JP6968552B2 - 眼科診療情報処理システム - Google Patents
眼科診療情報処理システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6968552B2 JP6968552B2 JP2017044134A JP2017044134A JP6968552B2 JP 6968552 B2 JP6968552 B2 JP 6968552B2 JP 2017044134 A JP2017044134 A JP 2017044134A JP 2017044134 A JP2017044134 A JP 2017044134A JP 6968552 B2 JP6968552 B2 JP 6968552B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inspection
- image
- data
- unit
- examination
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
即ち、表示された各検査画像に係る各画像データの夫々の取得時点の間において病変が急激に成長したような場合には、その病変の変化の過程を確実に表示することは不可能であった。
しかしながら、従来にあっては、ユーザーである眼科医等が過去の検査画像の中から、上記の観点からの基本検査画像及び比較検査画像を抽出して表示装置に表示させて診療を行った場合であっても、当該患者の診療後システムを終了させた場合には、上記基本検査画像及び比較検査画像は保存されず、次回、同一の患者の診療を行う際にシステムを立ち上げた場合には、その都度、基本検査画像及び比較検査画像を自ら検索して表示させなければならず非常に煩雑である、という不具合が存していた。
ユーザーの選択による前記検査画像を基本検査画像として特定し、又は、病変の発生及び所定以上の変化を解析して、前記病変の発生及び所定以上の変化を示す検査画像を前記基本検査画像として特定すると共に、ユーザーにより前記検査画像の中から選択され、前記基本検査画像と対比する比較検査画像を特定し、前記基本検査画像及び前記比較検査画像を表示させ、前記基本検査画像と前記比較検査画像を保存する眼科診療情報処理システムにおいて、
診療種別ごとのレポートテンプレートを格納するテンプレート格納部と、
過去に取得された検査データを患者ごとに格納する検査データ格納部と、
患者に対して新たに実施された診療行為の種別を表す新規診療種別と、当該診療行為により取得された新規検査データと、当該患者に付与された患者識別子とを受け付ける情報受付部と、
前記情報受付部により受け付けられた前記新規診療種別に対応するレポートテンプレートを前記テンプレート格納部から取得するテンプレート取得部と、
前記情報受付部により受け付けられた前記患者識別子に基づいて、前記検査データ格納部から過去の検査データを取得する検査データ取得部と、
前記テンプレート取得部により取得された前記レポートテンプレートと、前記検査データ取得部により取得された前記検査データ、前記情報受付部により受け付けられた前記新規検査データに基づいて当該患者の検査レポートを作成するレポート作成部と、
前記レポート作成部により作成された前記検査レポートを表示部に表示させる表示制御部とを備え、
前記情報受付部は、前記ユーザーによる前記基本検査画像の選択のための入力及び前記基本検査画像と対比するための複数の比較検査画像の選択のための入力を受け付け、
前記レポート作成部は、前記ユーザーによる入力情報に基づき、前記入力情報に対応する過去の検査データを取得し、取得された検査データに関連付けられた検査画像を抽出して選択された基本検査画像として特定すると共に、前記過去の検査画像の中から比較検査画像を特定し、前記基本検査画像及び前記比較検査画像を前記表示制御部を介して表示部に表示させ、
前記検査データ格納部は、前記基本検査画像と前記比較検査画像、及び関連情報を保存することを特徴とする眼科診療情報処理システム。
ユーザーの選択による前記検査画像を基本検査画像として特定し、又は、病変の発生及び所定以上の変化を解析して、前記病変の発生及び所定以上の変化を示す検査画像を前記基本検査画像として特定すると共に、ユーザーにより前記検査画像の中から選択され、前記基本検査画像と対比する比較検査画像を特定し、前記基本検査画像及び前記比較検査画像を表示させ、前記基本検査画像と前記比較検査画像を保存する眼科診療情報処理システムにおいて、
