JP2019210686A - Rc部材の補強方法および補強構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】騒音・振動を抑制することのできるRC部材の補強方法および補強構造を提供する。【解決手段】既存のRC部材10を補強する方法であって、RC部材10の表面に既存コンクリートと新設コンクリートのせん断力の伝達のためにコンクリートブロック12を接着して、RC部材10の表面にコンクリートブロック12による突起14を形成するステップと、その後、コンクリートブロック12による突起14を含むRC部材10の表面に鉄筋コンクリート16を増打ちするステップとを備えるようにする。【選択図】図1
Description
本発明は、例えば既存構造物などに備わるRC(鉄筋コンクリート)部材の補強方法および補強構造に関するものである。
従来、既存構造物などに備わるRC(SRC(鉄骨鉄筋コンクリート)を含む)部材のせん断耐力や曲げ耐力を上げる方法として、RCの増打ちを行って部材幅や成を大きくし、配筋を施す方法(例えば、特許文献1を参照)や、鉄板・炭素繊維補強を貼り付ける方法等が知られている。
RC増打ち補強工事では、既存コンクリートと新設コンクリートのせん断力伝達のために、既存コンクリート面の目荒しを行っている。
RC増打ち補強工事において、既存コンクリートと新設コンクリートのせん断力伝達のために、既存コンクリート面の目荒しの代わりに、コンクリートブロック(PC部材)をはりつける工法である。
ところで、RC梁の梁幅を拡大する躯体補強工事では、建物に居住者が居る状態で施工される場合があり、騒音・振動対策を確実にすることが求められることがある。
後施工アンカー筋(連結筋)設置に関しては、低騒音・低振動型のコアドリルを採用すればこの要求は満たされる。しかし、既存コンクリート面の目荒しのためのハツリは電動ハンマー以外の機器がないため、騒音・振動を抑えることは難しい。また、高圧水による水砕りにより目荒しを行うなどの方法も考えられるが、配管や仕上材等がある狭隘な空間では、安全上の問題などから採用は困難である。このため、騒音・振動を抑制することのできるRC部材の補強方法が求められていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、騒音・振動を抑制することのできるRC部材の補強方法および補強構造を提供することを目的とする。
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るRC部材の補強方法は、既存のRC部材を補強する方法であって、既存コンクリートと新設コンクリートのせん断力伝達を行うため、RC部材の表面にコンクリートブロックを接着して、RC部材の表面にコンクリートブロックによる突起を形成するステップと、その後、コンクリートブロックによる突起を含むRC部材の表面に配筋を施した上で鉄筋コンクリートを増打ちするステップとを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る他のRC部材の補強方法は、既存のRC部材を補強する方法であって、既存コンクリートと新設コンクリートのせん断力伝達を行うため、RC部材の表面にコンクリートブロックを接着するとともに、連結筋を挿入配置して、RC部材の表面にコンクリートブロックと連結筋による突起を形成するステップと、その後、コンクリートブロックと連結筋による突起を含むRC部材の表面に配筋を施した上で鉄筋コンクリートを増打ちするステップとを備えることを特徴とする。
また、本発明に係るRC部材の補強構造は、既存のRC部材を補強した構造であって、既存コンクリートと新設コンクリートのせん断力伝達を行うため、RC部材の表面に接着したコンクリートブロックからなる突起と、コンクリートブロックによる突起を埋設してRC部材の表面に増打ちされた鉄筋コンクリートとを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る他のRC部材の補強構造は、既存のRC部材を補強した構造であって、既存コンクリートと新設コンクリートのせん断力伝達を行うため、RC部材の表面に接着したコンクリートブロックと、RC部材の表面に挿入配置された連結筋とからなる突起と、コンクリートブロックと連結筋による突起を埋設してRC部材の表面に増打ちされた鉄筋コンクリートとを備えることを特徴とする。
