JP2019202183A - 眼科情報処理システムおよび眼科情報処理方法 - Google Patents

眼科情報処理システムおよび眼科情報処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019202183A
JP2019202183A JP2019142325A JP2019142325A JP2019202183A JP 2019202183 A JP2019202183 A JP 2019202183A JP 2019142325 A JP2019142325 A JP 2019142325A JP 2019142325 A JP2019142325 A JP 2019142325A JP 2019202183 A JP2019202183 A JP 2019202183A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
display
mode
examination
analysis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019142325A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6898969B2 (ja
Inventor
裕 山下
Yutaka Yamashita
裕 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from JP2015069069A external-priority patent/JP6568375B2/ja
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2019142325A priority Critical patent/JP6898969B2/ja
Publication of JP2019202183A publication Critical patent/JP2019202183A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6898969B2 publication Critical patent/JP6898969B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】健康診断において被検眼を診断する際の診断効率を向上させる。【解決手段】眼科情報処理方法において、眼科装置により被検眼の撮影画像等検査データを得る工程と、撮影画像を解析して解析データを得る工程と、検査データ、解析データと、一部を表示手段に表示する際のテンプレートと、テンプレートに従って表示手段に表示する検査データと解析データとの一部を抽出する抽出条件と、を記憶する記憶部に記憶する工程と、表示手段の表示モードとして、テンプレートに従った表示をする健診モード、又は検査データと解析データとを一覧表示する標準モードを選択する工程と、健診モードが選択された場合にテンプレートとして健診レポートテンプレートを選択し、健診レポートテンプレートの抽出条件に従って抽出した検査データおよび解析データを健診レポートテンプレートに配置して表示手段に表示させる工程と、を配する。【選択図】図1