診療種別ごとのレポートテンプレートを格納するテンプレート格納部と、過去に取得された検査データを患者ごとに格納する検査データ格納部と、 患者に対して新たに実施された診療行為の種別を表す新規診療種別と、当該診療行為により取得された新規検査データと、当該患者に付与された患者識別子とを受け付ける情報受付部と、前記情報受付部により受け付けられた前記新規診療種別に対応するレポートテンプレートを前記テンプレート格納部から取得するテンプレート取得部と、前記情報受付部により受け付けられた前記患者識別子に基づいて、前記検査データ格納部から過去の検査データを取得する検査データ取得部と、前記検査データ取得部により取得された前記検査データ及び前記情報受付部により受け付けられた前記新規検査データを解析する解析部と、前記テンプレート取得部により取得された前記レポートテンプレートと、前記検査データ取得部により取得された前記検査データ、前記情報受付部により受け付けられた前記新規検査データ及び前記解析部による解析結果に基づいて、当該患者の検査レポートを作成するレポート作成部と、前記レポート作成部により作成された前記検査レポートを表示部に表示させる表示制御部とを備え、前記解析部は、前記検査データから病変の発生及び病変の変化の経過情報を検索して解析し、前記病変の発生又は病変に所定以上の変化が発生した時点の検査データを特定すると共に、前記病変の発生又は病変の所定以上の変化が発生した時点の検査データに対応する検査画像を抽出して基本検査画像として特定し、前記情報受付部は、前記ユーザーによる前記基本検査画像と対比するための複数の比較検査画像の選択のための入力を受け付け、前記レポート作成部は、前記過去の検査画像の中から比較検査画像を特定し、前記基本検査画像及び前記比較検査画像を前記表示制御部を介して表示部に表示させ、前記検査データ格納部は、前記基本検査画像と前記比較検査画像、及び関連情報を保存することを特徴とする。
本実施形態に係る眼科診療情報処理システムは、たとえば、単一のコンピュータ、互いに通信可能な複数のコンピュータ、医療機関内に構築された情報システム、医療機関外に構築された情報システム、または、これらのうちの2以上の組み合わせにより実現される。
テンプレート格納部10は、診療種別ごとのレポートテンプレートを格納する。診療種別とは、診療行為(医療行為)の種別を表し、特に眼科における診療行為の種別を表す。診療種別は、疾患の種別であってもよい。また、診療種別は、階層的に構成されてもよい。
たとえば、診療種別「加齢黄斑変性症」に関連付けられたレポートテンプレートと、「緑内障(の経過観察)」に関連付けられたレポートテンプレートと、「手術」に関連付けられたレポートテンプレートと、「投薬」に関連付けられたレポートテンプレートとが少なくとも格納される。
検査データ格納部20は、過去に取得された検査データを患者ごとに格納する。検査データ格納部20には、たとえば、患者ごとの記憶領域(ファイル)が設けられている。各ファイルは、予め設定された患者識別子によって識別される。また、各検査データには、その種別(検査種別)を表す識別子が付されている。典型的な例として、視力検査により取得された視力値には識別子「視力値」が付され、OCTにより取得された画像データには識別子「OCT画像」が付され、この画像データを所定の解析処理を施して得られたデータには「OCT(解析種別)」が付される。
情報受付部30は、次の情報を受け付ける:(1)患者に対して新たに実施された診療行為の種別(新規診療種別);(2)当該診療行為により取得された1以上の検査データ(新規検査データ);(3)当該患者に付与された患者識別子。
さらに、コンピュータ端末には、検査装置から直接に新規検査データが入力される。或いは、検査装置により取得された新規検査データは、他の装置や記録媒体を介してコンピュータ端末に入力される。他の装置としては、たとえば、電子カルテシステムや医療用画像管理システム(PACS)などがある。
テンプレート取得部40は、情報受付部30により受け付けられた新規診療種別に対応するレポートテンプレートをテンプレート格納部10から取得する。上記のように、テンプレート格納部10には、診療種別ごとのレポートテンプレートが格納されている。すなわち、各診療種別に対してレポートテンプレートが関連付けられている。テンプレート取得部40は、情報受付部30から入力された新規診療種別に関連付けられたレポートテンプレートをテンプレート格納部10から選択的に読み出す。
検査データ取得部50は、情報受付部30により受け付けられた患者識別子に基づいて、検査データ格納部20から過去の検査データを取得する。このとき、新規検査データを参照してもよい。また、異なる種別の疾患の診療が並行して行われている患者が対象である場合などには、新規診療種別を参照してもよい。
さらに、検査データ取得部50は、特定されたファイルに格納されている検査データのうち、情報受付部30から入力された新規検査データに関連する検査データを読み出す。この処理は、たとえば、新規検査データの種別(検査種別)を特定する処理と、特定された検査種別と同種の検査データを検索する処理と、それにより検索された検査データを読み出す処理とを含む。
レポート作成部60は、テンプレート取得部40により取得されたレポートテンプレートと、検査データ取得部50により取得された検査データと、情報受付部30により受け付けられた新規検査データ及び解析部90からの解析結果とに基づいて、この患者の検査レポートを作成する。レポートテンプレートには、情報の種別ごとに領域が設定されている。
