JP2019211928A - 車両用警報システム - Google Patents

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Abstract

【課題】運転者が煩わしく感じる警報を軽減することが可能な車両用警報システムを提供する。【解決手段】車両用警報システム1は、所定時間以内に物体が右警報ライン61若しくは左警報ライン62と交差するか否かを判定し、当該所定時間以内に物体が当該警報ラインと交差すると判定した場合は警報装置を動作させる判定警報部52を備える。判定警報部52は、右警報ライン61若しくは左警報ライン62に対する物体の相対速度が減少中である場合は、相対速度が減少中ではない場合と比べて、警報装置の動作を抑制する警報抑制制御を実行する。【選択図】図3

Description

本発明は、車両用警報システムに係り、特に、物体の接近に基づいて警報を発する車両用警報システムに関する。
物体の接近に基づいて警報を発するシステムが提案されている。例えば特許文献1には、車両の側方に存在する物体と車両との距離や、物体の相対速度に基づいて、物体が車両と衝突する可能性を判定するシステムが開示されている。物体が車両と衝突する可能性があると判定した場合、当該システムは、車両の運転者に対して警報を発する。
特許文献1記載のシステムは、車両の周囲に存在する各物体の停止可能距離(つまり、物体が停止するまでに移動する距離)を取得する。当該システムは、物体の停止可能距離が、物体から車両までの距離よりも大きい場合に、警報装置を動作させる。このようなシステムは、運転者が認識し難い物体に対して運転者の注意を向けさせ、運転者に衝突回避のための運転を促すことができる点で有効である。
特開2012−160103号公報
特許文献1記載のシステムは、車両の周囲の物体が、衝突に相関がある物理的条件を満たしている場合に、当該物体が車両に衝突する可能性があるとして、警報を発する。しかしながら、このようなシステムは、物理的条件が実際の衝突可能性を正確に反映したものになっていない場合、無為に警報を発するおそれがある。つまり、当該システムは、実際には物体が車両に衝突する可能性は低いにもかかわらず、警報を発し、運転者に煩わしさを感じさせるおそれがある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、運転者が煩わしく感じる警報を軽減することが可能な車両用警報システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、車両用警報システムであって、車両の周囲に存在する物体を検出する物体検出部と、車両から前方に延びる警報ラインを設定し、所定時間以内に物体が該警報ラインと交差するか否かを判定するとともに、該所定時間以内に物体が警報ラインと交差すると判定した場合は警報装置を動作させる判定警報部と、を備え、判定警報部は、警報ラインに対する物体の相対速度が減少中である場合は、該相対速度が減少中ではない場合と比べて、警報装置の動作を抑制する警報抑制制御を実行することを特徴とする。
例えば、一時停止のために物体が減速している場合、物体が車両と衝突する可能性は、物体が減速中ではない場合と比べて低くなる。そこで、上記構成によれば、判定警報部は、物体が減速中である場合は、物体が減速中ではない場合と比べて警報装置の動作を抑制する警報抑制制御を実行する。この結果、物体が車両と衝突する可能性が比較的高い場合は、警報により運転者に強く注意を促し、一方、物体が車両と衝突する可能性が比較的低い場合は、運転者が煩わしく感じる警報を軽減することが可能になる。
本発明において、好ましくは、警報装置は、第1警報装置及び第2警報装置を有し、判定警報部は、相対速度が減少中ではない場合は、第1警報装置及び第2警報装置を動作させ、相対速度が減少中である場合は、警報抑制制御として、第1警報装置を動作させることなく第2警報装置を動作させる。
この構成によれば、判定警報部は、物体が減速中である場合(つまり、物体が車両と衝突する可能性が比較的低い場合)は、第1警報装置を動作させないことにより、運転者が煩わしく感じる警報を軽減することが可能になる。
本発明において、好ましくは、第1警報装置は、音により警報を発し、第2警報装置は、表示により警報を発する。
表示による警報と比べて、音による警報は運転者に煩わしさを感じさせ易い。上記構成によれば、物体が減速中である場合(つまり、物体が車両と衝突する可能性が比較的低い場合)は、音による警報を発しないことにより、運転者が煩わしく感じる警報を軽減することが可能になる。
本発明において、好ましくは、判定警報部は、物体が警報ラインと交差するまでに要する衝突余裕時間が所定時間以下となった場合に、所定時間以内に物体が警報ラインと交差すると判定し、相対速度が減少中ではない場合は、物体が等速度運動をしているとして衝突余裕時間を算出し、相対速度が減少中である場合は、警報抑制制御として、物体が等加速度運動をしているとして衝突余裕時間を算出する。
この構成によれば、衝突余裕時間(以下「TTC」(Time to collision)ともいう。)が所定時間以下となった場合に、判定警報部が警報装置を動作させる。TTCの算出方法は、警報ラインに対する物体の相対速度に応じて異なる。具体的には、相対速度が減少中ではない場合、TTCは、物体が等速度運動をしているとして、算出される(以下、このようにして算出されたTTCを「TTC1」ともいう。)。これに対し、相対速度が減少中である場合、TTCは、物体が等加速度運動をしているとして、算出される(以下、このようにして算出されたTTCを「TTC2」ともいう。)。相対速度の減少が反映されているTTC2は、相対速度の減少が反映されていないTTC1よりも大きな値となる。
したがって、上記構成によれば、警報ラインに対する物体の相対速度が減少中である場合、判定警報部は、TTC2に基づいて、所定時間以内に物体が警報ラインと交差するか否かを判定する。TTC2はTTC1よりも大きな値であることから、警報ラインに対する物体の相対速度が減少中である場合は、当該相対速度が減少中ではない場合と比べて、所定時間以内に物体が警報ラインと交差すると判定され難くなる。この結果、判定警報部は、警報ラインに対する物体の相対速度が減少中である場合は、当該相対速度が減少中ではない場合と比べて、警報装置の動作を抑制することとなり、運転者が煩わしく感じる警報を軽減することが可能になる。
