態では、プレキシガラス上部(540)は、約21 3/4インチの幅と約23 1/2インチの長の第1の部分および約21 3/4インチの幅と約5 3/4インチの長の第2の部分を含む、(図5Aの左上)。特定の実施形態では、タンクはさらに、約21 3/4インチの幅と約46インチの長である底部(543)を含む(図5Aの右上)。特定の実施形態では、ミキサー取り付けプレート(545)は、プレートへと約9インチ伸長するカットアウトとともに、約21 3/4インチの幅および約16インチの長を有している(図5Aの下部)。特定の実施形態では、タンクの幅は約22インチであり(図5Bの上部)、長さは約46インチである(図5Bの下部)。特定の実施形態では、タンクの深さは、約26インチである。特定の実施形態では、タンクの底部は、地上約9 1/2インチである。特定の実施形態では、タンクは、1 1/2インチの90°フィップ(550)に接続された1 1/2インチのミップフィッティング(mip fitting)(549)、1 1/2xのクローズニップル(551)およびドレーンバルブ(518)を介して排出される。
特定の実施形態では、反応を実行するためのシステム(例えば、第1の反応システムまたは装置)は、1つ以上のサブシステムまたは部分を含む。幾つかの実施形態では、第1の反応システム(例えば、黒鉛原材料などの炭素質組成物を酸化させるためのシステム)は、図44に示されるようなスケーラブルなリアクターを含む。特定の実施形態では、そのようなサブシステムまたは部分はそれぞれ、(例えば、図1−3の記載されるように)ミキサー、撹拌機、容器、冷却システム、または他のコンポーネントなどの1つ以上のコンポーネントを含む。特定の実施形態では、第1の反応システムは、そのようなサブシステムまたは部分のあらゆるコンポーネントを含む。特定の実施形態では、そのようなコンポーネントは、前述のサブシステムまたは部分において組み立てられる。特定の実施形態では、そのようなコンポーネントは、前述のサブシステムまたは部分において組み立てられない。さらに、特定の実施形態では、与えられたサブシステムまたは部分のあらゆるコンポーネントは、異なるサブシステムまたは部分の一部として設けられる(例えば、前述のサブシステムまたは部分のコンポーネントは、異なるサブシステムまたは部分において再び組み立てられる)か、代用されるか、または省かれる。サブシステム/部分、コンポーネントおよび多数のコンポーネントの例は、表1に提供される。特定の実施形態では、そのようなコンポーネントは、前述のサブシステムまたは部分において組み立てられる。第1の反応システムに関連して記載される本開示の態様は、少なくとも幾つかの構成で本明細書の第2の反応システムまたは他のシステムに等しく適用される。本開示を考慮して、当業者は、本明細書に記載されるデバイスおよびシステムに対する構成および成形に有用な特定の材料が、商用源から得ることを認識する。
特定の実施形態では、反応システム(例えば、図44に示されるスケーラブルなリアクターなどの第1の反応システム)は、リフトキャリッジ(図71A−71B)、第1の反応フレーム溶接物(図68A−68C)、タンクミキサーパドル(図74)、第1の反応フレームシェルフ(図76A−76B)、および第1の反応パドルアセンブリ(図77A−77B)の1つ以上の要素を含む。
特定の実施形態では、リフトキャリッジは、リフトキャリッジブレース(7101)、リフトキャリッジ溶接物(7102)、スペーサー7103、リフトキャリッジスキッドプレート7104、解決されたスペーサー(7105)、ネオプレン(neoprene)ローラー(7106)、六角(hex)ヘッドキャップスクリュー(7107)および(7114)、Phillipsマシンスクリュー(7108)、ロックナット(7109)および(7110)、およびフラットワッシャ(7111)、(7112)、および(7113)の要素の1つ以上を含む。リフトキャリッジスキッドプレート(7104)は、図48に示される。特定の実施形態では、リフトキャリッジスキッドプレートは、高さ(4804)、幅(4805)および深さ(4806)を有している。1つの典型的な実施形態では、リフトキャリッジスキッドプレートは、約8.00インチの高さ(4804)、約1.75インチの幅(4805)、および約0.375インチの深さ(4806)を有している。特定の実施形態では、リフトキャリッジスキッドプレートは、1つ以上の開口を含む。例えば、特定の実施形態では、リフトキャリッジスキッドプレートは、第1の開口(4801)、第2の開口(4802)、および第3の開口(4803)を含む。特定の実施形態では、開口は円形である。リフトキャリッジスキッドプレートのそのような要素のサイズ、寸法及び/又は設置の例が、図48に示される。特定の実施形態では、異なるサイズ及び/又は寸法の他の適切な要素及び/又は材料が使用される。
特定の実施形態では、第1の反応フレーム溶接物は、ステンレス鋼筐体(6811)、ステンレス鋼板(6808)および(6809)、ならびにステンレス鋼管(6801)、(6802)、(6803)、(6804)、(6805)、(6806)、(6807)、および(6810)を含む。第1の反応フレーム溶接物のそのような要素のサイズ、寸法及び/又は設置の例が、図68A−68Cに示される。特定の実施形態では、異なるサイズ及び/又は寸法の他の適切な要素及び/又は材料が使用される。
特定の実施形態では、タンクミキサーパドルは、ミキサーシャフト(7401)、タンクミキサー補強材(7402)、およびタンクミキサーブレード(7403)の1つ以上の要素を含む。特定の実施形態では、タンクミキサーパドルは、ミキサーまたはミキサーシステムの一部である。特定の実施形態では、タンクミキサーパドルは、ステンレス鋼で作られた要素を含む。タンクミキサーパドルのそのような要素のサイズ、寸法及び/又は設置の例が、図74に示される。特定の実施形態では、異なるサイズ及び/又は寸法の他の適切な要素及び/又は材料が使用される。
特定の実施形態では、第1の反応フレームシェルフは、ステンレスプレート(7607)および(7608)、ステンレス鋼管(7601)、(7602)、(7603)、(7604)、(7605)、および(7606)を含む。特定の実施形態では、第1の反応フレームシェルフは、ステンレス鋼で作られた要素を含む。第1の反応フレームシェルフのそのような要素の寸法、サイズ及び/又は設置の例が、図76A−76Bおよび表1に示される。特定の実施形態では、異なるサイズ及び/又は寸法の他の適切な要素及び/又は材料が使用される。
特定の実施形態では、第1の反応パドルアセンブリは、第1の反応ミキサーブレード(7711)(例えば、図60を参照)、第1の反応スクレーパーブレードマウント(7710)(例えば、図61を参照)、第1の反応スクレーパーブレードシャフト(7709)(例えば、図62を参照)、第1の反応スクレーパーブレードホルダー(7706)(例えば、図63を参照)、第1の反応パドルシャフト(7713)(例えば、図64を参照)、第1の反応パドルキャップ(7703)(図65)、第1の反応ミキサー駆動シャフト(例えば、図66を参照)、第1の反応スクレーパーブレード(7702)、反応ボウル(例えば反応容器)(7712)、および第1の反応パドルストップ(7707)(例えば、図67を参照)の1つ以上の要素を含む。特定の実施形態では、追加のコンポーネントは、キャップスクリュー(7704)、ねじりばね(7701)、およびHDPEブッシング(7705)および(7708)を含む。図77Aは、その様々なコンポーネントの関連性を例示するパドルアセンブリの分解図を示す。特定の実施形態では、パドルアセンブリは、反応ボウルが上げられる及び/又は下げられることを可能にするように構成される。特定の実施形態では、パドルアセンブリは、反応ボウルを上げる及び/又は下げるように構成される。特定の実施形態では、パドルアセンブリは、反応ミキサーブレードが上げられる及び/又は下げられることを可能にするように構成される。特定の実施形態では、パドルアセンブリは、反応ミキサーブレードを上げる及び/又は下げるように構成される。特定の実施形態では、反応ミキサーブレードは、反応ボウルへと下げられるか、または反応ボウルから上げられる。特定の実施形態では、反応ボウルは、反応ミキサーブレードから離れて下げられるか、または反応ミキサーブレードの方へと上げられる。特定の実施形態では、反応ミキサーブレード(7711)は、スクレーパーブレード(7702)に機械的に連結される。特定の実施形態では、スクレーパーブレードは、反応ボウル(7712)の側と係合するように構成される。特定の実施形態では、スクレーパーブレードは、(例えば、図77Bに示されるように)反応ボウルが反応ミキサーブレードの方へと上げられると、反応ボウルと係合するように構成される。特定の実施形態では、スクレーパーブレードホルダー(7706)は、スクレーパーブレードが係合されるボウルの表面に相対する角度でスクレーパーブレードを保持するように構成される。特定の実施形態では、タンク撹拌機の動作によって、スクレーパーブレードが、材料を反応ボウルに沿って押し下げながらも反応ボウルにはり付けられた材料をそぎ落とすことを可能にするように、スクレーパーブレードはボウルの表面に相対した角度で保持される。特定の実施形態では、スクレーパーブレードは、ミキサーボウルが上昇するとボウルと係合するテーパを含む(図77Bを参照)。特定の実施形態では、第1の反応パドルアセンブリが動作中であるときに、反応ミキサーブレードは、駆動シャフトのまわりを回転する。特定の実施形態では、反応ミキサーブレードを回転させることで、(例えば、第1または第2の反応に対して)炭素質組成物を混合する。特定の実施形態では、炭素質組成物が混合されると、異物および他の成分が反応ボウルの側面にはり付く。したがって、特定の実施形態では、パドルアセンブリは、反応ボウルの側面上であまりも高く積もった(end up too high)材料をそぎ落とすように構成されたスクレーパーブレードを含む。特定の実施形態では、第1の反応パドルアセンブリは、ステンレス鋼で作られた要素を含む。第1の反応パドルアセンブリのそのような要素のサイズ、寸法及び/又は設置の例が、図77A−77Bに示される。特定の実施形態では、異なるサイズ及び/又は寸法の他の適切な要素及び/又は材料が使用される。
特定の実施形態では、第1の反応システムは、リフトキャリッジスキッドプレート(図48)、ボウルリフトロックスペーサー(図49)、リフトモーター取り付けプレート(図50)、リフトエルボースペーサープレート(図51)、ミキサーセンサーブラケット(図52)、タンクモーターマウント(図53)、ミキサートルクブラケット(図54)、ミキサースプレーバー(図55)、タンクミキサーシャフト(図56)、タンクミキサーブレード(図57)、ボウル取り付けプレート(図58)、キャリッジスイッチ取り付けプレート(図59)、第1の反応ミキサー(図60)、第1の反応スクレーパーブレードマウント(図61)、第1の反応スクレーパーブレードシャフト(図62−63)、第1の反応パドルシャフト(図64)、第1の反応パドルキャップ(図65)、第1の反応ミキサー駆動シャフト(図66)および第1の反応パドルストップ(図67)の1つ以上の要素を含む。特定の実施形態では、反応システムは、リフトキャリッジ溶接物(図69A−69B)、リフトキャリッジブレース(図70)、リフトキャリッジ(図71A−71B)、第1の反応上部プレート(図72)、ミキサーモーターマウント(図73)、タンクミキサーパドル(図74−75)、第1の反応フレームシェルフ(図76A−76B)、および第1の反応パドルアセンブリ(図77A−77B)の1つ以上の要素を含む。
特定の実施形態では、様々なボウルリフトロックスペーサーが、図49に示される。特定の実施形態では、第1のスペーサー(4901)の長さは、約0.700インチである。特定の実施形態では、第2のスペーサー(4902)の長さは、約3.031インチである。特定の実施形態では、第3のスペーサー(4903)の長さは、約2.063インチである。特定の実施形態では、第4のスペーサー(4904)の長さは、約0.900インチである。特定の実施形態では、スペーサーはそれぞれ、内径(4905)および外径(4906)を有している。特定の実施形態では、第1のスペーサー(4901)は、約0.38インチの内径および約0.75インチの外径を有している。特定の実施形態では、第2のスペーサー(4902)は、約0.53インチの内径および約1.00インチの外径を有している。特定の実施形態では、第3のスペーサー(4903)は、約0.53インチの内径および約1.00インチの外径を有している。特定の実施形態では、第4のスペーサー(4904)は、約0.53インチの内径および約1.00インチの外径を有している。
リフトモーター取り付けプレートが図50に示される。特定の実施形態では、リフトモーター取り付けプレートは、高さ(5003)、幅(5004)、および深さ(5005)を有している。特定の実施形態では、リフトモーター取り付けプレートは、約8.50インチの高さ(5003)、約8.00インチの幅(5004)、および約0.25インチの深さ(5005)を有している。特定の実施形態では、リフトモーター取り付けプレートは、1つ以上の内部開口(5001)および1つ以上の外側開口(5002)を含む。特定の実施形態では、リフトモーター取り付けプレートは、4つの内部開口(5001)および4つの外側開口(5002)を含む。特定の実施形態では、内部開口(5001)は、その中心が、上部側または底部側から約2.38インチに、および約8.50インチの高さ(5003)を有するリフトモーター取り付けプレートの対向する側から約6.13インチに置かれて位置付けられる。特定の実施形態では、内部開口(5001)は、その中心が、左側または右側から約2.84インチに、および約8.00インチの幅(5004)を有するリフトモーター取り付けプレートの対向する側から約5.16インチに置かれて位置付けられる。特定の実施形態では、外側開口(5002)は、その中心が、上部側または底部側から約0.75インチに、および約8.50インチの高さ(5003)を有するリフトモーター取り付けプレートの対向する側から約7.75インチに置かれて位置付けられる。特定の実施形態では、外側開口(5002)は、その中心が、左側または右側から約0.50インチに、および約8.00インチの幅(5004)を有するリフトモーター取り付けプレートの対向する側から約7.50インチに置かれて位置付けられる。特定の実施形態では、開口(5001)及び/又は(5002)は、長さが約0.75インチ(長手側)であり、幅が約0.28インチ(短手側)である。
様々なリフトエルボースペーサープレートが図51に示される。特定の実施形態では、反応システムは、第1のリフトエルボースペーサープレート(5104)、第2のリフトエルボースペーサープレート(5105)、および第3のリフトエルボースペーサープレート(5106)を含む。特定の実施形態では、第1のリフトエルボースペーサープレート(5104)および第2のリフトエルボースペーサープレート(5105)は、互いの鏡像である。第1及び/又は第2のリフトエルボースペーサープレート(5104)および(5105)の側面図(5101)は、1つ以上の円形開口(5111、5112、5113)の半径(5109)および深さ(5123)を例示する。特定の実施形態では、第1または第2のリフトエルボースペーサープレート(5102)の正面図は、高さ(5110)、幅(5116)、および深さ(5117)を示す。特定の実施形態では、第1または第2のリフトエルボースペーサープレート(5102)は、約7.00インチの高さ(5110)、約3.50インチの幅(5116)、および約0.88インチの深さ(5117)(側面図で(5103))を有している。特定の実施形態では、第1または第2のリフトエルボースペーサープレート(5102)は、第1の円形開口(5111)、第2の円形開口(5112)、および第3の円形開口(5113)を含む。特定の実施形態では、第1または第2のリフトエルボースペーサープレートは、1つ以上の丸みを帯びた矩形開口を含む。特定の実施形態では、第1または第2のリフトエルボースペーサープレートは、第1の丸みを帯びた矩形開口(5114)および第2の丸みを帯びた矩形開口(5115)を含む。第3のリフトエルボースペーサープレートが、斜視図(5106)、正面図(5107)、および側面図(5108)として図51に示される。第3のリフトエルボースペーサープレートは、幅(5121)および深さ(5122)を有している。特定の実施形態では、第3のリフトエルボースペーサープレートは、約5.00インチの幅(5121)および約0.38インチの深さ(5122)を有している。特定の実施形態では、第3のリフトエルボースペーサープレートは、左側開口(5118)、中央開口(5119)、および右側開口(5120)を含む。
ミキサーセンサーブラケットが、側面図(5201)、正面図(5202)、平面図(5203)、および斜視図(5204)で図52に示される。特定の実施形態では、ミキサーセンサーブラケットは、第1の高さ(5208)および第2の高さ(5209)を有している。特定の実施形態では、第1の高さ(5208)は約2.13インチである。特定の実施形態では、第2の高さ(5209)は約2.50インチである。特定の実施形態では、ミキサーセンサーブラケットは、第1の深さ(5210)および第2の深さ(5211)を有している。特定の実施形態では、第1の深さ(5210)は約1.50インチである。特定の実施形態では、第2の深さ(5211)は約1.50インチである。特定の実施形態では、ミキサーセンサーブラケットは、厚さ(5212)を有している。特定の実施形態では、厚さ(5212)は約0.125インチである。特定の実施形態では、ミキサーセンサーブラケットは1つ以上の開口を含む。特定の実施形態では、ミキサーセンサーブラケットは、第1の開口(5205)、第2の開口(5206)、および第3の開口(5207)を含む。特定の実施形態では、第1の開口は、約0.63インチの幅(短手側)および約1.13インチの高さ(長手側)を有している。特定の実施形態では、第1の開口は、の中心が、正面図のミキサーセンサーブラケット(5202)の底部側の上3.63インチに置かれて位置付けられる。
タンクモーターマウントが図53に示される。特定の実施形態では、タンクモーターマウントは、モーター取り付けプレートおよびベアリングプレートを含む。図53は、モーター取り付けプレートの正面図(5301)、側面図(5302)、および斜視図(5303)を示す。図53は、ベアリングプレートの正面図(5304)、側面図(5305)、および斜視図(5306)を示す。特定の実施形態では、モーター取り付けプレートは、約14.00の高さ(5307)、約14.00インチの幅(5308)、および約0.25インチの深さ(5302)を有している。特定の実施形態では、モーター取り付けプレートは、中心開口(5312)を含む。特定の実施形態では、中心開口(5312)は、その中心が、約14.00インチの高さ(5308)および幅(5308)を有しているモーター取り付けプレートのすべての側から約7.00インチに置かれて位置付けられる。特定の実施形態では、モーター取り付けプレートは、1つ以上の丸みを帯びた矩形開口(5311)を含む。特定の実施形態では、モーター取り付けプレートは、4つの丸みを帯びた矩形開口(5311)を含む。特定の実施形態では、モーターマウントは、1つ以上の円形開口(5313)および(5314)を含む。図53は、ベアリングプレートの正面図(5304)、側面図(5305)、および斜視図(5306)を示す。特定の実施形態では、ベアリングプレートは、約12.00インチの幅(5310)、約12.00インチの高さ(5309)、および約0.25インチの深さ(5302)を有している。特定の実施形態では、ベアリングプレートは、1つ以上の丸みを帯びた矩形開口(5311)を含む。特定の実施形態では、ベアリングプレートは、4つの丸みを帯びた矩形開口(5311)を含む。特定の実施形態では、丸みを帯びた矩形開口(5311)は、約0.75インチの幅(長手側)および約0.50インチの高さ(短手側)を有している。
ミキサートルクブラケットが、平面図(5401)、側面図(5403)、および斜視図(5402)で図54に示される。特定の実施形態では、ミキサートルクブラケットは、開口(5404)、(5405)、および(5406)を含む。特定の実施形態では、ミキサートルクブラケットは、第1の幅(5407)および第2の幅(5408)、深さ(5406)、および高さ(5409)を有している。特定の実施形態では、ミキサートルクブラケットは、約2.50インチの第1の幅(5407)、約6.00インチの第2の幅(5408)、約2.00インチの深さ(5406)、および約3.75インチの高さ(5409)を有している。
ミキサースプレーバーが図55に示される。ミキサースプレーバーは、斜視図(5503)、第1の端面図(5502)、第2の端面図(5501)、第1の側面図(5504)、第2の側面図(5505)、第3の側面図(5506)、第4の側面図(5507)、第5の側面図(5508)、および第6の側面図(5509)で示される。特定の実施形態では、ミキサースプレーバーは長さ(5510)を有している。特定の実施形態では、ミキサースプレーバーは、約6.00インチの長さ(5510)を有している。側面図の各々は、開口、ミキサースプレーバーの片側の長さに沿った開口の位置、および周囲の開口に相対する開口の位置を示す。特定の実施形態では、ミキサースプレーバーは、6つの開口(5504)、(5505)、(5506)、(5507)、(5508)、および(5509)を含み、各開口は、ミキサースプレーバーの6つの側のうちの1つに位置付けられている。特定の実施形態では、開口の直径は約0.56インチである。特定の実施形態では、開口(5504)は、その中心が、ミキサースプレーバーの第1の端部から約2.00インチの長さ(5513)に置かれて位置付けられている。特定の実施形態では、開口(5505)は、その中心が、ミキサースプレーバーの第1の端部から約1.00インチの長さ(5514)に置かれて位置付けられている。特定の実施形態では、開口(5506)は、その中心が、ミキサースプレーバーの第1の端部から約5.00インチの長さ(5515)に置かれて位置付けられている。特定の実施形態では、開口(5507)は、その中心が、ミキサースプレーバーの第1の端部から約4.00インチの長さ(5516)に置かれて位置付けられている。特定の実施形態では、開口(5508)は、その中心が、ミキサースプレーバーの第1の端部から約3.00インチの長さ(5512)に置かれて位置付けられている。特定の実施形態では、開口(5509)は、その中心が、ミキサースプレーバーの第1の端部から約3.00インチの長さ(5511)に置かれて位置付けられている。
タンクミキサーシャフトが図56に示される。タンクミキサーシャフトは、端面図(5601)、側面図(5602)、および斜視図(5603)で示される。特定の実施形態では、タンクミキサーシャフトは、直径(5604)、第1の長さ(5605)、第2の長さ(5606)、および第3の長さ(5607)を有している。特定の実施形態では、タンクミキサーシャフトは、約1.250インチの直径(5604)、約68.50インチの第1の長さ(5605)、約5.00インチの第2の長さ(5606)、および約4.00インチの第3の長さ(5607)を有している。
タンクミキサー補強材が図57に示される。特定の実施形態では、タンクミキサー補強材は、正面図(5701)、側面図(5702)、および斜視図(5703)によって示されるような第1のコンポーネントを有している。特定の実施形態では、第1のコンポーネントは、約60.00インチの長さ(5708)を有している。特定の実施形態では、第1のコンポーネントは、直径が約1.31インチである開口(5707)を含む。特定の実施形態では、第1のコンポーネントは約0.25インチの厚さである。特定の実施形態では、タンクミキサー補強材は、正面図(5704)、側面図(5705)、および斜視図(5706)によって示されるような第2のコンポーネントを有している。特定の実施形態では、第2のコンポーネントは、約32.00インチの幅(5709)、約4.0インチの幅(5710)、3.00インチの幅(5711)、約12.00インチの高さ(5714)、約4.4インチの高さ(5712)、および約3.00インチの高さ(5713)を有している。特定の実施形態では、第2のコンポーネントは約0.25インチの厚さである。
ボウル取り付けプレートが、正面図(5801)、側面図(5802)、および斜視図(5803)で図58に示される。特定の実施形態では、ボウル取り付けプレートは1つ以上の開口(5806)を含む。特定の実施形態では、ボウル取り付けプレートは2つの開口(5806)を含む。特定の実施形態では、2つの開口は、(各開口の中心から測定されて)約4.00インチ離れている。特定の実施形態では、開口(5804)は、約1.40インチの幅(長手側)および約0.40インチの高さ(短手側)を有している。特定の実施形態では、ボウル取り付けプレートは、約12.0インチの第1の高さ(5805)、約8.0インチの第2の高さ(5807)、および約5.84インチの幅(5808)を有している。特定の実施形態では、ボウル取り付けプレートは約0.38インチの厚さである。
キャリッジスイッチ取り付けプレートが、正面図(5901)、側面図(5902)、および斜視図(5903)で図59に示される。特定の実施形態では、キャリッジスイッチ取り付けプレートは、1つ以上の円形開口(5904)および1つ以上の丸みを帯びた矩形開口(5905)を含む。特定の実施形態では、円形開口(5904)の直径は、約0.33インチである。特定の実施形態では、丸みを帯びた矩形開口(5905)は、約0.201インチの幅(短手側)および約1.20インチの高さ(長手側)を有している。特定の実施形態では、キャリッジスイッチ取り付けプレートは、約3.00インチの高さ(5906)および約2.00インチの幅(5907)を有している。