表示部80は、眼科診療報処理システム1の内部または外部に設けられた表示デバイスを含む。表示制御部70は、レポート作成部60により作成された検査レポートを表示部80に表示させる。
上記各種のテーマに基づく検査画像Cの例としては、例えば、眼底に疾患又は病変が発見された時点で撮影された検査画像、手術を行った後の直近の検査画像、投薬を開始した時点での検査画像c1が該当する。
従って、ユーザーがこれらの指示情報(例えば、「疾患病変発見」、「投薬開始」、「手術完了」等の文字データ)を、患者を特定する情報である患者識別子と共に情報受付部30に入力した場合には、レポート作成部60は検査データ取得部50を介して検査データ格納部20から当該入力情報に対応する検査データ、即ち、入力された患者識別子により特定された患者に関する「疾患病変発見」、「投薬開始」、「手術完了」の入力情報に対応する検査データを取得し、その検査データに含まれる検査画像c1を抽出して表示制御部70を介して表示部80に表示させる。
なお、図中符号152はオーバーレイコントロールであり、符号153は眼底イメージコントロール、符号154はレジストレーション、符号157はデータ変更ボタンである。また、符号154は傾向解析結果グラフ、155はRNFL Thicknessグラフである。
本実施の形態にあっては、このような画面表示エリア151a、151bにおいて、左端の画面表示エリア158には基本検査画像Aが、夫々、表示される。
例えば、患者の通院回数、頻度等を参考にして、最新の、例えば、本日の診療日との間で所定の日にち間隔を指定して適宜、3枚の検査画像c2、c3、c4を抽出して、図2に示すように、比較検査画像B1、B2、B3として、図3に示す表示部80の画面156上において、基本検査画像Aの右方に経時的順序に従って表示させることができる。
本実施の形態においては、比較検査画像B1、B2、B3は、基本検査画像Aよりも経時的に以後に取得された検査画像c2、c3、c4である場合を例に説明したが、本例に限定されず、前記基本検査画像B1、B2、B3に対応する検査データよりも経時的に以前に取得された検査データであってもよい。
そして、情報受付部60は、表示部80に表示させた基本検査画像A及び比較検査画像B1、B2、B3の画像データを、画像の配列順情報を含め、検査データ格納部20に保存する。
所定の患者に関する緑内障の経過観察のための検査が実施される。今回の検査では、眼圧計による眼圧測定と、OCTによる網膜厚測定と、眼底カメラによる眼底撮影が実施されたとする。これらにより取得された検査データ(新規検査データ:眼圧値、網膜厚および眼底画像)は、別途に入力された患者識別子(および新規診療種別)とともに管理される。
検査の終了後または医師による診察時に、ステップS1で患者識別子、新規検査種別および新規検査データが、患者識別子および新規検査種別とともに、情報受付部30からテンプレート取得部40と検査データ取得部50とレポート作成部60とに送られる。ここで、情報受付部30からレポート作成部60に直接にデータを送信する代わりに、テンプレート取得部40や検査データ取得部50を経由してレポート作成部60にデータを送信するように構成してもよい。
テンプレート取得部40は、ステップS2において入力された新規診療種別に対応するレポートテンプレートをテンプレート格納部10から取得する。この処理において、テンプレート取得部40は、入力された新規診療種別に対応するレポートテンプレートを、適宜のレポートテンプレートリストを参照することにより特定し、特定されたレポートテンプレートをテンプレート格納部10から読み出す。レポートテンプレートリストは、テンプレート格納部10またはテンプレート取得部40に予め格納されている。
検査データ取得部50は、ステップS2において入力された患者識別子に基づいて、検査データ格納部20から過去の検査データを取得する。この処理において、検査データ取得部50は、入力された患者識別子が記録されているファイルを検索し、検索されたファイルに格納されている検査データの一部または全部み出す。取得された過去の検査データは、たとえば、患者識別子とともにレポート作成部60に送られる。
次に、眼科医等のユーザーが患者の病変に関する検査画像を対比して診断する場合には、ユーザーは情報受付部30に自分が意図する比較診断を行うことを目的とした検査画像を選択するために、適宜の指示情報(「病変発見」、「投薬開始」、「手術完了」等の文字データ又は、これら事象に関する識別子が存在する場合には当該識別子)を、患者を特定する情報である患者識別子と共に情報受付部30に入力する。
ユーザーがこれらの指示情報を、患者を特定する情報である患者識別子と共に情報受付部30に入力した場合には、レポート作成部60は検査データ取得部50を介して検査データ格納部20から当該入力情報に対応する検査データ、即ち、入力された患者識別子により特定された患者に関する「疾患病変発見」、「投薬開始」、「手術完了」等の入力情報に対応する検査データを取得し、その検査データに含まれる検査画像c1を抽出して表示部80表示にさせる。