本発明において、好ましくは、判定警報部は、相対速度が減少中ではない場合は、警報ラインの長さを第1長さに設定し、相対速度が減少中である場合は、警報抑制制御として、警報ラインの長さを第1長さよりも短い第2長さに設定する。
この構成によれば、警報ラインに対する物体の相対速度が減少中である場合は、当該相対速度が減少中ではない場合と比べて、警報ラインが短い。これにより、当該相対速度が減少中である場合は、当該相対速度が減少中ではない場合と比べて、所定時間以内に物体が警報ラインと交差すると判定され難くなる。この結果、判定警報部は、当該相対速度が減少中である場合は、当該相対速度が減少中ではない場合と比べて、警報装置の動作を抑制することとなり、運転者が煩わしく感じる警報を軽減することが可能になる。
本発明において、好ましくは、判定警報部は、警報ラインに対する物体の減速度が所定減速度以上である場合に、警報抑制制御を実行する。
この構成によれば、物体の微少な減速に基づいて判定警報部が警報装置の動作を抑制してしまい、運転者に注意を促せなくなる事態を抑制することが可能になる。
本発明において、好ましくは、物体の進行方向に存在する信号機が発している交通信号を検出する交通信号検出部を備え、判定警報部は、信号機が停止信号を発している場合に、警報抑制制御を実行する。
この構成によれば、停止信号に基づいて物体が減速する際に、確実に警報装置の動作を抑制することが可能になる。
本発明によれば、運転者が煩わしく感じる警報を軽減することが可能な車両用警報システムを提供することができる。
第1実施形態に係る車両用警報システムを示すブロック図である。 図1の車両用警報システムによる衝突判定の説明図である。 交差点における衝突判定の説明図である。 図1のECUが実行する処理を示すフローチャートである。 図1のECUが実行する処理を示すフローチャートである。 図1のECUが実行する処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る車両用警報システムのECUが実行する処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る車両用警報システムのECUが実行する処理を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
[第1実施形態]
まず、図1を参照しながら、第1実施形態に係る車両用警報システム1(以下「警報システム1」という。)の構成について説明する。図1は、警報システム1を示すブロック図である。
警報システム1は車両に搭載され、車両の運転者に対して警報を発し、注意を促すシステムである。本明細書では、警報システム1が搭載される車両を「車両2」という。尚、本発明に係る車両用警報システムは、4輪車に限らず、2輪車等の走行体にも搭載することができる。
また、本明細書では、車両2が前進する方向を「前」といい、後退する方向を「後」という。また、車両2が前進する方向を向いた場合の左方向を「左」といい、右方向を「右」という。
警報システム1は、サイドレーダ31と、車外カメラ32と、ナビゲーション装置33と、速度センサ34と、を備えている。警報システム1は、さらに、スピーカ41と、ディスプレイ42と、ECU(Electronic Control Unit:電子制御装置)5と、を備えている。
サイドレーダ31は、車両2の外部に存在する物体の検出と、当該物体の速度の検出と、後述する警報ラインから物体までの距離の検出と、に用いられる。検出可能な物体の例としては、他車両、路上固定構造物、又は歩行者等が挙げられる。尚、「他車両」とは、4輪車に限らず、2輪車や自転車等の走行体を含む。後述するように、サイドレーダ31は、車両2の側方に設けられる検出領域に存在する物体を対象として、上記検出を行う。サイドレーダ31は、例えばミリ波レーダ(周波数76GHz〜77GHz)であり、車両2の右方及び左方のそれぞれに対応するアンテナを備える。アンテナは、送受信兼用のアンテナであってもよいし、別個の送信用アンテナと受信用アンテナとから構成されていてもよい。サイドレーダ31は、当該アンテナより車両2の側方に測定波を送信し、物体で反射された反射波を受信する。サイドレーダ31は、受信した反射波に対応する信号をECU5に送信する。
車外カメラ32は、サイドレーダ31の検出領域を含む範囲を撮影し、画像情報を取得する。車外カメラ32は、例えばイメージセンサであり、車両2の不図示のルームミラー等に設置される。車外カメラ32は、取得した画像情報に対応する信号をECU5に送信する。
ナビゲーション装置33は、車両2の乗員に所定の情報を提供する。ナビゲーション装置33は、地図情報を記憶しているか、若しくは、車両2外のサーバと通信を行うことにより地図情報を取得する。当該地図情報には、道路、交差点、信号、建物等に関する情報が含まれている。ナビゲーション装置33は、例えば、GPS(Global Positioning System)や自立航法センサ等、車両2の位置を検出するセンサを有している。ナビゲーション装置33は、地図上における車両2の位置を特定し、当該位置に関する情報を音や表示により乗員に提供するほか、当該情報に対応する信号をECU5に送信する。尚、「交差点」とは、十字路のもののみならず、T字路のものや、ロータリー交差点等も含む。
速度センサ34は、車両2の速度を検出する。速度センサ34は、車両2の不図示のホイールの回転速度や、エンジンの回転速度等に基づいて車両2の速度を検出し、当該速度に対応する信号をECU5に送信する。
スピーカ41及びディスプレイ42は、本発明に係る警報装置の一例である。特に、スピーカ41は、本発明に係る第1警報装置の一例であり、ディスプレイ42は、本発明に係る第2警報装置の一例である。スピーカ41は、受信する制御信号に基づいて動作し、警告音や音声を出力することにより警報を発する。ディスプレイ42は、例えば液晶パネルであり、受信する制御信号に基づいて動作し、絵柄や文字等を表示することにより警報を発する。
