JP7305927B2 - メンテナンスシステム及びメンテナンス方法 - Google Patents

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Description

本発明は、メンテナンスシステム及びメンテナンス方法に関し、特に、サービスマンなどの作業者による保守作業を制御するメンテナンスシステム及びメンテナンス方法に関する。
MFP(Multi-Functional Peripherals)などの画像形成装置では部品の保守などが必要であり、サービスセンターなどの管理部門で各装置の各部品の状態を監視し、サービスマンなどの作業者が定期的に装置を訪問する際に、寿命が短くなった部品の交換などの保守作業(メンテナンス)を行っている。その際、適切なタイミングで保守作業が実施できるようにするための様々な方法が提案されている。
例えば、下記特許文献1には、ネットワークを介して接続された事務機器から遠隔監視又は診断用のデータを収集し、収集したデータに基づき、前記事務機器の遠隔監視又は診断を行う事務機器の管理装置であって、前記収集したデータに基づき、遠隔監視又は診断に対応した処置を行うべき日程を予測して前記事務機器に通知する予測日程通知手段と、前記予測日程通知手段により処置を行うべき日程の予測を通知した後に、日程の予測を継続的に繰り返し行い、既に通知した日程を変更すべきであると判断した場合には、その判断に適応するように、日程を再設定し、その旨通知する予測日程再通知手段と、を備える構成が開示されている。
また、下記特許文献2には、複数の管理対象機器の中から、保守対象機器に生じた現象と同一の現象が発生した1以上の機器を抽出する抽出部と、前記保守対象機器の機器状態に関する機器情報を取得し、前記保守対象機器の機器状態に関する指標値を算出するとともに、前記1以上の機器それぞれの機器状態に関する機器情報を取得し、前記1以上の機器それぞれの機器状態に関する指標値を算出する指標値算出部と、前記保守対象機器の指標値と前記1以上の機器それぞれの指標値との第1類似度を算出する第1類似度算出部と、前記保守対象機器の利用環境に関する環境情報を取得するとともに、前記1以上の機器それぞれの利用環境に関する環境情報を取得し、前記保守対象機器の環境情報と前記1以上の機器それぞれの環境情報との第2類似度を算出する第2類似度算出部と、前記第1類似度及び前記第2類似度に基づいて、前記1以上の機器の中から1以上の参照機器を決定し、当該1以上の参照機器が前記現象の解消に使用した交換部品に基づいて、前記保守対象機器の交換部品を推定する推定部と、を備える情報処理システムが開示されている。
また、下記特許文献3には、プリンタの保守作業に対する各操作者の熟練度を記憶する熟練度記憶手段と、前記プリンタを操作している操作者の識別情報を取得する取得手段と、前記プリンタの前記保守作業を必要とする事象の予兆が検知された場合に、前記保守作業の実施を促す通知を行う通知手段であって、前記取得手段が取得した識別情報に対応する操作者の前記保守作業に対する熟練度が低いほど前記通知を実行する時期を早くすることを特徴とする通知手段と、を有する保守管理装置が開示されている。
特開2005-327083号公報 特開2014-174838号公報 特開2015-214054号公報
市場設置機の保守対応において、サービスマンの熟練度により保守作業時間に大きな差がでる場合がある。また、トラブルの原因が不明な場合、トラブルの解消に繋がると想定される部品を交換することがあるが、どの部品を交換するかもサービスマンの熟練度に依存する。つまり、サービスマンの熟練度が求められる保守作業に対して、熟練度の低いサービスマンが対応した場合、熟練度の高いサービスマンが対応する場合に比べて、サービスコスト(人件費、部品費など)が余計に掛かってしまうという問題がある。
特に、近年の画像形成システムは多機能になってきており、画像形成装置本体だけでなく、印刷のためのアプリケーションやプリンタコントローラ、後処理装置の対応など、多種多様なサービスが求められる。そのため、サービスマンに必要とされる知識や技術が増えてきており、サービスマンの熟練度を考慮したメンテナンスが求められている。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、サービスマンなどの作業者が保守作業を行う際のサービスコストを低減することができるメンテナンスシステム及びメンテナンス方法を提供することにある。
本発明の一側面は、保守対象の部品を備える1又は複数の装置と、前記部品の保守作業を行う複数の作業者が保持する複数の端末と、サーバと、が通信ネットワークで接続されたメンテナンスシステムであって、前記サーバは、前記装置から、前記部品の保守要求情報を含む装置情報を取得すると共に、前記端末から、当該端末を保持する前記作業者の熟練度情報を含む作業者情報を取得する情報管理部と、前記1又は複数の装置から取得した前記装置情報と、前記複数の端末から取得した前記作業者情報と、に基づいて、保守作業を行う作業者を決定し、各々の作業者の訪問先の装置と保守内容とを含む訪問ルート情報を作成して、前記各々の作業者が保持する前記端末に通知する保守作業管理部と、を有することを特徴とする。
