JP2019211940A - メンテナンスシステム及びメンテナンス方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】サービスマンなどの作業者が効率的に部品交換を行うことができるメンテナンスシステム及びメンテナンス方法を提供する。【解決手段】保守対象の部品を備える1又は複数の装置と、部品の交換作業を行う複数の作業者が保持する複数の端末と、サーバと、が通信ネットワークで接続されたメンテナンスシステムにおいて、サーバは、装置から、部品の交換要求情報を含む装置情報を取得すると共に、端末から、当該端末を保持する作業者が保有する保有部品情報と作業者の作業状況情報とを含む作業者情報を取得し、1又は複数の装置から取得した装置情報と複数の端末から取得した作業者情報とに基づいて、交換作業を行う1又は複数の作業者を特定し、当該1又は複数の作業者に訪問先の装置を指定して交換作業を指示する訪問ルートを決定し、当該訪問ルートを1又は複数の作業者が保持する端末に通知する。【選択図】図1

Description

本発明は、メンテナンスシステム及びメンテナンス方法に関し、特に、サービスマンなどの作業者による保守部品の交換を支援するメンテナンスシステム及びメンテナンス方法に関する。
MFP(Multi-Functional Peripherals)などの印刷装置では保守部品の交換が必要であり、サービスセンターなどの管理部門で各装置の各保守部品の寿命を監視し、サービスマンなどの作業者が定期的に装置を訪問する際に、寿命が短くなった保守部品の交換を行っている。その際、適切なタイミングで部品交換などのメンテナンスを実施できるようにするための様々な方法が提案されている。
例えば、下記特許文献1には、ネットワークを介して接続された事務機器から遠隔監視又は診断用のデータを収集し、収集したデータに基づき、前記事務機器の遠隔監視又は診断を行う事務機器の管理装置であって、前記収集したデータに基づき、遠隔監視又は診断に対応した処置を行うべき日程を予測して前記事務機器に通知する予測日程通知手段と、前記予測日程通知手段により処置を行うべき日程の予測を通知した後に、日程の予測を継続的に繰り返し行い、既に通知した日程を変更すべきであると判断した場合には、その判断に適応するように、日程を再設定し、その旨通知する予測日程再通知手段と、を備える構成が開示されている。
また、下記特許文献2には、システムで使用されている各消耗品の交換時期判定種別、交換条件を決定する交換時期種別決定部と、この交換時期種別決定部の決定内容に基づき、前記各消耗品の交換時期になったかどうかを判定する交換時期判定部と、この交換時期判定部によって交換時期と判定された消耗品の内容を交換担当者に知らせる交換時期通知部と、を備えた消耗品管理装置が開示されている。
また、下記特許文献3には、保守管理作業が必要な保守管理対象部品を搭載する保守対象装置に関する保守管理情報を処理する情報処理装置であって、前記保守対象装置の前記保守管理対象部品に対して施された保守管理作業の作業情報を取得する情報取得手段と、前記保守対象装置が搭載する前記保守管理対象部品に関する部品情報と該保守管理対象部品に対して施された前記保守管理作業の前記作業情報とを対応させて情報記憶手段に記憶させる情報記憶制御手段と、前記情報記憶手段の前記部品情報と前記作業情報に基づいて、前記保守対象装置に対する前記保守管理作業の作業計画を策定する計画策定手段と、を備えた構成が開示されている。
特開2005−327083号公報 特開2002−279095号公報 特開2016−157330号公報
寿命によって部品の交換が必要になる場合は、寿命に基づいて作成したスケジュールに従って作業者が各装置を訪問すればよい。しかしながら、突然のトラブル発生によって部品交換が必要になる場合や、故障予測機能の搭載によりトラブル発生前に部品交換要求が通知される場合もあり、このような場合は、作業者による緊急対応が必要になる。
その際、作業者が必要な部品を保有していれば、直ちに現場に出動して部品交換を行うことができるが、必要な部品を保有していない場合は、会社の部品倉庫などに戻って必要な部品を確保した後、現場に再出動しなければならず、現場に到着するまでに時間がかかってしまい、効率的に部品交換を行うことができないという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、サービスマンなどの作業者が効率的に部品交換を行うことができるメンテナンスシステム及びメンテナンス方法を提供することにある。
本発明の一側面は、保守対象の部品を備える1又は複数の装置と、前記部品の交換作業を行う複数の作業者が保持する複数の端末と、サーバと、が通信ネットワークで接続されたメンテナンスシステムであって、前記サーバは、前記装置から、前記部品の交換要求情報を含む装置情報を取得すると共に、前記端末から、当該端末を保持する前記作業者が保有する保有部品情報と前記作業者の作業状況情報とを含む作業者情報を取得する情報管理部と、前記1又は複数の装置から取得した前記装置情報と、前記複数の端末から取得した前記作業者情報と、に基づいて、交換作業を行う1又は複数の作業者を特定し、当該1又は複数の作業者に訪問先の装置を指定して交換作業を指示する訪問ルートを決定し、当該訪問ルートを前記1又は複数の作業者が保持する前記端末に通知する訪問ルート決定部と、を有することを特徴とする。
本発明の一側面は、保守対象の部品を備える1又は複数の装置と、前記部品の交換作業を行う複数の作業者が保持する複数の端末と、サーバと、が通信ネットワークで接続されたシステムにおけるメンテナンス方法であって、前記サーバは、前記装置から、前記部品の交換要求情報を含む装置情報を取得すると共に、前記端末から、当該端末を保持する前記作業者が保有する保有部品情報と前記作業者の作業状況情報とを含む作業者情報を取得する第1処理と、前記1又は複数の装置から取得した前記装置情報と、前記複数の端末から取得した前記作業者情報と、に基づいて、交換作業を行う1又は複数の作業者を特定し、当該1又は複数の作業者に訪問先の装置を指定して交換作業を指示する訪問ルートを決定し、当該訪問ルートを前記1又は複数の作業者が保持する前記端末に通知する第2処理と、を実行することを特徴とする。
