JP2008297778A - 脚立 - Google Patents

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JP2008297778A JP2007144286A JP2007144286A JP2008297778A JP 2008297778 A JP2008297778 A JP 2008297778A JP 2007144286 A JP2007144286 A JP 2007144286A JP 2007144286 A JP2007144286 A JP 2007144286A JP 2008297778 A JP2008297778 A JP 2008297778A
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Yoshinori Ozaki
吉徳 尾▲崎▼
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OZAKI MARIKO
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Abstract

【課題】脚立の転倒を確実に防止するとともに、階段等の傾斜地にも設置することができる脚立を提供する。
【解決手段】本脚立は、2本の縦材2,2と当該縦材2,2間に架設された複数の横桟3…とからなる一対の梯子部1,1の頂部同士が枢支連結された折り畳み式の脚立であって、各縦材2の側面部には、縦材2に沿って筒状の収納部5,6が並設され、上方に伸び出る上方突っ張り部材7が収納部5内に、下方に伸び出る下方突っ張り部材8が収納部6内にそれぞれ収納される。対向する上方突っ張り部材7,7が上方で交差するように、上方突っ張り部材7と下方突っ張り部材8は、対向する縦材2,2で配置が逆になっており、上方突っ張り部材7の上端部には、構造物のスラブや梁などに下から当接して押圧する押圧部9がピン11で接続され、下方突っ張り部材8の下端部には、床面に上から当接して押圧する押圧部10がピン12で接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、屋内の高所作業において使用される脚立に関する。
屋内工事等で高所作業する場合、2本の縦材と縦材間に架設された複数の横桟とからなる一対の梯子部を頂部で開閉自在に連結した折り畳み式の脚立が使用されることが多い。脚立を使用する際は、一対の梯子部を所定角度で開いた状態で作業場所に設置し、梯子部を上って横桟に足を乗せた状態で高所作業を行うことになる。
このような脚立の作業性を改善するため、特許文献1では、踏み板と蹴り上げ板とからなる階段部が一方の梯子部に設けられた脚立に関する発明が開示されている。特許文献1によれば、梯子部に階段部を備えているので、作業者は安定した姿勢で、足を踏み外すことなく、また階段部に作業具や材料等を置いて作業することができ、作業者の負担が少なく長時間の作業が可能であるとしている。
また、特許文献2では、対をなす伸縮式脚立部材(梯子部)の頂部同士が枢支連結されるとともに、各伸縮式脚立部材が、摺動可能に連接された径の徐々に異なる複数のパイプからなる一対の支柱(縦材)と、支柱間に取付けられた横桟部材と、パイプ同士を伸長状態でロックすることができる解除機能付きロック機構とを具備する伸縮式脚立の発明が開示されている。特許文献2によれば、高所作業において作業高さが変わる場合であっても、伸縮式脚立部材を伸縮させて踏み台を所定の高さ位置にした後、解除機能付きロック機構によって同位置に確実にロックすることができ、作業者は容易かつ安全に各種作業を行うことができるとしている。
特開2006−312867号公報 特開平10−88949号公報
しかしながら、従来の脚立(特許文献1および特許文献2に記載された脚立を含む。)の場合、脚立の上で作業する作業者の重心移動によって脚立自体が横倒れするおそれがあり、脚立が高くなればなるほど、その危険性は増大する。また、従来の脚立の場合、階段等の傾斜地に設置できないため、作業用の足場を組まなければならないという問題がある。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、脚立の転倒を確実に防止するとともに、階段等の傾斜地にも設置することができる脚立を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、2本の縦材と当該縦材間に架設された複数の横桟とからなる一対の梯子部の頂部同士が枢支連結された脚立において、上端部が押圧部とされ、上方に伸び出る上方突っ張り部材と、下端部が押圧部とされ、下方に伸び出る下方突っ張り部材とが、前記各縦材に備え付けられていることを特徴としている。
