JP2019203250A - 作業台 - Google Patents

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Abstract

【課題】長手バー及び短手バーにより天板の上方空間を囲む構成とする場合に、梯子として機能しない主脚側で使用状態と収容状態とに切り替えやすくする。【解決手段】可搬式作業台1は、一対の長辺2a及び一対の短辺2bを有する矩形状の天板2と、一方の短辺2b側に配設された第1の主脚3と、他方の短辺2b側に配設された梯子状の第2の主脚4とを備える。また、可搬式作業台1は、一対の長手バー7及び第1、第2の短手バー8、9により天板2の上方空間を囲む構成となっている。第1の主脚3側では、長手バー7の分割体7aを第1の支柱11に沿うように折り畳み収容することができる。そして、分割体7aを折り畳み収容した状態で、門型に一体化された一対の第1の支柱11及び第1の短手バー8を、天板2の上面に向かって倒すようにして収容することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、作業台に関する。
建築工事現場等での作業には作業台が使用される。作業台の一例として、特許文献1には、一対の梯子状の主脚間に天板を架け渡した作業台であって、天板の4隅に立設される手摺支柱と、この手摺支柱から天板の長手方向にそって対向位置に配設される手摺桟と、長手方向用の手摺桟の上端部に回動自在に軸着される短手方向用手摺桟とを備える可搬式作業台が開示されている。
特開2008−255586号公報 特開2016−223106号公報
特許文献1の可搬式作業台では、一対の梯子状の主脚が、昇降のしやすさを考慮した適宜な角度でハの字状に広がって、すなわち下部に向かうにつれて主脚間が徐々に広くなるようにして天板を支える。
しかしながら、一対の梯子状の主脚がハの字状に広がる構成では、作業台を設置するためのスペースを広くとる必要がある。また、作業台を設置するときに、天板の四辺のうちの主脚が配設される辺を壁に近づけたいという状況もありえるが、一対の梯子状の主脚がハの字状に広がる構成では、主脚が壁にぶつかり、天板と壁との間に広い間隙ができてしまう。
そこで、一対の主脚のうち一方だけを梯子状とし、他方を梯子状としないで昇降禁止にして、一方の主脚が天板を支える角度と比較して、他方の主脚は急峻な角度で天板を支える構成とすることが考えられる。これにより、一対の主脚が同じ角度でハの字状に広がる作業台と比べて、作業台を設置するためのスペースを広くとる必要がない。また、天板の四辺のうちの主脚が配設される辺を壁に近づけたいという状況でも、他方の主脚側の辺を壁に近づければ、天板と壁との間の距離を短くし、天板と壁との間に広い間隙ができないようにすることができる。
ここで、長手バー及び短手バーにより天板の上方空間を囲む構成とする場合に、梯子として機能しない主脚側では、それに適した構成を採用することが求められる。例えば特許文献1にある手摺桟及び短手方向用手摺桟の構成をそのまま適用すると、梯子として機能しない主脚側では使用状態と収容状態とに切り替えにくくなる懸念がある。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、長手バー及び短手バーにより天板の上方空間を囲む構成とする場合に、梯子として機能しない主脚側で使用状態と収容状態とに切り替えやすくすることを目的とする。
本発明の作業台は、一対の長辺及び一対の短辺を有する矩形状の天板と、前記一対の短辺のうちの一方の短辺側に配設された第1の主脚と、前記一対の短辺のうちの他方の短辺側に配設された梯子状の第2の主脚とを備えた作業台であって、前記一対の長辺の上方に配置される一対の長手バーと、前記一方の短辺の上方に配置される第1の短手バーと、前記他方の短辺の上方に配置される第2の短手バーとにより前記天板の上方空間を囲む構成とし、前記一方の短辺の両端付近で立設される一対の第1の支柱を備え、前記一対の第1の支柱と前記第1の短手バーとが門型に一体化されていることを特徴とする。
本発明によれば、長手バー及び短手バーにより天板の上方空間を囲む構成とする場合に、梯子として機能しない主脚側で使用状態と収容状態とに切り替えやすくすることができる。
実施形態に係る可搬式作業台の使用状態を示す正面図である。 実施形態に係る可搬式作業台の使用状態を示す左側面図である。 実施形態に係る可搬式作業台の使用状態を示す右側面図である。 実施形態に係る可搬式作業台の収容状態を示す正面図である。 実施形態に係る可搬式作業台の開脚状態を示す正面図である。 実施形態に係る可搬式作業台の第2の短手バーの構成を示す斜視図である。 実施形態に係る可搬式作業台の第1の支柱の支持構造を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