ECU5は、信号を送受信することにより機器を制御する制御装置である。ECU5は、その一部又は全部が、アナログ回路で構成されるか、デジタルプロセッサとして構成される。ECU5は、物体検出部51と、判定警報部52と、交通信号検出部53と、を有している。
尚、図1は、ECU5の各機能をブロックとして示している。しかしながら、ECU5のアナログ回路又はデジタルプロセッサに組み込まれるソフトウェアのモジュールは、必ずしも図1のように分割されている必要はない。つまり、図1に示される各機能ブロックは更に細分化されていてもよいし、複数の機能ブロックの機能を単一の機能ブロックが有するように構成されていてもよい。後述する処理を実行できるように構成されていれば、当業者は、ECU5の内部の構成を適宜変更できる。
物体検出部51は、車両2の外部に存在する物体の移動方向と、警報ラインから当該物体までの距離と、警報ラインに対する当該物体の相対速度と、警報ラインに対する物体の相対加速度と、を検出する。具体的には、物体検出部51は、サイドレーダ31から受信した信号に基づいて所定の演算を行い、その演算結果に基づいて検出を行う。
判定警報部52は、警報ラインを設定する。警報ラインは、車両2の近傍に配置される仮想線であり、衝突判定に用いられる。警報ラインの詳細については後述する。
また、判定警報部52は、衝突判定を行う。衝突判定では、予め定められた所定時間以内に、車両2の外部に存在する物体が警報ラインと交差するか否かが判定される。衝突判定の詳細については後述する。
判定警報部52は、さらに、衝突判定の結果に基づいて、スピーカ41若しくはディスプレイ42に制御信号を送信する。具体的には、判定警報部52は、物体が車両2と衝突する可能性があると判定した場合に、スピーカ41若しくはディスプレイ42を動作させるように制御信号を送信する。
交通信号検出部53は、信号機が発している交通信号を検出する。詳細には、車両2の外部に物体が存在し、当該物体の進行方向に信号機が存在するとき、交通信号検出部53は、当該信号機が発している交通信号機を検出する。交通信号検出部53は、車外カメラ32やナビゲーション装置33から受信する信号に基づいて、物体の進行方向に存在する信号機の位置を特定する。さらに、交通信号検出部53は、車外カメラ32が取得した画像情報に基づいて、当該信号機が発している信号を検出する。信号機が発している信号の検出には、パターンマッチング等、種々の技術を採用することができる。信号機の位置の特定や、信号の検出には、この他にも、路車間通信や車車間通信等、種々の技術を採用することができる。
次に、図2を参照しながら、警報システム1による衝突判定について説明する。図2は、警報システム1による衝突判定の説明図である。
ECU5の判定警報部52(図1参照)は、車両2が停止しているか、比較的低速(例えば、10km/h以下)で走行している場合、図2に示されるように、右警報ライン61及び左警報ライン62を設定する。右警報ライン61及び左警報ライン62は、不可視の仮想線である。右警報ライン61は、車両2の右端から右方に所定距離(例えば、1m以下)だけ離れた位置に設定されており、左警報ライン62は、車両2の左端から左方に所定距離(例えば、1m以下)だけ離れた位置に設定されている。すなわち、右警報ライン61と左警報ライン62との間の距離は、車両2の幅よりも大きい。
右警報ライン61及び左警報ライン62は、基準線BLを基端として車両2の前方に延びている。基準線BLは、車両2の前端から所定距離(例えば、2m)だけ後方に位置している仮想線である。右警報ライン61及び左警報ライン62は、車両2の前後方向に沿って直線的に延びており、互いに略平行である。
ECU5の物体検出部51(図1参照)は、右警報ライン61の右方に検出領域A1を設定し、左警報ライン62の左方に検出領域A2を設定する。検出領域A1は、右警報ライン61から右方に所定距離だけ延びるとともに、右警報ライン61に対して略135°を成す範囲にわたって設定されている。検出領域A2は、左警報ライン62から左方に所定距離だけ延びるとともに、左警報ライン62に対して略135°を成す範囲にわたって設定されている。物体検出部51は、検出領域A1,A2内に存在する物体を、サイドレーダ31から受信する信号に基づいて検出する。
ここでは、検出領域A1内に存在し、移動しながら車両2に接近している他車両91に関する衝突判定について説明する。他車両91の移動方向に沿う仮想線L91が右警報ライン61と交差する場合、ECU5の判定警報部52(図1参照)は、物体検出部51が検出した情報に基づいて、右警報ライン61に対する他車両91の衝突余裕時間:TTC(Time to collision)を算出する。
判定警報部52は、検出領域A1,A2内に存在する物体に関するTTCを、2つの方法により算出することができる。まず、右警報ライン61若しくは左警報ライン62から物体までの距離をL0、当該警報ラインに対する物体の相対速度をV0と定義した場合、判定警報部52は、式f1に基づいてTTCを算出することができる。物体の相対速度V0は、物体が当該警報ラインに接近する方向を正としている。式f1は、物体が等速度運動をしているという条件の下、運動方程式から導かれる。
Figure 2019211928
また、右警報ライン61若しくは左警報ライン62に対する物体の相対速度が減少中である場合、判定警報部52は、その相対速度の減少を反映させてTTCを算出することもできる。つまり、右警報ライン61若しくは左警報ライン62から物体までの距離をL0、当該警報ラインに対する物体の相対速度をV0、当該警報ラインに対する物体の相対加速度をa0と定義した場合、判定警報部52は、式f2に基づいてTTCを算出することができる。物体の相対速度V0は、物体が当該警報ラインに接近する方向を正としている。式f2は、物体が等加速度運動をしているという条件の下、運動方程式から導かれる。
Figure 2019211928
判定警報部52は、予め定められた所定時間以内に他車両91が右警報ライン61と交差するか否かを、式f1又は式f2に基づいて算出したTTCに基づいて判定する。具体的には、判定警報部52は、TTCが、予め定められている閾値(例えば、2秒)以下である場合に、他車両91が右警報ライン61と所定時間以内(例えば、2秒以内)に交差すると判定する。この場合、他車両91が車両2と衝突する可能性がある。