第1の反応ミキサーブレードが、正面図(6001)および側面図(6002)で図60に示される。特定の実施形態では、ミキサーブレードは、1つ以上の丸みを帯びた矩形開口(6003)および1つ以上の円形開口(6004)を含む。特定の実施形態では、丸みを帯びた矩形開口(6003)は、約0.53インチの幅(長手側)および約0.31インチの高さ(短手側)を有している。特定の実施形態では、円形開口(6004)の直径は、約0.332インチである。特定の実施形態では、ミキサーブレードは、約11.50インチの高さ(6006)および約19.00インチの幅(6005)を有している。
第1の反応スクレーパーブレードマウントが、平面図(6101)、正面図(6102)、側面図(6103)、および斜視図(6104)で図61に示される。特定の実施形態では、スクレーパーブレードマウントは開口(6105)を含む。特定の実施形態では、開口(6105)の直径は、約0.313インチである。特定の実施形態では、スクレーパーブレードマウントは、1つ以上の開口(6106)を含む。特定の実施形態では、1つ以上の開口(6106)は、約0.201インチの内径および約0.266インチの外径を有している。特定の実施形態では、スクレーパーブレードマウントは、約1.50インチの高さ(6108)、約1.50インチの幅(6109)、および約0.75インチの深さ(6107)を有している。特定の実施形態では、スクレーパーブレードマウントは、約0.75インチの高さ(6111)、約1.50インチの幅(6109)、および約0.26インチの深さ(6110)で解放空間を含む。
第1の反応スクレーパーブレードシャフトが、正面図(6202)、背面図(6201)、第1の斜視図(6205)、第2の斜視図(6206)、平面図(6203)、および底面図(6204)で図62に示される。特定の実施形態では、スクレーパーブレードシャフトは開口部(6208)を含む。特定の実施形態では、開口部(6208)は、約0.313インチの直径および約0.97インチの深さを有している。特定の実施形態では、スクレーパーブレードシャフトは開口部(6209)を含む。特定の実施形態では、開口部(6209)は、約0.159インチの直径および約0.47インチの深さを有している。特定の実施形態では、スクレーパーブレードシャフトは、約0.63インチの直径(6207)を有している。
第1の反応スクレーパーブレードホルダーが、平面図(6303)、側面図(6301、6305)、正面図(6302)、斜視図(6304)、スクレーパーブレードホルダー上のノッチ(6306)を示す背面図(630)、およびスクレーパーブレードホルダー(6308)の内部空間を示す側面図で図63に示される。特定の実施形態では、スクレーパーブレードホルダーは、約6.25インチの高さ(6309)および約1.075インチの直径(6310)を有している。特定の実施形態では、スクレーパーブレードホルダーは、シャフトの片端に1つ以上の開口部(6201)を含む。特定の実施形態では、開口部(6201)の直径は、約0.136インチである。特定の実施形態では、スクレーパーブレードホルダーは、その長さに沿った1つ以上の開口部(6311)を含む。特定の実施形態では、開口部(6311)の直径は、約0.159インチである。
第1の反応パドルシャフトが、断面正面図(6401)、正面図(6403)、側面図(6404、6402)、斜視図(6405)、平面図(6406)、および底面図(6407)で図64に示される。特定の実施形態では、反応パドルシャフトは、直径が約0.39インチである、その側面に沿った開口(6408)を含む。特定の実施形態では、反応パドルシャフトは、約0.266インチの外径および約0.201インチの内径を有する、その側面に沿った1つ以上の開口(6409)を含む。特定の実施形態では、反応パドルシャフトは、約11.00インチの高さ(6411)および約0.980インチの幅(6412)を有している。特定の実施形態では、反応パドルシャフトは、上部に約1.23インチの直径(平面図(6406)を参照)を有している。特定の実施形態では、反応パドルシャフトは、約1.00インチの直径(6410)(底面図(6407)を参照)を有している。
第1の反応パドルキャップが、平面図(6501)、正面斜視図(6502)、背面斜視図(6503)、背面図(6504)、側面図(6505)、正面図(6506)、および断面側面図(6507)で図65に示される。特定の実施形態では、パドルキャップは、約0.177インチの第1の直径(6509)および約0.33インチの第2の直径(6510)を有している1つ以上の開口部(6508)を含む。
第1の反応ミキサー駆動シャフトが、斜視図(6601)、第1の端面図(6602)、第2の端面図(6604)、および正面図(6603)で図66に示される。特定の実施形態では、ミキサー駆動シャフトの直径は、約1.000インチである。特定の実施形態では、ミキサー駆動シャフトは、約8.06インチの長さ(6606)を有している。特定の実施形態では、ミキサー駆動シャフトの中心は、シャフトの平坦部分から約0.38インチの距離(6605)にある。
第1の反応パドルストップが、平面図(6701)、正面斜視図(6702)、背面斜視図(6703)、正面図(6704)、側面図(6705)、および背面図(6706)で図67に示される。特定の実施形態では、パドルストップは1つ以上の開口(6707)を含む。特定の実施形態では、開口(6707)は、内径(6708)および外径(6709)を有している。特定の実施形態では、内径(6708)は約0.201インチであり、外径(6709)は約0.39インチである。特定の実施形態では、パドルストップは、約2.50インチの高さ(6710)および約0.63インチの幅(6605)を有している。
第1の反応フレーム溶接物が、複数の斜視図で図68Aに示される。特定の実施形態では、フレーム溶接物は、図68A−68Cに詳述されるような様々なコンポーネントを含む。
リフトキャリッジ溶接物が、平面図(6901)、正面図(6902)、底面図(6903)、側面図(6906)、正面斜視図(6904)、および背面斜視図(6905)で図69A−69Bにされる。特定の実施形態では、リフトキャリッジ溶接物の前部および後部のプレートは、約3.03インチの距離(6907)だけ離されている。
リフトキャリッジブレースが、斜視図(7001)、正面図(7004)、側面図(7003)、および(7005)で図70に示される。特定の実施形態では、リフトキャリッジブレースは1つ以上の開口部(7006)を含む。特定の実施形態では、開口部(7006)の直径は約0.31インチである。特定の実施形態では、リフトキャリッジブレースは、約30.47インチの長さ(7006)および約3.81インチの高さ(7007)を有している。特定の実施形態では、リフトキャリッジブレースは、約3.81インチの高さ(7007)のナットプレート(7002)を含む。特定の実施形態では、ナットプレートは1つ以上の開口部(7008)を有している。特定の実施形態では、開口部(7008)の直径は約0.31インチである。
リフトキャリッジが、図71Aの斜視図で図71A−71Bに示される。特定の実施形態では、リフトキャリッジは、図71Aに示されるようなコンポーネントを含む。リフトキャリッジは、図71Bに平面図(7115)、正面図(7116)、斜視図(7117)、および側面図(7118)で示される。
第1の反応上部プレートは、平面図(7208)、側面図(7210)、平面斜視図(7201)、および底面斜視図(7209)で図72に示される。特定の実施形態では、上部プレートは、図72および表1に示されるようなコンポーネントを含む。
ミキサーモーターマウントは、平面断面図(7309)、側面図(7310)、平面斜視図(7311)、および底面斜視図(3712)で図73に示される。特定の実施形態では、ミキサーモーターマウントは、表1に示されるようなコンポーネントを含む。特定の実施形態では、ミキサーモーターマウントは、以下のコンポーネントの1つ以上を含む:軟鋼管(7301、7302、7304、7305)、CNC切断機(7306、7307)、および軟鋼板(7308)。
タンクミキサーパドルは、正面図(7404)、側面図(7405)、2つの斜視図(7406)および(7407)で図74に示される。特定の実施形態では、タンクミキサーパドルは、ミキサーシャフト(7401)、タンクミキサー補強材(7402)、およびタンクミキサーブレード(7403)を含む。特定の実施形態では、タンクミキサー補強材は、タンクミキサーブレードに対する支持、強度、及び/又は耐久性を提供する。
タンクミキサーパドルは、平面図(7501)、正面図(7502)および(7503)、ならびに正面斜視図(7504)で図75に示される。特定の実施形態では、タンクミキサーパドルは、平面図(7505)、正面図(7506)、および側面図(7507)で示された混合ブレードを含む。特定の実施形態では、タンクミキサーパドルは、平面図(7508)で示された混合シャフト(7509)を含む。
本明細書の方法、デバイスおよびシステムは、材料の製造、合成または処理のための既存のオプションに関する有意な利点を提供する。特定の実施形態では、本明細書の方法、デバイスおよびシステムは、材料のスケーラブルで、大量の製造、合成または処理を可能にする。例えば、特定の実施形態では、本明細書に記載されるデバイスおよびシステムは、タンク、ミキサーおよびタンク撹拌機を含む装置を含む。特定の実施形態では、タンクは、炭素質組成物(例えば黒鉛)を含む。特定の実施形態では、ミキサーはタンクに取り付けられる。特定の実施形態では、ミキサーはタンクと流体連通している。特定の実施形態では、タンク撹拌機は、ミキサーに機械的に連結されている。特定の実施形態では、タンク撹拌機は、タンク中で炭素質組成物を撹拌するように構成され、それによって、例えば、1年当たり約1トン(メートルトン)(tpy)を超える速度で炭素質組成物(例えば、酸化黒鉛)の酸化型を形成する。幾つかの実施形態では、装置は、1年当たり約100グラム(g)、1年当たり200g、1年当たり500g、1年当たり750g、1年当たり1キログラム(kg)、1年当たり10kg、1年当たり25kg、1年当たり50kg、1年当たり75kg、0.1tpy、0.2tpy、0.3tpy、0.4tpy、0.5tpy、0.6tpy、0.7tpy、0.8tpy、0.9tpy、1tpy、2tpy、3tpy、4tpy、5tpy、10tpy、25tpy、50tpy、75tpy、100tpy、200tpy、500tpy、750tpy、1,000tpy(1ktpy)、2,000tpy、3,000tpy、4,000tpy、5,000tpy、6,000tpy、7,000tpy、8,000tpy、9,000tpy、10,000tpy以上またはそれを超える速度で炭素質組成物の酸化型を形成する。特定の実施形態では、装置(例えば、システム(100))は、バッチ製造、合成または処理(即ち、バッチ処理として実行する)に使用される。特定の実施形態では、本明細書により詳細に別記されるように、本明細書の方法、デバイスおよびシステムはスケーラブルである。幾つかの実施形態では、装置は、1バッチ当たり、約1g、2g、4g、6g、8g、10g、25g、50g、75g、100g、250g、500g、750g、1kg、2kg、4kg、6kg、8kg、10kg、15kg、25kg、50kg、75kg、100kg、250kg、500kg、750kg、1トン(t)、2t、4t、6t、8t、10t、15t、25t、50t、75t、100t、250t、500t、750tまたは1,000t以上の速度で炭素質組成物の酸化型を形成する。本明細書に使用されるように、「バッチ」は、本明細書に記載される方法、装置、またはシステムを使用してグループとして一緒に形成された、産生された、処理された、濾過された、及び/又は生成された材料(例えば、炭素質組成物、炭素質組成物の酸化型、炭素質組成物の還元型、GO、rGOなど)の量を指す。一例では、GOのバッチは、反応容器における第1の反応を含むプロセスを使用して産生され、ここでバッチは、第1の反応において酸化するGOの量を含む。別の例では、GOのバッチは、第1の反応および第1の濾過を含むプロセスを使用して産生され、ここでGOのバッチは、第1の反応において酸化され、続いて、第1の濾過によって濾過されるGOの量を含む。別の例では、rGOのバッチは、第1の反応、第1の濾過、第2の反応、および第2の濾過を含むプロセスを使用して産生され、ここでrGOのバッチは、第1の反応において酸化され、第2の反応において還元され、第1の濾過において濾過され、および第2の濾過において濾過された量を含む。一例では、装置は、一度に1グラムのみを産生することが可能な装置を使用する6か月の産生に相当する炭素質組成物の酸化型の量を1日で形成する。
本発明の別の態様は、材料の製造(または合成)または処理のための方法を提供する。特定の実施形態では、方法は、炭素質組成物の酸化型を製造するために使用される。特定の実施形態では、本明細書のデバイスおよびシステム(例えば、図1−5のデバイスおよびシステム)は、そのような製造(例えば、炭素質組成物の酸化型の製造)に使用される。特定の実施形態では、酸化黒鉛は黒鉛から合成される。特定の実施形態では、酸化黒鉛は、溶液中に酸化黒鉛を含む。特定の実施形態では、酸化黒鉛は、本明細書に使用されるように、酸化グラフェンを含む(その逆もしかり)。酸化黒鉛および酸化グラフェンは、本明細書でまとめてGOと呼ばれる。特定の実施形態では、酸化黒鉛に関連して記載される本開示の態様は、少なくとも幾つかの構成で酸化グラフェンに等しく適用される。
図6は、黒鉛から酸化黒鉛を製造する(または合成する)ための方法または手順(600)の一例を概略的に示す。特定の実施形態では、図6の方法は、本明細書のシステムおよび方法(例えば、図1−5のデバイスおよびシステム)を使用して実施される。図6を参照すると、酸化黒鉛のバッチ(例えば、1*xグラム(g)またはy*xg、ここでyは1を超える又は1未満の因数である)は、第1の工程Aにおいて、約0℃の第1の温度で約15*xgの黒鉛を約750*xミリリットル(ml)の濃硫酸(H2SO4)に加えることによって産生される。硫酸はミキサーに(例えば、ミキサーボウルに)含有され、黒鉛はミキサーにおいて硫酸に加えられる。第1の温度は、氷浴(例えば、ミキサーボウルは氷浴中に浸される)、冷却コイル/管、またはそれらの組み合わせを使用して維持される。第2の工程Bにおいて、合成は、約15℃未満の第2の温度を維持しながら、90*xgの過マンガン酸カリウム(KMnO4)をミキサーに加えることを含む。約0℃での温度で黒鉛および濃硫酸を含む混合物への過マンガン酸カリウムの追加によって、発熱(例えば、自己発熱した)反応を開始する。特定の実施形態では、第2の温度は、例えば、冷却コイル/管によって維持される。例えば、ミキサーボウル(例えば、反応ボウル)のまわりの冷却コイル/管(また本明細書では「冷却器」)に冷水を加えることによって、温度は低下する。特定の実施形態では、第2の温度は、過マンガン酸カリウムが加えられるペースで制御または維持される(例えば、それによって、加熱を制御する)。例えば、より多くの熱(温度の上昇)が望まれる場合、過マンガン酸カリウムは、より速いペースで加えられる。特定の実施形態では、冷却器温度が望まれる場合、冷却器は、より低い温度に設定され、及び/又は過マンガン酸カリウムの追加の流れ又は速度は低下される。特定の実施形態では、方法はさらに、第3の工程Cにおいて、約45分間(例えば、第2の温度で)ミキサーにおいて反応混合物を撹拌することを含む。特定の実施形態では、第4の工程Dにおいて、混合物を約2.6*xキログラム(kg)の氷と組み合わせ、その後、約75*xmlの30%の過酸化水素(H2O2)を加えることによって、クエンチングが達成される。特定の実施形態では、第4の工程は、(例えば、バタフライバルブ(113)または(213))ミキサーボウルの内容物をタンクに移し、その後、過酸化水素を加えることを含む。特定の実施形態では、氷浴は、反応を止める及び/又は反応を冷却する。特定の実施形態では、過酸化水素は、反応を止めるために加えられる。特定の実施形態では、バタフライバルブによって、GOは、冷却のために水/氷タンクへと移されることが可能になる。特定の実施形態では、第5の工程(図示せず)は、5回のH2Oでの洗浄による精製、およびその後の約1週間の連続流透析を含む。特定の実施形態では、xは、約1、2、4、6、8、10、12、14、16、18、20、22、24、26、28、30、35、40、45、50、55、60、65、70、75、80、85、90、95、100、200、300、400、500、600、700、800、900、1000以上、またはそれを超えるスケーリングファクター(scaling factor)である。例えば、特定の実施形態では、少なくとも約150ポンドの氷を有するタンクを含むシステムにおいて、xは少なくとも約26である。
特定の実施形態では、本明細書の方法、デバイスおよびシステムは、スケーラブルである。一例では、本明細書の酸化黒鉛の合成方法は、少なくとも約100ガロンの量でタンクを使用して実行される。特定の実施形態では、ミキサーは、少なくとも約20クオート(5ガロン)の容量を有している。特定の実施形態では、タンクは、液体(例えば、ミキサーボウルからの水及び/又は反応混合物)および少なくとも約150ポンドの氷を保持または含有する。例えば、特定の実施形態では、氷以外の原材料が、反応チャンバ/ミキシングボウルに加えられ、氷が100ガロンのタンクに直接加えられる。特定の実施形態では、100ガロンのタンクの底に最終産物が現われる。別の例では、ミキサーの容量は少なくとも約320クオート(80ガロン)であり、タンク(例えば、氷タンク)の容量は少なくとも約1,600ガロンである(例えば、ミキサーおよびタンクの容量はそれぞれ16の倍数でスケール調整される)。さらに別の例では、タンク(例えば、氷タンク)の容量は、少なくとも約3,000ガロン、3,500ガロンまたは4,000ガロンである(例えば、約4,000ガロンもの多さ)。特定の実施形態では、タンクは、例えば、少なくとも約320クオート(80ガロン)の容量を有しているミキサー、または異なる容量を有しているミキサーとともに使用される。例えば、特定の実施形態では、幾つかの(例えば、少なくとも2、3、4、5、6、7、8、9、10、12、14、16、18、20、25、50、75または100)ミキサーが、単一の大きなタンクとともに使用される(例えば、図44を参照)。特定の実施形態では、ミキサーの数およびサイズ/容量は、タンクのサイズ/容量でスケール調整される。例えば、容量Vtを有するタンクが、Vm以下の容量を有している1つ以上のミキサーとともに使用され、ここでVmは、与えられたVtに適した最大のミキサー容量である。さらに、特定の実施形態では、複数のミキサーは、単一のタンクとともに使用されるときに、同じサイズ/容量を有している。特定の実施形態では、複数のミキサーは、単一のタンクとともに使用されるときに、同じサイズ/容量を有していない。したがって、特定の実施形態では、異なるミキサーの組み合わせが使用される。例えば、特定の実施形態では、少なくとも約5ガロンまたは80ガロンの容量を有するミキサーは、(例えば、単独で又は1つ以上の他のミキサーと組み合わせて)約100ガロンから約4,000ガロンの間の容量を有するタンクとともに使用される。幾つかの場合では、ミキサー(例えば、モーター)の1つ以上の部分は、効率を増加させるために共用される。
特定の実施形態では、本明細書に記載されるデバイスおよびシステムは、スケールアップされる(例えば、より大きなシステムにより多くの氷)。幾つかの実施形態では、スケーリングは同じである(例えば、スケーリングファクターxは、すべてのコンポーネントに対して同じである)。幾つかの実施形態では、異なるコンポーネント(例えば、タンクおよびミキサーボウル)は、少なくとも約1%、2%、5%、10%、15%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、または50%の異なるスケーリングファクターを有している。特定の実施形態では、第1の反応システム、第1の反応フィルター、第2の反応システム、及び/又は第2の反応フィルターにおける異なるコンポーネントは、本明細書に提供されるサイズ及び/又は寸法の少なくとも5%、10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、または100%スケールアップされる。特定の実施形態では、第1の反応システム、第1の反応フィルター、第2の反応システム、および及び/又は、第2の反応フィルターにおける異なるコンポーネントは、本明細書に提供されるサイズ及び/又は寸法の少なくとも1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25、30、35、40、45、50、60、70、80、90、100、150、200、250、300、350、400、450、500、600、700、800、900、または1000倍スケールアップされる。特定の実施形態では、コンポーネント(例えば、ミキサーボウル)の少なくとも一部は、与えられた寸法および大きさが一貫性を保つようにスケール調整される。例えば、特定の実施形態では、ミキサーボウルまたはタンクは、効率的な撹拌及び/又は混合を達成するように構成された与えられた形状を有している。特定の実施形態では、そのような寸法は、そのようなコンポーネントをスケールアップするときに一貫性を維持される(例えば、タンク撹拌機ブレードの位置及び/又はクリアランスは、タンクに対するそれらの相対位置およびサイズが、スケールアップ後におよそ同じままであるような位置及び/又はクリアランスであるか、あるいはミキシングボウル形状は、相対寸法などを変更することなく容量が増加または減少される)。
特定の実施形態では、酸化黒鉛または酸化グラフェン(GO)は、1つ以上の官能基を含む。例えば、特定の実施形態では、GOは、1つ以上のエポキシ架橋、1つ以上のヒドロキシル基、1つ以上のカルボニル基、またはそれらの組み合わせを含む。特定の実施形態では、GOは、あるレベルの酸化を含む。例えば、特定の実施形態では、GOは、2.1か2.9の間の炭素対酸素比(C: O比率)を含む。
特定の実施形態では、本明細書でまとめてrGOと呼ばれる、還元された酸化黒鉛または還元された酸化グラフェンは、グラフェンを含む。
特定の実施形態では、炭素質組成物は、与えられたタイプまたは質を含む。例えば、特定の実施形態では、炭素質組成物は黒鉛原材料を含む。特定の実施形態では、黒鉛原材料は、様々なグレードまたは純度(例えば、重量%黒鉛状炭素(Cg)として測定された炭素内容物)、タイプ(例えば、土状黒鉛(例えば、60−85%の炭素)、薄片状黒鉛(例えば、85%を超える炭素)または鱗状黒鉛(例えば90%を超える炭素))、サイズ(例えば、メッシュサイズ)、形状(例えば、大きな薄片状黒鉛、中黒鉛、薄片状黒鉛、粉末黒鉛または球状黒鉛)、および起源(例えば、天然の薄片状黒鉛などの、合成または天然)を含む。特定の実施形態では、そのような特徴(例えば、物理的および化学的性質)は、炭素質組成物の酸化型のタイプまたは質に影響を与える。例えば、特定の実施形態では、黒鉛のメッシュサイズは、結果として生じるGOに影響を与える。特定の実施形態では、黒鉛は、(例えば、重量で)約1% 2% 5% 10%、15%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%以上のグレードまたは炭素内容物を有している。特定の実施形態では、黒鉛は、(例えば、重量で)約100%、99%、98%、97%、96%、95%、94%、93%、92%、91%、90%、85%、80%、70%、60%、50%、40%、30%、20%、15%、10%、5%、2%または1%未満のグレードまたは炭素内容物を有している。特定の実施形態では、黒鉛は、約−200、−150、−100、−80、−50、−48、+48、+80、+100、+150または+200以上のメッシュサイズでそのようなグレードまたは炭素内容物を有している。
特定の実施形態では、炭素質組成物は、炭素質組成物の酸化型の1つ以上のタイプへと処理される。例えば、特定の実施形態では、異なる酸化型または同じ酸化型の異なるタイプは、(例えば、図1のマシンがどのように作動するかの結果として)本明細書のデバイスおよびシステムの反応条件及び/又は構成/動作に応じて生成される。幾つかの実施形態では、そのような因子は、単独での又は黒鉛原材料のタイプまたは質(例えば、黒鉛の入力仕様)と組み合わせた結果として生じる合成産物に影響を与える。一例では、黒鉛原材料は、単層GOまたは多層GOに変換される。特定の実施形態では、GOの2つのタイプは、異なる特性及び/又は最終産物/使用を有している。特定の実施形態では、特性は、例えば、物理化学的性質及び/又は性能特性(例えば、導電性または純度)を含む。例えば、特定の実施形態では、単層GOおよび多層GOは、異なる導電性を有している。
特定の実施形態では、単層GOおよび多層GO、またはそれらに由来する材料(例えば、ICCN、グラフェンなど)のための最終産物/使用は、例えば、エネルギー変換/保存(例えば、(超)コンデンサ、バッテリー、燃料電池、太陽電池または熱電池(thermoelectrics))、触媒作用、感知(例えば、化学的および生物学的感知)、足場/支持体、ナノフィラー、軽量材料および構造材料(例えば、グラフェンのシャーシ/部品またはタービンブレード)、光エレクトロニクス(例えば、タッチスクリーン)、半導体(例えば、モリブデナイト(MoS2)と組み合わせたグラフェン)、情報記憶装置、透明材料、超電導体(例えば、ニホウ化マグネシウム(MgB2)が散在したグラフェン)、医学的処置及び/又は生化学的アッセイ(例えば、DNA分析)、非線形光学材料、濾過及び/又は水精製、コーティング、紙(例えば酸化グラフェン紙)、レンズなどを含む。一例では、特定の実施形態において、単層GOのための最終産物/使用は、ハイブリッドの超コンデンサ及び/又はリチウムイオンバッテリーを含み、多層GOのための最終産物/使用は、高密度の超コンデンサを含む。特定の実施形態では、GOは、そのような使用前にさらに変換されるか又は処理される。特定の実施形態では、与えられたGO原材料がさらに処理されるときに、結果として生じる材料は、特定の物理化学的特性及び/又は性能特性を有する。例えば、特定の実施形態では、GOは、供給材料としてグラフェンの製造のための原材料、相互接続された波形の炭素ベースのネットワーク(ICCN)(各々が、複数の拡張された及び相互接続された炭素層を含む)、またはGOに由来する他の材料(例えば、他の二次元結晶に関連するグラフェン(例えば、窒化ホウ素、二セレン化ニオブまたはタンタル(IV)硫化物)、グラフェンまたはICCN複合材料など)として使用される。特定の実施形態では、結果として生じる材料は、GO原材料のタイプに左右される異なる特性(例えば、コンデンサにおける最終使用の間の静電容量、バッテリーにおける最終使用の間の特性など)を有している。特定の実施形態では、本明細書の最終産物/使用は、例えば、酸化グラフェン及び/又は様々なrGO(例えば、グラフェン)の最終産物/使用を含む。