図1は実施形態に係る可搬式作業台1の使用状態を示す正面図、図2は左側面図、図3は右側面図である。なお、図2、図3では、見易さを考慮して、紙面奥側に見えるべき一部の部材の図示を省略する。また、図4は実施形態に係る可搬式作業台1の収容状態を示す正面図、図5は開脚状態を示す正面図である。本願における上下、左右等方向は、図1に示す正面図を基準にする方向をいうものとする。
可搬式作業台1において、第1の主脚3と第2の主脚4と間に天板2が架け渡される。天板2は、一対の長辺(いわゆる桁側の辺)2a及び一対の短辺(いわゆる妻側の辺)2bを有する矩形状に構成され、一対の短辺2b側に主脚3、4がそれぞれ配設される。
図1、図2に示すように、第1の主脚3は、一対の支脚3aと、その間に架設された上下2本の補強部材3bとを備える。一対の支脚3aの上部が天板2に回動自在に取り付けられ、第1の主脚3は天板2の下面に向かって折り畳み収容可能になっている(図4を参照)。天板2の下面と第1の主脚3との間には屈曲可能なステイ5が介装される。なお、一対の支脚3aの下部は伸縮可能になっている。このようにした第1の主脚3は、天板2を支えるが、梯子として機能せず、第1の主脚3側からの作業者の昇降は禁止されている。
図1、図3に示すように、第2の主脚4は、一対の支脚4aと、その間に架設された複数本の踏み桟4bとを備え、梯子状に構成される。一対の支脚4aの上部が天板2に回動自在に取り付けられ、第2の主脚4は天板2の下面に向かって折り畳み収容可能になっている(図4を参照)。天板2の下面と第2の主脚4との間には屈曲可能なステイ6が介装される。なお、一対の支脚4aの下部は伸縮可能になっている。このようにした第2の主脚4は、天板2を支えるとともに、梯子として機能し、作業者が天板2に昇降するのに使用される。
第2の主脚4は、下部に向かうにつれて天板2側から離れるように配置され、昇降のしやすさを考慮した適宜な角度で天板2を支える。一方、第1の主脚3は、第2の主脚4が天板2を支える角度と比較して、急峻な角度(垂直に近い角度)で天板2を支える。
以上のようにした天板2及び第1、2の主脚3、4は、例えばアルミニウム合金製とされ、必要な強度を確保しつつ軽量化が図られている。
次に、一対の長手バー7及び第1、第2の短手バー8、9により天板2の上方空間を囲む構成を説明する。
第1の主脚3側において、天板2の両長辺2aの側面に支持金具10が設けられ、支持金具10により第1の支柱11が回動可能に支持される(図1中の矢印R1を参照)。これにより、短辺2bの両端付近で一対の第1の支柱11が立設されることになる。第1の支柱11は、天板2に対して立たせる使用状態と、寝かせる収容状態とに可動である。
第1の支柱11は、例えば横断面が略矩形状のアルミニウム合金製の管体により構成される。本実施形態では、第1の支柱11は、下部(根元付近)で屈曲する形状を有する。より詳細には、第1の支柱11は、長尺の柱部材11aと、支持金具10で支持される短尺の基端部材11cと、これら平行な柱部材11a及び基端部材11cに対して斜めに延伸して両者を連結する連結部材11bとにより構成される。図4に示すように、第1の支柱11を天板2に対して寝かせる収容状態で、基端部材11cは長辺2aに隣り合うように位置する。そして、柱部材11aは基端部材11cよりも上方に位置し、正面視において天板2の上面と同程度の高さに位置するようになっている。
一対の第1の支柱11の上端間には、第1の短手バー8が架設される。第1の短手バー8は、例えばアルミニウム合金やステンレス鋼等の丸パイプにより構成される。第1の主脚3側では作業者の昇降が禁止されているので、第1の短手バー8を開閉させる必要はなく、第1の短手バー8は第1の支柱11の上端に支持部材12を介して固定される。すなわち、一対の第1の支柱11と第1の短手バー8とは門型に一体化されている。
ここで、各長手バー7は、その長手方向の所定の位置で分割された一組の分割体7a、7bにより構成される。分割体7a、7bは、連結構造を介して連結したり、その連結を解除したりすることができる。本実施形態において、分割体7a、7bは、横断面が略矩形状の樹脂製の管体により構成され、スライダ13をスライドさせることにより、分割体7aの内側から係合部材14を出入させて、分割体7bに挿入、引抜する連結構造となっている。長手バー7は、視認しやすいように例えば黄色やオレンジ色に着色されている。
