JP2587379B2 - 仮設支柱 - Google Patents
仮設支柱Info
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- JP2587379B2 JP2587379B2 JP4037294A JP4037294A JP2587379B2 JP 2587379 B2 JP2587379 B2 JP 2587379B2 JP 4037294 A JP4037294 A JP 4037294A JP 4037294 A JP4037294 A JP 4037294A JP 2587379 B2 JP2587379 B2 JP 2587379B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は仮設支柱に関するもので
あり、更に詳しくは、建築工事、建物の塗装工事、建物
の修理工事等の際に建物に近接した状態で立設される足
場の支柱たる仮設支柱に係るものである。
あり、更に詳しくは、建築工事、建物の塗装工事、建物
の修理工事等の際に建物に近接した状態で立設される足
場の支柱たる仮設支柱に係るものである。
【0002】
【従来の技術】仮設支柱としては丸太ないしは鉄パイプ
が従来より使用されている。
が従来より使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来の
仮設支柱は単なる丸太ないしは鉄パイプであったため、
(1)組立作業が面倒である、(2)高さ調節ができな
い、(3)非使用時の資材が嵩ばり、保管、運搬等の面
で好ましくないという問題があった。本発明はこのよう
な問題を解決しようとしてなされたものである。
仮設支柱は単なる丸太ないしは鉄パイプであったため、
(1)組立作業が面倒である、(2)高さ調節ができな
い、(3)非使用時の資材が嵩ばり、保管、運搬等の面
で好ましくないという問題があった。本発明はこのよう
な問題を解決しようとしてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は伸縮自在であっ
て踏板の支持手段を備えた仮設支柱を提供することによ
り上記課題を解決するものである。
て踏板の支持手段を備えた仮設支柱を提供することによ
り上記課題を解決するものである。
【0005】即ち、本発明は、上記課題を解決するため
に、複数のパイプを軸方向に抜き差し自在に入れ子状に
摺嵌し、各パイプには隣接する内側のパイプを所望の位
置にロックするロック装置を備えさせると共に該ロック
装置には踏板の支持手段を着脱自在に取り付けたことを
特徴とする仮設支柱を提供するものである。(請求項
1)。
に、複数のパイプを軸方向に抜き差し自在に入れ子状に
摺嵌し、各パイプには隣接する内側のパイプを所望の位
置にロックするロック装置を備えさせると共に該ロック
装置には踏板の支持手段を着脱自在に取り付けたことを
特徴とする仮設支柱を提供するものである。(請求項
1)。
【0006】前記踏板の支持手段は、ロック装置の両側
部に一対の踏板支持部材を着脱自在に取り付けてなるも
のとする。(請求項2)
部に一対の踏板支持部材を着脱自在に取り付けてなるも
のとする。(請求項2)
【0007】前記踏板の支持手段は、ロック装置の片側
に挿入孔を設け、該挿入孔には踏板支持体を取り外し自
在に挿入し、該踏板支持体は一端を下方に略直角に折曲
して挿入孔に挿入する挿入部となし、他端を上方に略直
角に折曲して踏板係止部としてなるものとする。(請求
項3)なお、請求項3において「折曲」とは踏板支持体
の一端又は他端を文字通り折り曲げて挿入部又は踏板係
止部を形成する場合のみならず、踏板支持体にこれと別
体の挿入部又は踏板係止部を固着する場合を含むものと
する。
に挿入孔を設け、該挿入孔には踏板支持体を取り外し自
在に挿入し、該踏板支持体は一端を下方に略直角に折曲
して挿入孔に挿入する挿入部となし、他端を上方に略直
角に折曲して踏板係止部としてなるものとする。(請求
項3)なお、請求項3において「折曲」とは踏板支持体
の一端又は他端を文字通り折り曲げて挿入部又は踏板係
止部を形成する場合のみならず、踏板支持体にこれと別
体の挿入部又は踏板係止部を固着する場合を含むものと
する。
【0008】前記踏板の支持手段は、ロック装置には踏
板支持体を取り外し自在に挿入する挿入孔を設け、該踏
板支持体の両端をそれぞれ下方に略直角に折曲して挿入