本発明の一側面は、保守対象の部品を備える1又は複数の装置と、前記部品の保守作業を行う複数の作業者が保持する複数の端末と、サーバと、が通信ネットワークで接続されたシステムにおけるメンテナンス方法であって、前記サーバは、前記装置から、前記部品の保守要求情報を含む装置情報を取得すると共に、前記端末から、当該端末を保持する前記作業者の熟練度情報を含む作業者情報を取得する第1処理と、前記1又は複数の装置から取得した前記装置情報と、前記複数の端末から取得した前記作業者情報と、に基づいて、保守作業を行う作業者を決定し、各々の作業者の訪問先の装置と保守内容とを含む訪問ルート情報を作成して、前記各々の作業者が保持する前記端末に通知する第2処理と、を実行することを特徴とする。
本発明のメンテナンスシステム及びメンテナンス方法によれば、サービスマンなどの作業者が保守作業を行う際のサービスコストを低減することができる。
その理由は、保守対象の部品を備える1又は複数の装置と、部品の保守作業を行う複数の作業者が保持する複数の端末と、サーバと、が通信ネットワークで接続されたメンテナンスシステムにおいて、サーバは、装置から、部品の保守要求情報を含む装置情報を取得すると共に、端末から、当該端末を保持する作業者の熟練度情報を含む作業者情報を取得し、1又は複数の装置から取得した装置情報と複数の端末から取得した作業者情報とに基づいて、保守作業を行う作業者を決定し、各々の作業者の訪問先の装置と保守内容とを含む訪問ルート情報を作成して、各々の作業者が保持する端末に通知する制御を行うからである。
本発明の一実施例に係るメンテナンスシステムの構成を示す模式図である。 本発明の一実施例に係るセンターサーバの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係るSE端末の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係るセンターサーバが管理する、熟練度に基づいて保守担当SEを決定する際に参照するテーブルの一例である。 本発明の一実施例に係るセンターサーバが管理する、熟練度、現在位置、作業状況に基づいて保守担当SEを決定する際に参照するテーブルの一例である。 本発明の一実施例に係るセンターサーバが管理する、SEの1日の予定を考慮して保守担当SEを決定する際に参照するテーブルの一例である。 本発明の一実施例に係るSE端末に表示される画面の一例である。 本発明の一実施例に係るセンターサーバが管理する、SE熟練度情報管理テーブルの一例である。 本発明の一実施例に係るセンターサーバの動作の一例を示すフローチャート図である。
背景技術で示したように、MFPなどの画像形成装置では部品の保守が必要であり、サービスマンなどの作業者が定期的に装置を訪問する際に、寿命が短くなった部品の交換などの保守作業を行っている。その際、サービスマンの熟練度が求められる保守作業に対して、熟練度の低いサービスマンが対応した場合、熟練度の高いサービスマンが対応する場合に比べて、サービスコストが余計に掛かってしまう。特に、近年の画像形成システムは多機能になってきており、画像形成装置本体だけでなく、印刷のためのアプリケーションやプリンタコントローラ、後処理装置の対応など、多種多様なサービスが求められる。そのため、サービスマンに必要とされる知識や技術が増えてきており、サービスマンの熟練度を考慮したメンテナンスが求められている。
そこで、本発明の一実施の形態では、複数の作業者(以下、SEと称する。)の熟練度情報、現在の位置情報、作業状況情報などから、保守作業を行うSEを自動的に決定する。
具体的には、交換対象の部品を備える1又は複数の装置と、部品の保守作業を行う複数のSEが保持する複数の端末(以下、SE端末と称する。)と、部品の保守を管理するサーバ(以下、センターサーバと称する。)と、が通信ネットワークで接続されたメンテナンスシステムにおいて、センターサーバは、装置から装置情報(部品の保守要求情報、位置情報など)を取得すると共に、SE端末からSE情報(熟練度情報、位置情報、作業状況情報など)を取得し、1又は複数の装置から取得した装置情報と複数のSE端末から取得したSE情報とに基づいて、保守作業を行うSEを決定し、各々のSEの訪問先の装置と保守内容とを含む訪問ルート情報を作成して、各々のSEが保持するSE端末に通知する。
このように、熟練度が必要な保守作業に対して熟練度が高いSEが担当するように保守担当SEを決定することによって、保守作業時間の短縮を図ることができ、また、トラブルの原因が特定できない場合に、解消に繋がると想定される部品を不要に交換する頻度を減らすことができ、その結果、SEが保守作業を行う際のサービスコストを低減することができる。
上記した本発明の一実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係るメンテナンスシステム及びメンテナンス方法について、図1乃至図10を参照して説明する。図1は、本実施例のメンテナンスシステムの構成を示す模式図であり、図2乃至図4は、各々、センターサーバ、SE端末、画像形成装置の構成を示すブロック図である。また、図5乃至図7、図9は、本実施例のセンターサーバが管理するテーブルの一例であり、図8は、本実施例のSE端末に表示される画面の一例である。また、図10は、センターサーバの動作の一例を示すフローチャート図である。