長手バー7を構成する分割体7aは、第1の支柱11の上端に連結金具15を介して回動可能に支持され(図1中の矢印R2を参照)、図4、図5に示すように、第1の支柱11に沿うように折り畳み収容可能となっている。なお、分割体7a及び第1の支柱11において収容状態で相互に向き合う面に例えば対となる面ファスナを設けておき、収容状態を維持できるようにしておくのが好ましい。
以上のように、第1の主脚3側では、分割体7aを第1の支柱11に沿うように折り畳み収容することができる。そして、分割体7aを折り畳み収容した状態で、門型に一体化された一対の第1の支柱11及び第1の短手バー8を、天板2の上面に向かって倒すようにして収容することができる。このとき、図4、図5に示すように、第1の短手バー8はちょうど天板2の上面に載るかたちになる。
一方、第2の主脚4側において、両支脚4aの上部に支持金具16が設けられ、支持金具16により第2の支柱17が回動可能に支持される(図1中の矢印R3を参照)。これにより、短辺2bの両端付近で一対の第2の支柱17が立設されることになる。第2の支柱17は、天板2に対して立たせた使用状態と、第2の主脚4に沿うようにした収容状態とに可動である。
第2の支柱17は、例えば横断面が略矩形状のアルミニウム合金製の管体により構成される。本実施形態では、第2の支柱17は、第1の支柱11のように下部で屈曲するのではなく、略まっすぐ延伸する形状を有する。
第2の主脚4側では作業者が天板2に昇降するので、第2の支柱17間を作業者が通れるように、第2の短手バー9を開閉させる必要がある。本実施形態における第2の短手バー9の構成は後述するが、第2の短手バー9は第2の支柱17間或いは長手バー7(分割体7b)間に開閉可能に架設されるものであれば、その構成は限定されるものではない。
長手バー7を構成する分割体7bは、第2の支柱17の上端に連結金具18を介して回動可能に支持され(図1中の矢印R4を参照)、図4、図5に示すように、第2の支柱17に沿うように折り畳み収容可能となっている。なお、分割体7b及び第2の支柱17において収容状態で相互に向き合う面に例えば対となる面ファスナを設けておき、収容状態を維持できるようにしておくのが好ましい。
第2の短手バー9の構成の一例として、本出願人が特許文献2で提案している構成を採用することができる。
図6に示すように、分割体7b間に、第2の短手バー9が開閉可能に架設される。第2の短手バー9は、例えばアルミニウム合金やステンレス鋼等の金属棒により構成される。
両側の分割体7bのうち一方(図6の例では左側の分割体7b)において、使用状態(水平にして分割体7aに連結する状態)にしたときに上面となる面7cに、支柱17に近い位置で、第2の短手バー9の基端部9aが回動可能に支持される。
このように一方の分割体7bの面7cで、第2の短手バー9の基端部9aが回動可能に支持される(図6中の矢印Rを参照)。これにより、第2の短手バー9は、一方の分割体7bに沿うように収容可能である。また、第2の短手バー9を、対向位置の他方の分割体7bに向けて回動させて架け渡すことができる。第2の短手バー9の先端部9bを他方の分割体7bに係止させる構成とすることにより、第2の短手バー9を架け渡した閉状態を維持することができる。
なお、特許文献2では、両側の分割体7bが使用状態にあるときだけでなく、その両方又は一部が収容状態(第2の支柱17に沿うように折り畳み収容した状態)にあるときでも、第2の短手バー9を、対向位置の他方の分割体7bに向けて回動させて係止させることができるが、ここではその詳細な説明は省略する。
次に、図7を参照して、第1の支柱11の支持構造を説明する。上述したように、第1の支柱11は、支持金具10により回動可能に支持される。
支持金具10は、相互に対向する一対の支持面10aで第1の支柱11の下部を挟み込むようにし、支持面10a間に架設された軸19により第1の支柱11が回動可能に軸支される。
ここで、第1の支柱11の基端部には、その延伸方向に延びる長孔20が形成されており、軸19が長孔20を挿通する。これにより、第1の支柱11は、長孔20の範囲で、軸19に対して自身の延伸方向に移動可能である。
また、支持金具10の支持面10aは円弧状のガイド辺10bを有し、切り欠き21、22が形成される。また、第1の支柱11の支持面10a側の面であって長孔20よりも上方にピン23が突設され、切り欠き21、22に係止可能である。ピン23は、第1の支柱11の支持面10a側の両側面を貫通するように配設される。切り欠き21は、第1の支柱11を天板に対して立たせる使用状態に対応し、切り欠き22は、第1の支柱11を天板に対して寝かせる収容状態に対応する。