次に、ユーザーは基本検査画像Aと対比する比較検査画像Bを過去の検査画像Cの中から、検査画像c2、c3、c4として3つ選択して特定する場合には、ユーザーは情報受付部30において、例えば、患者の通院履歴を参照しつつ、基本検査画像Aの取得日時との関係で適切と判断される時間的間隔を置いて検査データを指定する入力を行い、情報受付部30は当該入力に基づき検査データ取得部50に指示を出し検査データ取得部50は検査データ格納部20から当該入力に対応する検査データを取得してレポート作成部60に提供し、レポート作成部60は当該検査データに含まれる検査画像c2、c3、c4を抽出して3枚の比較検査画像B1、B2、B3を特定し、表示制御部70を介して表示部80に表示させる。
レポート作成部60は、ステップS3で取得されたレポートテンプレートと、ステップS4で取得された過去の検査データと、ステップS2で入力された新規検査データと、ステップS5において特定された基本検査画像と、ステップS6において特定された比較検査画像とに基づいて、当該患者の検査レポートを作成する。
そして、本実施の形態にあっては、情報受付部30において、「検査画像c1を基本検査画像Aとして表示させる」旨の入力指示及び、「検査画像c2、c3、c4を比較検査画像B1、B2、B3として表示させる」旨の入力指示が受けつけられた場合には、レポート作成部60はテンプレート取得部40から提供されたレポートテンプレートに、基本検査画像A及び比較検査画像B1、B2、B3を埋め込んで表示制御部70に送る。
表示制御部70は、ステップS5で作成された検査レポートを表示部80に表示させる。なお、検査レポートにサムネイルが提示されている場合、このサムネイルが指定されると(たとえばクリックされると)、表示制御部70は、指定されたサムネイルの元の画像(眼底画像、視野分布画像等)を付帯情報から読み出して表示部80に表示させる。
本実施の形態にあっては、表示制御部70はレポート作成部60の指示に基づき表示部80に基本検査画像A及び比較検査画像B1、B2、B3を、表示部の画面上、左端部から右方向にかけてこの順番で表示する。
情報受付部60は、表示部80に表示させた基本検査画像A及び比較検査画像B1、B2、B3の画像データを、画像の配列順情報を含め、検査データ格納部20に保存する。
この保存作業により、眼科医等のユーザーが当該患者に対する当該診療日における診療後、本実施の形態に係る眼科診療情報処理システム100を終了させて次の診療時に再度システムを立ち上げた際にも、患者識別子を入力することにより、同一の基本検査画像A及び比較検査画像B1、B2、B3を同一の配列順序で表示部80に表示させることができる。
図5〜図7は本発明に係る眼科診断情報処理システムの第二の実施の形態を示す。前記実施の形態における場合と同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施の形態に係る眼科診療情報処理システム200にあっては、ユーザーの手を介することなく、解析部90が検査データに基づき患者の病変の発生又は病変の変化を解析して、病変の発生又は病変の所定の変化を示す検査画像を基本検査画像として特定するように構成されている。比較検査画像をユーザーがユーザー自身の意図により選択できる点は前記実施の形態と同様である。
「スタート」からステップS4までの手順は第一の実施の形態の場合と同様であり、ステップS4において過去の検査データの取得が行われた後、ユーザーによる情報受付部30への入力指示に基づきステップS5において「解析処理による基本検査画像の特定」が行われる。ステップ5においては、上記のように、解析部90による画像解析により、病変の発生または病状の変化が大きく表れた事象Xが発生したような場合には、当該事象Xを最もよく反映する検査画像を抽出し、基本検査画像Dとして特定する。
その後、ステップS9において、表示部80において表示された基本検査画像D及び比較検査画像B4、B5、B6の画像データが、その表示順のデータと共に検査データ格納部20において格納保存される。
20 検査データ格納部
30 情報受付部
40 テンプレート取得部
50 検査データ取得部
60 レポート作成部
70 表示制御部
80 表示部
90 解析部
100 眼科診療情報処理システム
151 画像表示エリア
152 オーバーレイコントロール
153 データ変更ボタン
154 レジストレーション
155 傾向解析結果グラフ
156 RNFL Thicknessグラフ
157 データ変更ボタン
158 画面表示エリア
160 基本画像
161 経過画像
162 経過画像
163 最新画像
200 眼科診療情報処理システム
A 基本検査画像
B 比較検査画像
C 検査画像
D 基本検査画像
X 事象
Claims (9)