特定の実施形態では、合成のための方法(例えば、図6の方法)は、炭素質組成物を提供し、第1の時間にわたって炭素質組成物の第1の変換によって炭素質組成物の第1の酸化型を産生する工程を含む。特定の実施形態では、第1の時間は、約5、10、15、20、25、30、35、40、45、50、55、60、65、70、75、80、85、90、95、100、110、120、130、140、150、160、170、180、190、200、250、300、350 400、450、または500分以下である。特定の実施形態では、第1の時間は、約10分〜約20分、約10分〜約30分、約10分〜約40分、約10分〜約50分、約10分〜約60分、約10分〜約70分、約10分〜約80分、約10分〜約90分、約10分〜約100分、約20分〜約30分、約20分〜約40分、約20分〜約50分、約20分〜約60分、約20分〜約70分、約20分〜約80分、約20分〜約90分、約20分〜約100分、約30分〜約40分、約30分〜約50分、約30分〜約60分、約30分〜約70分、約30分〜約80分、約30分〜約90分、約30分〜約100分、約40分〜約50分、約40分〜約60分、約40分〜約70分、約40分〜約80分、約40分〜約90分、約40分〜約100分、約50分〜約60分、約50分〜約70分、約50分〜約80分、約50分〜約90分、約50分〜約100分、約60分〜約70分、約60分〜約80分、約60分〜約90分、約60分〜約100分、約70分〜約80分、約70分〜約90分、約70分〜約100分、約80分〜約90分、約80分〜約100分、約90分〜約100分、約100分〜約150分、約100分〜約200分、約100分〜約250分、約100分〜約300分、約100分〜約350分、約100分〜約400分、約100分〜約450分、約100分〜約500分、約150分〜約200分、約150分〜約250分、約150分〜約300分、約150分〜約350分、約150分〜約400分、約150分〜約450分、約150分〜約500分、約200分〜約250分、約200分〜約300分、約200分〜約350分、約200分〜約400分、約200分〜約450分、約200分〜約500分、約250分〜約300分、約250分〜約350分、約250分〜約400分、約250分〜約450分、約250分〜約500分、約300分〜約350分、約300分〜約400分、約300分〜約450分、約300分〜約500分、約350分〜約400分、約350分〜約450分、約350分〜約500分、約400分〜約450分、約400分〜約500分、または約450分〜約500分である。特定の実施形態では、合成のための方法は、炭素質組成物を提供し、第2の時間にわたって炭素質組成物の第2の変換によって炭素質組成物の第2の酸化型を産生する工程を含む。特定の実施形態では、第1の酸化型を産生する方法と第2の酸化型を産生する方法との間の差は、持続時間の差(例えば、第1の時間と第2の時間との間の持続時間の差)を含む。特定の実施形態では、炭素質組成物の第1の酸化型を含むコンデンサは、第1の時間より少なくとも約2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、25、30、35、40、45、または50倍長い、第2の時間にわたる炭素質組成物の第2の変換によって産生された炭素質組成物の第2の酸化型を含むときのコンデンサよりも、少なくとも約2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、25、30、35、40、45、50、55、60、65、70、75、80、85、90、95、100、120、140、160、180または200倍の大きな静電容量を有している。特定の実施形態では、炭素質組成物の第1の酸化型を含むコンデンサは、一連の反応条件にわたって第1の時間より長い第2の時間にわたる炭素質組成物の第2の変換によって産生された炭素質組成物の第2の酸化型を含むときのコンデンサよりも大きな静電容量を有している。特定の実施形態では、炭素質組成物の第1の酸化型を含むコンデンサは、第1の時間より少なくとも約5倍長い第2の時間にわたる炭素質組成物の第2の変換によって産生された炭素質組成物の第2の酸化型を含むときのコンデンサよりも、少なくとも約2倍大きな静電容量を有している。特定の実施形態では、炭素質組成物の第1の酸化型を含むコンデンサは、炭素質組成物の第2の酸化型を含むときのコンデンサよりも、少なくとも約10倍大きな静電容量を有している。特定の実施形態では、炭素質組成物の第1の酸化型を含むコンデンサは、炭素質組成物の第2の酸化型を含むときのコンデンサよりも、少なくとも約50倍大きな静電容量を有している。特定の実施形態では、第2の時間は、第1の時間より少なくとも約8倍長い。特定の実施形態では、静電容量は、一連の反応条件にわたって少なくとも約10倍大きい。特定の実施形態では、方法は、静電容量をさらに増大するために反応条件を調整する工程をさらに含む。特定の実施形態では、変換(例えば、反応)に対する時間(例えば、第1または第2の時間)は、反応がクエンチされたとき(例えば、氷および過酸化水素が、炭素質組成物、硫酸、および過マンガン酸カリウムを含む酸化反応に加えられたとき)に終了する。
特定の実施形態では、炭素質組成物の酸化型に関して記述された本開示の態様は、少なくともいくつかの構成において、炭素質組成物の酸化型に由来する物質に等しく適用され、その逆も同様である。ある例において、特定の実施形態では、炭素質組成物の第1の酸化型、または、それに由来する物質(例えば第1の酸化した炭素質組成物の還元型)、を含むコンデンサ(例えば二重層コンデンサ/超コンデンサ)は、炭素質組成物の第2の酸化型またはそれに由来する物質(例えば第2の酸化した炭素質組成物の還元型)を含む時よりも、少なくとも約2、5、10、15、20、25、30、35、40、45、50、55、60、65、70、75、80、85、90、95、100、120、140、160または200倍大きな静電容量を有する。別の例において、特定の実施形態では、本開示の装置は、炭素質組成物の酸化型および/またはそれに由来する物質(例えば酸化した炭素質組成物の還元型)を、1年当たり約100グラム(g)、1年当たり200g、1年当たり500g、1年当たり750g、1年当たり1キログラム(kg)、1年当たり10kg、1年当たり25kg、1年当たり50kg、1年当たり75kg、0.1tpy、0.2tpy、0.3tpy、0.4tpy、0.5tpy、0.6tpy、0.7tpy、0.8tpy、0.9tpy、1tpy、2tpy、3tpy、4tpy、5tpy、10tpy、25tpy、50tpy、75tpy、100tpy、200tpy、500tpy、750tpy、1,000tpy(1ktpy)、2,000tpy、3,000tpy、4,000tpy、5,000tpy、6,000tpy、7,000tpy、8,000tpy、9,000tpy、10,000tpy、以上の割合で形成する。
特定の実施形態では、本明細書に記述されたシステムと方法によって合成された酸化黒鉛、酸化グラフェン、または、それに由来する物質を含む電極を含むコンデンサは、少なくとも約10、20、30、40、50、60、70、80、90、100、110、120、130、140、150、160、170、180、190、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950または1000mF/cm2のピーク静電容量を、約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、25、30、35、40、45または50mV/sの走査速度で、提供する。特定の実施形態では、本明細書に記述されたシステムと方法によって合成された、還元された酸化グラフェン、または、還元された酸化黒鉛を含む電極を含むコンデンサは、少なくとも約10、20、30、40、50、60、70、80、90、100、110、120、130、140、150、160、170、180、190、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900または1000mF/cm2のピーク静電容量を、約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、25、30、35、40、45または50mV/sの走査速度で、提供する。特定の実施形態では、本明細書に記述されたシステムと方法によって合成された酸化黒鉛、酸化グラフェン、または、それに由来する物質を含む電極を含むコンデンサは、約10mV/sの走査速度で少なくとも約200mF/cm2のピーク静電容量を提供する。特定の実施形態では、本明細書に記述されたシステムと方法によって合成された還元された酸化黒鉛、還元された酸化グラフェンを含む電極を含むコンデンサは、約10mV/sの走査速度で少なくとも約200mF/cm2のピーク静電容量を提供する。特定の実施形態では、本明細書に記述されたシステムと方法によって合成された酸化黒鉛、酸化グラフェン、または、それに由来する物質を含む電極を含むデバイスは、異なるシステムまたは方法を使用して合成された酸化黒鉛、酸化グラフェン、または、それに由来するデバイスより少なくとも約56倍大きい静電容量を提供する。特定の実施形態では、本明細書に記述されたシステムと方法によって合成された、還元された酸化黒鉛または還元された酸化グラフェンを含む電極を含むデバイスは、異なるシステムまたは方法を使用して合成された、還元された酸化黒鉛または還元された酸化グラフェンを含むデバイスより少なくとも約56倍大きい静電容量を提供する。特定の実施形態において、デバイスはコンデンサ(例えば超コンデンサ)である。
特定の実施形態では、炭素質組成物は黒鉛を含む。特定の実施形態では、炭素質組成物の第1の酸化型は酸化黒鉛または酸化グラフェンを含む。特定の実施形態では、炭素質組成物の第2の酸化型は酸化黒鉛または酸化グラフェンを含む。特定の実施形態では、本方法は、炭素質組成物の第1の酸化型を、炭素質組成物、または炭素質組成物(例えば、rGO)と実質的に同様のまたは異なる別の脱酸化炭素質組成物に還元する工程をさらに含む。
図7は静電容量対反応時間の測定の例を示す。反応条件には以下が含まれる。6×質量比Ox:Gr、自己発熱(発熱性)、0−20時間。10mV/sでのピーク静電容量は、20分で49mF/cm2であった。この例では、反応物を自己加熱させ、および長時間進行させることにより、経時的により低い静電容量を有するデバイスが生成される。いくつかの実施形態では、第1の変換中に、自己加熱反応が進行するのを可能にする時間が長くなると、経時的に最大静電容量が減少する。
いくつかの実施形態では、自己加熱反応は、約0度の温度で黒鉛と濃硫酸を含む混合物に過マンガン酸カリウム(KMnO4)を加えることにより開始される。
図8は静電容量対反応時間の測定の別の例を示す。反応条件には以下が含まれる。6×質量比Ox:Gr、自己発熱(発熱性)、0−2時間。10mV/sでのピーク静電容量は、15分で87mF/cm2であった。この例において、より短い反応時間は、酸化損傷の少ないより初期のsp2構造のグラフェンを保持することにより、より高い静電容量をもたらす。いくつかの実施形態では、第1の変換中に、少なくとも部分的に自己加熱反応の反応時間を減少させることにより、酸化損傷の少ない炭素質組成物のより適切な構造を保持することにより、最大静電容量を増加させる。
図9は、静電容量対反応時間の測定の別の例をさらに示す。反応条件には以下が含まれる。6×質量比Ox:Gr、氷浴による冷却、0−2時間。10mV/sのピーク静電容量は45分の459mF/cm2だった。この例では、より低温の反応温度は、適時に反応を消滅させる、より大きな絶好の機会をもたらす。いくつかの実施形態では、第1の変換中に、反応温度を低減させることで、適時に反応を消滅させる、より大きな絶好の機会をもたらす。特定の実施形態では、方法は、氷浴によって冷却することによって反応温度を減少させる工程をさらに含む。特定の実施形態では、周囲の反応温度下で起こった反応は、(i)短期間での静電容量の改善を示し、(ii)より安全かつ制御された反応をもたらし、または、(iii)その組み合わせをもたらす。特定の実施形態では、周囲の反応温度は、周囲条件の反応温度である。
図10は、図9のサンプルから構成された、二重層デバイス(二重層コンデンサ)のサイクリックボルタンメトリー(CV)走査を示す。様々な走査速度の典型的な測定値が表2に列挙される。
図11A−11Bは、図9のサンプルから構成された、1000mV/sの走査速度での二重層デバイス(二重層コンデンサ)のサイクリックボルタンメトリー(CV)走査(図11A)と、El−Kady M. F., et al., “Laser scribing of high−performance and flexible graphene−based electrochemical capacitors,” Science, 335(6074), 1326 (2012)の、その中の関連する部分に関して参照により本明細書に組み込まれる、結果が(図11B)との比較を提供する。図11Aのデバイスは、本明細書に記述されたように(例えば図6の方法に従って)製造されるGOに由来する物質を含む1つ以上の電極を含む。特定の実施形態では、図11Aのデバイスは、図11Bのデバイスの静電容量(例えば1000mV/sでのピーク静電容量)より少なくとも約35倍大きい静電容量(例えば1000mV/sでのピーク静電容量)を有する。本開示に従って製造された物質を使用する、静電容量の増強の他の例は、本明細書の他所に提供される。
図12は、塩酸(HCl)の洗浄の回数に応じた静電容量を示す。この例では、(例えば図6の方法の)反応物を洗浄する効果を0−5回のHCl洗浄の間で比較すると、HCl洗浄は不必要であるということが示される。反応条件には以下が含まれる。6×質量比Ox:Gr、氷浴で冷却、0−1時間、可変HCl洗浄。10mV/sでのピーク静電容量は31分で261mF/cm2であった。目に見える傾向が観察されなかったすべての洗浄回数の間で容量の11%の変動が観察された。
特定の実施形態では、合成のための方法(例えば図6の方法)は、黒鉛を提供する工程と、塩酸の助けがある時より少なくとも約1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10倍速く、塩酸の助け無しに黒鉛を酸化黒鉛に変換する工程と、を含む。特定の実施形態では、合成のための方法は、黒鉛を提供する工程と、塩酸の助けがある時より少なくとも約2倍速く、塩酸の助け無しに黒鉛を酸化黒鉛に変換する工程と、を含む。いくつかの実施形態では、該方法は、塩酸の助けがある時より少なくとも約5倍速く、塩酸の助け無しに黒鉛を酸化黒鉛に変換する工程と、を含む。いくつかの実施形態では、該方法は、塩酸の助けがある時より少なくとも約8倍速く、塩酸の助け無しに黒鉛を酸化黒鉛に変換する工程、を含む。
特定の実施形態では、該方法は、改良Hummers法より少なくとも約1、2、3、4、5、6または8倍速く酸化黒鉛を合成する工程を含む。特定の実施形態では、該方法は、改良Hummers法より少なくとも約8倍速く酸化黒鉛を合成する工程を含む。特定の実施形態では、酸化黒鉛は約1週間以下で合成される。特定の実施形態では、該方法は、改良Hummers法よりも生成される酸化黒鉛の質量当たりの廃棄物を少なくする。特定の実施形態では、該方法は繰り返し可能な結果を生産する。特定の実施形態では、酸化黒鉛は空気乾燥することなく合成される。
いくつかの実施形態では、本明細書の酸化黒鉛の合成では塩酸は消費されない。特定の実施形態では、改良Hummers法による精製のために使用される塩酸洗浄は排除され、それによって、改良Hummers法と比較してより迅速な精製がもたらされる。特定の実施形態では、酸化黒鉛を1回以上の塩酸洗浄に供することは、実質的に静電容量に対し効果がない。特定の実施形態では、精製工程からの塩酸の除去は、静電容量の損失の無いこと、酸化黒鉛のコストの著しい低減、精製手順の促進、または、これらの任意の組み合わせ、を示す。特定の実施形態では、該方法は、改良Hummers法より、酸化黒鉛の質量当たり少なくとも約1、2、3、4、5、6、7、8、9または10倍少ないコストで酸化黒鉛を合成する工程を含む。一例では、該方法は、改良Hummers法より、酸化黒鉛の質量当たり少なくとも約4倍少ないコストで酸化黒鉛を合成する工程を含む。
特定の実施形態では、該方法は、合成が行なわれるごとに、許容可能かつ再現可能な合成生成物をもたらす1セットの正確な工程を含む。特定の実施形態では、該方法は、関連する1つ以上の合成工程を排除することによってヒューマンエラーおよび/または人間の判断への依存を減らすことを可能にする。特定の実施形態では、ヒューマンエラーおよび/または人間の判断への依存は、経時的な水および/または氷の追加速度の制御に関連する。
特定の実施形態では、該方法は、(i)約45℃未満または(ii)改良Hummers法で使用される平均温度または最高温度よりも低い少なくとも約30℃の、平均温度または最高温度で酸化黒鉛を合成する工程を含む。特定の実施形態では、平均温度または最高温度の低減は、爆発の危険を減らし、それによって、安全性を高める。
特定の実施形態では、一回分の酸化黒鉛(例えば1gの酸化黒鉛)は:(a)第1の温度を氷浴を使用して維持される約0℃の第1の温度で750mlの濃硫酸に15gの黒鉛を加えること;(b)約15℃未満の第2の温度を維持しながら90gの過マンガン酸カリウム(KMnO4)を加えること;(c) 約45分間、(b)の混合物を撹拌すること;(d)(c)の混合物を2.6kgの氷に加えることによりクエンチし、次いで75mlの30%H 2 O 2を加えること;および、(e)5回のH2O洗浄により精製し、続いて1週間の連続流透析を行うこと、により、生産される。特定の実施形態では、(b)における追加は発熱を伴う反応をもたらす。
特定の実施形態では、該方法は、炭素質組成物の酸化型を作る手順、炭素質組成物の酸化型に由来する物質を作る手順、またはその両方、を本明細書中に含む。例えば、特定の実施形態では、該方法は、GOおよびグラフェン/還元された酸化黒鉛の両方を作る手順を本明細書中に含む。特定の実施形態では、GOは第1の反応で黒鉛から形成される。特定の実施形態では、第1の反応は酸化(例えば酸化反応)を含む。特定の実施形態では、GOが処理される(例えば、最終産物の場合は、濾過/精製、濃縮など)。特定の実施形態では、GOは第2の反応で(例えばグラフェン、ICCN、または、GOの還元に由来する他の物質に)還元される。特定の実施形態では、第2の反応は還元を含む。例えば、特定の実施形態では、GOは、グラフェンおよび/または、還元された酸化黒鉛(rGO)と総称される、GOの他の還元型を形成するために還元される。特定の実施形態では、rGOは酸化黒鉛および/または酸化グラフェンの還元型を含む。特定の実施形態では、グラフェンに関連して記載された本開示の態様は、少なくともいくつかの構成でrGOに等しく適用され、その逆も同様である。特定の実施形態では、rGO(例えばグラフェン)が処理される。
いくつかの実施形態では、単層GOが製造される。特定の実施形態では、製造または方法(例えば第1の反応)では、黒鉛1kgあたり約32リットル(L)の98%硫酸を使用する。特定の実施形態では、黒鉛1kgあたり約4.8kgの過マンガン酸カリウムパウダーが使用される。特定の実施形態では、該方法は加熱時間(cooking time)を含む。特定の実施形態では、該方法は加熱時間を含まない。特定の実施形態では、該方法は所与の温度およびプロセス(複数可)を含む。特定の実施形態では、該方法は、反応が始まってから、約1.5時間の過マンガン酸カリウムの追加(約15℃未満の反応温度)、約2時間の反応時間(約20−30℃の範囲の反応温度)、約1時間の約32kgの氷の追加(約50℃の反応温度)、および、約1時間の反応時間(約50℃の反応温度)、を含む。特定の実施形態では、黒鉛1kgあたり約72kgの氷が、反応をクエンチするために、および/または反応冷却のための氷用に使用される。特定の実施形態では、黒鉛1kg当たり約2Lの30%過酸化水素が、反応をクエンチするために、および/または中和のために使用される。特定の実施形態では、黒鉛は所与のタイプである。特定の実施形態では、黒鉛は325shの天然の薄片状の黒鉛を含む。特定の実施形態では、(例えば1つ以上の反応プロセス中の)混合速度は約100rpmである。特定の実施形態では、該方法は成分の混合の時間を合わせる(timing)工程を含む。特定の実施形態では、硫酸と黒鉛は黒鉛粉を最小限にするために前もって混合され、次に、リアクターに迅速に加えられる。特定の実施形態では、過マンガン酸カリウムの追加は発熱反応をもたらす。特定の実施形態では、過マンガン酸カリウムは、反応温度を約15℃未満に保つのに十分遅い速度で加えられる(例えば過マンガン酸カリウムは約1.5時間かけて加えられる)。特定の実施形態では、過マンガン酸カリウムは、反応温度を約15℃未満に保つために、冷却機構(例えば、冷却パイプおよび/または氷の添加)と組み合わせて十分に遅い速度で加えられる。
いくつかの実施形態では、多重層GOが製造される。特定の実施形態では、製造または方法(例えば第1の反応)では、黒鉛1kgあたり約25Lの98%硫酸を使用する。特定の実施形態では、酸化黒鉛1kgあたり約2kgの過マンガン酸カリウムが使用される。特定の実施形態では、該方法は加熱時間を含む。特定の実施形態では、該方法は加熱時間を含まない。特定の実施形態では、該方法は所与の温度およびプロセス(複数可)を含む。特定の実施形態では、方法は、45分を超える過マンガン酸カリウムの追加(約15℃未満の反応温度)および30分の反応時間(約15℃の反応温度)間を含む。特定の実施形態では、黒鉛1kgあたり約125kgの氷が、反応をクエンチするために、および/または反応冷却のための氷用に使用される。特定の実施形態では、黒鉛1kg当たり約1Lの30%過酸化水素が、反応をクエンチするために、および/または中和のために使用される。特定の実施形態では、黒鉛は所与のタイプである。特定の実施形態では、黒鉛は、高度に剥離され粉砕され、小さな薄片、大きな表面積の黒鉛、9ミクロンの薄片、またはそれらの任意の組み合わせとなる。特定の実施形態では、(例えば、1つ以上の反応プロセス中の)混合速度は約100rpmである。特定の実施形態では、該方法は成分の混合の時間を合わせる(timing)工程を含む。特定の実施形態では、硫酸と黒鉛は黒鉛粉を最小限にするために前もって混合され、次に、リアクターに迅速に加えられる。特定の実施形態では、過マンガン酸カリウムの追加は発熱反応をもたらす。特定の実施形態では、過マンガン酸カリウムは、反応温度を約15℃未満に保つのに十分遅い速度で加えられる(例えば過マンガン酸カリウムは約1.5時間かけて加えられる)。
特定の実施形態では、第1の濾過が第1の反応の後に行なわれる。特定の実施形態では、第1の濾過は酸化後の精製を含む。特定の実施形態では、第1の濾過の目的または目標は(それがどのように行われるものかにかかわらず)、粗生成物から不純物を取り除き、pHを少なくとも約5まであげることである。特定の実施形態では、酸化(反応1)の後、粗生成物は、GOならびに、硫酸、酸化マンガンと硫酸マンガンなどの1つ以上(例えばいくつかの)の不純物を包含している。特定の実施形態では、精製が完了した後、次いで、GOは、例えば約1重量%の溶液に濃縮される。特定の実施形態では、第1の反応からの水および/または酸は濾過中に除去される。特定の実施形態では、第1の反応の後、酸の濃度は約30%(単層)または約16%(多重層)の硫酸であり、おおよそpH0に対応する。特定の実施形態では、pHが、約0.00005%の酸の濃度に対応する、約5に達した時、濾過が完了する。特定の実施形態では、所与の量または濃度が、GOの販売および/または純粋な(straight)グラフェンの使用(例えば、第2の反応のための原料として使用される場合)に必要とされる。特定の実施形態では、GO(例えば、ほとんどのGO)は、乾燥粉末形態および/または約2%(重量による)の水溶液で販売または使用される。いくつかの実施形態では、炭素質組成物の酸化型は、1年当たり約100グラム(g)、1年当たり200g 、1年当たり500g、1年当たり750g、1年当たり1キログラム(kg)、1年当たり10kg、1年当たり25kg、1年当たり50kg、1年当たり75kg、0.1tpy、0.2tpy、0.3tpy、0.4tpy、0.5tpy、0.6tpy、0.7tpy、0.8tpy、0.9tpy、1tpy、2tpy、3tpy、4tpy、5tpy、10tpy、25tpy、50tpy、75tpy、100tpy、200tpy、500tpy、750tpy、1,000tpy(1 ktpy)、2,000tpy、3,000tpy、4,000tpy、5,000tpy、6,000tpy、7,000tpy、8,000tpy、9,000tpy、10,000tpy以上の割合で第1の濾過を介して濾過される。特定の実施形態では、炭素質組成物の酸化型はバッチ処理として第1の反応フィルターを使用して濾過される。特定の実施形態では、本明細書の他の箇所により詳細に記載されるように、本明細書中の方法、デバイスおよびシステムはスケーラブルである。いくつかの実施形態では、第1の反応フィルターは、バッチあたり約1g、2g、4g、6g、8g、10g、25g、50g、75g、100g、250g、500g、750g、1kg、2kg、4kg、6kg、8kg、10kg、15kg、25kg、50kg、75kg、100kg、250kg、500kg、750kg、1トン(t)、2t、4t、6t、8t、10t、15t、25t、50t、75t、100t、250t、500t、750tまたは1,000t以上の割合で、炭素質組成物の酸化型を濾過するために使用される。