第1の支柱11の内部において、軸19とピン23との間にコイルばね24が張設される。図7に示すように、支柱11を立たせる使用状態では、コイルばね24の張力により、ピン23が切り欠き21に係止し、かつ、長孔20の上端が軸19に当接する状態となる。この状態から第1の支柱11を引き上げると、第1の支柱11が長孔20を介してコイルばね24の張力に抗して上方に移動し、ピン23が切り欠き21から外れる。そして、第1の支柱11を、天板2の上面に向かって倒すように動かすと、切り欠き21から外れたピン23がガイド辺10bに沿って移動し、図7に仮想線で示すように、ピン23が切り欠き22に係止して、門型に一体化された一対の第1の支柱11及び第1の短手バー8を収容状態にすることができる。
なお、第1の支柱11を立たせる使用状態では、第1の支柱11をしっかりと保持し、例えば天板2に立つ作業者がバー7、8や第1の支柱11に触れたときにもピン23が切り欠き21から容易に外れないようにするのが好ましい。一方で、収容状態から使用状態に変えるときには、軽い力で第1の支柱11を立ち上げるように動かせられるようにするのが好ましい。そこで、切り欠き21を比較的深い形状にする一方で、切り欠き22を比較的浅く、ガイド辺10bに滑らかに繋がる形状にする。
以上のようにした可搬式作業台1では、図4に示すように、収容状態において、第1、2の主脚3、4が天板2の下面側に折り畳み収容される。
また、収容状態において、第1の主脚3側で、分割体7aは、第1の支柱11に沿うようにして折り畳み収容される。その状態で、門型に一体化された一対の第1の支柱11及び第1の短手バー8は、第1の短手バー8が天板2の上面に載るかたちで収容される。
また、収容状態において、第2の主脚4側で、第2の短手バー9は、分割体7bに沿うようにして収容される。また、分割体7bは、第2の支柱12に沿うようにして折り畳み収容される。その状態で、第2の支柱17は第2の主脚4に沿うようにして収容される。
図4に示す収容状態から使用状態にするときは、図5に示すように、第1、2の主脚3、4を回動させて開脚し、ステイ5、6で主脚3、4の開脚状態を維持するようにする。
そして、作業者は、梯子状の第2の主脚4を昇るときに、第2の支柱17を立たせるように動かし、第2の支柱17を天板2に対して立たせる。これにより、第2の支柱17を手掛かり棒として利用して、天板2に乗ることができる。
また、天板2に乗った作業者は、天板2の上面に載る第1の短手バー8をつかんで、門型に一体化された一対の第1の支柱11及び第1の短手バー8を立ち上げる。第1の短手バー8は丸パイプであるので、天板2の上面に載るかたちでもつかみやすい。門型に一体化された一対の支柱11及び第1の短手バー8を立ち上げると、図7に示すように、ピン23が切り欠き22から外れてガイド辺10bに沿って移動し、ピン23が切り欠き21に係止して、第1の支柱11を立たせた使用状態にすることができる。
その後、作業者は、両側で長手バー7の分割体7a、7bを連結し、第2の短手バー9を架け渡すことにより、使用状態にすることができる。
このようにした使用状態では、一対の長辺2aの上方に一対の長手バー7が配置され、短辺2bの上方に第1、2の短手バー8、9が配置されて、天板2の上方空間を囲む状態になる。これにより、天板2に立って作業する作業者は、上半身がいずれかのバー7、8、9に近づいたときには、足元を確認するまでもなく、天板2の周縁部に近い位置に立っていることを感知することができる。
なお、天板2に乗った作業者が門型に一体化された一対の第1の支柱11及び第1の短手バー8を立ち上げると説明したが、この作業は第1の支柱11に手が届く範囲で行えばよい。例えば図5に示すように、第1、2の主脚3、4の開脚状態でも、地上から第1の支柱11に手が届くので、地上にいる作業者が、門型に一体化された一対の第1の支柱11及び第1の短手バー8を立ち上げるように動かすことができる。このように門型に一体化された一対の第1の支柱11及び第1の短手バー8を立ち上げた後、梯子状の第2の主脚4を昇って天板2に乗るようにしてもよい。
以上述べた可搬式作業台1では、第2の主脚4が天板2を支える角度と比較して、第1の主脚3は急峻な角度で天板2を支える。これにより、一対の主脚が同じ角度でハの字状に広がる作業台と比べて、作業台を設置するためのスペースを広くとる必要がない。また、天板2の短辺2bを壁に近づけたいという状況でも、第1の主脚3側の短辺2bを壁に近づければ、天板2と壁との間の距離を短くし、天板2と壁との間に広い間隙ができないようにすることができる。このように設置しやすい作業台を提供することができる。