Description

本発明は、眼科装置により撮影された眼科画像、および解析データを処理する眼科情報処理システムおよび眼科情報処理方法に関するものである。
眼科装置で撮影された画像を、画像ファイリングシステムへ転送し、コンピュータやデータベースなどに保存し、保存された撮影画像を表示し診断に使用することが可能になっている。また、光干渉断層計(OCT:Optical Coherence Tomography)によって撮影された眼底断層画像を解析して得られる解析データにより、網膜層厚や視神経繊維層厚、視神経乳頭周囲の異常を定量化することが可能となってきている。このOCTより得られるデータの解析は、緑内障の早期発見が有用な検査法の一つであると期待されている。一方でOCTの検査時に検査条件として設定される項目には、撮影部位、スキャン方法、画像の解析方法、表示レイアウトなど多数あり、これらを診断に応じて適切な選択を行う必要がある。この課題に対する解決方法としてスキャン方法などと関連付けて情報を取得する方法が提案されている(特許文献1)。また、OCTの定量化により得られたデータを蓄積し、定量値の経過観察を診断に使用する方法も提案されている(特許文献2)。
特開2011−024930号公報 特開2014−061280号公報
ここで、診断の精度を上げるためには、OCT等の眼科装置によって得られる情報を可能な限り多く確認することが望まれる。しかしながら、これでは、診断にかかる時間が長くなってしまい、健康診断等のような、短時間に多くの患者を診断することが難しい。
本発明の目的の一つは、上記の課題を解決し、ユーザが、眼科装置により撮影して得た被検眼の撮影画像、および該撮影画像を解析して得られる解析データを確認することにより該被検眼を診断する際に、診断効率を向上させることが可能な眼科情報処理システム及び眼科情報処理方法を提供することである。
上記目的を達成するための本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
即ち、本発明に係る眼科情報処理システムは、
眼科装置により撮影して得た被検者の被検眼の撮影画像と前記被検者の識別情報とが関連付けられた検査データを取得する検査データ取得手段と、
前記撮影画像を解析して解析データを取得する解析処理手段と、
前記検査データおよび前記解析データの少なくとも一部を表示手段に表示させる際の表示レイアウトおよび表示項目を予め定めたテンプレートと、前記テンプレートに従って表示手段に表示させる前記検査データおよび前記解析データの一部のデータを抽出する抽出条件と、を記憶する記憶手段と、
前記検査データおよび前記解析データを表示手段に表示させるための第1のモードと、前記抽出条件に応じて抽出された一部のデータを表示手段に表示させるための第2のモードと、のいずれかを選択する操作入力手段と、
前記第2のモードが選択された場合に、前記抽出された一部のデータと、前記記憶手段から読み出された前記第2のモードに対応したテンプレートの前記表示レイアウトおよび前記表示項目とを対応させて表示手段に表示させる表示制御手段と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが、眼科装置により撮影して得た被検眼の撮影画像、および該撮影画像を解析して得られる解析データを確認することにより該被検眼を診断する際に、診断効率を向上させることが可能となる。
本発明の実施形態に係る機能的構成を示すブロック図である。 実施例1に係る動作示すフローチャート図である。 実施例1に係る被検者選択画面を示す図である。 実施例1に係る健診レポート画面の一例を示す図である。 実施例1に係る健診レポート画面の解析表示領域の一例を示す図である。 実施例2に係る健診レポート画面の一例を示す図である。 実施例1に係る健診レポート画面のレポートテンプレートの一例を示す図である。 実施例3に係る健診の経過観察を見る表の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態の一例を説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の実施に有利な具体例を示すにすぎない。また、以下の実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の課題解決のために必須のものであるとは限らない。
ここで、診断の精度を上げるためには、OCT等の眼科装置によって得られる情報を可能な限り多く確認することが望まれる。しかしながら、これでは、診断にかかる時間が長くなってしまい、健康診断等のような、短時間に多くの患者を診断することが難しい。すなわち、診断の精度及び効率を上げるためには、OCT等の眼科装置によって得られる様々な情報を効率良く取得することが望まれる。なお、ここで述べる健康診断とは、診察や検査を実施して被検者の健康状態を検査項目によって評価し、予防や早期発見を行う医療行為である。この明細書では、このような早期発見のための医療行為を健診と称する。なお、近年では、緑内障の早期発見のためにOCTを用いて健康診断する医療行為を行う施設(いわゆる人間ドック)もある。
本実施形態の一つによれば、眼科装置により被検眼の撮影画像を効率良く取得可能とすることができる。これにより、例えば、ユーザが、眼科装置により効率良く撮影して得た被検眼の撮影画像等を効率良く確認することができるため、該被検眼の診断効率を向上させることができる。
また、例えば、通常病院等において眼の検査を受ける場合、一回の検査において得られる画像等の情報は多く、また正確な診断を期すためにこれら情報は通常一覧表示される。しかし通常と異なり健康診断等、短時間にこれら画像等の情報を処理することが望まれる場合、全ての画像を精査する時間を確保することは難しい場合が多い。また、一覧表示される画像等は小さく、精査にも適していない。一方、診断する検査項目を絞り、モニタ上にごく少数の画像を検査項目に沿って表示し、これら画像の表示を順次切り替えて被検眼情報を確認する方法をとることも考えられる。しかし、現在のOCTで得られる検査情報の画面は複数になっているため、画像取得時毎に画面を切り替えて表示するなどの操作が発生するため、診断効率が良くない。