部となし、踏板支持体における一方の挿入部を一つの仮
設支柱におけるロック装置の挿入孔に挿入し、他方の挿
入部を該仮設支柱の近傍に立設した別の仮設支柱におけ
るロック装置の挿入孔に挿入するようにしてなるものと
する。(請求項4)なお、請求項4において「折曲」と
は踏板支持体の両端を文字通り折り曲げて挿入部を形成
する場合のみならず、踏板支持体にこれと別体の挿入部
を固着する場合を含むものとする。
板支持体を取り外し自在に挿入する挿入孔を設け、該踏
板支持体の両端をそれぞれ下方に略直角に折曲して挿入
部となし、踏板支持体における一方の挿入部を一つの仮
設支柱におけるロック装置の挿入孔に挿入し、他方の挿
入部を該仮設支柱の近傍に立設した別の仮設支柱におけ
るロック装置の挿入孔に挿入するようにしてなるものと
する。(請求項4)なお、請求項4において「折曲」と
は踏板支持体の両端を文字通り折り曲げて挿入部を形成
する場合のみならず、踏板支持体にこれと別体の挿入部
を固着する場合を含むものとする。
【0009】
[請求項1の仮設支柱]請求項1の仮設支柱は複数のパ
イプを軸方向に抜き差し自在に入れ子状に摺嵌してなる
ものであるため、非使用時には順次内側のパイプを外側
のパイプ内に押し込むことにより、仮設支柱を非常に短
いコンパクトな状態となすことができる。従って、仮設
支柱はこの非常に短いコンパクトな状態で保管し運搬す
ることができる。使用時にはこれを工事現場に搬入し、
順次内側のパイプを外側のパイプより引き出し、ロック
装置により順次内側のパイプを所望の位置にロックする
ことにより所望の高さの仮設支柱を立設することがで
き、高さ調節も自在である。このように、複数本の仮設
支柱を工事現場に所定の間隔で立設し、各仮設支柱のロ
ック手段に踏板の支持手段を取り付け、これらの支持手
段に踏板を掛け渡し支持させるのである。以上の如く、
所定本数の仮設支柱に所定枚数の踏板を取り付けること
により足場が構成される(図1参照)。踏板の支持手段
はロック装置に対し着脱自在であるから、足場を分解す
る際には、踏板の支持手段はロック装置から取り外され
る。
イプを軸方向に抜き差し自在に入れ子状に摺嵌してなる
ものであるため、非使用時には順次内側のパイプを外側
のパイプ内に押し込むことにより、仮設支柱を非常に短
いコンパクトな状態となすことができる。従って、仮設
支柱はこの非常に短いコンパクトな状態で保管し運搬す
ることができる。使用時にはこれを工事現場に搬入し、
順次内側のパイプを外側のパイプより引き出し、ロック
装置により順次内側のパイプを所望の位置にロックする
ことにより所望の高さの仮設支柱を立設することがで
き、高さ調節も自在である。このように、複数本の仮設
支柱を工事現場に所定の間隔で立設し、各仮設支柱のロ
ック手段に踏板の支持手段を取り付け、これらの支持手
段に踏板を掛け渡し支持させるのである。以上の如く、
所定本数の仮設支柱に所定枚数の踏板を取り付けること
により足場が構成される(図1参照)。踏板の支持手段
はロック装置に対し着脱自在であるから、足場を分解す
る際には、踏板の支持手段はロック装置から取り外され
る。
【0010】[請求項2の仮設支柱]請求項2の仮設支
柱についてもこれを複数本所定の間隔で立設し、これら
仮設支柱におけるロック装置の両側部に一対の踏板支持
部材を掛け渡すように取り付け、該踏板支持部材上に踏
板を載置する(図5参照)。
柱についてもこれを複数本所定の間隔で立設し、これら
仮設支柱におけるロック装置の両側部に一対の踏板支持
部材を掛け渡すように取り付け、該踏板支持部材上に踏
板を載置する(図5参照)。
【0011】[請求項3の仮設支柱]請求項3の仮設支
柱についてもこれを複数本所定の間隔で立設し、各仮設
支柱におけるロック装置の片側に設けた挿入孔にそれぞ
れ踏板支持体の一端を挿入し、これらの踏板支持体に踏
板を掛け渡すのである。この場合、図4に示すごとく、
踏板を仮設支柱と踏板支持体における他端の踏板係止部
との間に載置すれば踏板の幅方向への動きが阻止され
る。
柱についてもこれを複数本所定の間隔で立設し、各仮設
支柱におけるロック装置の片側に設けた挿入孔にそれぞ
れ踏板支持体の一端を挿入し、これらの踏板支持体に踏
板を掛け渡すのである。この場合、図4に示すごとく、
踏板を仮設支柱と踏板支持体における他端の踏板係止部
との間に載置すれば踏板の幅方向への動きが阻止され
る。
【0012】[請求項4の仮設支柱]請求項4の仮設支