本発明に係るRC部材の補強方法によれば、既存のRC部材を補強する方法であって、既存コンクリートと新設コンクリートのせん断力伝達を行うため、RC部材の表面にコンクリートブロックを接着して、RC部材の表面にコンクリートブロックによる突起を形成するステップと、その後、コンクリートブロックによる突起を含むRC部材の表面に鉄筋コンクリートを増打ちするステップとを備えるので、補強工事の際に発生する騒音・振動を抑制することができる。また、コンクリートブロックにて既存コンクリートと新設コンクリートのせん断力の伝達ができるため、RC部材のせん断耐力あるいは曲げ耐力、せん断・曲げ耐力を向上することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他のRC部材の補強方法によれば、既存のRC部材を補強する方法であって、既存コンクリートと新設コンクリートのせん断力伝達を行うため、RC部材の表面にコンクリートブロックを接着するとともに、連結筋を挿入配置して、RC部材の表面にコンクリートブロックと連結筋による突起を形成するステップと、その後、コンクリートブロックと連結筋による突起を含むRC部材の表面に鉄筋コンクリートを増打ちするステップとを備えるので、補強工事の際に発生する騒音・振動を抑制することができる。また、コンクリートブロックにて既存コンクリートと新設コンクリートのせん断力の伝達ができるため、RC部材のせん断耐力あるいは曲げ耐力、せん断・曲げ耐力を向上することができるという効果を奏する。
また、本発明に係るRC部材の補強構造によれば、既存のRC部材を補強した構造であって、既存コンクリートと新設コンクリートのせん断力伝達を行うため、RC部材の表面に接着したコンクリートブロックからなる突起と、コンクリートブロックによる突起を埋設してRC部材の表面に増打ちされた鉄筋コンクリートとを備えるので、騒音・振動を抑制して施工することができる。また、コンクリートブロックにて既存コンクリートと新設コンクリートのせん断力の伝達ができるため、RC部材のせん断耐力あるいは曲げ耐力、せん断・曲げ耐力を向上することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他のRC部材の補強構造によれば、既存のRC部材を補強した構造であって、既存コンクリートと新設コンクリートのせん断力伝達を行うため、RC部材の表面に接着したコンクリートブロックと、RC部材の表面に挿入配置された連結筋とからなる突起と、コンクリートブロックと連結筋による突起を埋設してRC部材の表面に増打ちされた鉄筋コンクリートとを備えるので、騒音・振動を抑制して施工することができる。また、コンクリートブロックにて既存コンクリートと新設コンクリートのせん断力の伝達ができるため、RC部材のせん断耐力あるいは曲げ耐力、せん断・曲げ耐力を向上することができるという効果を奏する。
以下に、本発明に係るRC部材の補強方法および補強構造の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1の左側に本発明の実施の形態1を示す。また、図1の右側に奔発明の実施の形態2を示す。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1について説明する。
図1の左側および図2に示すように、本実施の形態1に係るRC部材の補強方法は、既存の梁10(RC部材)を補強する方法である。梁10としては、建物に備わる基礎梁(図3の基礎梁4)を想定している。この方法は、まず、梁10の側面にプレキャストコンクリートブロック12(以下、PCブロックということがある。)を接着剤で接着して、梁10の側面にPCブロック12による突起14を形成しておく。続いて、PCブロック12による突起14を含む梁10の側面に鉄筋コンクリート16(以下、増打ちコンクリートということがある。)を増打ちする。これにより、本実施の形態1のRC部材の補強構造が施工される。
まず、本発明の実施の形態1について説明する。