また、一対の長手バー7及び第1、2の短手バー8、9により天板2の上方空間を囲む構成において、梯子として機能しない第1の主脚3側と、梯子として機能する第2の主脚4側とで、それぞれに適した構成を採用することができる。
具体的には、第1の主脚3側では作業者の昇降が禁止されており、第1の短手バー8を開閉させる必要がないことに鑑みて、一対の第1の支柱11と第1の短手バー8とを門型に一体化している。これにより、手数をかけずに簡単に使用状態にしたり、収容状態にしたりすることができる。また、門型に一体化された一対の第1の支柱11及び第1の短手バー8を、天板2の上面に向かって倒すようにして収容する構成とすることにより、天板2上や地上から立ち上げやすくなっている。
一方、第2の主脚4側では作業者が天板2に昇降することに鑑みて、第2の支柱17は、天板2から離れる方向に倒れるようにして、第2の主脚4に沿うように収容可能としている。これにより、作業者は、梯子状の第2の主脚4を昇るときに、第2の支柱17を立たせるように動かし、第2の支柱17を手掛かり棒として利用することができる。
以上、本発明を実施形態と共に説明したが、実施形態は本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
上述した実施形態で述べた各部の形状や構造は一例に過ぎず、これに限定されるものではない。上述した実施形態では、第1の支柱11や第2の支柱17で一対の長手バー7を直接的に支承する形態としたが、これに限るものではない。例えば長手バー7の分割体7a及び第1の短手バー8を、下方に開口する一対の鞘管を持つようにユニット化して、これら一対の鞘管を一対の第1の支柱11に被せて装着する構成としてもよい。同様に長手バー7の分割体7b及び第2の短手バー9を、下方に開口する一対の鞘管を持つようにユニット化して、これら一対の鞘管を一対の第2の支柱17に被せて装着するような構成としてもよい。
1:可搬式作業台、2:天板、2a:長辺、2b:短辺、3:第1の主脚、4:第2の主脚、7:長手バー、7a、7b:分割体、8:第1の短手バー、9:第2の短手バー、10、16:支持金具、11:第1の支柱、17:第2の支柱

Claims (6)

  1. 一対の長辺及び一対の短辺を有する矩形状の天板と、
    前記一対の短辺のうちの一方の短辺側に配設された第1の主脚と、
    前記一対の短辺のうちの他方の短辺側に配設された梯子状の第2の主脚とを備えた作業台であって、
    前記一対の長辺の上方に配置される一対の長手バーと、前記一方の短辺の上方に配置される第1の短手バーと、前記他方の短辺の上方に配置される第2の短手バーとにより前記天板の上方空間を囲む構成とし、
    前記一方の短辺の両端付近で立設される一対の第1の支柱を備え、
    前記一対の第1の支柱と前記第1の短手バーとが門型に一体化されていることを特徴とする作業台。
  2. 前記第1の支柱は回動可能に支持され、
    前記門型に一体化された前記一対の第1の支柱及び前記第1の短手バーは、前記天板の上面に向かって倒れるようにして収容可能であることを特徴とする請求項1に記載の作業台。
  3. 前記各長手バーは、その長手方向の所定の位置で分割された一組の分割体により構成され、
    前記一組の分割体のうちの前記第1の支柱側の分割体は、前記第1の支柱に回動可能に支持され、前記第1の支柱に沿うように収容可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の作業台。
  4. 前記他方の短辺の両端付近で立設される一対の第2の支柱を備え、
    前記一組の分割体のうちの前記第2の支柱側の分割体は、前記第2の支柱に回動可能に支持され、前記第2の支柱に沿うように収容可能であることを特徴とする請求項3に記載の作業台。
  5. 前記第2の短手バーは、前記第2の支柱間或いは前記長手バー間に開閉可能に架設されることを特徴とする請求項4に記載の作業台。
  6. 前記第2の支柱は回動可能に支持され、前記天板から離れる方向に倒れるようにして、前記第2の主脚に沿うように収容可能であることを特徴とする請求項4又は5に記載の作業台。
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