図1に示すように、本実施例のメンテナンスシステム10は、センターサーバ20、複数のSEの各々が所持するSE端末30、保守対象の部品を備える1又は複数の装置40(本実施例では画像形成装置とする。)などで構成される。これらはイーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI(Fiber-Distributed Data Interface)等の規格により定められるLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークを介して接続されている。なお、保守対象の部品には、アプリケーションなどのソフトウェアを含む。以下、各装置について詳細に説明する。
[センターサーバ]
センターサーバ20は、サービスセンターなどに設置されるコンピュータ装置であり、部品の保守を管理する。このセンターサーバ20は、図2(a)に示すように、制御部21、記憶部25、ネットワークI/F部26、表示部27、操作部28などで構成される。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)22とROM(Read Only Memory)23やRAM(Random Access Memory)24などのメモリとで構成され、CPU22は、ROM23や記憶部25に記憶した制御プログラムをRAM24に展開して実行することにより、センターサーバ20全体の動作を制御する。上記制御部21は、図2(b)に示すように、情報管理部21a、保守作業管理部21bなどとして機能する。
情報管理部21aは、装置40から装置情報を取得すると共に、SE端末30からSE情報を取得し、装置情報及びSE情報を記憶部25などに記憶して管理する。また、情報管理部21aは、各々のSEの1日のスケジュール情報を記憶部25などに記憶して管理する。上記装置情報は、部品の保守要求情報(寿命や故障などにより保守を要求する部品の種類及び数量など)と、必要に応じて、位置情報(装置40が設置されている場所の情報)とを含む。また、SE情報は、各々のSEの熟練度を示す熟練度情報と、必要に応じて、位置情報(SEの現在地の情報、例えば、会社であるか装置40の設置場所であるか自宅であるかなど)と、作業状況情報(SEの現在の作業状況、例えば、移動中であるか作業中であるか待機中であるかOFFであるかなど)とを含む。なお、上記熟練度情報は、保守内容に対する、実績作業時間、実績作業回数、知識、技術(作業手順書の必要度合等)のいずれかの要素を含んで決定され、情報管理部21aは、装置40又は機種の保守内容ごと、又は、各々の保守内容のユニットあるいは分野ごとに、熟練度情報を登録又は更新する。そして、情報管理部21aは、記憶部25などに記憶した装置情報及びSE情報を、適宜更新する。例えば、部品の保守作業を行ったSEのSE端末30から位置情報や作業状況情報が更新されたSE情報を受信したら、記憶したSE情報を更新する。
保守作業管理部21bは、1又は複数の装置40から取得した装置情報と複数のSE端末30から取得したSE情報とに基づいて、保守要求がなされた部品の保守作業を行うSEを決定する。例えば、熟練度情報に応じて設定される保守作業の作業完了見込み時間が最も短いSEを、保守担当のSEとして決定する。また、熟練度に応じて設定される作業完了見込み時間と現在の作業の作業完了予定時刻と現在位置から保守作業を行う装置への移動時間とに基づいて算出される作業完了見込み時刻が最も早いSEを、保守担当のSEとして決定する。更に、各々のSEの1日のスケジュール情報を参照して、保守対応可能かつ作業完了見込み時刻が最も早いSEを、保守担当のSEとして決定する。その際、作業完了見込み時間又は作業完了見込み時刻が同じSEが複数存在する場合は、複数のSEの内の熟練度が最も高いSEを、保守担当のSEとして決定する。そして、保守作業管理部21bは、各々のSEの訪問先の装置40と保守内容とを含む訪問ルート情報を作成し、作成した訪問ルート情報を各々のSEが保持するSE端末30に通知する。なお、上記作業完了見込み時間は、実績作業時間に基づいて更新するようにしてもよい。また、SE端末30から追加の保守作業の保守要求情報を取得した場合は、その保守要求情報とSE情報とに基づいて、追加の保守作業を行うSEを決定し、決定したSEと当該SEによる追加の保守作業の作業完了見込み時間とを保守要求情報を出力したSE端末30に通知して、どのSEが追加の保守作業を行うかを選択させ、その選択結果に応じて、訪問ルート情報を更新する。
上記情報管理部21a、保守作業管理部21bはハードウェアとして構成してもよいし、制御部21を情報管理部21a、保守作業管理部21bとして機能させるプログラムとして構成し、当該プログラムをCPU22に実行させるようにしてもよい。
記憶部25は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などで構成され、CPU22が各部を制御するためのプログラム、装置情報、SE情報、スケジュール情報などを記憶する。
ネットワークI/F部26は、NIC(Network Interface Card)やモデムなどで構成され、センターサーバ20を通信ネットワークに接続し、SE端末30や装置40との接続を確立する。