- 眼科診療において経時的に取得された検査画像を含む複数の検査情報を保存し、前記検査情報に基づいて選択された複数の検査画像を表示する眼科診療情報処理システムであって、
ユーザーの選択による前記検査画像を基本検査画像として特定し、又は、病変の発生及び所定以上の変化を解析して、前記病変の発生及び所定以上の変化を示す検査画像を前記基本検査画像として特定すると共に、ユーザーにより前記検査画像の中から選択され、前記基本検査画像と対比する比較検査画像を特定し、前記基本検査画像及び前記比較検査画像を表示させ、前記基本検査画像と前記比較検査画像を保存する眼科診療情報処理システムにおいて、
診療種別ごとのレポートテンプレートを格納するテンプレート格納部と、
過去に取得された検査データを患者ごとに格納する検査データ格納部と、
患者に対して新たに実施された診療行為の種別を表す新規診療種別と、当該診療行為により取得された新規検査データと、当該患者に付与された患者識別子とを受け付ける情報受付部と、
前記情報受付部により受け付けられた前記新規診療種別に対応するレポートテンプレートを前記テンプレート格納部から取得するテンプレート取得部と、
前記情報受付部により受け付けられた前記患者識別子に基づいて、前記検査データ格納部から過去の検査データを取得する検査データ取得部と、
前記テンプレート取得部により取得された前記レポートテンプレートと、前記検査データ取得部により取得された前記検査データ、前記情報受付部により受け付けられた前記新規検査データに基づいて当該患者の検査レポートを作成するレポート作成部と、
前記レポート作成部により作成された前記検査レポートを表示部に表示させる表示制御部とを備え、
前記情報受付部は、前記ユーザーによる前記基本検査画像の選択のための入力及び前記基本検査画像と対比するための複数の比較検査画像の選択のための入力を受け付け、
前記レポート作成部は、前記ユーザーによる入力情報に基づき、前記入力情報に対応する過去の検査データを取得し、取得された検査データに関連付けられた検査画像を抽出して選択された基本検査画像として特定すると共に、前記過去の検査画像の中から比較検査画像を特定し、前記基本検査画像及び前記比較検査画像を前記表示制御部を介して表示部に表示させ、
前記検査データ格納部は、前記基本検査画像と前記比較検査画像、及び関連情報を保存することを特徴とする眼科診療情報処理システム。 - 眼科診療において経時的に取得された検査画像を含む複数の検査情報を保存し、前記検査情報に基づいて選択された複数の検査画像を表示する眼科診療情報処理システムであって、
ユーザーの選択による前記検査画像を基本検査画像として特定し、又は、病変の発生及び所定以上の変化を解析して、前記病変の発生及び所定以上の変化を示す検査画像を前記基本検査画像として特定すると共に、ユーザーにより前記検査画像の中から選択され、前記基本検査画像と対比する比較検査画像を特定し、前記基本検査画像及び前記比較検査画像を表示させ、前記基本検査画像と前記比較検査画像を保存する眼科診療情報処理システムにおいて、
診療種別ごとのレポートテンプレートを格納するテンプレート格納部と、
過去に取得された検査データを患者ごとに格納する検査データ格納部と、
患者に対して新たに実施された診療行為の種別を表す新規診療種別と、当該診療行為により取得された新規検査データと、当該患者に付与された患者識別子とを受け付ける情報受付部と、
前記情報受付部により受け付けられた前記新規診療種別に対応するレポートテンプレートを前記テンプレート格納部から取得するテンプレート取得部と、
前記情報受付部により受け付けられた前記患者識別子に基づいて、前記検査データ格納部から過去の検査データを取得する検査データ取得部と、
前記検査データ取得部により取得された前記検査データ及び前記情報受付部により受け付けられた前記新規検査データを解析する解析部と、
前記テンプレート取得部により取得された前記レポートテンプレートと、前記検査データ取得部により取得された前記検査データ、前記情報受付部により受け付けられた前記新規検査データ及び前記解析部による解析結果に基づいて、当該患者の検査レポートを作成するレポート作成部と、
前記レポート作成部により作成された前記検査レポートを表示部に表示させる表示制御部とを備え、
前記解析部は、前記検査データから病変の発生及び病変の変化の経過情報を検索して解析し、前記病変の発生又は病変の所定以上の変化が発生した時点の検査データを特定すると共に、前記病変の所定以上の変化が発生した時点の検査データに対応する検査画像を抽出して基本検査画像として特定し、
前記情報受付部は、前記ユーザーによる前記基本検査画像と対比するための複数の比較検査画像の選択のための入力を受け付け、
前記レポート作成部は、前記過去の検査画像の中から比較検査画像を特定し、前記基本検査画像及び前記比較検査画像を前記表示制御部を介して表示部に表示させ、