柱においては、相互に接近した状態で立設される2本の
仮設支柱を以て一対とし、複数対の仮設支柱を所定の間
隔で立設し、各対の仮設支柱に1個の踏板支持体を取り
付ける。各対の仮設支柱に1個の踏板支持体を取り付け
るに当っては、踏板支持体における一方の挿入部を一方
の仮設支柱におけるロック装置の挿入孔に挿入し、他方
の挿入部を他方の仮設支柱におけるロック装置の挿入孔
に挿入する。このようにして複数対の仮設支柱間にそれ
ぞれ踏板支持体を取り付けた後、これらの踏板支持体に
踏板を掛け渡すのである(図7参照)。この場合、各対
における仮設支柱間の間隔を踏板支持体の幅と一致させ
れば、踏板の幅方向への動きが阻止される。
柱においては、相互に接近した状態で立設される2本の
仮設支柱を以て一対とし、複数対の仮設支柱を所定の間
隔で立設し、各対の仮設支柱に1個の踏板支持体を取り
付ける。各対の仮設支柱に1個の踏板支持体を取り付け
るに当っては、踏板支持体における一方の挿入部を一方
の仮設支柱におけるロック装置の挿入孔に挿入し、他方
の挿入部を他方の仮設支柱におけるロック装置の挿入孔
に挿入する。このようにして複数対の仮設支柱間にそれ
ぞれ踏板支持体を取り付けた後、これらの踏板支持体に
踏板を掛け渡すのである(図7参照)。この場合、各対
における仮設支柱間の間隔を踏板支持体の幅と一致させ
れば、踏板の幅方向への動きが阻止される。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付図面に従って説
明する。符号1は本発明による仮設支柱である。仮設支
柱1は、図2に示すように、複数のパイプ1a、1b、
1c・・・を軸方向に抜き差し自在に入れ子状に摺嵌し
てなるものである。各パイプ1a、1b、1c・・・に
は隣接する内側のパイプを所望の位置にロックするロッ
ク装置3(3a、3b、3c・・・)を備えさせると共
に該ロック装置には踏板5の支持手段7を着脱自在に取
り付ける。図2における符号8は脚杆、符号9は該脚杆
8を所望の位置にロックするロック装置である。なお、
図1における符号2に示すものは筋かいである。
明する。符号1は本発明による仮設支柱である。仮設支
柱1は、図2に示すように、複数のパイプ1a、1b、
1c・・・を軸方向に抜き差し自在に入れ子状に摺嵌し
てなるものである。各パイプ1a、1b、1c・・・に
は隣接する内側のパイプを所望の位置にロックするロッ
ク装置3(3a、3b、3c・・・)を備えさせると共
に該ロック装置には踏板5の支持手段7を着脱自在に取
り付ける。図2における符号8は脚杆、符号9は該脚杆
8を所望の位置にロックするロック装置である。なお、
図1における符号2に示すものは筋かいである。
【0014】次に、隣接する内側のパイプを所望の位置
にロックする前記ロック装置3について説明する。ここ
では、説明の便宜上、外側のパイプを符号1aで表し、
当該外側のパイプ1aに隣接する内側のパイプを符号1
bで表すものとする。このロック装置3は、一例とし
て、外側パイプ1aの上端にケース11を取り付け、該
ケース11には内側パイプ1bを上下方向に摺動自在に
貫通させ、ケース11の垂直部13内面には係止突部1
5を設け、該係止突部15には内側パイプ1bよりもや
や径大な貫通孔17を有するストッパー板19の基端1
9aを係止させ、該ストッパー板19の貫通孔17には
内側パイプ1bを貫通し、更にケース11の天板21下
面とストッパー板19上面との間にばね23を縮設し、
該ばね23の押圧力によりストッパー板19を下方に傾
斜させた状態に維持することにより内側パイプ1bをケ
ース11に固定し、以て内側パイプ1bの下方への動き
を阻止するようにしたものである。図示の事例において
は、ストッパー板19を2枚使用している。ケース11
は必ずしも外側パイプ1aの上端に固定する必要はな
く、ケース11は下方への動きが阻止されるように外側
パイプ1aの上端に取り付ければよい。例えば、図示の
事例においては、ケース11はボルト25により外側パ
イプ1aに固定されたストッパー環27上に載置され、
該ストッパー環27により下方への動きが阻止されてい
る。即ち、内側パイプ1bを外側パイプ1a内に押し込
み或いは外側パイプ1aより引き離せば、ケース11は
外側パイプ1aより離脱する。
にロックする前記ロック装置3について説明する。ここ
では、説明の便宜上、外側のパイプを符号1aで表し、
当該外側のパイプ1aに隣接する内側のパイプを符号1