特定の実施形態では、第2の反応は、グラフェン(還元された酸化黒鉛)を形成するためのGOの還元を含む。例えば、特定の実施形態では、第1の精製の後、生成物の硫酸濃度は約5pHで約0.00005%である。特定の実施形態では、溶液中のGOの濃度は、約1質量%(100Lの水溶液中の1kgのGO)である。特定の実施形態では、製造または方法(例えば第2の反応)では、(溶液100リットル中)1kgのGOあたり約20Lの30%過酸化水素、および、(溶液100リットル中)1kgのGOあたり約4.95kgのアスコルビン酸ナトリウム(アスコルビン酸のナトリウム塩)を使用する。特定の実施形態では、該方法は加熱時間を含む。特定の実施形態では、該方法は加熱時間を含まない。特定の実施形態では、該方法は所与の温度およびプロセス(複数可)を含む。特定の実施形態では、該方法は、反応を約90℃まで加熱する工程、および、1時間にわたって過酸化水素を加える工程を含む。特定の実施形態では、反応物は、約3時間超の間、約90℃で加熱され続ける。特定の実施形態では、アスコルビン酸ナトリウムが約30分間にわたって加えられる。特定の実施形態では、反応は、さらにおおよそ1.5時間の間、約90℃で熱くなり続ける。特定の実施形態では、90℃での合計の時間は約6時間である。特定の実施形態では、混合速度(例えば1つ以上の反応プロセス中)は約200rpmである。いくつかの実施形態では、該装置は、炭素質組成物の還元型を、1年当たり約100グラム(g)、1年当たり200g、1年当たり500g、1年当たり750g、1年当たり1キログラムkg)、1年当たり10kg、1年当たり25kg、1年当たり50kg、1年当たり75kg、0.1tpy、0.2tpy、0.3tpy、0.4tpy、0.5tpy、0.6tpy、0.7tpy、0.8tpy、0.9tpy、1tpy、2tpy、3tpy、4tpy、5tpy、10tpy、25tpy、50tpy、75tpy、100tpy、200tpy、500tpy、750tpy、1,000tpy(1 ktpy)、2,000tpy、3,000tpy、4,000tpy、5,000tpy、6,000tpy、7,000tpy、8,000tpy、9,000tpy、10,000tpy、以上の割合で形成する。特定の実施形態では、第2の反応システムは、バッチ生産、合成または処理のために使用される(すなわちバッチ処理として実行される)。特定の実施形態では、より詳しく本明細書の他の箇所により詳細に記載されるように、本明細書の方法、デバイスおよびシステムはスケーラブルである。いくつかの実施形態では、第2の反応系は、炭素質組成物の酸化型を、バッチ当たり約1g、2g、4g、6g、8g、10g、25g、50g、75g、100g、250g、500g、750g、1kg、2kg、4kg、6kg、8kg、10kg、15kg、25kg、50kg、75kg、100kg、250kg、500kg、750kg、1トン(t)、2t、4t、6t、8t、10t、15t、25t、50t、75t、100t、250t、500t、750tまたは1,000t、以上の割合で形成する。
特定の実施形態では、第2の濾過は第2の反応の後に行なわれる。例えば特定の実施形態では、第2の反応の後、例えばアスコルビン酸ナトリウムと、少量の硫酸、酸化マンガンおよびマンガン塩などのいくつかの不純物がある。特定の実施形態では、第1の濾過の目的または目標は(それがどのように行われるものかにかかわらず)、溶液から不純物(例えばそれらの塩)を取り除くことである。特定の実施形態では、水、酸および/または塩が第2の反応から残される。例えば、特定の実施形態では、第2の反応からの溶液中に残った1kgのGO当たり約4.95kgのアスコルビン酸ナトリウムと、最初の酸化(例えば、第1の反応)から残っている少量の硫酸、酸化マンガンおよびマンガン塩が存在する。特定の実施形態では、還元後の溶液の導電性は、約50、60、70、80、90、100、110、120、130、140、150、160、170、180、190、200、250、300、350、400、450または500mS/cmより大きい。特定の実施形態では、還元後の溶液の導電性は約200mS/cmより大きい。特定の実施形態では、rGO溶液の導電性が約50μS/cm以下に達するまで、rGO溶液を脱イオン(DI)水(例えば、大量のDI水を用いて)で洗浄する。特定の実施形態では、rGO溶液は第2の反応フィルターまたは第2の反応濾過プロセスを用いて洗浄される。特定の実施形態では、所与の量または濃度は純粋なrGO(例えばグラフェン)使用に必要とされる。例えば、特定の実施形態では、約2重量%以上の濃度が必要である。いくつかの実施形態では、炭素質組成物の還元型は、1年当たり約100グラム(g)、1年当たり200g、1年当たり500g、1年当たり750g、1年当たり1キログラム(kg)、1年当たり10kg、1年当たり25kg、1年当たり50kg、1年当たり75kg、0.1tpy、0.2tpy、0.3tpy、0.4tpy、0.5tpy、0.6tpy、0.7tpy、0.8tpy、0.9tpy、1tpy、2tpy、3tpy、4tpy、5tpy、10tpy、25tpy、50tpy、75tpy、100tpy、200tpy、500tpy、750tpy、1,000tpy(1ktpy)、2,000tpy、3,000tpy、4,000tpy、5,000tpy、6,000tpy、7,000tpy、8,000tpy、9,000tpy、10,000tpy以上の割合で、第2の反応フィルターを使用して濾過される。特定の実施形態では、第2の反応フィルターは、バッチ濾過および/または精製のために使用される(すなわちバッチ処理として実行される)。特定の実施形態では、より詳しく本明細書の他の箇所により詳細に記載されるように、本明細書の方法、デバイスおよびシステムはスケーラブルである。いくつかの実施形態では、第2の反応フィルターは、炭素質組成物の還元型を、バッチ当たり約1g、2g、4g、6g、8g、10g、25g、50g、75g、100g、250g、500g、750g、1kg、2kg、4kg、6kg、8kg、10kg、15kg、25kg、50kg、75kg、100kg、250kg、500kg、750kg、1トン(t)、2t、4t、6t、8t、10t、15t、25t、50t、75t、100t、250t、500t、750tまたは1,000t、以上の割合で濾過するために使用される。
いくつかの実施形態では、第2の反応は第1の反応とは別々に行なわれる。例えば、特定の実施形態では、第2の反応は、第2の濾過が続くいくつかの場合には、適切な仕様の任意の酸化黒鉛原料を用いて行われる。
特定の実施形態では、第1の反応、第1の濾過、第2の反応および第2の濾過(または酸化、精製、還元および最終精製)の1つ以上は、本明細書中のデバイスおよびシステムを使用して行なわれる。特定の実施形態では、本明細書中のデバイスおよびシステムは、任意の所与の処理工程または手順のために適切に構成される(例えば、温度、反応冷却、試薬の追加速度などが調節される)。例えば、特定の実施形態では、(例えば、第1の反応の代わりに)第2の反応を行うために、混合ボウルおよびタンクの内容物(例えば、物質の質量および/または種類)および/またはサイズが調整される。特定の実施形態では、第1の反応は第1のシステムにおいて行なわれる。特定の実施形態では、第1の濾過は第1のシステムにおいて、または第1のシステムとは別々に行なわれる。特定の実施形態では、第2の反応は第2のシステムにおいて行なわれる。特定の実施形態では、第2の濾過は第2のシステムにおいて、または第2のシステムとは別々に行なわれる。いくつかの実施形態では、第1および第2のシステムは連結される(例えば、第1のシステムは第2のシステムに送り込まれる)。特定の実施形態では、本明細書の複数のデバイスおよびシステムが連結される(例えばタンクハウス(tank house)内で)。いくつかの実施形態では、第1のシステムは第2のシステムと同じである(例えば、第1のシステムは第1の反応のために最初に使用され、洗浄または空にされて、次いで第2の反応のために使用されるように構成される)。特定の実施形態では、第1および第2の濾過は個別のシステム、または単一のフィルターシステムで行なわれる。特定の実施形態では、第1の反応、第1の濾過、第2の反応および第2の濾過は、単一の過程全体で連続して行なわれる。特定の実施形態では、第1の反応生成物は、第2の反応および/または第2の濾過に進むことなく、第1の濾過で濾過される。特定の実施形態では、第1の反応、第1の濾過、第2の反応および第2の濾過のプロセスの任意の組合せは、自動化または半自動化される。自動化は、人件費を抑えながら生産率を最大化するためにGO / rGOの連続生産を可能にする。
図41A−41Bは、濾過システムの典型的な実施形態を提供する。特定の実施形態では、濾過システムは第2の反応フィルター(例えば、第2の反応に続く第2の濾過を実行するために使用される)を含む。特定の実施形態では、第2の反応フィルターは、rGO/グラフェンの第2の反応フィルターである。図42A−42Cは、図41A−41Bおよび図43A−43Fのシステムの操作の例を提供する。いくつかの実施形態では、図43A−43FのrGO/グラフェンの第2の反応フィルターは、HDPEシート304ステンレス鋼を含み、または少なくとも部分的にそれから形成される。濾過のシステム(例えば第2の反応フィルター)および方法のさらなる例および詳細な実施形態は、図13A−13C、図14A−14B、図15A−15B、図16A−16B、図17、図18A−18B、図19A−19B、図20、図21A−21C、図22A−22D、図23A−23E、図24、図25A−25C、図26A−26B、図27A−27B、図28A−28B、図29A−29B、図30A−30B、図31−35、図36A−36B、図37A−37B、および、図38−40で提供される。特定の実施形態では、第2の反応フィルターは以下の1つ以上を含む。フレームアセンブリ(4301)、クレードルピボットアセンブリ(4302)、ドラムクレードルアセンブリ(4303)、ドラムアセンブリ(4304)、駆動シャフト(4305)、アイドラーシャフト(4306)、駆動シュラウド(4307)、ドラムシャフト支持体(4308)、ドラムシャフト支持体のアイドラー側(4309)、モーター取り付けプレート(4310)、マシンキーストック(4311)、クランプカラー(4312)、フランジベアリング(4313)、駆動ホイール(4314)、アイドラーホイール(4315)、baldorモーター(4316)、クランプカラー(4317)、筐体(4318)、制御筐体(4319)、駆動シャフトプーリー(4320)、駆動シャフトプーリー(4321)、駆動ベルト(4322)、押下クランプ(4323)、密閉ワッシャ(4324)、ナット(4325)、六角ボルト(4326、4327)、フラットワッシャ(4328、4329)、ナット(4330)、ソケットヘッドキャップスクリュー(4331)および六角ボルト(4332)。特定の実施形態では、様々な空間のサイズまたは寸法の単位は、インチまたはセンチメートルである。特定の実施形態では、角度の単位は度である。いくつかの実施形態では、別段の定めがない限り、寸法はインチである。いくつかの実施形態では、別段の定めがない限り、許容誤差は、X=±.1、.XX=±.01、および.XXX=±.005(10進法)および±1度(角度)である。スケーリングは示された通りであってもなくてもよい。
特定の実施形態では、濾過システム(例えば第2の反応フィルター)は1つ以上のサブシステムまたは部分を含む。いくつかの実施形態では、濾過システム(例えば、rGO/グラフェンの第2の反応フィルターなどの第2の反応フィルター)は、トップアセンブリ、フレームアセンブリ、蓋アセンブリ、クレードルピボットアセンブリ、ドラムクレードルアセンブリ、ドラムアセンブリ、スプレーバーアセンブリ、ドラムエンドキャップアセンブリまたはその任意の組み合わせを含む。特定の実施形態では、このようなサブシステムまたは部分はそれぞれ順に1つ以上の構成要素を含む。特定の実施形態では、濾過システムは、このようなサブシステムまたは部分の任意の構成要素を含む。特定の実施形態では、このような構成要素は前述のサブシステムまたは部分の中で組み立てられる。特定の実施形態では、所与のサブシステムまたは部分の任意の構成要素は、異なるサブシステムまたは部分の一部として提供され(例えば、前述のサブシステムまたは部分の構成要素が異なるサブシステムまたは部分で再び組み立てられされる)、置き換えられ、または省かれる。サブシステム/部分/構成要素の例と構成要素の量とが表3に提供される。表3(および本明細書の開示の他の部分)に示されている寸法および/またはサイズと同様に、サブシステム/部分/構成要素、および構成要素の量は(例えば、炭素質組成物の処理/濾過の速度および/または出力を増加または減少させるために)スケーラブルであることが理解されよう。特定の実施形態では、第2の反応フィルターに関して記載された本開示の態様は、少なくともいくつかの構成において本明細書の第1の反応フィルターまたは他のフィルター(複数可)に等しく適用される。本開示を考慮すると、当業者は、本明細書に記載のデバイスおよびシステムの構築および製造に有用な特定の材料は、商業的な供給源から得ることができることを理解するであろう。
特定の実施形態では、図41A−41Bにて示される濾過システム(例えば第2の反応濾過システム)は、図16A−16B、図28A−28B、図29A−29B、図30A−30Bおよび/または図31−34にて示される1つ以上の要素(例えば表 3を参照)を随意に含む、ドラムアセンブリ(例えば、表 3中のドラムアセンブリGSRF−0108)の1つ以上の要素を含んでいる。特定の実施形態では、図41A−41Bにて示される濾過システムは、図13A−13C、図21A−21C、図22A−22Dおよび/または図23A−23E(例えば、表 3を参照)にて示される1つ以上の要素を随意に含む、フレームアセンブリ(例えば表 3中のフレームアセンブリGSRF−0100)の1つ以上の要素を含んでいる。特定の実施形態では、濾過システムは、クレードルピボットアセンブリ(例えば図14A−14Bを参照)、ドラムクレードルアセンブリ(例えば図15A−15Bを参照)、駆動シャフト(例えば、図17下を参照)、アイドラーシャフト(例えば、図17上を参照)、駆動シュラウド(例えば図18A−18Bを参照)、ドラムシャフト体支持体(例えば図19A−19Bを参照)、モーター取り付けプレート(例えば図20を参照)、および/または他の適切な要素、の1つ以上の要素を含む。
特定の実施形態では、フレームアセンブリは、rGO/グラフェンの第2の反応フィルターの上部アセンブリ(例えば、図41A−41B、図43A−43Fおよび/または図41−43に示される例示的な実施形態を参照)の一部である。特定の実施形態では、図13A−13C、または図43A−43F(例えば、(4301)を参照)に示されるように、フレームアセンブリは、例えば:フレーム溶接物(1301)(例えば図21A−21Cで示される)、ドレンパン溶接物(1302)(例えば図23A−23Eで示される)、蓋溶接物(1303)(例えば図22A−22Dの中で示される)、ピアノヒンジ(1304)、ドレーン(1305)、バネ装填Tハンドルラッチ(1306)、ガススプリング取り付けクレビス(1307)、ガススプリング(1308)、および、レベリングフットおよび/または固定フット(1309)、から選択された1つ以上の構造的な要素を含む。図13Aは、フレームアセンブリの例示的な実施形態の斜視図を示す。図13Bは、蓋が閉じられた時のフレームアセンブリの側面図(1311)、および、蓋が開いた時の側面図(1312)を示す。いくつかの実施形態では、フレームアセンブリは蓋が開かれる場合に、重心(1310)を有するように構成される。特定の実施形態では、ピアノヒンジはステンレス鋼で作られている。特定の実施形態では、ピアノヒンジは、例えば、厚さ約0.120インチ、幅約3インチ、長さ約36インチの寸法を有する。図13Cは、ドレンパン溶接物の底面図(1313)、蓋が閉じられた時のフレームアセンブリの正面図(1314)、および蓋が閉じられたフレームアセンブリの側面図(1315)を示す。図13Cはまた、ドレンパンと同じ高さの蓋アセンブリの側面図(1316)、およびピアノヒンジの側面図(1317)を示す。特定の実施形態では、ドレーンはステンレス鋼で作られている。特定の実施形態では、フレーム溶接物はドレンパン溶接物および蓋溶接物を機械的に支持する。さらなる実施形態では、フレーム溶接物は、ドレンパンまたは蓋に直接または間接的に付けられている要素および/またはサブアセンブリを支持する。特定の実施形態では、そのような要素および/またはサブアセンブリはドラムアセンブリ(4303)を含む。特定の実施形態では、ドレンパンと蓋溶接物は互いに機械的に連結され、蓋を手動または自動的に、またはその組み合わせで開閉することが可能になる。特定の実施形態では、ドレンパン溶接物の上で閉じられた蓋は水密性がある(water−sealable)。特定の実施形態では、蓋アセンブリの重心は図13Bの右パネル中で示される通りである。特定の実施形態では、ドレーンはドレンパンの底部に位置する。特定の実施形態では、ドレーンは、rGO/グラフェンの第2の反応フィルター(例えば上部アセンブリ内の)で生成された廃棄物を排出するために使用される。
特定の実施形態では、クレードルピボットアセンブリは、rGO/グラフェンの第2の反応フィルターの上部アセンブリの一部である。図14Aは、クレードルピボットアセンブリの例示的な実施形態の平面図(1417)、正面図(1418)、側面図(1420)、および斜視図(1419)を示す。特定の実施形態では、クレードルピボットアセンブリは、約38.25インチの幅(1423)、約8.00インチの高さ(1422)、および/または約7.13インチの深さ(1421)を有する。特定の実施形態では、クレードルピボットアセンブリは、図14A−14Bに示され、または図43A−43E中の(4302)として示されるように、例えば:クレードルピポット溶接物(1401)、ドラムキャッチ(1402)(例えば図17に示される)、ドラムロールガイド(1403)(例えば図26A−26Bに示される)、フランジベアリング(1404)、ねじピン(1405)、ソケットヘッドキャップスクリュー(1406および1407)、平頭ねじ(1408)、六角ボルト(1409)、フラットワッシャ(1410および1411)、ナット(1412および1413)、ホールプラグ(1414および1415)、および、配管エンドキャップ(1416)から選択された1つ以上の構造の要素を含む。特定の実施形態では、ねじ(1406)は5/16−18×1.75インチである。特定の実施形態では、ねじ(1407)は5/16−18×1.50インチである。特定の実施形態では、ねじ(1408)は5/16−18×1.25インチである。特定の実施形態では、ボルト(1409)は1/2−13×1.375インチである。特定の実施形態では、フラットワッシャ(1410)は5/16インチである。特定の実施形態では、フラットワッシャ(1411)は1/2インチである。特定の実施形態では、ナット(1412)はステンレス鋼で作られ、5/16−18のサイズである。特定の実施形態では、ナット(1413)はステンレス鋼で作られ、1/2−13のサイズである。特定の実施形態では、ホールプラグは1と1/8インチまたは1と1/2インチである。特定の実施形態では、エンドキャップの幅、長さまたは対角線は2.0インチである。特定の実施形態では、エンドキャップは、実質的に正方形の形状または他の適切な形状を有する。
特定の実施形態では、クレードルピボットアセンブリは、例えば図15A−15Bに示され、または図43A−43Fの(4303)として示されるように、機械的に連結されるドラムクレードルアセンブリの枢動を可能にするために使用される。特定の実施形態では、ドラムクレードルアセンブリは、(例えば図43Cの中央パネルに示されるような)その初期位置から、(例えば図43Cの右のパネルに示されるような)回転位置まで枢動する。特定の実施形態では、クレードルピボットアセンブリは、(例えば図43Cの右のパネルに示されるような)回転位置から、(例えば図43Eの右のパネルに示されるような)取り外し位置へと、ドラムクレードルアセンブリが回転することを可能にする。特定の実施形態では、クレードルピボットアセンブリはドラムクレードルアセンブリに取り付けられており、ここで、クレードルピボットアセンブリはロックピン(1405)によってフレームアセンブリにロックされる。特定の実施形態では、ロックピン(1405)を取り外すことにより、ドラムクレードルアセンブリがフレームアセンブリに対してシャフトを中心に枢動することが可能になり、したがって、ドラムクレードルアセンブリに固定されたドラムアセンブリの回転が可能になる(例えば、図43E参照)。特定の実施形態では、ドラムクレードルアセンブリのこのような位置の1つ以上は、rGO/グラフェンの第2の反応フィルターの上部アセンブリからrGO/グラフェンを取り外す過程で使用される。
特定の実施形態では、ドラムクレードルアセンブリは、rGO/グラフェンの第2の反応フィルターの上部アセンブリの一部である。特定の実施形態では、ドラムクレードルアセンブリは、図15A−15Bに示され、または図43A−43F中の(4303)として示される通りである。図15Aは、平面図(1508)、正面図(1509)、および斜視図(1510)で示されるドラムクレードルアセンブリの例示的な実施形態を示す。特定の実施形態では、ドラムクレードルアセンブリは、約24.75インチの長さ(1511)と、約32.00インチのドラム支持具間の幅(1512)とを有する。特定の実施形態では、ドラムクレードルアセンブリは、例えば:ドラムクレードル溶接物(1501)、ドラム支持具(1502)(例えば図26A−26Bに示される)、ロックスプリングピン(1503)、フラットワッシャ(1504)、ナット(1505)、ソケットヘッドキャップスクリュー(1506)、および、ホールプラグ(1507)、から選択された1つ以上の構造の要素を含む。特定の実施形態では、フラットワッシャ(1504)は5/16インチで、ステンレス鋼で作られる。特定の実施形態では、ナット(1505)はステンレス鋼で作られており、5/16−18のサイズである。特定の実施形態では、ホールプラグ(1507)は1と1/8インチである。特定の実施形態では、ソケットヘッドキャップスクリュー(1506)は5/16−18×1.375インチである。特定の実施形態では、ねじ(1506)はステンレス鋼で作られている。
特定の実施形態では、ドラムクレードルアセンブリは、ドラムアセンブリの機能および/または取り外しを促進するために、1つ以上の異なる固定位置を有する。特定の実施形態では、ドラムクレードルアセンブリは、(例えば図43Cの中央パネルに示されるような)その初期位置から(例えば図43Eの左パネルに示されるような)枢動回転位置へと枢動して、ドラムアセンブリをロック解除してドラムクレードルアセンブリ上に回転させることができるように構成される。特定の実施形態では、ドラムアセンブリがクレードルアセンブリに固定された後、ドラムクレードルアセンブリは、スプレーバーアセンブリ(例えば図28A−28Bに示され、および/または図16A−16B中の(1606)として示される)およびrGO/グラフェンをドラムアセンブリから取り外すことができるように、取り外し位置(例えば図43Eの右パネルに示される)へと回転する。特定の実施形態では、ドラムアセンブリは、任意の適切な固定要素(例えばストラップ、ラッチ、ホックなど)を介してクレードルアセンブリに固定される。