このように、警報システム1は、車両2の右方に存在する物体が車両2と衝突する可能性の有無を、右警報ライン61を基準として判定する。同様に、警報システム1は、車両2の左方に存在する物体が車両2と衝突する可能性の有無を、左警報ライン62を基準として判定する。
判定警報部52は、右警報ライン61及び左警報ライン62の長さをL1(例えば、7m)に設定することができる。L1は、本発明に係る第1長さの一例である。また、判定警報部52は、右警報ライン61及び左警報ライン62の長さを、L1よりも短いL2(例えば、5m)に設定することもできる(つまり、L2<L1)。L2は、本発明に係る第2長さの一例である。
このような右警報ライン61及び左警報ライン62の長さの変化は、衝突判定に影響する。例えば、検出領域A2内に他車両92,93が存在し、他車両92,93が左警報ライン62に接近している場合の衝突判定について説明する。左警報ライン62の長さがL1に設定されている場合は、他車両92,93の移動方向に沿う仮想線L92,L93は、いずれも左警報ライン62と交差する。したがって、判定警報部52は、他車両92,93に関する衝突判定を行う。
これに対し、左警報ライン62の長さがL2に設定されている場合は、他車両93の移動方向に沿う仮想線L93は、左警報ライン62と交差しない。したがって、判定警報部52は、他車両93に関する衝突判定は行わず、他車両92に関する衝突判定のみを行う。すなわち、判定警報部52が、他車両93の接近に基づいてスピーカ41及びディスプレイ4(図1参照)を動作させることはない。
このように構成された警報システム1は、車両2の運転者にとって死角が存在する環境下で、特に有効に機能する。運転者にとって死角が存在する環境の例としては、走行車線の周囲に壁が存在する環境や、車両2の周囲に駐車中の他車両が存在する環境が挙げられる。つまり、死角から接近している物体が車両2と衝突する可能性がある場合に、スピーカ41及びディスプレイ42の少なくとも一方が警報を発することで、運転者に物体の存在を認識させ、衝突回避のための運転を促すことができる。
次に、図3を参照しながら、交差点における衝突判定について説明する。図3は、交差点83における衝突判定の説明図である。図3は、日本の交通事情のように、交通法規により車両が左側車線を走行することが定められている環境における例を示している。
交差点83において、車線80と車線81,82とが交差している。以下の説明では、車両2が交差点83に進入するとき、車両2に近い方を「第1車線81」といい、第1車線81の対向車線を「第2車線82」という。
図3に示されるように、車線80の停止線83aで車両2が停止している場合について考える。車両2の進行方向に存在している信号機85は、ランプ85bを点灯し、停止信号(所謂「赤信号」)を発している。
信号機85のランプ85bが消灯し、次にランプ85aが点灯すると、車線80に存在している車両に対して、走行可能である旨の信号(所謂「青信号」)が発せられる。これに基づき、車両2は発進して交差点83に進入する。
このとき、第1車線81、第2車線82に存在している信号機86,87は、停止信号を発している場合がある。このため、第1車線81を走行して交差点83に接近している他車両95は、停止線83bで停止するために減速する。しかしながら、この場合でも、他車両95の移動方向に沿う仮想線L95が、右警報ライン61と交差することがある。
当該仮想線が右警報ライン61と交差する場合、警報システム1は、他車両95に関するTTCを算出する。警報システム1は、当該TTCが閾値以下である場合は、他車両95が右警報ライン61と所定時間以内に交差する可能性があると判定する。つまり、警報システム1は、他車両95が車両2と衝突する可能性があると判定し、車両2の運転者に対して警報を発する。
しかしながら、このような他車両95と車両2との接近は、交差点83の構造上不可避なものであり、必ずしも、他車両95が車両2と衝突する可能性を高めるものではない。特に、本例のように、他車両95が停止線83bで停止するために減速している場合、他車両95が車両2と衝突する可能性は非常に低い。このような場合にも警報システム1が他車両95に関する警報を発すると、運転者に煩わしさを感じさせるおそれがある。そこで、警報システム1は、他車両95が減速中である場合は、他車両95が減速中ではない場合と比べて、スピーカ41の動作を抑制する警報抑制制御を実行する。
次に、図4から図6を参照しながら、ECU5(図1参照)が実行する処理について説明する。図4から図6は、ECU5が実行する処理を示すフローチャートである。当該処理は、所定の周期で繰り返し実行される。尚、説明の簡便のため、詳細にはECU5の各機能ブロックが実行している処理も、総括してECU5が実行するとして説明する。
まず、ECU5は、図5に示されるステップS10で、車両2の速度vが、0km/h以上、且つ、10km/h以下の範囲内にあるか否かを判定する。ECU5は、速度センサ34(図1参照)から受信する信号に基づいて、車両2の速度vを検出する。速度vが当該範囲内にあると判定した場合(S10:YES)、ECU5はステップS11に進む。
ステップS11で、ECU5は、警報ラインを設定する。図5を参照しながら、ECU5が警報ラインを設定する際の処理について説明する。
ECU5は、図5に示されるステップS30で、車両2が交差点の近傍に位置しているか否かを判定する。ECU5は、車外カメラ32やナビゲーション装置33(図1参照)から受信する信号に基づいて当該判定を行う。車両2が交差点の近傍に位置していると判定した場合(S30:YES)、ECU5はステップS31に進む。
ステップS31で、ECU5は、物体の進行方向に存在する信号機(図3の信号機86,87を参照)が、停止信号を発しているか否かを判定する。ECU5は、車外カメラ32やナビゲーション装置33(図1参照)から受信する信号に基づいて当該判定を行う。信号機が停止信号を発していると判定した場合(S31:YES)、ECU5はステップS32に進む。