bで表すものとする。このロック装置3は、一例とし
て、外側パイプ1aの上端にケース11を取り付け、該
ケース11には内側パイプ1bを上下方向に摺動自在に
貫通させ、ケース11の垂直部13内面には係止突部1
5を設け、該係止突部15には内側パイプ1bよりもや
や径大な貫通孔17を有するストッパー板19の基端1
9aを係止させ、該ストッパー板19の貫通孔17には
内側パイプ1bを貫通し、更にケース11の天板21下
面とストッパー板19上面との間にばね23を縮設し、
該ばね23の押圧力によりストッパー板19を下方に傾
斜させた状態に維持することにより内側パイプ1bをケ
ース11に固定し、以て内側パイプ1bの下方への動き
を阻止するようにしたものである。図示の事例において
は、ストッパー板19を2枚使用している。ケース11
は必ずしも外側パイプ1aの上端に固定する必要はな
く、ケース11は下方への動きが阻止されるように外側
パイプ1aの上端に取り付ければよい。例えば、図示の
事例においては、ケース11はボルト25により外側パ
イプ1aに固定されたストッパー環27上に載置され、
該ストッパー環27により下方への動きが阻止されてい
る。即ち、内側パイプ1bを外側パイプ1a内に押し込
み或いは外側パイプ1aより引き離せば、ケース11は
外側パイプ1aより離脱する。
【0015】上述のロック装置3においては、内側パイ
プ1bに下方向の荷重が加えられた場合には、ばね23
の力により下方に傾斜した状態に保持されているストッ
パー板19における貫通孔17の内周縁が内側パイプ1
bに押圧されて摩擦係止作用を生ずるため、内側パイプ
1bはストッパー板19によりケース11に固定され
る。従って、内側パイプ1bの下方への動きが阻止され
る(図3参照)。また、ストッパー板19をばね23の
力に抗して上方に回動させ、ストッパー板19が内側パ
イプ1bと略直角になるようにしたときには、ストッパ
ー板19の上記摩擦係止作用が解除されるため、内側パ
イプ1bはケース11に対し上下動自在となる。
プ1bに下方向の荷重が加えられた場合には、ばね23
の力により下方に傾斜した状態に保持されているストッ
パー板19における貫通孔17の内周縁が内側パイプ1
bに押圧されて摩擦係止作用を生ずるため、内側パイプ
1bはストッパー板19によりケース11に固定され
る。従って、内側パイプ1bの下方への動きが阻止され
る(図3参照)。また、ストッパー板19をばね23の
力に抗して上方に回動させ、ストッパー板19が内側パ
イプ1bと略直角になるようにしたときには、ストッパ
ー板19の上記摩擦係止作用が解除されるため、内側パ
イプ1bはケース11に対し上下動自在となる。
【0016】なお、脚杆8を所望の位置にロックするロ
ック装置9は、パイプ1aに対する脚杆8の上方への相
対的な動きを阻止するものであるため、上述のロック装
置3を上下逆にしたものを使用する。
ック装置9は、パイプ1aに対する脚杆8の上方への相
対的な動きを阻止するものであるため、上述のロック装
置3を上下逆にしたものを使用する。
【0017】次に、前記踏板5の支持手段7について説
明する。図5に示す事例における支持手段7aは、ロッ
ク装置3の両側部に一対の踏板支持部材31を着脱自在
に取り付けてなるものである。即ち、一例として、ロッ
ク装置3におけるケース11の両側に支持体33をボル
ト(図示せず)、溶接等により固着し、各支持体33に
一例として角樋状の踏板支持部材31をボルト等の固着
具35により取り外し自在に固定する。
明する。図5に示す事例における支持手段7aは、ロッ
ク装置3の両側部に一対の踏板支持部材31を着脱自在
に取り付けてなるものである。即ち、一例として、ロッ
ク装置3におけるケース11の両側に支持体33をボル
ト(図示せず)、溶接等により固着し、各支持体33に
一例として角樋状の踏板支持部材31をボルト等の固着
具35により取り外し自在に固定する。
【0018】図6に示す事例における支持手段7bは、
ロック装置3の片側に挿入孔41を設け、該挿入孔41
には踏板支持体43を取り外し自在に挿入し、該踏板支
持体43は一端を下方に略直角に折曲して挿入孔41に
挿入する挿入部45となし、他端を上方に略直角に折曲
して踏板係止部47としてなるものとする。即ち、一例
として、ロック装置3におけるケース11の片側には挿
入孔41を備えた中空体49を固定し、該挿入孔41に
踏板支持体43の挿入部45を取り外し自在に挿入す
る。符号48は踏板支持体43のブラケットである。
ロック装置3の片側に挿入孔41を設け、該挿入孔41
には踏板支持体43を取り外し自在に挿入し、該踏板支
持体43は一端を下方に略直角に折曲して挿入孔41に
挿入する挿入部45となし、他端を上方に略直角に折曲
して踏板係止部47としてなるものとする。即ち、一例
として、ロック装置3におけるケース11の片側には挿
入孔41を備えた中空体49を固定し、該挿入孔41に
踏板支持体43の挿入部45を取り外し自在に挿入す
る。符号48は踏板支持体43のブラケットである。
【0019】図7に示す事例における支持手段7cは、
ロック装置3には踏板支持体51を取り外し自在に挿入
する挿入孔53を設け、該踏板支持体51の両端をそれ
ぞれ下方に略直角に折曲して挿入部55となし、踏板支
持体51における一方の挿入部55を一つの仮設支柱1
におけるロック装置3の挿入孔53に挿入し、他方の挿
入部55を該仮設支柱1の近傍に立設した別の仮設支柱
1におけるロック装置3の挿入孔53に挿入するように
してなるものである。ロック装置3に挿入孔53を設け
るに当っては、一例として、挿入孔53を備えた中空体
57をロック装置3におけるケース11の片側に固定す
る。
ロック装置3には踏板支持体51を取り外し自在に挿入
する挿入孔53を設け、該踏板支持体51の両端をそれ
ぞれ下方に略直角に折曲して挿入部55となし、踏板支
持体51における一方の挿入部55を一つの仮設支柱1
におけるロック装置3の挿入孔53に挿入し、他方の挿
入部55を該仮設支柱1の近傍に立設した別の仮設支柱
1におけるロック装置3の挿入孔53に挿入するように
してなるものである。ロック装置3に挿入孔53を設け
るに当っては、一例として、挿入孔53を備えた中空体
57をロック装置3におけるケース11の片側に固定す
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の仮設支柱
は、複数のパイプを軸方向に抜き差し自在に入れ子状に
摺嵌し、各パイプには隣接する内側のパイプを所望の位
置にロックするロック装置を備えさると共に該ロック装
置には踏板の支持手段を着脱自在に取り付けたものであ
るため、次のような優れた効果を発揮する。 (1)作業現場での立設、組立が極めて容易である。 (2)建物の高さや各職方の必要に応じて踏板の高さを
自由に調節することができる。 (3)非使用時には順次内側のパイプを外側のパイプ内
に押し込むことにより、仮設支柱を非常に短いコンパク
トな状態となすことができる。従って、仮設支柱はこの
非常に短いコンパクトな状態で保管し運搬することがで
きる。
は、複数のパイプを軸方向に抜き差し自在に入れ子状に
摺嵌し、各パイプには隣接する内側のパイプを所望の位
置にロックするロック装置を備えさると共に該ロック装
置には踏板の支持手段を着脱自在に取り付けたものであ
るため、次のような優れた効果を発揮する。 (1)作業現場での立設、組立が極めて容易である。 (2)建物の高さや各職方の必要に応じて踏板の高さを
自由に調節することができる。 (3)非使用時には順次内側のパイプを外側のパイプ内
に押し込むことにより、仮設支柱を非常に短いコンパク
トな状態となすことができる。従って、仮設支柱はこの
非常に短いコンパクトな状態で保管し運搬することがで
きる。
【0021】請求項2及び3の仮設支柱は建物と平行に
1列に並べればよいのであるから、建物の周囲の土地が
狭いときに特に有効である。
1列に並べればよいのであるから、建物の周囲の土地が
狭いときに特に有効である。
【0022】請求項4の仮設支柱はこれを建物の周囲に
2列に並べ、その間に踏板を支持させるのであるから、
踏板は極めて安定する。
2列に並べ、その間に踏板を支持させるのであるから、
踏板は極めて安定する。
【図1】本発明による仮設支柱を用いて足場を構成した
事例を示す正面図である。
事例を示す正面図である。
【図2】本発明による仮設支柱の一例を示す側面図であ
る。
る。
【図3】ロック装置により内側パイプをロックした状態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図4】同上ロック装置において内側パイプのロックを
解除した状態を示す断面図である。
解除した状態を示す断面図である。
【図5】踏板の支持手段の一例を示す側面図である。
【図6】踏板の支持手段の別の一例を示す側面図であ
る。
る。
