JP6947439B2 - 脚立式作業台 - Google Patents
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Description
図1は実施形態に係る脚立式作業台1を示す正面図、図2は右側面図、図3は背面図で
ある。本願において前後の方向は、天板20に立つ作業者が作業時に主に向く方向を前とし、必要に応じて脚立式作業台1の前側をFr、後側をRrで示す。
脚立式作業台1は、一対の主脚10a、10bと、天板20と、天板20の上方の作業空間Sを包囲する枠部材としての第1の枠部材30及び第2の枠部材40とを備える。
本実施形態では、一対の主脚は、長尺な第1の主脚10aと、短尺な第2の主脚10bとからなる。第1の主脚10a及び第2の主脚10bは、それぞれ例えばアルミニウム合金製であって、左右一対の支柱12の間に踏桟13を適宜間隔で取り付けることで梯子状に形成される。図1、図3に示すように、第1の主脚10a及び第2の主脚10bにおいて、左右一対の支柱12は、下部では下方に向かって拡幅するように延びるが、上部では上下方向にまっすぐに延びる形状となっている。
第1の主脚10a及び第2の主脚10bは、第1の主脚10aの上端よりも下側と第2の主脚10bの上端とが回動部11を介して回転自在に軸着される。したがって、第1の主脚10aは回動部11よりも上方に延出する。脚立式作業台1を使用しないときには、回動部11を中心に第1の主脚10a及び第2の主脚10bが平行になるように折り畳まれる(図4を参照)。
天板20の下側には、ステイ21が配置される。ステイ21は、一端が天板20の下側で回動自在に軸着され、他端が第2の主脚10bに取り付けられた踏桟13に回動自在に軸着されている。したがって、ステイ21は、一対の主脚10a、10bを回動部11を介して回動したときに、天板20の回動を規制する機能を有する。脚立式作業台1を使用しないときには、第1の主脚10a及び第2の主脚10bが折り畳まれる動きに連動して、ステイ21の一端と天板20との間、及びステイ21の他端と踏桟13との間が回動し、天板20が第1の主脚10aと略平行になるように折り畳まれる(図4を参照)。
第1の枠部材30は、開放部側の端部がそれぞれ第1の主脚10aの支柱12の上端部にブラケット31を介して取り付けられ、先端30aが前方を向くように、天板20に対して平行或いはやや上向きに配置される。なお、第1の枠部材30は、天板20に対して寝かせるように配置されればよく、天板20に対してやや下向きに配置されてもよい。ここで、天板20に対して寝かせるように配置するとは、側面視において、第1の枠部材3
0が水平面に対して±45°未満の角度にあることを意味する。
第1の枠部材30は、幅(両端部間の距離)が第1の主脚10aの支柱12間の距離と略同一であり(図1及び図3を参照)、また、先端30aが天板20の先端20bのちょうど上方、或いは天板20の先端20bよりもやや内側の上方に位置するように設定される。
ブラケット31は、図1〜図3に示すように第1の枠部材30の先端30aを前方に向かせた状態(以下、使用状態という)と、図4に示すように第1の主脚10aと略平行になるように収容した状態(以下、収容状態という)とで選択的に保持することができる。
このようにした第1の枠部材30は、天板20の上方であって、更に回動部11よりも上方に配置される。具体的に、第1の枠部材30の先端30aは、天板20に立つ作業者の膝上から腰ぐらいまでの高さ、例えば天板20から550mm以上900mm以下の高さH1に位置する(図1を参照)。
第2の枠部材40は、開放部側の端部がそれぞれ第1の主脚10aの支柱12の上端部にブラケット41を介して取り付けられ、先端40aが後方を向くように、第1の枠部材30よりも立たせるように配置される。
第2の枠部材40は、幅(両端部間の距離)が第1の主脚10aの支柱12間の距離と略同一であり(図1及び図3を参照)、また、先端40aが天板20の基端20aのちょうど上方、或いは天板20の基端20aよりもやや内側の上方に位置するように設定される。
ブラケット41は、図1〜図3に示すように第2の枠部材40の先端40aを後方に向かせた状態(以下、使用状態という)と、図4に示すように第1の主脚10aと略平行になるように収容した状態(以下、収容状態という)とで選択的に保持することができる。
このようにした第2の枠部材40は、天板20の上方であって、更に回動部11よりも上方に配置される。そして、第1の枠部材30は、第2の主脚10b側で高さH1で作業空間Sを包囲するのに対して、第2の枠部材40は、第1の主脚10a側で高さH1よりも高い位置(高さH2)で作業空間Sを包囲する。具体的に、第2の枠部材40の先端40aは、天板20に立つ作業者の背中の高さ(腰上から首下ぐらいまでの高さ)、例えば天板20から1000mm以上1500mm以下の高さH2に位置する(図1を参照)。
を説明する。
第2の枠部材40の開放部側の端部の側面に穴42が形成されており、その穴42にブラケット41に設けた軸43を挿入して軸支する。穴42は、後述するように、係止突起44と切欠45との係止を解除できる程度の遊びを持たせるために長穴となっている。
また、第2の枠部材40には左右側面に貫通するように棒部材が設けられており、この棒部材が係止突起44として利用される。また、ブラケット41の上縁46の2箇所には、係止突起44が係止する切欠45が形成されている。切欠45が形成される2箇所は、第2の枠部材40を使用状態で保持する位置と、収容状態で保持する位置となる。