本実施形態の一つによれば、これら多数の情報より、被検眼に異常がある場合にそれを知るために有益な画像を選別することとし、これら選別された画像等を所定の表示レイアウトにて表示することで、診断効率の向上を図っている。また、これら表示レイアウト、および表示される表示項目に関しては、特定の病変などに着目した診断、健康診断等、に対して予め対応するテンプレートとして定めている。また、得られた多数の情報から該テンプレートに表示する項目の抽出条件も予めテンプレートに応じて定めている。従って、診断の態様を指定することによって、これらテンプレートおよびこれに対応する情報の抽出条件が決定される。従って、複数の被検眼を連続的に処理する場合であっても、医師等検者が最低限必要とする画像情報を見やすい大きさで、且つ所定のフォーマットに従って提示することとなる。その結果、多数の被検者に対して迅速かつ的確な診断を行うことが可能となる。
図1に、本実施形態の眼科情報処理システムの構成を示す。本眼科情報処理システムは、検査データ取得部11、検査リスト作成部12、健診レポート用データ抽出部13、操作入力手段14、検査リスト表示部15、記憶部16、健診レポートデータ表示部17、及び解析処理部18を有する。検査データ取得部11は検査データ取得手段として、記憶部16は記憶手段として、健診レポートデータ表示部17は表示手段として、および解析処理部18は解析処理手段として各々機能する。
なお、以下では、本実施形態に係る眼科情報処理システムと外部装置である撮影装置19とを組み合わせた構成について説明する。撮影装置19の例としては、眼科撮影装置の例としてOCT(光コヒーレンス・トモグラフィー)撮影装置、および眼底カメラを挙げているが、SLO、AO−SLO、視野計測器、眼圧測定機などの他の眼科撮影装置或いはこれらの複数との組合せにも応用可能である。また、これら眼科撮影装置各々についての組み合わせからなる装置であっても良い。
図1に示す構成において、撮影装置19にて撮影された複数の画像が、検査データとして検査データ取得部11により撮影され、眼科情報処理システムに取得される。その際、被検眼の撮影部位および撮影モード等の撮影条件も画像と合わせて取得される。また、取得された検査データは、検査リスト作成部12にて被検者の識別情報に関連付けされた検査データとされて、これを含む検査リストが作成される。該検査リストは、検査リスト表示部15に表示される。検査データおよび検査リストは、記憶部16に保存される。
検査データは、撮影装置即ち検査機器を変えて被検者の検査を行う場合にも取得され、それぞれの撮影装置より取得された検査データは、被検者の複数の検査データとして各々保存されていく。撮影装置19で得られる検査データの例としては、眼底画像、OCT画像として黄斑部と視神経乳頭部を含む眼底後極部の撮影データ、OCT画像として視神経乳頭の撮影データなどがある。また、撮影データとしては、OCTで得た断層画像以外に、眼底カメラやSLOによる赤外光を用いて眼底をモノクロ撮影して得たモノクロ眼底画像、可視光を用いて眼底をカラー撮影して得たカラー眼底画像、眼底を蛍光撮影して得たモノクロ眼底画像、AO−SLOによる収差補正して得た眼底画像、前眼部を撮影して得た前眼部画像等でも良い。また、これらの画像を組み合わせてなる撮影データであっても良い。
検査リスト表示部15は前述した検査リスト作成部12により作成或いは更新された検査リストを表示し、健診レポートデータ表示部17は後述するレポートテンプレートに従って記憶部16より抽出された各データについて該レポートテンプレートを用いて表示する。検査リストには、診断内容に対応するリスト、時系列順のリスト、診断用のリスト等のリストが含まれる。なお、図1ではこれら表示部を個別の構成として示しているが、単一のモニタ等の表示手段によりこれらを構成し、操作入力手段14の操作に応じて適宜表示を切り換える様式とすることが好ましい。また、検査リスト作成部12および健診レポート用データ抽出部13は、該表示手段に表示させる項目、用いるテンプレート等を指定して表示させる表示制御手段を構成する。
記憶部16は複数の記憶領域を有し、各々の領域において、上述した検査データ、および検査リスト、および後述する解析データ、レポートテンプレート、および抽出条件を記憶する。レポートテンプレートは、表示すべきデータ(検査データの種類および内容、および解析データ)を検査の目的に応じて選択し、これら選択されたデータを目的に応じて検者が判断を容易かつ的確に行えるよう表示する表示レイアウトを意味する。以下に述べる実施例では、健診(健康診断)に用いる健診レポートテンプレートと、一般的な眼科での被検眼検査に用いられる標準レポートテンプレートとを例示している。しかし、被検眼の検査目的に応じて、該レポートテンプレートはさらに他の様式ものが記憶されていてもよい。
また、抽出条件は、レポートテンプレートに従って定められている。具体的には、レポートテンプレートにおいて表示される項目に応じて、少なくとも検査データの種類、該検査データの配置および解析データから、抽出すべき一部の項目が定められている。なお、実際の前述した表示手段に表示されるこれら項目は、以下の実施例では健診レポート用データ抽出部13によって抽出される。
操作入力手段14は、診断のモード、被検者の入力或いは選択、検査項目の選択、表示制御手段が表示手段に表示させる表示モードの選択、及び該表示モードに応じたレポートテンプレートの選択についての操作を行う際に用いられる。
解析処理部18は、以下に述べる実施例においては、撮影画像の解析を実行して、乳頭解析データおよび緑内障解析データ解析データを得ているが、これらの少なくとも一つを含む他の解析データであってもよい。なお、図1においては解析により得られた解析データは健診レポート用データ抽出部13により抽出される態様が示されている。しかし、実際には、当該解析データは該健診レポート用データ抽出部13を介して記憶部16に出力され、該記憶部16における対応する記憶領域において記憶される。
<実施例1>
図2に、本発明の実施例1であって、健診レポートデータ表示部17に健診レポートの表示を行う際の処理の流れを示す。
まず、ステップS201において、操作入力手段14により診断モードの選択を行う。ここでは、複数の診断のモードより健診(健康診断)モードを選択することにより、レポート選択時のデフォルトで表示する画面を健診レポートに設定する。さらに、被検者選択の画面に表示する検査リストを、診断用の検査リストに設定する。診断用の検査リストにおける生成処理は、健診モード用に切り替えて実行される。健診モードの選択は抽出条件の1つとして記録され、次回以降は健診モードでソフトウェアを立ち上げることができる。なお、レポート画面の切り替えは、必要に応じ病院で使用する標準モードに切り替えて使用しても良い。