【図7】踏板の支持手段の更に別の一例を示す側面図で
ある。
ある。
1 仮設支柱 1a パイプ 1b パイプ 1c パイプ 2 筋かい 3 ロック装置 3a ロック装置 3b ロック装置 3c ロック装置 5 踏板 7 支持手段 7a 支持手段 7b 支持手段 7c 支持手段 8 脚杆 9 ロック装置 11 ケース 13 垂直部 15 係止突部 17 貫通孔 19 ストッパー 19a 基端 21 天板 23 ばね 25 ボルト 27 ストッパー環 31 踏板支持部材 33 支持体 35 固着具 41 挿入孔 43 踏板支持体 45 挿入部 47 踏板係止部 49 中空体 51 踏板支持体 53 挿入孔 55 挿入部 57 中空体
Claims (4)
- 【請求項1】 複数のパイプを軸方向に抜き差し自在に
入れ子状に摺嵌し、各パイプには隣接する内側のパイプ
を所望の位置にロックするロック装置を備えさせると共
に該ロック装置には踏板の支持手段を着脱自在に取り付
けたことを特徴とする仮設支柱。 - 【請求項2】 前記踏板の支持手段は、ロック装置の両
側部に一対の踏板支持部材を着脱自在に取り付けてなる
ものであることを特徴とする請求項1の仮設支柱。 - 【請求項3】 前記踏板の支持手段は、ロック装置の片
側に挿入孔を設け、該挿入孔には踏板支持体を取り外し
自在に挿入し、該踏板支持体は一端を下方に略直角に折
曲して挿入孔に挿入する挿入部となし、他端を上方に略
直角に折曲して踏板係止部としてなるものであることを
特徴とする請求項1の仮設支柱。 - 【請求項4】 前記踏板の支持手段は、ロック装置には
踏板支持体を取り外し自在に挿入する挿入孔を設け、該
踏板支持体の両端をそれぞれ下方に略直角に折曲して挿
入部となし、踏板支持体における一方の挿入部を一つの
仮設支柱におけるロック装置の挿入孔に挿入し、他方の
挿入部を該仮設支柱の近傍に立設した別の仮設支柱にお
けるロック装置の挿入孔に挿入するようにしてなるもの
であることを特徴とする請求項1の仮設支柱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4037294A JP2587379B2 (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 仮設支柱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4037294A JP2587379B2 (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 仮設支柱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07224527A JPH07224527A (ja) | 1995-08-22 |
JP2587379B2 true JP2587379B2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=12578824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4037294A Expired - Lifetime JP2587379B2 (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 仮設支柱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2587379B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB0113861D0 (en) * | 2001-06-07 | 2001-08-01 | Weston James T | Collapsible scaffolding tower |
GB2474270B (en) * | 2009-10-09 | 2012-01-04 | Peter David Westlake | A bracket |
-
1994
- 1994-02-15 JP JP4037294A patent/JP2587379B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07224527A (ja) | 1995-08-22 |
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