前記検査データ格納部は、前記基本検査画像と前記比較検査画像、及び関連情報を保存することを特徴とする眼科診療情報処理システム。 - 前記比較検査画像は、前記基本検査画像に対応する検査データよりも経時的に以前に取得された検査データ及び前記基本検査画像に対応する検査データよりも経時的に以後に取得された検査データに対応する検査画像からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の眼科診療情報処理システム。
- 前記比較検査画像は、経時的に前記基本検査画像に対応する検査データよりも以後に取得された検査データに対応する検査画像からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の眼科診療情報処理システム。
- 前記検査データは網膜の厚さ寸法データであると共に、前記検査画像は網膜の断層画像であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の眼科診療情報処理システム。
- 前記検査データは眼底画像上に表示された病変の面積データであると共に、前記検査画像は眼底画像であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の眼科診療情報処理システム。
- 前記検査データは網膜の断層画像に表示された網膜の厚さ寸法データであると共に、前記検査画像は、網膜の断層画像と、前記断層画像に基づき眼底断面を構成する各層に分割して抽出し、各層を斜視方向から平面的に示す複数層マップ表示画像とを含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の眼科診療情報処理システム。
- 前記レポート作成部は、前記病変の数値的データ及び前記検査画像が取得された日時データを含めて表示制御部を介して表示することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の眼科診療情報処理システム。
- 前記基本検査画像及び比較検査画像は、表示画面上において横方向に4つ経時的に連続して表示され、前記基本検査画像は左端に配置されると共に、前記比較検査画像は前記基本検査画像の右方に3つ連続して配置されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の眼科診療情報処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017044134A JP6968552B2 (ja) | 2017-03-08 | 2017-03-08 | 眼科診療情報処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017044134A JP6968552B2 (ja) | 2017-03-08 | 2017-03-08 | 眼科診療情報処理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018147386A JP2018147386A (ja) | 2018-09-20 |
JP6968552B2 true JP6968552B2 (ja) | 2021-11-17 |
Family
ID=63591386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017044134A Active JP6968552B2 (ja) | 2017-03-08 | 2017-03-08 | 眼科診療情報処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6968552B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102304684B1 (ko) * | 2019-06-25 | 2021-09-23 | 백승빈 | 망막치료컨텐츠제공장치 및 그 동작 방법 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08166995A (ja) * | 1994-12-13 | 1996-06-25 | Toshiba Corp | 医用診断支援システム |
JP4441464B2 (ja) * | 2005-09-09 | 2010-03-31 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 画像表示装置 |
JP2014071592A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Fujifilm Corp | 投薬効果予測システム及びその制御方法、並びに制御プログラム |
JP6236761B2 (ja) * | 2012-10-24 | 2017-11-29 | 株式会社ニデック | 眼科解析装置、及び眼科解析プログラム |
JP5677521B2 (ja) * | 2013-07-10 | 2015-02-25 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、プログラムおよび記憶媒体 |