図1の左側および図2に示すように、本実施の形態1に係るRC部材の補強方法は、既存の梁10(RC部材)を補強する方法である。梁10としては、建物に備わる基礎梁(図3の基礎梁4)を想定している。この方法は、まず、梁10の側面にプレキャストコンクリートブロック12(以下、PCブロックということがある。)を接着剤で接着して、梁10の側面にPCブロック12による突起14を形成しておく。続いて、PCブロック12による突起14を含む梁10の側面に鉄筋コンクリート16(以下、増打ちコンクリートということがある。)を増打ちする。これにより、本実施の形態1のRC部材の補強構造が施工される。
PCブロック12は、図1の側断面視で台形状のブロックである。この台形の高さは外側に行くにしたがって小さくなる形状をしている。PCブロック12は、梁10の側面において上下左右にそれぞれ間隔をあけて複数配置する。図2の例では、PCブロック12を上下方向に間隔をあけて2箇所、左右方向に間隔をあけて複数箇所設けた場合を示しているが、本発明は、このような配置レイアウト、数に限るものではない。
この構造によれば、梁10と鉄筋コンクリート16との間のせん断力はPCブロック12で伝達されるので、梁10のコンクリート表面を目荒しするためのハツリ作業は省略することができる。
なお、図に示すように、後施工アンカー筋18(連結筋)を併用してもよい。この場合、梁10の側面の下部と、増打ちコンクリート16の上端面が接続するRC部材の下面とに後施工アンカー筋18を挿入配置しておき、これらの後施工アンカー筋18を埋設するように増打ちコンクリート16を打設することができる。また、増打ちコンクリート16の表面側に鉄筋20(せん断補強筋)を配筋し、この鉄筋20と後施工アンカー筋18とを溶接継手等で一体化してもよい。さらに、鉄筋20の屈曲部の近傍に鉄筋21を設けてもよい。
本実施の形態によれば、目荒しなどのハツリ作業を要しないため、作業安全性に優れるとともに、補強工事の際に発生する騒音・振動・粉じんを抑制することができる。このため、建物に居住者が居る状態でも居住環境に影響を与えることなく施工することができる。また、増打ちコンクリート16によって既存の梁10の梁幅が拡大するので、梁のせん断耐力を向上することができる。また、目荒しなどのハツリ作業を要せず、現場での工事が簡単であるため、施工の手間が省け、施工日数や養生費用等を減らすことができる。このため、施工コストを低減することができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について説明する。
図1の右側に示すように、本実施の形態2に係るRC部材の補強方法は、上記の実施の形態1において、せん断ダボ鉄筋22を併用したものである。このせん断ダボ鉄筋22は、PCブロック12どうしの間と、上側のPCブロック12と増打ちコンクリート16の上端面が接続するRC部材との間の梁10の側面に挿入配置される。
次に、本発明の実施の形態2について説明する。
図1の右側に示すように、本実施の形態2に係るRC部材の補強方法は、上記の実施の形態1において、せん断ダボ鉄筋22を併用したものである。このせん断ダボ鉄筋22は、PCブロック12どうしの間と、上側のPCブロック12と増打ちコンクリート16の上端面が接続するRC部材との間の梁10の側面に挿入配置される。
本実施の形態によれば、目荒しなどのハツリ作業を要しないため、作業安全性に優れるとともに、補強工事の際に発生する騒音・振動・粉じんを抑制することができる。このため、建物に居住者が居る状態でも居住環境に影響を与えることなく施工することができる。また、増打ちコンクリート16によって既存の梁10の梁幅が拡大するので、梁のせん断耐力を向上することができる。また、目荒しなどのハツリ作業を要せず、現場での工事が簡単であるため、施工の手間が省け、施工日数や養生費用等を減らすことができる。このため、施工コストを低減することができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3について説明する。
図3に示すように、本実施の形態3に係るRC部材の補強方法は、既設の梁下にコンクリートを増打ちすることで梁成を拡大するものである。この補強手順は、まず、既存の梁10の下面にPCブロック12Aを接着剤で接着して、梁10の下面にPCブロック12Aによる突起14Aを形成しておく。次に、梁10の下方に配筋を施した上で増打ちコンクリート16を増打ちする。
次に、本発明の実施の形態3について説明する。