本発明では、上方に伸び出る上方突っ張り部材で構造物のスラブや梁などを下から押圧するとともに、下方に伸び出る下方突っ張り部材で床面を上から押圧することにより、側面視X状に配された上方突っ張り部材および下方突っ張り部材で脚立に作用する横力に抵抗し、脚立の動きを拘束する。これにより、脚立上で作業者の重心が移動しても、脚立が横倒れすることなく、作業者は脚立上で安全に作業をすることができる。
また、上方突っ張り部材で階段の段裏を下から押圧するとともに、下方突っ張り部材で階段の踏み面を上から押圧することにより、階段部分に脚立を設置することが可能となり、階段部分における高所作業を容易に行うことができる。
また、本発明に係る脚立では、前記下方突っ張り部材の押圧部に、高さ調節部材が装着されていることが好ましい。
本発明では、高さ調節部材を用いて下方突っ張り部材の長さを調節できるので、突っ張り部材と被押圧物との間に隙間が発生せず、上方突っ張り部材および下方突っ張り部材で脚立を確実に支持することができる。
本発明に係る脚立では、上端部が押圧部とされ、上方に伸び出る上方突っ張り部材と、下端部が押圧部とされ、下方に伸び出る下方突っ張り部材とが、各縦材に備え付けられているので、上方突っ張り部材で構造物のスラブや梁などを下から押圧するとともに、下方突っ張り部材で床面を上から押圧することにより、脚立の動きを拘束することができる。これにより、脚立上で作業者の重心が移動しても、脚立が横倒れすることなく、作業者は脚立上で安全に作業をすることができる。
また、上方突っ張り部材で階段の段裏を下から押圧するとともに、下方突っ張り部材で階段の踏み面を上から押圧することにより、階段部分に脚立を設置することができるので、階段部分における高所作業を容易に行うことができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、便宜上、梯子部に面する側を脚立の「正面」、梯子部の側面側を脚立の「側面」と呼ぶことにする。
図1および図2に本発明に係る脚立の斜視図を示す。
本発明に係る脚立は、2本の縦材2,2と当該縦材2,2間に架設された複数の横桟3…とからなる一対の梯子部1,1の頂部同士が枢支連結された折り畳み式の脚立であって、一対の梯子部1,1の中間部は、2本の棒材をピン接合した開状態保持部材14で連結され、一対の梯子部1,1が所定の角度以上に開かないようになっている。また、脚立の頂部には、踏み板4,4が取り付けられている。
各縦材2の側面部には、縦材2に沿って筒状の収納部5,6が並設されており、上方に伸び出る上方突っ張り部材7が収納部5内に、下方に伸び出る下方突っ張り部材8が収納部6内にそれぞれ収納される。この際、対向する上方突っ張り部材7,7が上方で交差するように、上方突っ張り部材7と下方突っ張り部材8は、対向する縦材2,2で配置が逆になっている。
また、上方突っ張り部材7の上端部には、構造物のスラブや梁などに下から当接して押圧する押圧部9がピン11で接続され、下方突っ張り部材8の下端部には、床面に上から当接して押圧する押圧部10がピン12で接続されている。
特に、下方突っ張り部材8の下端部に接続される押圧部10については、図3に示すような高さ調節部材13が装着されている。高さ調節部材13は、押圧部10に形成された雌ねじ部(図示省略)に螺合する高さ調節ねじ13aと、高さ調節ねじ13aの先端に固着された押圧板13bとから構成され、高さ調節ねじ13aを回して、下方突っ張り部材8の長さを調節することにより、押圧板13bを被押圧物に密着させることができる。
上方突っ張り部材7および下方突っ張り部材8には、それぞれ材軸方向に所定の間隔をあけて複数の貫通孔15…が形成され、収納部5の上端部および収納部6の下端部には、それぞれ貫通孔16が形成されている。上方突っ張り部材7および下方突っ張り部材8をロックする場合は、ロックピン17を貫通孔16を介して貫通孔15に挿入すればよい。