また、ここで述べる標準モードとは、一回の検査において得られた、例えば複数方向或いは複数位置での断層画像、網膜の特定の層に関するマップ、各々に関する数値データの比較表等、複数のデータを特定のテンプレートに従って並べて一覧表示或いは表示するモードを指す。病院での精密な検査等においては、これら多数の情報を同時に参照して実際の診断を行う必要がある。このため、通常このような多数情報を一括で表示する或いは一覧表示される。ここでは、このような一覧表示するモードを標準レポートモードとし、該標準レポートモードにおいて用いられるテンプレートは標準レポートテンプレートとする。なお、表示モードは該標準レポートモードおよび後述する健診レポートモードの他にも複数存在しても良い。よって、当該標準レポートモードおよび健診レポートモードは、第1のモードおよび第2のモードとして定義されることが好ましい。該第1のモードは検査データおよび解析データを表示手段に表示或いは一覧表示させるモードであり、第2のモードは該検査データおよび解析データの一部のデータを表示手段に表示させるモードである。なお、この第2のモードは前述した健診レポートモードに限られず、複数の被検者より得た複数の撮影画像を連続的に観察して被検者の健康状態を評価する際に用いるモードとして把握されることが好ましい。表示制御手段は、第2のモードが選択された場合に、抽出された一部のデータと、記憶手段から読み出された第2のモードに対応したテンプレートの表示レイアウトおよび表示項目とを対応させて表示手段に表示させる。
次にステップS202において、被検者選択を行う。被検者の選択は、検査リストの画面上で行う。その際、検査リストの画面上で、診断対象となる検査の範囲を指定する。なお、この検査の範囲は、検査日や施設名での検索が実行でき診断対象を限定することができる。
図3に被検者選択のための画面の例を示す。被検者選択の他に、この画面ではユーザがタブ301の患者タブを選択すると、被検者の新規登録、編集などを行うことができる。操作入力手段14においてユーザが検索条件で検査日や施設名を入力すると、検索された被検者が患者リスト304となって表示される。本例では検査日の範囲と施設名で検索した結果が表示され、その中から健診時の被検者の識別番号である受付番号0001の被検者を選択した場合を示す。選択された被検者の検査データは、記憶部16から読み出される。その選択した被検者の検査リスト305は、検査リスト作成部12により作成されて、検査リスト表示部15により、患者画面の右側表示エリアにサムネイル表示される。このサムネイル表示には、診断対象となる検査情報が表示される。
図3において、ユーザがタブ302の撮影タブを選択すると撮影装置19での撮影用の画面へ遷移する。撮影画面において、所望の撮影モードにて検査を実施する。撮影画面はOCT検査用と、眼底カメラ用とでそれぞれの撮影装置ごとに別な画面で構成されてもよい。検査結果である撮影画像は、検査データ取得部11より取得され、検査リスト作成部12にて検査リストに追加される。追加された検査データおよび検査リストは記憶部16に保存される。撮影画面についての説明は省略する。
次に、ステップS203において、基準検査データを選択する。ここで、基準検査データとは、上述の検査リスト表示部15により、患者画面の右側表示エリアに表示されるサムネイルで選択されている検査データを示す。図3の検査リスト305の例では、右眼のDisc 3Dの検査を基準検査データとして選択した場合を示している。なお、健診モードが選択された時に、基準検査データを特定の検査として設定できるようにしても良い。
ステップS204において、受付番号0001の被検者の診断を行うためのレポート選択を行う。ユーザが図3のレポートタブ303を選択することにより、表示画面がレポート画面へと遷移する。
レポート画面として最初に表示されるデータを抽出する処理をステップS205からステップS207に示す。ステップS208は、ステップS205からステップS207で抽出された検査データを表示する処理で、表示する画面の例を図4に示す。健診レポートデータ表示部17は、抽出された検査データを図4の表示エリア415に表示する。ステップS205〜S208を以下で説明する。
ステップS205において、表示モードとして健診レポートモードを選択する。健診レポートモード選択時は、レポート画面においてタブ405のCombinedを選択した状態で表示する。本例ではレポート画面で選択できる表示モードとしてCombinedの他に、基準検査データの検査を表示するSingle、基準検査データの対象の眼と同時に表示するBoth Eyes、基準検査データの過去と比較するComparison、基準検査データの検査の経過検査の経過を観察するProgressionがある。レポート画面上で、それぞれのタブを選択することで、表示レイアウトを変更できる。
ステップS206において、ステップS205で選択されたCombinedに割り当てられているレポートテンプレートを選択する。健診レポートモード時は、Combinedには健診レポートテンプレートが割り当てられる。レポートテンプレートの例を図7に示す。このレポートテンプレートは必要に応じて表示項目の追加や削除、位置などを施設ごとや目的ごとにカスタマイズして使用してよい。また、本実施例では、用いる健診レポートテンプレートとしては、検査データとして少なくとも左右眼の緑内障解析データ、左右眼の乳頭解析データ、および左右眼の眼底画像の何れかを1つ以上含んで一画面上に表示するものであればよい。なお、健診レポートテンプレートは、本発明において第2のモードに対応するテンプレートとも把握できる。
ステップS207において、抽出条件に合致する検査データを抽出する。健診レポート用データ抽出部13は、検査リストの中より抽出対象となっている検査データの中から、レポートテンプレート上にある項目を抽出条件として、抽出条件に合致する検査データを抽出する。本例では、左右のDisc 3D検査データ、左右のGlaucoma 3Dの検査データ、左右の眼底画像の検査データの6つの検査データが抽出される。Disc 3D、およびGlaucoma 3Dで得られる検査データは、解析処理部18によってDisc 3D検査データより乳頭の解析データとして、Glaucoma 3D検査データより緑内障の解析データとして、各々を得ることができる。なお、抽出されるデータは、ここでの例示に限定されるものではなく、撮影画像、および解析処理部18で得られる解析データを少なくとも含めばよい。これらデータは健診レポートテンプレートを用いて表示手段上にて同時表示される。
次に、ステップS208において、抽出された検査データを一画面上に同時に表示する。図4のレポート画面を例に説明する。画面上部402には被検者の情報が表示される。画面左側403には患者画面で設定した検索条件、および検索結果で得られた診断対象数を表示する。患者画面の右側表示エリアに表示された検査のサムネイル表示である検査リスト404が表示される。検査リストの上部には、受付番号が表示される。受付番号、患者IDは、表示エリア415にも表示しても良い。表示項目はカスタマイズして使用してもよい。