表示部27は、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(electroluminescence)表示装置などで構成され、各種画面(例えば、SE情報の一覧画面)などを表示する。
操作部28は、マウスやキーボードなどで構成され、各種操作を可能にする。
[SE端末]
SE端末30は、各々のSEが所持するスマートフォンやタブレットなどの携帯端末であり、図3(a)に示すように、制御部31、記憶部35、ネットワークI/F部36、表示部37、操作部38などで構成される。
制御部31は、CPU32とROM33やRAM34などのメモリとで構成され、CPU32は、ROM33や記憶部35に記憶した制御プログラムをRAM34に展開して実行することにより、SE端末30全体の動作を制御する。上記制御部31は、図3(b)に示すように、情報提供部31a、通知制御部31bなどとして機能する。
情報提供部31aは、SEが入力したSE情報をセンターサーバ20に提供する。なお、上述したように、SE情報は、熟練度情報と、必要に応じて、位置情報と、作業状況情報とを含み、SE情報が入力又は更新されたタイミングで当該SE情報をセンターサーバ20に送信する。
通知制御部31bは、SE情報を入力する画面、センターサーバ20から取得した訪問ルート情報を通知する画面(後述する訪問ルート通知画面60)などを表示部37に表示させる。また、通知制御部31bは、訪問ルート情報を通知する画面に、保守作業の追加を指示するボタン(後述する保守作業追加ボタン61)を表示させ、ボタンが選択されたら、センターサーバ20に、保守対象の装置40と保守内容とを含む保守要求情報を出力する。そして、保守要求情報に対して、センターサーバ20から、センターサーバ20が決定したSEとそのSEによる追加の保守作業の作業完了見込み時間とが通知されたら、追加の保守作業を、そのSE端末30を保持するSE(自身)が行うか、センターサーバ20が決定したSEが行うかを選択させる画面(後述するSE選択画面62)を表示部37に表示させ、その選択結果をセンターサーバ20に通知する。
記憶部35は、SD(Secure Digital)カードやフラッシュメモリなどで構成され、CPU32が各部を制御するためのプログラム、SE情報、訪問ルート情報などを記憶する。
ネットワークI/F部36は、NICやモデムなどで構成され、SE端末30を通信ネットワークに接続し、センターサーバ20との接続を確立する。
表示部37は、液晶表示装置や有機EL表示装置などで構成され、各種画面(上述した、SE情報入力画面、訪問ルート通知画面、SE選択画面)などを表示する。
操作部38は、マウスやキーボードなどで構成され、各種操作(例えば、SE情報入力画面におけるSE情報の入力操作、訪問ルート通知画面における保守作業の追加指示、SE選択画面におけるSEの選択操作など)を可能にする。
[装置]
装置40は、寿命や故障などにより保守が必要となる部品を備える装置であり、例えば、MFPなどの画像形成装置である。この画像形成装置は、図4(a)に示すように、制御部41、記憶部45、ネットワークI/F部46、表示操作部47、画像処理部48、画像読取部49、印刷処理部50などで構成される。
制御部41は、CPU42とROM43やRAM44などのメモリとで構成され、CPU42は、ROM43や記憶部45に記憶した制御プログラムをRAM44に展開して実行することにより、画像形成装置40全体の動作を制御する。上記制御部41は、図4(b)に示すように、情報提供部41aなどとして機能する。
情報提供部41aは、装置情報をセンターサーバ20に提供する。この装置情報は、上述したように、部品の保守要求情報と、必要に応じて、位置情報とを含む。
記憶部45は、HDDやSSDなどで構成され、CPU42が各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報、装置情報、画像処理部48が生成した画像データなどを記憶する。
ネットワークI/F部46は、NICやモデムなどで構成され、画像形成装置40を通信ネットワークに接続し、センターサーバ20などとの通信を確立する。
表示操作部(操作パネル)47は、表示部上に透明電極が格子状に配置された感圧式や静電容量式の操作部(タッチセンサ)を設けたタッチパネルなどであり、印刷処理に関する各種画面を表示し、印刷処理に関する各種操作を可能にする。
画像処理部48は、RIP部(Raster Image Processor)として機能し、印刷ジョブを翻訳して中間データを生成し、レンダリングを行ってビットマップ形式の画像データを生成する。また、画像処理部48は、必要に応じて、画像データに対して、スクリーン処理、階調補正、濃度バランス調整、細線化、網点処理などを行う。そして、画像処理部48は、生成した画像データを印刷処理部50に出力する。
画像読取部(ADU)49は、原稿台上に載置された原稿から画像データを光学的に読み取る部分であり、原稿を走査する光源と、原稿で反射された光を電気信号に変換するCCD(Charge Coupled Devices)等のイメージセンサと、電気信号をA/D変換するA/D変換器等により構成される。そして、画像読取部49は、読み取った画像データを印刷処理部50に出力する。