特定の実施形態では、ドラムアセンブリは、rGO/グラフェンの第2の反応から得られるrGO/グラフェンの濾過および採取を促進するための、rGO/グラフェンの第2の反応フィルターの上部アセンブリの一部である。特定の実施形態では、ドラムアセンブリは、図16A−16Bまたは図43A−43F中の(4301)として示される通りである。例えば特定の実施形態では、ドラムアセンブリは、例えば:ドラムフレーム(1601)(例えば図30A−30Bに示される)、ドラム補強材(1602)(例えば図31に示される)、ドラム補強リング(1603)(例えば図32に示される)、ドラムメッシュ(1604)(例えば図33に示される)、ドラムミクロンフィルター(1605)(例えば図34に示される)、スプレーバーアセンブリ(1606)(例えば図28A−28Bに示される)、ドラムエンドキャップアセンブリ(1607)(例えば図29A−29Bに示される)、ソケットヘッドキャップスクリュー(1608)、ねじ込み挿入物(1609)、つまみねじ(1610)、位置決めねじ(1611)、エポキシ(1612)(図示せず)、および、マスクまたは遮蔽物(1613)(例えばブルーマスキング)、から選択された1つ以上の構造的な要素を含む。特定の実施形態では、エポキシは、ドラム補強材(1602)のロッド端部および/またはねじ山に適用される。特定の実施形態では、エポキシは、ソケットヘッドキャップスクリュー(1608)および/または位置決めねじ(1611)を取り付ける前に適用される。特定の実施形態では、エポキシは、最終的な組立に先立って、メッシュ材料および/またはミクロン材料の溝を埋めるために適用される。特定の実施形態では、ドラムアセンブリの組み立ての前に、アセンブリの1つ以上の要素(例えばサブセットまたは多数の要素)は乾燥しており、ぴったり合っている(dry fit)。特定の実施形態では、このような要素はドラムフレーム(1601)、メッシュ材料(1604)、ミクロン材料(1605)および/または対向するシームを含む。特定の実施形態では、メッシュ材料のシームは、ドラムフレームの所与の位置で重なっている。特定の実施形態では、ミクロン材料のシームは、ドラムフレームの所与の位置で重なっている。特定の実施形態では、シームが重なる位置は、メッシュ(1623)およびミクロン材料(1624)では異なる(例えば図16A右下を参照)。特定の実施形態では、マスク(1613)は、内側および外側の表面(例えばドラムフレーム(1601)と同じ高さにある)で使用される。特定の実施形態では、ソケットヘッドキャップスクリュー(1608)、ねじ込み挿入物(1609)、つまみねじ(1610)、および位置決めねじ(1611)の1つ以上は、任意の適切な物質、例えばステンレス鋼を含むか、またはそれで作られている。特定の実施形態では、ドラムフレーム(1601)、ドラム補強材(1602)、およびドラム補強リング(1603)のうちの1つ以上は、任意の適切な材料、例えばHDPE、を含むかまたはそれらから作られる。 図16Bは、ドラムアセンブリの例示的な実施形態の斜視図(1625)、正面図(1626)、側面図(1617)、および断面側面図(1615)を示す。特定の実施形態では、ドラムアセンブリは以下の1つ以上を含む寸法を有する。約24.00インチのドラムフレーム外径(1617)、約23.00インチのドラムフレーム内径(1619)、約28.50インチの第1の長さ(1620)、約31.00インチの第2の長さ(1621)、約33.50インチの第3の長さ(1622)、約40.42インチの 第4の長さ(1616)、および、約8.50インチのドラム補強リングとドラムフレームとの間の距離(1618)。特定の実施形態では、ドラムアセンブリの構成要素はその重量を最小化するように構成される。一例として、特定の実施形態では、ドラム補強リング間、および/または、ドラム補強リングとドラムフレームとの間の距離は、少なくとも8、10、12、14、16、18、20、22、24、26、28、30、35、40、45、50インチまたはそれ以上であり、ここで、距離が長いほど、使用されるドラム補強リングを少なくすることを可能にし(それにより重量を減少させ)、距離が短くなることにより、結果としてドラム補強リングをより多くなる(それによって耐久性を増す)。1つの典型的な実施形態では、ドラム補強リングとドラムフレームとの間の距離が約8.50インチだと、より多くの補強リングを使用する必要がないため、重量を減らしながら耐久性を提供する。別の例として、特定の実施形態では、ドラム補強材の間の距離は、少なくとも8、10、12、14、16、18、20、22、24、26、28、30、35、40、45、50インチまたはそれより長い。特定の実施形態では、ドラムアセンブリの構成要素は、耐久性を維持しながら重量を最小化するように選択された材料を含む。例えば、いくつかの実施形態では、ドラム補強リングおよび/またはドラムは、軽量かつ耐久性のある物質(例えばHDPE)を含む。好ましい実施形態では、ドラムメッシュおよび/またはドラムミクロンフィルターは、rGO/グラフェンの第2の反応から得られたrGO/グラフェンの濾過および収集を促進するために使用される。特定の実施形態では、ドラムメッシュは、ドラムミクロンフィルターの構造の支持を提供する。ドラムのミクロンフィルターの構造の支持を提供することは、回転ドラムの遠心力およびスプレーバーアセンブリからの洗浄液の高圧噴霧と組み合わさった、炭素質組成物および洗浄液の重量によって引き起こされる力によって生じるミクロンフィルターのたわみまたは破れを防止するために重要である。幾つかの実施形態では、ドラムメッシュはステンレス鋼メッシュである。特定の実施形態では、ドラムメッシュの孔部の形状は、(例えばメッシュが平らであり丸まっていない場合、)正方形、円、楕円形、長方形、ひし形、または他の幾何学的形状を含む。いくつかの実施形態では、ドラムメッシュの孔部の形状は正方形である。特定の実施形態では、ドラムメッシュの孔部サイズは、孔部の直径を表す。いくつかの実施形態では、ドラムメッシュは、0.1、0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1.0、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9または2.0インチ以下の孔部サイズを有する孔部を含む。いくつかの実施形態では、ドラムメッシュは、0.1、0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1.0、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9または2.0インチ以上の孔部サイズを有する孔部を含む。いくつかの実施形態では、ドラムメッシュは、約0.1、0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1.0、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9または2.0インチの孔部サイズを有する孔部を含む。いくつかの実施形態では、ドラムメッシュは、約0.1インチから約1インチの孔部サイズを含む。いくつかの実施形態では、ドラムメッシュは、少なくとも約0.1インチの孔部サイズを含む。いくつかの実施形態では、ドラムメッシュは、大きくとも約1インチの孔部サイズを含む。いくつかの実施形態では、ドラムメッシュは、約0.1インチから約0.2インチ、約0.1インチから約0.3インチ、約0.1インチから約0.4インチ、約0.1インチから約0.5インチ、約0.1インチから約0.6インチ、約0.1インチから約0.7インチ、約0.1インチから約0.8インチ、約0.1インチから約0.9インチ、約0.1インチから約1インチ、約0.2インチから約0.3インチ、約0.2インチから約0.4インチ、約0.2インチから約0.5インチ、約0.2インチから約0.6インチ、約0.2インチから約0.7インチ、約0.2インチから約0.8インチ、約0.2インチから約0.9インチ、約0.2インチから約1インチ、約0.3インチから約0.4インチ、約0.3インチから約0.5インチ、約0.3インチから約0.6インチ、約0.3インチから約0.7インチ、約0.3インチから約0.8インチ、約0.3インチから約0.9インチ、約0.3インチから約1インチ、約0.4インチから約0.5インチ、約0.4インチから約0.6インチ、約0.4インチから約0.7インチ、約0.4インチから約0.8インチ、約0.4インチから約0.9インチ、約0.4インチから約1インチ、約0.5インチから約0.6インチ、約0.5インチから約0.7インチ、約0.5インチから約0.8インチ、約0.5インチから約0.9インチ、約0.5インチから約1インチ、約0.6インチから約0.7インチ、約0.6インチから約0.8インチ、約0.6インチから約0.9インチ、約0.6インチから約1インチ、約0.7インチから約0.8インチ、約0.7インチから約0.9インチ、約0.7インチから約1インチから、約0.8インチから約0.9インチ、約0.8インチから約1インチ、または、約0.9インチから約1インチ、の孔部サイズを含む。いくつかの実施形態では、ドラムメッシュ自体は、たわみまたは変形を防止するために、ドラムリングおよび/またはドラム補強材によってさらに支持される。特定の実施形態では、ドラムミクロンフィルターは、ちょうどドラムアセンブリの内部のドラムメッシュの内側表面内に位置する。特定の実施形態では、ドラムミクロンフィルターはドラムメッシュと同じ高さにある。特定の実施形態では、ドラムミクロンフィルターは1つ以上の層を含む。いくつかの実施形態では、ドラムミクロンフィルターは約1層から約10層まで含む。いくつかの実施形態では、ドラムミクロンフィルターは少なくとも約1つの層(例えばミクロンフィルターシート)を含む。いくつかの実施形態では、ドラムミクロンフィルターは、多くとも約10層含む。いくつかの実施形態では、ドラムミクロンフィルターは、約1層から約2層、約1層から約3層、約1層から約4層、約1層から約5層、約1層から約6層、約1層から約7層、約1層から約8層、約1層から約9層、約1層から約10層、約2層から約3層、約2層から約4層、約2層から約5層、約2層から約6層、約2層から約7層、約2層から約8層、約2層から約9層、約2層から約10層、約3層から約4層、約3層から約5層、約3層から約6層、約3層から約7層、約3層から約8層、約3層から約9層、約3層から約10層、約4層から約5層、約4層から約6層、約4層から約7層、約4層から約8層、約4層から約9層、約4層から約10層、約5層から約6層、約5層から約7層、約5層から約8層、約5層から約9層、約5層から約10層、約6層から約7層、約6層から約8層、約6層から約9層、約6層から約10層、約7層から約8層、約7層から約9層、約7層から約10層、約8層から約9層、約8層から約10層、約9層から約10層、を含む。特定の実施形態では、ドラムミクロンフィルターは、不適当な反応生成物または不純物が通過することを可能にする一方、rGO/グラフェンを保持するのに適切である孔部サイズを含む。特定の実施形態では、ドラムアセンブリの内部内に分配された炭素質組成物(例えばGOおよび/またはrGO)は、ドラムメッシュおよび/またはドラムミクロンフィルターによって捕捉される。特定の実施形態では、ドラムミクロンフィルターの孔部サイズは、孔部の直径を表す。特定の実施形態では、ドラムミクロンフィルターは、rGO/グラフェンの少なくとも約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、95%、96%、97%、98%または99%を保持するのに適切な孔部サイズを含む。特定の実施形態では、ドラムミクロンフィルターは、約0.1、0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1.0、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1
.9、2.0、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、2.6、2.7、2.9、3.0、5.0または10.0ミクロンの孔部サイズを含む。特定の実施形態では、ドラムミクロンフィルターは、約0.1、0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1.0、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2.0、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、2.6、2.7、2.9、3.0、5.0または10.0ミクロン以上の孔部サイズを含む。特定の実施形態では、ドラムミクロンフィルターは、約0.1、0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1.0、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2.0、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、2.6、2.7、2.9、3.0、5.0または10.0ミクロン以下(例えば、これらより大きくない)の孔部サイズを有する。いくつかの実施形態では、ドラムミクロンフィルターは、約0.1ミクロンから約3ミクロンまでの孔部サイズを含む。いくつかの実施形態では、ドラムミクロンフィルターは、少なくとも約0.1ミクロンの孔部サイズを含む。いくつかの実施形態では、ドラムミクロンフィルターは、大きくとも約3ミクロンの孔部サイズを含む。いくつかの実施形態では、ドラムミクロンフィルターは、約0.1ミクロンから約0.5ミクロン、約0.1ミクロンから約0.8ミクロン、約0.1ミクロンから約0.9ミクロン、約0.1ミクロンから約1ミクロン、約0.1ミクロンから約1.1ミクロン、約0.1ミクロンから約1.2ミクロン、約0.1ミクロンから約1.5ミクロン、約0.1ミクロンから約2ミクロン、約0.1ミクロンから約2.5ミクロン、約0.1ミクロンから約3ミクロン、約0.5ミクロンから約0.8ミクロン、約0.5ミクロンから約0.9ミクロン、約0.5ミクロンから約1ミクロン、約0.5ミクロンから約1.1ミクロン、約0.5ミクロンから約1.2ミクロン、約0.5ミクロンから約1.5ミクロン、約0.5ミクロンから約2ミクロン、約0.5ミクロンから約2.5ミクロン、約0.5ミクロンから約3ミクロン、約0.8ミクロンから約0.9ミクロン、約0.8ミクロンから約1ミクロン、約0.8ミクロンから約1.1ミクロン、約0.8ミクロンから約1.2ミクロン、約0.8ミクロンから約1.5ミクロン、約0.8ミクロンから約2ミクロン、約0.8ミクロンから約2.5ミクロン、約0.8ミクロンから約3ミクロン、約0.9ミクロンから約1ミクロン、約0.9ミクロンから約1.1ミクロン、約0.9ミクロンから約1.2ミクロン、約0.9ミクロンから約1.5ミクロン、約0.9ミクロンから約2ミクロン、約0.9ミクロンから約2.5ミクロン、約0.9ミクロンから約3ミクロン、約1ミクロンから約1.1ミクロン、約1ミクロンから約1.2ミクロン、約1ミクロンから約1.5ミクロン、約1ミクロンから約2ミクロン、約1ミクロンから約2.5ミクロン、約1ミクロンから約3ミクロン、約1.1ミクロンから約1.2ミクロン、約1.1ミクロンから約1.5ミクロン、約1.1ミクロンから約2ミクロン、約1.1ミクロンから約2.5ミクロン、約1.1ミクロンから約3ミクロン、約1.2ミクロンから約1.5ミクロン、約1.2ミクロンから約2ミクロン、約1.2ミクロンから約2.5ミクロン、約1.2ミクロンから約3ミクロン、約1.5ミクロンから約2ミクロン、約1.5ミクロンから約2.5ミクロン、約1.5ミクロンから約3ミクロンから、約2ミクロンから約2.5ミクロン、約2ミクロンから約3ミクロン、または、約2.5ミクロンから約3ミクロン、の孔部サイズを含む。特定の実施形態では、ドラムミクロンフィルターは、約1、2、3、5、または10ミクロンの孔部サイズを有する。1つの典型的な実施形態では、ドラムミクロンフィルターは、約1ミクロンの孔部サイズを有する。特定の実施形態では、孔部サイズが約1ミクロンのドラムミクロンフィルターは、ドラムアセンブリの内部内に分配されたrGO/グラフェンの少なくとも約80%、85%、90%、95%、96%、97%、98%または99%を保持する。ミクロンフィルターを使用する1つの利点は、rGO/グラフェンを効果的に濾過する能力であり、残存反応物、反応副産物、不純物、および他の望ましくない化合物を含む濾液を分離および/または除去しながらも、rGO/グラフェンを非常に保持する。例えば、高圧脱イオン水(またはrGO/グラフェンの浄化/精製に適した他の液体)で捕捉されたrGO/グラフェンを洗浄するスプレーバーアセンブリと組み合わせてrGO /グラフェンを捕捉するドラムミクロンフィルターを使用することにより、(例えば、電池またはコンデンサの構築に使用するための)下流用途における使用のためのrGO/グラフェンの効率的な濾過および/または精製が可能になる。特定の実施形態では、ドラムアセンブリには初期位置(例えば図43の左下パネルに示される)がある。特定の実施形態では、ドラムアセンブリは、(例えば、図43の中央パネルに示されるように)枢動するドラムクレードルアセンブリ上に配置されるときに、回転位置を有する。特定の実施形態では、ドラムアセンブリは、(図43の右側のパネルに示されているように)回転するドラムクレードルアセンブリ上に固定されたときに、取り外し位置を有する。特定の実施形態では、ドラムアセンブリのそのような位置の1つ以上は、rGO/グラフェンの第2の反応フィルターの上部アセンブリからrGO/グラフェンを取リ外す過程で使用される。特定の実施形態では、そのような位置の1つ以上では(例えば初期位置)、ドラムアセンブリは、モーターが作動した時にドラムシャフトを介して回転する。特定の実施形態では、ドラムアセンブリの回転速度は、約600rpm(1分あたりの回転数)である。特定の実施形態では、ドラムアセンブリの回転速度は、約0から約50、約0から約100、約0から約150、約0から約200、約0から約250、約0から約300、約0から約350、約0から約400、約0から約450、約0から約500、約50から約100、約50から約150、約50から約200、約50から約250、約50から約300、約50から約350、約50から約400、約50から約450、約50から約500、約100から約150、約100から約200、約100から約250、約100から約300、約100から約100、約100から約450、約100から約500、約150から約200、約150から約250、約150から約300、約150から約350、約150から約400、約150から約450、約150から約500、約200から約250、約200から約300、約200から約350、約200から約400、約200から約450、約200から約500、約250から約300、約250から約350、約250から約400、約250から約450、約250から約500、約300から約350、約300から約400、約300から約450、約300から約500、約350から約400、約350から約450、約350から約500、約400から約450、約400から約500、約450から約500、約500から約600、約500から約700、約500から約800、約500から約900、約500から約1000、約600から約700、約600から約800、約600から約900、約600から約1000、約700から約800、約700から約900、約700から約1000、約800から約900、約800から約1000、または約900から約1000rpm(1分あたりの回転数)である。
特定の実施形態では、駆動シャフト(4305)およびアイドラーシャフト(4306)(例えば図17および図43A−43Fに示される)は、上部アセンブリの機械的支持要素および/またはサブアセンブリのための、rGO/グラフェンの第2の反応フィルターの上部の部分を形成する。図17は、駆動シャフト(1702)およびアイドラーシャフト(1701)の例示的な実施形態を示し、正面図はそれぞれ(1702)および(1701)、側面図はそれぞれ(1704)および(1703)である。特定の実施形態では、駆動シャフト(1702)は、約40.69インチの長さ(1706)を有する。特定の実施形態では、アイドラーシャフト(1701)は、約38.06インチの長さ(1705)を有する。特定の実施形態では、駆動モーター(4316)は駆動シャフトを作動させる。特定の実施形態では、駆動モーター(4316)はプーリーシステムと係合する。特定の実施形態では、プーリーシステムは駆動シャフトプーリー(4320および4321)を含む。特定の実施形態では、駆動シャフトプーリー(4320および4321)は、駆動ベルト(4322)を介して機械的に連結される。特定の実施形態では、駆動モーターは駆動シャフトプーリー(4320)を回転させるか、または駆動ベルト(4322)を回させ、駆動ベルトは順に駆動シャフトプーリー(4321)を回転させるか回させる。特定の実施形態では、駆動シャフトプーリー(4321)は駆動シャフト(4305)と係合する。特定の実施形態では、駆動シャフト(4305)はドラムアセンブリの回転を作動させるように構成される。特定の実施形態では、駆動シャフト(4305)は1つ以上の駆動ホイール(4314)と係合する。特定の実施形態では、駆動シャフトは2つの駆動ホイールと係合する。特定の実施形態では、2つの駆動ホイールの中心は約31.00インチ開いている。特定の実施形態では、1つ以上の駆動ホイール(4314)がドラムアセンブリと係合する。特定の実施形態では、1つ以上の駆動ホイールがドラムアセンブリの1つ以上のドラムフレーム(1601)と係合する。特定の実施形態では、ドラムベアリングプレート(2801)はドラムフレーム(1601)に取り付けられている。特定の実施形態では、駆動ホイールはドラムアセンブリのドラムフレーム(1601)と係合する。特定の実施形態では、駆動ホイール(4314)は、駆動シャフト(4305)からドラムアセンブリに回転を伝達するために、ドラムアセンブリのドラムフレーム(1601)と係合する。特定の実施形態では、1つ以上の駆動ホイールがドラムアセンブリに駆動シャフトの回転を伝達する(図43C−43Dを参照)。特定の実施形態では、駆動シャフト(4305)および駆動ホイール(4314)はドラムアセンブリの1つの側と係合する。特定の実施形態では、アイドラーシャフト(4306)およびアイドラーホイール(4315)はドラムアセンブリの反対側と係合する。特定の実施形態では、アイドラーシャフト(4306)はドラムアセンブリを作動させない。特定の実施形態では、アイドラーシャフト(4306)は、回転するにつれてドラムアセンブリに受動的な支持を提供する。特定の実施形態では、アイドラーシャフト(4306)は、取り外し手順中にアセンブリが支持クレードル上を回転する時にドラムアセンブリを支持する(例えば、図43E参照)。いくつかの典型的な実施形態では、図43A−43Fで示されるように、駆動モーター(4316)は駆動シャフトプーリー(4320)を作動させ、これは、駆動シャフト(4305)と係合している別の駆動シャフトプーリー(4321)に回転を伝達する駆動ベルト(4322)に連結されている。駆動シャフト(4305)が回転するにつれ、駆動シャフト(4305)に取り付けられている2つの駆動ホイール(4314)も回転する。駆動ホイール(4314)がドラムアセンブリのドラムベアリングプレート(2802)と係合しているので、駆動ホイール(4314)の回転により、ドラムベアリングプレート(2802)、続いてドラムアセンブリが、そのシャフト(例えばドラムシャフト)を中心に回転するかまたはターンする。ドラムアセンブリが回転するとともに、駆動シャフト(4305)の対向側のドラムアセンブリと係合するアイドラーシャフト(4306)に取り付けられたアイドラーホイール(4315)は、支持を提供するためにドラムアセンブリと回転する。駆動シャフトおよびアイドラーシャフトの典型的な実施形態は、図17、または、図43A−43Fの(4305)および/または(4306)として示される通りである。特定の実施形態では、駆動シャフトおよび/またはアイドラーシャフトは、任意の適切な物質、例えばステンレス鋼を含むかまたはそれで作られている。特定の実施形態では、駆動シャフトおよび/またはアイドラーシャフトの長手方向の断面の直径は、約1インチである。特定の実施形態では、アイドラーシャフトの長手方向の長さは約38.06インチである。特定の実施形態では、駆動シャフトの長手方向の長さは約40.69インチである。特定の実施形態では、駆動シャフトの材料は、例えばステンレス鋼を含む。特定の実施形態では、駆動シャフトおよび/またはアイドラーシャフトは、固定され(keyed)、所定の長さに切断され、および/または、面取り端部(chamfer ends)を有する。
特定の実施形態において、駆動シュラウドは、図18A−18Bに示される通りであり、又は図43A−43Fにおいて(4307)として示される。特定の実施形態において、駆動シュラウドは、ドラムアセンブリを始動させるモーターを含む要素を包むための、rGO/グラフェンの第2の反応フィルターの上部アセンブリに含まれている。図18Aは、2つの角度からの駆動シュラウドの実施形態の斜視図(1801)を示す。図18Bは、駆動シュラウドの左側面図(1802)、右側面図(1804)、正面図(1805)、及び平面図(1803)を示す。特定の実施形態において、駆動シュラウドは、以下の1以上を含む寸法を持つ:約8.75インチの幅(1806)、約9.94インチの幅(1811)、約19.00インチの長さ(1807)、約21.13インチの長さ(1808)、約1.13インチの高さ(1810)、及び約2.00インチの高さ(1809)。特定の実施形態において、駆動シュラウドは、例えばステンレス鋼シートを含む材料を含んでいるか、又はその材料で作られている。特定の実施形態において、シートの厚みは約0.063インチである。特定の実施形態において、駆動シュラウドは、溶接されたコーナーシームを持ち、滑らかに研磨される(ground smooth)。
ドラムシャフト支持部の例示的実施形態は、図19A−19Bにおいて示され、又は図43Dにおいて(4308)と(4309)として示される。特定の実施形態において、ドラムシャフト支持部は、rGO/グラフェンの第2の反応フィルターの上部アセンブリに含まれている。特定の実施形態において、ドラムシャフト支持部はドラムアセンブリの一部であり、ドラムアセンブリ(例えばドラム)への支持を提供する。特定の実施形態において、ドラムシャフト支持部はドラムシャフトマウント(図28Aの(2804))への支持を提供する。特定の実施形態において、ドラムシャフトは、その上で回転するドラム又はドラムアセンブリを始動させない。特定の実施形態において、ドラムアセンブリは、駆動モーターにより始動される駆動シャフトによって(直接又は間接的に)活動的に回転する。特定の実施形態において、ドラムシャフトは、受動的に回転するドラムアセンブリの支持を提供する。特定の実施形態において、ドラムシャフトは、その上で回転するドラムアセンブリを始動させる。図19Aに示されるように、特定の実施形態において、ドラムシャフト支持部には、流体対向側面(ドレンパンの内側及び/又はドラムの内部の方に対向する)及びアイドラー対向側面(ドレンパンの外側及び/又はドラムの内部の方に対向する)がある。特定の実施形態において、ドラムシャフト支持部はドラムシャフトを支持するために使用される。特定の実施形態において、ドラムシャフト支持部は、ドラムシャフト支持部からドラムシャフトが持ち上げられることを可能にするように構成される(例えば、それによりドラムアセンブリは、ドラムクレードルアセンブリ上へと回転することができる)。特定の実施形態において、駆動シュラウドは、高密度ポリエチレン(polyethelene)(例えば、厚さ約1.75インチ)を含む材料を含むか、又はその材料で作られている。図19Bは、ドラムシャフト支持部の実施形態の平面図(1901)、正面図(1902)、及び側面断面図(1903)を示す。特定の実施形態において、ドラムシャフト支持部は、1つ以上の開口(1905)を含む。特定の実施形態において、1つ以上の開口(1905)は、約1.75インチの直径を含む。特定の実施形態において、ドラムシャフト支持部は開口部(1904)を含む。特定の実施形態において、ドラムシャフト支持部は、以下の1以上を含む寸法を持つ:約10.00インチの高さ(1906)、約6.11インチの幅(1907)、及び約1.75インチの深さ(1908)。