ステップS32で、ECU5は、物体が減速中であるか否かを判定する。ECU5は、サイドレーダ31(図1参照)から受信する信号に基づいて当該判定を行う。物体の進行方向に存在する信号機が停止信号を発しており(S31:YES)、且つ、物体が減速中である場合、当該物体は交差点の前で停止しようとしている可能性が高い。物体が減速中であると判定した場合(S32:YES)、ECU5はステップS33に進む。ステップS33で、ECU5は、右警報ライン61及び左警報ライン62の長さをL2に設定する(図2参照)。
一方、ステップS30で車両2が交差点の近傍に位置していると判定されなかった場合(S30:NO)、ステップS31で物体の進行方向に存在する信号機が停止信号を発していると判定されなかった場合(S31:NO)、若しくは、ステップS32で物体が減速中であると判定されなかった場合(S32:NO)、ECU5は、ステップS34に進む。ステップS34で、ECU5は、右警報ライン61及び左警報ライン62の長さをL1に設定する(図2参照)。
再び図4を参照しながら、ECU5が実行する処理について説明する。ステップS11で右警報ライン61及び左警報ライン62の設定を終了したECU5は、ステップS12に進む。
ステップS12で、ECU5は、検出領域A1若しくは検出領域A2(図2参照)に、移動方向に沿う仮想線が右警報ライン61若しくは左警報ライン62と交差するような物体(以下単に「交差物体」ともいう。)が存在するか否かを判定する。ECU5は、サイドレーダ31(図1参照)から受信する信号に基づいて、当該判定を行う。交差物体が存在すると判定した場合(S12:YES)、ECU5はステップS13に進む。
ステップS13で、ECU5は、交差物体に関するTTCを算出する。図6を参照しながら、ECU5がTTCを算出する際の処理について説明する。
ECU5は、図5に示されるステップS40で、車両2が交差点の近傍に位置しているか否かを判定する。ECU5は、車外カメラ32やナビゲーション装置33(図1参照)から受信する信号に基づいて当該判定を行う。車両2が交差点の近傍に位置していると判定した場合(S40:YES)、ECU5はステップS41に進む。
ステップS41で、ECU5は、交差物体の進行方向に存在する信号機(図3の信号機86,87を参照)が、停止信号を発しているか否かを判定する。ECU5は、車外カメラ32やナビゲーション装置33(図1参照)から受信する信号に基づいて当該判定を行う。信号機が停止信号を発していると判定した場合(S41:YES)、ECU5はステップS42に進む。
ステップS42で、ECU5は、交差物体が減速中であるか否かを判定する。ECU5は、サイドレーダ31(図1参照)から受信する信号に基づいて当該判定を行う。交差物体の進行方向に存在する信号機が停止信号を発しており(S41:YES)、且つ、交差物体が減速中であると判定した場合、当該交差物体は交差点の前で停止しようとしていると考えられる。交差物体が減速中であると判定した場合(S42:YES)、ECU5はステップS43に進む。ステップS43で、ECU5は、前述した式f2に基づいてTTCを算出する(以下、式f2に基づいて算出されたTTCを「TTC2」ともいう。)。
一方、ステップS40で車両2が交差点の近傍に位置していると判定されなかった場合(S40:NO)、ステップS41で交差物体の進行方向に存在する信号機が停止信号を発していると判定されなかった場合(S41:NO)、若しくは、ステップS42で交差物体が減速中であると判定されなかった場合(S42:NO)、ECU5は、ステップS44に進む。ステップS44で、ECU5は、前述した式f1に基づいてTTCを算出する(以下、式f1に基づいて算出されたTTCを「TTC1」ともいう。)。
このように、ECU5は、交差物体の挙動に基づいて、TTC1又はTTC2を選択的に算出する。相対速度の減少が反映されているTTC2は、相対速度の減少が反映されていないTTC1よりも大きな値となる。
第1実施形態では、このように、物体の相対速度が減少中であり、信号機が停止信号を発している場合に、右警報ライン61及び左警報ライン62の長さをL2に設定し(S11)、式f2に基づいて衝突余裕時間を算出する制御を「警報抑制制御」という。
再び図4を参照しながら、ECU5が実行する処理について説明する。ステップS13でTTCの算出を終了したECU5は、ステップS14に進む。
ステップS14で、ECU5は、ステップS13で算出したTTCが2秒以下であるか否かを判定する。TTCが2秒以下であると判定した場合(S14:YES)、ECU5はステップS15に進む。
ステップS15で、ECU5は、ステップS13で算出したTTCが1秒よりも大きいか否かを判定する。TTCが1秒よりも大きい場合は、警報の必要性は比較的低い。TTCが1秒よりも大きいと判定した場合(S15:YES)、ECU5はステップS16に進む。
ステップS16で、ECU5は、ディスプレイ42(図1参照)を動作させる。具体的には、ECU5は、ディスプレイ42に制御信号を送信し、ディスプレイ42は、当該制御信号に基づいて、車両2の外部の物体が車両2と衝突する可能性がある旨を表示する。ディスプレイ42に警報を表示させたECU5は、処理を終了する。すなわち、TTCが2秒以下であるが(S14:YES)、1秒よりも大きい場合(S15:YES)、警報の必要性が比較的低いことから、ECU5は、スピーカ41(図1参照)を動作させることなく、ディスプレイ42を動作させることにより、車両2の運転者に対する警報を発する。
これに対し、TTCが1秒以下である場合は、警報の必要性は比較的高い。ステップS15で、ステップS13で算出したTTCが1秒よりも大きいと判定されなかった場合(S15:NO)、ECU5は、ステップS17に進む。
ステップS17で、ECU5は、車両2の速度vが0km/hであるか否かを判定する。すなわち、ECU5は、車両2が停止しているか否かを判定する。車両2が停止している場合は、車両2が走行している場合と比べて、警報の必要性は低い。このため、車両2の速度vが0km/hであると判定した場合(S17:YES)、ECU5は、ステップS16に進む。前述したように、ステップS16で、ECU5は、ディスプレイ42に警報を表示させ、処理を終了する。すなわち、TTCが1秒以下であるが(S15:NO)、車両2が停止している場合(S17:YES)、ECU5は、スピーカ41を動作させることなく、ディスプレイ42を動作させ、車両2の運転者に対する警報を発する。