さらに、第2の枠部材40の内側には、第2の枠部材40を付勢するコイルスプリング47が設けられている。コイルスプリング47は、係止突起44となる棒部材と軸43との間に配設され、係止突起44がブラケット41の上縁46に当接する方向に付勢力を与える。
この場合に、使用状態で保持する切欠45による係止の度合いと、収容状態で保持する切欠45による係止の度合いとを異ならせるようにしてもよい。例えば使用状態では、作業者の体が触れることもありえるため、第2の枠部材40をしっかりと保持しておくのが好ましい。したがって、使用状態で保持する切欠45は深くしておき、例えば円棒状の係止突起44の半分以上が切欠45内に位置して係止するようにしておく。一方、収容状態では、第2の枠部材40を軽い力で使用状態に切り替えられるようにするのが好ましい。したがって、収容状態で保持する切欠45は浅めにしておき、例えば円棒状の係止突起44の半分程度が切欠45内に位置して係止するようにしておく。
次に、作業者は第1の主脚10a側から踏桟13を利用して天板20に昇るが、天板20上に昇る前段階の踏桟13上に立った状態で、収容状態にある第1の枠部材30を前方に回動させて、使用状態にする。
また、作業者は天板20に昇る前段階の踏桟13上に立った状態で、収容状態にある第2の枠部材40を後方に回動させて、使用状態にする。
その後、作業者は天板20上に昇る。このとき、作業者は第2の枠部材40の内側をくぐる必要があるが、第2の枠部材40の先端40aは天板20から1000mm以上1500mm以下程度離れた上方に位置するので、ほとんどしゃがむ必要はなく、スムーズに天板20上に昇ることができる。
との間に体を入れるようにする。そして、天板20に立った作業者が背中で第2の枠部材40の先端40aを押すことにより、収容状態にある第2の枠部材40を後方に回動させて、使用状態にすることができる。
しかも、第2の枠部材40の先端40aは、天板20に立つ作業者の後方(背面側)に位置し、作業者の背中の高さに配置される。作業者は腰にツールバッグ(腰袋)をぶら下げていることが多いが、ツールバッグが第2の枠部材40に干渉するのを避けることができる。
また、第2の枠部材40の先端40aは、作業者の昇降側に位置し、天板20から1000mm以上1500mm以下程度離れた上方に位置するので、天板20への昇降を妨げることもない。
例えば第2の枠部材40はアルミニウム合金製のパイプ材である例を説明したが、第1の枠部材30及び第2の枠部材40の材質や構造等は限定されるものではない。
Claims (3)
- 下側に向かって外側に傾斜する一対の主脚と、
前記一対の主脚間に架設される天板と、
前記天板の上方の作業空間を包囲する枠とを備え、
前記枠の一部が略コ字状の枠部材により構成され、前記枠部材の開放部側の両端部が、前記一対の主脚のうちの昇降に利用される主脚で支持され、
前記枠部材の略コ字状の底部である先端が、前記昇降に利用される主脚側に向くように位置して前記天板に立つ作業者の後方に位置し、かつ、前記天板から1000mm以上1500mm以下の高さに位置し、
前記枠部材は、前記昇降に利用される主脚に対して、90度を超える角度をなして立ち上がるように配置されることを特徴とする脚立式作業台。 - 前記一対の主脚は、前記昇降に利用される主脚である長尺な第1の主脚と、短尺な第2の主脚とからなり、前記第1の主脚の上端よりも下方で前記第2の主脚の上端が回動自在に軸着されることを特徴とする請求項1に記載の脚立式作業台。
- 前記枠の一部が略コ字状の他の枠部材により構成され、前記他の枠部材の開放部側の両端部が、前記一対の主脚のうちのいずれか一方で支持され、前記他の枠部材の略コ字状の底部である先端が、前記天板に立つ作業者の前方に位置し、前記枠部材の前記先端の高さよりも低い位置に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の脚立式作業台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020002258A JP6947439B2 (ja) | 2015-07-31 | 2020-01-09 | 脚立式作業台 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015152399A JP6645766B2 (ja) | 2015-07-31 | 2015-07-31 | 脚立式作業台 |
JP2020002258A JP6947439B2 (ja) | 2015-07-31 | 2020-01-09 | 脚立式作業台 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015152399A Division JP6645766B2 (ja) | 2015-07-31 | 2015-07-31 | 脚立式作業台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020056308A JP2020056308A (ja) | 2020-04-09 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020002258A Active JP6947439B2 (ja) | 2015-07-31 | 2020-01-09 | 脚立式作業台 |
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- 2020-01-09 JP JP2020002258A patent/JP6947439B2/ja active Active
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