特定の実施形態において、モーター取り付けプレートは、図20に示される通りであり、又は図43A−43Fにおいて(4310)として示される。特定の実施形態において、モーター取り付けプレートは、ドラムアセンブリ及び/又は上部アセンブリの他の要素を始動させるモーターの取付けを可能にするために、rGO/グラフェンの第2の反応フィルターの上部アセンブリに含まれている。図20は、正面図(2001)、側面図(2002)、及び斜視図(2003)を含むモーター取り付けプレートの実施形態を示す。特定の実施形態において、モーター取り付けプレートは、以下の1以上を含む寸法を持つ:約8.00インチの幅(2005)、約10.00インチの高さ(2004)、及び約0.50インチの厚み(2006)。特定の実施形態において、モーター取り付けプレートは、ステンレス鋼シート(例えば厚さ約0.5インチ)を含む材料を含むか、或いはその材料で作られている。
特定の実施形態において、フレーム溶接物(1301)は、図21A−21Cに示される通りである。特定の実施形態において、フレーム溶接物は、ステンレス鋼プレート(2110)、(2111)、及び(2112)、並びにステンレス鋼チューブ(2101)、(2102)、(2103)、(2104)、(2105)、(2106)、(2107)、(2108)、及び(2109)を含む。特定の実施形態において、ステンレス鋼チューブは、以下の1以上を含む寸法を持つ:約35.00インチ、約38.75インチ、約39.00インチ、又は約42.75インチの長さ、約3.00インチ、約2.00インチ、又は約2.38インチの幅、約2.00インチ又は約0.50インチの高さ。特定の実施形態において、フレーム溶接物は、以下の1以上を含む寸法を持つ:約38.75インチの幅(2113)及び約38.38インチの高さ(2114)。特定の実施形態において、異なる大きさ及び/又は寸法の他の適切な要素及び/又は材料が使用される。
特定の実施形態において、蓋溶接物(1303)は、図22A−22Dに示される通りである。特定の実施形態において、蓋溶接物はトップカバー(2201)を含んでいる。特定の実施形態において、トップカバーは、例えばステンレス鋼シートなどの1以上の材料を含むか、或いはその材料で作られている。特定の実施形態において、蓋溶接物は、流体側面パネル(2202)及びアイドラー側面パネル(2203)を含む。特定の実施形態において、流体側面パネル(2202)及びアイドラー側面パネル(2203)は、例えばステンレス鋼シートを含むか、又は該シートで作られている。特定の実施形態において、ステンレス綱シートは厚さ約0.125インチである。特定の実施形態において、蓋は、蓋の前側に窓(2204)及び窓トリムガスケット(2205)を含む。特定の実施形態において、同じ側に、蓋は、ハンドル(2206)、フラットワッシャ(2207)、及びソケットヘッドキャップスクリュー(2208)を含んでいる。特定の実施形態において、蓋溶接物は、開位置又は閉位置において蓋の位置を決めるための蓋止め(2210)を含んでいる。蓋の形状、大きさ、及び/又は寸法の例は、図24に示される。特定の実施形態において、蓋止めは、例えば高密度ポリエチレン(HDPE)などの1つ以上の材料を含むか、或いはその材料で作られている。特定の実施形態において、窓は、例えばプレキシグラスを含む材料を含むか、又はその材料で作られている。特定の実施形態において、プレキシグラスの厚みは約316インチである。特定の実施形態において、蓋溶接物は、ガススプリング取り付けブラケット(2211)、六角ボルト(2213)、ナット(2214)、又は同様の機能の適切な要素を含んでいる。特定の実施形態において、フラットワッシャ、スクリュー、ボルト、及びナットは、例えばステンレス鋼などの1つ以上の材料を含むか、或いはその材料で作られている。特定の実施形態において、蓋溶接物は、以下の1以上を含む寸法を持つ:約44.4インチの長さ(2215)、約38.1インチの幅(2216)、及び約27.5インチの高さ(2217)。図22Cは、窓(2204)の正面図(2218)及び側面図(2219)、及び蓋溶接物の複数の図(2220、2221、2222、2223、2224、2225)を示す。特定の実施形態において、流体側面パネルは、以下の1以上を含む寸法を持つ:約28.5インチの第1の幅(2228)、約39.0インチの第2の幅(2227)、約20.2インチの高さ(2226)、及び約0.125インチの厚み。蓋溶接物及びその要素の形状、大きさ、及び/又は寸法の例は、図22B−22Dに示される。
特定の実施形態において、ドレンパン溶接物(1302)は、図22A−23Eに示される通りである。特定の実施形態において、ドレンパン溶接物は、フロントパネル(2303)、リアパネル(2304)、ドレンプレート(2305)、フロントパネルガセット(2306)、駆動シャフトに対向する/接続するサイドパネル(2301)、及びアイドラーシャフトに対向する/接続するサイドパネル(2302)を含む。図23Bはサイドパネル(2301)と(2302)を示す。図23Cはフロントパネル(2303)を示す。図23Dはリアパネル(2304)を示す。図23Eは、ドレンプレート(2305)及びフロントパネルガセット(2306)を示す。特定の実施形態において、ドレンプレート(2305)は、以下の1以上を含む寸法を持つ:約3.63インチの開口の直径、約4.56インチの幅、約5.44インチの長さ、及び約0.125インチの厚み。特定の実施形態において、フロントパネルガセット(2306)は、以下の1以上を含む寸法を持つ:約7.38インチの長さ、約1.50インチの幅、及び約0.125インチの厚み。特定の実施形態において、ドレンパン溶接物の1つ以上の要素は、例えばステンレス鋼シートを含む材料を含むか、或いはその材料で作られている。特定の実施形態において、ステンレス綱シートは約0.125インチの厚みを持つ。特定の実施形態において、ドレンパン溶接物は全てのシームで水密である。特定の実施形態において、1つ以上(例えば全て)のジョイント及び/又は合わせ面はシームが溶接されており、滑らかに研磨される。特定の実施形態において、ドレンパン溶接物は、以下の1以上を含む寸法を持つ:約38.38インチの第の幅(2307)、約42.1インチの第の幅(2308)、約39.6インチの長さ(2309)、及び約15.3インチの高さ(2310)。ドレンパン溶接物及びその要素の形状、大きさ、及び/又は寸法の例は、図23A−23Eに示される。
特定の実施形態において、クレードルピボット溶接物(1401)は、図25A−25Cに示される通りである。特定の実施形態において、クレードルピボット溶接物は1つ以上のチューブ構造(2501)と(2502)を含む。一例において、そのようなチューブ構造の1つ以上は、約2.00インチ×4.00インチ×0.13インチ、或いは約2.00インチ×2.00インチ×0.13インチのチューブの大きさを持つ。特定の実施形態において、クレードルピボット溶接物はピボットシャフト(2503)を含んでいる。特定の実施形態において、ピボットシャフトは、直径約1インチのロッド形状を持つ。特定の実施形態において、クレードルピボット溶接物は、ロックピン(例えば、回転を防ぐために適所でクレードルピボットアセンブリをロックするためのもの)及びピボットプレート(2505)を受けるためのピボットロック(2504)を含む。特定の実施形態において、そのような要素の1つ以上は、例えばステンレス鋼などの1以上の材料を含むか、或いはその材料で作られている。特定の実施形態において、ピボットプレートは約0.25インチの厚みを持つ。特定の実施形態において、ピボットロックは、約2.00インチ×3.00インチ×0.25インチの大きさを持つ。特定の実施形態において、ピボットプレートは、例えばステンレス鋼などの材料を含むか、又はその材料で作られている。特定の実施形態において、ピボットプレート及びピボットシャフトは、所定の長さに切断され、面取り端部を持つ。特定の実施形態において、1つ以上のジョイントが溶接され、滑らかに研磨される。特定の実施形態において、シャフトは、アイドラーシャフト(例えば図17に示されるような)のドロップ材料(drop material)を使用する。特定の実施形態において、クレードルピボット溶接物は、以下の1以上を含む寸法を持つ:約38.25インチの幅(2506)、約36.63インチの幅(2507)、及び約5.13インチの深さ(2508)。特定の実施形態において、クレードルピボット溶接物は、以下の1以上を含む寸法を持つチューブ(2501)を含む:約34.50インチの幅(2509)、約2.00インチの深さ(2510)、及び約4.00インチの高さ(2511)。特定の実施形態において、チューブ(2502)は、以下の1以上を含む寸法を持つ:約4.75インチの長さ、約2.00インチの幅、及び約2.00インチの高さ。特定の実施形態において、ピボットシャフト(2503)は、以下の1以上を含む寸法を持つ:約2.00インチの長さ及び約1.00インチの直径。特定の実施形態において、ピボットロック(2504)は、以下の1以上を含む寸法を持つ:約0.656インチの直径を持つ開口、1.25インチの幅、約2.00インチの高さ、及び約2.25インチの深さ。特定の実施形態において、ピボットプレート(2505)は、以下の1以上を含む寸法を持つ:約1.031インチの直径を持つ開口、約1.81インチの幅、約3.81インチの高さ、及び約0.25インチの厚み。クレードルピボット溶接物及びその要素の形状、大きさ、及び/又は寸法の例は、図25B−25Cに示される。
特定の実施形態において、ドラムロールガイド(1403)は、図26Aに示される通りである。特定の実施形態において、ドラムロールガイドはクレードルピボットアセンブリに含まれている。特定の実施形態において、ドラムロールガイドは、1つ以上の開口を含む。特定の実施形態において、ドラムロールガイドは、以下の1以上を含む寸法を持つ:約5.00インチの幅(2601)、約4.50インチの高さ(2602)、及び約1.00インチの深さ(2603)。
特定の実施形態において、クレードルピボットアセンブリはドラムブレースを含んでいる。特定の実施形態において、ドラムブレースは、図26Bに示される通りである。特定の実施形態において、ドラムブレースは、例えばHDPEなどの1以上の材料を含むか、或いはその材料で作られている。特定の実施形態において、ドラムブレースは、以下の1以上を含む寸法を持つ:18.00インチの第の幅(2607)、約3.00インチの第の高さ(2605)、約4.53インチの高さ(2606)、及び約1.00インチの厚み(2604)。
特定の実施形態において、ドラムクレードル溶接物(1501)は、図27A−27Bに示される通りである。特定の実施形態において、ドラムクレードル溶接物は、以下の1以上を含む寸法を持つ:約33.00インチの幅(2708)、約20.38インチの長さ(2707)、及び約2.00インチの厚み(2709)。特定の実施形態において、ドラムクレードル溶接物は1つ以上のチューブ構造(2701)、(2702)、(2703)、及び(2704)を含む。一例において、そのようなチューブ構造の1つ以上は、約2.00インチ×2.00インチ×0.13インチのチューブの大きさを持つ。特定の実施形態において、ドラムクレードル溶接物はシャフト(2705)を含んでいる。特定の実施形態において、シャフトは、直径約1インチ及び長さ約6.5インチのロッド形状を持つ。特定の実施形態において、ドラムクレードル溶接物はキャッチプレート(2706)を含んでいる。特定の実施形態において、ドラムクレードルアセンブリを適所に保持し且つそれがクレードルピボットの周りで枢動するのを防ぐために、ロックスプリングピン(図15Bに示される)は、キャッチプレートを通ってドラムつかみ(図14Bに示される)へと進む。これにより、取り外し中にドラムアセンブリを受けるためにドラムクレードルアセンブリの安定を保つ(例えば図43Eを参照)。特定の実施形態において、一旦ドラムアセンブリ(例えばドラム)がドラムクレードルアセンブリ上へと回転されると、ドラムアイドラーハブは取り除かれ、ドラムはクレードルに結び付けられる。次に、ドラムクレードルアセンブリが結び付けられたドラムと共に回転することを可能にするために、ロックピンが引っ張られる。回転したドラムはここで、容器又は入れ物に運ばれる、一回分の濾過された炭素質組成物(例えばrGO)のために適所にある。特定の実施形態において、ドラムクレードル溶接物の1つ以上の要素は、例えばステンレス鋼などの1以上の材料を含むか、或いはその材料で作られている。特定の実施形態において、ピボットプレートは、約1.25インチ×3.25インチ×0.25インチの大きさを持つ。特定の実施形態において、ピボットロックは、約2.00インチ×3.00インチ×0.25インチの大きさを持つ。特定の実施形態において、シャフトは、例えばステンレス鋼などの材料を含むか、又はその材料で作られている。特定の実施形態において、ピボットプレート及びピボットシャフトは、所定の長さに切断され、面取り端部を持つ。特定の実施形態において、1つ以上のジョイントが溶接され、滑らかに研磨される。特定の実施形態において、シャフトは、アイドラーシャフト(例えば図17に示されるような)のドロップ材料を使用する。ドレンパン溶接物及びその要素の形状、大きさ、及び/又は寸法の例は、図27Bに示される。
特定の実施形態において、ドラムアセンブリ(例えば、図16A−16Bに示されるドラムアセンブリ)は、スプレーバーアセンブリを含んでいる。特定の実施形態において、スプレーバーアセンブリは、図28A−28Bに示される通りである。特定の実施形態において、スプレーバーアセンブリは、例えば、第2の反応(例えばrGO)からの反応生成物などの、炭素質組成物の分注のために使用される。特定の実施形態において、スプレーバーアセンブリはドラムアセンブリの内部空間に炭素質組成物を分注する。特定の実施形態において、ドラムアセンブリが回転している間、スプレーバーアセンブリは、ドラムアセンブリの内部空間に炭素質組成物を分注する。特定の実施形態において、ドラムアセンブリが回転していない間、スプレーバーアセンブリは、ドラムアセンブリの内部空間に炭素質組成物を分注する。特定の実施形態において、スプレーバーアセンブリは低圧で炭素質組成物を分注する。特定の実施形態において、低圧は、約5、10、15、20、25、30、35、40、45、50、55、60、65、70、75、80、85、90、95、100、110、120、130、140、150、160、170、180、190、又は200PSI以下である。特定の実施形態において、低圧は、約5、10、15、20、25、30、35、40、45、50、55、60、65、70、75、80、85、90、95、100、110、120、130、140、150、160、170、180、190、又は200PSI以上である。特定の実施形態において、スプレーバーアセンブリは、第2の反応タンク又は容器に流体接続される(例えば、ドラムシャフトマウントの導管及び開口を介する)。特定の実施形態において、スプレーバーアセンブリは、第2の反応の生成物(例えばrGO)を保持するタンク又は容器に流体接続される。特定の実施形態において、スプレーバーアセンブリは、タンク又は容器からドラムアセンブリへと、炭素質組成物を送り込む。特定の実施形態において、スプレーバーアセンブリの操作は、自動化又は半自動化される。特定の実施形態において、スプレーバーアセンブリは、スプレーバー(2801)(例えば図35に示されるようなもの)、ドラムベアリングプレート(2802)(例えば図36A−36Bに示されるようなもの)、スプレーバーベアリングハブ(2803)(例えば図37A−37Bに示されるようなもの)、及びドラムシャフトマウント(2804)(例えば図38に示されるようなもの)を含んでいる。例えば、特定の実施形態において、スプレーバーアセンブリは、ソケットヘッドキャップスクリュー(2805)、外部スナップリング(2806)、内部保持リング(2807)、ニップル(2808)、スプレーチップ(2809)、ボールベアリング(2810)、ホールプラグ(2811)、エポキシ(2812)(図示せず)、平頭ねじ(2813)、及びクイックディスコネクトフィッティング(2814)と(2815)から選択された1つ以上の要素を含んでいる。スプレーバーアセンブリのクローズアップ図(2816)も図28Bに示される。特定の実施形態において、スプレーバーアセンブリの1つ以上の要素は、例えばステンレス鋼、ニッケルめっき鋼、及び/又はHDPEなどの1以上の材料を含むか、或いはその材料で作られている。特定の実施形態において、ニップルは、直径1/2インチ及び長さ約6.0インチの標準管用テーパねじ(NPT)である。特定の実施形態において、スプレーチップは、50度のファン(fan)を持つ3/8インチのNPTである。特定の実施形態において、スプレーチップは、少なくとも10、20、30、40、50、60、70、80、90、100、110、120、130、140、150、160、又は170度のスプレー角度で物質(例えば、洗浄液又は炭素質組成物)を分注するように構成される。特定の実施形態において、エポキシは、(例えば、ソケットヘッドキャップスクリュー(2805)、平頭ねじ(2813)、及び/又は他の要素の)設置前にねじに適用される。特定の実施形態において、スプレーバーアセンブリは、例えば、ドラムアセンブリの内部に液体(例えば水、液体溶液、清浄液、すすぎ溶液など)を噴霧するために使用される。特定の実施形態において、スプレーバーアセンブリは、ドラムアセンブリ内に保持された炭素質組成物を洗浄又はすすぐために使用される。特定の実施形態において、スプレーバーアセンブリは高圧で液体を噴霧する。特定の実施形態において、高圧は、約10、15、20、25、30、35、40、45、50、55、60、65、70、75、80、85、90、95、100、110、120、130、140、150、160、170、180、190、200、250、300、350、400、450、又は500PSI以下である。特定の実施形態において、高圧は、約10、15、20、25、30、35、40、45、50、55、60、65、70、75、80、85、90、95、100、110、120、130、140、150、160、170、180、190、200、250、300、350、400、450、又は500のPSI以上である。特定の実施形態において、ドラムアセンブリは、炭素質組成物(例えばrGO)の通過を防ぐほど十分に小さな孔径を持つドラムメッシュ及び/又はミクロンフィルターを含み、それにより、スプレーバーによって分注された後にドラムアセンブリの内部に炭素質組成物を保持し、その一方で、廃棄物、未反応の反応成分、不純物、及び他の望ましくない化合物を含む濾液をドラムアセンブリに通して排出すること(例えば、ドラムアセンブリの真下に位置したドレンパンへの排出)を可能にする。特定の実施形態において、ドラムアセンブリ内で保持された炭素質組成物は、スプレーバーアセンブリから噴霧された液体によって高圧で洗浄される。特定の実施形態において、スプレーバーアセンブリは、取り外しのためにドラムアセンブリから取り外し可能である。取り外し可能なスプレーバーアセンブリの利点は、例えば清浄、詰まり除去(unclogging)、又は交換の容易さを含む。別の利点は、精製された産物(例えば、バッテリー及び/又はコンデンサ中での使用のための十分な純度及び特性のGO又はrGO)の産生を最大限にするように設計された高スループットプロセスが、スプレーバーアセンブリの機能不良の場合に中断時間を最小限にするために、スプレーバーの取り外し、修復、及び/又は交換を可能にする、取り外し可能なスプレーバーアセンブリの使用によって増強されるということである。特定の実施形態において、精製された産物は、乾燥後に少なくとも50%、60%、70%、80%、90%、95%、96%、97%、98%、99%、又は99.9%の純度(w/w)を持つ。
特定の実施形態において、ドラムアセンブリ(例えば、図16A−16Bに示されるドラムアセンブリ)は、ドラムエンドキャップアセンブリを含んでいる。特定の実施形態において、ドラムエンドキャップアセンブリは、図29A−28Bに示される通りである。特定の実施形態において、ドラムエンドキャップアセンブリは、ドラムベアリングプレート(2901)(例えば図36に示されるようなもの)、スプレーバーベアリングハブ(2902)(例えば図39に示されるようなもの)、及び/又はドラムシャフトマウント(2903)(例えば図40に示されるようなもの)を含んでいる。特定の実施形態において、ドラムベアリングプレート、スプレーバーベアリングハブ、ドラムシャフトマウントは、例えばHDPEなどの1つ以上の材料を含むか、或いはその材料で作られている。例えば、特定の実施形態において、ドラムエンドキャップアセンブリは、例えば、外部スナップリング(2904)、内部保持リング(2905)、ニップル(2808)、ホールプラグ(2907)、エポキシ(2909)、平頭ねじ(2906)、及び深溝ボールベアリング(2908)から選択された1つ以上の要素を含む。特定の実施形態において、ドラムエンドキャップアセンブリの1つ以上の要素は、例えばステンレス鋼及び/又はニッケルめっき鋼などの1以上の材料を含むか、或いはその材料で作られている。特定の実施形態において、ボールベアリングは密封されている。特定の実施形態において、エポキシは、平頭ねじ(2906)及び/又は他の要素の設置前にねじに適用される。
ドラムフレーム(1601)の形状、大きさ、及び/又は寸法の例は、図30A−30Bに示される。特定の実施形態において、ドラムフレームは、ドラムアセンブリの構造的な支持を提供する。特定の実施形態において、ドラムフレームは、1つ以上の駆動ホイールと係合するように構成される。特定の実施形態において、ドラムフレームは、(例えば、駆動モーターを介して回転する駆動シャフトから生じる)1つ以上の駆動ホイールからの回転力を受け、その軸の周りでドラムフレームを回転させる。特定の実施形態において、ドラムフレームは、1つ以上のアイドラーホイールと係合するように構成される。特定の実施形態において、ドラムフレームは、1つ以上の駆動ホイールを受けるためにその外面上に溝を含む。溝は、ドラムフレームを1つ以上の駆動ホイールと位置合わせしたまま保つという利点を提供する。特定の実施形態において、駆動ホイールは摩擦を最大限にするように構成される。特定の実施形態において、駆動ホイールは、回転エネルギーの効果的な伝達のためにドラムフレームとの十分な摩擦を生成するように構成される(例えば、駆動ホイールが回転するにつれて滑りを最小限にする)。特定の実施形態において、アイドラーホイールは、ドラムフレームとの摩擦を最大限にするように構成される。特定の実施形態において、ドラムフレームは、例えばHDPEなどの1以上の材料を含むか、或いはその材料で作られている。特定の実施形態において、ドラムフレームは約2.50インチの厚みを持つ。
ドラム補強材(drum stiffener)(1602)の形状、大きさ、及び/又は寸法の例は、図31に示される。特定の実施形態において、ドラム補強材は、例えばHDPEなどの1以上の材料を含むか、或いはその材料で作られている。特定の実施形態において、ドラム補強材は、約1インチの直径の実質的にロッドのような形状を持つ(例えば、ロッド形状を持つ)。特定の実施形態において、ドラム補強材は約0.75インチの厚みを持つ。特定の実施形態において、ドラム補強材は約30.50インチの長さ(3101)を持つ。特定の実施形態において、ドラム補強材は、ドラムアセンブリの構造的な支持を提供する。特定の実施形態において、ドラム補強材は、ドラムメッシュ及び/又はドラムミクロンフィルターの構造的な裏当を提供する。特定の実施形態において、ドラム補強材は、ドラムアセンブリの内部で分注された高速度及び/又は高圧の物質(例えば、ドラムアセンブリの内部の炭素質組成物を洗浄するためにスプレーバーから噴霧された高圧脱イオン水)による、屈曲、引き裂き、又は他の変形の形態を防ぐために、ドラムメッシュ及び/又はドラムミクロンフィルターの構造的な支持を提供する。特定の実施形態において、1つ以上のドラム補強材は、1つ以上のドラム補強材リングと組み合わせて構造的な支持を提供するように構成される。
ドラム補強材リング(1603)の形状、大きさ、及び/又は寸法の例は、図32に示される。特定の実施形態において、ドラム補強材リングは、約22.75インチの直径及び約0.75インチの厚みを持つ。特定の実施形態において、ドラム補強材リングは、例えばHDPEなどの1以上の材料を含むか、或いはその材料で作られている。特定の実施形態において、ドラム補強材リングは、ドラムアセンブリの構造的な支持を提供する。特定の実施形態において、ドラム補強材リングは、ドラムメッシュ及び/又はドラムミクロンフィルターの構造的な裏当を提供する。特定の実施形態において、ドラム補強材リングは、ドラムアセンブリの内部で分注された高速度及び/又は高圧の物質(例えば、ドラムアセンブリの内部の炭素質組成物を洗浄するためにスプレーバーから噴霧された高圧脱イオン水)による、屈曲、引き裂き、又は他の変形の形態を防ぐために、ドラムメッシュ及び/又はドラムミクロンフィルターの構造的な支持を提供する。特定の実施形態において、1つ以上のドラム補強材リングは、1つ以上のドラム補強材と組み合わせて構造的な支持を提供するように構成される。