なお、ロックピン17は、紛失しないように、紐材18を介して脚立に付設されている。
次に、本発明に係る脚立の使用方法について、階段部分に脚立を設置する場合を例にとり、図4を用いて説明する。
(1)一方の梯子部1の下方突っ張り部材8を下方に伸ばして、下方突っ張り部材8をロックピン17でロックし、階段上に脚立を設置する。
(2)各縦材2に取り付けられている上方突っ張り部材7を上方に伸ばして、上方突っ張り部材7をロックピン17でロックする。
(3)下方突っ張り部材8の押圧部10に装着されている高さ調節ねじ13aを回して、上方突っ張り部材7の押圧部9を段裏Dに当接させ、上方突っ張り部材7および下方突っ張り部材8に材軸方向のプレストレスを導入する。
上方突っ張り部材7および下方突っ張り部材8によって拘束された脚立を側面から見た場合、上方突っ張り部材7および下方突っ張り部材8はX状となり、脚立に横力が作用しても、上方突っ張り部材7および下方突っ張り部材8でその力に抗することができる。
なお、上方突っ張り部材7には、安全ベルトのフックを引っ掛けるためのアイボルト等を取り付けておくことが望ましい。
本実施形態による脚立では、上端部が押圧部9とされ、上方に伸び出る上方突っ張り部材7と、下端部が押圧部10とされ、下方に伸び出る下方突っ張り部材8とが、各縦材2に備え付けられているので、上方突っ張り部材7で構造物のスラブや梁などを下から押圧するとともに、下方突っ張り部材8で床面を上から押圧することにより、脚立の動きを拘束することができる。これにより、脚立上で作業者の重心が移動しても、脚立が横倒れすることなく、作業者は脚立上で安全に作業をすることができる。
また、上方突っ張り部材7で階段の段裏Dを下から押圧するとともに、下方突っ張り部材8で階段の踏み面Kを上から押圧することにより、階段部分に脚立を設置することができ、階段部分における高所作業を容易に行うことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、上記の実施形態では、上方突っ張り部材および下方突っ張り部材が収納部から伸び出るようにしているが、上方突っ張り部材および下方突っ張り部材を、それぞれ摺動可能に連設された径の徐々に異なる複数のパイプから構成してもよい。また、下方突っ張り部材の押圧部に、高さ調節部材が装着されているが、下方突っ張り部材と上方突っ張り部材の両方の押圧部に、高さ調節部材が装着されていてもよい。要は、本発明において所期の機能が得られればよいのである。
本発明に係る脚立の斜視図であり、上方突っ張り部材および下方突っ張り部材をそれぞれ伸ばした状態を示したものである。 本発明に係る脚立の斜視図であり、上方突っ張り部材および下方突っ張り部材をそれぞれ縮めた状態を示したものである。 下方突っ張り部材下端部の側面図である。 本発明に係る脚立の使用方法を説明するための図である。
符号の説明
1 梯子部
2 縦材
3 横桟
4 踏み板
5,6 収納部
7 上方突っ張り部材
8 下方突っ張り部材
9,10 押圧部
11,12 ピン
13 高さ調節部材
13a 高さ調節ねじ
13b 押圧板
14 開状態保持部材
15,16 貫通孔
17 ロックピン
18 紐材
K 踏み面
D 段裏

Claims (2)

  1. 2本の縦材と当該縦材間に架設された複数の横桟とからなる一対の梯子部の頂部同士が枢支連結された脚立において、
    上端部が押圧部とされ、上方に伸び出る上方突っ張り部材と、下端部が押圧部とされ、下方に伸び出る下方突っ張り部材とが、前記各縦材に備え付けられていることを特徴とする脚立。
  2. 前記下方突っ張り部材の押圧部に、高さ調節部材が装着されていることを特徴とする請求項1に記載の脚立。
JP2007144286A 2007-05-31 2007-05-31 脚立 Pending JP2008297778A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101578578B1 (ko) * 2013-08-14 2015-12-17 제주대학교 산학협력단 가변형 사다리
JP2016153547A (ja) * 2015-02-20 2016-08-25 施昌邑 A形アルミ製脚立の転倒防止装置

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