印刷処理部50は、画像処理部48又は画像読取部49から取得した画像データに基づいて印刷処理を実行する。この印刷処理部50は、例えば、画像データに基づいてレーザ光を照射して露光する露光部と、感光体ドラムと現像部と帯電部と感光体クリーニング部と1次転写ローラとを備え、CMYKの各色のトナー像を形成する画像形成部と、ローラによって回転され、画像形成部で形成されたトナー像を用紙に搬送する中間転写体として機能する中間ベルトと、中間ベルト上に形成されたトナー像を用紙に転写する2次転写ローラと、用紙に転写されたトナー像を定着させる定着部と、用紙を給紙するトレイなどの給紙部(給紙オプション)と、給紙ローラやレジストローラ、ループローラ、反転ローラ、排紙ローラ(これらを総称して搬送ローラと呼ぶ。)等の搬送部、ADU(自動両面ユニット)などで構成される。
なお、図1乃至図4は、本実施例のメンテナンスシステム10の一例であり、各装置の構成や制御は適宜変更可能である。例えば、図4では、装置40として画像形成装置を例示したが、寿命や故障などにより保守が必要となる部品を少なくとも1つ備える装置であればよく、例えば、ステイプル(綴じ止め)や中綴じ/中折りなどの後処理を行う後処理装置、画像形成装置を制御するコントローラなどとしてもよい。また、図1では、メンテナンスシステム10を、センターサーバ20とSE端末30と装置40とで構成したが、メンテナンスシステム10にSEの管轄部署のコンピュータ装置を含めてもよく、その場合は、センターサーバ20が作成したSEの訪問ルート情報をSE端末30に通知すると共に、管轄部署のコンピュータ装置にも通知してもよい。
以下、センターサーバ20における保守担当SEの決定方法、SE端末30における訪問ルート情報の表示及び追加の保守作業の指示方法について、図5乃至図9のテーブル及び図10の画面例を参照して説明する。
図5は、センターサーバ20が管理する情報(装置情報とSE情報とに基づいて作成された情報)の一例であり、熟練度に基づいて保守担当SEを決定する際に参照するテーブルである。このテーブルには、部品の保守要求を行った装置の装置名及び保守内容、メンテナンスシステム10に属するSEのSE名、個々の保守内容に対する各々のSEの熟練度、個々の保守内容に対する保守作業に要する作業完了見込み時間(後述する図9のSE熟練度情報管理テーブルの基準時間)、1つの装置の全ての保守内容に対する保守作業に要する作業完了見込み時間の合計などが記載される。そして、制御部21(保守作業管理部21b)は、このテーブルを参照して、作業完了見込み時間が最も短いSEを保守担当SEとして決定し、担当SE欄に記載する。ここでは、装置1の保守内容Aに対してはSE1、装置2の保守内容B、Cに対してはSE3を保守担当SEとして決定する。
図6は、センターサーバ20が管理する情報(装置情報とSE情報とに基づいて作成された情報)の一例であり、熟練度と現在位置と作業状況とに基づいて保守担当SEを決定する際に参照するテーブルである。このテーブルには、部品の保守要求を行った装置の装置名及び保守内容、メンテナンスシステム10に属するSEのSE名、個々の保守内容に対する各々のSEの熟練度、個々の保守内容の保守作業に要する作業完了見込み時間、1つの装置の全ての保守内容の保守作業に要する作業完了見込み時間の合計、各々のSEの現在の位置(装置n、会社、自宅など)、各々のSEの現在の作業状況(作業中、移動中、待機中、OFFなど)、各々のSEの現在の作業の作業完了予定時刻、各々のSEの現在位置から保守作業を行う装置への移動時間、上記作業完了見込み時間の合計と作業完了予定時刻と移動時間とに基づいて算出される作業完了見込み時刻などが記載される。そして、制御部21(保守作業管理部21b)は、このテーブルを参照して、作業完了見込み時刻が最も早いSEを保守担当SEとして決定し、担当SE欄に記載する。ここでは、装置1の保守内容Aに対してはSE1(SE1とSE2の作業完了見込み時刻は同じであるがSE1の方が熟練度が高いことからSE1)、装置2の保守内容B、Cに対してはSE2を保守担当SEとして決定する。
図7は、センターサーバ20が管理する情報(装置情報とSE情報とに基づいて作成された情報及びスケジュール情報)の一例であり、SEの1日の予定を考慮して保守担当SEを決定する際に参照するテーブルである。図7(b)のテーブルには、部品の保守要求を行った装置の装置名及び保守内容、メンテナンスシステム10に属するSEのSE名、個々の保守内容に対する各々のSEの熟練度、個々の保守内容の保守作業に要する作業完了見込み時間、1つの装置の全ての保守内容の保守作業に要する作業完了見込み時間の合計、各々のSEの現在の位置(装置n、会社、自宅など)、各々のSEの現在の作業状況(作業中、移動中、待機中、OFFなど)、各々のSEの現在の作業の作業完了予定時刻、各々のSEの現在位置から保守作業を行う装置への移動時間、上記作業完了見込み時間の合計と作業完了予定時刻と移動時間とに基づいて算出される作業完了見込み時刻、各々のSEの対応可否などが記載される。そして、制御部21(保守作業管理部21b)は、このテーブル及び図7(a)に示すSEの1日の予定を示すテーブルを参照して、図7(a)のテーブル中の保守対応可能時間(ハッチングした時間)内に保守作業が完了するか否かに応じて、各々のSEの対応可否を判断し、対応可能かつ作業完了見込み時刻が最も早いSEを保守担当SEとして決定し、担当SE欄に記載する。ここでは、装置1の保守内容Aに対してはSE1(SE1とSE2の作業完了見込み時刻は同じであり、共に対応可能であるがSE1の方が熟練度が高いことからSE1)、装置2の保守内容B、Cに対してはSE3(SE2の方がSE3よりも作業完了見込み時刻が早いが、SE2は対応不可であることからSE3)を保守担当SEとして決定する。なお、各々のSEの対応可否は、保守対応不可時間帯の勤務場所(会社、イベント会場など)への移動時間を加味して決定してもよい。