ドラムメッシュ(1604)の一例が図33に示されている。特定の実施形態において、ドラムメッシュは、例えば溶接されたステンレス鋼メッシュを含むか、或いはそれで作られている。特定の実施形態において、メッシュは、圧延加工の前に(例えば、円筒形状に伸ばす前に)、指定した大きさに切断される。特定の実施形態において、メッシュは、例えば4.0インチ幅のロールによって0.063インチのワイヤーを溶接した1/2インチのメッシュT316である(例えば、TWP INC.のpart# 002X002WT0630W48T)。特定の実施形態において、圧延加工前のメッシュの大きさは、例えば約30.50インチの幅(3301)×約65.00インチの長さである。特定の実施形態において、圧延加工されたメッシュは、約19.88インチの直径及び約30.50インチの長さを持つ。特定の実施形態において、メッシュは、巻きつけられ且つしわをつけられた端部を持つ(例えば、図33の右下を参照)。特定の実施形態において、メッシュは、圧延加工された形状を固定し且つ平らなメッシュの端部を円筒形状に接続するために、巻きつけられ且つしわをつけられた端部を持つ。特定の実施形態において、端部は、圧延加工されたメッシュの長さ(円形の断面に直交)に沿って巻きつけられ且つしわをつけられる。特定の実施形態において、ドラムメッシュは1つ以上の孔部の形状及び/又は大きさを含む。特定の実施形態において、ドラムメッシュには適切な孔部の形状及び/又は孔径がある。特定の実施形態において、孔径は可変的、又はメッシュの全体にわたって一貫している。特定の実施形態において、孔部の形状には幾何学的形状がある。特定の実施形態において、孔部の形状は可変的、又はメッシュの全体にわたって一貫している。特定の実施形態において、孔部の形状は、正方形、円形、楕円形、長方形、ダイヤモンド形、又は他の幾何学的形状(例えば、メッシュが平らであり且つ圧延加工されていない時)を含む。
特定の実施形態において、ドラムミクロンフィルター(例えば図34に示されるようなもの)は、例えばステンレス鋼織物を含むか、或いはそれで作られている。特定の実施形態において、円筒形状に圧延加工する前の鋼織物の切断大きさは、約30.50インチ×約65.00インチの長さ(3401)である。特定の実施形態において、フィルターは、圧延加工されたメッシュの長さ(円形断面に直交)に沿って、シームに約2.0インチの重なりを持つ。特定の実施形態において、圧延加工されたフィルターは、約19.81インチの直径及び約30.50インチの長さを持つ。特定の実施形態において、ミクロンフィルターの厚みは、例えば約0.30インチである。特定の実施形態において、ミクロンフィルターは1つ以上の孔部の形状及び/又は大きさを含む。特定の実施形態において、ミクロンフィルターの孔部の形状及び/又孔径は、適切な形状及び/又は大きさである。特定の実施形態において、孔径は可変的、又はメッシュの全体にわたって一貫している。特定の実施形態において、孔径は、約1ミクロンから約3ミクロンの幅、長さ、直径、及び/又は対角を含んでいる。特定の実施形態において、孔部の形状は任意の幾何学的形状である。特定の実施形態において、孔部の形状は可変的、又はメッシュの全体にわたって一貫している。特定の実施形態において、孔部の形状は、例えば、正方形、円形、楕円形、長方形、ダイヤモンド形、又は他の幾何学的形状(例えば、メッシュが平らであり且つ圧延加工されていない時)を含む。
スプレーバー(2801)の形状、大きさ、及び/又は寸法の例は、図35に示される。特定の実施形態において、スプレーバーは、例えばHDPEを含む1以上の材料を含むか、或いはその材料で作られている。特定の実施形態において、スプレーバーは、物質(例えば、液体、洗液、炭素質組成物)を分注するために1つ以上の開口部(2809)(例えばノズルチップ)を含む。特定の実施形態において、スプレーバーは、物質を分注するために少なくとも1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、又は20の開口部を含む。特定の実施形態において、スプレーバーは、液体及び/又は炭素質組成物を運ぶために1つ以上の内部チャネル(3503)を含む。特定の実施形態において、スプレーバーは、以下の1以上を含む寸法を持つ:約32.38インチの長さ(3501)及び約3.12インチの高さ(3502)。
ドラムベアリングプレート(2802)の形状、大きさ、及び/又は寸法の例は、図36A−36Bに示される。特定の実施形態において、ドラムベアリングプレートは、例えばHDPEを含む1以上の材料を含むか、或いはその材料で作られている。特定の実施形態において、ドラムベアリングプレートは、以下の1以上を含む寸法を持つ:約19.00インチの直径、約1インチの厚み(3602)、及び約4.319インチの内径(3601)。
スプレーバーベアリングハブ(2803)の形状、大きさ、及び/又は寸法の例は、図37A−37Bに示される。特定の実施形態において、スプレーバーベアリングハブは、例えばHDPEを含む1以上の材料を含むか、或いはその材料で作られている。特定の実施形態において、スプレーバーベアリングハブは、以下の1以上を含む寸法を持つ:約3.86インチの直径(3701)、約3.543インチの直径(3702)、約3.316インチの直径(3704)、約1.563インチの幅(3705)、及び約1.00インチの厚み(3703)。特定の実施形態において、スプレーバーベアリングハブには1つ以上の開口部(3706)がある。
ドラムシャフトマウント(2804)の形状、大きさ、及び/又は寸法の例は、図38に示される。特定の実施形態において、ドラムシャフトマウントはドラムシャフト支持部の上にある。特定の実施形態において、ドラムシャフトマウントは、(ドレンパン及び/又はドラムの内部から離れて対向している)ドラムシャフトマウントのアイドラー側に導管、チューブ、又は入力部(図28Aにおいて(2808))を受けるための開口(3801)を含む。特定の実施形態において、導管、チューブ、又は入力は、ニップルである。特定の実施形態において、導管は、ドラムシャフトマウントの開口を通ってスプレーバーアセンブリに(例えばスプレーバーアセンブリのスプレーバー(2801)に)移動する物体(例えば液体)の流れを受けるように構成される。特定の実施形態において、導管は、ドラムアセンブリへの(例えば、rGOなどの炭素質組成物の)低圧流れを受ける。特定の実施形態において、導管は、ドラムアセンブリへの(例えば、脱イオン水又は他の幾つかの洗浄液の)高圧流れを受ける。幾つかの実施形態において、ドラムシャフトマウントは2つの開口を含み、それぞれ物質の流れを受ける導管を受けるものである。特定の実施形態において、2つの開口は、高圧導管及び低圧導管を受ける。特定の実施形態において、導管は、物質のソース(例えば、洗浄液を保持するタンク又は炭素質組成物を保持するタンク)と連結されるように構成される。特定の実施形態において、物質は、ポンプを使用して、重力により、又は他の方法により、ソースからスプレーバーアセンブリ又はスプレーバーまで運ばれる。特定の実施形態において、ドラムシャフトマウントは、1つ以上のスプレーバー(2801)と係合するように構成される。特定の実施形態において、導管(2808)は、急速着脱フィッティング(2814)と連結されるように構成される。急速着脱フィッティングと連結されるように構成された導管の利点は、物質のソースが導管に連結されない時に導管が密閉されることを可能にすることである。例えば、操作されていない反応フィルターは物質のソースに連結される必要はない。別の例として、特定の実施形態において、一回分の炭素質組成物が既にドラムアセンブリに導入され、且つ洗浄サイクルを受けている時、炭素質組成物を受けるように構成された導管は炭素質組成物のソースに連結される必要はない。特定の実施形態において、単一の導管は、炭素質組成物及び洗浄液(例えば脱イオン水)の両方を受けるように構成される。例えば、1つの実施形態において、単一の導管は、スプレーバーアセンブリのスプレーバーを介してドラムアセンブリの内部で分注される炭素質組成物のソースから物質を受け取り、次いで導管は、後の清浄サイクル中にドラムの内部で分注される脱イオン水のソースに連結される。特定の実施形態において、ドラムシャフトマウントは、外部スナップリング(2806)、スプレーバーベアリングハブ(2803)、ボールベアリング(2810)(例えば深溝ボールベアリング)、及び内部保持リング(2807)(例えば図28Aにおいて示されるようなもの)を介して、スプレーバー(2801)に係合される。特定の実施形態において、ドラムシャフトマウントは、例えばHDPEを含む1以上の材料を含むか、或いはその材料で作られている。特定の実施形態において、ドラムシャフトマウントは厚さ約2インチである。
スプレーバーベアリングハブ(2902)の形状、大きさ、及び/又は寸法の例は、図39に示される。特定の実施形態において、スプレーバーベアリングハブは、例えばHDPEを含む1以上の材料を含むか、或いはその材料で作られている。特定の実施形態において、ドラムバーベアリングハブは厚さ約1インチである。図39は、ハブのアイドラー側面を示す。特定の実施形態において、ハブの流体側面は、アイドラー側面と同様の(mirrored)形状及び/又は大きさである。
ドラムシャフトマウント(2903)の形状、大きさ、及び/又は寸法の例は、図40に示される。特定の実施形態において、ドラムシャフトマウント(2903)は、導管及び/又は物質(例えば、洗浄液及び/又はの炭素質組成物)のソースを受けるための1つ以上の開口を含まない。特定の実施形態において、ドラムシャフトマウント(2903)は、他のドラムシャフトマウント(2804)(1つ以上の開口を含む)のようにドラムアセンブリの反対側に位置付けられる。特定の実施形態において、ドラムシャフトマウントは、例えばHDPEを含む1以上の材料を含むか、或いはその材料で作られている。特定の実施形態において、ドラムシャフトマウントは厚さ約2インチである。図39は、マウントのアイドラー側面を示す。特定の実施形態において、マウントの流体側面は、アイドラー側面と同様の形状及び/又は大きさである。構造要素の詳細、及び、場合によってはrGO/グラフェンの第2の反応フィルターにおけるそれら相互関係は、図43A−43F及び/又は表3に記載されている。場合によっては、(図43A−43Fに示される)rGO/グラフェンの第2の反応フィルターを操作する典型的な手順は、図42A−42Cに示される。特定の実施形態において、第2の反応フィルターの操作及び取り外しは、自動化又は半自動化される。
幾つかの実施形態において、rGO/グラフェンの第2の反応フィルター(代替的に本明細書では上部アセンブリとして)(例えば図43A−43Fに示されるようなもの)は、筺体(4318)及び/又は制御筺体(4319)を含む。特定の実施形態において、筺体(4318)及び/又は制御筺体(4319)は、中に制御装置を収容又は包囲する。特定の実施形態において、制御装置及び/又はその筺体は、上部アセンブリの1つ以上の要素に物理的に取り付けられる。代替的に、他の実施形態において、制御装置及び/又はその筺体は、上部アセンブリから離れて位置付けられる。特定の実施形態において、制御装置は、制御操作(例えば機械的操作)のために上部アセンブリの1つ以上の要素に電気的又は電子工学的に接続される。特定の実施形態において、制御装置は、例えば、濾過工程及び/又は反応、及び/又は上部アセンブリの取り外しを制御する。特定の実施形態において、上部アセンブリの取り外しは自動化される。特定の実施形態において、制御装置及び上部アセンブリは、有線又は無線接続を介して通信状態にある及び/又は接続される。特定の実施形態において、制御装置は、ユーザーがインターフェースにて入力を行うことを可能にするユーザーインタフェースを含む。特定の実施形態において、制御装置は、上部アセンブリを制御するためのプロセッサーを含むデジタル処理デバイスを含む。特定の実施形態において、制御装置は、(例えば、上部アセンブリの1つ以上の要素を制御するために)デジタル処理デバイスに埋め込まれた及びそれにより実行可能な1つ以上のソフトウェアモジュールを含む。特定の実施形態において、制御装置は、非一時的コンピューター可読媒体、インターネット、クラウド、モバイルアプリケーションなどからデータを受信する、電子インターフェースを含む。特定の実施形態において、制御装置はデジタルディスプレイを含む。特定の実施形態において、デジタルディスプレイは、第2の反応フィルターの機能化及び/又は第2の反応フィルターの制御に関連した情報を表示する。特定の実施形態において、制御装置は、第2の反応フィルターのオン及び/又はオフを切り替えるために、オン/オフスイッチを含んでいる。特定の実施形態において、制御装置は、第2の反応フィルターの1つ以上の要素を制御するために、予めプログラムされたプロトコルを含んでいる。特定の実施形態において、制御装置は、清浄プロトコル(例えば、ユーザー定義プロトコル又は予め定めたプロトコル)を実行するために第2の反応フィルターを操作する。特定の実施形態において、清浄プロトコルは多くの洗浄サイクルを含む。特定の実施形態において、清浄プロトコルは、少なくとも1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、又は20の洗浄サイクルを含む。特定の実施形態において、洗浄サイクルは、洗浄液の少なくとも10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、95%、又は99%がドラムアセンブリに内部から排出された時、ドラムアセンブリへの洗浄液の分注から始まる。特定の実施形態において、洗浄サイクルは回転サイクル(例えば脱水サイクル)を含み、ここでドラムアセンブリは、遠心力を使用してドラムアセンブリの内部から洗浄液を排出するために洗浄液を分注することなく回転する。特定の実施形態において、各洗浄サイクルは、例えば、使用される洗浄液(例えば脱イオン水)の量、各洗浄サイクルの長さ、洗浄サイクルの回数、ドラムの回転速度、洗浄液が分注される圧力、及びスプレーバーアセンブリが洗浄液を分注する方向(例えば、12時、3時、6時、9時など)などの特定の特性に従って構成される。特定の実施形態において、そのような要素は、限定されないが、モーター、ドライバー、ドラムシャフト、アイドラーシャフト、駆動シャフト、アイドラーホイール、駆動ホイール、スプレーバーアセンブリ、クレードルピボットアセンブリ、ドラムクレードルアセンブリ、蓋、フレームアセンブリ、駆動ベルト、又はそれらの任意の組み合わせを含んでいる。
幾つかの実施形態において、rGO/グラフェンの第2の反応フィルター(例えば図43A−43Fに示されるようなもの)は、図45A−Eに示されるようなカバーアセンブリを含んでいる。特定の実施形態において、カバーアセンブリは、例えば、ハンドル(4505)、2つのボルトフランジベアリング(4506)、ナット(4507、4510)、フラットワッシャ(4508、4509)、及び平ねじ(4511)などの、表3に列挙される1つ以上の構造要素を含んでいる。特定の実施形態において、カバーアセンブリは、前部蓋溶接物(4502)及び後部蓋溶接物(4501)(例えば図45A−45Eに示されるようなもの)を含む。特定の実施形態において、カバーアセンブリは、前部蓋溶接物が後部蓋溶接物の周りで回転することを可能にするのを支援する、フードピボットシャフト(4504)及びフードピボットプレート(4503)を含む。特定の実施形態において、フードピボットシャフト(4504)は約1.75インチの長さを持つ。特定の実施形態において、フードピボットプレート(4503)は、約2.75インチの直径及び約0.125インチの厚みを持つ。
幾つかの実施形態において、rGO/グラフェンの第2の反応フィルターは、図46に示されるようなスプラッシュガードを含む。特定の実施形態において、スプラッシュガードは、以下の1以上を含む寸法を持つ:約37.75インチの幅(4601)及び約7.30インチの高さ(4602)。
幾つかの実施形態において、図44に示されるようなGO及び/又はrGOを作るために、スケーラブルなリアクター(4400)が使用される。特定の実施形態において、リアクターは、第1の反応リアクター(例えば、第1の反応を実行するために使用される)である。特定の実施形態において、リアクターは、(例えばGO及び/又はrGOを作るために)自動化又は半自動化される。特定の実施形態において、リアクター及びその構成要素は、(例えば本明細書に別記されるように)GO及び/又はrGOを作るためにミクロの縮尺から大きな縮尺まで拡張される。特定の実施形態において、スケーラブルなリアクターは、(例えば、反応ポット又は反応容器を含む)2つ以上(例えば、複数)のユニット(4401)を含んでいる。特定の実施形態において、リアクターは1〜18の容器を含む。特定の実施形態において、リアクターは、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、又は30のユニットを含む。特定の実施形態において、リアクターは、少なくとも1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、又は30のユニットを含む。特定の実施形態において、リアクターは、例えば従来のリアクターより少なくとも約16倍大きな性能、速度、又は処理能力で、GO及び/又はrGOを生成するように構成される。特定の実施形態において、ユニット(4401)はそれぞれ、(例えば、約20クォートから約320クォートまでの大きさ/容積を持つ)撹拌機及びミキサーボウルを含むミキサー(4403)を含んでいる。特定の実施形態において、リアクターは、ユニット(4401)の各々に接続される(例えば、連結及び/又は流体連通される)、タンク(4402)(例えば、約100ガロンから約3000ガロンまでの大きさ/容積を持つ)を含んでいる。特定の実施形態において、リアクターは、1つ以上の通気ポート(例えば、通気入口及び通気出口(ventilation in and ventilation out))を含む。特定の実施形態において、リアクターは、ミキサー又はミキサーシステムを含み、ここでミキサーシステムはモーター及び撹拌機を含む。特定の実施形態において、撹拌機及び/又はミキサーは、リアクターから持ち上げられ及び/又は下げられるように構成される。特定の実施形態において、リアクターは、タンク(4402)と流体連通下にあるリアクターの底部端部にポートを含む。特定の実施形態において、ポートは直接タンクに流れ込む。特定の実施形態において、ポートは、リアクターの内容物をタンクに運ぶ導管に連結される。特定の実施形態において、導管は、ステンレス鋼を含むか、或いはそれで作られている。特定の実施形態において、リアクター及び/又はその構成要素は、自己清浄を行う(例えば、それにより洗浄は、手作業の介入を最小限にし、及び/又は手作業の介入を必要とすることなく、自動的に実行される)。
幾つかの実施形態において、図47に示されるような炭素質組成物を処理するためのシステムが使用される。特定の実施形態において、このシステムは、炭素質組成物の酸化型を作るために第1の反応を実施するための第1の反応システム又は装置、炭素質組成物の酸化型を濾過するための第1の反応フィルター、炭素質組成物の還元型を作るために第2の反応を実施するための第2の反応システム又は装置、炭素質組成物の還元型を濾過するための第2の反応フィルター、或いはそれらの組み合わせを含む。幾つかの実施形態において、前記システムは第1の反応システム又は装置を含む。特定の実施形態において、第1の反応システム又は装置は、炭素質組成物を保持するために反応容器を含む。特定の実施形態において、反応容器は、タンクの内部の状態を測定するために1つ以上のセンサーを含む。特定の実施形態において、反応容器は温度計又は温度センサーを含む。特定の実施形態において、温度計又は温度センサーは、反応容器の内部の反応温度及び/又は温度変化率の判定を可能にする。別の例として、特定の実施形態において、反応容器はpHセンサーを含む。別の例として、特定の実施形態において、反応容器は塩濃度センサーを含む。特定の実施形態において、第1の反応システム又は装置は、第1の反ミキサーアセンブリ(4702)を含む。特定の実施形態において、第1の反応ミキサーアセンブリ(4702)は、第1の反応の前、間、及び/又はその後に、炭素質組成物を撹拌又は混合する。特定の実施形態において、第1の反応システム又は装置は、タンク(4701)を含む。特定の実施形態において、第1の反応システムの内部の炭素質組成物はタンク(4701)に運ばれる。
特定の実施形態において、オーガーフィード(又は、反応容器及び/又はタンクに供給される物質のソース)は、反応容器及び/又はタンクの吸入口に材料を分注する。更なる実施形態において、吸入口は、後に反応容器及び/又はタンクの内部に分注される物質を受ける。幾つかの実施形態において、反応システムは、物質(例えば、反応物、成分、クエンチ剤など)を受けるための1つ以上の吸入口を含んでいる、1つ以上の反応容器及び/又はタンクを含む。特定の実施形態において、第1の反応容器は、タンク(4701)と流体連通している。特定の実施形態において、第1の反応システム又は装置は、氷オーガーフィード(4703)を含む。特定の実施形態において、氷オーガーフィード(4703)は、第1の反応の前、間、及び/又は後に、タンク(4701)に(例えば吸入口を介して)氷を分注する。特定の実施形態において、氷オーガーフィード(4703)は、第1の反応物をクエンチするためにタンクに氷を分注する。特定の実施形態において、氷オーガーフィード(4703)は、特定の温度又は温度較差まで反応温度を下げるためにタンクに氷を分注する。特定の実施形態において、氷オーガーフィード(4703)は、約0℃、1℃、2℃、3℃、4℃、6℃、8℃、10℃、15℃、20℃、25℃、30℃、35℃、40℃、45℃、50℃、55℃、60℃、65℃、70℃、75℃、80℃、85℃、90℃、95℃、又は100℃以下の温度にまで反応温度を下げるために、タンクに氷を分注する。特定の実施形態において、氷オーガーフィード(4703)は、約0℃、1℃、2℃、3℃、4℃、6℃、8℃、10℃、15℃、20℃、25℃、30℃、35℃、40℃、45℃、50℃、55℃、60℃、65℃、70℃、75℃、80℃、85℃、90℃、95℃、又は100℃にまで反応温度を下げるために、タンクに氷を供給する。特定の実施形態において、氷オーガーフィード(4703)は、特定の温度又は温度較差で反応温度を維持するためにタンクに氷を分注する。特定の実施形態において、氷オーガーフィード(4703)は、約0℃、1℃、2℃、3℃、4℃、6℃、8℃、10℃、15℃、20℃、25℃、30℃、35℃、40℃、45℃、50℃、55℃、60℃、65℃、70℃、75℃、80℃、85℃、90℃、95℃、又は約100℃で反応温度を維持するために、タンクに氷を分注する。特定の実施形態において、氷オーガーフィード(4703)は、タンク内に生じる発熱反応により引き起こされる温度上昇を防ぐか、減らすか、又は中和するために、タンクに氷を分注する。特定の実施形態において、氷オーガーフィード(4703)は、自動化又は半自動化される。幾つかの実施形態において、物質(例えば、氷、過マンガン酸カリウム、アスコルビン酸ナトリウム、過酸化水素、又は他の反応物或いは物質)は、オーガーフィード以外のフィードを使用して分注される。一例として、チューブチェーンコンベヤーが、オーガーフィードの代わりに使用される。
特定の実施形態において、タンク、リアクター、容器、又はユニットに物質を移動させる及び/又は分注するための1つ以上の装置又はシステムが使用され、例えば、コンベヤー(例えば、可撓性のスクリューコンベヤー、ソリッドコアスクリューコンベヤー、オーガーコンベヤー、ベルトコンベヤーなど)などである。幾つかの実施形態において、タンクに物質を移動させる及び/又は分注するための装置又はシステムは、保管ユニット(例えば、脱イオン水を保持するタンク(4706)、酸を保持するタンク(4707)、氷保管ユニット、過マンガン酸カリウム保管ユニットなど)から、第1の反応容器、第1の反応タンク(例えば、第1の反応物をクエンチするために)、第1の反応フィルター、第2の反応システム、又は第2の反応フィルターに、前記物質を運ぶためのコンベヤーを含む。一例において、氷は、保管ユニットから第1の反応システム又は装置のタンクの氷フィード(例えば、氷オーガーフィード(4703))まで運ばれる。幾つかの実施形態において、入れ物は炭素質組成物(4704)を含む。特定の実施形態において、反応容器は、過マンガン酸カリウムを受けるための吸入口を含む。特定の実施形態において、反応容器は、硫酸を受けるための吸入口を含む。特定の実施形態において、反応容器は、炭素質組成物(例えば黒鉛原料)を受けるための吸入口を含む。特定の実施形態において、入れ物は、予め混合された黒鉛及び硫酸を含む炭素質組成物(4704)を含む。特定の実施形態において、黒鉛と硫酸は、タンク(4701)に導入される前に予め混合される。炭素質組成物(例えば黒鉛と硫酸)を予め混合することの1つの利点は、反応温度及び/又は反応速度の変動を少なくすることである。混合されていない又は不均一に混合された成分は、結果として、反応が開始した時に組成物の全体にわたって反応温度及び/又は反応速度の変動をもたらしかねない。例えば、特定の実施形態の中で、混合されていない黒鉛及び硫酸を含む第1の反応容器に触媒の過マンガン酸カリウムを加えた結果、一部の位置で高い反応温度及び/又は反応速度がもたらされ、他の位置では反応の活性は低くなる。特定の実施形態において、黒鉛と硫酸を含む炭素質組成物は、反応容器内で、又は代替的に別の入れ物(4704)において予め混合される。特定の実施形態において、例えば過マンガン酸カリウムなどの触媒が、反応容器の内部で反応物を触媒するために予め混合された黒鉛及び硫酸に加えられる。特定の実施形態において、予め混合することで、与えられたバッチについて反応(例えば第1の反応)の間に反応温度及び/又は反応速度の変動が減らされる。特定の実施形態において、予め混合することで、別個のバッチ間の反応温度及び/又は反応速度の変動が減らされる。幾つかの実施形態において、別の触媒が、過マンガン酸カリウムの代わりに用いられる(例えば鉄酸カリウムK2FeO4)。特定の実施形態において、別の触媒は、本明細書に記載されるシステム、装置、及び方法の何れかにおいて、過マンガン酸カリウムの代わりに用いられる。特定の実施形態において、装置は、触媒オーガーフィード(例えば過マンガン酸カリウムオーガーフィード(4705))を含む。特定の実施形態において、過マンガン酸カリウムオーガーフィード(4705)は、第1の反応の前、間、及び/又はその後に、反応容器(例えば、第1の反応が反応容器の中で生じ、タンクの中でクエンチされる場合)、又はタンク(4701)(例えば第1の反応及びクエンチングの両方がタンクの中で生じる場合)に、過マンガン酸カリウムを供給又は分注する。特定の実施形態において、過マンガン酸カリウムオーガーフィード(4705)は、分注されている過マンガン酸カリウムの量の変動を可能にする。特定の実施形態において、過マンガン酸カリウムオーガーフィード(4705)は、自動化又は半自動化される。特定の実施形態において、過マンガン酸カリウムオーガーフィード(4705)は、手動で及び/又は中央制御装置により自動的に制御される。特定の実施形態において、過マンガン酸カリウムオーガーフィード(4705)は、特定の反応温度(例えば、第1の反応のための反応容器内部の温度)又は反応速度を維持するのに適切な速度で、反応容器又はタンク(4701)に過マンガン酸カリウムを(例えば、手動又は自動で)供給するように構成される。特定の実施形態において、過マンガン酸カリウムオーガーフィード(4705)は、特定の温度より下の反応温度を維持するのに適切な速度で、過マンガン酸カリウムを供給するように構成される。特定の実施形態において、過マンガン酸カリウムオーガーフィード(4705)は、反応温度が温度閾値未満である時に過マンガン酸カリウムが分注される速度を増大するように構成される。特定の実施形態において、過マンガン酸カリウムオーガーフィード(4705)は、反応温度が温度閾値より上である時に過マンガン酸カリウムが分注される速度を減少させるように構成される。特定の実施形態において、温度閾値は、約0℃、1℃、2℃、3℃、4℃、6℃、8℃、10℃、15℃、20℃、25℃、30℃、35℃、40℃、45℃、50℃、55℃、60℃、65℃、70℃、75℃、80℃、85℃、90℃、95℃、又は100℃である。特定の実施形態において、過マンガン酸カリウムオーガーフィード(4705)は、反応温度が閾値の変化率未満で増加する時に過マンガン酸カリウムがタンク(4701)に分注される速度を増大するように構成される。特定の実施形態において、過マンガン酸カリウムオーガーフィード(4705)は、反応温度が閾値の変化率より上で増加する時に過マンガン酸カリウムがタンク(4701)に分注される速度を減少するように構成される。特定の実施形態において、閾値温度の変化率は、1分につき約0.1、0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1.0、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2.0、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、2.6、2.7、2.8、2.9、3.0、3.1、3.2、3.3、3.4、3.5、3.6、3.7、3.8、3.9、4.0、4.1、4.2、4.3、4.4、4.5、4.6、4.7、4.8、4.9、5.0、6.5、7.0、7.5、8.0、8.5、9.0、9.5、10.0、11、12、13、14、15、16、17、18、19、又は20℃(℃/min)である。