本発明のメンテナンスシステム及びメンテナンス方法によれば、サービスマンなどの作業者が効率的に部品交換を行うことができる。
その理由は、保守対象の部品を備える1又は複数の装置と、部品の交換作業を行う複数の作業者が保持する複数の端末と、サーバと、が通信ネットワークで接続されたメンテナンスシステムにおいて、サーバは、装置から、部品の交換要求情報を含む装置情報を取得すると共に、端末から、当該端末を保持する作業者が保有する保有部品情報と作業者の作業状況情報とを含む作業者情報を取得し、1又は複数の装置から取得した装置情報と複数の端末から取得した作業者情報とに基づいて、交換作業を行う1又は複数の作業者を特定し、当該1又は複数の作業者に訪問先の装置を指定して交換作業を指示する訪問ルートを決定し、当該訪問ルートを1又は複数の作業者が保持する端末に通知する制御を行うからである。
本発明の一実施例に係るメンテナンスシステムの構成を示す模式図である。 本発明の一実施例に係るセンターサーバの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係るSE端末の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係るセンターサーバで管理されるSE情報管理テーブルの一例である。 本発明の一実施例に係るSE端末に表示されるSE検索画面の一例である。 本発明の一実施例に係るSE端末に表示される所要時間算出画面の一例である。 本発明の一実施例に係るメンテナンスシステムの処理の一例を示す模式図である。 本発明の一実施例に係るメンテナンスシステムの処理の他の例を示す模式図である。 本発明の一実施例に係るメンテナンスシステムの処理の他の例を示す模式図である。 本発明の一実施例に係るメンテナンスシステムの処理の他の例を示す模式図である。 本発明の一実施例に係るメンテナンスシステムの処理の他の例を示す模式図である。 本発明の一実施例に係るメンテナンスシステムの処理(SEの処理)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係るメンテナンスシステムの処理(センターサーバの処理)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係るメンテナンスシステムの処理(訪問ルート決定処理)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係るメンテナンスシステムの処理(訪問ルート決定処理)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係るメンテナンスシステムの処理(交換部品の不足対応処理)を示すフローチャート図である。
背景技術で示したように、MFPなどの印刷装置では保守部品の交換が必要であり、サービスマンなどの作業者が定期的に装置を訪問する際に、寿命が短くなった保守部品の交換を行っている。しかしながら、突然のトラブル発生によって部品交換が必要になる場合や、故障予測機能の搭載によりトラブル発生前に部品交換要求が通知される場合もあり、その場合、作業者が必要な部品を所持していなければ、会社の部品倉庫などに戻って必要な部品を確保した後、現場に再出動しなければならず、現場に到着するまでに時間がかかってしまい、効率的に部品交換を行うことができないという問題がある。
そこで、本発明の一実施の形態では、複数の作業者(以下、SEと称する。)が保有している交換部品の情報(種類、数量)、複数のSEの現在の位置情報、複数のSEの作業状況などから、複数のSEの訪問先の装置への訪問ルートを自動的かつリアルタイムに決定する。
具体的には、交換対象の部品を備える1又は複数の装置と、部品の交換作業を行う複数のSEが保持する複数の端末(以下、SE端末と称する。)と、部品の交換を管理するサーバ(以下、センターサーバと称する。)と、が通信ネットワークで接続されたメンテナンスシステムにおいて、センターサーバは、装置から装置情報(部品の交換要求情報など)を取得すると共に、SE端末からSE情報(保有部品情報、作業状況情報など)を取得し、1又は複数の装置から取得した装置情報と複数のSE端末から取得したSE情報とに基づいて、交換作業を行う1又は複数のSEを特定し、1又は複数のSEに訪問先の装置を指定して交換作業を指示する訪問ルートを決定し、決定した訪問ルートを1又は複数のSEが保持するSE端末に通知する。
このような制御を行うことにより、SEは効率的に部品交換を行うことができる。
上記した本発明の一実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係るメンテナンスシステム及びメンテナンス方法について、図1乃至図17を参照して説明する。図1は、本実施例のメンテナンスシステムの構成を示す模式図であり、図2乃至図4は、各々、センターサーバ、SE端末、画像形成装置の構成を示すブロック図である。また、図5は、本実施例のセンターサーバが管理するSE情報管理テーブルの一例であり、図6及び図7は、本実施例のSE端末に表示される画面の一例である。また、図8乃至12は、本実施例のメンテナンスシステムの処理を示す模式図であり、図13乃至図17は、本実施例のメンテナンスシステムの処理を示すフローチャート図である。
図1に示すように、本実施例のメンテナンスシステム10は、センターサーバ20、複数のSEの各々が所持するSE端末30、保守対象の部品を備える1又は複数の装置40(本実施例では画像形成装置とする。)などで構成される。これらはイーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI(Fiber-Distributed Data Interface)等の規格により定められるLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークを介して接続されている。以下、各装置について詳細に説明する。