表示エリア415には、右眼の眼底画像406、左眼の眼底画像407、右眼の断層像408、左目の断層像409、視神経乳頭の周辺を円形状にスキャンして得られる断層画像の領域であるTSNIT領域より得られるRNFL(網膜神経線維層厚)を左右眼ごとに表示し、さらに背景色は正常眼データをもとに色分けしたRNFLプロファイル410、解析表示領域411には、乳頭解析データ、および緑内障解析データが表示される。
解析表示領域411の詳細を図5に示す。視神経乳頭部の形状解析結果から得られるONHパラメータ501としてC/D Vertical、R/D Minimumを表示する。さらに、解析表示領域411には、Glaucoma 3Dで得られる検査データで、黄斑部と視神経乳頭を含むOCT画像をもとに解析処理部で得られる緑内障解析結果であるNFL+GCL+IPLの厚さマップ502、および上下領域の厚み504、全領域の平均の厚み503が表示される。
また、1画面上で診断に必要な検査情報が確認できると、効率良く診断することができる。このレポート画面を見て、受付番号0001の被検者の診断を行う。左右眼の眼底画像で従来通りの血管走行などの眼底画像の確認を行う。左右眼の断層像は、NFL+GCL+IPLの層認識が正しくできているかどうかと、断層像の確認を行う。即ち、緑内障解析データは、神経線維層、神経節細胞層、および内網状層の厚さを加えた厚さについての厚さマップを含む。また、乳頭解析データは、視神経乳頭の周辺を円形状にスキャンして得られる断層画像を含む。
前記表示制御手段は、前記視神経乳頭の周囲の網膜神経線維層厚データと、正常眼データとしての厚さとの比較の結果を表示する。ONHパラメータは、乳頭の形状を数値的に判断する。数値の背景色は正常眼データをもとに色分けして表示しても良い。RNFLプロファイルは、視覚的に左右対称性を確認し異常を確認する。また、正常眼データとの比較で異常がないかを確認する。NFL+GCL+IPLの厚みマップは、正常眼データと比較で異常がないかを確認する。
本実施例では、表示される厚さマップにおいて正常眼データとしての厚さとの比較の結果を色で表示することとしている。当該色表示は、表示制御手段として機能する健診レポート用データ抽出部13の指示により健診レポートデータ表示部17により実行される。また、乳頭解析データについては、視神経乳頭の周囲の網膜神経線維層厚(RNFL)データと、正常眼データとしての厚さとの比較の結果を表示することとしている。当該表示も、健診レポート用データ抽出部13の指示により健診レポートデータ表示部17により実行される。
なお、被検者の眼の屈折値が正常眼データの統計的データにおいてサポートする屈折値の一般値の範囲であるかどうかの判定する処理を配しても良い。この場合、当該処理を実行する正常眼データ範囲外判定手段を配することが望ましい。当該処理を通じて、正常眼データの統計的データの範囲外である場合、警告として正常眼データ範囲外であることの警告表示をし、適切な判定を行うのが望ましい。あるいは、警告の代わりに正常眼データを使用して表示している個所の背景を灰色などの色にして正常眼データとの比較参考値でないことを示すようにするのが良い。このようにすることで、誤った判定を防止するのに効果がある。なお、被検者の眼の屈折値は、撮影時に行うフォーカスにおけるフォーカス位置情報を判定情報に使用してもよい。この場合、判定はフォーカス位置情報に基づいて実行される。
次の被検者の診断を行う方法を次のステップS209以降で説明する。
ステップS209において、次の被検者の健診レポートを表示するかどうかを判断する。次の被検者を表示する場合、フローはステップS210に進み、次の被検者を表示しない場合は、処理を終了する。
ステップS210において、次の被検者の表示に切り替えるために、検査送りボタンを押下する。例を図4の検査送りボタン413に示す。検査送りボタン413を押下すると、ステップS211において、患者画面の患者リスト304で表示されていた順番に従い、次の被検者を選択する。図3を例にすると、受付番号0002の被検者を選択する。次の被検者が選択されるとフローをステップS205に戻す。この際、ステップS203の処理は、健診レポートがある検査であれば問題ないが、本例に示した右眼のDisc 3Dの検査を基準検査データとして選択するのが望ましい。
ステップS204の処理は、既にレポート画面が表示されているので再度処理する必要はない。ステップS205にフローを戻している理由は、例えば、図4を例に説明すると、レポート画面としてSingleを選択していた場合に、健診レポートであるCombinedを選択し、表示するように戻すためである。ステップS206からステップS208は、検査データの抽出を受付番号0002の被検者の検査に変更し、同様の処理になる。
なお、患者画面の患者リスト304で表示されていた順番の位置を示す情報として、被検者選択位置表示414がある。本例では受付番号0002になった場合は、2/100と表示が変更される。被検者の選択を1つ前に戻すには、検査戻りボタン412を押下する。また、送りボタンはキーボードの矢印キーなどを割り当ててもよい。また、本実施例では第1のモードおよび第2のモードの何れを選択した場合も同一の表示手段により表示することとしているが、第1のモードが対象とする表示手段と第2のモードが対象とする表示手段とが異なっていても良く、画像処理の結果最終的にデータ表示に用いた表示手段が更に他の表示手段であってもよい。
<実施例2>
実施例2は、複数の健診レポートデータの表示を持つ例を示す。例として図4の健診レポート表示と、図6の健診レポート表示を持つ場合を示す。図4の健診レポートを標準レポート、図6を簡易レポートとここでは区別して呼ぶ。標準レポートモードと簡易レポートモードとのどちらを、ステップS205におけるCombined選択にしてレポート画面表示するかは、ステップS201の健診モード選択時の処理の中で、Combined選択時の標準レポートと簡易レポートを選択して設定できるのが望ましい。本例での簡易レポートの特徴は、診断効率を上げるためにポイントを絞ったレポートの一例として説明する。ここではONHパラメータ601は、C/D Vertical、R/D Minimumを表示する。