図8は、制御部31(通知制御部31b)によってSE端末30の表示部37に表示される画面の一例である。図8(a)の訪問ルート通知画面60には、少なくとも、各々のSEの次の保守作業の訪問先及び保守内容、好ましくは、各々のSEの現在の作業内容(現在位置、作業状況、作業完了見込み時刻など)と次の作業内容(訪問先、保守内容、熟練度、作業完了見込み時間、作業完了見込み時刻など)とが表示され、各々のSEは、この画面を従って保守作業を行う。また、訪問ルート通知画面60には、保守作業の追加を指示する保守作業追加ボタン61が表示されており、この保守作業追加ボタン61が選択されたら、制御部31(通知制御部31b)は、保守内容(保守対象の部品)を設定する画面(図示せず)を表示部37に表示し、その画面で保守内容が設定されたら、センターサーバ20に、保守対象の装置及び部品を含む保守要求情報を出力する。センターサーバ20の制御部21(保守作業管理部21b)では、保守要求情報を取得したら、その保守要求情報とSE情報とに基づいてその部品の保守作業を行うSEを決定し、決定したSEとそのSEによる保守作業の作業完了見込み時間とを、保守要求情報を出力したSE端末30に通知する。そして、保守要求情報を出力したSE端末30の制御部31(通知制御部31b)は、図8(b)に示すような、追加の保守作業を、保守要求情報を出力したSE端末30を保持するSE(自身)が行うか、センターサーバ20が決定したSE(ここではSE2とする。)が行うかを選択させるSE選択画面62を表示部37に表示し、その選択結果をセンターサーバ20に通知する。センターサーバ20の制御部21(保守作業管理部21b)では、その選択結果に応じて訪問ルート情報を更新する。
図9は、センターサーバ20が管理する情報の一例であり、SE熟練度情報管理テーブルである。このテーブルには、保守対象、各々の保守対象に対する保守内容、保守内容の保守作業に要する基準時間、個々の保守内容に対するSEの熟練度(高、中、低など)などが記載され、保守対象の装置又は機種の保守内容あるいはトラブル内容ごと、又は、保守内容あるいはトラブル内容のユニットあるいは分野ごとに、登録又は更新される。また、このSE熟練度情報管理テーブルに基づいて、図5乃至図8の熟練度や作業完了見込み時間が設定される。なお、保守対象は、画像形成装置の機種や後処理装置、アプリケーション、コントローラなどである。また、保守内容(トラブル内容)は、機種に対する部品交換、搬送不良、画像異常、後処理装置に対する搬送不良、後処理不良、調整、アプリケーションやコントローラに対する導入、要望対応(ユーザが求める生成物を得るための設定フォローやカスタマイズ)、不具合などであり、ユニット(機種における感光体周りや定着、搬送ローラ、トレイ、ADU、給紙オプションなど)や分野(機種における濃度ムラ、色ずれ、位置ずれ、画像傷、後処理装置における用紙ズレ、ステイプル位置ズレ、ステイプル空打ち、用紙整合調整、折りズレ、折り位置調整、折り強度調整など)ごとに管理される。また、熟練度情報は、基準時間程度で作業可能な場合は「低」、基準時間の2/3程度で作業可能な場合は「中」、基準時間の1/2程度で作業可能な場合は「高」に設定される。
なお、図5乃至図7、図9のテーブル及び図8の画面は一例であり、これらの図の記載に限定されない。また、図5乃至図8に記載した保守内容の保守作業に要する作業完了見込み時間は、図9に記載した基準時間を用いているが、過去の実績作業時間を用いても良い。その場合は、過去の実績作業時間に基づいて作業完了見込み時間を更新して使用すればよい。
以下、本実施例のメンテナンスシステム10におけるセンターサーバ20の動作の一例(SEの1日の予定を考慮して保守担当SEを決定する場合)について、図10のフローチャート図を参照して説明する。なお、センターサーバ20の制御部21(情報管理部21a)は、予め複数のSE端末30からSE情報を取得して記憶部25などに記憶しているものとする。
まず、制御部21(情報管理部21a)は、装置40から送信される装置情報を監視し(S101)、装置40から装置情報(保守要求情報、及び、必要に応じて位置情報)を受信したら(S101のYes)、記憶部25などから、複数のSEのSE情報(熟練度情報、及び、必要に応じて、位置情報、作業状況情報)及びスケジュール情報を取得する(S102)。
そして、制御部21(保守作業管理部21b)は、取得した装置情報、SE情報及びスケジュール情報に基づいて(図7のテーブルを参照して)、保守対応可能、かつ、作業完了見込み時刻が最も早いSEを決定し(S103)、各々のSEの訪問先の装置40と保守内容とを記述した訪問ルート情報を作成(又は、訪問ルート情報の決定したSEの訪問先の装置40と保守内容とを更新)して、当該訪問ルート情報をSE端末30や管轄部署のPCなどに通知する(S104)。