[センターサーバ]
センターサーバ20は、サービスセンターなどに設置されるコンピュータ装置であり、SEの訪問ルート(SEに訪問先の装置40を指定して交換作業を指示する情報)を決定する。このセンターサーバ20は、図2(a)に示すように、制御部21、記憶部25、ネットワークI/F部26、表示部27、操作部28などで構成される。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)22とROM(Read Only Memory)23やRAM(Random Access Memory)24などのメモリとで構成され、CPU22は、ROM23や記憶部25に記憶した制御プログラムをRAM24に展開して実行することにより、センターサーバ20全体の動作を制御する。上記制御部21は、図2(b)に示すように、情報管理部21a、訪問ルート決定部21bなどとして機能する。
情報管理部21aは、装置40から装置情報を取得すると共に、SE端末30からSE情報を取得し、装置情報及びSE情報を記憶部25などに記憶して管理する。上記装置情報は、部品の交換要求情報(寿命や故障などにより交換を要求する部品の種類及び数量など)と、必要に応じて、位置情報(装置40が設置されている場所の情報)とを含む。また、SE情報は、各々のSEが保有している保有部品情報(部品の種類及び数量など)と、作業状況情報(SEの現在の作業状況、例えば、移動中であるか作業中であるか待機中であるかOFFであるかなど)と、必要に応じて、位置情報(SEの現在地の情報、例えば、会社であるか装置40の設置場所であるか自宅であるかなど)とを含む。そして、情報管理部21aは、記憶部25などに記憶した装置情報及びSE情報を、適宜更新する。例えば、部品交換作業を行ったSEのSE端末30から保有部品情報や位置情報、作業状況情報が更新されたSE情報を受信したら、記憶したSE情報を更新したり、部品交換が行われた装置40から交換完了通知を受信したら、記憶したSE情報を更新したりする。
訪問ルート決定部21bは、1又は複数の装置40から取得した装置情報と複数のSE端末30から取得したSE情報とに基づいて、交換要求がなされた部品の交換作業を行うSEを特定する。例えば、保有部品情報に基づいて、1又は複数の装置40が交換要求した部品の少なくとも1つを保有するSEを検索して第1グループを作成し、作業状況情報に基づいて、第1グループのSEの中から作業状況が作業中のSEを検索し、検索したSEを除外して第2グループを作成し、第2グループのSEの中から、部品交換作業を行うSEを特定(例えば、位置情報に基づいて、部品の交換要求をした装置40の近くにいるSEを特定)する。そして、訪問ルート決定部21bは、特定したSEに訪問先の装置40を指定して交換作業を指示する訪問ルートを決定し、決定した訪問ルートを特定したSEのSE端末30に通知する。また、訪問ルート決定部21bは、情報管理部21aがSE情報を更新したら、更新されたSE情報に基づいて、訪問ルートを決定し直す。
また、訪問ルート決定部21bは、特定の装置40が複数の部品の交換要求を行った場合、複数の部品を全て保有するSEがいるかを判断し、複数の部品を全て保有するSEがいる場合は、当該SEに複数の部品を交換するように指示したり、複数の部品を全て保有するSEがいない場合は、各部品を保有する複数のSEに、各部品を交換するように指示したり、一部の部品を保有する1人のSEに、他のSEから残りの部品を取得して複数の部品を交換するように指示したりする。
また、訪問ルート決定部21bは、所定のSEが所持する所定のSE端末30から、不足する部品の問い合わせがあった場合、SE情報(保有部品情報)に基づいて、不足する部品を保有するSEを検索して、所定のSE端末30に検索結果を通知したり、SE情報(位置情報)に基づいて、所定のSEが検索したSEから不足する部品を取得するための所要時間を算出して、所定のSE端末30に算出結果を通知したりする。
なお、情報管理部21a、訪問ルート決定部21bはハードウェアとして構成してもよいし、制御部21を情報管理部21a、訪問ルート決定部21bとして機能させるプログラムとして構成し、当該プログラムをCPU22に実行させるようにしてもよい。
記憶部25は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などで構成され、CPU22が各部を制御するためのプログラム、情報管理部21aが取得した装置情報及びSE情報などを記憶する。
ネットワークI/F部26は、NIC(Network Interface Card)やモデムなどで構成され、センターサーバ20を通信ネットワークに接続し、SE端末30や装置40との接続を確立する。
表示部27は、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(electroluminescence)表示装置などで構成され、各種画面(例えば、SE情報の一覧画面)などを表示する。
操作部28は、マウスやキーボードなどで構成され、各種操作を可能にする。
[SE端末]
SE端末30は、各々のSEが所持するスマートフォンやタブレットなどの携帯端末であり、図3(a)に示すように、制御部31、記憶部35、ネットワークI/F部36、表示部37、操作部38などで構成される。
制御部31は、CPU32とROM33やRAM34などのメモリとで構成され、CPU32は、ROM33や記憶部35に記憶した制御プログラムをRAM34に展開して実行することにより、SE端末30全体の動作を制御する。上記制御部31は、図3(b)に示すように、情報提供部31a、表示制御部31bなどとして機能する。
情報提供部31aは、SEが入力したSE情報をセンターサーバ20に提供する。なお、上述したように、SE情報は、保有部品情報と、作業状況情報と、必要に応じて、位置情報とを含み、SE情報が入力又は更新されたタイミングで当該SE情報をセンターサーバ20に送信する。また、情報提供部31aは、SEが不足する部品の交換要求を行う場合に、交換要求情報をセンターサーバ20に送信する。
表示制御部31bは、SE情報を入力する画面、センターサーバ20から取得したSE情報を表示する画面、センターサーバ20から取得した訪問ルートを表示する画面、センターサーバ20から取得した不足する交換部品を保有する他のSEの検索結果(後述するSE検索画面)、センターサーバ20から取得した不足する交換部品を取得するための所要時間の算出結果(後述する所要時間算出画面)などを表示部37に表示させる。
記憶部35は、SD(Secure Digital)カードやフラッシュメモリなどで構成され、CPU32が各部を制御するためのプログラム、SE情報、訪問ルートなどを記憶する。
ネットワークI/F部36は、NICやモデムなどで構成され、SE端末30を通信ネットワークに接続し、センターサーバ20との接続を確立する。
表示部37は、液晶表示装置や有機EL表示装置などで構成され、各種画面(上述した、SE情報入力画面、SE情報表示画面、訪問ルート表示画面、SE検索画面、所要時間算出画面)などを表示する。
操作部38は、マウスやキーボードなどで構成され、各種操作(例えば、SE情報入力画面におけるSE情報の入力操作、SE検索画面における不足する交換部品の入力操作、所要時間算出画面におけるSEの入力操作など)を可能にする。
[装置]
装置40は、寿命や故障などにより交換が必要となる部品を備える装置であり、例えば、MFPなどの画像形成装置である。この画像形成装置は、図4(a)に示すように、制御部41、記憶部45、ネットワークI/F部46、表示操作部47、画像処理部48、画像読取部49、印刷処理部50などで構成される。
制御部41は、CPU42とROM43やRAM44などのメモリとで構成され、CPU42は、ROM43や記憶部45に記憶した制御プログラムをRAM44に展開して実行することにより、画像形成装置40全体の動作を制御する。上記制御部41は、図4(b)に示すように、部品交換判定部41a、情報提供部41bなどとして機能する。
部品交換判定部41aは、SEによる部品交換を検出することにより、交換要求を行った部品の交換が行われた否かを判定する。
情報提供部41bは、装置情報をセンターサーバ20に提供する。この装置情報は、上述したように、部品交換要求情報と、必要に応じて、位置情報とを含む。また、情報提供部41bは、SEによる部品交換が検出された場合に、交換完了情報をセンターサーバ20に提供する。この交換完了情報は、SEによって交換された部品の情報(種類や数量)、部品を交換したSEを特定する情報などを含む。
記憶部45は、HDDやSSDなどで構成され、CPU42が各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報、装置情報、画像処理部48が生成した画像データなどを記憶する。
ネットワークI/F部46は、NICやモデムなどで構成され、画像形成装置40を通信ネットワークに接続し、センターサーバ20などとの通信を確立する。
表示操作部(操作パネル)47は、表示部上に透明電極が格子状に配置された感圧式や静電容量式の操作部(タッチセンサ)を設けたタッチパネルなどであり、印刷処理に関する各種画面を表示し、印刷処理に関する各種操作を可能にする。
画像処理部48は、RIP部(Raster Image Processor)として機能し、印刷ジョブを翻訳して中間データを生成し、レンダリングを行ってビットマップ形式の画像データを生成する。また、画像処理部48は、必要に応じて、画像データに対して、スクリーン処理、階調補正、濃度バランス調整、細線化、網点処理などを行う。そして、画像処理部48は、生成した画像データを印刷処理部50に出力する。
画像読取部49は、原稿台上に載置された原稿から画像データを光学的に読み取る部分であり、原稿を走査する光源と、原稿で反射された光を電気信号に変換するCCD(Charge Coupled Devices)等のイメージセンサと、電気信号をA/D変換するA/D変換器等により構成される。そして、画像読取部49は、読み取った画像データを印刷処理部50に出力する。
印刷処理部50は、画像処理部48又は画像読取部49から取得した画像データに基づいて印刷処理を実行する。この印刷処理部50は、例えば、画像データに基づいてレーザ光を照射して露光する露光部と、感光体ドラムと現像部と帯電部と感光体クリーニング部と1次転写ローラとを備え、CMYKの各色のトナー像を形成する画像形成部と、ローラによって回転され、画像形成部で形成されたトナー像を用紙に搬送する中間転写体として機能する中間ベルトと、中間ベルト上に形成されたトナー像を用紙に転写する2次転写ローラと、用紙に転写されたトナー像を定着させる定着部と、用紙を搬送する給紙ローラやレジストローラ、ループローラ、反転ローラ、排紙ローラ等の搬送部などで構成される。
なお、図1乃至図4は、本実施例のメンテナンスシステム10の一例であり、各装置の構成や制御は適宜変更可能である。例えば、図4では、装置40として画像形成装置を例示したが、寿命や故障などにより交換が必要となる部品を少なくとも1つ備える装置であればよい。
以下、上記構成のメンテナンスシステム10の動作について、図5のテーブル、図6及び図7の画面例、図8乃至図12の模式図を参照して説明する。
図5は、センターサーバ20が管理するSE情報管理テーブルの一例であり、複数のSE端末30から送信されたSE情報をまとめた情報である。SE情報は、保有部品情報、作業状況情報、必要に応じて位置情報などを含み、SE端末30から保有部品情報、作業状況情報、位置情報を更新したSE情報を取得したり、装置40から交換完了情報を受信したりした場合に適宜更新される。このSE情報管理テーブルは、SE端末30からの取得要求に応じてSE端末30に提供され、各SEは自身のSE端末30で各々のSEのSE情報を把握することができる。
図6は、所定のSEが保有する交換部品が不足する場合に、その交換部品を他のSEから取得可能かを判断するために、SE端末30の表示部37に表示されるSE検索画面である。図6(a)に示すように、SEがSE端末30の操作部38を操作して交換部品の種類と数量を入力すると、その入力情報がセンターサーバ20に送信され、センターサーバ20は、SE情報管理テーブルを参照して、入力された種類及び数量の交換部品を保有する他のSEを検索し、検索結果をSE端末30に送信し、SE端末30では、図6(b)に示すように、その検索結果を表示する。これにより、所定のSEは、不足する交換部品を他のSEから取得できるかを判断することができる。
図7は、上記所定のSEが不足する交換部品をどのSEから取得したらよいかを判断するために、SE端末30の表示部37に表示される所要時間算出画面である。図7(a)に示すように、SEがSE端末30の操作部38を操作してSEの識別情報を入力すると、その入力情報がセンターサーバ20に送信され、センターサーバ20は、そのSEの位置情報と会社や上記他のSEの位置情報とに基づいて、所定のSEが交換部品を取得するための所要時間を算出し、算出結果をSE端末30に送信し、SE端末30では、図7(b)に示すように、算出された所要時間を一覧表示すると共に、必要に応じて、所要時間が最も短くなる候補を識別可能に表示(ここでは網掛けで強調表示)する。これにより、所定のSEは、不足する交換部品をどのSEから取得したらよいかを適切に判断することができ、部品交換を効率的に実施することができる。
図8は、ある装置(ここでは装置1)の複数の交換部品(ここでは部品1及び部品2)の交換が要求された場合の処理を示している。例えば、SE1は部品1及び部品2を保有し、SE2は部品1を保有しており、この保有部品情報を含むSE情報がセンターサーバ20に記憶されている。この場合、センターサーバ20は、部品交換を行うSEとしてSE1又はSE2を選択することができるが、ここではSE1が全ての交換部品を持っていることから、部品交換作業を行うSEとしてSE1を選択し、装置1を訪問して部品1及び部品2を交換する旨を指示する訪問ルートを作成して、SE1が所持するSE端末1に通知する。このように、全ての交換部品を保有するSEに部品交換を依頼することにより、部品交換作業を効率的に実施することができる。
図9は、ある装置(ここでは装置1)の複数の交換部品(ここでは部品1及び部品2)の交換が要求された場合の他の処理を示している。例えば、SE1は部品1を保有し、SE2は部品2を保有しており、この保有部品情報を含むSE情報がセンターサーバ20に記憶されている。ここで、SEの作業効率を優先するために、特定のSEが部品を集約して交換するように設定されている場合、センターサーバ20は、部品交換作業を行うSEとしてSE1を選択し、装置1の部品2をSE2から取得した後、装置1を訪問して部品1及び部品2を交換する旨を指示する訪問ルートを作成して、SE1が所持するSE端末1に通知する。このように、特定のSEが部品を集約して交換を行うことにより、SEの作業効率を向上させることができる。
図10は、ある装置(ここでは装置1)の複数の交換部品(ここでは部品1及び部品2)の交換が要求された場合の他の処理を示している。例えば、SE1は部品1を保有し、SE2は部品2を保有しており、この保有部品情報を含むSE情報がセンターサーバ20に記憶されている。ここで、ダウンタイムを優先するために、複数のSEが装置を訪問するように設定されている場合、センターサーバ20は、部品1の部品交換作業を行うSEとしてSE1を選択し、部品2の部品交換作業を行うSEとしてSE2を選択し、装置1を訪問して部品1を交換する旨を指示する訪問ルートを作成してSE1が所持するSE端末1に通知すると共に、装置1を訪問して部品2を交換する旨を指示する訪問ルートを作成してSE2が所持するSE端末2に通知する。このように、複数のSEが装置1台を訪問して部品交換作業を行うことにより、装置1台の部品交換に要するダウンタイムを最短にすることができる。
図11は、ある装置(ここでは装置1)の交換部品(ここでは部品1)の交換を行っているSE(ここではSE1)が、他の交換部品(ここでは部品2)の交換が必要であると判断して、その部品の交換要求を行った場合の処理を示している。この場合、センターサーバ20は、SE2が部品2を保有していることから、装置1の部品2をSE2から取得した後、装置1に戻って部品2を交換する旨を指示する訪問ルートを作成して、SE1が所持するSE端末1に通知する。このように、SEが部品の交換要求を行うことにより、装置40からの再度の部品交換要求に対してSEが装置に出向く必要がなくなり、部品交換作業を効率的に実施することができる。
図12は、複数の装置(ここでは装置1及び装置2)の複数の交換部品(ここでは部品1及び部品2)の交換が要求されて実施された場合の処理を示している。例えば、SE1は部品1を保有し、SE2は部品2を保有している場合、センターサーバ20は、部品1の部品交換作業を行うSEとしてSE1を選択し、部品2の部品交換作業を行うSEとしてSE2を選択し、装置1を訪問して部品1を交換する旨を指示する訪問ルートを作成してSE1が所持するSE端末1に通知すると共に、装置1を訪問して部品2を交換する旨を指示する訪問ルートを作成してSE2が所持するSE端末2に通知する。この部品交換作業に対して、SEがSE端末30を操作して保有部品情報を更新し、更新した保有部品情報を含むSE情報を再送信しても良いが、部品は種類が多いために間違えやすく、また、SEの更新忘れによる実際の保有部品情報とのずれが生じる場合がある。そこで、装置40が部品交換を検出したら、交換完了情報(交換された部品の種類及び数量と交換作業を行ったSEを識別する情報)をセンターサーバ20に送信し、センターサーバ20は、この交換完了情報に基づいてSE情報を更新する。このように、装置40が部品交換を検出してセンターサーバ20に通知することにより、SEは保有部品情報の更新が不要となりSEの負担を軽減することができると共に、センターサーバ20が保持するSE情報を適切に更新することができる。
以下、本実施例のメンテナンスシステム10の動作について、図13乃至図17のフローチャート図を参照して説明する。
[SEの処理]
図13に示すように、SEは部品交換作業を行う際に、SE端末30の操作部38を操作して、作業状況を”移動中”に設定して移動を開始する(S101)。そして、移動が完了したら(S102のYes)、SE端末30の操作部38を操作して、位置情報を”会社”又は”装置”又は”自宅”に設定する(S103)。
S104で位置情報を”会社”に設定した場合は、SE端末30の操作部38を操作して、作業状況を”待機中”に設定する(S105)。そして、会社(サービスセンター)から交換部品を取得した場合は(S106のYes)、保有部品情報を含むSE情報をセンターサーバ20に送信して保有部品情報を更新する(S107)。
また、S104で位置情報を”装置”に設定した場合は、SE端末30の操作部38を操作して、作業状況を”作業中”に設定して作業を開始し(S108)、作業が完了したら(S109のYes)、SE端末30の操作部38を操作して、作業状況を”待機中”に設定し、保有部品情報を含むSE情報をセンターサーバ20に送信して保有部品情報を更新する(S110)。なお、装置40が部品交換を検出してセンターサーバ20に交換完了情報を通知する場合は、SE端末30はSE情報をセンターサーバ20に送信して保有部品情報を更新する必要はない。
S104で位置情報を”自宅”に設定した場合は、SE端末30の操作部38を操作して、作業状況を”OFF”に設定する(S111)。
[センターサーバの処理]
図14に示すように、制御部21(情報管理部21a)は、装置nから1つの部品の交換要求情報を取得した場合は(S201のYes)、制御部21(訪問ルート決定部21b)は、その部品を持つ1人のSEの訪問ルートを決定する(S202)。この処理の詳細は後述する。一方、制御部21(情報管理部21a)は、装置nから複数の部品の交換要求情報を取得した場合は(S201のNo、S203のYes)、制御部21(訪問ルート決定部21b)は、複数の部品を持つ1又は複数のSEの訪問ルートを決定する(S204)。この処理の詳細も後述する。その後、制御部21(情報管理部21a)は、装置nから交換完了情報を取得したら(S205のYes)、SE情報管理テーブルに含まれる当該SEの保有部品情報を更新し、SE端末30に通知する(S206)。なお、SE端末30から保有部品情報を更新したSE情報を取得した場合は、取得したSE情報に基づいてSE情報管理テーブルを更新すればよい。
また、制御部21(情報管理部21a)は、SE端末30からSE情報の表示要求を受信した場合は(S201のNo、S203のNo、S207のYes)、そのSE端末30にSE情報管理テーブルを通知し(S208)、交換部品の不足対応処理を行う(S209)。この処理の詳細も後述する。
[訪問ルートの決定(1つの部品):S202]
図15に示すように、制御部21(訪問ルート決定部21b)は、予め記憶したSE情報管理テーブルを参照して、複数のSEの中から、交換要求情報で特定される部品を保有するSEを検索して第1グループを作成する(S301)。次に、制御部21(訪問ルート決定部21b)は、第1グループのSEの中から、作業状況が”作業中”のSEを検索し、そのSEを除外した第2グループを作成する(S302)。そして、制御部21(訪問ルート決定部21b)は、第2グループのSEの中から、その部品の交換作業を行うSEを特定する(S303)。
例えば、第2グループに複数のSEがいる場合は、部品交換を迅速に行うために、交換要求情報を出力した装置40に最も近い位置にいるSEを特定したり、他の部品の交換作業に支障が生じないように、その部品以外の交換部品を保有していないSEを特定したりする。そして、制御部21(訪問ルート決定部21b)は、特定したSEに対して、交換要求情報を出力した装置40を訪問してその部品を交換する旨を指示する訪問ルートを作成し、特定したSEのSE端末30に通知する(S304)。
[訪問ルートの決定(複数の部品):S204]
図16に示すように、制御部21(訪問ルート決定部21b)は、予め記憶したSE情報管理テーブルを参照して、複数のSEの中から、交換要求情報で特定される複数の部品の中の少なくとも1つを保有するSEを検索して第1グループを作成する(S401)。次に、制御部21(訪問ルート決定部21b)は、第1グループのSEの中から、作業状況が”作業中”のSEを検索し、そのSEを除外した第2グループを作成する(S402)。
次に、制御部21(訪問ルート決定部21b)は、第2グループのSEの中に交換対象の全部品を保有するSEがいるかを判断し(S403)、全部品を保有するSEがいる場合は(S403のYes)、全部品を保有するSEに対して、交換要求情報を出力した装置40を訪問して全部品を交換する旨を指示する訪問ルートを作成し、そのSEのSE端末30に通知する(S404)。
交換対象の全部品を保有するSEがいない場合(S403のNo)、制御部21(訪問ルート決定部21b)は、SEが部品を集約する設定であるかを判断する(S405)。SEが部品を集約する設定の場合は(S405のYes)、1人のSEに対して、他のSEから他の部品(自身が保有していない部品)を調達した後、交換要求情報を出力した装置40を訪問して全部品を交換する旨を指示する訪問ルートを作成し、そのSEのSE端末30に通知する(S406)。一方、SEが部品を集約する設定でない場合は(S405のNo)、複数のSEの各々に対して、交換要求情報を出力した装置40を訪問して部品を交換する旨を指示する訪問ルートを作成し、各々のSEのSE端末30に通知する(S407)。
[不足部品対応]
図17に示すように、SE端末30で、不足する交換部品の種類と数量が入力され、その情報が通知されたら(S501のYes)、制御部21(訪問ルート決定部21b)は、予め記憶したSE情報管理テーブルを参照して、不足する交換部品を保有するSEを検索し、検索結果をSE端末30に通知して、SE端末30に表示させる(S502)。次に、SE端末30で、不足する交換部品を取得するSEが入力され、その情報が通知されたら(S503のYes)、制御部21(訪問ルート決定部21b)は、SEの位置情報に基づいて、不足する交換部品を他のSEから取得するための所要時間を算出し、算出した所要時間と、必要に応じて、推奨する取得先とをSE端末30に通知して、SE端末30に表示させる(S504)。
以上説明したように、センターサーバ20は、装置40から装置情報(部品の交換要求情報、装置位置情報など)を取得すると共に、SE端末30からSE情報(保有部品情報、位置情報、作業状況情報など)を取得して更新し、1又は複数の装置40から取得した装置情報と複数のSE端末30から取得したSE情報とに基づいて、1又は複数のSEの訪問ルートを決定し、当該1又は複数のSEが保持するSE端末30に通知することにより、サービスの効率化、時間短縮によるレーバー比削減を実現することができる。
例えば、実際の作業において予定外の部品交換を行う場合があり、この場合、手持ちの交換部品が変わるため、センターサーバ20では、作業終了毎に装置情報及びSE情報を更新して次の訪問先を決定する。その結果、予め決めたルートとは異なる最適ルートで部品交換作業を行うことができ、作業効率を上げることができる。また、交換要求がなされた部品を保有していない場合にも、最適ルートで部品交換作業を行うことができ、作業効率を上げることができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、その構成や制御は適宜変更可能である。
例えば、上記実施例では、保守部品を備える装置として画像形成装置を例示したが、保守部品を備える任意の装置に対して、本発明のメンテナンス方法を同様に適用することができる。
本発明は、サービスマンなどの作業者による保守部品の交換を支援するメンテナンスシステム及びメンテナンス方法に利用可能である。
10 メンテナンスシステム
20 センターサーバ
21 制御部
21a 情報管理部
21b 訪問ルート決定部
22 CPU
23 ROM
24 RAM
25 記憶部
26 ネットワークI/F部
27 表示部
28 操作部
30 SE端末
31 制御部
31a 情報提供部
31b 表示制御部
32 CPU
33 ROM
34 RAM
35 記憶部
36 ネットワークI/F部
37 表示部
38 操作部
40 画像形成装置
41 制御部
41a 部品交換判定部
41b 情報提供部
42 CPU
43 ROM
44 RAM
45 記憶部
46 ネットワークI/F部
47 表示操作部
48 画像処理部
49 画像読取部
50 印刷処理部

Claims (20)

  1. 保守対象の部品を備える1又は複数の装置と、前記部品の交換作業を行う複数の作業者が保持する複数の端末と、サーバと、が通信ネットワークで接続されたメンテナンスシステムであって、
    前記サーバは、
    前記装置から、前記部品の交換要求情報を含む装置情報を取得すると共に、前記端末から、当該端末を保持する前記作業者が保有する保有部品情報と前記作業者の作業状況情報とを含む作業者情報を取得する情報管理部と、
    前記1又は複数の装置から取得した前記装置情報と、前記複数の端末から取得した前記作業者情報と、に基づいて、交換作業を行う1又は複数の作業者を特定し、当該1又は複数の作業者に訪問先の装置を指定して交換作業を指示する訪問ルートを決定し、当該訪問ルートを前記1又は複数の作業者が保持する前記端末に通知する訪問ルート決定部と、を有する、
    ことを特徴とするメンテナンスシステム。
  2. 前記訪問ルート決定部は、
    前記保有部品情報に基づいて、前記1又は複数の装置が交換要求した部品の少なくとも1つを保有する作業者を検索して第1グループを作成し、前記第1グループの作業者の中から前記部品の交換作業を行う作業者を特定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のメンテナンスシステム。
  3. 前記訪問ルート決定部は、
    前記作業状況情報に基づいて、作業中の作業者を検索し、前記第1グループの作業者の中から前記作業中の作業者を除外して第2グループを作成し、前記第2グループの作業者の中から前記部品の交換作業を行う作業者を特定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のメンテナンスシステム。
  4. 前記訪問ルート決定部は、
    特定の装置が複数の部品の交換要求を行った場合、前記複数の部品を全て保有する作業者がいるかを判断し、前記複数の部品を全て保有する作業者がいる場合は、当該作業者に、前記複数の部品を交換するように指示する、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載のメンテナンスシステム。
  5. 前記訪問ルート決定部は、
    前記複数の部品を全て保有する作業者がいない場合は、各部品を保有する複数の作業者に、前記各部品を交換するように指示する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のメンテナンスシステム。
  6. 前記訪問ルート決定部は、
    前記複数の部品を全て保有する作業者がいない場合は、一部の部品を保有する作業者に、他の作業者から残りの部品を取得して前記複数の部品を交換するように指示する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のメンテナンスシステム。
  7. 前記訪問ルート決定部は、
    所定の作業者が所持する所定の端末から、不足する部品の問い合わせがあった場合、前記保有部品情報に基づいて、前記不足する部品を保有する作業者を検索し、前記所定の端末に前記検索した作業者を通知する、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一に記載のメンテナンスシステム。
  8. 前記訪問ルート決定部は、
    前記所定の作業者が、前記検索した作業者から前記不足する部品を取得するための所要時間を算出し、前記所定の端末に前記算出した所要時間を通知する、
    ことを特徴とする請求項7に記載のメンテナンスシステム。
  9. 前記情報管理部は、
    前記部品の交換作業を行った作業者の前記端末から前記作業者情報を受信したら、前記作業者情報を更新し、
    前記訪問ルート作成部は、
    更新された前記作業者情報に基づいて、前記訪問ルートを決定し直す、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一に記載のメンテナンスシステム。
  10. 前記装置は、
    前記部品が交換されたかを判定する部品交換判定部と、
    交換された前記部品の情報と前記部品の交換作業を行った作業者の情報とを含む交換完了情報を前記サーバに送信する情報提供部と、を有し、
    前記情報管理部は、
    前記交換完了情報に基づいて、前記作業者情報を更新し、
    前記訪問ルート作成部は、
    更新された前記作業者情報に基づいて、前記訪問ルートを決定し直す、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一に記載のメンテナンスシステム。
  11. 保守対象の部品を備える1又は複数の装置と、前記部品の交換作業を行う複数の作業者が保持する複数の端末と、サーバと、が通信ネットワークで接続されたシステムにおけるメンテナンス方法であって、
    前記サーバは、
    前記装置から、前記部品の交換要求情報を含む装置情報を取得すると共に、前記端末から、当該端末を保持する前記作業者が保有する保有部品情報と前記作業者の作業状況情報とを含む作業者情報を取得する第1処理と、
    前記1又は複数の装置から取得した前記装置情報と、前記複数の端末から取得した前記作業者情報と、に基づいて、交換作業を行う1又は複数の作業者を特定し、当該1又は複数の作業者に訪問先の装置を指定して交換作業を指示する訪問ルートを決定し、当該訪問ルートを前記1又は複数の作業者が保持する前記端末に通知する第2処理と、を実行する、
    ことを特徴とするメンテナンス方法。
  12. 前記第2処理では、
    前記保有部品情報に基づいて、前記1又は複数の装置が交換要求した部品の少なくとも1つを保有する作業者を検索して第1グループを作成し、前記第1グループの作業者の中から前記部品の交換作業を行う作業者を特定する、
    ことを特徴とする請求項11に記載のメンテナンス方法。
  13. 前記第2処理では、
    前記作業状況情報に基づいて、作業中の作業者を検索し、前記第1グループの作業者の中から前記作業中の作業者を除外して第2グループを作成し、前記第2グループの作業者の中から前記部品の交換作業を行う作業者を特定する、
    ことを特徴とする請求項12に記載のメンテナンス方法。
  14. 前記第2処理では、
    特定の装置が複数の部品の交換要求を行った場合、前記複数の部品を全て保有する作業者がいるかを判断し、前記複数の部品を全て保有する作業者がいる場合は、当該作業者に、前記複数の部品を交換するように指示する、
    ことを特徴とする請求項12又は13に記載のメンテナンス方法。
  15. 前記第2処理では、
    前記複数の部品を全て保有する作業者がいない場合は、各部品を保有する複数の作業者に、前記各部品を交換するように指示する、
    ことを特徴とする請求項14に記載のメンテナンス方法。
  16. 前記第2処理では、
    前記複数の部品を全て保有する作業者がいない場合は、一部の部品を保有する作業者に、他の作業者から残りの部品を取得して前記複数の部品を交換するように指示する、
    ことを特徴とする請求項14に記載のメンテナンス方法。
  17. 前記第2処理では、
    所定の作業者が所持する所定の端末から、不足する部品の問い合わせがあった場合、前記保有部品情報に基づいて、前記不足する部品を保有する作業者を検索し、前記所定の端末に前記検索した作業者を通知する、
    ことを特徴とする請求項11乃至16のいずれか一に記載のメンテナンス方法。
  18. 前記第2処理では、
    前記所定の作業者が、前記検索した作業者から前記不足する部品を取得するための所要時間を算出し、前記所定の端末に前記算出した所要時間を通知する、
    ことを特徴とする請求項17に記載のメンテナンス方法。
  19. 前記第1処理では、
    前記部品の交換作業を行った作業者の前記端末から前記作業者情報を受信したら、前記作業者情報を更新し、
    前記第2処理では、
    更新された前記作業者情報に基づいて、前記訪問ルートを決定し直す、
    ことを特徴とする請求項11乃至18のいずれか一に記載のメンテナンス方法。
  20. 前記装置では、
    前記部品が交換されたかを判定し、交換された前記部品の情報と前記部品の交換作業を行った作業者の情報とを含む交換完了情報を前記サーバに送信し、
    前記第1処理では、
    前記交換完了情報に基づいて、前記作業者情報を更新し、
    前記第2処理では、
    更新された前記作業者情報に基づいて、前記訪問ルートを決定し直す、
    ことを特徴とする請求項11乃至18のいずれか一に記載のメンテナンス方法。
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