簡易レポートモードを使用することで診断時間の効率は良くなるが、状況によっては簡易レポートモードでは判定が困難で詳細に見て診断を行いたいと検者が希望する場合が想定される。そのような場合は、検査リスト404で詳細に見たい検査を選択し、見たい表示モードとしてSingle、Both Eyesなどを選択すると良い。しかしながら、見たいデータが決まっている場合は、このような操作は不便である。そこで、健診レポート選択プルダウンボタン602を操作することで、図4のレポートに切り替えられると便利である。なお、簡易レポートテンプレート、標準レポートテンプレートは、それぞれ目的ごとにカスタマイズできるのが良い。あるいは健診レポートを追加して、状況に応じて切り替えたいレポートを増やしてもよい。
なお、本例では、健診レポート選択プルダウンボタンを例にしたが、タブ上に追加しても良いし、右クリックで開くメニューの中にレポート選択があってもよい。
<実施例3>
正常眼データは、一般的には多くの人の正常眼を集めたものである。従って、正常眼との比較により異常を検出するのに有効である。しかしながら、統計的なデータでは個人差がある場合には有効に機能しない場合がある。そこで、実施例3ではこの正常眼データを個人データの正常眼データとする個人正常眼データを例にあげる。この個人正常眼データとは、同一被検者において眼に異常が出る前の正常眼のデータを何年か蓄積した同一被検者の眼のデータである。
例えば、神経線維層(NFL)+神経節細胞層(GCL)+内網状層(IPL)の厚さやTSNIT領域のRNFL厚さの検査結果データ、ONH Measurementの検査結果データなどである。これらのデータを解析した解析データを表やグラフで表示すると、どのように変化しているかが分かりやすくなる。過去の検査結果データと経過を観察するための表の例を図8に示す。即ち、検査日の異なる複数の検査データから得られた解析データに関して、表示制御手段によって表示部において表形式で表示させる。
ここでは、解析データとしてC/D Vertical、R/D Minimum、神経線維層(NFL)+神経節細胞層(GCL)+内網状層(IPL)の厚さ、TSNIT領域のRNFL厚さを例にしている。また、図4で示したレポート表示の正常眼データと比較した結果の背景色に関して、正常眼データ内ではあるが、個人正常眼データと比較すると変化がある一定以上になった場合に、背景色を変えて表示すると効果的である。なお個人正常眼のデータは、クラウドコンピューティング上のネットワークに保存されても良い。図示はしないが、過去の検査を検査リスト404上に表示し、過去の健診レポートへの参照をできるようにしてもよい。
以上述べたように、実施例3においては、同一の被検者の検査日の異なる複数の検査データを取得する手段、同一の被検者の複数の検査データに基づいて個人正常眼データを生成する手段、及び他の実施例で述べた正常眼データを個人正常眼データに切り替える手段が示されることとなる。そして、正常眼データの個人正常眼データへの切り替えが行われた場合に、生成された個人正常眼データに基づく一般値を用いて前述した判定が実行される。
以上述べたように、本実施例によれば、健診時に必要な検査項目に合わせた健診レポートを1画面になる表示レイアウトを生成することが可能となる。従って、複数の眼科装置で撮影された画像、および撮影画像を解析して得られる解析データについての診断効率を向上させることが可能となる。
また、上述した実施例では、被検眼において注意する疾病として緑内障を主たる対象として場合の健診レポートモードについて述べている。本実施例では、一覧表示から検査データおよび解析データを抽出する場合、緑内障による影響が被検眼において顕在化する、或いは緑内障の検査において注目すべきデータとして、視神経乳頭周囲のRNFL(網膜神経線維層)の欠損、GCC(Ganglion Cell Comples:内境界膜から内網状層の外縁までの3層)厚さ、およびR/DおよびC/Dを挙げている。しかし、本発明はこれら項目に限定されず、抽出される検査データおよび解析データとして、特定の疾病の影響が顕在化して現れる際の検査データおよび解析データにおける影響の大きさに基づいて決定しても良い。また、特定部位に関して複数の疾病の影響が顕在化して現れ際の、検査データおよび解析データに影響を及ぼす疾病の数に基づいて決定しても良い。
<その他の実施例>
なお、上述した実施例において、本発明は眼科情報処理システムおよび眼科情報処理方法に関するものとして記載している。しかし、本発明は、複数の被検眼画像に対して特定の画像を抽出するという処理を行ってこれらを表示する画像処理装置および画像処理方法としても把握可能である。
なお、本発明は、上述した実施形態或いは実施例の機能(例えば、上記の各部の処理を各工程に対応させたフローチャートにより示される処理)を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給することによっても実現できる。この場合、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が、コンピュータが読み取り可能に記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することにより、上述した実施例の機能を実現する。
また、本発明は上述した実施形態或いは実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形、変更して実施することができる。例えば、実施例では、被測定物が眼の場合について述べているが、眼以外の皮膚や臓器等の被測定物に本発明を適用することも可能である。この場合、本発明は眼科装置以外の、例えば内視鏡等の医療機器としての態様を有する。従って、本発明は眼科装置に例示される検査装置における画像情報処理システムとして把握され、被検眼は被検査物の一態様として把握されることが望ましい。
11:検査データ取得部
12:検査リスト作成部
13:健診レポート用データ抽出部
14:操作入力手段
15:検査リスト表示部
16:記憶部
17:健診レポートデータ表示部
18:解析処理部
本発明の目的の一つは、OCT等の眼科装置によって得られる様々な情報を効率良く取得することにより、診断の精度及び効率を向上させることである。
上記目的を達成するための本発明の一態様に係る眼科情報処理システムは、
被検眼を検査するための複数の眼科装置と、
前記複数の眼科装置のうち第1の眼科装置により被検眼を検査するための第1の画面と、前記第1の画面とは異なる第2の画面であって、前記複数の眼科装置のうち前記第1の眼科装置とは異なる第2の眼科装置により被検眼を検査するための第2の画面とを含む複数の画面のいずれかを、ユーザからの指示に応じて表示手段に表示させる表示制御手段と、を備える。
本発明の一つによれば、OCT等の眼科装置によって得られる様々な情報を効率良く取得することにより、診断の精度及び効率を向上させることが可能となる。



Claims (16)

  1. 眼科装置により撮影して得た被検者の被検眼の撮影画像と前記被検者の識別情報とが関連付けられた検査データを取得する検査データ取得手段と、
    前記撮影画像を解析して解析データを取得する解析処理手段と、
    前記検査データおよび前記解析データの少なくとも一部を表示手段に表示させる際の表示レイアウトおよび表示項目を予め定めたテンプレートと、前記テンプレートに従って表示手段に表示させる前記検査データおよび前記解析データの一部のデータを抽出する抽出条件と、を記憶する記憶手段と、
    前記検査データおよび前記解析データを表示手段に表示させるための第1のモードと、前記抽出条件に応じて抽出された一部のデータを表示手段に表示させるための第2のモードと、のいずれかを選択する操作入力手段と、
    前記第2のモードが選択された場合に、前記抽出された一部のデータと、前記記憶手段から読み出された前記第2のモードに対応したテンプレートの前記表示レイアウトおよび前記表示項目とを対応させて表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を有することを特徴とする眼科情報処理システム。
  2. 前記抽出条件は、特定の疾病の影響が顕在化して現れる際の前記検査データおよび前記解析データにおける影響の大きさに基づいて定められることを特徴とする請求項1に記載の眼科情報処理システム。
  3. 前記抽出条件は、特定の疾病の影響が顕在化して現れる際の前記検査データおよび前記解析データに影響を及ぼす疾病の数に基づいて定められることを特徴とする請求項1に記載の眼科情報処理システム。
  4. 前記解析処理手段で得られる前記解析データには、少なくとも緑内障解析データおよび乳頭解析データの何れかを含み、
    前記第2のモードに対応したテンプレートは、前記検査データとして、少なくとも左右眼の緑内障解析データ、左右眼の乳頭解析データ、および左右眼の眼底画像の何れかを一画面上に表示するテンプレートであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の眼科情報処理システム。
  5. 前記緑内障解析データは、神経線維層、神経節細胞層、および内網状層の厚さを加えた厚さについての厚さマップであって、
    前記表示制御手段は、前記厚さマップにおいて正常眼データとしての厚さとの比較の結果を色で表示することを特徴とする請求項4に記載の眼科情報処理システム。
  6. 前記乳頭解析データは、視神経乳頭の周辺を円形状にスキャンして得られる断層画像であり、
    前記表示制御手段は、前記視神経乳頭の周囲の網膜神経線維層厚データと、正常眼データとしての厚さとの比較の結果を表示することを特徴とする請求項4記載の眼科情報処理システム。
  7. 前記正常眼データとの比較において、前記比較の結果が前記正常眼データに関する統計的データにおける一般値の範囲外であるか否かを判定する正常眼データ範囲外判定手段を有し、
    前記判定の結果が範囲外の場合に、前記表示制御手段は前記表示手段に前記判定の結果が前記正常眼データの一般値の範囲外であることの警告表示を行わせることを特徴とする請求項5又は6に記載の眼科情報処理システム。
  8. 前記正常眼データ範囲外判定手段は、撮影時に得られるフォーカス位置情報をもとに前記判定を行うことを特徴とする請求項7に記載の眼科情報処理システム。
  9. 同一の被検者の検査日の異なる複数の前記検査データを取得する手段と、
    前記同一の被検者の前記複数の検査データに基づいて個人正常眼データを生成する手段と、
    前記正常眼データを前記個人正常眼データに切り替える手段と、を有し、
    前記正常眼データの前記個人正常眼データへの切り替えが行われた場合に、前記個人正常眼データに基づく一般値を用いて前記判定を行うことを特徴とする請求項7又は8に記載の眼科情報処理システム。
  10. 前記表示制御手段は、前記検査日の異なる複数の検査データから得られた解析データを前記表示手段において表形式で表示させることを特徴とする請求項9に記載の眼科情報処理システム。
  11. 眼科装置により撮影して得た被検者の被検眼の撮影画像と前記被検者の識別情報とが関連付けられた検査データを取得する検査データ取得手段と、
    前記撮影画像を解析して解析データを取得する解析処理手段と、
    前記検査データおよび前記解析データを表示手段に表示させるための第1のモードと、所定の抽出条件に応じて前記検査データおよび前記解析データから抽出された一部のデータを表示手段に表示させるための第2のモードと、のいずれかを選択する操作入力手段と、
    前記第2のモードが選択された場合に、前記抽出された一部のデータと前記第2のモードに対応する表示レイアウトおよび表示項目とを対応させて表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  12. 眼科装置により撮影して得た被検者の被検眼の撮影画像と前記被検者の識別情報とが関連付けられた検査データを取得する検査データ取得手段と、
    前記撮影画像を解析して解析データを取得する解析処理手段と、
    前記検査データおよび前記解析データを表示手段に表示させるための第1のモードと、前記検査データおよび前記解析データの一部のデータを表示手段に表示させるための第2のモードと、のいずれかを選択する操作入力手段と、
    前記第2のモードが選択された場合に、前記一部のデータと前記第2のモードに対応する表示レイアウトおよび表示項目とを対応させて表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  13. 眼科装置により撮影して得た被検者の被検眼の撮影画像と前記被検者の識別情報とが関連付けられた検査データを取得する検査データ取得工程と、
    前記撮影画像を解析して解析データを取得する解析処理工程と、
    前記検査データおよび前記解析データの少なくとも一部を表示手段に表示させる際の表示レイアウトおよび表示項目を予め定めたテンプレートと、前記テンプレートに従って前記表示手段に表示させる前記検査データおよび前記解析データの一部のデータを抽出する抽出条件と、を記憶部に記憶する記憶工程と、
    前記検査データおよび前記解析データを表示手段に表示させるための第1のモードと、前記抽出条件に応じて抽出された前記一部のデータを前記表示手段に表示させるための第2のモードと、のいずれかを選択する操作入力工程と、
    前記第2のモードが選択された場合に、前記抽出された一部のデータと、前記記憶手段から読み出された前記第2のモードに対応したテンプレートの前記表示レイアウトおよび前記表示項目とを対応させて表示手段に表示させる表示制御工程と、を有することを特徴とする眼科情報処理方法。
  14. 眼科装置により撮影して得た被検者の被検眼の撮影画像と前記被検者の識別情報とが関連付けられた検査データを取得する検査データ取得工程と、
    前記撮影画像を解析して解析データを取得する解析処理工程と、
    前記検査データおよび前記解析データを表示手段に表示させるための第1のモードと、所定の抽出条件に応じて前記検査データおよび前記解析データから抽出された一部のデータを表示手段に表示させるための第2のモードと、のいずれかを選択する操作入力工程と、
    前記第2のモードが選択された場合に、前記抽出された一部のデータと前記第2のモードに対応する表示レイアウトおよび表示項目とを対応させて表示手段に表示させる表示制御工程と、を有することを特徴とする画像処理方法。
  15. 眼科装置により撮影して得た被検者の被検眼の撮影画像と前記被検者の識別情報とが関連付けられた検査データを取得する検査データ取得工程と、
    前記撮影画像を解析して解析データを取得する解析処理工程と、
    前記検査データおよび前記解析データを表示手段に表示させるための第1のモードと、前記検査データおよび前記解析データの一部のデータを表示手段に表示させるための第2のモードと、のいずれかを選択する操作入力工程と、
    前記第2のモードが選択された場合に、前記一部のデータと前記第2のモードに対応する表示レイアウトおよび表示項目とを対応させて表示手段に表示させる表示制御工程と、を有することを特徴とする画像処理方法。
  16. 請求項14又は15に記載の画像処理方法の各工程をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
JP2019142325A 2015-03-30 2019-08-01 眼科情報処理システムおよび眼科情報処理方法 Active JP6898969B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019142325A JP6898969B2 (ja) 2015-03-30 2019-08-01 眼科情報処理システムおよび眼科情報処理方法

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015069069A JP6568375B2 (ja) 2015-03-30 2015-03-30 眼科情報処理システム、画像処理装置、および画像処理方法
JP2019142325A JP6898969B2 (ja) 2015-03-30 2019-08-01 眼科情報処理システムおよび眼科情報処理方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015069069A Division JP6568375B2 (ja) 2015-03-30 2015-03-30 眼科情報処理システム、画像処理装置、および画像処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019202183A true JP2019202183A (ja) 2019-11-28
JP6898969B2 JP6898969B2 (ja) 2021-07-07

Family

ID=68725612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019142325A Active JP6898969B2 (ja) 2015-03-30 2019-08-01 眼科情報処理システムおよび眼科情報処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6898969B2 (ja)

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09173297A (ja) * 1995-12-22 1997-07-08 Canon Inc 眼底検査装置
JP2005323815A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Kowa Co 眼科検査装置
JP2009078129A (ja) * 2007-09-03 2009-04-16 Nidek Co Ltd 眼屈折力測定装置
JP2011024930A (ja) * 2009-07-29 2011-02-10 Topcon Corp 眼科観察装置
JP2011212094A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Fujifilm Corp 診断支援システム、診断支援装置、診断支援方法および診断支援プログラム
JP2012232034A (ja) * 2011-05-07 2012-11-29 Nidek Co Ltd 眼科観察システム
JP2013501553A (ja) * 2009-08-10 2013-01-17 カール ツァイス メディテック アクチエンゲゼルシャフト 緑内障の組み合わせ解析
JP2013111421A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Nidek Co Ltd 眼底解析装置及びプログラム
JP2013248075A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Nidek Co Ltd 眼底検査装置
US20140063453A1 (en) * 2012-08-30 2014-03-06 Canon Kabushiki Kaisha Diagnosis support apparatus and method

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09173297A (ja) * 1995-12-22 1997-07-08 Canon Inc 眼底検査装置
JP2005323815A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Kowa Co 眼科検査装置
JP2009078129A (ja) * 2007-09-03 2009-04-16 Nidek Co Ltd 眼屈折力測定装置
JP2011024930A (ja) * 2009-07-29 2011-02-10 Topcon Corp 眼科観察装置
JP2013501553A (ja) * 2009-08-10 2013-01-17 カール ツァイス メディテック アクチエンゲゼルシャフト 緑内障の組み合わせ解析
JP2011212094A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Fujifilm Corp 診断支援システム、診断支援装置、診断支援方法および診断支援プログラム
JP2012232034A (ja) * 2011-05-07 2012-11-29 Nidek Co Ltd 眼科観察システム
JP2013111421A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Nidek Co Ltd 眼底解析装置及びプログラム
JP2013248075A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Nidek Co Ltd 眼底検査装置
US20140063453A1 (en) * 2012-08-30 2014-03-06 Canon Kabushiki Kaisha Diagnosis support apparatus and method
JP2014061280A (ja) * 2012-08-30 2014-04-10 Canon Inc 診断支援装置および方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6898969B2 (ja) 2021-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5436076B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
Trucco et al. Validating retinal fundus image analysis algorithms: issues and a proposal
JP5702991B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP5148928B2 (ja) 眼底検査装置及びプログラム
JP2019118814A (ja) 機械学習ガイド付き撮影システム
JP2017159093A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の作動方法及びプログラム
JP6918525B2 (ja) 眼科診療情報処理システム及び眼科診療情報処理方法
JP2018020155A (ja) 視野計
JP2023009236A (ja) 断層画像処理装置、これを備える眼科装置、及び断像画像を処理するためのコンピュータプログラム
JP7196908B2 (ja) 眼科画像処理装置および眼科画像処理プログラム
US11756673B2 (en) Medical information processing apparatus and medical information processing method
JP6568375B2 (ja) 眼科情報処理システム、画像処理装置、および画像処理方法
WO2020116351A1 (ja) 診断支援装置、および診断支援プログラム
JP6898969B2 (ja) 眼科情報処理システムおよび眼科情報処理方法
JP2010005152A (ja) 健診システム及び眼科健診装置
JP6968552B2 (ja) 眼科診療情報処理システム
JP6927724B2 (ja) 表示制御装置、表示制御方法、及びプログラム
JP6033478B2 (ja) 眼科装置、層厚比較方法およびプログラム
JP5017491B2 (ja) 眼科装置
JP6626485B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP6223527B2 (ja) 眼科装置、層厚比較方法およびプログラム
JP2014050754A (ja) 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
JP2020028786A (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP2022160184A (ja) 眼科画像処理装置及び眼科画像処理プログラム
JP2024070317A (ja) 処理装置、処理プログラム、処理方法及び処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190830

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200609

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201013

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210513

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210611

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6898969

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151