一方、ステップS17で、車両2の速度vが0km/hであると判定されなかった場合(S17:NO)、すなわち、車両2が停止していない場合、ECU5はステップS18に進む。
車両2が停止していない場合は、車両2が停止している場合と比べて、警報の必要性は高い。ステップS18で、ECU5は、ディスプレイ42を動作させて警報を表示させるとともに、ステップS19でスピーカ41を動作させて警告音や音声による警報を発する。すなわち、TTCが1秒以下であり(S15:NO)、且つ、車両2が停止していない場合(S17:NO)、ECU5は、ディスプレイ42及びスピーカ41を動作させ、車両2の運転者に対してより強く警報を発する。
また、ステップS10で車両2の速度vが所定範囲内にあると判定されなかった場合(S10:NO)、ステップS12で交差物体が存在すると判定されなかった場合(S12:NO)、若しくは、ステップS14でTTCが2秒以下であると判定されなかった場合(S14:NO)、ECU5は、ディスプレイ42及びスピーカ41のいずれも動作させることなく、処理を終了する。
[作用効果]
例えば、一時停止のために物体が減速している場合、物体が車両2と衝突する可能性は、物体が減速中ではない場合と比べて低くなる。そこで、第1実施形態の構成によれば、判定警報部52は、物体が減速中である場合は、物体が減速中ではない場合と比べて警報装置の動作を抑制する警報抑制制御を実行する。この結果、物体が車両2と衝突する可能性が比較的高い場合は、警報により運転者に強く注意を促し、一方、物体が車両2と衝突する可能性が比較的低い場合は、運転者が煩わしく感じる警報を軽減することが可能になる。
判定警報部52は、物体が警報ラインと交差するまでに要するTTCが2秒以下となった場合に、2秒以内に物体が右警報ライン61若しくは左警報ライン62と交差すると判定する。判定警報部52は、相対速度が減少中ではない場合は、物体が等速度運動をしているとしてTTC(TTC1)を算出し、相対速度が減少中である場合は、警報抑制制御として、物体が等加速度運動をしているとしてTTC(TTC2)を算出する。
この構成によれば、TTCが2秒以下となった場合に、判定警報部52が警報装置を動作させる。TTCの算出方法は、右警報ライン61若しくは左警報ライン62に対する物体の相対速度に応じて異なる。相対速度の減少が反映されているTTC2は、相対速度の減少が反映されていないTTC1よりも大きな値となる。
したがって、上記構成によれば、右警報ライン61若しくは左警報ライン62に対する物体の相対速度が減少中である場合、判定警報部52は、TTC2に基づいて、2秒以内に物体が当該警報ラインと交差するか否かを判定する。TTC2はTTC1よりも大きな値であることから、当該警報ラインに対する物体の相対速度が減少中である場合は、当該相対速度が減少中ではない場合と比べて、2秒以内に物体が当該警報ラインと交差すると判定され難くなる。この結果、判定警報部52は、右警報ライン61若しくは左警報ライン62に対する物体の相対速度が減少中である場合は、当該相対速度が減少中ではない場合と比べて、警報装置の動作を抑制することとなり、運転者が煩わしく感じる警報を軽減することが可能になる。
判定警報部52は、相対速度が減少中ではない場合は、右警報ライン61及び左警報ライン62の長さをL1に設定する。また、判定警報部52は、相対速度が減少中である場合は、右警報ライン61及び左警報ライン62の長さをL1よりも短いL2に設定する。
この構成によれば、右警報ライン61若しくは左警報ライン62に対する物体の相対速度が減少中である場合は、当該相対速度が減少中ではない場合と比べて、右警報ライン61及び左警報ライン62が短い。これにより、当該相対速度が減少中である場合は、当該相対速度が減少中ではない場合と比べて、2秒以内に物体が当該警報ラインと交差すると判定され難くなる。この結果、判定警報部52は、当該相対速度が減少中である場合は、当該相対速度が減少中ではない場合と比べて、警報装置の動作を抑制することとなり、運転者が煩わしく感じる警報を軽減することが可能になる。
警報システム1は、物体の進行方向に存在する信号機が発している交通信号を検出する交通信号検出部53を備える。判定警報部52は、信号機が停止信号を発している場合に、警報装置の動作を抑制する。
この構成によれば、停止信号に基づいて物体が減速する際に、確実に警報装置の動作を抑制することが可能になる。
[第2実施形態]
次に、図7及び図8を参照しながら、第2実施形態に係る車両用警報システム10(以下「警報システム10」という。図1参照。)について説明する。図7及び図8は、第2実施形態に係る警報システム10のECU5が実行する処理を示すフローチャートである。
第2実施形態に係る警報システム10は、前述した第1実施形態と同様に、車両2の運転者に対して警報を発し、注意を促すシステムである。警報システム10は、警報ラインの設定や、TTCの算出の点で第1実施形態と異なっているものの、その構成は、図1に示される第1実施形態の構成と概ね同一である。警報システム10の構成や制御のうち、第1実施形態と同一のものについては、同一の符号を用いるとともに、説明を適宜省略する。
ECU5は、図7に示されるステップS50で、車両2の速度vが、0km/h以上、且つ、10km/h以下の範囲内にあるか否かを判定する。ECU5は、速度センサ34(図1参照)から受信する信号に基づいて、車両2の速度vを検出する。速度vが当該範囲内にあると判定した場合(S50:YES)、ECU5はステップS51に進む。
ステップS51で、ECU5は、右警報ライン61及び左警報ライン62(図2参照)を設定する。右警報ライン61及び左警報ライン62の長さは、第1実施形態と異なり、いずれもL1で一定である。右警報ライン61及び左警報ライン62の設定を終了したECU5は、ステップS52に進む。
ステップS52で、ECU5は、検出領域A1若しくは検出領域A2(図2参照)に、移動方向に沿う仮想線が右警報ライン61若しくは左警報ライン62と交差するような物体(以下単に「交差物体」ともいう。)が存在するか否かを判定する。ECU5は、サイドレーダ31(図1参照)から受信する信号に基づいて、当該判定を行う。交差物体が存在すると判定した場合(S52:YES)、ECU5はステップS53に進む。
ステップS53で、ECU5は、交差物体に関するTTCを算出する。ECU5は、サイドレーダ31から受信する信号に基づいて、右警報ライン61若しくは左警報ライン62から交差物体までの距離、及び、当該警報ラインに対する交差物体の速度(つまり、相対速度)、を算出する。第1実施形態と異なり、ECU5は、常に前述した式f1に基づいてTTCを算出する。すなわち、ECU5は、式f2に基づいてTTCを算出することはない。複数の交差物体が検出されている場合、ECU5は、交差物体ごとにTTCを算出する。TTCの算出を終了したECU5は、ステップS54に進む。
ステップS54で、ECU5は、ステップS53で算出したTTCが2秒以下であるか否かを判定する。TTCが2秒以下であると判定した場合(S54:YES)、ECU5はステップS55に進む。
ステップS55で、ECU5は、ステップS53で算出したTTCが1秒よりも大きいか否かを判定する。TTCが1秒よりも大きい場合は、警報の必要性は比較的低い。TTCが1秒よりも大きいと判定した場合(S55:YES)、ECU5はステップS56に進む。
ステップS56で、ECU5は、ディスプレイ42(図1参照)を動作させる。具体的には、ECU5は、ディスプレイ42に制御信号を送信し、ディスプレイ42は、当該制御信号に基づいて、車両2の外部の物体が車両2と衝突する可能性がある旨を表示する。ディスプレイ42に警報を表示させたECU5は、処理を終了する。すなわち、TTCが2秒以下であるが(S54:YES)、1秒よりも大きい場合(S55:YES)、警報の必要性が比較的低いことから、ECU5は、スピーカ41(図1参照)を動作させることなく、ディスプレイ42を動作させることにより、車両2の運転者に対する警報を発する。
これに対し、TTCが1秒以下である場合は、警報の必要性は比較的高い。ステップS55で、ステップS53で算出したTTCが1秒よりも大きいと判定されなかった場合(S55:NO)、ECU5は、ステップS57に進む。
ステップS57で、ECU5は、車両2の速度vが0km/hであるか否かを判定する。すなわち、ECU5は、車両2が停止しているか否かを判定する。車両2が停止している場合は、車両2が走行している場合と比べて、警報の必要性は低い。このため、車両2の速度vが0km/hであると判定した場合(S57:YES)、ECU5は、ステップS56に進む。前述したように、ステップS56で、ECU5は、ディスプレイ42に警報を表示させ、処理を終了する。すなわち、TTCが1秒以下であるが(S15:NO)、車両2が停止している場合(S57:YES)、ECU5は、スピーカ41を動作させることなく、ディスプレイ42を動作させ、車両2の運転者に対する警報を発する。
一方、ステップS57で、車両2の速度vが0km/hであると判定されなかった場合(S57:NO)、すなわち、車両2が停止していない場合、ECU5はステップS58に進む。
車両2が停止していない場合は、車両2が停止している場合と比べて、警報の必要性は高い。ステップS58で、ECU5は、スピーカ41による警報の要否を判定する。図8を参照しながら、ECU5が当該要否を判定する際の処理について説明する。
ECU5は、図8に示されるステップS70で、車両2が交差点の近傍に位置しているか否かを判定する。ECU5は、車外カメラ32やナビゲーション装置33(図1参照)から受信する信号に基づいて、当該判定を行う。車両2が交差点の近傍に位置していると判定した場合(S70:YES)、ECU5はステップS71に進む。
ステップS71で、ECU5は、交差物体の進行方向に存在する信号機が、停止信号を発しているか否かを判定する。ECU5は、車外カメラ32やナビゲーション装置33(図1参照)から受信する信号に基づいて当該判定を行う。信号機が停止信号を発していると判定した場合(S71:YES)、ECU5はステップS72に進む。
ステップS72で、ECU5は、交差物体の減速度が5m/s2以上であるか否かを判定する。ここでの「5m/s2」は、本発明に係る所定減速度の一例である。ECU5は、サイドレーダ31(図1参照)から受信する信号に基づいて当該判定を行う。交差物体の減速度が5m/s2以上であると判定した場合(S72:YES)、交差物体が停止する可能性が高いと考えられる。この場合、ECU5はステップS73に進む。ステップS73で、ECU5は、スピーカ41による警報は不要であると判定する。
一方、ステップS70で車両2が交差点の近傍に位置していると判定されなかった場合(S70:NO)、ステップS71で交差物体の進行方向に存在する信号機が停止信号を発していると判定されなかった場合(S71:NO)、若しくは、ステップS72で交差物体の減速度が5m/s2以上であると判定されなかった場合(S72:NO)、ECU5は、ステップS74に進む。ステップS74で、ECU5は、スピーカ41による警報は必要であると判定する。
再び図7を参照しながら、ECU5が実行する処理について説明する。ステップS58で、スピーカ41による警報は不要と判定した場合(S58:YES)、ECU5は、ステップS56に進む。
ステップS56で、ECU5は、ディスプレイ42を動作させる。具体的には、ECU5は、ディスプレイ42に制御信号を送信し、ディスプレイ42は、当該制御信号に基づいて、車両2の外部の物体が車両2と衝突する可能性がある旨を表示する。ディスプレイ42に警報を表示させたECU5は、処理を終了する。すなわち、TTCが1秒以下である(S55:NO)が、交差物体の減速度が5m/s2以上である等の条件(図8参照)が成立している場合、ECU5は、スピーカ41を動作させることなく、ディスプレイ42を動作させる。
これに対し、ステップS58で、スピーカ41による警報は不要であると判定されなかった場合(S58:NO)、ECU5は、ステップS59に進む。