JP2016101297A (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | 株式会社トプコン | 眼科情報処理システムおよび眼科情報処理方法 |
JP6448588B2 (ja) * | 2016-08-25 | 2019-01-09 | キヤノン株式会社 | 医療診断支援装置、医療診断支援システム、情報処理方法及びプログラム |
-
2017
- 2017-03-08 JP JP2017044134A patent/JP6968552B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018147386A (ja) | 2018-09-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7423712B2 (ja) | 医療情報処理システム | |
JP5436076B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム | |
JP6918525B2 (ja) | 眼科診療情報処理システム及び眼科診療情報処理方法 | |
JP5834042B2 (ja) | 診療情報表示制御装置および診療情報表示制御方法並びに診療情報表示制御プログラム | |
JP2008295804A (ja) | 眼底検査装置及びプログラム | |
JP2016101297A (ja) | 眼科情報処理システムおよび眼科情報処理方法 | |
JP5154191B2 (ja) | 医療情報処理システム及びプログラム | |
JP6542582B2 (ja) | 眼科検査支援システム | |
JP6499918B2 (ja) | 眼科検査支援システム及び眼科検査支援サーバ | |
JP7196908B2 (ja) | 眼科画像処理装置および眼科画像処理プログラム | |
JP6968552B2 (ja) | 眼科診療情報処理システム | |
JP7230800B2 (ja) | 眼科情報処理システム | |
JP2010005152A (ja) | 健診システム及び眼科健診装置 | |
JP6927724B2 (ja) | 表示制御装置、表示制御方法、及びプログラム | |
JP7440178B2 (ja) | 医療支援システム及び眼科検査装置 | |
JP6033478B2 (ja) | 眼科装置、層厚比較方法およびプログラム | |
JP6568375B2 (ja) | 眼科情報処理システム、画像処理装置、および画像処理方法 | |
JP6898969B2 (ja) | 眼科情報処理システムおよび眼科情報処理方法 | |
JP5871890B2 (ja) | 眼科装置、層厚比較方法およびプログラム | |
JP6589074B2 (ja) | 眼科検査支援システム及び眼科検査支援サーバ | |
JP5017491B2 (ja) | 眼科装置 | |
JP6733009B2 (ja) | 眼科検査支援システム | |
JP6223527B2 (ja) | 眼科装置、層厚比較方法およびプログラム | |
JP6626485B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム | |
CN111820861A (zh) | 高效人性化的光学相干断层扫描图像采集和展示方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170324 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200306 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200826 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200929 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20201026 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210706 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210902 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211001 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211027 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6968552 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |