JP2019216175A - 熱電変換モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】高い耐熱性を有する熱電変換モジュールを提供する。【解決手段】熱電変換モジュール10は、基板13と、複数の熱電素子と、接合層14と、第1電極112と、第2電極122と、を有する。複数の熱電素子は、基板13上に配置され、N型素子111及びP型素子121から構成される。接合層14は、銀を主成分とする焼結体から成り、基板13と複数の熱電素子との間に配置される。第1電極112は、N型素子111と接合層14とを接続し、第1ニッケル層112cと、第1ニッケル層112cとN型素子111との間に配置されたアルミニウム層112bと、を含む。第2電極122は、P型素子121と接合層14とを接続し、第2ニッケル層122aを含む。【選択図】図3

Description

本発明は、熱電素子を利用した熱電変換モジュールに関する。
特許文献1には、熱電素子が基板に半田付けされた熱電変換モジュールが記載されている。この熱電変換モジュールでは、熱電素子と半田との間に拡散防止層が配置され、半田などの成分の熱電素子への拡散を防止できる。拡散防止層としては、モリブデン、タングステン、ニオブ、及びタンタルのいずれかが用いられている。
特開2008−10612号公報
熱電発電に利用される熱電変換モジュールは、250℃以上の高温に晒される。このため、半田が用いられた熱電変換モジュールでは、充分な耐熱性が得られない場合がある。また、特許文献1に記載の拡散防止層では、高温において半田などの成分の熱電素子への拡散を十分に防止できない場合がある。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、高い耐熱性を有する熱電変換モジュールを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る熱電変換モジュールは、基板と、複数の熱電素子と、接合層と、第1電極と、第2電極と、を有する。
上記複数の熱電素子は、上記基板上に配置され、N型素子及びP型素子から構成される。
上記接合層は、銀を主成分とする焼結体から成り、上記基板と上記複数の熱電素子との間に配置される。
上記第1電極は、上記N型素子と上記接合層とを接続し、第1ニッケル層と、上記第1ニッケル層と上記N型素子との間に配置されたアルミニウム層と、を含む。
上記第2電極は、上記P型素子と上記接合層とを接続し、第2ニッケル層を含む。
上記アルミニウム層の厚さは、2μm以上であってもよい。
上記第1ニッケル層の厚さは、7μm以上であってもよい。
上記複数の熱電素子は、ビスマス−テルル系化合物で形成されていてもよい。
上記第1電極及び上記第2電極は、上記複数の熱電素子に隣接するチタン層を更に含んでもよい。
上記第1電極及び上記第2電極は、上記接合層に隣接する金層を更に含んでもよい。
上記第2電極は、上記第2ニッケル層と上記P型素子との間に配置されたアルミニウム層を更に含んでもよい。
高い耐熱性を有する熱電変換モジュールを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る熱電変換モジュールの斜視図である。 上記熱電変換モジュールの図1のA−A'線に沿った部分断面図である。 上記熱電変換モジュールの図2の領域Qの拡大図である。 上記熱電変換モジュールの図2の領域Rの拡大図である。 比較例に係るN型チップのサンプルの断面の微細組織写真である。 実施例に係るN型チップのサンプルの断面の微細組織写真である。 実施例及び比較例に係るN型チップのサンプルにおける加熱による電気抵抗の変化率ΔRの時間変化を示すグラフである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
図面には、適宜相互に直交するX軸、Y軸、及びZ軸が示されている。X軸、Y軸、及びZ軸は全図において共通である。
[熱電変換モジュール10の全体構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る熱電変換モジュール10の斜視図である。熱電変換モジュール10は、熱電発電の用途に特に適した構成を有する。熱電変換モジュール10は、N型チップ11と、P型チップ12と、一対の基板13と、接合層14と、一対のリード線15と、を有する。
一対の基板13は、それぞれXY平面に沿って延び、Z軸方向に対向している。N型チップ11及びP型チップ12は、相互に対を成し、基板13の間に配列されている。接合層14は、基板13とチップ11,12とを接合している。一対のリード線15は、それぞれZ軸方向下側の基板13に接合されている。
熱電変換モジュール10では、Z軸方向上側の基板13が高温側基板として構成され、Z軸方向下側の基板13が低温側基板として構成される。つまり、熱電変換モジュール10が熱電発電に用いられる場合には、上側の基板13が加熱され、下側の基板13が放熱されることにより、上下の基板13間に温度差が形成される。
接合層14は、銀を主成分とする焼結体で構成される。接合層14の形成には、銀粒子を主成分とする銀ペーストが用いられる。より詳細に、接合層14は、基板13とチップ11,12との間に配置された銀ペーストを熱処理し、銀ペーストを構成する銀粒子を焼結させることにより形成される。
銀ペーストを構成する銀粒子は、例えば100〜300℃程度の低温で焼結可能である。このため、接合層14を形成するプロセスを低温で行うことが可能である。これにより、熱によってチップ11,12に加わるダメージを抑制しつつ、低コストで基板13とチップ11,12とを接合可能となる。
この一方で、接合層14を構成する銀は、高い融点を有する。このため、熱電変換モジュール10が250℃以上の高温に晒されても、接合層14が溶融することがなく、基板13とチップ11,12との接続が良好に維持される。このように、熱電変換モジュール10は、高い耐熱性を有する。
接合層14を形成するための銀ペーストとしては、例えば、100nmより小さい銀粒子を主成分とする銀ナノペーストを用いることができる。銀ナノペーストとしては、例えば、DOWAエレクトロニクス社製銀ナノペースト、大研化学工業製NAG−10、三ツ星ベルト社製MDot(登録商標)などを利用可能である。
図2は、熱電変換モジュール10の図1のA−A'線に沿った部分断面図である。図2は、一対のN型チップ11及びP型チップ12並びにその周囲を拡大して示している。N型チップ11は、N型素子111と、第1電極112と、を有する。P型チップ12は、P型素子121と、第2電極122と、を有する。
N型素子111及びP型素子121は、熱電材料で形成され、複数の熱電素子を構成する。つまり、N型素子111はN型熱電材料で形成され、P型素子121はP型熱電材料で形成されている。本実施形態では、N型素子111及びP型素子121が、高い熱電変換性能を有するビスマス−テルル系化合物で形成されている。
なお、N型素子111及びP型素子121を形成する熱電材料は、ビスマス−テルル系化合物以外であってもよく、例えば、シリサイド系化合物、ハーフホイスラー系化合物、鉛−テルル系化合物、シリコン−ゲルマニウム系化合物、スクッテルダイト系化合物、テトラヘドライト系化合物、コルーサイト系化合物などであってもよい。
各N型チップ11では、第1電極112がN型素子111の上下面にそれぞれ設けられている。各P型チップ12では、第2電極122がP型素子121の上下面にそれぞれ設けられている。N型チップ11の第1電極112及びP型チップ12の第2電極122の詳細な構成については後述する。
各基板13は、基材131及びメタライズ層132を有する。上側の基板13では基材131の下面にメタライズ層132がパターニングされ、下側の基板13では基材131の上面にメタライズ層132がパターニングされている。メタライズ層132は、金属導電膜として構成され、基板13の電極として機能する。
各基材131は、XY平面に平行な矩形状の平板として構成される。基材131は、耐熱性に優れる絶縁体材料で形成されている。基材131は、熱伝導率が高い材料で形成することが好ましく、例えば、窒化アルミニウム、酸化アルミニウム、炭化ケイ素、窒化ケイ素などで形成することができる。
接合層14は、N型チップ11の第1電極112と上下の各基板13のメタライズ層132とを接合し、P型チップ12の第2電極122と上下の各基板13のメタライズ層132とを接合している。これにより、基板13間においてすべてのN型チップ11及びP型チップ12がメタライズ層132を介して交互に直列接続されている。
一対のリード線15は、N型チップ11及びP型チップ12の直列接続の両端となる下側の基板13のY軸方向の2隅にあるメタライズ層132に接合され、Y軸方向に引き出されている。これにより、熱電変換モジュール10では、一対のリード線15間において、すべてのチップ11,12が直列接続されている。
以上、本実施形態に係る熱電変換モジュール10の典型的な構成について説明したが、熱電変換モジュール10はその用途などに応じて様々な構成を採ることができることは勿論である。例えば、N型チップ11及びP型チップ12の数や配列、基板13の形状などについて、上記の構成から適宜変更を加えることが可能である。
[熱電変換モジュール10の詳細構成]
図3は、図2の一点鎖線で囲んだ領域Qの拡大図である。つまり、図3は、上側の基板13とN型チップ11とを接合する接合層14及びその近傍を示している。また、図4は、図2の一点鎖線で囲んだ領域Rの拡大図である。つまり、図4は、上側の基板13とP型チップ12とを接合する接合層14及びその近傍を示している。
図3,4に示すように、基板13のメタライズ層132は、3層構造を有する。具体的に、メタライズ層132には、基材131側から順に、銅を主成分とする銅層132aと、ニッケルを主成分とするニッケル層132bと、金を主成分とする金層132cと、が積層されている。
銅層132aは、高い導電率を有するため、熱電変換モジュール10の電気抵抗の低減に寄与する。ニッケル層132bは主に接合層14と銅層132aとの間における成分の相互拡散を防止する。金層132cは、接合層14に対する接合強度を向上させる。なお、メタライズ層132の構成は適宜変更可能である。
メタライズ層132は、湿式めっきで形成された多層めっき膜とすることができる。つまり、上記の例では、メタライズ層132が、銅めっきで形成された銅層132aと、ニッケルめっきで形成されたニッケル層132bと、金めっきで形成された金層132cと、からなる3層めっきとして構成することができる。
なお、メタライズ層132における各層は、湿式めっきで形成されていなくてもよく、任意の公知の方法を用いて形成することができる。例えば、メタライズ層132では、銅層132aが基材131上に直接接合法で形成されたDBC(ダイレクトボンド銅)として構成されていてもよい。
図3に示すように、N型チップ11の第1電極112は、4層構造を有する。具体的に、第1電極112には、N型素子111側から順に、チタンを主成分とするチタン層112aと、アルミニウムを主成分とするアルミニウム層112bと、ニッケルを主成分とするニッケル層112cと、金を主成分とする金層112dと、が積層されている。
第1電極112は、湿式めっきで形成することができる。つまり、チタン層112aをチタンめっきで形成し、アルミニウム層112bをアルミニウムめっきで形成し、ニッケル層112cをニッケルめっきで形成し、金層112dを金めっきで形成することができる。このように、第1電極112は、連続したプロセスで形成可能である。
なお、第1電極112における各層は、湿式めっきで形成されていなくてもよく、任意の公知の方法を用いて形成することができる。例えば、チタン層112a、アルミニウム層112b、及びニッケル層112cは、ドライ成膜法を用いて形成されていてもよく、それぞれ異なる方法を用いて形成されていてもよい。
第1電極112のチタン層112aは、ビスマス−テルル系化合物で形成されたN型素子111とアルミニウム層112bとの間の密着性を向上させる密着層として構成される。なお、このような密着層は、N型素子111の種類などに応じて任意に変更可能であり、適宜省略可能である。
第1電極112の金層112dは、接合層14を形成する際の銀ペーストの濡れ性を向上させるキャップメタルとして構成される。金層112dの作用によって、第1電極112と接合層14との接合強度が向上する。なお、このようなキャップメタルは、必要に応じて他の金属層に変更可能であり、適宜省略可能である。
例えば、キャップメタルとして、金層112dに代えて、銀を主成分とする銀層を設けることができる。このように、キャップメタルの主成分を接合層14の主成分と同種の金属とすることにより、キャップメタルと接合層14との親和性が更に高まるため、第1電極112と接合層14との接合強度が更に向上する。
また、基板13のメタライズ層132の金層132cも、第1電極112の金層112dと同様に、接合層14の濡れ性を向上させるキャップメタルとして機能する。したがって、メタライズ層132でも、キャップメタルとして、金層132cに代えて、銀を主成分とする銀層を設けることにより、接合層14と間の接合強度が向上する。
アルミニウム層112b及びニッケル層112cは、接合層14及び第1電極112を構成する成分がN型素子111に拡散することを防止する拡散防止層を構成する。これにより、熱電変換モジュール10では、N型素子111の熱電特性の変化を防止することができるため、高い熱電変換性能を維持することができる。
より詳細に、N型素子111では、銀やニッケルの拡散によって、電気抵抗が大きく変化する。具体的に、銀及びニッケルはいずれも、N型素子111の電気抵抗を増大させるように作用する。N型素子111では、このように電気抵抗が変化することによって、熱電特性が変化してしまう。
この点、熱電変換モジュール10では、ニッケル層112cの作用によって接合層14を構成する銀の拡散を防止し、更にアルミニウム層112bの作用によってニッケル層112cを構成するニッケルの拡散を防止することができる。つまり、熱電変換モジュール10では、2層の拡散防止層によって高い熱電変換性能を維持することができる。
第1電極112におけるニッケル層112cの厚さは、7μm以上であることが好ましい。これにより、銀の拡散をより効果的に防止することができる。また、第1電極112におけるアルミニウム層112bの厚さは、2μm以上であることが好ましい。これにより、ニッケルの拡散をより効果的に防止することができる。
N型チップ11では、高温側の基板13に接続される上側の第1電極112が上記の構成を有していればよく、低温側の基板13に接続される下側の第1電極112が上記の構成を有していることは必須ではない。ただし、上下の第1電極112ともに上記の構成とすることにより、耐熱性が更に向上し、効率的なめっき処理が可能となる。
図4に示すように、P型チップ12の第2電極122は、2層構造を有する。具体的に、第2電極122には、P型素子121側から順に、ニッケルを主成分とするニッケル層122aと、金を主成分とする金層122bと、が積層されている。なお、ニッケル層122aはP型素子121との密着性に優れるため、密着層は不要である。
第2電極122は、N型チップ11の第1電極112と同様に、湿式めっきで形成することができる。つまり、ニッケル層122aをニッケルめっきで形成し、金層122bを金めっきで形成することができる。このように、第2電極122は、連続したプロセスで形成可能である。
なお、第2電極122における各層は、湿式めっきを形成されていなくてもよく、任意の公知の方法を用いて形成することができる。例えば、ニッケル層122a及び金層122bは、ドライ成膜法を用いて形成されていてもよく、それぞれ異なる方法を用いて形成されていてもよい。
第2電極122の金層122bは、接合層14を形成する際の銀ペーストの濡れ性を向上させるキャップメタルとして構成される。金層122bの作用によって、第2電極122と接合層14との接合強度が向上する。なお、このようなキャップメタルは、必要に応じて他の金属層に変更可能であり、適宜省略可能である。
例えば、キャップメタルとして、金層122bに代えて、銀を主成分とする銀層を設けることができる。このように、キャップメタルの主成分を接合層14の主成分と同種の金属とすることにより、キャップメタルと接合層14との親和性が更に高まるため、第2電極122と接合層14との接合強度が更に向上する。
ニッケル層122aは、接合層14を構成する銀がP型素子121に拡散することを防止する拡散防止層を構成する。熱電変換モジュール10では、ニッケル層122aの作用によって、P型素子121における銀の拡散による電気抵抗の低下を防止できるため、高い熱電変換性能を維持することができる。
なお、ニッケル層122aを構成するニッケルは、P型素子121の電気抵抗を増大させる作用を有する。このため、第2電極122には、第1電極112と同様に、ニッケル層122aを構成するニッケルの拡散防止層として、ニッケル層122aとP型素子121との間にアルミニウム層が設けられていてもよい。
ニッケル層122aとP型素子121との間にアルミニウム層を設ける場合、P型素子121とアルミニウム層との間の密着性を向上させる密着層として、例えばチタン層を設けることが好ましい。アルミニウム層及びチタン層は、上記のチタン層112a及びアルミニウム層112bと同様に形成可能である。
しかし、ニッケルは、N型素子111には拡散しやすく、P型素子121には拡散しにくい性質を有する。つまり、P型チップ12では、N型チップ11とは異なり、ニッケル層122aを構成するニッケルがP型素子121に拡散しにくい。このため、第2電極122には、アルミニウム層が設けられていなくてもよい。
第2電極122におけるニッケル層122aの厚さは、7μm以上であることが好ましい。これにより、銀の拡散をより効果的に防止することができる。また、第2電極122におけるアルミニウム層の厚さは、2μm以上であることが好ましい。これにより、ニッケルの拡散をより効果的に防止することができる。
P型チップ12では、高温側の基板13に接続される上側の第2電極122が上記の構成を有していればよく、低温側の基板13に接続される下側の第2電極122が上記の構成を有していることは必須ではない。ただし、上下の第2電極122ともに上記の構成とすることにより、耐熱性が更に向上し、効率的なめっき処理が可能となる。
[実施例及び比較例]
以下、上記実施形態の構成の一例としての実施例と、上記実施形態とは異なる構成の一例としての比較例と、について説明する。しかし、本発明は、以下に説明する実施例の構成に限定されない。具体的に、実施例及び比較例では、アルミニウム層112bの作用、並びにアルミニウム層112b及びニッケル層112cの効果について確認した。
(アルミニウム層112bの作用)
N型チップ11の第1電極112におけるアルミニウム層112bのニッケルの拡散防止層としての作用を確認するために、アルミニウム層112bを設けない比較例に係るN型チップのサンプルを作製した。
なお、比較例に係るN型チップのサンプルでは、アルミニウム層112bを設けないため、N型素子111とアルミニウム層112bとの間の密着性を向上させる密着層であるチタン層112aも設けない。つまり、比較例に係るサンプルの第1電極は、ニッケル層112c及び金層112dから構成される。
熱電変換モジュール10の使用状態を想定し、比較例に係るサンプルに対して310℃で100時間の熱処理を加えた。図5は、熱処理後の比較例に係るサンプルの断面の微細組織写真である。N型素子111の第1電極側には、組織が変質している変質層D1,D2が形成されていることが確認できる。
比較例に係るサンプルのN型素子111に形成された変質層D1,D2は、ニッケル層112cを構成するニッケルがN型素子111に拡散することにより形成されたニッケル拡散層である。第1電極に隣接する変質層D1では、変質層D2よりもニッケル濃度が高くなっている。
次に、アルミニウム層112bを設けた実施例に係るN型チップ11のサンプルを作製し、実施例に係るサンプルに対しても同様に310℃で100時間の熱処理を加えた。なお、実施例に係るN型チップ11のサンプルは、チタン層112a及びアルミニウム層112b以外の構成は、比較例に係るN型チップのサンプルと同様とした。
図6は、熱処理後の実施例に係るサンプルの断面の微細組織写真である。実施例に係るサンプルでは、比較例に係るサンプルとは異なり、N型素子111にニッケル拡散層が見られなかった。これにより、アルミニウム層112bによるニッケル層112cを構成するニッケルのN型素子111への拡散を防止する作用が確認された。
図6をより詳細に観察すると、アルミニウム層112bとニッケル層112cとの間には、アルミニウムとニッケルとが相互に拡散している拡散層Dが見られる。しかし、ニッケルは、拡散層DよりもN型素子111側には拡散しておらず、つまりチタン層112aには到達していない。
したがって、N型素子111へのニッケル層112cに含まれるニッケルの拡散を防止する作用は、チタン層112aの有無に関わらず、アルミニウム層112bのみによって得られているものと考えられる。すなわち、N型素子111とアルミニウム層112bとの間の密着性が得られる場合には、チタン層112aは不要である。
(アルミニウム層112b及びニッケル層112cの効果)
続いて、アルミニウム層112b及びニッケル層112cの効果を確認するために、実施例に係るN型チップ11のサンプルと、比較例1,2に係るN型チップのサンプルを作製した。比較例1,2に係るサンプルでは、いずれもアルミニウム層112bを設けず、ニッケル層112cの厚さが相互に異なる。
具体的に、比較例1に係るN型チップのサンプルでは、ニッケル層112cの厚さを4μmとした。比較例2に係るサンプルでは、ニッケル層112cの厚さを10μmとした。つまり、比較例2に係るサンプルでは、比較例1に係るサンプルよりも、接合層14を構成する銀がN型素子111に拡散しにくい構成となっている。
また、実施例に係るN型チップ11のサンプルでは、ニッケル層112cの厚さを10μmとし、比較例2に係るサンプルと同様に、接合層14を構成する銀がN型素子111に拡散しにくい構成となっている。更に、実施例に係るサンプルでは、アルミニウム層112bの厚さを4μmとした。
実施例及び比較例1,2に係るサンプルについて、金層112d上に銀ペーストを配置した状態で、高温に保持しながら電気抵抗測定を行った。この電気抵抗測定は、窒素雰囲気で、保持温度を330℃として、200時間行った。そして、各サンプルについて、各時刻における加熱前に対する電気抵抗の変化率ΔRを算出した。
図7は、実施例及び比較例1,2に係るサンプルの変化率ΔRの時間変化を示すグラフである。図7では、横軸が各サンプルの330℃での保持時間t(時間)を示し、縦軸が各サンプルの電気抵抗の変化率ΔR(%)を示している。また、比較例1を実線で示し、比較例2を破線で示し、実施例を一点鎖線で示している。
まず、比較例1,2を比較すると、ニッケル層112cが薄い比較例1に係るサンプルでは、比較例2に係るサンプルよりも、変化率ΔRの時間変化が大きい。これは、比較例1に係るサンプルでは、比較例2に係るサンプルよりも、接合層14を構成する銀のN型素子111への拡散量が多かったためであると考えられる。
また、ニッケル層112cの厚さが等しい比較例2と実施例とを比較すると、アルミニウム層112bを設けていない比較例2に係るサンプルでは変化率ΔRが時間の経過に伴って増大しているのに対し、アルミニウム層112bを設けた実施例に係るサンプルでは変化率ΔRの時間変化がほとんど見られない。
比較例2に係るサンプルでは、時間の経過に伴って、ニッケル層112cを構成するニッケルのN型素子111への拡散が進行することにより、電気抵抗が増大しているものと考えられる。これに対し、実施例に係るサンプルでは、アルミニウム層112bによって、ニッケルのN型素子111への拡散を防止できているものと考えられる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、上記実施形態では熱電素子の層が1層のみの熱電変換モジュールについて説明したが、本発明は、熱電素子の層が多段に構成された多段熱電変換モジュールにも適用可能である。また、上記実施形態に係る熱電変換モジュールでは各基板が一体に構成されているが、各基板はメタライズ層のパターンに応じて適宜分割されていても構わない。
更に、上記実施形態では、主に熱電発電に用いられる熱電変換モジュールについて説明したが、本発明に係る熱電変換モジュールの用途は熱電発電に限定されない。一例として、本発明の熱電変換モジュールは、ペルチェ効果を利用した冷却素子として用いられる場合にも、優れた耐熱性が得られる。
10…熱電変換モジュール
11…N型チップ
111…N型素子
112…第1電極
112a…チタン層
112b…アルミニウム層
112c…ニッケル層
112d…金層
12…P型チップ
121…P型素子
122…第2電極
122a…ニッケル層
122b…金層
13…基板
14…接合層
15…リード線

Claims (7)

  1. 基板と、
    前記基板上に配置され、N型素子及びP型素子から構成される複数の熱電素子と、
    銀を主成分とする焼結体から成り、前記基板と前記複数の熱電素子との間に配置された接合層と、
    前記N型素子と前記接合層とを接続し、第1ニッケル層と、前記第1ニッケル層と前記N型素子との間に配置されたアルミニウム層と、を含む第1電極と、
    前記P型素子と前記接合層とを接続し、第2ニッケル層を含む第2電極と、
    を具備する熱電変換モジュール。
  2. 請求項1に記載の熱電変換モジュールであって、
    前記アルミニウム層の厚さは、2μm以上である
    熱電変換モジュール。
  3. 請求項1又は2に記載の熱電変換モジュールであって、
    前記第1ニッケル層の厚さは、7μm以上である
    熱電変換モジュール。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の熱電変換モジュールであって、
    前記複数の熱電素子は、ビスマス−テルル系化合物で形成されている
    熱電変換モジュール。
  5. 請求項4に記載の熱電変換モジュールであって、
    前記第1電極及び前記第2電極は、前記複数の熱電素子に隣接するチタン層を更に含む
    熱電変換モジュール。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の熱電変換モジュールであって、
    前記第1電極及び前記第2電極は、前記接合層に隣接する金層を更に含む
    熱電変換モジュール。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の熱電変換モジュールであって、
    前記第2電極は、前記第2ニッケル層と前記P型素子との間に配置されたアルミニウム層を更に含む
    熱電変換モジュール。
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