TTCが1秒以下であり(S55:NO)、交差物体の減速度が5m/s2以上である等の条件(図8参照)が成立していない場合、警報の必要性は比較的高い。この場合、ECU5は、ステップS59でディスプレイ42を動作させて警報を表示させるとともに、ステップS60でスピーカ41を動作させて警告音や音声による警報を発する。
第2実施形態では、このように、物体の減速度が5m/s2以上であり、信号機が停止信号を発している場合に、スピーカ41の動作を抑制する制御を「警報抑制制御」という。
また、ステップS50で車両2の速度vが所定範囲内にあると判定されなかった場合(S50:NO)、ステップS52で交差物体が存在すると判定されなかった場合(S52:NO)、若しくは、ステップS54でTTCが2秒以下であると判定されなかった場合(S54:NO)、ECU5は、ディスプレイ42及びスピーカ41のいずれも動作させることなく、処理を終了する。
[作用効果]
警報装置は、第1警報装置であるスピーカ41、及び、第2警報装置であるディスプレイ42を有している。警報装置制御部55は、相対速度が減少中ではない場合は、スピーカ41及びディスプレイ42を動作させ、相対速度が減少中である場合は、スピーカ41を動作させることなくディスプレイ42を動作させる。
この構成によれば、判定警報部52は、物体が減速中である場合(つまり、物体が車両2と衝突する可能性が比較的低い場合)は、スピーカ41を動作させないことにより、運転者が煩わしく感じる警報を軽減することが可能になる。
第1警報装置であるスピーカ41は、音により警報を発する。第2警報装置であるディスプレイ42は、表示により警報を発する。
表示による警報と比べて、音による警報は運転者に煩わしさを感じさせ易い。上記構成によれば、物体が減速中である場合(つまり、物体が車両2と衝突する可能性が比較的低い場合)は、音による警報を発しないことにより、運転者が煩わしく感じる警報を軽減することが可能になる。
判定警報部52は、右警報ライン61若しくは左警報ライン62に対する物体の減速度が5m/s2以上となった場合に、警報装置の動作を抑制する。
この構成によれば、物体の微少な減速に基づいて判定警報部52が警報装置の動作を抑制してしまい、運転者に注意を促せなくなる事態を抑制することが可能になる。
第2実施形態は、スピーカ41及びディスプレイ42のうち、スピーカ41の動作を抑制する形態を示している。しかしながら、本発明に係る警報装置の動作の抑制は、この形態に限定されるものではない。例えば、警報装置の動作の抑制は、音の大きさ、音のパターン、表示の色、表示内容等を変化させ、運転者に感じさせる煩わしさを軽減させるものでもよい。また、警報装置は、車両のステアリングホイールや座席を振動させるものであって、当該振動により運転者に対して警報を発するものでもよい。この場合、警報装置の動作の抑制として、振動の大きさ、振動のパターン等を変化させ、運転者に感じさせる煩わしさを軽減させてもよい。
1,10 車両用警報システム(警報システム)
2 車両
41 スピーカ(第1警報装置)
42 ディスプレイ(第2警報装置)
51 物体検出部
52 判定警報部
53 交通信号検出部
61 右警報ライン(警報ライン)
62 左警報ライン(警報ライン)

Claims (7)

  1. 車両用警報システムであって、
    車両の周囲に存在する物体を検出する物体検出部と、
    上記車両から前方に延びる警報ラインを設定し、所定時間以内に上記物体が該警報ラインと交差するか否かを判定するとともに、該所定時間以内に上記物体が上記警報ラインと交差すると判定した場合は警報装置を動作させる判定警報部と、を備え、
    上記判定警報部は、上記警報ラインに対する上記物体の相対速度が減少中である場合は、該相対速度が減少中ではない場合と比べて、上記警報装置の動作を抑制する警報抑制制御を実行することを特徴とする、車両用警報システム。
  2. 上記警報装置は、第1警報装置及び第2警報装置を有し、
    上記判定警報部は、
    上記相対速度が減少中ではない場合は、上記第1警報装置及び上記第2警報装置を動作させ、
    上記相対速度が減少中である場合は、上記警報抑制制御として、上記第1警報装置を動作させることなく上記第2警報装置を動作させる、請求項1に記載の車両用警報システム。
  3. 上記第1警報装置は、音により警報を発し、
    上記第2警報装置は、表示により警報を発する、請求項2に記載の車両用警報システム。
  4. 上記判定警報部は、上記物体が上記警報ラインと交差するまでに要する衝突余裕時間が上記所定時間以下となった場合に、上記所定時間以内に上記物体が上記警報ラインと交差すると判定し、
    上記相対速度が減少中ではない場合は、上記物体が等速度運動をしているとして上記衝突余裕時間を算出し、
    上記相対速度が減少中である場合は、上記警報抑制制御として、上記物体が等加速度運動をしているとして上記衝突余裕時間を算出する、請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用警報システム。
  5. 上記判定警報部は、
    上記相対速度が減少中ではない場合は、上記警報ラインの長さを第1長さに設定し、
    上記相対速度が減少中である場合は、上記警報抑制制御として、上記警報ラインの長さを上記第1長さよりも短い第2長さに設定する、請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用警報システム。
  6. 上記判定警報部は、上記警報ラインに対する上記物体の減速度が所定減速度以上である場合に、上記警報抑制制御を実行する、請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用警報システム。
  7. 上記物体の進行方向に存在する信号機が発している交通信号を検出する交通信号検出部を備え、
    上記判定警報部は、上記信号機が停止信号を発している場合に、上記警報抑制制御を実行する、請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用警報システム。
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