なお、熟練度に基づいてSEを決定する場合は、図5のテーブルを参照して、熟練度情報に応じて設定される作業完了見込み時間が最も短いSEを決定すればよく、熟練度と現在位置と作業状況に基づいてSEを決定する場合は、図6のテーブルを参照して、作業完了見込み時刻が最も早いSEを決定すればよい。
以上説明したように、センターサーバ20は、熟練度情報を参照して保守作業を担当するSEを決定することにより、保守作業時間の短縮を図ることができると共に、トラブルの原因が特定できない場合に、解消に繋がると想定される部品を不要に交換する頻度を減らすことができ、SEが保守作業を行う際のサービスコストを低減することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、その構成や制御は適宜変更可能である。
例えば、上記実施例では、保守部品を備える装置として画像形成装置を例示したが、保守部品を備える任意の装置に対して、本発明のメンテナンス方法を同様に適用することができる。
本発明は、サービスマンなどの作業者による保守作業を制御するメンテナンスシステム及びメンテナンス方法に利用可能である。
10 メンテナンスシステム
20 センターサーバ
21 制御部
21a 情報管理部
21b 保守作業管理部
22 CPU
23 ROM
24 RAM
25 記憶部
26 ネットワークI/F部
27 表示部
28 操作部
30 SE端末
31 制御部
31a 情報提供部
31b 通知制御部
32 CPU
33 ROM
34 RAM
35 記憶部
36 ネットワークI/F部
37 表示部
38 操作部
40 装置
41 制御部
41a 情報提供部
42 CPU
43 ROM
44 RAM
45 記憶部
46 ネットワークI/F部
47 表示操作部
48 画像処理部
49 画像読取部
50 印刷処理部
60 訪問ルート通知画面
61 保守作業追加ボタン
62 SE選択画面

Claims (18)

  1. 保守対象の部品を備える1又は複数の装置と、前記部品の保守作業を行う複数の作業者が保持する複数の端末と、サーバと、が通信ネットワークで接続されたメンテナンスシステムであって、
    前記サーバは、
    前記装置から、前記部品の保守要求情報を含む装置情報を取得すると共に、前記端末から、当該端末を保持する前記作業者の熟練度情報を含む作業者情報を取得する情報管理部と、
    前記1又は複数の装置から取得した前記装置情報と、前記複数の端末から取得した前記作業者情報と、に基づいて、保守作業を行う作業者を決定し、各々の作業者の訪問先の装置と保守内容とを含む訪問先装置情報を作成して、前記各々の作業者が保持する前記端末に通知する保守作業管理部と、を有し、
    前記端末は、
    前記サーバから受信した前記訪問先装置情報を通知する画面であって、保守作業の追加を指示するボタンが表示される画面を表示部に表示させる通知制御部を備え、
    前記通知制御部は、前記ボタンが選択されたら、前記サーバに、保守対象の装置と保守内容とを含む保守要求情報を出力する、
    ことを特徴とするメンテナンスシステム。
  2. 前記保守作業管理部は、前記熟練度情報に応じて設定される保守作業の作業完了見込み時間が最も短い作業者を、前記保守作業を行う作業者として決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のメンテナンスシステム。
  3. 前記情報管理部は、前記装置から、前記部品の保守要求情報と前記装置の位置情報とを含む前記装置情報を取得すると共に、前記端末から、前記熟練度情報と前記作業者の位置情報と前記作業者の作業状況情報とを含む前記作業者情報を取得し、
    前記保守作業管理部は、前記保守作業の作業完了見込み時間と現在の作業の作業完了予定時刻と現在位置から保守作業を行う装置への移動時間とに基づいて算出される作業完了見込み時刻が最も早い作業者を、前記保守作業を行う作業者として決定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のメンテナンスシステム。
  4. 前記情報管理部は、各々の作業者の1日のスケジュール情報を取得し、
    前記保守作業管理部は、前記スケジュール情報を参照して、保守対応可能、かつ、前記作業完了見込み時刻が最も早い作業者を、前記保守作業を行う作業者として決定する、
    ことを特徴とする請求項3に記載のメンテナンスシステム。
  5. 前記保守作業管理部は、前記作業完了見込み時間又は前記作業完了見込み時刻が同じ作業者が複数存在する場合は、前記複数の作業者の内の前記熟練度情報における熟練度が最も高い作業者を、前記保守作業を行う作業者として決定する、
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一に記載のメンテナンスシステム。
  6. 前記保守作業管理部は、前記作業完了見込み時間を、実績作業時間に基づいて更新する、
    ことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一に記載のメンテナンスシステム。