図3に示すように、本実施の形態3に係るRC部材の補強方法は、既設の梁下にコンクリートを増打ちすることで梁成を拡大するものである。この補強手順は、まず、既存の梁10の下面にPCブロック12Aを接着剤で接着して、梁10の下面にPCブロック12Aによる突起14Aを形成しておく。次に、梁10の下方に配筋を施した上で増打ちコンクリート16を増打ちする。
PCブロック12Aは、図3の側断面視で台形状のブロックである。この台形の幅は下側に行くにしたがって小さくなる形状をしている。PCブロック12Aは、梁10の下面の左右に間隔をあけて複数配置する。図の例では、PCブロック12Aを左右2箇所に設けた場合を示しているが、本発明は、このような配置レイアウト、数に限るものではない。
この構造によれば、梁10と鉄筋コンクリート16との間のせん断力はPCブロック12Aで伝達されるので、梁10のコンクリート表面を目荒しするためのハツリ作業は省略することができる。
なお、図に示すように、後施工アンカー筋18(連結筋)を併用してもよい。この場合、梁10の下面の左右に後施工アンカー筋18を挿入配置しておき、これらの後施工アンカー筋18を埋設するように増打ちコンクリート16を打設すればよい。また、増打ちコンクリート16の表面側に鉄筋20(せん断補強筋)を配筋し、この鉄筋20と後施工アンカー筋18とを溶接継手等で一体化してもよい。さらに、鉄筋20の屈曲部および水平部の近傍に鉄筋23を設けてもよい。そして、この鉄筋23を、梁が接合する図示しない柱へのアンカー筋としてもよい。
本実施の形態によれば、目荒しなどのハツリ作業を要しないため、作業安全性に優れるとともに、補強工事の際に発生する騒音・振動・粉じんを抑制することができる。このため、建物に居住者が居る状態でも居住環境に影響を与えることなく施工することができる。また、増打ちコンクリート16によって既存の梁10の成が拡大するので、梁の曲げ耐力を向上することができる。また、目荒しなどのハツリ作業を要せず、現場での工事が簡単であるため、施工の手間が省け、施工日数や養生費用等を減らすことができる。このため、施工コストを低減することができる。
以上説明したように、本発明に係るRC部材の補強方法によれば、既存のRC部材を補強する方法であって、既存コンクリートと新設コンクリートのせん断力伝達を行うため、RC部材の表面にコンクリートブロックを接着して、RC部材の表面にコンクリートブロックによる突起を形成するステップと、その後、コンクリートブロックによる突起を含むRC部材の表面に鉄筋コンクリートを増打ちするステップとを備えるので、補強工事の際に発生する騒音・振動を抑制することができる。また、コンクリートブロックにて既存コンクリートと新設コンクリートのせん断力の伝達ができるため、RC部材のせん断耐力あるいは曲げ耐力、せん断・曲げ耐力を向上することができる。
また、本発明に係る他のRC部材の補強方法によれば、既存のRC部材を補強する方法であって、既存コンクリートと新設コンクリートのせん断力伝達を行うため、RC部材の表面にコンクリートブロックを接着するとともに、連結筋を挿入配置して、RC部材の表面にコンクリートブロックと連結筋による突起を形成するステップと、その後、コンクリートブロックと連結筋による突起を含むRC部材の表面に鉄筋コンクリートを増打ちするステップとを備えるので、補強工事の際に発生する騒音・振動を抑制することができる。また、コンクリートブロックにて既存コンクリートと新設コンクリートのせん断力の伝達ができるため、RC部材のせん断耐力あるいは曲げ耐力、せん断・曲げ耐力を向上することができる。
また、本発明に係るRC部材の補強構造によれば、既存のRC部材を補強した構造であって、既存コンクリートと新設コンクリートのせん断力伝達を行うため、RC部材の表面に接着したコンクリートブロックからなる突起と、コンクリートブロックによる突起を埋設してRC部材の表面に増打ちされた鉄筋コンクリートとを備えるので、騒音・振動を抑制して施工することができる。また、コンクリートブロックにて既存コンクリートと新設コンクリートのせん断力の伝達ができるため、RC部材のせん断耐力あるいは曲げ耐力、せん断・曲げ耐力を向上することができる。
