JP2006077462A - 梯子構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 低い部分と高い部分との間を昇降する際、安定性が良好で事故の発生する可能性が低い梯子構造を提供すること。
【解決手段】 梯子と、梯子上部固定用架台とからなり、梯子の両脚には固定用連結ピンを挿入する孔が設けられており、上記架台はベース部材とその両端部に立設されかつ連結ピンを挿入する孔が設けられた支柱とからなり、上記梯子の両脚の孔と上記支柱の孔に連結ピンを挿入して、梯子を安定させるようにしたことを特徴とする梯子構造。
【選択図】 図1
【解決手段】 梯子と、梯子上部固定用架台とからなり、梯子の両脚には固定用連結ピンを挿入する孔が設けられており、上記架台はベース部材とその両端部に立設されかつ連結ピンを挿入する孔が設けられた支柱とからなり、上記梯子の両脚の孔と上記支柱の孔に連結ピンを挿入して、梯子を安定させるようにしたことを特徴とする梯子構造。
【選択図】 図1
Description
本発明は、梯子構造に関し、さらに詳しくは各種工事現場などにおいて縦穴などの如く、低い個所と高い個所との間を昇降する際、安全に昇降可能でかつ組み立て、解体および持ち運びが容易である梯子構造および梯子上部固定用架台に関する。
従来、各種工事現場などにおいては縦穴、溝、高低差の大きい個所の昇降には、通常の梯子が使用されている。例えば、地下貯槽などを形成する際には図4に示すように、底部41から高部42の開口部の端部に梯子43をかけて作業者が昇降しているが、底部41が柔らかい土であったり、滑り易い面であったり、開口部の端部がコンクリートなどである場合、さらには梯子の角度が大である場合などにおいて、梯子の安定性が低く事故が発生する畏れがある。
本発明の目的は、上記の如き低い部分と高い部分との間を昇降する際、安定性が良好で事故の発生する可能性が低い梯子構造を提供することである。
上記目的は以下の本発明によって達成される。すなわち、本発明は、梯子と、梯子上部固定用架台とからなり、梯子の両脚には固定用連結ピンを挿入する孔が設けられており、上記架台はベース部材とその両端部に立設されかつ連結ピンを挿入する孔が設けられた支柱とからなり、上記梯子の両脚の孔と上記支柱の孔に連結ピンを挿入して、梯子を安定させるようにしたことを特徴とする梯子構造を提供する。
また、本発明は、ベース部材と、その両端部に立設されかつ連結ピンを挿入する孔が設けられた支柱とからなることを特徴とする梯子上部固定用架台を提供する。
本発明によれば、梯子の上部を架台に固定することにより、梯子を安定させ、昇降時の作業者の事故を防ぐことができる。
次に好ましい実施の形態を示す図面を参照して本発明をさらに詳しく説明する。図4は従来の梯子43を低い個所41から高い個所42にかけた状態を示している。図示の場合には、梯子43は底部41の地面に脚部の下端が接地しており、梯子43の上部は高部42の端部に接触して、2点で支持されている。このような状態で底部41の地面および高部42の端部の表面が滑り易かったり、軟弱である場合に、作業者などの荷重がかかった場合、梯子が不安定である。不安定である状態で作業者が昇降することは危険であり、梯子の下部または上部において他の作業者が梯子を保持したり、地面にパイプなどを打ち込み、アンカーとして梯子と緊結するなどして危険を防止している。
本発明は、このような梯子の不安定性を解消するものである。図3に示すように、本発明では、梯子33の上部を簡便な架台34で固定する。このように固定することにより、梯子33はその下端31、高部32との接点および架台34の3点で保持されており、底部表面31および高部端部32が滑り易かったり、軟弱であっても梯子33は安定に保持され、作業者が安心して昇降することができる。
図1および図2は、本発明における架台と梯子との関係を説明する図である。図1の符号1,1’は梯子の両脚の上方を示し、符号2は両脚間に掛け渡されたステップを示す。符号3,3’(3’は図面上表わされていない)は、両脚1,1’に設けられた孔を示している。該連結孔3,3’は梯子の最上のステップの位置に設けることは必須ではなく、上方から2ステップ以下のステップの位置にも設けていてもよい。このようにすれば、底部と高部との種々の高低差に対応可能である。これらの孔3,3’は両脚1,1’の間にパイプを固定してステップ2を構成している従来公知の梯子であれば、該パイプの両端が孔3,3’となるので特別に設ける必要はない。従って本発明では、パイプをステップに使用している従来公知のアルミニウム製の梯子を利用するのが好ましいが、ステップが中空になっており、その両端に開口部3,3’が設けられていれば、梯子自体は鉄製でも木製でもよい。
上記梯子の上方を固定する架台は、ベース部材4とその両端部に立設されかつ連結ピン5を挿入する孔6,6’が設けられた支柱7,7’とからなっている。孔6,6’は、両脚1,1’の孔3,3’と同様な径で同じ位置関係にある。ベース部材4と支柱7,7’とは、両者がともに金属製である場合には溶接などの方法で固定されており、ベース部材4は地面8に置かれており、該架台は持ち運び可能である。なお、ベース部材4および支柱7,7’は、鉄やアルミニウムなどの金属製でもよいし、木製でもよい。
図2は、連結ピン5により梯子と架台とを連結した状態を示している。すなわち、高部8の端部の表面に架台を置き、架台の左右の支柱7,7’間に梯子の両脚1,1’を位置させ、支柱に設けられた連結孔6,6’と梯子の両脚1,1’に設けられた連結孔3,3’(パイプステップの両端の孔)とを位置合わせして、連結孔6,6’と連結孔3,3’中に連結ピン5を挿通させ、必要に応じて連結ピン5の一方の端部をナット9(図1参照)で固定し、梯子の上部と架台とが連結される。このように梯子と架台を連結させることによって梯子は安定し、作業者が該梯子を昇降しても落下する危険はない。
また、梯子を他の場所で使用する場合には、連結ピンを抜き、梯子と架台とを解体して移動させ、別の場所で組み立てて使用してもよいし、梯子と架台とを連結状態のまま移動させて他の場所で使用することも可能である。
以上の如き本発明によれば、作業者は安心して梯子上を昇降できる。
1,1’:梯子の両脚
2:ステップ
3,3’:孔
4:ベース部材
5:連結ピン
6,6’:孔
7,7’:支柱
8:地面
9;ナット
2:ステップ
3,3’:孔
4:ベース部材
5:連結ピン
6,6’:孔
7,7’:支柱
8:地面
9;ナット
Claims (2)
- 梯子と、梯子上部固定用架台とからなり、梯子の両脚には固定用連結ピンを挿入する孔が設けられており、上記架台はベース部材とその両端部に立設されかつ連結ピンを挿入する孔が設けられた支柱とからなり、上記梯子の両脚の孔と上記支柱の孔に連結ピンを挿入して、梯子を安定させるようにしたことを特徴とする梯子構造。
- ベース部材と、その両端部に立設されかつ連結ピンを挿入する孔が設けられた支柱とからなることを特徴とする梯子上部固定用架台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004262621A JP2006077462A (ja) | 2004-09-09 | 2004-09-09 | 梯子構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004262621A JP2006077462A (ja) | 2004-09-09 | 2004-09-09 | 梯子構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006077462A true JP2006077462A (ja) | 2006-03-23 |
Family
ID=36157138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004262621A Withdrawn JP2006077462A (ja) | 2004-09-09 | 2004-09-09 | 梯子構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006077462A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008201495A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-09-04 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータのピット内点検用梯子装置 |
KR100984871B1 (ko) | 2010-04-29 | 2010-10-04 | 주식회사 헤럴드 | 공동구 환기구의 접이식 안전 사다리 |
KR101555508B1 (ko) | 2013-12-26 | 2015-09-24 | 주식회사 헨티 | 차량 루프텐트 착탈형 사다리 |
US10815729B2 (en) | 2018-01-04 | 2020-10-27 | thyssenkrupp Elevator Innovation & Operations GmbH | Ladder landing support apparatus |
FR3096070A1 (fr) * | 2019-05-16 | 2020-11-20 | Cegelec Loire Océan | Dispositif d’accès amovible destiné à être utilisé pour accéder à un trou d’homme |
-
2004
- 2004-09-09 JP JP2004262621A patent/JP2006077462A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
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KR100984871B1 (ko) | 2010-04-29 | 2010-10-04 | 주식회사 헤럴드 | 공동구 환기구의 접이식 안전 사다리 |
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