幾つかの実施形態において、図47に示されるようなシステムは、炭素質組成物の酸化型(例えば酸化グラフェン)を濾過するために、第1の反応フィルター(例えば、第1の反応フィルターシステム又は第1の反応濾過システム又は装置)を含む。特定の実施形態において、第1の反応フィルターは、第1の反応(例えばGOを生成する酸化反応)の産物を濾過する。特定の実施形態において、第1の反応フィルターは濾過膜を含む。
幾つかの実施形態において、図47に示されるようなシステムは、炭素質組成物の還元型(例えばrGO)を生成するための第2の反応を実行するための第2の反応システム又は装置を含む。特定の実施形態において、第2の反応システム又は装置は、第2の反応タンク、ミキサー、又はミキサーシステム、加熱要素、過酸化水素フィード、アスコルビン酸ナトリウムフィード、又はそれらの組み合わせを含む。特定の実施形態において、第2の反応タンクは炭素質組成物を含む。特定の実施形態において、第2の反応システム又は装置は、加熱されたタンク(4709)(例えば、熱は加熱要素により提供される)を含む。特定の実施形態において、ミキサー又はミキサーシステムは、本明細書で別記される他のミキサー又はミキサーシステムと同じ方法で、タンクの内容物(例えば炭素質組成物及び他の反応物、又は反応成分)を撹拌及び/又は混合する。特定の実施形態において、加熱要素は、第2の反応温度を上げるためにタンクを加熱する。特定の実施形態において、加熱要素は、タンクを少なくとも約30℃、35℃、40℃、45℃、50℃、55℃、60℃、65℃、70℃、75℃、80℃、85℃、90℃、95℃、又は100℃に加熱するように構成される。特定の実施形態において、加熱要素は、約30℃、35℃、40℃、45℃、50℃、55℃、60℃、65℃、70℃、75℃、80℃、85℃、90℃、95℃、又は100℃の温度に維持するためにタンクを加熱するように構成される。特定の実施形態において、過酸化水素フィードは、特定の速度又は量で過酸化水素を分注するように構成される。特定の実施形態において、アスコルビン酸ナトリウムフィードは、特定の速度又は量で過酸化水素を分注するように構成される。特定の実施形態において、過酸化水素フィード及びアスコルビン酸ナトリウムフィードは、1kgのGO(100リットルの溶液中)当たり約20Lの30%の過酸化水素、及び1kgのGO(100リットルの溶液中)当たり約4.95kgのアスコルビン酸ナトリウム(アスコルビン酸のナトリウム塩)を分注するように構成される。
幾つかの実施形態において、図47に示されるようなシステムは、炭素質組成物の還元型(例えばrGO)の濾過を実行するために、第2の反応フィルター(4708)(例えば、第2の反応フィルターシステム又は第2の反応濾過システム)を含む。特定の実施形態において、第2の反応フィルター(4708)は、本明細書に別記されるような様々な構成要素を含む。幾つかの実施形態において、第2の反応フィルター(4708)は、ドラムアセンブリ及びスプレーバーアセンブリのうち1つ以上を含む。特定の実施形態において、スプレーバーアセンブリは、ドラムアセンブリ内に1つ以上の物質(例えば液体、固体、懸濁液、混合物など)を分注するために1つ以上の開口部(例えばノズル又はスプレーチップ)を含んでいる、スプレーバーを含む。特定の実施形態において、スプレーバーはドラムアセンブリの内部に実質的に位置決めされる。特定の実施形態において、スプレーバーはドラムアセンブリの内部で物質を分注するように位置決めされる。特定の実施形態において、スプレーバーアセンブリは、ドラムアセンブリ内に炭素質組成物(例えばrGO)を分注するように構成される。特定の実施形態において、スプレーバーアセンブリは低圧で炭素質組成物を分注するように構成される。特定の実施形態において、スプレーバーアセンブリは、炭素質組成物を洗浄及び/又は精製するために、ドラムアセンブリ内で液体(例えば脱イオン水汚を保持するタンク(4706)からの脱イオン水)を分注するように構成される。特定の実施形態において、スプレーバーアセンブリは、(例えば炭素質組成物をすすぐために)高圧で液体を噴霧することによって液体を分注するように構成される。特定の実施形態において、高圧は低圧よりも高い圧力であり、炭素質組成物は、より高い圧力で分注される液体と比べて、より低い圧力で分注される。特定の実施形態において、スプレーバーアセンブリは、1つ以上のスプレーバー(例えば図28Aのスプレーバー(2801))を含む。特定の実施形態において、スプレーバーアセンブリは、少なくとも2、3、4、5、6、7、8、9、又は10のスプレーバーを含む。特定の実施形態において、スプレーバーは、1つ以上の物質を分注するための1つ以上の開口部(例えばノズル、スプレーチップ(2809)など)を含む。特定の実施形態において、スプレーバーは、炭素質組成物を分注するための開口部のセットを含む。特定の実施形態において、スプレーバーは、液体を分注するための開口部のセットを含む。特定の実施形態において、スプレーバーは、(例えば低圧で)炭素質組成物を分注するための開口部の第1のセット、及び(例えば高圧で)液体を分注するための開口部の第2のセットを含む。特定の実施形態において、ドラムアセンブリの内部は、固体及び/又は液体の粒子がドラムアセンブリの内部から出るのを防ぐように実質的に包囲される。例えば、特定の実施形態において、ドラムアセンブリの内部は実質的に包囲されており、ここでアセンブリは、ドラムアセンブリ内で炭素質組成物の還元型を保持しつつ、不純物、反応副産物、及び/又は廃棄物の通過を可能にするのに適切な孔径を含む、ドラムメッシュ及び/又はドラムミクロンフィルターを含む。幾つかの実施形態において、第2の反応フィルターは、ドラムアセンブリの外部から液体を分注するように構成されたスプレーバーアセンブリを含む。幾つかの実施形態において、第2の反応フィルター(4708)は、ドレンパン中の液体(例えば脱イオン水)の中に部分的又は完全に沈められる、ドラムアセンブリを含む(図23A)。特定の実施形態において、ドラムアセンブリは、ドラムアセンブリ内部の炭素質組成物のすすぎを向上させるために回転される。特定の実施形態において、ドレンパンはドレーンを含む。特定の実施形態において、ドレーンは、開く又は閉じるように構成される。特定の実施形態において、第2の反応フィルターは、1つ以上のセンサー(例えば温度、pH、及び/又は塩濃度のセンサー)を含む。特定の実施形態において、1つ以上のセンサーは、ドレンパンの内部に位置決めされる。幾つかの実施形態において、1以上のセンサーはドレーンに位置決めされる。特定の実施形態において、第2の反応フィルターは、炭素質組成物のための複数の洗浄、又は洗浄サイクル(例えば一回分のrGO)を受ける。特定の実施形態において、各洗浄は、多くの液体(例えば脱イオン水)を使用する。特定の実施形態において、洗浄又は洗浄サイクルは、少なくとも5、10、15、20、25、30、35、40、45、50、60、70、80、90、又は100ガロンの液体を使用する。特定の実施形態において、炭素質組成物を含むドラムアセンブリは、1回以上のすすぎ又は洗浄サイクルを受ける。特定の実施形態において、すすぎ又は洗浄サイクルは、大量の液体でドレンパンを満たすこと(例えば、ドレーンが閉じられる)、炭素質組成物をすすぐためにドラムアセンブリを回転させること、及び液体を排出するためにドレーンを開くことを含む。特定の実施形態において、すすぎ又は洗浄サイクルは、炭素質組成物をすすぐ又は洗浄するためにスプレーバーアセンブリから大量の液体を噴霧すること、及び液体の排出を可能にすることを含む。特定の実施形態において、第2の反応フィルターの1つ以上の構成要素の操作は、自動化又は半自動化される。例えば、特定の実施形態において、第2の反応フィルターの操作は、炭素質組成物(例えばrGO)を濾過及び/又は精製するのに適切な命令又は工程のセットを含む。特定の実施形態において、第2の反応フィルターの操作は、ドラムアセンブリの1つ以上の構成要素(例えばドラムアセンブリ、ドラムシャフト、駆動シャフト、アイドラーシャフトなどを始動させるモーター)、スプレーバーアセンブリ(例えば低圧入力、高圧入力)、及びドレンパン(例えば、開放又は閉鎖)の制御を含む。
幾つかの実施形態において、中央制御装置が、第1の反応システム又は装置、第1の反応フィルター、第2反応システム又は装置、及び第2の反応フィルターを制御する。特定の実施形態において、中央制御装置は、手動、自動化、又は半自動化の制御を提供する。特定の実施形態において、中央制御装置は、本明細書に記載されるシステム、装置、フィルター又はプロセスの任意の組み合わせを制御する。特定の実施形態において、中央制御装置は、第1の反応の温度を制御する。特定の実施形態において、中央制御装置は、(例えば、炭素質組成物の酸化を実行するために)第1の反応システム又は装置の1つ以上の構成要素を制御する。一例として、特定の実施形態において、中央制御装置は、ミキサー、氷オーガーフィード、及び触媒オーガーフィード(例えば、過マンガン酸カリウムオーガーフィード)の1つ以上を制御する。特定の実施形態において、中央制御装置は、第1の反応を実行するためのシステム(例えば第1の反応システム、装置、又はアセンブリ)への1つ以上の反応物又は成分の添加のタイミング、量、及び/又は速度を制御する。特定の実施形態において、中央制御装置は、第1の反応システムの容器、反応チャンバ、又はユニットへの過マンガン酸カリウム及び/又は氷の添加のタイミング、量、及び/又は速度を制御する。特定の実施形態において、中央制御装置は、第1の反応フィルター又は第1の濾過プロセスを制御する。幾つかの実施形態において、中央制御装置は、第2の反応システム又は装置を制御する。特定の実施形態において、中央制御装置は、第2の反応を実行するためのシステム(例えば第2の反応システム、装置、又はアセンブリ)への2つ以上の反応物又は成分の添加のタイミング、量、及び/又は速度を制御する。特定の実施形態において、中央制御装置は、第2の反応システムの容器、反応チャンバ、又はユニットへの過酸化水素及び/又はアスコルビン酸ナトリウムの添加のタイミング、量、及び/又は速度を制御する。特定の実施形態において、中央制御装置は、第2の反応フィルターの1つ以上の構成要素、又は第2の濾過プロセスを制御する。特定の実施形態において、中央制御装置は、ドラムアセンブリの回転の1つ以上(例えば、オン又はオフの回転、回転速度、回転の増加又は減少率)、スプレーバーアセンブリ(例えば、分注されるrGOの速度、量、及び/又は圧力;分注される脱イオン水の速度、量、及び/又は圧力)、及びドレンパン(例えば、ドレーンを開く又は閉じる)を制御する。特定の実施形態において、中央制御装置は、第1の反応システム又は装置、第1の反応フィルター、第2反応システム又は装置、及び第2の反応フィルターの1つ以上からセンサーデータを利用する。特定の実施形態において、中央制御装置は、第1の反応システム又は装置、第1の反応フィルター、第2反応システム又は装置、及び第2の反応フィルターの1つ以上の操作を調整する。特定の実施形態において、中央制御装置は、炭素質組成物を処理するために構成要素、サブシステム、及び/又はシステムを制御する。特定の実施形態において、中央制御装置は、酸化グラフェン及び/又は還元された酸化グラフェン(例えば単層又は多層のGO又はrGO)の産生率を最適化するように炭素質組成物を処理するために、構成要素、サブシステム、及び/又はシステムの操作を調整する。
特定の実施形態において、中央制御装置及び/又はその筺体は、本明細書に記載されているシステム又は装置の1つ以上の構成要素に物理的に取り付けられる。代替的に、他の実施形態において、中央制御装置及び/又はその筺体は、本明細書に記載されているシステム及びアセンブリの1つ以上の構成要素とは離れて位置付けられる。例えば、特定の実施形態において、中央制御装置は、炭素質組成物の処理のためのシステム(例えば第1の反応システム、第1の反応フィルター、第2の反応システム、第2の反応フィルターなど)を含む空間から、地理的に離される。特定の実施形態において、中央制御装置は、制御操作(例えば機械的操作)のために炭素質組成物を処理するためのシステムの1つ以上の構成要素に電気的又は電子工学的に接続される。特定の実施形態において、中央制御装置は、例えば第1の反応、第1の濾過、第2の反応、第2の濾過、又はそれらの組み合わせを実行するための1つ以上のシステムを制御する。特定の実施形態において、中央制御装置及びシステムは、有線又は無線接続を介して通信状態にある及び/又は接続される。特定の実施形態において、中央制御装置は、ユーザーがインターフェースにて入力を行うことを可能にするユーザーインタフェースを含む。特定の実施形態において、中央制御装置は、システム又はその構成要素或いはサブシステムの何れかを制御するためのプロセッサーを含むデジタル処理デバイスを含む。特定の実施形態において、中央制御装置は、(例えば、上部アセンブリの1つ以上の要素を制御するために)デジタル処理デバイスに埋め込まれた及びそれにより実行可能な1つ以上のソフトウェアモジュールを含む。特定の実施形態において、中央制御装置は、非一時的コンピューター可読媒体、インターネット、クラウド、モバイルアプリケーションなどからデータを受信する、電子インターフェースを含む。特定の実施形態において、中央制御装置はデジタルディスプレイを含む。特定の実施形態において、デジタルディスプレイは、第1の反応システム、第1の反応フィルター、第2の反応システム、第2の反応フィルター、又はそれらの任意の組み合わせの制御及び/又は機能化に関連する情報を表示する。特定の実施形態において、中央制御装置は、第1の反応システム、第1の反応フィルター、第2の反応システム、第2の反応フィルター、又はそれらの任意の組み合わせのオン/オフの切り替えのためのオン/オフスイッチを含む。特定の実施形態において、中央制御装置は、第1の反応システム、第1の反応フィルター、第2の反応システム、第2の反応フィルター、又はそれらの任意の組み合わせの1つ以上の要素を制御するための、予めプログラムされたプロトコルを含む。特定の実施形態において、そのような要素は、モーター、撹拌機、ミキサー又はミキサーシステム、氷オーガーフィード、過マンガン酸カリウムオーガーフィード、アスコルビン酸ナトリウムオーガーフィード、過酸化水素オーガーフィード、蓋、カバー、フードアセンブリ、ドライバー、ドラムシャフト、アイドラーシャフト、駆動シャフト、アイドラーホイール、駆動ホイール、スプレーバーアセンブリ、クレードルピボットアセンブリ蓋、ドラムクレードルアセンブリ、蓋、フレームアセンブリ、駆動ベルト、又はそれらの任意の組み合わせのうち1つ以上を含む。
特定の実施形態において、酸化黒鉛(GO)及び酸化グラフェン(rGO)を作るプロセスは、酸化、濾過(例えば精製)、還元、及び第2の濾過(例えば最終精製)を含む。特定の実施形態において、酸化黒鉛(GO)を作るプロセスは酸化及び濾過を含む。特定の実施形態において、第1の反応から生成されたGOは、1つ以上のダウンストリームアプリケーションに適切なpHに処理される。特定の実施形態において、第1の反応から生成されたGOは、約4.5と5.0、5.0と5.5、5.5と6.0、6.0と6.5、又は6.5と7.0の間のpHに処理される。特定の実施形態において、酸化黒鉛(GO)及び/又は酸化グラフェン(rGO)を作るプロセスは、例えば硫酸などの廃棄物質を生成する。特定の実施形態において、GO/rGOを作るプロセスは、例えば反応物の反応副産物に石灰(例えばCaO)を加えるなど、独立した廃棄物処理工程を含む。特定の実施形態において、廃棄物処理工程は、石膏を生成するために石灰で硫酸廃棄物を中和する。特定の実施形態において、石膏は、例えば濾過されることによって処理される。特定の実施形態において、石膏は後に乾燥される。特定の実施形態において、タンク及びミキサーを含む廃棄物処理装置は、石灰を反応物の廃液と混合することによって石膏を生成するように構成され、ここで廃液は硫酸を含む。処理された石膏は、例えば肥料として、ダウンストリームアプリケーションに有用である。石膏の高カルシウム及び硫黄含有量、並びにその高い溶解度により、石膏を理想的な肥料となる。石膏はまた、土壌を酸性化せず、土壌中のアルミニウム毒性を減らすように作用し得る。それ故、特定の実施形態において、GO及び/又はrGOを作るプロセスは、硫酸廃棄物を石膏に変換する廃棄物処理工程を含む。
特定の実施形態において、単層のGOへの酸化中に、黒鉛(約1kg)は、98%の硫酸(約32L)と混合され、約−10℃に冷却される。特定の実施形態において、GOリアクターの冷却コイルは、−2℃に冷やされる。特定の実施形態において、黒鉛/硫酸の混合物はその後、リアクターへと注意深く注がれる。特定の実施形態において、過マンガン酸カリウム(約4.8kg)粉末は、約1.5時間にわたりリアクターにゆっくり加えられ、約15℃より下の反応温度を注意深く維持する。特定の実施形態において、過マンガン酸カリウムの添加の完了後、リアクターの冷却コイルの温度は約12℃に上昇し、反応物は約1.5時間にわたり最大約30℃に加熱される。特定の実施形態において、リアクターの冷却コイルは後に約−2℃に冷却され、反応温度は更に約30分間、約30℃でとどまる。特定の実施形態において、砕かれた氷(約32kg)が後に、約1時間にわたり加えられる。特定の実施形態において、反応温度は、この時間にわたり約50℃に上昇する。氷の追加後、特定の実施形態において、反応物は約1時間撹拌される。特定の実施形態において、反応物は最終的に、砕かれた氷(約72kg)でクエンチされる。特定の実施形態において、このクエンチ中に氷は溶け、次に30%の過酸化水素(約2L)を加えて反応を止める。
特定の実施形態において、多層のGOへの酸化中に、黒鉛(約1kg)は、98%の硫酸(約32L)と混合され、約−10℃に冷却される。特定の実施形態において、GOリアクターの冷却コイルは、約−2℃に冷やされる。特定の実施形態において、黒鉛/硫酸の混合物はその後、リアクターへと注意深く注がれる。特定の実施形態において、過マンガン酸カリウム(約2kg)粉末は、約45分間にわたりリアクターにゆっくり加えられ、約15℃より下の反応温度を注意深く維持する。特定の実施形態において、反応物は後に、約15℃の反応温度で約30分間、撹拌される。特定の実施形態において、反応物は最終的に、砕かれた氷(約125kg)でクエンチされる。特定の実施形態において、このクエンチ中に氷は溶け、次に30%の過酸化水素(約1L)を加えて反応を止める。
特定の実施形態において、接線流濾過プロセスを使用して精製が実行される。特定の実施形態において、フィルターのタイプは、約0.02ミクロンの孔径を備えた、改良されたポリエーテルスルホンの中空フィルター膜である。特定の実施形態において、生成物のpHが約5に達した時に精製が完了する。その後、特定の実施形態において、精製されたGOは、約1重量%の溶液に濃縮される。
特定の実施形態において、還元は、精製された1重量%のGO(約1kg)溶液を約90℃に加熱し、約1時間30%のH2O2(約1L)を加えることによって実行される。約1時間後、30%のH2O2(約1L)が反応物に加えられ、更に約3時間、約90℃で加熱される。その後、アスコルビン酸ナトリウム(約4.95kg)が、約30分にわたり反応物に加えられる。特定の実施形態において、反応物は、更に約1.5時間、撹拌しながら加熱され続け、還元された酸化黒鉛(rGO)を形成する。
特定の実施形態において、最終精製は、例えば2ミクロンの316ステンレス鋼メッシュフィルターを通る真空濾過を介して(例えば第2の反応フィルターを介して)、rGOを精製することを含む。特定の実施形態において、塩を全て除去するために、水はrGOを通って流される。特定の実施形態において、rGO溶液に約50μS/cm以下の導電性があると、精製は完全である。特定の実施形態において、濾過は、本明細書に記載されるような第2の反応フィルター(例えば図41−43に示されるようなもの)を使用して遂行される。一例として、特定の実施形態において、rGOの第2の反応生成物のスラリーは、ドラムが回転するにつれ(例えば600rpm)、スプレーバーによって低圧でドラムアセンブリ(例えばドラム)の内部空間に送り込まれる(例えば、図41Aの「低圧液流入(Lo−Pressure Fluid In)」)。特定の実施形態において、ドラムの回転から遠心力は、ドラムメッシュ及び/又はドラムミクロンフィルターの内面に対してスラリーを推し進める。水及び溶かされた溶質は、メッシュ/濾過孔を通ることができ、一方でrGO生成物が保持される。特定の実施形態において、液体(例えば脱イオン水)は、メッシュ/フィルターの内面に付けられたrGO生成物に対して、スプレーバーの開口部(例えばスプレーチップ(2809))から高圧で噴霧される(例えば、図41Aにおける「高圧液流入(Hi−Pressure Fluid In)」)。特定の実施形態において、高圧液体は、メッシュ/フィルターの表面から、ドラムの底へとrGO生成物を推し進める。特定の実施形態において、ドラムはこの洗浄プロセス中に回転している。特定の実施形態において、rGOの洗浄及び/又は乾燥を促すために、ドラムは、同じ速度、変化速度、ストップ・アンド・ゴー、逆回転、又はそれらの任意の組み合わせで、連続的に回転する。特定の実施形態において、ドラムの底(例えば、底1/2、底1/3、底1/4、又は底1/5など)は、ドレンパン溶接物内(例えば、ドレンパン溶接物の上端より下)に位置する。幾つかの実施形態において、ドラムの底の一部は、rGOの第2の反応生成物を洗浄するために使用される液体の下に沈められる。これにより、メッシュ/フィルターの表面から推し進められるrGOが、ドレンパン溶接物中の大量の液体中での浸漬によって更に洗浄されることが可能になる。特定の実施形態において、一旦rGO生成物が十分に洗浄されると、液体はドレンパンから排出され、スプレーバーは高圧液体の噴出を止める。特定の実施形態において、ドラムは、rGO生成物の乾燥を支援するために高いrpmで回転する。特定の実施形態において、この手順中のあらゆる時点で濾過及び/又は排出のプロセスを向上させるために、真空が適用される。幾つかの実施形態において、rGO生成物は、複数回の洗浄を受ける。特定の実施形態において、各洗浄、又は洗浄の回は、ドレンパン中の液体の少なくとも大部分が排出された時に終了する。特定の実施形態において、ドラムは、一回分の炭素質組成物(例えばrGO)のために、少なくとも1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、又は30の洗浄を提供する。
特定の実施形態において、本明細書中の方法(例えば、酸化黒鉛を作る方法)は、酸化特徴及び剥離の量の制御に関して調整可能である。特定の実施形態において、本明細書中の方法は、手続き上及び設計された温度制御により、他の方法よりも安全である。特定の実施形態において、本明細書中の方法は、本明細書に記載される反応及び濾過を実行するための試薬の使用を最小限にすることにおいて効果的である。特定の実施形態において、本明細書中の方法は、完全にスケーラブル(scalable)に構成される。
本発明の好ましい実施形態が、本明細書に示され且つ記載されてきた一方で、このような実施形態がほんの一例として提供されることは、当業者に明白であろう。多数の変形、変更、及び置き換えは、本発明から逸脱することなく、当業者によって現在想到されるものである。本明細書に記載されるシステム、装置、及び方法の実施形態の様々な代替案が、本明細書に記載される主題を実施する際に利用可能であることを理解されたい。以下の特許請求の範囲は本発明の範囲を定義するものであり、この特許請求の範囲及びその同等物の範囲内の方法及び構造は、それにより包含されることが、意図されている。