また、本発明に係る他のRC部材の補強構造によれば、既存のRC部材を補強した構造であって、既存コンクリートと新設コンクリートのせん断力伝達を行うため、RC部材の表面に接着したコンクリートブロックと、RC部材の表面に挿入配置された連結筋とからなる突起と、コンクリートブロックと連結筋による突起を埋設してRC部材の表面に増打ちされた鉄筋コンクリートとを備えるので、騒音・振動を抑制して施工することができる。また、コンクリートブロックにて既存コンクリートと新設コンクリートのせん断力の伝達ができるため、RC部材のせん断耐力あるいは曲げ耐力、せん断・曲げ耐力を向上することができる。
以上のように、本発明に係るRC部材の補強方法および補強構造は、既存のRC部材の表面にRCを増打ちして補強する工事に有用であり、特に、補強工事の際に発生する騒音・振動を抑制するのに適している。また、柱や耐震壁等の補強にも本発明の考え方が適用できる。
10 梁(RC部材)
12 PCブロック(コンクリートブロック)
14 突起
16 鉄筋コンクリート
18 アンカー筋(連結筋)
20 鉄筋(せん断補強筋)
21 鉄筋
22 せん断ダボ鉄筋
12 PCブロック(コンクリートブロック)
14 突起
16 鉄筋コンクリート
18 アンカー筋(連結筋)
20 鉄筋(せん断補強筋)
21 鉄筋
22 せん断ダボ鉄筋
Claims (4)
- 既存のRC部材を補強する方法であって、
既存コンクリートと新設コンクリートのせん断力伝達を行うため、RC部材の表面にコンクリートブロックを接着して、RC部材の表面にコンクリートブロックによる突起を形成するステップと、
その後、コンクリートブロックによる突起を含むRC部材の表面に鉄筋コンクリートを増打ちするステップとを備えることを特徴とするRC部材の補強方法。 - 既存のRC部材を補強する方法であって、
既存コンクリートと新設コンクリートのせん断力伝達を行うため、RC部材の表面にコンクリートブロックを接着するとともに、連結筋を挿入配置して、RC部材の表面にコンクリートブロックと連結筋による突起を形成するステップと、
その後、コンクリートブロックと連結筋による突起を含むRC部材の表面に鉄筋コンクリートを増打ちするステップとを備えることを特徴とするRC部材の補強方法。 - 既存のRC部材を補強した構造であって、
既存コンクリートと新設コンクリートのせん断力伝達を行うため、RC部材の表面に接着したコンクリートブロックからなる突起と、コンクリートブロックによる突起を埋設してRC部材の表面に増打ちされた鉄筋コンクリートとを備えることを特徴とするRC部材の補強構造。 - 既存のRC部材を補強した構造であって、
既存コンクリートと新設コンクリートのせん断力伝達を行うため、RC部材の表面に接着したコンクリートブロックと、RC部材の表面に挿入配置された連結筋とからなる突起と、コンクリートブロックと連結筋による突起を埋設してRC部材の表面に増打ちされた鉄筋コンクリートとを備えることを特徴とするRC部材の補強構造。
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---|---|---|---|
JP2018107203A JP2019210686A (ja) | 2018-06-04 | 2018-06-04 | Rc部材の補強方法および補強構造 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113982309A (zh) * | 2021-11-18 | 2022-01-28 | 石家庄铁道大学 | 一种在钢筋混凝土空间节点上加设悬挑结构的构造及施工方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007162237A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-06-28 | Shimizu Corp | 躯体補強構造 |
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2018
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CN113982309A (zh) * | 2021-11-18 | 2022-01-28 | 石家庄铁道大学 | 一种在钢筋混凝土空间节点上加设悬挑结构的构造及施工方法 |
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