  7. 前記保守作業管理部は、前記端末から前記保守要求情報を取得した場合、前記保守要求情報と前記作業者情報とに基づいて、追加の保守作業を行う作業者を決定し、前記決定した作業者と当該作業者による前記追加の保守作業の作業完了見込み時間とを前記保守要求情報を出力した前記端末に通知する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のメンテナンスシステム。
  8. 前記保守要求情報を出力した前記端末の前記通知制御部は、前記追加の保守作業を、当該端末を保持する作業者が行うか、前記サーバが決定した作業者が行うかを選択させる画面を前記表示部に表示させ、選択結果を前記サーバに通知し、
    前記保守作業管理部は、前記選択結果に応じて前記訪問先装置情報を更新する、
    ことを特徴とする請求項7に記載のメンテナンスシステム。
  9. 前記情報管理部は、保守対象の装置又は機種の保守内容ごと、又は、各々の保守内容のユニットあるいは分野ごとに、前記熟練度情報を登録又は更新する、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一に記載のメンテナンスシステム。
  10. 保守対象の部品を備える1又は複数の装置と、前記部品の保守作業を行う複数の作業者が保持する複数の端末と、サーバと、が通信ネットワークで接続されたシステムにおけるメンテナンス方法であって、
    前記サーバは、
    前記装置から、前記部品の保守要求情報を含む装置情報を取得すると共に、前記端末から、当該端末を保持する前記作業者の熟練度情報を含む作業者情報を取得する第1処理と、
    前記1又は複数の装置から取得した前記装置情報と、前記複数の端末から取得した前記作業者情報と、に基づいて、保守作業を行う作業者を決定し、各々の作業者の訪問先の装置と保守内容とを含む訪問先装置情報を作成して、前記各々の作業者が保持する前記端末に通知する第2処理と、を実行し、
    前記端末は、
    前記サーバから受信した前記訪問先装置情報を通知する画面であって、保守作業の追加を指示するボタンが表示される画面を表示部に表示させる第3処理を実行し、
    前記第3処理では、前記ボタンが選択されたら、前記サーバに、保守対象の装置と保守内容とを含む保守要求情報を出力する、
    ことを特徴とするメンテナンス方法。
  11. 前記第2処理では、前記熟練度情報に応じて設定される保守作業の作業完了見込み時間が最も短い作業者を、前記保守作業を行う作業者として決定する、
    ことを特徴とする請求項10に記載のメンテナンス方法。
  12. 前記第1処理では、前記装置から、前記部品の保守要求情報と前記装置の位置情報とを含む前記装置情報を取得すると共に、前記端末から、前記熟練度情報と前記作業者の位置情報と前記作業者の作業状況情報とを含む前記作業者情報を取得し、
    前記第2処理では、前記保守作業の作業完了見込み時間と現在の作業の作業完了予定時刻と現在位置から保守作業を行う装置への移動時間とに基づいて算出される作業完了見込み時刻が最も早い作業者を、前記保守作業を行う作業者として決定する、
    ことを特徴とする請求項11に記載のメンテナンス方法。
  13. 前記第1処理では、各々の作業者の1日のスケジュール情報を取得し、
    前記第2処理では、前記スケジュール情報を参照して、保守対応可能、かつ、前記作業完了見込み時刻が最も早い作業者を、前記保守作業を行う作業者として決定する、
    ことを特徴とする請求項12に記載のメンテナンス方法。
  14. 前記第2処理では、前記作業完了見込み時間又は前記作業完了見込み時刻が同じ作業者が複数存在する場合は、前記複数の作業者の内の前記熟練度情報における熟練度が最も高い作業者を、前記保守作業を行う作業者として決定する、
    ことを特徴とする請求項11乃至13のいずれか一に記載のメンテナンス方法。
  15. 前記第2処理では、前記作業完了見込み時間を、実績作業時間に基づいて更新する、
    ことを特徴とする請求項11乃至14のいずれか一に記載のメンテナンス方法。
  16. 前記サーバは、
    前記端末から前記保守要求情報を取得した場合、前記保守要求情報と前記作業者情報とに基づいて、追加の保守作業を行う作業者を決定し、前記決定した作業者と当該作業者による前記追加の保守作業の作業完了見込み時間とを前記保守要求情報を出力した前記端末に通知する第4処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項10に記載のメンテナンス方法。
  17. 前記保守要求情報を出力した前記端末は、
    前記追加の保守作業を、当該端末を保持する作業者が行うか、前記サーバが決定した作業者が行うかを選択させる画面を前記表示部に表示させ、選択結果を前記サーバに通知する第5処理を実行し、
    前記サーバは、
    前記選択結果に応じて前記訪問先装置情報を更新する第6処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項16に記載のメンテナンス方法。
  18. 前記第1処理では、保守対象の装置又は機種の保守内容ごと、又は、各々の保守内容のユニットあるいは分野ごとに、前記熟練度情報を登録又は更新する、
    ことを特徴とする請求項10乃至17のいずれか一に記載のメンテナンス方法。
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